JP2000134588A - 送信装置および番組表示装置 - Google Patents

送信装置および番組表示装置

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JP2000134588A
JP2000134588A JP10301519A JP30151998A JP2000134588A JP 2000134588 A JP2000134588 A JP 2000134588A JP 10301519 A JP10301519 A JP 10301519A JP 30151998 A JP30151998 A JP 30151998A JP 2000134588 A JP2000134588 A JP 2000134588A
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JP10301519A
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English (en)
Inventor
Hideaki Ogawa
秀明 小川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送局としては必要なCM等を視聴者に提供
し、視聴者としては好きなタイミングでCM等を再生で
きるようにする。 【解決手段】 番組表示装置11が、再生回数が指示さ
れた付随番組を有する付随番組情報と放送番組識別子お
よび放送番組を有する番組情報とを対に蓄積する蓄積手
段113と、蓄積手段で蓄積された放送番組の再生指示
および蓄積手段で蓄積された付随番組の再生指示を受け
付ける指示受付手段114と、指示受付手段が放送番組
の再生指示を受けた時に、蓄積手段で蓄積された放送番
組を再生する番組再生手段116と、指示受付手段が付
随番組の再生指示を受けた時に、放送番組が再生中か否
か判断し、放送番組が再生中である場合に当該放送番組
に対応する付随番組を蓄積手段から取り出して再生する
付随番組再生手段117とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルテレビな
どの映像または音声を送信、表示する送信装置および番
組表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置についての従来の技術とし
て、特開平10−79711号公報に記載のものがあ
る。本従来技術の構成を図10に示す。図10は放送受
信機と放送局とを有する放送システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0003】図10において、1は放送局、2は放送受
信機である。放送局1と放送受信機2とは、下り回線1
013と上り回線1014とによって接続されている。
放送局1は、多重部1001、送信I/F1002、受
信I/F1012を有する。放送受信機2は、受信I/
F・分離部1003、CM挿入部1004、選択部10
05、蓄積部1006、選択情報伝送部1007、制限
部1008、受信制御部1009、表示部1010、送
信I/F1011を有する。
【0004】図10によると、放送受信機2は蓄積部1
006を持ち、そこにコマーシャル(以下、随時「C
M」という。)を蓄積する。視聴者はCMに対する自分
の嗜好を制限部1008で登録することができる。放送
番組には対応するCMの候補を参照する信号のみを多重
し、受信側では、蓄積されたCMの中から参照信号と視
聴者の嗜好とによって選択されたものが番組に挿入され
る。実際に提供されたCMに関する情報は、選択情報伝
送部1007によって放送局1に送られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
によると、視聴者の嗜好によって適切なCMの選択がさ
れ、一連の番組を構成することができる。
【0006】しかしながら、このような従来の技術で
は、番組を見る前に予めCMが組み込まれるため、視聴
者としてはその時の気分や放送番組の内容などにより好
きな時にCM等を再生したいにもかかわらず、そのよう
なことができず、したがってCM等が本来見たい放送番
組の視聴を妨害することがある。具体的には、サッカー
や野球放送などの番組において、見たいシーンがCMに
より妨害される、という課題がある。さらに、サッカー
や野球放送などでは見たいシーン、見なくても良いシー
ンは個人によって異なるが、その個人差に対応したCM
放送ができないという課題もある。
【0007】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、放送局としては必要なCM等を視聴者に提供し、視
聴者としては好きなタイミングでCM等を再生できるよ
うにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の技術的手段は、送信装置および番組表示装置か
らなる放送システムであり、送信装置は再生回数が指示
された映像および、または音声を有する付随番組を送信
する。番組表示装置は、再生回数が指示された付随番組
を有する付随番組情報と放送番組識別子および放送番組
を有する番組情報とを蓄積する蓄積手段と、蓄積手段で
蓄積された放送番組の再生指示および蓄積手段で蓄積さ
れた付随番組の再生指示を受け付ける指示受付手段と、
指示受付手段が放送番組の再生指示を受けた時に、蓄積
手段で蓄積された放送番組を再生する番組再生手段と、
指示受付手段が付随番組の再生指示を受けた時に、放送
番組が再生中か否か判断し、放送番組が再生中である場
合に当該放送番組に対応する付随番組を蓄積手段から取
り出して再生する付随番組再生手段とを有するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の本発明の送信装置
は、映像および、または音声を有するとともに再生回数
が指示された付随番組を送信するように構成されたもの
である。これにより、再生回数を付与した付随番組を送
信することができる。
【0010】請求項2記載の本発明の番組表示装置は、
再生回数が指示された付随番組を有する付随番組情報と
放送番組識別子および放送番組を有する番組情報とを蓄
積する蓄積手段と、前記蓄積手段で蓄積された放送番組
の再生指示および前記蓄積手段で蓄積された付随番組の
再生指示を受け付ける指示受付手段と、前記指示受付手
段が放送番組の再生指示を受けた時に、前記蓄積手段で
蓄積された放送番組を再生する番組再生手段と、前記指
示受付手段が付随番組の再生指示を受けた時に、放送番
組が再生中か否か判断し、放送番組が再生中である場合
に当該放送番組に対応する付随番組を前記蓄積手段から
取り出して再生する付随番組再生手段とを有するもので
ある。これにより、視聴者が好きなタイミングで付随番
組を再生することができる。
【0011】請求項3記載の本発明の番組表示装置は、
付随番組の再生回数を管理する回数管理手段と、付随番
組再生手段が付随番組を再生したときに、前記回数管理
手段で管理されている再生回数を当該再生回数から1を
減算した値に書き換える再生回数書換手段とをさらに具
備し、回数管理手段で管理されている再生回数が0の場
合には、付随番組再生手段が付随番組を再生しないよう
に構成されているものである。これにより、付随番組を
所定の回数だけ再生することができる。
【0012】請求項4記載の本発明の番組表示装置は、
回数管理手段で管理されている再生回数を出力する回数
表示手段をさらに具備するものである。これにより、残
りの再生回数を表示することができる。
【0013】請求項5記載の本発明の番組表示装置は、
番組の終了を確認する番組終了確認手段と、前記番組終
了確認手段が番組の終了を確認したときに回数管理手段
で管理されている再生回数を取出す再生回数取出手段
と、前記再生回数取出手段が取出した再生回数が1以上
であるときに、当該再生回数分だけ付随番組を再生する
残回数再生手段とをさらに具備するものである。これに
より、放送番組提供者の期待する回数の付随番組を視聴
者に視聴させることができる。
【0014】以下、本発明に係る送信装置と番組表示装
置としての受信装置とを実施の形態に基づいて説明す
る。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態にもとづ
く放送システムの構成図であり、10は送信装置、11
は受信装置である。
【0015】本実施の形態においては、受信装置11が
送信装置10により送信された放送番組及び付随番組を
蓄積した後に再生する場合について説明する。また、本
実施の形態においては、付随番組をCMとして説明す
る。
【0016】送信装置10において、101は番組蓄積
手段、102はCM蓄積手段、103は多重化手段、1
04は送信手段である。受信装置11において、111
は受信手段、112は分離手段、113は蓄積手段、1
14は指示受付手段、115は制御手段、116は番組
再生手段、117はCM再生手段、118はディスプレ
イ、119は回数管理手段、120は回数表示手段、1
21は状態管理手段、122は番組再生点管理手段であ
る。
【0017】送信装置10における番組蓄積手段101
は、番組識別子と、当該番組識別子で識別される放送番
組とを蓄積する。CM蓄積手段102は、番組識別子
と、当該番組識別子で識別される番組表示中に表示され
るべきCMと、当該CMが再生されるべき回数とを一組
としたCM情報を蓄積する。なお、本実施の形態におい
てCMは映像と音声との少なくともいずれか一方を有す
る。
【0018】多重化手段103は、番組蓄積手段101
に蓄積されている番組情報とCM蓄積手段102に蓄積
されているCM情報とを多重化する。送信手段104
は、多重化手段103により多重化された情報を送信す
る。
【0019】受信装置11における受信手段111は、
送信手段104により送信された情報を受信する。分離
手段112は、受信手段111が受信した情報を番組情
報とCM情報とに分離する。
【0020】蓄積手段113は、分離手段112で分離
した番組情報とCM情報とを分離して蓄積する。指示受
付手段114は、視聴者からの番組再生指示、CM再生
指示および番組停止指示を受け付ける。ここでは、番組
再生指示は番組識別子と当該番組識別子で識別される放
送番組を再生することを指示する信号からなり、CM再
生指示はCMを再生することを指示する信号からなり、
番組停止指示は番組を停止することを指示する信号から
なる。
【0021】番組再生手段116は、蓄積手段113に
蓄積されている放送番組を再生する。CM再生手段11
7は、蓄積手段113に蓄積されているCMを再生す
る。
【0022】回数管理手段119は、CMを再生する回
数を管理する。回数表示手段120は、回数管理手段1
19で管理されているCM表示回数をディスプレイ12
0に表示する。
【0023】状態管理手段121は、受信装置11の状
態を管理する。なお、状態としては、“番組再生中”、
“CM再生中”、“空”の3つがあり、状態が“番組再
生中”と“CM再生中”である場合には番組識別子も管
理する。
【0024】番組再生点管理手段122は、番組の再生
地点を管理する。本実施の形態においては、番組再生地
点を管理するために、番組識別子と当該番組識別子で識
別される番組の番組再生カウンタとを対にして保持す
る。
【0025】ディスプレイ118は、放送番組やCM等
を表示するもので、CRT、液晶、プラズマディスプレ
イなどで構成される。制御手段115は、指示受付手段
114が番組再生指示を受け付けた場合に、番組再生手
段116に番組を再生する指示をする。さらに制御手段
115は、指示受付手段114がCM再生指示を受け付
けた場合に、番組再生中か否かを判断し、番組再生中で
あればCM再生手段117にCMを再生する指示をし、
また指示受付手段114が番組停止指示を受け付けた場
合に、CM再生中であるか否かを判断し、CM再生中で
なければ番組再生手段116に番組再生を停止すること
を指示する等の受信装置の制御を行う。制御手段115
の動作の詳細については、以下の図3のフローチャート
にもとづいて詳細に説明する。
【0026】上記のような構成により、送信装置10
は、番組識別子で関係付けられる放送番組を有する番組
情報と、CMの再生回数を有するCM情報とを多重化
し、送信する。
【0027】以下、本実施の形態における受信装置11
での放送番組を蓄積する動作について、図2のフローチ
ャートを用いて説明する。 (ステップS201)受信手段111が送信手段104
からの放送番組を含む情報を受信したか否かを判断す
る。放送番組を含む情報を受信すればステップS202
に行く。放送番組を含む情報を受信していなければステ
ップS201に戻る。 (ステップS202)受信手段111が送信手段104
から送信された放送番組を含む情報を取得する。
【0028】(ステップS203)分離手段112は、
受信手段111が受信した情報を、番組情報とCMの表
示回数を有するCM情報とに分離する。
【0029】(ステップS204)分離手段112は、
分離した番組情報とCM情報とをそれぞれ対応づけて蓄
積手段113に蓄積する。ステップS201に戻る。
【0030】さらに、本実施の形態における受信装置1
1での蓄積した放送番組またはCMを再生する動作につ
いて、図3のフローチャートを用いて説明する。 (ステップS301)指示受付手段114が視聴者から
受信装置11への動作指示を示す信号を受けたか否か判
断する。動作指示を含む信号を受ければステップS30
2に行き、動作指示を含む信号を受けなければステップ
S301に戻る。 (ステップS302)制御手段115は、指示受付手段
114が受付けた指示が番組識別子および番組再生指示
であるか否か判断する。当該指示であればステップS3
03に行き、当該指示でなければステップS312に行
く。 (ステップS303)制御手段115は、状態管理手段
121で管理されている状態が“CM再生中”であるか
否か判断する。“CM再生中”であればステップS30
1に戻り、“CM再生中”でなければステップS304
に行く。 (ステップS304)制御手段115は、状態管理手段
121で管理されている状態が“番組再生中”であるか
否か判断する。“番組再生中”であればステップS30
5に行き、“番組再生中”でなければステップS306
に行く。 (ステップS305)制御手段115は、状態管理手段
121で管理されている番組識別子が、指示受付手段1
14が受け付けた番組識別子と一致しているか否か判断
する。一致していればステップS301に戻り、一致し
ていなければステップS306に行く。 (ステップS306)制御手段115は、番組再生点管
理手段122に、指示受付手段114が受け付けた番組
識別子と、当該番組識別子で識別される番組の再生カウ
ンタの値“0”とを対として設定する。 (ステップS307)制御手段115は、蓄積手段11
3から再生指示のあった番組識別子と対になっているC
M情報が有するCM再生回数を取出し、当該CM再生回
数を回数管理手段119に格納するとともに、当該CM
再生回数を表示するようにCM再生手段117に促す。 (ステップS308)回数表示手段120は、CM再生
回数をディスプレイ118に表示する。
【0031】(ステップS309)制御手段115は、
状態管理手段121の状態を、再生指示のあった番組識
別子と“番組再生中”とに書き換える。
【0032】(ステップS310)制御手段115は、
指示受付手段114が受信した番組識別子で識別される
番組の再生を番組再生手段116に指示する。
【0033】(ステップS311)番組再生手段116
は、番組識別子で識別される放送番組を蓄積手段113
から取出し、当該放送番組を再生する。ステップS30
1に戻る。
【0034】(ステップS312)制御手段115は、
指示受付手段114が受付けた指示がCM再生指示であ
るか否かを判断する。当該指示であればステップS31
3に行き、当該指示でなければステップS322に行
く。 (ステップS313)制御手段115は、回数管理手段
119で管理されているCM再生回数が1以上か否か判
断する。CM再生回数が1以上であればステップ314
に行き、1以上でなければステップS301に戻る。 (ステップS314)制御手段115は、状態管理手段
121で管理されている状態が“番組再生中”であるか
否か判断する。“番組再生中”であればステップS31
5に行き、“番組再生中”でなければステップS301
に戻る。 (ステップS315)制御手段115は、番組再生手段
115に、番組の再生を停止することを促す。
【0035】(ステップS316)番組再生手段115
は番組の再生を停止する。
【0036】(ステップS317)番組再生手段115
は番組の再生を停止し、停止した地点を番組再生カウン
タに設定し、番組再生点管理手段122に格納する。
【0037】(ステップS318)制御手段115は、
状態管理手段121の状態を“CM再生中”に書き換え
る。
【0038】(ステップS319)制御手段115は、
CM再生手段117にCMを再生するように促す。
【0039】(ステップS320)CM再生手段117
は、状態管理手段121に格納している番組識別子を取
出すとともに、当該番組識別子により特定されるCMを
蓄積手段113から取出し、ディスプレイ118に表
示、再生する。 (ステップS321)制御手段115は、回数管理手段
119で管理されているCM再生回数を取出し、当該C
M再生回数から1を引いた数を回数管理手段119のC
M再生回数として格納する。ステップS301に戻る。 (ステップS322)制御手段115は、指示受付手段
114が受付けた指示が番組停止指示であるか否かを判
断する。当該指示であればステップS323に行き、当
該指示でなければステップS301に戻る。 (ステップS323)制御手段115は、状態管理手段
121で管理されている状態が“CM再生中”であるか
否か判断する。“CM再生中”であればステップS30
1に戻り、“CM再生中”でなければステップS324
に行く。 (ステップS324)制御手段115は、状態管理手段
121で管理されている状態が“番組再生中”であるか
否か判断する。“番組再生中”であればステップS32
5に行き、“番組再生中”でなければステップS301
に戻る。 (ステップS325)制御手段115は、状態管理手段
121で管理されている状態(番組識別子を含む)を消
去する。つまり、状態を“空”にする。
【0040】(ステップS326)制御手段115は、
番組再生手段116に、番組の再生を停止することを促
す。
【0041】(ステップS327)番組再生手段115
は番組の再生を停止する。ステップS301に戻る。
【0042】上記で説明した受信装置11の具体的なC
M再生の動作について、図4〜図7を用いて説明する。
図4は、送信装置10から送信される番組情報とCM情
報のデータの構成を示した図である。番組情報とCM情
報は多重化することも可能であるし、パケットストリー
ム内にCM情報と番組情報を格納して送信することも可
能である。後者の場合には、番組情報中の番組識別子と
CM情報中の番組識別子およびCM再生回数を映像また
は音声のメディアのパケットストリーム内にプライベー
トデータとして記述する。図4では、パケットストリー
ム内には、まずCM情報が格納され、続いて番組情報が
格納されている。CM情報には、CMの映像、音声、お
よび関連付けられる番組を識別する番組識別子と、CM
再生回数とが含まれる。番組識別子およびCM再生回数
は、パケットストリーム内のプライベートデータとして
格納される。
【0043】図4に示すようなCM情報を含む番組が送
信装置10から受信装置11に送信され、受信装置11
の受信手段111で受信され、分離手段112で番組情
報とCM情報が分離され、蓄積手段113で蓄積され
る。
【0044】視聴者から番組識別子を有する番組再生指
示を受けた時には、当該番組識別子で識別される番組を
蓄積手段113から取出し、再生する。番組再生中に
は、図5に示すようにCMを再生しなければならない回
数(「5回」)がディスプレイ118上に表示される。
【0045】番組再生中にリモートコントローラーなど
の操作手段により視聴者からCM再生指示が送信された
場合には、ディスプレイ118上の表示が、図5に示す
番組再生中から図6に示すCMに切り替わる。
【0046】なお、CMの再生が終了すると、CM再生
回数が“1”減算されてCM再生回数の表示も切り替わ
るが、このCM再生回数の表示処理については実施の形
態2において説明する。
【0047】また、図3のフローチャートで示したが、
状態が“番組再生中”のときだけCMを再生し、状態が
“CM再生中”の場合は、視聴者からの信号を受け付け
ない。
【0048】図3には示していないが、視聴者からのC
M再生指示のみではなく、CM再生中は番組再生指示
(つまり、再生する番組の切り替え指示)や電源OFF
などの他の指示も受付けないこととする。つまり、本実
施の形態においては強制的にCMを全て表示させる構成
とする。
【0049】また、本実施の形態においては、図3には
示していないが、CMを終了した後は、ステップS31
7で格納した番組再生カウンタに示す番組再生点から、
番組の再生を続行するものとする。
【0050】また、本実施の形態において、再生回数を
付与して送信装置10から送信しかつ受信装置11にお
いて再生した付随番組はCMであったが、CM以外の情
報、例えば、クイズ番組中に表示される応募要綱等など
でも良い。つまり、付随番組は、放送番組に直接関係の
ないものでも良いし、放送番組に関連のあるものでも良
い。
【0051】また、本実施の形態において、CM再生指
示により、放送番組を停止してCMに切り替わったが、
図7に示すように、放送番組は停止せずにCMが放送番
組に重畳してディスプレイ118の一部に表示されても
良い。
【0052】また、本実施の形態において、放送番組と
付随番組は受信手段により受信したが、ネットワークに
より取出しても良いし、DVDなどの蓄積媒体に格納さ
れていることを想定して再生しても良い。
【0053】また、本実施の形態において、受信手段と
CMや放送番組を再生する手段とが一つの受信装置にあ
ったが、受信手段とCMや放送番組を再生する手段が分
離しており、後者を番組表示装置とするものでも良い。
【0054】以上より、本実施の形態においては、一定
の表示回数を保持するがいつ再生しても良いCMなどの
付随番組を視聴者の好きなタイミングで再生することが
でき、かつ放送局側が期待する回数だけ視聴者に見せる
ことができる。
【0055】また、CM等の付随番組の表示回数をディ
スプレイに表示して視聴者に知らしめることにより、よ
り適切なタイミングで視聴者に付随番組を表示せしめる
ことができる。
【0056】さらに、CM等の付随番組の再生中は、番
組再生指示などの視聴者からの指示を受け付けないこと
により、強制的に付随番組を終了まで再生させることが
できる。
【0057】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について、図8を参照して説明する。この図8にお
いて、実施の形態1と同一の構成で、かつ同一の作用を
する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異
なる部分を中心に説明する。
【0058】この図8は、放送システムの構成図であ
り、10は送信装置、81は受信装置である。本実施の
形態においても、受信装置81が送信装置10により送
信された放送番組を蓄積した後に再生する場合について
説明する。
【0059】送信装置10の構成は実施の形態1で説明
した通りである。受信装置81において、111は受信
手段、112は分離手段、113は蓄積手段、114は
指示受付手段、811は制御手段、116は番組再生手
段、117はCM再生手段、118はディスプレイ、1
19は回数管理手段、120は回数表示手段、121は
状態管理手段、122は番組再生点管理手段である。
【0060】制御手段811は、視聴者から動作指示が
されなかった場合に、番組の再生が終了したか否か、ま
たCM再生が終了したか否かを判断し、番組再生の終了
またはCM再生の終了を検知した場合に、以下に示す制
御を行う。
【0061】以下、図9のフローチャートを用いて、受
信装置81における番組再生終了時およびCM再生終了
時の動作について説明する。
【0062】(ステップS901)視聴者から受信装置
81への動作指示を示す信号を指示受付手段114が受
けたか否かを判断する。動作指示を含む信号を受けなけ
ればステップS902に行く。動作指示を含む信号を受
けた後は、実施の形態1で説明した図3のステップS3
02以下の動作を行う。 (ステップS902)制御手段811は、状態管理手段
121に格納されている番組識別子で識別される番組の
再生が終了したか否か判断する。番組再生が終了してい
ればステップS903に行き、番組再生が終了していな
ければステップS909に行く。 (ステップS903)制御手段811は、回数管理手段
119で管理されているCM再生回数を取出し、当該回
数が0か否か判断する。当該回数が0であればステップ
S901に戻り、0でなければステップS904に行
く。 (ステップS904)制御手段811は、CM再生手段
117に、CMを再生するように促す。
【0063】(ステップS905)CM再生手段117
は、状態管理手段121に格納している番組識別子を取
出し、当該番組識別子により特定されるCMを蓄積手段
113から取出し、ディスプレイ118に表示、再生す
る。 (ステップS906)制御手段811は、回数管理手段
119で管理されているCM再生回数を取出し、当該C
M再生回数から1を引いた数を回数管理手段119のC
M再生回数として格納する。 (ステップS907)制御手段811は、蓄積手段11
3から再生指示のあった番組識別子と対になったCM情
報が有するCM再生回数を取出し、当該CM再生回数を
表示するようにCM再生手段117に促す。 (ステップS908)CM再生手段117は、CM再生
回数をディスプレイ118に表示する。ステップS90
3に戻る。
【0064】(ステップS909)制御手段811は、
CMの再生が終了したか否か判断する。CM再生が終了
していればステップS910に行き、CM再生が終了し
ていなければステップS901に戻る。 (ステップS910)制御手段811は、蓄積手段11
3から再生指示のあった番組識別子と対になったCM情
報が有するCM再生回数を取出し、当該CM再生回数を
表示するようにCM再生手段117に促す。 (ステップS911)CM再生手段117は、CM再生
回数をディスプレイ118に表示する。
【0065】(ステップS912)制御手段811は、
状態管理手段121で管理されている番組識別子で識別
される番組を、状態管理手段121で管理されている番
組再生カウンタを番組再生点として再生することを、番
組再生手段116に指示する。 (ステップS913)番組再生手段116は、番組識別
子で識別される放送番組を、指示された番組再生点から
再生する。ステップS901に戻る。
【0066】上記で説明した受信装置81の具体的なC
M再生の動作について説明する。いま、必要なCM再生
回数が5回であった場合に、放送番組再生中に視聴者の
指示で2回再生した後に放送番組が終了したとすると、
放送番組の終了後に直ちに残りの3回のCM再生を行
う。そのCM再生中は、視聴者からの「番組再生停止」
や「電源OFF」などの指示を受け付けない。また、必
要なCM再生回数をディスプレイ118上に表示し、C
Mを1回再生する毎に、1引いた再生回数を表示する。
【0067】なお、本実施の形態においては、受信手段
と、CMや放送番組を再生する手段とが一つの受信装置
にあったが、受信手段とCMや放送番組を再生する手段
とが分離した構成であって、後者が番組表示装置であっ
ても良い。
【0068】以上のように、実施の形態2によれば、視
聴者の好きなタイミングでCM等の付随番組を再生で
き、かつ放送番組提供者の期待する回数の付随番組を視
聴者に見せることができる。
【0069】また、CM再生回数を表示することによ
り、視聴者は必要なCM再生回数を容易に知ることがで
きる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の送信装置
および番組表示装置によれば、再生回数を付与した付随
番組を送信することができ、放送局としては必要なCM
等の付随番組を視聴者に提供し、視聴者としては好きな
タイミングでCM等の付随番組を再生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の送信装置および番組表
示装置を備えた放送システムの構成図である。
【図2】図1の放送システムにおける番組を蓄積する動
作について説明するフローチャートである。
【図3】図1の放送システムにおける放送番組またはC
Mを再生する動作について説明するフローチャートであ
る。
【図4】図1の放送システムにおいて送信装置から送信
される番組情報とCM情報のデータの構成図である。
【図5】図1の放送システムのディスプレイにおけるC
M再生回数の表示例を示す図である。
【図6】図1の放送システムのディスプレイにおけるC
Mの再生例を示す図である。
【図7】図1の放送システムのディスプレイにおけるC
Mの他の再生例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2の送信装置および番組表
示装置を備えた放送システムの構成図である。
【図9】図8の放送システムにおける番組再生終了時お
よびCM再生終了時の動作について説明するフローチャ
ートである。
【図10】従来の放送システムの構成図である。
【符号の説明】
10 送信装置 11、81 受信装置 101 番組蓄積手段 102 CM蓄積手段 103 多重化手段 104 送信手段 113 蓄積手段 114 指示受付手段 115、801 制御手段 116 番組再生手段 117 CM再生手段(付随番組再生手段) 119 回数管理手段 120 回数表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像および、または音声を有するととも
    に再生回数が指示された付随番組を送信するように構成
    されたことを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 再生回数が指示された付随番組を有する
    付随番組情報と、放送番組識別子および放送番組を有す
    る番組情報とを蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段で蓄積された放送番組の再生指示および前
    記蓄積手段で蓄積された付随番組の再生指示を受け付け
    る指示受付手段と、 前記指示受付手段が放送番組の再生指示を受けた時に、
    前記蓄積手段で蓄積された放送番組を再生する番組再生
    手段と、 前記指示受付手段が付随番組の再生指示を受けた時に、
    放送番組が再生中か否か判断し、放送番組が再生中であ
    る場合に当該放送番組に対応する付随番組を前記蓄積手
    段から取り出して再生する付随番組再生手段とを有する
    ことを特徴とする番組表示装置。
  3. 【請求項3】 付随番組の再生回数を管理する回数管理
    手段と、 付随番組再生手段が付随番組を再生したときに、前記回
    数管理手段で管理されている再生回数を当該再生回数か
    ら1を減算した値に書き換える再生回数書換手段とをさ
    らに具備し、 回数管理手段で管理されている再生回数が0の場合に
    は、付随番組再生手段が付随番組を再生しないように構
    成されていることを特徴とする請求項2記載の番組表示
    装置。
  4. 【請求項4】 回数管理手段で管理されている再生回数
    を出力する回数表示手段をさらに具備することを特徴と
    する請求項3記載の番組表示装置。
  5. 【請求項5】 番組の終了を確認する番組終了確認手段
    と、 前記番組終了確認手段が番組の終了を確認したときに回
    数管理手段で管理されている再生回数を取出す再生回数
    取出手段と、 前記再生回数取出手段が取出した再生回数が1以上であ
    るときに、当該再生回数分だけ付随番組を再生する残回
    数再生手段とをさらに具備することを特徴とする請求項
    3または4記載の番組表示装置。
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