JP2000134385A - 画像データ転送装置 - Google Patents

画像データ転送装置

Info

Publication number
JP2000134385A
JP2000134385A JP10302095A JP30209598A JP2000134385A JP 2000134385 A JP2000134385 A JP 2000134385A JP 10302095 A JP10302095 A JP 10302095A JP 30209598 A JP30209598 A JP 30209598A JP 2000134385 A JP2000134385 A JP 2000134385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
circuit
communication
clock synchronous
communication path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10302095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3295044B2 (ja
Inventor
Tatsuya Sato
龍也 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP30209598A priority Critical patent/JP3295044B2/ja
Publication of JP2000134385A publication Critical patent/JP2000134385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3295044B2 publication Critical patent/JP3295044B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データ転送装置において、2系統の互い
に独立した通信路を設けることなく、手動走査装置から
出力装置への画像データの転送速度を高速化する。 【解決手段】 画像データの転送に必要な情報をハンデ
ィスキャナ2とファクシミリ装置本体1との間で送受信
するUART回路16,26と、ハンディスキャナ2か
らファクシミリ装置本体1への画像データの転送をクロ
ック同期通信により行うクロック同期データ入力回路1
7およびクロック同期データ出力回路27と、UART
回路16,26間の通信とクロック同期データ入力回路
17とクロック同期データ出力回路27との間の通信と
で共用される通信路と、通信路をUART回路16,1
7に接続する状態とクロック同期データ入力回路17お
よびクロック同期データ出力回路27に接続する状態と
に切り換えるセレクタ18,28とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンディスキャナ
によって読み取った画像の画像データを、たとえばファ
クシミリ装置、プリンタ、あるいはコンピュータなどの
出力装置に転送するための画像データ転送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年のファクシミリ装置においては、フ
ァクシミリ装置本体にハンディスキャナを着脱自在に設
け、ハンディスキャナをファクシミリ装置本体に装着し
た状態で、ハンディスキャナにより送信原稿の読み取り
を行わせ、ハンディスキャナをファクシミリ装置本体か
ら離脱させた状態で、ハンディスキャナにより書籍など
の読み取りを行わせるタイプのものが増加している。
【0003】このような従来のファクシミリ装置におい
ては、ハンディスキャナとファクシミリ装置本体との双
方にUART(universal asynchronous receiver tran
smitter )を設け、ハンディスキャナによって読み取っ
た画像の画像データをUARTによりファクシミリ装置
本体に転送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のフ
ァクシミリ装置では、画像データの転送をUARTを用
いて行っていたので、転送速度が遅いという不都合があ
った。すなわち、UARTを用いた通信では、通信速度
が100Kbps程度以下であり、通信速度が500K
bps〜1Mbps程度のクロック同期通信を用いた場
合と比較して転送速度が遅く、転送に多くの時間を要す
るのである。もちろん、このような課題はファクシミリ
装置固有のものではなく、ハンディスキャナからパーソ
ナルコンピュータやプリンタなどへの画像データの転送
においても同様であった。
【0005】このような課題を解決するために、UAR
Tによる通信系とクロック同期による通信系との双方を
設置することが考えられるが、このように構成した場
合、2系統の互いに独立した通信路を設ける必要がある
ことから、製造コストが上昇するばかりでなく、装置の
小型化の妨げになってしまう。なお、全ての通信をクロ
ック同期による通信系で行うと、画像データの転送に先
立って行われる装置情報の通信のように、データ量の極
めて少ないコマンンドの送受信を繰り返す場合に、非常
に効率が悪くなって、通信速度がかえって低下するの
で、UARTによる通信系が必要になるのである。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、2系統の互いに独立した通信路を設けるこ
となく、手動走査装置から出力装置への画像データの転
送速度を高速化できる画像データ転送装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の画像データ転送装置は、
手動走査装置によって読み取った画像データを、その画
像データを用いて各種処理を実行する出力装置に転送す
るための画像データ転送装置であって、手動走査装置と
出力装置との双方に設置されて、画像データの転送に必
要な情報を手動走査装置と出力装置との間で送受信する
UARTと、手動走査装置と出力装置との双方に設置さ
れて、手動走査装置から出力装置への画像データの転送
をクロック同期通信により行うクロック同期通信回路
と、UART同士の通信とクロック同期通信回路同士の
通信とで共用される通信路と、手動走査装置と出力装置
との双方に設置されて、通信路をUARTに接続する状
態とクロック同期通信回路に接続する状態とに切り換え
るセレクタ回路と、手動走査装置と出力装置との双方に
設置されて、セレクタ回路を制御して、通信路がUAR
Tに接続されている状態と通信路がクロック同期通信回
路に接続されている状態とに切り換えさせる切換制御手
段とを備えている。
【0008】手動走査装置としては、たとえばいわゆる
ハンディスキャナが考えられる。
【0009】画像データは、カラー画像データであって
もよいし、モノクロ画像データであってもよい。
【0010】出力装置によって実行される各種処理とし
ては、記録用紙上への記録、表示画面上への表示、他の
通信装置への送信などが考えられるが、これに限るもの
ではない。
【0011】出力装置としては、ファクシミリ装置、デ
ィジタル複写機、プリンタ、あるいはそれらの複合機、
もしくはパーソナルコンピュータなどのコンピュータが
考えられるが、これらに限るものではない。
【0012】この画像データ転送装置によれば、UAR
T同士の通信とクロック同期通信回路同士の通信とで通
信路を共用できるので、2系統の互いに独立した通信路
を設けることなく、手動走査装置から出力装置への画像
データの転送速度を高速化できる。したがって、製造コ
ストの上昇や装置の大型化を極力抑制しつつ、画像デー
タの転送時間を良好に短縮できる。
【0013】また、請求項2に記載した発明の画像デー
タ転送装置は、請求項1に記載の画像データ転送装置で
あって、切換制御手段は、UART同士による情報の通
信が終了したときに、セレクタ回路を制御して、通信路
がUARTに接続されている状態から通信路がクロック
同期通信回路に接続されている状態に切り換えさせる。
【0014】この画像データ転送装置によれば、UAR
Tによる情報の通信後、直ちにクロック同期による情報
の通信を行うことができる。
【0015】更に、請求項3に記載した発明の画像デー
タ転送装置は、請求項1または2に記載の画像データ転
送装置であって、通信路の一部は、手動走査装置と出力
装置との双方に設置されて、手動走査装置を出力装置の
所定位置に装着することにより互いに接触する導体片に
より構成されている。
【0016】この画像データ転送装置によれば、請求項
1または2に記載の画像データ転送装置による効果に加
えて、通信路の一部が導体片により構成されているの
で、導体片同士の接触により通信路を閉結することがで
き、製造コストを一層低減できるとともに、装置を一層
小型化できる。
【0017】また、請求項4に記載した発明の画像デー
タ転送装置は、請求項1または2に記載の画像データ転
送装置であって、通信路の一部は、手動走査装置と出力
装置との双方に設置されて、手動走査装置を出力装置の
所定位置に装着することにより互いに嵌合するコネクタ
により構成されている。
【0018】この画像データ転送装置によれば、請求項
1または2に記載の画像データ転送装置による効果に加
えて、通信路の一部がコネクタにより構成されているの
で、導体片と比較して接続が確実であるとともに、ケー
ブルと比較して手動走査装置の取扱が容易になる。
【0019】更に、請求項5に記載した発明の画像デー
タ転送装置は、請求項1または2に記載の画像データ転
送装置であって、通信路の一部は、手動走査装置と出力
装置とを接続するケーブルにより構成されている。
【0020】この画像データ転送装置によれば、請求項
1または2に記載の画像データ転送装置による効果に加
えて、通信路の一部がケーブルにより構成されているの
で、導体片と比較して接続が確実であるとともに、コネ
クタと比較して耐久性に優れている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0022】図1は、本発明に係る画像データ転送装置
を備えたファクシミリ装置の回路ブロック図であって、
このファクシミリ装置は、ファクシミリ装置本体1と、
ハンディスキャナ2とを備えている。ファクシミリ装置
本体1は、CPU11、ROM12、RAM13、出力
部14、インターフェイス15、UART回路16、ク
ロック同期データ入力回路17、セレクタ18、および
外部端子19a〜19dを備えている。CPU11、R
OM12、RAM13、出力部14、およびインターフ
ェイス15は、バス線により相互に接続されている。バ
ス線には、データバス、アドレスバス、および制御信号
線が含まれる。ハンディスキャナ2は、CPU21、R
OM22、RAM23、読取部24、インターフェイス
25、UART回路26、クロック同期データ出力回路
27、セレクタ28、および外部端子29a〜29dを
備えている。CPU21、ROM22、RAM23、読
取部24、およびインターフェイス25は、バス線によ
り相互に接続されている。バス線には、データバス、ア
ドレスバス、および制御信号線が含まれる。
【0023】ファクシミリ装置本体1は、図外の電話回
線を介して受信した画像を記録あるいは記憶するととも
に、ハンディスキャナ2によって読み取られた画像を送
信あるいは複写する。
【0024】ハンディスキャナ2は、読み取った画像に
応じた画像データを蓄積し、かつファクシミリ装置本体
1に出力する。このハンディスキャナ2は、ファクシミ
リ装置本体1に対して着脱自在であって、ハンディスキ
ャナ2をファクシミリ装置本体1の所定位置に装着する
ことにより、外部端子19aと外部端子29a、外部端
子19bと外部端子29b、外部端子19cと外部端子
29c、および外部端子19dと外部端子29dがそれ
ぞれ互いに接触し、ファクシミリ装置本体1とハンディ
スキャナ2とが電気的に接続される。
【0025】CPU(central processing unit )11
は、ファクシミリ装置本体1の全体を制御する。
【0026】ROM(read only memory)12は、CP
U11を動作させるためのプログラムや各種のデータを
記憶している。
【0027】RAM(random access memory)13は、
CPU11にワーク領域を提供し、ハンディスキャナ2
から送信された画像データなどの各種のデータを記憶す
る。
【0028】出力部14は、電話回線を介して入力され
た画像データを受信して復調および復号化する受信手段
や、受信手段あるいはハンディスキャナ2からの画像デ
ータに基づいて画像を記録用紙上に記録する記録手段
や、ハンディスキャナ2からの画像データを符号化およ
び変調して電話回線に送信する送信手段などを備えてい
る。
【0029】インターフェイス15は、CPU11とU
ART回路16、クロック同期データ入力回路17、お
よびセレクタ18との間の通信を制御する。
【0030】UART回路16は、CPU11からのパ
レラレルの装置情報をシリアルに変換してハンディスキ
ャナ2のUART回路26に送信するとともに、ハンデ
ィスキャナ2のUART回路26からのシリアルの装置
情報をパラレルに変換してCPU11に供給する。装置
情報とは、ハンディスキャナ2からファクシミリ装置本
体1への画像データの転送に必要な各種の情報であっ
て、ハンディスキャナ2のRAM23に記憶されている
画像データのデータ量や画像のページ数、出力要求頁、
あるいは拡大、等倍、縮小などの情報が含まれる。
【0031】クロック同期データ入力回路17は、ハン
ディスキャナ2のクロック同期データ出力回路27との
間でクロック同期通信を行い、クロック同期データ出力
回路27からの画像データを受信する。このクロック同
期データ入力回路17は、シリアル・パラレル変換回路
およびDMAC(direct memory access controler)を
含んでおり、ハンディスキャナ2のクロック同期データ
出力回路27からのシリアルの画像データをパラレルに
変換してRAM13にDMA転送する。
【0032】セレクタ18は、CPU11により制御さ
れて、UART回路16の各入出力端と外部端子19a
〜19dとを接続する状態と、クロック同期データ入力
回路17の各入出力端と外部端子19a〜19dとを接
続する状態とに切り替わる。
【0033】外部端子19a〜19dは、金属などの導
体片により構成されており、UART回路16とUAR
T回路26との間、およびクロック同期データ入力回路
17とクロック同期データ出力回路27との間の通信路
の一部を構成している。
【0034】CPU21は、ハンディスキャナ2の全体
を制御する。
【0035】ROM22は、CPU21を動作させるた
めのプログラムや各種のデータを記憶している。
【0036】RAM23は、CPU21にワーク領域を
提供し、読取部24によって読み取られた画像データな
どの各種のデータを記憶する。
【0037】読取部24は、ラインイメージセンサなど
を備えており、読み取った画像に応じた画像データを出
力する。
【0038】インターフェイス25は、CPU21とU
ART回路26、クロック同期データ出力回路27、お
よびセレクタ28との間の通信を制御する。
【0039】UART回路26は、CPU21からのパ
レラレルの装置情報をシリアルに変換してファクシミリ
装置本体1のUART回路16に送信するとともに、フ
ァクシミリ装置本体1のUART回路16からのシリア
ルの装置情報をパラレルに変換してCPU21に供給す
る。
【0040】クロック同期データ出力回路27は、ファ
クシミリ装置本体1のクロック同期データ入力回路17
との間でクロック同期通信を行い、RAM23に蓄積さ
れた画像データをクロック同期データ入力回路17に送
信する。このクロック同期データ出力回路27は、パラ
レル・シリアル変換回路およびDMAC(direct memor
y access controler)を含んでおり、RAM23からD
MA転送されたパレラルの画像データをシリアルに変換
してクロック同期データ入力回路17に送信する。
【0041】セレクタ28は、CPU21により制御さ
れて、UART回路26の各入出力端と外部端子29a
〜29dとを接続する状態と、クロック同期データ出力
回路27の各入出力端と外部端子29a〜29dとを接
続する状態とに切り替わる。
【0042】外部端子29a〜29dは、金属などの導
体片により構成されており、UART回路16とUAR
T回路26との間、およびクロック同期データ入力回路
17とクロック同期データ出力回路27との間の通信路
の一部を構成している。
【0043】すなわち、ファクシミリ装置本体1は、ハ
ンディスキャナによって読み取った画像の画像データ
を、その画像データに基づく画像を記録、表示、あるい
は送信する出力装置を構成している。
【0044】ハンディスキャナ2は、画像を読み取って
画像データを出力する手動走査装置を構成している。
【0045】UART回路16およびUART回路26
は、ハンディスキャナと出力装置との双方に設置され
て、画像データの転送に必要な情報をハンディスキャナ
と出力装置との間で送受信するUARTを構成してい
る。
【0046】クロック同期データ入力回路17およびク
ロック同期データ出力回路27は、ハンディスキャナと
出力装置との双方に設置されて、ハンディスキャナから
出力装置への画像データの転送をクロック同期通信によ
り行うクロック同期通信回路を構成している。
【0047】外部端子19a〜19dおよび外部端子2
9a〜29dは、UART同士の通信とクロック同期通
信回路同士の通信とで共用される通信路の一部を構成し
ている。これら外部端子19a〜19dおよび外部端子
29a〜29dは、ハンディスキャナと出力装置との双
方に設置されて、ハンディスキャナを出力装置の所定位
置に装着することにより互いに接触する導体片により構
成されている。
【0048】セレクタ18およびセレクタ28は、ハン
ディスキャナと出力装置との双方に設置されて、通信路
をUARTに接続する状態とクロック同期通信回路に接
続する状態とに切り換えるセレクタ回路を構成してい
る。
【0049】CPU11およびCPU21は、ROM1
2あるいはROM22に記憶されているプログラムに基
づいて動作することにより、ハンディスキャナと出力装
置との双方に設置されて、セレクタ回路を制御して、通
信路がUARTに接続されている状態と通信路がクロッ
ク同期通信回路に接続されている状態とに切り換えさせ
る切換制御手段を実現している。
【0050】次に動作を説明する。使用者がハンディス
キャナ2をファクシミリ装置本体1から離脱させ、たと
えば書籍などの画像を読み取らせると、読取画像に応じ
た画像データが読取部24から出力されてRAM23に
蓄積される。このとき、ファクシミリ装置本体1の外部
端子19a〜19dとハンディスキャナ2の外部端子2
9a〜29dとは互いに接触しておらず、UART回路
16とUART回路26との間、およびクロック同期デ
ータ入力回路17とクロック同期データ出力回路27と
の間の通信はできない状態である。
【0051】そして、使用者がハンディスキャナ2をフ
ァクシミリ装置本体1の所定の位置に装着すると、外部
端子19a〜19dと外部端子29a〜29dとが互い
に接触し、セレクタ18とセレクタ28とが電気的に接
続された状態になる。使用者が所定の操作を施すと、C
PU11がインターフェイス15を介してセレクタ18
を制御し、UART回路16の各入出力端と外部端子1
9a〜19dとを互いに接続させるとともに、CPU2
1がインターフェイス25を介してセレクタ28を制御
し、UART回路26の各入出力端と外部端子29a〜
29dとを互いに接続させる。これにより、UART回
路16とUART回路26との間の通信路が閉結され、
画像データの転送に必要な各種の装置情報が、CPU1
1とCPU21との間でUART回路16とUART回
路26とを介して送受信される。このとき、UART回
路16からの送信データTXDは、セレクタ18、外部
端子19a、外部端子29a、およびセレクタ28を介
して受信データRXDとしてUART回路26に入力さ
れる。UART回路26からの送信データTXDは、セ
レクタ28、外部端子29b、外部端子19b、および
セレクタ18を介して受信データRXDとしてUART
回路16に入力される。UART回路16からの送信要
求信号RTSは、セレクタ18、外部端子19c、外部
端子29c、およびセレクタ28を介して送信クリア信
号CTSとしてUART回路26に入力される。UAR
T回路26からの送信要求信号RTSは、セレクタ2
8、外部端子29d、外部端子19d、およびセレクタ
18を介して送信クリア信号CTSとしてUART回路
16に入力される。UART回路16とUART回路2
6との間の通信速度は、100Kbps程度である。
【0052】装置情報の送受信が完了すると、CPU1
1が、インターフェイス15を介してセレクタ18を制
御し、セレクタ18がクロック同期データ入力回路17
の各入出力端子と外部端子19a〜19dとを接続する
状態に切り換えさせるとともに、CPU21が、インタ
ーフェイス25を介してセレクタ28を制御し、セレク
タ28がクロック同期データ出力回路27の各入出力端
子と外部端子29a〜29dとを接続する状態に切り換
えさせる。これにより、クロック同期データ入力回路1
7とクロック同期データ出力回路27との間の通信路が
閉結され、RAM23に記憶されている画像データが、
クロック同期データ出力回路27とクロック同期データ
入力回路17とを介してRAM13に転送される。この
とき、クロック同期データ入力回路17からのクロック
信号CLKは、セレクタ18、外部端子19a、外部端
子29a、およびセレクタ28を介してクロック同期デ
ータ出力回路27に入力される。クロック同期データ出
力回路27からの出力画像データDOUTは、セレクタ
28、外部端子29b、外部端子19b、およびセレク
タ18を介して入力画像データDINとしてクロック同
期データ入力回路17に入力される。クロック同期デー
タ入力回路17からのスタート信号STARTは、セレ
クタ18、外部端子19c、外部端子29c、およびセ
レクタ28を介してクロック同期データ出力回路27に
入力される。クロック同期データ出力回路27からのス
トップ信号STOPは、セレクタ28、外部端子29
d、外部端子19d、およびセレクタ18を介してクロ
ック同期データ入力回路17に入力される。クロック同
期データ入力回路17とクロック同期データ出力回路2
7との間の通信速度は、1Mbps程度である。
【0053】RAM13に転送された画像データは、出
力部14の記録手段によって記録用紙上に記録される
か、あるいは出力部14の送信手段によって符号化およ
び変調されて電話回線に送出される。
【0054】もちろん、ハンディスキャナ2がファクシ
ミリ装置本体1の所定位置に装着された状態で、所定の
経路に沿って原稿が搬送されることにより、その原稿の
画像がハンディスキャナ2の読取部24によって読み取
られる。この場合においても、読取部24からの画像デ
ータは上記と同様に処理される。
【0055】このように、セレクタ18,28によって
接続状態を切り換えることで、UART回路16,26
間の通信とクロック同期データ入力回路17とクロック
同期データ出力回路27との間の通信とで通信路を共用
できるので、2系統の互いに独立した通信路を設けるこ
となく、ハンディスキャナ2からファクシミリ装置本体
1への画像データの転送速度を高速化できる。したがっ
て、製造コストの上昇や装置の大型化を極力抑制しつ
つ、画像データの転送時間を良好に短縮できる。
【0056】なお、上記実施形態においては、読取部2
4によって読み取った画像データを圧縮することなくR
AM23に格納してRAM13に転送したが、読取部2
4によって読み取った画像データを圧縮してからRAM
23に格納してRAM13に転送するように構成しても
よい。この場合、RAM13から読み出した画像データ
を伸長してから出力部14に供給することになる。
【0057】また、上記実施形態においては、外部端子
19a〜19dおよび外部端子29a〜29dを単なる
導体片により構成し、導体片が互いに接触することによ
り通信路が閉結されるように構成したが、外部端子19
a〜19dおよび外部端子29a〜29dをコネクタに
より構成してもよい。たとえば、ファクシミリ装置本体
1にコネクタのソケットを設け、ハンディスキャナ2に
コネクタのプラグを設けて、プラグをソケットに着脱す
るように構成してもよい。
【0058】更に、上記実施形態においては、外部端子
19a〜19dおよび外部端子29a〜29dを単なる
導体片により構成し、導体片が互いに接触することによ
り通信路が閉結されるように構成したが、外部端子19
a〜19dおよび外部端子29a〜29dをケーブルに
より構成してもよい。すなわち、ハンディスキャナ2を
ファクシミリ装置本体1から離脱させた状態において
も、ファクシミリ装置本体1とハンディスキャナ2とが
ケーブルにより接続されているように構成してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の画像データ転送装置によれば、UART同士の
通信とクロック同期通信回路同士の通信とで通信路を共
用できるので、2系統の互いに独立した通信路を設ける
ことなく、手動走査装置から出力装置への画像データの
転送速度を高速化できる。したがって、製造コストの上
昇や装置の大型化を極力抑制しつつ、画像データの転送
時間を良好に短縮できる。
【0060】また、請求項2に記載した発明の画像デー
タ転送装置によれば、請求項1に記載の画像データ転送
装置による効果に加えて、UARTによる情報の通信
後、直ちにクロック同期による情報の通信を行うことが
できる。
【0061】更に、請求項3に記載した発明の画像デー
タ転送装置によれば、請求項1または2に記載の画像デ
ータ転送装置による効果に加えて、通信路の一部が導体
片により構成されているので、導体片同士の接触により
通信路を閉結することができ、製造コストを一層低減で
きるとともに、装置を一層小型化できる。
【0062】また、請求項4に記載した発明の画像デー
タ転送装置によれば、請求項1または2に記載の画像デ
ータ転送装置による効果に加えて、通信路の一部がコネ
クタにより構成されているので、導体片と比較して接続
が確実であるとともに、ケーブルと比較して手動走査装
置の取扱が容易になる。
【0063】更に、請求項5に記載した発明の画像デー
タ転送装置によれば、請求項1または2に記載の画像デ
ータ転送装置による効果に加えて、通信路の一部がケー
ブルにより構成されているので、導体片と比較して接続
が確実であるとともに、コネクタと比較して耐久性に優
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像データ転送装置を備えたファ
クシミリ装置の回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置本体 2 ハンディスキャナ 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 出力部 15 インターフェイス 16 UART回路 17 クロック同期データ入力回路 18 セレクタ 19a〜19d 外部端子 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 読取部 25 インターフェイス 26 UART回路 27 クロック同期データ出力回路 28 セレクタ 29a〜29d 外部端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5B077 AA31 BA07 FF12 GG16 NN02 5C062 AA02 AA05 AB17 AB21 AB46 AB47 AC02 AC03 AE02 AE15 BA02 BA04 5C072 AA01 BA01 BA03 PA01 PA04 XA01 XA04 5K034 AA01 CC04 DD01 FF01 HH01 HH02 HH06 MM08 PP01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動走査装置によって読み取った画像デ
    ータを、その画像データを用いて各種処理を実行する出
    力装置に転送するための画像データ転送装置であって、 前記手動走査装置と前記出力装置との双方に設置され
    て、前記画像データの転送に必要な情報を前記手動走査
    装置と前記出力装置との間で送受信するUARTと、 前記手動走査装置と前記出力装置との双方に設置され
    て、前記手動走査装置から前記出力装置への画像データ
    の転送をクロック同期通信により行うクロック同期通信
    回路と、 前記UART同士の通信と前記クロック同期通信回路同
    士の通信とで共用される通信路と、 前記手動走査装置と前記出力装置との双方に設置され
    て、前記通信路を前記UARTに接続する状態と前記ク
    ロック同期通信回路に接続する状態とに切り換えるセレ
    クタ回路と、 前記手動走査装置と前記出力装置との双方に設置され
    て、前記セレクタ回路を制御して、前記通信路が前記U
    ARTに接続されている状態と前記通信路が前記クロッ
    ク同期通信回路に接続されている状態とに切り換えさせ
    る切換制御手段とを備えたことを特徴とする画像データ
    転送装置。
  2. 【請求項2】 前記切換制御手段は、前記UART同士
    による情報の通信が終了したときに、前記セレクタ回路
    を制御して、前記通信路が前記UARTに接続されてい
    る状態から前記通信路が前記クロック同期通信回路に接
    続されている状態に切り換えさせる、請求項1に記載の
    画像データ転送装置。
  3. 【請求項3】 前記通信路の一部は、前記手動走査装置
    と前記出力装置との双方に設置されて、前記手動走査装
    置を前記出力装置の所定位置に装着することにより互い
    に接触する導体片により構成されている、請求項1また
    は2に記載の画像データ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記通信路の一部は、前記手動走査装置
    と前記出力装置との双方に設置されて、前記手動走査装
    置を前記出力装置の所定位置に装着することにより互い
    に嵌合するコネクタにより構成されている、請求項1ま
    たは2に記載の画像データ転送装置。
  5. 【請求項5】 前記通信路の一部は、前記手動走査装置
    と前記出力装置とを接続するケーブルにより構成されて
    いる、請求項1または2に記載の画像データ転送装置。
JP30209598A 1998-10-23 1998-10-23 画像データ転送装置 Expired - Fee Related JP3295044B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30209598A JP3295044B2 (ja) 1998-10-23 1998-10-23 画像データ転送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30209598A JP3295044B2 (ja) 1998-10-23 1998-10-23 画像データ転送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000134385A true JP2000134385A (ja) 2000-05-12
JP3295044B2 JP3295044B2 (ja) 2002-06-24

Family

ID=17904875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30209598A Expired - Fee Related JP3295044B2 (ja) 1998-10-23 1998-10-23 画像データ転送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3295044B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3295044B2 (ja) 2002-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7366468B2 (en) Wireless communication apparatus capable of wireless communication with public wireless network and wireless communication apparatus, and image communication apparatus capable of wireless communication with wireless communication apparatus
EP2018036A2 (en) Facsimile transmission over a network
US5175762A (en) Remote printing using FAX
JP3295044B2 (ja) 画像データ転送装置
US5257117A (en) Computer-facsimile system having separately a sending device and a receiving device
JP2004110145A (ja) Usbコネクタ接続装置、usbコネクタ接続方法、usbコネクタ接続プログラムおよびusb接続プログラムを記録した媒体
JP2004282379A (ja) ファクシミリ装置およびシステム
US7315906B2 (en) Integrated circuit device having network connection for image data processing operation for obtaining and loading a driving program for external device
EP0484145B1 (en) Remote printing using fax
KR100229026B1 (ko) 팩시밀리와 컴퓨터간의 인터페이싱 방법
JP3497315B2 (ja) シリアルインターフェースを用いた通信方式
JP3005412B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH113154A (ja) インタフェース制御装置
JP2001338286A (ja) 画像処理方法と装置
JP2001103268A (ja) 画像通信装置、その制御方法、及び記録媒体
JPS6278656A (ja) パ−ソナルコンピユ−タ
JPH09116676A (ja) ファクシミリ装置
JPH09193512A (ja) 複合端末装置
JP2005339146A (ja) 画像形成装置及び電子機器
JP2000134442A (ja) ハンディスキャナ装置およびファクシミリ装置
JP2004048159A (ja) 回線増設装置およびファクシミリ装置
JP2004062499A (ja) データ中継装置
JPS6278652A (ja) パ−ソナルコンピユ−タ
JP2001111758A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP2001121758A (ja) 画像処理装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140405

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees