JP4181835B2 - 情報再生装置及び情報再生方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像情報などの情報を再生する情報再生装置及び情報再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
TV(Television)放送やVTR(Video Tape Recorder)、DVD(Digital Versatile Disk/Digital Video Disk)プレーヤなどで再生される映像では、通常の家庭用TVの表示画面で見えている映像範囲だけでなく、業務用モニタなどでアンダースキャンした時に確認できる映像情報のブランキング部や有効映像ラインの先頭部分に、通常の映像情報とは異なった情報が含まれていることがある。
【0003】
この情報とは、例えば、VBI(Vertical Blanking Interval)ID情報やWSS(Wide Screen Signalling)などのID情報であり、コピー制限や、表示画面の縦横比に従った表示制御、字幕スーパーを表示するクローズドキャプション(Closed Caption)などに利用され、これらに対応した映像機器では該情報に基づいて表示、記録/再生制御が行われている。
【0004】
一方、上記のような技術が使われる中、多くのテレビ放送、例えば地上波における民間放送においては、民放各社が番組提供のために番組スポンサーを募り、そのスポンサー料/広告料により放送業務を運営し、一般視聴者に対して無料で映像情報(放送)の提供を行っている。そのために、提供番組の冒頭や途中、最後などにコマーシャル(以下、CM)を挿入することが一般的である。
【0005】
これに対して視聴者は、家庭用の据え置き型VTRなどを用いて、テレビ番組などの任意の映像を記録(予約録画や裏番組録画など)し、視聴者の都合の良い時間に再生し、視聴していることも多い。さらに、視聴者によっては、無料放送とはいえ番組の途中でCMが挿入されて番組内容が中断されることを嫌い、タイムシフト視聴するだけでなく、再生映像を早送り再生(サーチ再生)してCMをスキップ(飛ばし見)することもある。
【0006】
さらに近年、家庭用に採用されだした映像情報の記録メディアとしては、ランダムアクセス可能な記憶媒体、例えばハードディスクドライブ(HDD)や、DVDメディアなどの光ディスクに記録するものもあり、これらの機器では、テープよりも速いサーチ再生ができる特徴を持ち、従来のテープ媒体の使用時以上に、容易にCMをスキップして視聴することも可能となってきている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−333406号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
こうした背景の下、番組を提供する側から見た場合、視聴者の都合によりCM部分の映像をサーチ再生してCMをスキップされると、番組提供側が意図したCMの内容が十分に視聴者に伝わらないことがあるばかりか、番組放送の時間枠中で確立された「番組+スポンサーCM」の概念が成立しなくなることが予想される。
【0009】
このような視聴者や視聴される条件に対応して、CMの新たな伝達形態を制御することができれば、視聴者の利便性を著しく阻害することなく、新たな形でCMを視聴者に見てもらうことが可能となり、スポンサーを伴う商用ビジネスとしての番組提供を継続していくことも可能となる。端的には、予約録画等で記録された番組のうち、CM部分だけを単純にサーチ再生により飛ばし見されることを防止できれば、今後も継続してスポンサーを獲得できる可能性が開けることから、サーチ再生にも対応した映像(CM)再生を可能にする手段の実現が望まれていた。
【0010】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、映像再生時に容易に飛ばし見される可能性の高いCM映像等のサーチ再生中でも、通常の映像(CM等)再生時とは異なった、サーチ再生にも対応した映像再生を可能にする情報再生装置及び情報再生方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る情報再生装置では、映像情報を含む情報を記録媒体から再生する再生手段と、前記再生手段により再生された映像情報に付加された所定の情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された付加情報を表示情報に変換する変換手段と、前記再生手段により再生された映像情報を表示装置に出力する映像出力手段とを備え、前記映像出力手段は、前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記変換手段により得られた表示情報を前記早送りの指示により早送り再生された前記映像情報に合成して前記表示装置に出力し、前記早送り再生された映像情報の早送り再生の解除の指示に応じて、前記変換手段により得られた表示情報の合成をしないで、通常再生された前記映像情報を出力することを特徴とする。
請求項3の発明に係る情報再生装置では、映像情報を含む情報を記録媒体から再生する再生手段と、前記再生手段により再生された映像情報に付加された所定の情報を検出する情報検出手段と、前記情報検出手段により検出された付加情報に含まれるリンク先情報を検出し、前記リンク先情報に基づいてインターネットの前記リンク先から情報を取得する情報取得手段と、前記再生手段により再生された映像情報を表示装置に出力する映像出力手段とを備え、前記映像出力手段は、前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記情報取得手段により得られた情報を前記早送りの指示により早送り再生された前記映像情報に合成して前記表示装置に出力し、前記早送り再生された映像情報の早送り再生の解除の指示に応じて、前記情報取得手段により得られた情報の合成をしないで、通常再生された前記映像情報を出力することを特徴とする。
請求項4の発明に係る情報再生方法では、映像情報を含む情報を記録媒体から再生する再生工程と、前記再生工程により再生された映像情報に付加された所定の情報を取得する情報取得工程と、前記情報取得工程により取得された付加情報を表示情報に変換する変換工程と、前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記変換工程により得られた表示情報を前記早送りの指示により早送り再生された前記映像情報に合成して表示装置に出力し、前記早送り再生された映像情報の早送り再生の解除の指示に応じて、前記変換工程により得られた表示情報の合成をしないで、通常再生された前記映像情報を出力する映像出力工程とを有することを特徴とする。
請求項6の発明に係る情報再生方法では、映像情報を含む情報を記録媒体から再生する再生工程と、前記再生工程により再生された映像情報に付加された所定の情報を検出する情報検出工程と、前記情報検出工程により検出された付加情報に含まれるリンク先情報を検出し、前記リンク先情報に基づいてインターネットの前記リンク先から情報を取得する情報取得工程と、前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記情報取得工程により得られた情報を前記早送りの指示により早送り再生された前記映像情報に合成して表示装置に出力し、前記早送り再生された映像情報の早送り再生の解除の指示に応じて、前記情報取得工程により得られた情報の合成をしないで、通常再生された前記映像情報を出力する映像出力工程とを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
[第一実施形態]
<情報再生装置の構成>
図1は、本発明の第一実施形態に係る情報再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【0019】
この情報再生装置は、映像記録媒体に磁気テープを用いた据え置き型のVTR(Video Tape Recorder)で構成されているものとする。
【0020】
同図において、101は映像情報入力部で、TV放送を受信するアンテナからの信号や、ケーブルテレビ網のケーブルアダプタからの信号(または、アダプタそのものを映像情報入力部101に含むことも想定可能)、外部映像機器からのアナログ映像信号を接続するインタフェース等を備え、各種TV番組や外部映像機器からの映像を取得して本機内部で扱える信号に変換する部分である。また、近年のケーブルテレビなどにおいては、映像情報だけでなく、データ通信も入出力多重化が可能であり、インターネットへの接続i/f手段も兼ねている場合もある。
【0021】
102は、本発明の各制御手順を実行するための制御部である。後述する、図2のフローチャートで示すような各種制御手順を実行する。103は汎用記憶部で、本発明の各種制御手段を実現するためのプログラム及びデータ等を納め、制御実行のために必要に応じて作業領域としても使用するRAMやフラッシュROMである。
【0022】
104は映像処理、記録再生制御を含むビデオ制御部であり、ここでは映像情報入力部101からの映像をテープ記録/再生に挿入された記録テープ(不図示)に記録したり、逆に、記録されたテープを再生して、映像出力部107を通じて、外部の表示部112に表示したりする。
【0023】
105はテープ記録/再生部で、挿入されているテープに映像を記録/再生する。106は入力操作部で、特に図示はしないが、選択ボタンや決定ボタン、チャンネルボタン、各種モードボタンなどを備えており、例えば、映像出力部107に接続される外部の表示部112の画面上に表示される映像情報から、視聴する番組を選択したり、各種設定を行うために使用する。
【0024】
107は映像出力部で、映像入力部101から入ってきた映像、またはテープ記録/再生部でテープ再生された映像を出力し、外部の表示部112へ送り表示させる。108はOSD(On Screen Display)キャラクタジェネレータ部で、漢字、平仮名、英字、数字記号などのキャラクタ・フォントROMを含むものとする。制御部102からのシリアルデータ通信によりキャラクタコードや表示位置、表示色などの制御を受けて、ビデオ制御部104にOSDの表示信号を、ビデオ制御部104からの各種同期信号に基づいて出力する。
【0025】
109は計時部であり、リアルタイムクロック(RTC)とバックアップ電池を備え、日時をカウントしており、制御部102からの要求に応じて、日時を返信する。110は外部記録媒体接続インタフェースで、ここでは、メモリカードのスロットとする。111は外部記憶媒体で、ここではメモリカードとする。112は外部の表示部で、本装置の外に接続したCRT(TV)またはLCDなどで構成されている。
【0026】
<第一実施形態の制御>
図2は、第一実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【0027】
ここでは例えば、本実施形態の情報再生装置において、予め録画されたテープを再生した時にユーザがCM部をサーチ再生により早送りしても、このサーチ再生により飛ばし見されてしまう通常再生のCMに代わる内容をユーザに対して表示するための制御手法を実現する。
【0028】
まずステップS201では、ユーザから入力操作部106の操作を受け、予め記録された録画テープの再生をスタートさせる。次のステップS202では、通常再生中で、テープ記録/再生部105に挿入されている記録テープ(不図示)に記録されている映像情報を、ビデオ制御部104により制御部102の制御を受けながら再生する。再生映像は、映像出力部107を通じて、外部の表示部112に表示する。
【0029】
ステップS203の説明に移る前に、以下で採用したVBIDについて、旧EIAJのCPR−1204「VBIを用いたビデオID信号伝達方法(525ラインシステム)」(以下VBID)を使った場合を例に説明する。
【0030】
VBIDは、垂直ブランキング期間(VBI:Video BlankingInterval)の輝度信号の第20ライン及び第283ラインの有効映像部分に、70IREまたは0IREで表される20bitのデジタル信号を配し、この20bitのデジタル信号を識別信号としてコード化して伝送する。また、第20ラインと第283ラインには原則として同じ情報が伝送される。
【0031】
信号波形は、図3に示すように、TV信号の走査線の1ライン(1H)の上に輝度信号に重畳してReferenceビット(Refビット)の後に続けて20bitのID情報を伝送し、その並びはbit1からbit20である。この20bitのbitの分類は図4のように定義されている。ここで図4中の、1−Aは、アスペクト比に関する情報であり、1−Bは、WORD2(1−C)で伝送する16種類の情報を示すヘッダーであり、1−Cは、WORD1(1−B)で指定された項目の情報であり、1−Dは、CRCコード(エラーチェックコード)である。これらのデータを決められた数連続したフレーム、または単位時間に当たりで規定された回数を使って、情報を伝送するものである。この中で、本実施形態で用いるのは、図4のbit3〜bit6のWORD1において文字情報であることを指定し、bit7(LSB)〜bit14(MSB)のWORD2において文字情報を扱う場合である。
【0032】
文字情報には、文字そのものを示す2バイトの符号(文字符号)と、その表示の仕方としてカテゴリー、表示位置、色、改行などを制御するための2バイトの符号(カテゴリー符号、制御符号)がある。VBIDの伝送手順は図5に示すように、カテゴリー符号、制御符号、文字符号の順番に伝送する。これらの符号の組み合わせにより、任意の文字列を任意の場所に、任意の文字色、その他方法で表示する。
【0033】
すなわち、最初にカテゴリー符号(1バイト)が伝送され、この符号を認識して初めて文字情報が受信され、次のカテゴリー符号が来るまでそのカテゴリー内容が有効となる。カテゴリー符号には1ビットのチャンネルビットが含まれていて、全く異なる内容の文字情報を二つ混在して伝送されて来ることがある。
【0034】
カテゴリー符号に続けて制御符号(2バイト)が、上位データ、下位データと2フレームで伝送されてくる。制御符号は、続けて幾つかの制御情報が送られてくることもあり、これによりその後送られてくる、文字符号の内容の表示制御(表示位置や表示属性など)を行う。制御符号に続けて文字符号(2バイト列)が、上位データ、下位データと2フレームで伝送されてくる。これらの文字列を、カテゴリー符号と制御符号の内容に従って表示制御する。
【0035】
なお、背景色は、CPR−1204の中で規定されているのは半輝度白(ハーフトーン)であるが、本実施形態においては、これらの規定に制限されることなく、任意の背景色で表示可能とする。
【0036】
ステップS203では、NTSC方式のTV信号において、輝度信号の垂直ブランキング期間の第20ライン及び第283ラインの有効映像部分に乗っている上記で説明したVBIDを検出して、内容に応じて汎用記憶部103のメモリに記録する。この時、この検出内容を映像出力部107には出力しない。仮にここでは「ABC提供 新発売 デジタルビデオ」となるテキストコードを検出し汎用記憶部103に保存しているものとする。
【0037】
ステップS204では、ユーザにより入力操作部105の早送り再生のボタンが押されたことを検出し、映像の早送り再生動作開始と共に、ステップS205に進む。また、ユーザにより入力操作が行われるまでは、ステップS202に戻り、通常再生とVBIDの記録を継続する。
【0038】
なお、ここでは説明の簡略化のために、入力操作として早送り再生のみを採り上げているが、入力操作としては、終了も含めて早送り再生以外の機能を持つのが通常である。
【0039】
ステップS205では、早送り再生映像の上にOSD表示を行う。手順はステップS203で保存されているVBIDによるテキスト情報を、表示制御情報に従ってOSDキャラクタジェネレータ部108に送る。OSDキャラクタジェネレータ部108からキャラクタを表示するための信号を受けたビデオ制御部106では早送り再生映像に対しキャラクタを合成し、映像出力部107を通じて外部の表示部112に表示させる。
【0040】
この時、表示部112に表示される様子を図6(a),(b)に示す。ステップS204で早送り再生ボタンが押されるまでは、表示部112において図6(a)に示す様に動画などの通常のテープ再生画(図中の“A”の部分)が表示されているものとする。これに対して、ステップS204で早送り再生が開始されステップS205でそれまで蓄積したVBID情報に基づいたキャラクタをOSD表示した様子を示しているのが図6(b)である。ここでは、矩形領域501に「ABC提供 新発売 デジタルビデオカメラ」と表示している。
【0041】
ステップS206で、ユーザにより早送り再生が解除されるとステップS207に進み、解除されるまではステップS205に戻るものとする。ステップS207では、ステップS206でユーザにより早送り再生が解除されたのを受けて、通常再生に戻る。ステップS208で終了し、必要に応じてステップS201で再びスタートする。
【0042】
以上により、従来では、CMを早送りなどをして飛ばして見られてしまうと、番組提供側が意図した内容が十分に視聴者に伝わらないことがあったが、本実施形態では、早送りや巻き戻しなどによるサーチ再生時でも、映像情報に付加されているID情報から、サーチ再生映像の代わりまたはサーチ再生映像に重ねてテキストを表示することなどにより、視聴者の視聴状態に合わせたCM映像情報の提供を可能にする。加えて、ここではサーチ再生映像の代わりまたはサーチ再生映像に重ねてテキストを表示するに当たり、本装置内で合成処理して出力しているので、外部表示部112がVBID対応機種でなくても、表示可能である。
【0043】
[第二実施形態]
第二実施形態で上記第一実施形態と異なるのは、入力操作部105において、ユーザにより早送りまたは巻き戻しサーチ再生の何れかのボタンが押されたことを検出して、映像のサーチ再生動作を開始した際に、サーチ再生映像に情報を付加する方法・手段についてである。
【0044】
第一実施形態では、OSDキャラクタジェネレータ機能により、キャラクタ情報を、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像にオーバーラップさせるなどして表示し、外部表示部112がVBIDに対応していなくとも表示可能であった。これに対して第二実施形態では、サーチ再生時には、サーチ再生映像に既に取得しているVBIDコードに基づいたVBIDを映像に付加して出力することを特徴としている。これにより、映像に付加されるキャラクタ情報は、外部表示部112に常時表示されるのではなく、VBID表示機能に対応した外部表示部112でのみ表示され、一般的にはVBID表示に対応した外部表示部112が持っている機能でVBID表示をON/OFFにすることも可能となる。
【0045】
第二実施形態においては、第1の実施形態と同様に、図1のブロック図に示すような映像記録媒体に磁気テープを用いた据え置き型のVTRにおいて、図7のフローチャートに示す制御手順に従い、本実施形態の情報再生装置で、予め録画されたテープを再生した時に、ユーザにより例えばCM部分がサーチ再生により早送りされたとしても通常再生時のCMに代わる内容をユーザに対して示す制御手法を実現する。
【0046】
<第二実施形態の制御>
図7は、第二実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【0047】
まずステップS601とステップS602において、上記第一実施形態におけるステップS201とステップS202と同様の処理をそれぞれ行い、さらにステップS603でも、第一実施形態と同様にNTSC方式のTV信号においてVBIDを検出して、内容に応じて汎用記憶部103のメモリに記録する。仮にここでは「ABC提供 新発売 デジタルビデオ」となるテキストコードを検出し、汎用記憶部103に保存しているものとする。また、同時に、VBIDコードも記録しておき、後のステップS605で条件分岐してステップS607でVBIDを付加して映像出力する場合に利用する。
【0048】
続くステップS604では、入力操作部105においてユーザにより早送り再生等のボタンが押されたことを検出し、映像の早送り再生動作開始と共に、ステップS605に進む。ステップS605では、予め本機に設定した動作モードに従って条件分岐する。一つの表示方法は、ステップS606に進み、ODSキャラクタジェネレータ部108から出力されるキャラクタをサーチ再生映像と任意の方法で合成または置き換える表示方法であり、もう一つの表示方法は、ステップS607に進み、VBIDとして映像に付加して出力し、外部の表示部112がVBIDの表示機能を備えていた場合にのみ表示させる方法である。ここで、どちらの方法を選択するかを、予めモード設定してあるが、特に、その設定方法には、本実施形態の動作自体は左右されないので省略する。
【0049】
ステップS606では、ステップS603で保存されているテキスト情報を、表示制御情報に従ってOSDキャラクタジェネレータ部のキャラクタROM(漢字、平仮名、英字、数字記号など全て全角のキャラクタ)に送り、対応したキャラクタをサーチ再生映像の上に表示するためにビデオ制御部104で合成し、映像出力部107を通じて外部の表示部112に表示する。この様子は、前述した図6(a),(b)に示す通りである。
【0050】
ステップS607では、OSDによる合成表示出力ではなく、「ABC提供 新発売 デジタルビデオ」のテキストコードをVBIDとして映像に付加して出力し、外部の表示部112がVBIDの表示機能を備えていた場合にのみ表示させる。この方法によると、対応していない表示機器では、サーチ再生映像だけが表示されることになる。
【0051】
その後は、ステップS608でユーザによりサーチ再生が解除されるとステップS609に進み、解除されるまではステップS605に戻るものとする。ステップS609では、ステップS608でユーザによりサーチ再生が解除されたのを受けて通常再生に戻る。そして、ステップS610で終了し、必要に応じてステップS601で再びスタートする。
【0052】
第二実施形態では、再生映像に付加するキャラクタ情報を、VBID表示機能に対応した外部表示部で選択的に表示するようにしたので、より視聴者の視聴形態に合わせたCM映像情報の提供を可能にする。
【0053】
[第三実施形態]
上記第二実施形態では、OSDキャラクタジェネレータ機能により、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像にオーバーラップさせるなどの表示を行い、あるいはVBIDを付加して外部表示部112に映像出力を行うものであった。これに対して、第三実施形態では、VBIDに含まれるリンク先の情報を、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像にオーバーラップして出力することを特徴としている。これにより、サーチ再生時に、VBIDに含まれるテキストなどの情報だけでなく、リンク先の情報も表示可能となる。
【0054】
第三実施形態においては、図1のブロック図に示すような映像記録媒体に磁気テープを用いた据え置き型のVTRにおいて、図8のフローチャートに示す制御手順に従い、本発明の情報再生装置で、予め録画されたテープを再生した時に、ユーザにより例えばCM部がサーチ再生により早送りされたとしても通常再生時のCMに代わる内容をユーザに対して示す制御手法を実現する。
【0055】
<第三実施形態の制御>
図8は、第三実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【0056】
まずステップS701とステップS702において、上記第一実施形態におけるステップS201とステップS202と同様の処理をそれぞれ行い、さらにステップS703では、第一実施形態と同様にNTSC方式のTV信号においてVBIDを検出して、内容に応じて汎用記憶部103のメモリに記録する。仮にここでは「http://www.abc.co.jp/info_a.txt」となるテキストコードを検出し、汎用記憶部103に一時保存するものとする。また同時に、VBIDコードも記録しておき、後のステップS706で条件分岐してステップS707でVBIDを付加して映像出力する場合に利用する。
【0057】
ステップS704では、ステップS703で一時保存したリンク先情報、ここでは「http://www.abc.co.jp」を元にリンク先から情報を取得する。情報の取得経路は、映像入力部101に設けられた双方向通信部や別途、図示の通信モデムを経由してインターネットに接続し、前記リンク先から取得するものとする。仮にここでは「ABC提供 新発売 デジタルビデオ」となるテキストコードをリンク先から取得し汎用記憶部103に保存したものとする。
【0058】
ステップS705では、入力操作部105においてユーザにより早送り再生等のボタンが押されたことを検出し、映像の早送り再生動作開始と共に、ステップS706に進む。また、ユーザにより入力操作が行われるまでは、ステップS702に戻り、通常再生とVBIDに関する情報の記録を継続する。
【0059】
ステップS706では、予め本機に設定した動作モードに従って、条件分岐する。一つの表示方法は、ステップS707に進み、ODSキャラクタジェネレータ部108から出力されるキャラクタをサーチ再生映像と任意の方法で合成または置き換える表示方法であり、もう一つの表示方法は、ステップS708に進み、VBIDとして映像に付加して出力し、外部の表示部112がVBIDの表示機能を備えていた場合にのみ表示させる方法である。
【0060】
ステップS707では、ステップS704で取得したリンク先の情報を、OSDキャラクタジェネレータ部108のキャラクタROM(漢字、平仮名、英字、数字記号など全て全角のキャラクタ)に送り、対応したキャラクタをサーチ再生映像上に表示するためにビデオ制御部104で合成し、映像出力部107を通じて、外部の表示部112に表示する。
【0061】
この様子を図6(a),(b)に示す。ステップS705でサーチ再生ボタンが押されるまでは、表示部112において図6(a)に示すように通常のテープ再生画(図中の“A”の部分)が表示されているものとする。これに対して、ステップS705でサーチ再生が開始され、ステップS706ではステップS704で取得したリンク先の情報に基づき取得したキャラクタをOSD表示した場合であり、この様子を示しているのが図6(b)である。ここでは、矩形領域501に「ABC提供 新発売 デジタルビデオカメラ」と表示している。
【0062】
ステップS708では、OSDによる合成表示出力ではなく、「ABC提供 新発売 デジタルビデオ」のテキストコードをVBIDとして映像に付加して出力し、外部の表示部112がVBIDの表示機能を備えていた場合にのみ表示させる。この方法によると、対応していない表示機器では、サーチ再生映像だけが表示されることになる。
【0063】
その後のステップS709で、ユーザによりサーチ再生が解除されるとステップS710に進み、解除されるまではステップS706に戻るものとする。ステップS710では、ステップS709でユーザによりサーチ再生が解除されたのを受けて、通常再生に戻る。ステップS711で処理を終了し、必要に応じてステップS701で再びスタートする。
【0064】
第三実施形態では、リンク先からの情報を予め取得して、サーチ再生映像の代わりまたはサーチ再生映像に重ねてテキストを表示することを可能にしている。これにより、さらに視聴者の視聴形態に合わせたCM映像情報の提供を可能とする。
【0065】
[第四実施形態]
上記第一、第二及び第三実施形態では、OSDキャラクタジェネレータ機能により、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像にオーバーラップさせるなどの表示を行う、またはVBIDを付加して外部表示部112に映像出力を行うものである。
【0066】
これに対して、本実施形態では、サーチ映像の一部を、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像にオーバーラップして出力することを特徴としている。これにより、サーチ再生時に、テキスト情報だけでなく、映像情報も表示可能となる。
【0067】
本実施形態では、図1のブロック図に示すような映像記録媒体に磁気テープを用いた据え置き型のVTRにおいて、図9のフローチャートに示す制御手順に従い、本実施形態の情報再生装置で、予め録画されたテープを再生した時に、ユーザにより例えばCM部がサーチ再生により早送り等がなされたとしても通常再生時のCMに代わる内容をユーザに対して示す制御手法を実現する。
【0068】
図9は、第四実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【0069】
まずステップS801とステップS802において、上記第一実施形態におけるステップS201とステップS202と同様の処理をそれぞれ行い、さらにステップS803では、再生映像の少なくとも一部を汎用記憶部103のメモリに保存する。この時、保存した映像内容を映像出力部107には出力せずに通常再生のままの状態とする。
【0070】
ここで、”再生映像の少なくとも一部”とは、どこかの映像フィールドの静止画でも、任意の区間の動画でも構わない。さらに、映像領域も矩形領域には限らないが、再生映像の任意の部分で構わない。また、再生映像が、MPEGなどの時には、一つのフレームとして表示可能なIピクチャを保存しても良い。この場合、本実施形態では、サーチ再生開始前に、映像の少なくとも一部を保存しておくことになっているが、サーチ再生開始後に、再生映像の一部を取り出して、表示するようにしても良い。
【0071】
ステップS804では、入力操作部105においてユーザにより早送り再生等のボタンが押されたことを検出し、映像の早送り再生動作開始と共に、ステップS805に進む。また、ユーザにより入力操作が行われるまでは、ステップS802に戻り、通常再生と映像の少なくとも一部の記録を継続する。
【0072】
ステップS805では、サーチ再生映像の上にステップS803で保存した映像をビデオ制御部104で合成し、映像出力部107を通じて外部の表示部112に表示する。この様子を図10(a),(b)に示す。ステップS804でサーチ再生ボタンが押されるまでは、表示部112において図10(a)に示すように通常のテープ再生画“A”が表示されているものとする。これに対して、ステップS804でサーチ再生が開始され、ステップS805では、ステップS803で保存した映像をサーチ再生映像にオーバーラップして表示した場合であり、この様子を示しているのが図10(b)である。ここでは、矩形領域502に“B”という映像を表示している。
【0073】
その後のステップS806で、ユーザによりサーチ再生が解除されるとステップS807に進み、解除されるまではステップS805に戻るものとする。ステップS807では、ステップS806でユーザによりサーチ再生が解除されたのを受けて、通常再生に戻る。ステップS808で処理を終了し、必要に応じてステップS801で再びスタートする。
【0074】
第四実施形態では、再生映像の少なくとも一部の映像を予め保存しておき、その保存した一部の映像をサーチ再生映像の代わりまたはサーチ再生映像に重ねて表示することを可能にしている。これにより、さらに視聴者の視聴形態に合わせたCM映像情報の提供を可能にする。
【0075】
[第五実施形態]
第五実施形態では、サーチ再生時に、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像にオーバーラップして出力するなどの制御時間を、別途設定した時間に亘って継続可能にしたものである。
【0076】
第五実施形態では、図1のブロック図に示すような映像記録媒体に磁気テープを用いた据え置き型のVTRにおいて、図11のフローチャートに示す制御手順に従い、本実施形態の情報再生装置で、予め録画されたテープを再生した時に、ユーザにより例えばCM部がサーチ再生により早送りされたとしても通常再生時のCMに代わる内容をユーザに対して示す制御手法を実現する。
【0077】
図11は、第五実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【0078】
まずステップS901とステップS902において、上記第一実施形態におけるステップS201とステップS202と同様の処理をそれぞれ行い、さらにステップS903では、第一実施形態と同様にNTSC方式のTV信号においてVBIDを検出して、内容に応じて汎用記憶部103のメモリに記録する。
【0079】
ステップS904では、入力操作部105においてユーザにより早送り再生等のボタンが押されたことを検出し、映像の早送り再生動作開始と共にステップS905に進む。また、ユーザにより入力操作が行われるまではステップS902に戻り、通常再生とVBIDの記録を継続する。
【0080】
ステップS905では、サーチ再生映像の上に、ステップS903で保存した映像をビデオ制御部104で合成し、映像出力部107を通じて外部の表示部112に表示する。この時、表示部112に表示される様子は、前述した図6(a),(b)に示す通りである。
【0081】
ステップS906で、ユーザによりサーチ再生が解除されるとステップS907に進み、解除されるまではステップS905に戻るものとする。その後のステップS907では、別途設定した設定時間が経過したかどうかを判定する。設定時間が経過していない場合は、ステップS905に戻り、OSD表示を継続する。別途設定する時間設定方法は、予め本VTRに設定されていても構わないし、VBID情報に前記設定時間も含めておいて、サーチ再生動作終了後も継続して表示する時間を制御しても構わない。そして、ステップS908では、ステップS907で設定時間が経過した後に通常再生に戻り、ステップS909で処理を終了し、必要に応じてステップS901で再びスタートする。
【0082】
第五実施形態では、サーチ再生時に、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像にオーバーラップして出力するなどの制御時間を、別途設定した時間、継続することが可能となり、短時間のサーチ再生や、ランダムアクセス可能な記録媒体使用時の瞬時の頭出しなどにおいても、視聴者が認識可能な時間など任意な時間設定を行うことで、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像にオーバーラップして設定時間だけ継続して出力することが実現される。これにより、さらに視聴者の視聴形態に合わせたCM映像情報の提供を可能とする。
【0083】
なお、上述した図2、図7、図8、図9、または図11の各フローチャートに従ったプログラムを制御部102内の記憶装置に格納し実行することにより、それぞれ上述の第一〜第五実施形態における制御方法を実現させることが可能となる。
【0084】
上記各実施形態では、映像情報として任意の番組CMを想定しているが、本発明が網羅する範囲は、番組やCMというジャンルに限定されるものではない。それは、映像情報の再生開始時において、それぞれの映像情報に関係した付加情報等を有する映像情報であれば、容易に応用可能だからである。
【0085】
さらに、上記各実施形態では、映像のみを取り上げたが、再生中の映像だけでなく、音でも同様のことが可能である。すなわち、取得した情報に音情報が含まれる場合には、例えばサーチ再生動作をトリガーとして、該取得した音情報を再生するようにする。
【0086】
また、上記各実施形態によれば、従来、早送りなどをして飛ばして見られてしまうと、映像提供側が意図した内容が十分に視聴者に伝わらないことがあったCMも、早送りや巻き戻しなどによるサーチ再生時おいて、映像情報に含まれているID情報等から得られる情報(テキストや画像、リンク先の情報など)や、再生映像/サーチ再生映像の少なくとも一部などを、サーチ再生映像の代わりまたはサーチ再生映像に重ねて表示することが可能となる。
【0087】
その結果、映像再生時に安易に飛ばし見される可能性の高いCM等のシーンの早送り(または巻き戻し)再生(サーチ再生)時に、従来のサーチ再生映像表示ではなく、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像に加えて、テキストや画像、リンク先の情報等を表示する機能を提供し、通常のCM部再生時とは異なった、サーチ再生に対応した宣伝を実現することができる。
【0088】
さらに、短時間のサーチ再生動作や、ランダムアクセスによる瞬時のシーンチェンジの際にも、サーチ再生映像の代わりもしくはサーチ再生映像に加えて、テキストや画像、リンク先の情報等の表示を任意の設定時間だけ継続する機能を加えることで、視聴者が現実的に認識できる表示時間を実現している。以上、新たなCM提供の形態として、サーチ再生における視聴者の状況により合わせた柔軟な番組、CMの提供が実現可能となる。
【0089】
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
【0090】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、例えば映像再生時に容易に飛ばし見される可能性の高いCM映像等のサーチ再生動作中でも、通常の映像(CM等)再生時とは異なった、サーチ再生動作にも対応した映像等の再生が可能になる。これにより、サーチ再生における視聴者の視聴状況に合わせた新たな映像等の情報提供(番組やCM等)が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る情報再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第一実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【図3】VBIDの信号波形のイメージ図である。
【図4】ID情報の内容例を示す図である。
【図5】VBIDの伝送手順のイメージ図である。
【図6】ビデオ制御部106で早送り再生映像に対しキャラクタを合成したイメージ図である。
【図7】第二実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【図8】第三実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【図9】第四実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【図10】ビデオ制御部106で早送り再生映像に対し映像(静止画/動画)を合成したイメージ図である。
【図11】第五実施形態のVTRの制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 映像情報入力部
102 制御部
103 汎用記憶部
104 ビデオ制御部
105 テープ記録/再生部
106 入力操作部
107 映像出力部
108 OSDキャラクタジェネレータ部
109 計時部
110 外部記録媒体接続インタフェース
111 外部記憶媒体
112 外部の表示部

Claims (6)

  1. 映像情報を含む情報を記録媒体から再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生された映像情報に付加された所定の情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得された付加情報を表示情報に変換する変換手段と、
    前記再生手段により再生された映像情報を表示装置に出力する映像出力手段とを備え、
    前記映像出力手段は、前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記変換手段により得られた表示情報を前記早送りの指示により早送り再生された前記映像情報に合成して前記表示装置に出力し、前記早送り再生された映像情報の早送り再生の解除の指示に応じて、前記変換手段により得られた表示情報の合成をしないで、通常再生された前記映像情報を出力することを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記表示情報の表示時間を設定する設定手段を備え、
    前記映像出力手段は、前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記設定手段により設定された設定時間の間前記変換手段により得られた表示情報を前記表示装置に出力することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 映像情報を含む情報を記録媒体から再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生された映像情報に付加された所定の情報を検出する情報検出手段と、
    前記情報検出手段により検出された付加情報に含まれるリンク先情報を検出し、前記リンク先情報に基づいてインターネットの前記リンク先から情報を取得する情報取得手段と、
    前記再生手段により再生された映像情報を表示装置に出力する映像出力手段とを備え、
    前記映像出力手段は、前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記情報取得手段により得られた情報を前記早送りの指示により早送り再生された前記映像情報に合成して前記表示装置に出力し、前記早送り再生された映像情報の早送り再生の解除の指示に応じて、前記情報取得手段により得られた情報の合成をしないで、通常再生された前記映像情報を出力することを特徴とする情報再生装置。
  4. 映像情報を含む情報を記録媒体から再生する再生工程と、
    前記再生工程により再生された映像情報に付加された所定の情報を取得する情報取得工程と、
    前記情報取得工程により取得された付加情報を表示情報に変換する変換工程と、
    前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記変換工程により得られた表示情報を前記早送りの指示により早送り再生された前記映像情報に合成して表示装置に出力し、前記早送り再生された映像情報の早送り再生の解除の指示に応じて、前記変換工程により得られた表示情報の合成をしないで、通常再生された前記映像情報を出力する映像出力工程とを有することを特徴とする情報再生方法。
  5. 前記表示情報の表示時間を設定する設定工程を備え、
    前記映像出力工程は、前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記設定工程により設定された設定時間の間前記変換工程により得られた表示情報を前記表示装置に出力することを有することを特徴とする請求項記載の情報再生方法。
  6. 映像情報を含む情報を記録媒体から再生する再生工程と、
    前記再生工程により再生された映像情報に付加された所定の情報を検出する情報検出工程と、
    前記情報検出工程により検出された付加情報に含まれるリンク先情報を検出し、前記リンク先情報に基づいてインターネットの前記リンク先から情報を取得する情報取得工程と、
    前記映像情報の早送りの指示に応じて、前記情報取得工程により得られた情報を前記早送りの指示により早送り再生された前記映像情報に合成して表示装置に出力し、前記早送り再生された映像情報の早送り再生の解除の指示に応じて、前記情報取得工程により得られた情報の合成をしないで、通常再生された前記映像情報を出力する映像出力工程とを有することを特徴とする情報再生方法。
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