JP2000133533A - サイクロコンバータ用変圧器 - Google Patents

サイクロコンバータ用変圧器

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JP2000133533A
JP2000133533A JP10307012A JP30701298A JP2000133533A JP 2000133533 A JP2000133533 A JP 2000133533A JP 10307012 A JP10307012 A JP 10307012A JP 30701298 A JP30701298 A JP 30701298A JP 2000133533 A JP2000133533 A JP 2000133533A
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phase
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Hiroshi Shioda
広 塩田
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Toshiba Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F30/00Fixed transformers not covered by group H01F19/00
    • H01F30/06Fixed transformers not covered by group H01F19/00 characterised by the structure
    • H01F30/12Two-phase, three-phase or polyphase transformers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄心を常に12パルス電流励磁でき、口出線
の引き出しができ、一次巻線の合計容量を低減できる変
圧器を提供すること。 【解決手段】 3台の単相変圧器62は、二脚鉄心64
に、並列に接続される6個の一次巻線65a〜65fと
12個の二次巻線66a〜67b''とを備えて構成され
る。このうち6個の二次巻線66a〜67a''はそれぞ
れΔ結線されて第1の正群および負群コンバータ27
a、28aに接続され、他の6個の二次巻線66b〜6
7b''はそれぞれY結線されて第2の正群および負群コ
ンバータ27b、28bに接続される。二脚鉄心64の
2つの脚には、正群および負群の二次巻線が一次巻線を
挟み込むように、それぞれ3個の一次巻線と6個の二次
巻線が巻回される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、12パルスブリッ
ジとして構成された三相出力循環電流形サイクロコンバ
ータの電源用として好適なサイクロコンバータ用変圧器
に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、単相出力の循環電流形サイクロコ
ンバータの基本構成について図10ないし図12を用い
て説明する。図10は、一般的な単相循環電流形サイク
ロコンバータの電気的構成を示している。この図10に
おいて、サイクロコンバータ1は、三相交流電源2に接
続された三相の変圧器3、および正群コンバータ4と負
群コンバータ5とを循環電流制限用のリアクトル6、7
を介して逆並列に接続してなるコンバータ部8により構
成されている。ここで、正群コンバータ4はサイリスタ
9〜14を三相ブリッジ接続して構成され、負群コンバ
ータ5はサイリスタ15〜20を三相ブリッジ接続して
構成されている。また、変圧器3は三相結線された一次
巻線21と例えばΔ結線された2つの二次巻線22、2
3とを備えており、その一方の二次巻線22は前記正群
コンバータ4の入力端子に接続され、他方の二次巻線2
3は前記負群コンバータ5の入力端子に接続されてい
る。さらに、リアクトル6の中性点とリアクトル7の中
性点との間には負荷24が接続されている。
【0003】このような構成のサイクロコンバータ1に
おいて、正群コンバータ4のサイリスタ9〜14、およ
び負群コンバータ5のサイリスタ15〜20に所定のパ
ターンを有するゲート信号を入力すると、正群コンバー
タ4の出力端子Tp1、Tp2間、および負群コンバータ5
の出力端子Tn1、Tn2間には、それぞれ図11(a)、
(b)に太実線で示すようなほぼ正弦波状の電圧eop、
eonが出力される。そして、負荷24の両端子間には、
図11(c)に太実線で示すように電圧eopと電圧eon
との平均値に等しいほぼ正弦波状となる電圧eo が得ら
れる。なお、細実線は三相交流電源2の電圧波形を示
し、破線は各電圧eop、eon、eo の基本波成分を示し
ている。
【0004】このように、サイクロコンバータ1は、サ
イリスタ9〜20のゲート信号を制御することにより、
三相交流電源2を入力とし、その電源周波数をそれより
も低い所定範囲内の周波数に直接変換して単相の交流電
圧として出力する周波数変換回路として動作する。
【0005】上記構成に対し、図12に示すサイクロコ
ンバータ25においては、コンバータ部26は、第1の
正群コンバータ27aおよび第2の正群コンバータ27
bをカスケード接続してなる正群コンバータと、第1の
負群コンバータ28aおよび第2の負群コンバータ28
bをカスケード接続してなる負群コンバータとから構成
されている。正群コンバータ27a、27b、および負
群コンバータ28a、28bの各構成は、それぞれ上述
した正群コンバータ4、および負群コンバータ5の構成
と同一である。
【0006】また、三相の変圧器29は、一次巻線30
a、30bと、当該一次巻線30aに対応した二次巻線
である第1の正群巻線31aおよび第1の負群巻線32
aと、前記一次巻線30bに対応した二次巻線である第
2の正群巻線31bおよび第2の負群巻線32bとから
構成されている(図14参照)。そして、第1の正群お
よび負群巻線31a、32aは、それぞれ第1の正群お
よび負群コンバータ27a、28aに接続され、第2の
正群および負群巻線31b、32bは、それぞれ第2の
正群および負群コンバータ27b、28bに接続されて
いる。
【0007】この場合、例えば第1の正群および負群巻
線31a、32aをΔ結線とし、第2の正群および負群
巻線31b、32bをY結線とすることで、正群、負群
ともに第1および第2のコンバータ間に30°の位相差
が生成される。このため、サイクロコンバータ25は、
上述したサイクロコンバータ1よりも出力電圧eo の高
調波成分が低減するという特徴を有している。なお、上
述したサイクロコンバータ1のコンバータ部8は6パル
スブリッジ構成と称され、サイクロコンバータ25のコ
ンバータ部26は12パルスブリッジ構成と称されてい
る。
【0008】さて、以上においては、単相の交流電圧を
出力するサイクロコンバータ1および25について説明
したが、上記サイクロコンバータ25を三相結線するこ
とにより、図13に示すような12パルスブリッジ構成
を有する三相出力のサイクロコンバータ33が得られ
る。このサイクロコンバータ33に対する変圧器の構成
としては、これまで種々のものが用いられてきた。
【0009】その第1の従来例として、図13に示すよ
うに、各相のコンバータ部26毎に上述した変圧器29
を備えて構成したものがある。図14は、この変圧器2
9の一つの鉄心脚についての巻線構成図である。すなわ
ち、三脚鉄心34の一つの脚34pの周囲には、その上
部に位置して内側より第1の正群巻線31a、一次巻線
30a、および第1の負群巻線32aが順に巻回され、
その下部に位置して内側より第2の正群巻線31b、一
次巻線30b、および第2の負群巻線32bが順に巻回
されている。
【0010】これら一次巻線30a、30bは、並列接
続された上で他の2つの脚(図示せず)に巻回された一
次巻線との間で三相結線され、三相交流電源2に接続さ
れる。さらに、第1の正群および負群巻線31a、32
aは、それぞれ他の2つの脚に巻回された巻線との間で
Δ結線され、第2の正群および負群巻線31b、32b
は、それぞれ他の2つの脚に巻回された巻線との間でY
結線されている。
【0011】次に、第2の従来例であるサイクロコンバ
ータ35の電気的構成を図15に示す。この図15にお
いて、各相のコンバータ部26には、2台の三相変圧器
36a、36bにより所定の交流電圧が印加されるよう
になっている。図16は、この変圧器36aの一つの鉄
心脚についての巻線構成図である。すなわち、三脚鉄心
37の一つの脚37pの周囲には、その上部に位置して
内側より第1の正群巻線31a、一次巻線30a、およ
び第1の負群巻線32aが順に巻回され、その中央部に
位置して内側より第1の正群巻線31a' 、一次巻線3
0a' 、および第1の負群巻線32a' が順に巻回さ
れ、さらにその下部に位置して内側より第1の正群巻線
31a''、一次巻線30a''、および第1の負群巻線3
2a''が順に巻回されている。
【0012】このうち、一次巻線30a、30a' 、3
0a''は、並列接続された上で他の2つの脚(図示せ
ず)に巻回された一次巻線との間で三相結線されてい
る。また、二次巻線31a、31a' 、31a''は、そ
れぞれ他の2つの脚に巻回された巻線との間でΔ結線さ
れた上で各相の第1の正群コンバータ27aに接続さ
れ、二次巻線32a、32a' 、32a''は、同様にし
てΔ結線された上で各相の第1の負群コンバータ28a
に接続されている。なお、変圧器36bについても、二
次巻線31b、31b' 、31b''、32b、32b'
、32b''がそれぞれY結線されていることを除いて
変圧器36aと同様の構成を有している。
【0013】さらに、第3の従来例であるサイクロコン
バータ38の電気的構成を図17に示す。この図17に
おいて、各相のコンバータ部26には、1台の三相変圧
器39により所定の交流電圧が印加されるようになって
いる。図18は、この変圧器39の一つの鉄心脚につい
ての巻線構成図である。すなわち、三脚鉄心40の一つ
の脚40pの周囲には、その上部に位置して前述の変圧
器36aの脚37に設けられる巻線(図16参照)が巻
回されるとともに、その下部に位置して前述の変圧器3
6bの脚に設けられる巻線が巻回されることにより構成
されている。
【0014】上述した各変圧器29、36a、36b、
39によれば、一次巻線がそれぞれ正群巻線と負群巻線
とに挟まれて互いに密に磁気結合した状態となるので、
特開昭63−186564号公報に示されているよう
に、正群巻線が運転中においても負群巻線が運転中にお
いても一次巻線に負荷電流が流れるようになり一次巻線
の利用率が向上する。その結果、一次巻線の合計容量
を、二次巻線の合計容量のほぼ1/21/2倍にするこ
とができる。さらに、変圧器29および39について
は、鉄心34および40が全期間を通じて12パルス電
流励磁されるので、6パルス電流励磁の場合よりも高調
波が低減し鉄損が小さくなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上述べた
第1ないし第3の従来例であるサイクロコンバータ3
3、35、38において、変圧器29、36a(36
b)、39の脚34p、37p、40pに巻回する正群
巻線、一次巻線、負群巻線の組(巻線対)を同一寸法で
製作した場合、鉄心材料の使用量は変圧器の構成台数が
少ない程減少し、それに伴い無負荷損が低減する。この
点において、図17に示すサイクロコンバータ38の構
成が優れている。
【0016】また、サイクロコンバータ38の変圧器3
9は、全ての二次巻線31a、31a' 、31a''、3
2a、32a' 、32a''、31b、31b' 、31
b''、32b、32b' 、32b''が同一磁気回路とな
る一つの三脚鉄心40に巻回されているので、正群コン
バータ27a、27bが正の半サイクルの電圧を出力し
ている期間も、負群コンバータ28a、28bが負の半
サイクルの電圧を出力している期間も、全期間を通じて
三脚鉄心40が12パルス電流で励磁される。このた
め、当該変圧器39は鉄損が小さくなるという利点を有
している。この事情は、第1および第2の正群巻線31
a、31bと第1および第2の負群巻線32a、32b
とを有するサイクロコンバータ33の各変圧器29にお
いても同様となる。
【0017】しかしながら、上記変圧器39は1脚あた
りの二次巻線の数が12個もあり、変圧器39の上面図
である図19に示すように、口出線を引き出すスペース
が2方向に限られる中央脚40qについては12個もの
口出線を引き出すことは困難である。このため、変圧器
39はこれまで採用されることがなかった。
【0018】一方、図15に示すサイクロコンバータ3
5においては、変圧器36aは第1の正群および負群コ
ンバータ27a、28aに接続される二次巻線のみを有
し、さらにこれら二次巻線が全てΔ結線されている。こ
のため、当該変圧器36aは全期間を通じて6パルス電
流励磁となり、鉄損が増大するという欠点を有してい
る。この事情は変圧器36bについても同様となる。
【0019】そこで、変圧器36a、36bの二次巻線
の構成を図20に示すように変更したサイクロコンバー
タ41の構成が考えられる。この場合の変圧器42a
は、上記変圧器36aの巻線構成における負群巻線をΔ
結線からY結線に変更した巻線構成、すなわち並列接続
される一次巻線30a、30a' 、30a''、Δ結線さ
れた第1の正群巻線31a、31a' 、31a''、およ
びY結線された第1の負群巻線43a、43a' 、43
a''を備えた構成となっている。また、変圧器42bも
同様に、上記変圧器36bの巻線構成における負群巻線
をY結線からΔ結線に変更した第2の負群巻線43b、
43b' 、43b''を備えている。この構成によれば、
サイクロコンバータ41に流れる循環電流成分は12パ
ルス電流となる。しかし、この循環電流成分は小さいの
で、変圧器42a、42bは依然として6パルス相当電
流の励磁を受け鉄損を低減することはできない。
【0020】これを避けるためには、上記変圧器42
a、42bの二次巻線の構成をさらに図21に示すよう
に変更したサイクロコンバータ44を構成すれば良い。
この場合、変圧器45aは、正群コンバータ27aおよ
び27bに接続される二次巻線を備えた巻線構成、すな
わち並列接続される一次巻線30a、30a' 、30
a''、Δ結線された第1の正群巻線31a、31a' 、
31a''、およびY結線された第2の正群巻線31b、
31b' 、31b''を備えた構成となっている。また、
変圧器48bはY結線された第1負群巻線43a、43
a' 、43a''およびΔ結線された第2負群巻線43
b、43b' 、43b''を備えた構成となっている。そ
の結果、変圧器45a、45bは全期間を通じて12パ
ルス電流で励磁される。しかし、このような巻線構成に
すると、変圧器45a、45bの一次巻線の合計容量は
二次巻線の合計容量に等しい容量だけ必要となり、上述
した変圧器36a、36b、42a、42bに比べ大形
化し製造コストが上昇するという不具合が新たに生じ
る。
【0021】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、変圧器鉄心が全期間を通じて12パル
ス電流励磁されるとともに、口出線の引き出しが可能と
なる構造を有し、さらに一次巻線の合計容量を低減する
ことができるサイクロコンバータ用変圧器を提供するこ
とにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のサイクロコンバータ用変圧器は、正群コン
バータと負群コンバータとが12パルスブリッジとして
構成された三相出力循環電流形サイクロコンバータの電
源として用いられるサイクロコンバータ用変圧器におい
て、一次巻線と12個の二次巻線とを二脚鉄心に巻回し
てなる単相変圧器3台を三相結線することにより構成さ
れ、前記3台の単相変圧器のそれぞれ対応する6個の二
次巻線同士をΔ結線し、それぞれ対応する他の6個の二
次巻線同士をY結線したことを特徴とする(請求項1の
発明)。
【0023】この構成によれば、単相変圧器として二脚
鉄心の使用が可能となり、この二脚鉄心の何れの脚にお
いても、一次巻線および二次巻線の口出線を他方の脚に
向かう方向を除いた3方向へ引き出すことができる。ま
た、各単相変圧器には、12パルスブリッジとして構成
された各正群コンバータおよび各負群コンバータに接続
される12個の二次巻線が全て巻回されているので、各
単相変圧器は12パルス電流で励磁され鉄損が減少す
る。
【0024】本構成では、従来の技術において第1の従
来例として説明したサイクロコンバータ用変圧器と同様
に3台の変圧器が必要となる。しかし、前記第1の従来
例では三相変圧器を使用しているのに対し、本構成では
単相変圧器を使用することができるので、変圧器に用い
る鉄心材料の使用量が減少し、無負荷損を低減すること
ができる。
【0025】この場合、単相変圧器を、二脚鉄心の第1
の脚に二次巻線のうち6巻線を巻回し、第2の脚に前記
二次巻線のうち他の6巻線を巻回することにより構成す
ることが好ましい(請求項2の発明)。この構成によれ
ば、単相変圧器の1脚あたりの巻線構成を簡単化するこ
とができる。また、1脚のみに12巻線を巻回する場合
に比べ、単相変圧器の高さ寸法を低く抑えることができ
るので、変圧器に用いる鉄心材料の使用量を一層減らす
ことができ、無負荷損を抑えて変圧器効率を一層高める
ことができる。
【0026】さらに、単相変圧器を、一次巻線が正群コ
ンバータに接続される二次巻線と負群コンバータに接続
される二次巻線との間に介在した状態となるように構成
するのがより好ましい構成となる(請求項3の発明)。
この構成によれば、一次巻線と正群コンバータに接続さ
れる二次巻線、および一次巻線と負群コンバータに接続
される二次巻線が密に磁気結合した状態となり、正群巻
線が運転中においても負群巻線が運転中においても一次
巻線に負荷電流が流れるようになる。その結果、単相変
圧器の一次巻線の合計容量は、その二次巻線の合計容量
のほぼ1/21/2倍でよく、一次巻線の利用率が向上
する。
【0027】以上の場合において、一次巻線を互いに並
列接続となる複数の一次巻線から構成し、当該複数の各
一次巻線に流れる過電流を検出する過電流検出手段を具
備する構成とすることができる(請求項4の発明)。こ
の構成によれば、二次巻線側で生じた短絡事故などによ
り二次巻線に過電流が流れると、その過電流に応じた電
流が当該二次巻線と磁気結合した状態に巻回された一次
巻線に集中して流れる。その結果、過電流検出手段によ
る事故電流の検出感度が向上する。
【0028】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態について、図1ないし図6を参照しな
がら説明する。なお、図1において、図12と同一構成
部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分に
ついて説明する。図1は、サイクロコンバータの電気的
構成図である。この図1において、三相出力循環電流形
のサイクロコンバータ61は、12パルスブリッジ構成
を有する三相結線(例えばY結線)された3つのコンバ
ータ部26と、3台の単相変圧器62を三相結線してな
るサイクロコンバータ用変圧器(以下、変圧器と称す)
63とから構成されている。
【0029】上記単相変圧器62は、二脚鉄心64に、
6個の一次巻線65a、65b、65c、65d、65
e、65fと、12個の二次巻線66a、67a、66
a'、67a' 、66a''、67a''、66b、67
b、66b' 、67b' 、66b''、67b''とを備え
て構成されている。図1において単相変圧器62の二次
巻線の結線は簡略化して示してある。すなわち、例えば
U相のコンバータ部26に対しては、3台の単相変圧器
62の各二次巻線66a同士はΔ結線された上で第1の
正群巻線として第1の正群コンバータ27aに接続さ
れ、各二次巻線67a同士はΔ結線された上で第1の負
群巻線として第1の負群コンバータ28aに接続されて
いる。また、各二次巻線66b同士はY結線された上で
第2の正群巻線として第2の正群コンバータ27bに接
続され、各二次巻線67b同士はY結線された上で第2
の負群巻線として第2の負群コンバータ28bに接続さ
れている。V相およびW相のコンバータ部26について
も同様にして結線されている。なお、単相変圧器62の
一次巻線65a〜65fは並列接続された上で2つの口
出線として引き出され、他の2台の単相変圧器62の口
出線とともに三相結線(例えばY結線)されて三相交流
電源2に接続されている。
【0030】図2および図3は、それぞれ、図1におい
て簡略化して示した単相変圧器62の二次巻線66a、
67a、66a' 、67a' 、66a''、67a''に対
するΔ結線部分、および二次巻線66b、67b、66
b' 、67b' 、66b''、67b''に対するY結線部
分を詳細に示した結線図である。
【0031】上記単相変圧器62は、その上面図である
図4に示すように、二脚鉄心64の脚64p、64qの
各外周部に、それぞれ、一次巻線65a〜65fのうち
3巻線と二次巻線66a〜67b''のうち6巻線とを巻
回して構成されている。図5は、脚64pに対する具体
的な巻線構成を示したものである。すなわち、脚64p
の周囲には、その上部に位置して内側より第1の正群巻
線66a、一次巻線65a、および第1の負群巻線67
aが順に巻回され、その中央部に位置して内側より第1
の正群巻線66a' 、一次巻線65b、および第1の負
群巻線67a'が順に巻回され、さらにその下部に位置
して内側より第1の正群巻線66a''、一次巻線65
c、および第1の負群巻線67a''が順に巻回されてい
る。
【0032】また、脚64qについては図示しないが、
脚64pと同様の巻線構成、すなわち、脚64qの周囲
には、その上部に位置して内側より第2の正群巻線66
b、一次巻線65d、および第2の負群巻線67bが順
に巻回され、その中央部に位置して内側より第2の正群
巻線66b' 、一次巻線65e、および第2の負群巻線
67b' が順に巻回され、さらにその下部に位置して内
側より第2の正群巻線66b''、一次巻線65f、およ
び第2の負群巻線67b''が順に巻回された巻線構成を
有している。なお、脚64p、64qの周囲には、内側
より負群巻線、一次巻線、および正群巻線の順で巻回し
ても良い。
【0033】次に、本実施形態の作用および効果につい
て説明する。変圧器63を構成する3台の単相変圧器6
2は、二脚鉄心64の脚64p、64qに一次巻線65
a〜65fおよび二次巻線66a〜67b''を巻回して
構成されるので、何れの脚64p、64qにおいても口
出線を引き出すために図4に示す3方向を利用すること
が可能となる。特に、単相変圧器62は、一次巻線65
a〜65fおよび二次巻線66a〜67b''を2つの脚
64p、64qに半分ずつ分けて巻回した巻線構成を有
しているので、口出線の引き出し部分の構造を簡単化で
き製造コストの低減を図ることができる。
【0034】また、3台の単相変圧器62を用いると、
第1の従来例として説明した3台の三相変圧器29を用
いたサイクロコンバータ用変圧器(図13参照)と比較
して、変圧器に用いる鉄心材料の使用量を減らすことが
できる。図6(a)は変圧器63を構成する3台の単相
変圧器62の二脚鉄心64を示し、(c)は上記従来例
における3台の三相変圧器29の三脚鉄心34を示した
ものである。ここで、脚64pに巻回される巻線対、例
えば第1の正群巻線65a、一次巻線64a、および第
1の負群巻線66aからなる巻線対(図5参照)をほぼ
正方形状となるように構成し、脚34pに巻回される巻
線対、例えば第1の正群巻線31a、一次巻線30a、
および第1の負群巻線32aからなる巻線対(図14参
照)を上記巻線対と同じ形状および寸法を有して構成し
た場合を考える。この場合、変圧器62と29とで鉄心
64と34との積層厚が同じと仮定すれば、鉄心重量の
差はこれら鉄心64、34を正面から見たときの面積差
に比例することになる。
【0035】いま、図6(c)に示す三脚鉄心34の脚
およびヨークの幅をRとし、窓部の幅をW、高さをH
(=W)とすれば、(a)に示す二脚鉄心64の窓部の
寸法は、巻線対が3段にわたって巻回されることから幅
がW、高さがほぼ1.5H(=1.5W)となる。その
結果、本実施形態の変圧器63の方が正面から見た面積
が6R(R+W)だけ小さくなり、その面積差に比例し
た分だけ少ない鉄心材料で構成することができる。従っ
て、上記従来構成(図13参照)の変圧器に比べ、変圧
器63の無負荷損が減少し変圧器効率が向上する。
【0036】単相変圧器62における上述の巻線対をな
す構成、すなわち各一次巻線65a〜65fを正群巻線
と負群巻線とで挟み込んだ構成とすると、一次巻線65
a〜65fの利用率を向上できるという効果も生ずる。
この場合、一次巻線と正群巻線、および一次巻線と負群
巻線が密に磁気結合した状態となり、正群巻線が運転中
においても負群巻線が運転中においても一次巻線に負荷
電流が流れるようになる。その結果、単相変圧器62の
一次巻線65a〜65fの合計容量は、その二次巻線6
6a〜67b''の合計容量のほぼ1/21/2倍で十分
となり、単相変圧器62を小型軽量化することができ
る。
【0037】さらに、単相変圧器62には、第1の正群
巻線66a、66a' 、66a''と第2の正群巻線66
b、66b' 、66b''、および第1の負群巻線67
a、67a' 、67a''と第2の負群巻線67b、67
b' 、67b''が一つの二脚鉄心64に同一磁気回路と
して巻回されている。これにより、正群コンバータ27
a、27bが正の半サイクルの電圧を出力している期間
も、負群コンバータ28a、28bが負の半サイクルの
電圧を出力している期間も、全期間を通じて二脚鉄心6
4が12パルス電流で励磁され、6パルス電流で励磁さ
れる場合に比べ高調波成分が減少し鉄損を減らすことが
できる。
【0038】(第2の実施形態)次に、第1の実施形態
における単相変圧器62の巻線構成に変形を加えた本発
明の第2の実施形態について、図7および図8を参照し
ながら説明する。サイクロコンバータ用変圧器(図示せ
ず)は、第1の実施形態において述べた変圧器63と同
様に、3台の単相変圧器68を三相結線することにより
構成されている。また、単相変圧器68は、その上面図
である図7に示すように、二脚鉄心69の一方の脚69
pの外周に、一次巻線65a〜65fと12個の二次巻
線66a〜67b''とを巻回して構成されている。
【0039】図8は、脚69pに対する具体的な巻線構
成を示したものである。すなわち、脚69pの周囲に
は、その上部に位置して内側より順に第1の正群巻線6
6a、一次巻線65a、および第1の負群巻線67aが
一つの巻線対をなした状態に巻回され、その下部には同
様にして一次巻線を正群巻線と負群巻線とで挟み込んだ
状態で5個の巻線対が設けられている。その結果、脚6
9pには6段の巻線対が形成される。
【0040】上記構成によっても、第1の実施形態とほ
ぼ同様の作用および効果を得ることができる。この場
合、単相変圧器68は一つの鉄心脚69pに全巻線を巻
回して構成されるので、単相変圧器62に比べ鉄心脚6
9pの口出線の数は増加するが、図7に矢印で示す3方
向を利用すればその引き出しが可能となる。また、第1
の実施形態で説明した仮定のもとに、3台の変圧器68
に用いる鉄心材料の使用量を図13に示す従来構成にお
ける鉄心材料の使用量と比較すれば、図6(b)および
(c)に示すように、本実施形態における3台の二脚鉄
心69の方が正面から見た面積が2Rだけ小さくな
り、その面積差に比例した分だけ鉄心材料を少なく構成
できる。
【0041】(第3の実施形態)次に、第1の実施形態
における単相変圧器62の一次側巻線側に変形を加えた
本発明の第3の実施形態について図9を参照しながら説
明する。サイクロコンバータ用変圧器は、第1の実施形
態において述べた変圧器63と同様に、3台の単相変圧
器70を三相結線することにより構成されている。ま
た、単相変圧器70は、二脚鉄心71の2つの脚に、そ
れぞれ6個の一次巻線72a〜72fと12個の二次巻
線66a〜67b''とを半分ずつ巻回して構成されてい
る。
【0042】図9は、単相変圧器70の一次巻線側の電
気的構成を示している。一次巻線72a〜72fの各一
端子は共通に接続され一つの口出線73nとして引き出
されている。これに対して、一次巻線72a〜72fの
各他端子は、それぞれ独立して6つの口出線73a〜7
3fとして引き出されている。これら口出線73a〜7
3fは、それぞれ変流器74a〜74f(本発明でいう
過電流検出手段に相当)が設けられた上で共通に接続さ
れ三相交流電源2に接続されている。また、3台の単相
変圧器70の口出線73nも共通に接続されている。
【0043】変流器74a〜74fにはそれぞれ過電流
継電器75a〜75f(本発明でいう過電流検出手段に
相当)が接続されており、これら過電流継電器75a〜
75fは、それぞれ変流器74a〜74fによる口出線
73a〜73fの検出電流が所定の設定電流値以上とな
ることにより継電動作、例えば接点の開閉動作を行うよ
うになっている。なお、図9には1台の単相変圧器70
に係る過電流継電器75aのみが示されている。
【0044】上記構成においては、一次巻線72a〜7
2fが6並列に接続され、且つ一次巻線72a〜72f
は正群巻線と負群巻線とに挟まれて互いに密に磁気結合
した状態として配置されている。このため、二次巻線側
に短絡事故などが生じて二次巻線に過大な電流が流れる
と、その過大な電流に応じた一次電流が当該二次巻線と
磁気結合した状態にある一次巻線に集中して流れ、事故
電流の検出感度を高めることができる。
【0045】(その他の実施形態)なお、本発明は上記
し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではな
く、以下のような拡張または変更が可能である。第1の
実施形態において単相変圧器62の一次巻線は並列に接
続される6分割された一次巻線65a〜65fから構成
したが、2並列あるいは3並列となる一次巻線から構成
しても良い。また、第2の実施形態において単相変圧器
68の一次巻線は2並列となる一次巻線から構成しても
良い。
【0046】第3の実施形態において、単相変圧器70
の一次側に設けられる変流器は、2個の一次巻線(例え
ば72aと72b)を1つにまとめた上で設けるように
しても良く、また、3台の単相変圧器70を三相結線し
た上で設けるようにしても良い。このように、変流器の
配設形態を適宜選択することにより、変流器の数を必要
最小限に抑えつつ所望の検出感度を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明のサイクロコンバータ用変圧器によれば以下の効果
を奏する。請求項1のものによれば、一次巻線と12個
の二次巻線とを二脚鉄心に巻回してなる単相変圧器を三
相結線して構成したので、口出線の引き出しスペースを
確保でき、三相変圧器を使用したものよりも鉄心材料の
減少分だけ無負荷損を低減できる。また、単相変圧器に
は、正群コンバータおよび負群コンバータに接続される
12個の二次巻線が全て巻回されているので、二脚鉄心
が12パルス電流励磁され鉄損が減少し変圧器効率が向
上する。
【0048】請求項2のものによれば、単相変圧器の二
脚鉄心の各脚に二次巻線を6巻線ずつ巻回したので、1
脚のみに12巻線を巻回する場合に比べ、単相変圧器の
高さ寸法を低く抑えることができ、変圧器をより小形化
できるとともに、変圧器効率を一層高めることができ
る。
【0049】請求項3のものによれば、一次巻線が正群
コンバータに接続される二次巻線と負群コンバータに接
続される二次巻線との間に介在した状態となるように構
成したので、単相変圧器の一次巻線の合計容量を、その
二次巻線の合計容量のほぼ1/21/2倍とすることが
でき、変圧器を一層小形化することができる。
【0050】請求項4のものによれば、一次巻線を互い
に並列接続となる複数の一次巻線から構成し、各一次巻
線毎に過電流検出手段を備えたので、二次巻線側の短絡
事故などにより発生する過電流の検出感度が上がり、よ
り確実な変圧器の保護が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す三相出力循環電
流形サイクロコンバータの電気的構成図
【図2】単相変圧器の二次巻線に係る結線図(その1)
【図3】単相変圧器の二次巻線に係る結線図(その2)
【図4】単相変圧器の上面図
【図5】単相変圧器の1脚あたりの巻線構成図
【図6】鉄心材料の使用量を比較するための変圧器の正
面図
【図7】本発明の第2の実施形態を示す単相変圧器の上
面図
【図8】単相変圧器の1脚あたりの巻線構成図
【図9】本発明の第3の実施形態を示す単相変圧器の一
次巻線側の結線図
【図10】6パルスブリッジ構成の一般的な単相出力循
環電流形サイクロコンバータの電気的構成図
【図11】図10に示すサイクロコンバータの各部の電
圧波形
【図12】12パルスブリッジ構成の一般的な単相出力
循環電流形サイクロコンバータの電気的構成図
【図13】図12に示すサイクロコンバータを3台用い
た第1の従来例を示す三相出力サイクロコンバータの電
気的構成図
【図14】図13に示すサイクロコンバータに用いられ
る変圧器の1脚あたりの巻線構成図
【図15】図13と異なる変圧器構成を有する第2の従
来例を示す三相出力サイクロコンバータの電気的構成図
【図16】図15に示すサイクロコンバータに用いられ
る変圧器の1脚あたりの巻線構成図
【図17】図13および図15と異なる変圧器構成を有
する第3の従来例を示す三相出力サイクロコンバータの
電気的構成図
【図18】図17に示すサイクロコンバータに用いられ
る変圧器の1脚あたりの巻線構成図
【図19】図17に示すサイクロコンバータに用いられ
る変圧器の上面図
【図20】図15と異なる変圧器構成を有する三相出力
サイクロコンバータの電気的構成図(その1)
【図21】図15と異なる変圧器構成を有する三相出力
サイクロコンバータの電気的構成図(その2)
【符号の説明】
図中、27a、27bは正群コンバータ、28a、28
bは負群コンバータ、61は三相出力循環電流形サイク
ロコンバータ、62、68、70は単相変圧器、63は
サイクロコンバータ用変圧器、64、69、71は二脚
鉄心、64pは第1の脚、64qは第2の脚、65a、
65b、65c、65d、65e、65f、72a、7
2b、72c、72d、72e、72fは一次巻線、6
6a、67a、66a' 、67a' 、66a''、67
a''、66b、67b、66b' 、67b' 、66
b''、67b''は二次巻線、74a、74b、74c、
74d、74e、74fは変流器(過電流検出手段)、
75a、75b、75c、75d、75e、75fは過
電流継電器(過電流検出手段)である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正群コンバータと負群コンバータとが1
    2パルスブリッジとして構成された三相出力循環電流形
    サイクロコンバータの電源として用いられるサイクロコ
    ンバータ用変圧器において、 一次巻線と12個の二次巻線とを二脚鉄心に巻回してな
    る単相変圧器3台を三相結線することにより構成され、 前記3台の単相変圧器のそれぞれ対応する6個の二次巻
    線同士をΔ結線し、それぞれ対応する他の6個の二次巻
    線同士をY結線したことを特徴とするサイクロコンバー
    タ用変圧器。
  2. 【請求項2】 単相変圧器は、二脚鉄心の第1の脚に二
    次巻線のうち6巻線を巻回し、第2の脚に前記二次巻線
    のうち他の6巻線を巻回することにより構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のサイクロコンバータ用
    変圧器。
  3. 【請求項3】 単相変圧器は、一次巻線が正群コンバー
    タに接続される二次巻線と負群コンバータに接続される
    二次巻線との間に介在した状態となるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載のサイクロ
    コンバータ用変圧器。
  4. 【請求項4】 一次巻線は互いに並列接続となる複数の
    一次巻線から構成され、当該複数の各一次巻線に流れる
    過電流を検出する過電流検出手段を具備したことを特徴
    とする請求項1ないし3の何れかに記載のサイクロコン
    バータ用変圧器。
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