JP2000133632A - 多孔質体のエッチング方法及び多孔質体のエッチング装置 - Google Patents

多孔質体のエッチング方法及び多孔質体のエッチング装置

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JP2000133632A JP10300597A JP30059798A JP2000133632A JP 2000133632 A JP2000133632 A JP 2000133632A JP 10300597 A JP10300597 A JP 10300597A JP 30059798 A JP30059798 A JP 30059798A JP 2000133632 A JP2000133632 A JP 2000133632A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反応生成気体の発生量を抑制し、エッチング
の均一化を図る。 【解決手段】 多孔質体をエッチング液中でエッチング
するエッチング方法において、前記エッチング液を脱気
処理しながら前記エッチングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔質体のエッチ
ング方法及び多孔質体のエッチング装置に係わり、さら
には、誘電体分離あるいは、絶縁物上の単結晶半導体、
Si基板上の単結晶化合物半導体の作製、さらに単結晶
半導体層に作成される電子デバイス、集積回路に適する
半導体基板の作製のための多孔質体のエッチング方法及
び多孔質体のエッチング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SOI技術の一つに、ウエハを貼り合わ
せてエピタキシャル層を移設する方法がある。この方法
は、多孔質Si層上にエピタキシャル層を形成して、こ
れを他の基板に貼り合せ、多孔質Siを除去すること
で、他の基板上にエピタキシャル層を移設する技術であ
る。多孔質Siを除去するには、多孔質Siを研削によ
り表出させてから多孔質Si層を特開平6−34278
4号公報に開示されているように選択的にエッチングす
ることで行うことができる。
【0003】上記のように、多孔質Siのエッチング
は、SOIの作製工程の一部として利用されている。な
お、特開平6−342784号公報では多孔質を溶液に
浸すことでエッチングが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】溶液中の化学反応にお
いて、化学反応の高効率化、高速化、均一化を阻害する
現象として、反応生成物がある。反応に寄与する物質以
外の物質が、その目的の反応によって生成されると、そ
の反応生成物によって化学反応が阻害される。特に、エ
ッチング工程での反応生成気体の場合、厄介なものとな
る。すなわち、反応気体がエッチングされる部材の表面
で生成されると、その気体が表面に付着してしまうとエ
ッチングを阻害して、エッチングの均一性を劣化してし
まう。付着しないまでも、反応気体が生成した瞬間には
反応は多少なりとも阻害されるわけで、均一性を落とす
原因になる。
【0005】反応気体の付着を防止するには、例えば特
開平6−342784号公報に記載されているように、
界面活性剤としてアルコールを添加したり、撹拌したり
すればよい。
【0006】しかしこれでは、多孔質Siの様に実質的
な反応表面積がおよそ200m2 /cm3 も有る様な場
合には、反応生成気体の発生量が尋常ではなく、エッチ
ングのより均一化の妨げになる。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の多孔
質体のエッチング方法は、多孔質体をエッチング液中で
エッチングするエッチング方法において、前記エッチン
グ液を脱気処理しながら前記エッチングを行うことを特
徴とする。
【0008】本発明の多孔質体のエッチング装置は、少
なくとも一部に多孔質面の表出した基体を保持するため
の保持手段と、該基体の多孔質部分をエッチングするエ
ッチング液を入れるためのエッチング槽と、該エッチン
グ液から気体の脱気を行うための脱気装置と、を有する
ことを特徴とする。
【0009】ここで、多孔質体とは、基体の一部又は全
部が多孔質である基体をいい、表面側に多孔質層を有す
る基体、多孔質層の側面のみが露出している基体等を含
むものである。
【0010】本発明によれば、溶解している気体の濃度
を夫々飽和溶解度より低い値、具体的にはその1/10
以下に制御できる。さらに、絶対値としては、溶解して
いる気体の濃度を夫々2ppm以下に抑制することもで
きる。
【0011】これにより、反応表面近傍において局所的
に気体となる物質が多量に発生しても速やかにエッチン
グ液に溶け込み泡の発生が抑制される。
【0012】反応表面や液/気体界面付近では、それぞ
れ反応生成気体やその大気から液中へ気体が溶解してそ
の付近は溶液を脱気しても飽和溶解度に達しやすい。反
応生成物は液中へ溶解できずに気泡となり表面に付着す
ることになる。従って全体を飽和溶解度からかなり低い
状態にしていないと局所的な気体の溶解を許容できなく
なる。
【0013】気体は、例えばSiF4 ,H2,NH3のよ
うに化学反応において発生する反応副生物である場合、
エッチング液に元々溶解している気体成分と化学反応に
おいて新たに発生する反応副生物成分とからなる場合が
ある。この場合には、エッチング工程前に予め脱気して
元々溶解している気体を除去しておくことが望ましい。
【0014】またエッチング槽内のエッチング液を大気
から隔離することが好ましい。これは大気中から溶液へ
の気体の溶解するのを防止するためである。
【0015】多孔質Siの選択エッチングには、半導体
プロセス上、以下に示すようなエッチング液が好まし
い。すなわち、エッチング液はふっ酸系反応液、ふっ酸
系反応液と界面活性剤を添加した混合液、ふっ酸と界面
活性剤との混合液、ふっ酸と過酸化水素水との混合液、
ふっ酸と硝酸と界面活性剤との混合液、ふっ酸と過酸化
水素水と界面活性剤等である。
【0016】界面活性剤は、例えば、メタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコールが挙げられる。
【0017】またエッチング液中には、PHを調整し、
エッチング速度の変動を抑える為に、緩衝剤を添加する
ことが好ましい。緩衝剤は、例えば、弗化アンモニウム
が挙げられる。
【0018】またエッチング液は、エッチング槽外部に
循環させ、循環途中において脱気を行うことが好まし
い。反応生成物は発生と同時に反応表面から除去される
ことが有効である。このためエッチング溶液を循環して
おくことにより、反応生成物をエッチングに作用しない
領域へ効率よく排除することができる。
【0019】脱気は、以下のような方法のどれを用いて
も構わない。脱気は、中空糸ガス透過膜によって構成さ
れる脱気モジュールにおいて該中空糸内をポンプにより
減圧状態にすることにより行う方法、中空糸ガス透過膜
によって構成される脱気モジュールにおいて該中空糸内
を気体が存在しない超純水で満たすことにより行う方法
等である。
【0020】また、エッチング液の温度の揺らぎを±
0.5℃以内に制御することによって、更にエッチング
の均一性や再現性を向上できる。
【0021】エッチング液の温度のゆらぎは、 ・面内のエッチングばらつき ・基板間のエッチング時間ばらつき につながる。市販の温調器により±0.5℃は十分調整
できる範囲内である。
【0022】以下、本発明の作用について説明する。
【0023】本発明によれば、エッチング溶液中に溶解
している気体の濃度をエッチング中脱気して、飽和溶解
度より低い値に制御しながら多孔質Siのエッチングを
行うため、反応生成物の気体が気泡となり多孔質表面上
に付着しなくなるためエッチング速度の劣化がなくな
り、また、均一性の劣化もなくなる。
【0024】また本発明によれば、脱気により、気泡の
発生が無くなり、超音波の伝達効率が向上し、超音波を
有効にウエハに印加できる。また、同じ効力を低パワー
の超音波で得ることができるので、超音波の寿命を延ば
したり、あるいは超音波自体の規模を最初から小さくで
きる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0026】[実施例1]図1に本発明の多孔質エッチ
ング装置の一実施例の構成図を示す。図1に示すよう
に、エッチング処理槽101には、エッチング液113
が満たされ、この中にその表面が多孔質層を有する基体
(被処理体)、ここでは多孔質層の表出したウエハ10
4を入れて多孔質のエッチングを行う。エッチング処理
槽101の4辺にはオーバーフロー槽102を設けるこ
とが好ましい。
【0027】また、エッチング処理槽101は密閉式の
ふた103で外部の大気から隔離されている。ここには
図示しないが、もちろんウエハ104やあるいはウエハ
保持具105を取出す際には、密閉のふた103は開く
ことができる。ウエハ保持具105と循環供給口107
とは整流板106で大まかに分離されており、供給され
るエッチング液113は、整流板106を通って、ウエ
ハ104に供給される。整流板106は多数のウエハ1
04に均一にエッチング液113が供給される様に、整
流孔が設けられている。
【0028】エッチング液113は、エッチング槽10
1からオーバーフローしてオーバーフロー槽102に流
れでて、そこから循環用ポンプ109で循環ライン10
8を通って再度供給される。循環ライン108の途中に
は、エッチング液の温度調整用の冷熱器111があり、
エッチング液温は例えば±0.5℃のほぼ一定に保た
れ、エッチングの均一性を高める。溶解度、温度を測定
し、その温度での飽和溶解度から現溶解度が決めた設定
値(例えば1/10)より低いか高いかをフィールドバ
ックし、高ければ脱気装置を動かし、低ければ止める、
という様な自動制御を行うことも好ましいものである。
さらに、薬液用フィルター112によりエッチング液内
のパーティクルの除去に有効に作用する。
【0029】エッチング処理槽101は超音波槽114
内に配置されており、超音波槽114内の超音波振動子
115からの超音波エネルギーを超音波槽114内の伝
達媒体116(通常は水)を通じてエッチング処理槽1
01からエッチング液113,このエッチング液からウ
エハ104へと伝達される。ここには示さないが、超音
波槽114内の伝達媒体116(通常は水)を脱気して
おくと超音波の伝達効率が向上する。
【0030】また、ウエハ104を回転あるいは揺動さ
せる機構を配していると循環エッチング液のウエハ面
内、ウエハ間への供給のされる程度が均一化されること
にもなる。
【0031】脱気装置110は、循環ライン108の途
中に配置され、ここで、エッチング液中の溶存ガスを除
去する。溶存ガスとしてはSiF4,H2,NH3,O2
2等が挙げられる。
【0032】多孔質層の表出したウエハはウエハ保持具
105(一般的には、ウエハキャリア)にセットされ、
エッチング液113内に沈められ、エッチングが行われ
る。
【0033】脱気装置110の詳細は、図2に示す様で
ある。エッチング液は入り口301から配水管302へ
注入され、中央の配水管から外へしみ出し中空糸303
の隙間を通って集水管304に集まり、出口305から
排出される。この間に中空糸内へエッチング液に溶存し
ている気体が移動し、脱気が行われる。中空糸内は、真
空ポンプで306真空口から真空に排気されている場合
や、気体が存在しない超純水を307から306へ通し
ておく場合がある。
【0034】多孔質Siは単結晶Siを陽極化成するこ
とによって作成した。その条件を以下に示す。なお、陽
極化成によって形成する多孔質Siの出発材料は、単結
晶Siに限定されるものではなく、他の結晶構造のSi
でも可能である。
【0035】 電流密度: 7(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 5 OH=1:1:1 時間: 2(時間) 多孔質Siの厚み:120(μm) ウエハの断面は、図3(a)の様になる。
【0036】この、ウエハを上記説明した装置により多
孔質Si層のみエッチングした。
【0037】エッチング液は、ふっ酸と過酸化水素水と
の混合液、ふっ酸と界面活性剤との混合液、ふっ酸と過
酸化水素水と界面活性剤との混合液である。
【0038】界面活性剤は、エタノール、メタノール、
イソプロピルアルコールである。
【0039】エッチング液中に、緩衝剤を添加してもよ
い。緩衝剤は、例えば弗化アンモニウムである。
【0040】エッチング中にエッチング表面からの気泡
の発生はほとんど無く、エッチングは均一に行われた。
脱気しない場合に4時間程度のエッチング時間が、脱気
をすると3時間程度で多孔質Siはすべて選択的にエッ
チング除去され、多孔質Si層402が除去されたウエ
ハ401を得た(図3(b))。
【0041】エッチング中に25kHz程度の超音波を
印加しておくとエッチング完了までの時間が速くなっ
た。
【0042】界面活性剤を入れない場合、多孔質Si表
面に泡が大量に付着し、脱離するのがなかなか難しくな
る(結果としてエッチングむらになる)が、脱気をする
ことにより、反応生成物等が泡になりにくく、エッチン
グむらがなくなり、その速度も速くなり、時間が2/3
になった。
【0043】120μmの多孔質層をエッチングする為
に必要な時間は、脱気した状態で、HF/H22で3時
間、HF/HNO3/CH3COOHで30分、HF/H
22/アルコール(エタノール20%)で4時間であっ
た。
【0044】[実施例2]単結晶Siウエハの表面の一
部を残して、Si3 4 あるいは耐ふっ酸性ワックス
(例えば、アピエゾンワックス)でマスクした。その
後、表面から陽極化成を行う。条件は、 電流密度: 30(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 5 OH=1:1:1 時間: 2(時間) 多孔質Siの厚み:400(μm) ワックスの場合は、除去しておく。ウエハの断面は、図
4(a)の様になる。図中、501は単結晶Siウエ
ハ、502は多孔質領域を示す。この、ウエハを上記説
明した装置により多孔質Si層のみエッチングした。
【0045】エッチング液は、ふっ酸と過酸化水素水と
の混合液、ふっ酸と界面活性剤との混合液、ふっ酸と過
酸化水素水と界面活性剤との混合液である。
【0046】界面活性剤は、エタノール、メタノール、
イソプロピルアルコールである。
【0047】エッチング液中に、緩衝剤を添加してもよ
い。緩衝剤は、例えば弗化アンモニウムである。
【0048】エッチング中にエッチング表面からの気泡
の発生はほとんど無く、エッチングは均一に行われた。
【0049】5時間程度で多孔質Siはすべて選択的に
エッチング除去され、単結晶Si基板をくり貫くことが
できた(図4(b))。
【0050】エッチング中に25kHz程度の超音波を
印加しておくとエッチング完了までの時間が速くなっ
た。
【0051】脱気すべき気体はSiのエッチングの場
合、少なくともSiF4であり、更にH2,NH3,O2
2等も脱気することがより好ましい。
【0052】以上説明した各実施例において、多孔質物
質としては多孔質Siを取りあげたが、多孔質構造が可
能な物質であればその他の材料であっても本発明を適用
することができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
多孔質体のエッチング中の反応生成気体の気泡をほとん
ど発生させずに除去することが可能になり、エッチング
の効率化と均一化が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエッチング装置を説明するための模式
的断面図である。
【図2】本発明のエッチング装置に用いる脱気装置を説
明するための模式的断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例を説明するための模式的
断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を説明するための模式的
断面図である。
【符号の説明】
101 エッチング槽 102 オーバーフロー槽 103 密閉のふた 104 多孔質層の表出したウエハ 105 ウエハ保持具(キャリア) 106 整流板 107 循環供給口 108 循環ライン 109 循環用ポンプ 110 脱気装置 111 冷熱器 112 薬液フィルター 113 エッチング液 114 超音波槽 115 超音波振動子 116 超音波伝達媒体 210 脱気用ポンプ 301 エッチング液入口 302 配水管 303 中空糸 304 集水管 305 エッチング液出口 306 真空口/純水出口 307 純水入口 401 Si基板 402 多孔質層 501 Si基板 502 多孔質領域

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質体をエッチング液中でエッチング
    するエッチング方法において、前記エッチング液を脱気
    処理しながら前記エッチングを行うことを特徴とする多
    孔質体のエッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記エッチング液を大気から隔離するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の多孔質体のエッチング
    方法。
  3. 【請求項3】 前記エッチング液を循環させて前記多孔
    質体に供給し、前記エッチング液の循環途中において脱
    気を行うことを特徴とする請求項1に記載の多孔質体の
    エッチング方法。
  4. 【請求項4】 前記脱気は、中空糸ガス透過膜によって
    構成される脱気モジュールにおいて該中空糸内をポンプ
    により減圧状態にすることにより行うことを特徴とする
    請求項1又は請求項3に記載の多孔質体のエッチング方
    法。
  5. 【請求項5】 前記脱気は、中空糸ガス透過膜によって
    構成される脱気モジュールにおいて該中空糸内を気体が
    存在しない超純水で満たすことにより行うことを特徴と
    する請求項1又は請求項3に記載の多孔質体のエッチン
    グ方法。
  6. 【請求項6】 脱気される気体は化学反応において発生
    する反応副生物であることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかの請求項に記載の多孔質体のエッチング方法。
  7. 【請求項7】 脱気される気体は、エッチング液に元々
    溶解している気体と、化学反応において発生する反応副
    生物と、であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かの請求項に記載の多孔質体のエッチング方法。
  8. 【請求項8】 前記エッチングは、波動エネルギーを印
    加しながら行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かの請求項に記載の多孔質体のエッチング方法。
  9. 【請求項9】 前記波動エネルギーの印加は超音波の印
    加により行うことを特徴とする請求項8に記載の多孔質
    体のエッチング方法。
  10. 【請求項10】 前記エッチング液の温度の揺らぎを±
    0.5℃以内に制御することを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかの請求項に記載の多孔質体のエッチング方
    法。
  11. 【請求項11】 前記エッチング液はふっ酸系反応液で
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの請求項
    に記載の多孔質体のエッチング方法。
  12. 【請求項12】 前記エッチング液中に界面活性剤を添
    加することを特徴とする請求項1〜5のいずれかの請求
    項に記載の多孔質体のエッチング方法。
  13. 【請求項13】 前記エッチング液は、ふっ酸と過酸化
    水素水との混合液であることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかの請求項に記載の多孔質体のエッチング方
    法。
  14. 【請求項14】 前記エッチング液は、ふっ酸と界面活
    性剤との混合液であることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかの請求項に記載の多孔質体のエッチング方法。
  15. 【請求項15】 前記エッチング液は、ふっ酸と過酸化
    水素水と界面活性剤との混合液であることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかの請求項に記載の多孔質体のエ
    ッチング方法。
  16. 【請求項16】 前記界面活性剤は、メタノール、エタ
    ノール、イソプロピルアルコールのいずれかであること
    を特徴とする請求項12、14、15のいずれかの請求
    項に記載の多孔質体のエッチング方法。
  17. 【請求項17】 前記エッチング液中に、緩衝剤を添加
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれかの請求項
    に記載の多孔質体のエッチング方法。
  18. 【請求項18】 前記緩衝剤は、弗化アンモニウムであ
    ることを特徴とする請求項17に記載の多孔質体のエッ
    チング方法。
  19. 【請求項19】 少なくとも一部に多孔質面の表出した
    基体を保持するための保持手段と、該基体の多孔質部分
    をエッチングするエッチング液を入れるためのエッチン
    グ槽と、該エッチング液から気体の脱気を行うための脱
    気装置と、を有することを特徴とする多孔質体のエッチ
    ング装置。
  20. 【請求項20】 更に、エッチング液を循環させるため
    の循環ラインを備えていることを特徴とする請求項19
    に記載の多孔質体のエッチング装置。
  21. 【請求項21】 前記脱気装置は、中空糸ガス透過膜に
    よって構成される脱気モジュールにおいて該中空糸内を
    ポンプにより減圧状態にするように構成されていること
    を特徴とする請求項19に記載の多孔質体のエッチング
    装置。
  22. 【請求項22】 前記脱気装置は、中空糸ガス透過膜に
    よって構成される脱気モジュールにおいて該中空糸内を
    気体が存在しない超純水で満たすように構成されている
    ことを特徴とする請求項19に記載の多孔質体のエッチ
    ング装置。
  23. 【請求項23】 前記脱気する気体は化学反応において
    発生する反応副生物であることを特徴とする請求項19
    に記載の多孔質体のエッチング装置。
  24. 【請求項24】 前記脱気する気体は、エッチング液に
    元々溶解している気体と、化学反応において発生する反
    応副生物と、であることを特徴とする請求項19に記載
    の多孔質体のエッチング装置。
  25. 【請求項25】 前記エッチング液の温度の揺らぎを±
    0.5℃以内に制御する温度制御装置が組み込まれてい
    ることを特徴とする請求項19に記載の多孔質体のエッ
    チング装置。
  26. 【請求項26】 前記エッチング液に波動エネルギーを
    印加する手段を有することを特徴とする請求項19に記
    載の多孔質体のエッチング装置。
  27. 【請求項27】 前記波動エネルギーは超音波であるこ
    とを特徴とする請求項26に記載の多孔質体のエッチン
    グ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011077364A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hitachi Cable Ltd プリント配線基板の製造方法及びその製造装置
JP2014027008A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Disco Abrasive Syst Ltd エッチング方法
CN111519188A (zh) * 2020-05-07 2020-08-11 宁波福至新材料有限公司 一种用于不锈钢的震荡蚀刻方法

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