JP2000132987A - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置

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JP2000132987A
JP2000132987A JP10306827A JP30682798A JP2000132987A JP 2000132987 A JP2000132987 A JP 2000132987A JP 10306827 A JP10306827 A JP 10306827A JP 30682798 A JP30682798 A JP 30682798A JP 2000132987 A JP2000132987 A JP 2000132987A
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JP10306827A
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Shingo Kunitsuchi
晋吾 國土
Yoichi Nakasone
陽一 仲宗根
Fumitaka Okamoto
文孝 岡本
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NEUCORE TECHNOL Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑で規模が大きくなりやすい冗長構成を用
いることなく、アナログ値を個々に記憶するメモリセル
の欠陥を救済する。 【解決手段】 メモリ部20から読み出されるデータ4
に含まれる欠陥アナログデータの位置を示す欠陥位置情
報5に基づき、メモリ制御部10によりその欠陥位置に
対応するメモリセルが選択されたことを欠陥位置検出部
30で検出し、この欠陥検出信号6に応じて、その欠陥
位置に対応する他の所定メモリセルから読み出されたデ
ータを用いて欠陥位置のアナログデータを訂正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体メ
モリ装置に関し、特に画像信号などのアナログ信号をア
ナログ値のまま離散的に記憶する不揮発性半導体メモリ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像信号などのアナログ信号をアナログ
値のまま離散的に記憶する不揮発性半導体メモリ装置で
は、記憶容量の増加に伴ってアナログ値を個々に記憶す
るメモリセルのセル数や配線数も増大化しつつあり、メ
モリチップ上でのパターンサイズがますます縮小化する
傾向がある。したがって、このようなメモリチップでの
欠陥発生要因の増加に対して、製造工程で発生した欠陥
を救済することが、生産性の向上や低価格化の面から重
要となる。
【0003】現在、デジタルスチルカメラなどの撮像装
置では、CCDなどの撮像素子で得られたアナログの画
像信号をA/D変換器によりデジタルデータに変換し、
デジタル値としてフラッシュメモリなどの不揮発性半導
体メモリ装置に格納するものとなっている。このような
デジタルの不揮発性半導体メモリ装置では、製造工程に
おけるメモリセルの欠陥を救済する構成として、予め冗
長セルをパターン上に形成しておき、必要に応じて欠陥
メモリセルを冗長セルで置換する構成が採られている。
【0004】図20は従来の半導体メモリ装置の冗長構
成例を示すブロック図である。同図において、205は
メモリセルアレイ204のうち所定の1カラムまたは1
ローに属する全メモリセルを置換する冗長セルである。
冗長アドレス設定部201には、メモリセルアレイの欠
陥検査結果に応じて、その欠陥メモリセルの位置を示す
欠陥セルアドレスR0〜Rnが設定される。この欠陥セ
ルアドレスR0〜Rnは、冗長アドレスコンパレータ2
02により、セル選択アドレスA0〜Anと比較され
る。
【0005】また、冗長アドレス設定部201に、この
冗長構成を動作させるか否かを示す冗長指示信号(ON
/OFF)を設定しておく。ここで、この冗長指示信号
がONであり、かつ冗長アドレスコンパレータ202に
より、欠陥セルアドレスR0〜Rnとセル選択アドレス
A0〜Anとが一致した場合は、NANDゲート206
の出力がLOWレベルとなり、全てのゲート207がO
FFとなる。
【0006】これに対して、ANDゲート208の出力
がHIGHレベルとなり、ゲート209がONとなる。
したがって、ゲート207のOFFに応じて、アドレス
デコーダ203でデコードされた全てのカラム選択信号
210の供給が停止されるとともに、ゲート209のO
Nに応じて、冗長セル205へカラム選択信号211が
供給され、メモリセルアレイ204の所定カラム代わり
に冗長セル205が選択され、データの書き込み/読み
出しが行われる。
【0007】なお、図21は冗長アドレス設定部の構成
例を示す説明図であり、図21(a)に示すように、チ
ップ製造工程時に、メモリセルアレイ204の検査結果
に応じて、ヒューズをレーザ光で切断することにより欠
陥セルアドレスR0〜Rnおよび冗長指示信号ON/O
FFを設定するレーザヒューズ方式や、図21(b)に
示すように、不揮発性メモリセルに記憶させるフラッシ
ュメモリ方式などがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の半導体メモリ装置では、すべてのメモリセル
に欠陥がない場合に不要となる冗長構成、すなわち冗長
セルおよびその制御回路部を予めチップ上に形成してお
く必要があり、チップ面積を有効利用できないという問
題点があった。特に、アナログ信号をアナログ値のまま
記憶するアナログの不揮発性半導体メモリ装置では、デ
ジタルメモリに比べて書き込み/読み出しに関わる周辺
回路が大きいこともあり、より深刻な問題点となる。
【0009】また、従来の冗長構成では、例えば512
カラム×4096ロー(2Mビット)のメモリブロック
サイズに対して、2カラム分と1ロー分の冗長セルしか
設けられておらず、この場合、全冗長セルが512×2
+4096=5120セルもあるのに、不良モードとし
て発生確率の高い、ランダム位置の欠陥セルについて
は、3セル分までしか確実には救済できず、効率よく対
応できないという問題点があった。
【0010】なお、より多くのカラムまたはローを置換
できるように、冗長セルを多数設けておくことも考えら
れるが、その場合に冗長構成により占有されるチップ面
積が大幅に増大してしまう。また、デジタル情報につい
ては、チェックサムなどを用いて誤り訂正を行うことが
できるが、アナログ情報については容易に誤り訂正を行
うことができず、また1メモリセルで多ビット分の情報
を記憶することから、デジタルと比較して1メモリセル
で記憶する情報の重みが大きく、欠陥セルを確実に救済
する必要がある。
【0011】本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、複雑で規模が大きくなりやすい冗長構成を
用いることなく、アナログ値を個々に記憶するメモリセ
ルの欠陥を救済できる不揮発性半導体メモリ装置を提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による不揮発性半導体メモリ装置は、
多数のメモリセルを有し、画像信号などのアナログ信号
をアナログ値のままアナログデータとして個々のメモリ
セルに離散的に記憶するメモリ部と、所定クロックに応
じてメモリ部の読み出し対象となるメモリセルを順次選
択するメモリ制御部と、メモリ部から読み出されるアナ
ログデータに含まれる欠陥アナログデータの位置を示す
欠陥位置情報に基づき、メモリ制御部によりその欠陥位
置に対応するメモリセルが選択されたことを検出出力す
る欠陥位置検出部と、この欠陥位置検出部からの検出出
力に応じて、その欠陥位置に対応する他の1つ以上のメ
モリセルから読み出されたアナログデータを用いて欠陥
位置のアナログデータを訂正するデータ訂正部とを備え
るものである。
【0013】したがって、欠陥位置検出部により欠陥ア
ナログデータが選択されたことが検出された場合は、デ
ータ訂正部により、その欠陥位置に対応する他の1つ以
上のメモリセルから読み出されたアナログデータが用い
られて、欠陥位置のアナログデータが訂正される。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である
不揮発性半導体メモリ装置のブロック図であり、同図に
おいて、メモリ部20はアナログデータを記憶する多数
のメモリセルを有し、入力された画像信号などのアナロ
グ信号(DIN)1を個々のメモリセルでアナログ値の
まま離散的に記憶する。なお、アナログ信号1には、多
数のアナログ振幅値(あるいは多段階デジタル振幅値)
が所定の順序で時間軸上に連続配置されているものとす
る。
【0015】メモリ制御部10は、読み出し動作時に、
所定のクロック(CLK)2からメモリ部20内の所定
メモリセルを順次選択するアドレス(XY)3を出力す
る。欠陥位置情報(ERRIN)5はメモリ部20から
アナログ値のまま読み出される読み出しデータ(DOU
T)4上の欠陥位置を示す情報であり、例えば製造工程
で検出された欠陥メモリセルの位置情報などが用いられ
る。
【0016】欠陥位置検出部30は、この欠陥位置情報
5とメモリ制御部10からのアドレス3とを比較し、ア
ドレス3により欠陥位置情報5に対応するメモリセルが
選択されて欠陥データが読み出されたことを検出し、欠
陥検出信号(ERR)6を出力する。データ訂正部40
は、欠陥検出信号6により指示された読み出しデータ4
に含まれる欠陥データを、その欠陥データの欠陥位置に
対応する所定位置の他の訂正データを用いて訂正し、出
力データ(DOUT’)4を出力する。
【0017】この場合、訂正データとしては、メモリ部
20に入力されたアナログ信号1の構成により予め設定
しておく。例えば、読み出しデータ4上の欠陥データと
その所定データ分だけ前または後に読み出されたアナロ
グデータとの関連性が強い場合は、その所定データ分だ
け前または後に読み出されたアナログデータにより欠陥
データを置換するようにしてもよい。
【0018】図2はデータ訂正部の構成例を示す説明図
である。図2において、(a)は欠陥データの直前に読
み出されたアナログデータで置換する場合のブロック
図、(b)は(a)の動作を示すタイミングチャートを
示す。また、(c)は欠陥データの直後に読み出された
アナログデータで置換する場合のブロック図、(d)は
(c)の動作を示すタイミングチャートを示す。
【0019】図2(a)では、読み出しデータ4を1デ
ータ分(1クロック分)遅延させた遅延データ4Aを訂
正データとして生成する遅延部41が設けられており、
通常は信号切替部6により読み出しデータ4が出力デー
タ4’として選択出力される。また、欠陥検出信号6が
出力された場合は、読み出しデータ4が欠陥データであ
ると判断され、図2(b)に示すように、その1データ
前に読み出された訂正データすなわち遅延データ4Aが
選択出力される。
【0020】また図2(c)では、読み出しデータ4を
1データ分(1クロック分)遅延させた遅延データ4B
を生成する遅延部41が設けられており、通常は信号切
替部6により遅延データ4Bが出力データ4’として選
択出力される。また、欠陥検出信号6が出力された場合
は、遅延データ4Bが欠陥データであると判断され、図
2(d)に示すように、その1データ後に読み出された
訂正データすなわち読み出しデータ4が選択出力され
る。
【0021】なお、図2(c),(d)の場合、常時、
出力データ4’として選択される遅延データ4Bは、読
み出しデータ4に比較して1データ分遅延している。し
たがって、欠陥検出信号6も1データ分遅延させ、遅延
データ4B上の欠陥データと欠陥検出信号6とを同期さ
せる必要がある。
【0022】このように、欠陥位置検出部30とデータ
訂正部40とを設けて、メモリ部20からの読み出しデ
ータ4上に含まれる欠陥データを、その欠陥データの欠
陥位置に対応する所定位置の他の訂正データを用いて訂
正し、出力データ4’としてを出力するようにしたの
で、欠陥セルがランダムな位置に発生する場合でも、的
確かつ効率よく救済できる。また、複雑で比較的回路規
模が大きくなる冗長セルおよびその制御回路部を予めメ
モリチップ上に形成しておく必要がなくなり、チップ面
積を有効利用でき、記憶容量の増大やメモリチップの小
型化を実現できる。
【0023】また、データ訂正部として、読み出しデー
タ4を所定データ分だけ遅延させる遅延部41と、信号
切替部42とを設けて、その所定データ分だけ前または
後に読み出されたアナログデータにより欠陥データを置
換するようにしたので、極めて簡素な回路構成により欠
陥データを訂正できる。
【0024】なお、欠陥位置検出部30としては、図3
に示すような構成を用いてもよい。図3は欠陥位置検出
部の構成例を示す回路図である。ここでは、メモリ制御
部10からメモリ部20に出力されるアドレス3すなわ
ちX1〜Xm,Y1〜Ynと、欠陥位置情報5すなわち
EX1〜EXm,EY1〜EYnとが、それぞれEX−
NOR(排他的論理和)ゲート31個別に比較される。
【0025】そして、すべての出力が一致を示す場合に
のみ、ANDゲート32の出力が有効となり、欠陥検出
信号6として出力される。なお、この場合は、欠陥位置
情報5として、メモリ部20内の各メモリセルのXYア
ドレスすなわちカラム位置およびロー位置を示す情報を
用いた例が示されている。
【0026】しかし、これに限定されるものではなく、
他の形式の位置情報、例えば任意のアドレス空間上の番
地アドレスを示す情報であってもよく、このような場合
は、この情報を欠陥位置情報5に変換する回路部を設け
ればよい。また、メモリ制御部10からのアドレス3
を、欠陥位置情報5の形式、例えば任意のアドレス空間
上の番地アドレスを示す情報に変換する回路部を設けて
もよい。
【0027】また、データ訂正部40において、欠陥デ
ータの前および後に読み出された複数のアナログデータ
を用いて訂正データを生成するようにしてもよい。図4
はデータ訂正部の他の構成例を示す説明図であり、
(a)はブロック図、(b)はタイミングチャートであ
る。図4(a)では、読み出しデータ4を1データ分遅
延させた遅延データ4Cを生成する遅延部43と、遅延
データ4Cをさらに1データ分遅延させた遅延データ4
Dを生成する遅延部44とが設けられている。
【0028】また、遅延データ4Dとデータ4とを補間
演算して訂正データ4Eを生成する補間演算部45が設
けられている。通常は信号切替部42により遅延データ
4Cが出力データ4’として選択出力される。また、欠
陥検出信号6が出力された場合は、遅延データ4Cが欠
陥データであると判断され、図4(b)に示すように、
補間演算部45からの訂正データ4Eが選択出力され
る。
【0029】これにより、欠陥データについては、その
1データ前に読み出された遅延データ4Dとその1デー
タ後に読み出された読み出しデータ4とから生成された
訂正データ4Eで置換されることになる。したがって、
図2で説明したデータ訂正部の構成と比較して、より少
ない誤差の訂正データで欠陥データを訂正できる。
【0030】なお、図4の場合、常時、出力データ4’
として選択される遅延データ4Cは、読み出しデータ4
に比較して1データ分遅延している。したがって、欠陥
検出信号6も1データ分遅延させ、遅延データ4C上の
欠陥データと欠陥検出信号6とを同期させる必要があ
る。
【0031】次に、図5を参照して、本発明の第2の実
施の形態について説明する。図5は第2の実施の形態に
よる不揮発性半導体メモリ装置のブロック図である。前
述した第1の実施の形態では、メモリ部20から読み出
しデータ4を1つずつ読み出し、その後段で訂正データ
を生成する場合を例に説明したが、本実施の形態は、読
み出しデータ4と並列的に読み出した他の読み出しデー
タ4Fから訂正データを生成し、欠陥データの代わりに
選択出力するようにしたものである。
【0032】この場合、データ訂正部40は信号切替部
42から構成され、通常は読み出しデータ4が出力デー
タ4’として選択出力され、欠陥検出信号6に応じて読
み出しデータ4上の欠陥データの代わりに読み出しデー
タすなわち訂正データ4Fが選択出力される。なお、読
み出しデータ4と訂正データ4Fとを並列的に出力する
メモリ部20の構成としては、各種の構成が適用でき
る。例えば、前述の図2,4に示したデータ訂正部の構
成をメモリ部20内部に設けてもよい。
【0033】この他、メモリ部20を複数のメモリブロ
ックから構成し、入力されるアナログ信号1のうち、各
読み出しデータ4とこれに対応する訂正データ4Fとを
それぞれ異なるメモリブロックに記憶しておくようにし
てもよい。これにより、任意の読み出しデータ4がメモ
制御部10からのアドレス3により選択された場合は、
その読み出しデータ4を記憶するメモリブロックから読
み出すとともに、他のメモリブロックから対応する訂正
データ4Fを読み出すことができる。
【0034】このように、メモリ部20から並列的に読
み出されたデータを訂正データとして用いるようにした
ので、読み出しデータ4とその訂正データ4Fとの読み
出し時間位置が遠い場合でも、メモリ部20の後段で訂
正データ4Fを長い期間遅延保持しておく必要がなくな
り、訂正データ4Fの劣化を回避できる。
【0035】また、図6に示すように、読み出しデータ
4と並列的に複数の読み出しデータ4Gを読み出してお
き、これら読み出しデータ4Gから訂正データ4Hを生
成するようにしてもよい。図6は第2の実施の形態によ
る他の不揮発性半導体メモリ装置を示す説明図であり、
(a)はブロック図、(b)は読み出しデータ構成例を
示している。
【0036】図6(b)に示すように、メモリ部20の
各アドレスX0〜X2およびアドレスY0〜Y3で選択
されるメモリセルに、それぞれアナログデータD00〜
D23が格納されており、D00〜D03,D10〜D
13,D20〜D23の順(図中矢印の走査方向)に読
み出されるものとする。ここで、D11の位置に欠陥が
あった場合、その上下左右に位置する4つのアナログデ
ータ、すなわちD01,D10,D12,D21の平均
値をD11の訂正データとして用いる場合は、D11と
並列的にこれら4つのデータを読み出し、訂正データを
生成すればよい。
【0037】図6(a)では、データ訂正部40には、
読み出しデータ4と並列的に複数の読み出しデータ4G
を補間演算することにより、訂正データ4Hを生成する
補間演算部46が設けられている。そして、通常は読み
出しデータ4が出力データ4’として信号切替部42に
より選択出力され、欠陥検出信号6に応じて読み出しデ
ータ4上の欠陥データの代わりに訂正データ4Hが選択
出力される。
【0038】なお、読み出しデータ4と他の複数の読み
出しデータ4Gとを並列的に出力するメモリ部20の構
成としては、各種の構成が適用できる。例えば、メモリ
部20を複数のメモリブロックから構成し、入力される
アナログ信号1のうち、各読み出しデータ4をXアドレ
スごとにそれぞれ異なるメモリブロックに記憶してお
く。
【0039】これにより、図6(b)の場合は、D11
がメモ制御部10からのアドレス3により選択された場
合は、その前後のXアドレスのメモリブロックであって
同一YアドレスのメモリセルからD01,D21を並列
的に読み出すことができる。また、前述の図4に示すよ
うに、2つの遅延部を用いることにより、D11と同一
メモリブロックであってD11の前後のYアドレスのメ
モリセルからD10,D12を並列的に読み出すことが
できる。
【0040】なお、この場合は、D11の遅延にあわせ
て、D01,D21も遅延させる必要がある。また、こ
れら遅延については、補間演算部46で行うようにして
もよい。このように、読み出しデータ4と並列的に読み
出した複数の読み出しデータ4Gから訂正データ4Hを
生成するようにしたので、第1の実施の形態と同様に、
欠陥セルがランダムな位置に発生する場合でも、的確か
つ効率よく救済できる。
【0041】また、複雑で比較的回路規模が大きくなる
冗長セルおよびその制御回路部を予めメモリチップ上に
形成しておく必要がなくなり、チップ面積を有効利用で
き、記憶容量の増大やメモリチップの小型化を実現でき
る。さらに、図5と比較して、複数の読み出しデータか
ら訂正データを生成でき、より少ない誤差の訂正データ
で欠陥データを訂正できる。
【0042】なお、補間演算部46の構成としては、図
7に示すような構成を用いてもよい。図7は補間演算部
の構成例を示す回路図である。図7(a)は積和演算回
路から構成した例を示しており、等しいゲイン(例え
ば、1/4)を有する4つの増幅器61Aが、図6
(b)に示した各データD01,D10,D12,D2
1ごとに設けれらており、これら増幅器61Aの出力
が、それぞれの抵抗61Rを介して接続されて訂正デー
タ4Hが生成される。
【0043】また、図7(b)ではゲイン(A01,A
10,A12,A21)を変更可能な4つの利得可変増
幅器62Aが、各データD01,D10,D12,D2
1ごとに設けれらており、これら増幅器の出力が加算器
62Bにより加算され訂正データ4Hが生成される。し
たがって、各ゲインA01,A10,A12,A21を
それぞれ1/4倍とすることにより、前述と同様にD0
1,D10,D12,D21の平均値が得られる。
【0044】また、図7(c)はスイッチドキャパシタ
方式を利用して各データD01,D10,D12,D2
1の平均値を生成するようにしたものである。ここで
は、帰還回路として所定容量Cの容量素子67を有する
反転増幅器(オペアンプ)66が設けられており、その
反転入力端子に容量Cの1/4の容量を持つ容量素子6
5を介して、各データD01,D10,D12,D21
が入力される。
【0045】ここでφ1,φ2は、ともにクロック信号
2に同期したスイッチング信号であり、φ2はφ1の反
転論理となっている。また、各容量素子65の入力端に
は、それぞれ対応するデータの入力をオンオフするスイ
ッチ63と、各容量素子65の入力端を反転増幅器66
の中点電位に接続するスイッチ64が設けられており、
さらに容量素子67の電荷を放電するスイッチ68が設
けられている。
【0046】この場合、スイッチ63がφ1によりオン
した時点で、各データD01,D10,D12,D21
の電圧値(輝度値)に対応する電荷が、それぞれの容量
素子65に充電され、これらが容量素子67に移動す
る。ここで、容量素子67の容量Cが容量素子65の容
量C/4の4倍となっているため、結果として容量素子
67の両端電圧は4つのデータの平均値を示すものとな
り、この電圧値が訂正用データとして反転増幅器66か
ら出力される。
【0047】次に、φ1により各スイッチ63がオフ
し、φ2によりスイッチ64,68がそれぞれオンし、
各容量素子65,68の電荷が放電され、次回データの
ために初期化される。なお、反転増幅器66の出力は各
データD01,D10,D12,D21の平均値の逆極
性となっているため、反転バッファ(ゲイン=1)69
などを用いることにより、訂正データ4Hが得られる。
このようなスイッチドキャパシタ方式を用いた場合は、
アナログ回路である増幅器が少なくて済み、メモリチッ
プ上での回路占有面積を削減できる。
【0048】次に、図8を参照して、本発明の第3の実
施の形態について説明する。図8は本発明の第3の実施
の形態による不揮発性半導体メモリ装置を示すブロック
図である。前述した第1および第2の実施の形態では、
メモリ部20の後段にデータ訂正部40を設け、欠陥検
出信号6に応じて欠陥データの代わりに訂正データを選
択出力するようにした場合について説明したが、本実施
の形態は、欠陥検出信号6に応じて欠陥データの代わり
に訂正データを、直接、メモリ部20から読み出すよう
にしたものである。
【0049】図8において、メモリ制御部10とメモリ
部20との間に、メモリ選択切替部50が設けられてい
る。このメモリ選択切替部50により、通常はメモリ制
御部10からのアドレス3が、アドレス3’としてメモ
リ部20に選択出力され、欠陥検出信号6に応じて、そ
の欠陥データに対応する訂正データを記憶する他のメモ
リセルを示すアドレス3’が選択出力される。
【0050】図9はメモリ選択切替部のうちXアドレス
側の構成例を示す回路図、図10はメモリ選択切替部の
うちYアドレス側の構成例を示す回路図、図11は読み
出し動作を示すタイミングチャートである。図10のメ
モリ制御部10では、ラッチ111〜11nがカスケー
ド接続されており、リセット信号(RESET)9によ
りその出力Qすなわちアドレス(Y1〜Yn)3が初期
化されてY1のみが有効となり、その後のクロック2に
応じて、アドレスY2〜Ynのいずれか1つが順次有効
となる。
【0051】この場合、メモリ選択切替部50には、ス
イッチ161〜16nがアドレスY1〜Ynごとに設け
られており、通常はアドレス3をそのままメモリ部20
へのアドレス3’として選択出力し、欠陥検出信号6に
応じてアドレス3’のY1〜YnとしてアドレスY2〜
Yn,Y1が選択出力される。これにより、欠陥データ
選択時には、アドレス3からYアドレス1つ分だけ手前
にシフトしたものがアドレス3’としてメモリ部20に
出力される。
【0052】また、図9のメモリ制御部10では、ラッ
チ101〜10mがカスケード接続されており、リセッ
ト信号9によりその出力Qすなわちアドレス(X1〜X
m)3が初期化されてX1のみが有効となり、その後、
アドレスYnの有効期間を示すXincに応じて、アド
レスX2〜Xmのいずれか1つが順次有効となる。この
場合、メモリ選択切替部50には、スイッチ151〜1
5mがアドレスX1〜Xmごとに設けられており、通常
はアドレス3をそのままメモリ部20へのアドレス3’
として選択出力する。
【0053】一方、欠陥検出信号6が出力され、かつそ
の時点でアドレスY1が選択されている場合は、EG信
号が有効となり、アドレス3’のX1〜Xmとしてアド
レスX2〜Xm,X1が選択出力される。これにより、
アドレス3からXアドレス1つ分だけ手前にシフトした
ものがアドレス3’としてメモリ部20に出力される。
【0054】したがって、図11のタイミングチャート
に示すように、アドレスX1,Y3で欠陥検出信号6が
有効となった場合は、アドレス3’としてアドレスX
1,Y2がメモリ選択切替部50から出力される。これ
により、前述した図2と同様に、欠陥データの1データ
分前に読み出されたデータが、出力データ4’としてメ
モリ部20から読み出される。
【0055】また、アドレスX3,Y1で欠陥検出信号
6が有効となった場合は、欠陥データのYアドレスが先
頭アドレス(Y1)であることから、Xアドレスが1つ
戻され、アドレス3’としてアドレスX2,Ynがメモ
リ選択切替部50から出力される。これにより、欠陥デ
ータの1データ分前に読み出されたデータが、出力デー
タ4’としてメモリ部20から読み出される。
【0056】このように、メモリ選択切替部50を設け
て、欠陥検出信号6に応じてメモリ部20へのアドレス
3’を切替制御することにより、その欠陥データに対応
する訂正データが記憶されているメモリセルを選択する
ようにしたものである。したがって、訂正データを生成
するための遅延部が必要なくなり、読み出しデータとそ
の訂正データとの読み出し時間位置が遠い場合でも、メ
モリ部20の後段で訂正データを長い期間遅延保持して
おく必要がなくなり、訂正データの劣化を回避できる。
【0057】次に、図12を参照して、本発明の第4の
実施の形態について説明する。図12は本発明の第4の
実施の形態による不揮発性半導体メモリ装置を示すブロ
ック図である。ここでは、メモリ部20に記憶されてい
る画像信号、特にカラーCCDなどの撮像素子から出力
された離散するアナログ輝度データで構成されるカラー
インターリーブ画像信号を、RGB画像データに変換し
て出力する不揮発性半導体メモリ装置について説明す
る。
【0058】図13はカラーインターリーブ画像信号と
RGB画像データとの関係を示す説明図であり、(a)
はカラーインターリーブ画像信号の構成、(b)はRG
B画像データの構成、(c),(d)は変換処理に用い
る数式を示している。図13(a)のカラーインターリ
ーブ画像信号では、撮影された画像を構成する各画素ご
とに、RGB(赤,緑,青)いずれかの原色の輝度値を
それぞれ有しており、例えば画素位置D11(=X1,
Y1)の画素位置では青色輝度B11のみを有してい
る。
【0059】一方、図13(b)のRGB画像データで
は、各画素ごとにRGBの輝度値を有しており、例えば
画素位置D11では赤色輝度R11、緑色輝度G11、
青色輝度B11のすべてを有している。したがって、カ
ラーインターリーブ画像信号からRGB画像データを生
成する際には、図13(c),(d)に示すように、そ
の周辺画素の輝度値を用いて、不足の色の輝度値を求め
ている。
【0060】例えば、画素位置D11の赤色輝度R11
については、その左上、右上、左下、右下に隣接する4
つの画素の赤色輝度、すなわちR00,R02,R2
0,R22の平均値が用いられる。同様にして緑色輝度
G11については、その上下左右に隣接する4つの画素
の緑色輝度、すなわちG01,G10,G12,G21
の平均値が用いられる。
【0061】また、画素位置D12(=X1,Y2)の
赤色輝度R12については、その上下に隣接する2つの
画素の赤色輝度、すなわちR01,R21の平均値が用
いられる。同様にして青色輝度B12については、その
左右に隣接する画素の青色輝度、すなわちB11,B1
3の平均値が用いられる。したがって、輝度算出に用い
る周囲画素の輝度値が欠陥データであった場合、正しい
画素値を算出できなくなる。
【0062】本実施の形態では、図12に示すように、
欠陥位置検出部30において、メモリ部20内のメモリ
セルの欠陥などにより、輝度算出に用いる周囲画素の輝
度値に欠陥データが含まれるか否か判断するようにした
ものである。そして、欠陥データが含まれる場合は、デ
ータ変換部70において、その欠陥データ以外の正常な
データを用いて所望の輝度値を算出し、RGB画像信号
7を出力するようにしたものである。
【0063】以下、画素位置D11の輝度R11を算出
する場合を例として、本実施の形態について詳細に説明
する。図14は欠陥位置検出部の他の構成例を示す回路
図である。ここでは、4つの比較器131〜134が設
けられており、メモリ制御部10からのアドレス3で示
される画素位置を中心として、その左上、右上、左下、
右下に隣接する画素位置と、欠陥位置情報5とがそれぞ
れの比較器で個別に比較される。
【0064】例えば、比較器131では、アドレス3で
示されるD11の左上に隣接する画素位置D00のアド
レスが生成されて欠陥位置情報5と比較され、その一致
に応じて、D00に欠陥データが格納されていることを
示す欠陥検出信号E00が出力される。同様にして、他
の比較器132〜134でもそれぞれのアドレスと欠陥
位置情報とが比較され、その一致に応じて欠陥検出信号
E02,E20,E22が出力される。
【0065】データ変換部70では、このようにして生
成された各画素位置ごとの欠陥検出信号6(E00,E
02,E20,E22)に基づき、欠陥データを省いた
残りの正常なデータが用いられて所望の輝度値が算出さ
れる。図15はデータ変換部の構成例を示す回路図であ
り、ここでは、欠陥データを他の正常データのいずれか
で置換するようにした例が示されている。
【0066】図15のデータ選択部71では、欠陥検出
信号6のE00,E02,E20,E22のいずれかが
欠陥データ有りを示す場合、対応するスイッチ711〜
714がオフとなり、欠陥データの入力が遮断される。
そして、スイッチ715,716により、その欠陥デー
タとして同一Yアドレスの他のデータが用いられ、欠陥
データが他の正常データに置換された置換データ4G
(R00,R01,R20,R22)が後段の積和演算
部72に出力される。
【0067】例えば、E00が欠陥データ有りを示す場
合は、スイッチ711がオフされるとともに、スイッチ
715がオンされ、R00’としてR02が出力される
ものとなる。積和演算部72は、前述した図7(a)と
同様の構成であり、ここで置換データ4Gの平均値が算
出され、画素位置D11における欠陥訂正後の赤色輝度
R11’として出力される。
【0068】このように、輝度算出に用いる正常データ
で欠陥データを置換して所望の輝度値を算出するように
したので、比較的簡素な回路構成により、欠陥データに
影響されないRGB画像データを得ることができる。な
お、データ変換部70において、欠陥データを他の正常
データのうちのいずれか特定のデータにより置換するの
ではなく、欠陥データに対する重みを制御することによ
り、所望の輝度値を算出するようにしてもよい。
【0069】図16はデータ変換部の他の構成例を示す
説明図であり、ここでは、欠陥データの重みをゼロにす
る(または無視できる程度まで小さくする)ようにした
ものである。図16において、合成部76はゲインを制
御可能な利得可変増幅器であり、輝度算出に用いる各デ
ータ、この場合はR00,R02,R20,R22ごと
にそれぞれ設けられており、これら増幅器76の出力が
加算器76Bで加算され、欠陥訂正後の赤色輝度R1
1’として出力される。
【0070】したがって、加算器76Bで加算される各
データの割合は、各増幅器76のゲインすなわち重みを
設定することにより制御できる。各増幅器76のゲイン
A00,A02,A20,A22は、欠陥検出信号6
(E00,E02,E20,E22)に基づいて設定さ
れる。例えば、E00が欠陥データ有りを示す場合は、
R00の重みすなわちゲインA00がゼロ(または無視
できる程度)に設定される。
【0071】そして、合成部76全体のゲインが1とな
るように、R00の余分が他のデータR02,R20,
R22のゲインA02,A20,A22に振り分けられ
る。これにより、結果として他の3つの正常データR0
2,R20,R22の平均値が、R11’として出力さ
れることになる。したがって、前述した図15の構成例
に比較して、欠陥データが特定のデータにより置換され
るのではなく、他の正常なデータにより等しく置換され
ることになり、偏りの少ない欠陥訂正データが得られ
る。
【0072】また、データ変換部70として、前述の図
7(c)で示したスイッチドキャパシタ方式を用いるこ
ともできる。図17はデータ変換部の他の構成例を示す
回路図、図18はその動作を示すタイミングチャートで
あり、それぞれスイッチドキャパシタ方式を用いた例が
示されている。
【0073】図17において、帰還回路として所定容量
Cの容量素子85Aと、容量3C/4の容量素子85B
とを有する反転増幅器(オペアンプ)83が設けられて
おり、その反転入力端子に容量Cの1/4の容量を持つ
容量素子82を介して、各データR00,R02,R2
0,R22が入力される。φ1,φ2は、ともにクロッ
ク信号2に同期したスイッチング信号であり、φ2はφ
1の反転論理となっている。
【0074】各容量素子83の入力端には、それぞれ対
応するデータの入力をオンオフするスイッチ80と、各
容量素子83の入力端を反転増幅器83の中点電位に接
続するスイッチ82が設けられ、容量素子84A,84
Bの電荷を放電するスイッチ68が設けられている。各
スイッチ80は、それぞれのデータに対応する欠陥検出
信号6の反転論理(E00B,E02B,E20B,E
22B:Bはバーを示す)とφ1との論理積により制御
され、欠陥が検出されたデータのみスイッチ80がオフ
のままとなり、欠陥データの入力が遮断される。
【0075】また、容量素子84A,84Bには、それ
ぞれ直列にスイッチ85A,85Bが設けられており、
それぞれ制御信号EA,EBによりオンオフされる。制
御信号EBは、欠陥検出信号E00,E02,E20,
E22の論理和出力であり、輝度算出に用いるデータの
いずれかに欠陥がある場合に有効となる信号であり、制
御信号EAはその反転論理出力、すなわちすべてのデー
タが正常な場合にのみ有効となる。
【0076】次に図18を参照して図17の動作につい
て説明する。例えば、全てのデータR00,R02,R
20,R22が正常な場合は、φ1の有効期間で全スイ
ッチ80がオンし、各データの電圧値(輝度値)に対応
する電荷が、それぞれの容量素子82に充電される。こ
れとともに、制御信号EAが有効となってスイッチ85
Aがオンし、容量素子82の電荷が容量素子84Aに移
動する。
【0077】ここで、容量素子84Aの容量Cが容量素
子80の容量C/4の4倍となっているため、結果とし
て容量素子84Aの両端電圧は4つのデータの平均値を
示すものとなり、この電圧値が所望の輝度値として反転
増幅器83から出力される。次に、φ1により各スイッ
チ80がオフし、φ2によりスイッチ81,86がそれ
ぞれオンし、各容量素子82,84Aの電荷が放電さ
れ、次回データのために初期化される。
【0078】一方、欠陥検出信号E00が欠陥データ有
りを示す場合は、φ1の有効期間でR02,R20,R
22のスイッチ80だけがオンし、これら3つのデータ
の電圧値(輝度値)に対応する電荷が、それぞれの容量
素子82に充電される。これとともに、制御信号EBが
有効となってスイッチ85Bがオンし、容量素子82の
電荷が容量素子84Bに移動する。
【0079】ここで、容量素子84Aの容量3C/4が
容量素子80の容量C/4の3倍となっているため、結
果として容量素子84Aの両端電圧は正常な3つのデー
タの平均値を示すものとなり、この電圧値が欠陥訂正後
の輝度値として反転増幅器83から出力される。なお、
反転増幅器83の出力は各データの平均値の逆極性とな
っているため、反転バッファ(ゲイン=−1)87など
を用いることにより、所望の輝度値、この場合は赤色輝
度R11’が得られる。このようなスイッチドキャパシ
タ方式を用いた場合は、アナログ回路である増幅器が少
なくて済み、メモリチップ上での回路占有面積を削減で
きる。
【0080】次に、図19を参照して、本発明の第5の
実施の形態について説明する。図19は本発明の第5の
実施の形態による不揮発性半導体メモリ装置を示すブロ
ック図である。ここでは、第1の実施の形態による不揮
発性半導体メモリ装置(図1参照)に対して、メモリ部
20の入力段に入力データ訂正部40’を設けて、入力
されるアナログ信号1上の欠陥データを訂正したアナロ
グ信号1’をメモリ部20へ記憶するようにしたもので
ある。
【0081】読み出し/書き込み動作でメモリ制御部1
0を兼用する場合、アナログ信号書き込み時には、読み
出し用クロック信号2とは別の書き込み用クロック信号
(CLK’)2’に基づき、メモリ制御部10で書き込
み用のアドレス3が生成される。入力データ訂正部4
0’について、別途に入力欠陥位置検出部30’が設け
られており、メモリ部20に書き込まれるアナログ信号
(DIN)1上における欠陥データの位置を示す入力欠
陥位置情報5’に基づきアナログ信号1上の欠陥データ
が検出される。
【0082】そして、その欠陥検出信号6’に基づき、
入力データ訂正部40’で欠陥データが訂正される。特
に、画像信号など周期的に繰り返される信号では、撮像
素子の欠陥などに起因してその周期内における特定の時
間位置で欠陥が発生することがあり、このような場合
は、その欠陥データの時間位置を示す入力欠陥位置情報
5’を用いればよい。
【0083】なお、入力データ訂正部40’の構成とし
ては、時間的な信号劣化を考慮すれば、例えば前述した
図2,4の構成を用いることができる。このように、メ
モリ部20の入力段で、入力されるアナログ信号1上の
欠陥データを訂正した後、メモリ部20へ記憶するよう
にしたので、メモリ部20の後段で欠陥率の低いデータ
を用いてデータ訂正処理を行うことができ、より精度よ
くメモリセルによる欠陥データを訂正できる。
【0084】また図19では、第1の実施の形態に対し
て、入力アナログ信号1の欠陥データを訂正する構成を
適用した場合を例として説明したが、これに限定される
ものではなく、本発明で提案したすべての不揮発性半導
体メモリ装置に適用でき、前述と同様の作用効果が得ら
れる。
【0085】なお、以上で説明した第1〜第4の各実施
の形態では、メモリ部20内の欠陥メモリセルの位置を
示す欠陥位置情報5に基づき、メモリ部20からの読み
出しデータ4を訂正して出力するようにしたものである
が、この欠陥位置情報として、メモリ部20に書き込ま
れるアナログ信号(DIN)1上における欠陥データの
位置を示す入力欠陥位置情報を用いてもよい。
【0086】これにより、入力されるアナログ信号1に
含まれる欠陥データがメモリ部20に記憶された場合で
も、その読み出し時に欠陥データを訂正して出力でき
る。なお、入力されるアナログ信号1の欠陥を示す入力
欠陥位置情報と、メモリ部20内のメモリセルの欠陥を
示す情報との両方を、欠陥位置情報5として用いてもよ
く、これにより、アナログ信号1に含まれる欠陥データ
とメモリ部20の欠陥の両方を訂正したデータを出力で
きる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、メモリ
部から読み出されるアナログデータに含まれる欠陥アナ
ログデータの位置を示す欠陥位置情報に基づき、メモリ
制御部によりその欠陥位置に対応するメモリセルが選択
されたことを検出出力する欠陥位置検出部を設け、この
欠陥位置検出部からの検出出力に応じて、その欠陥位置
に対応する他の1つ以上のメモリセルから読み出された
アナログデータを用いて欠陥位置のアナログデータを訂
正するようにしたものである。
【0088】したがって、従来のように、冗長セルおよ
びその制御回路部を予めチップ上に形成しておく場合と
比較して、これら冗長構成が不要となり、チップ面積を
有効利用できる。特に、アナログ信号をアナログ値のま
ま記憶するアナログの不揮発性半導体メモリ装置では、
画像信号の高解像度化に伴って記憶容量の増加が望まれ
ており、より顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態である不揮発性半導体メモ
リ装置のブロック図である。
【図2】 データ訂正部の構成例を示す説明図である。
【図3】 欠陥位置検出部の構成例を示す回路図であ
る。
【図4】 データ訂正部の他の構成例を示す説明図であ
る。
【図5】 第2の実施の形態による不揮発性半導体メモ
リ装置のブロック図である。
【図6】 第2の実施の形態による他の不揮発性半導体
メモリ装置を示す説明図である。
【図7】 補間演算部の構成例を示す回路図である。
【図8】 第3の実施の形態による不揮発性半導体メモ
リ装置を示すブロック図である。
【図9】 メモリ選択切替部のうちXアドレス側の構成
例を示す回路図である。
【図10】 メモリ選択切替部のうちYアドレス側の構
成例を示す回路図である。
【図11】 読み出し動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図12】 第4の実施の形態による不揮発性半導体メ
モリ装置を示すブロック図である。
【図13】 カラーインターリーブ画像信号とRGB画
像データとの関係を示す説明図である。
【図14】 欠陥位置検出部の他の構成例を示す回路図
である。
【図15】 データ変換部の構成例を示す回路図であ
る。
【図16】 データ変換部の他の構成例を示す説明図で
ある。
【図17】 データ変換部の他の構成例を示す回路図で
ある。
【図18】 図17の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図19】 第5の実施の形態による不揮発性半導体メ
モリ装置を示すブロック図である。
【図20】 従来の半導体メモリ装置の冗長構成例を示
すブロック図である。
【図21】 冗長アドレス設定部の構成例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1…アナログ信号(DIN)、1’…アナログ信号(D
IN’)、2…クロック(CLK)、3,3’…アドレ
ス(XY)、4…読み出しデータ(DOUT)、4’…
出力データ、4A〜4E…遅延データ、4F〜4H…訂
正データ、5,…欠陥位置情報(ERRIN)、5’…
欠陥位置情報(ERRIN’)、6…欠陥検出信号(E
RR)、6’…欠陥検出信号(ERR’)、7…カラー
画像データ(RGB)、10…メモリ制御部、20…メ
モリ部、30…欠陥位置検出部,30’…入力欠陥位置
検出部、40…データ訂正部,40’…入力データ訂正
部、41,43,44…遅延部、42…信号切替部、4
5,46…補間演算部、50…メモリ選択切替部、70
…データ変換部、71…データ選択部、72…積和演算
部、75…ゲイン設定部、76…合成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲宗根 陽一 茨城県つくば市大字市之台155番地34 ニ ューコアテクノロジー株式会社内 (72)発明者 岡本 文孝 茨城県つくば市大字市之台155番地34 ニ ューコアテクノロジー株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のメモリセルを有し、画像信号など
    のアナログ信号をアナログ値のままアナログデータとし
    て個々のメモリセルに離散的に記憶するメモリ部と、 所定クロックに応じてメモリ部の読み出し対象となるメ
    モリセルを順次選択するメモリ制御部と、 メモリ部から読み出されるアナログデータに含まれる欠
    陥アナログデータの位置を示す欠陥位置情報に基づき、
    メモリ制御部によりその欠陥位置に対応するメモリセル
    が選択されたことを検出出力する欠陥位置検出部と、 この欠陥位置検出部からの検出出力に応じて、その欠陥
    位置に対応する他の1つ以上のメモリセルから読み出さ
    れたアナログデータを用いて欠陥位置のアナログデータ
    を訂正するデータ訂正部とを備えることを特徴とする不
    揮発性半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の不揮発性半導体メモリ装
    置において、 データ訂正部は、 メモリ部から出力されたアナログデータを1データ期間
    以上遅延させて出力する遅延部と、 通常時はメモリ部から出力されたアナログデータをその
    まま出力し、欠陥位置検出部からの検出出力に応じてそ
    の欠陥位置に対応する欠陥アナログデータの代わりに、
    この欠陥アナログデータより先にメモリ部から読み出さ
    れ遅延部により遅延出力されているアナログデータを切
    替出力する信号切替部とを備えることを特徴とする不揮
    発性半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の不揮発性半導体メモリ装
    置において、 データ訂正部は、 メモリ部から読み出されたアナログデータを1データ期
    間以上遅延させて出力する遅延部と、 通常時は遅延部から遅延出力されたアナログデータを出
    力し、欠陥位置検出部からの検出出力に応じてその欠陥
    位置に対応する欠陥アナログデータの代わりに、この欠
    陥アナログデータより後にメモリ部から読み出されたア
    ナログデータをそのまま切替出力する信号切替部とを備
    えることを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の不揮発性半導体メモリ装
    置において、 データ訂正部は、 メモリ部から読み出されたアナログデータを1データ期
    間以上遅延させて出力する第1の遅延部と、 メモリ部から読み出されたアナログデータを第1の遅延
    部の遅延期間より1データ期間以上遅延させて出力する
    第2の遅延部と、 メモリ部から読み出されたアナログデータと第2の遅延
    部から遅延出力されたアナログデータとを演算すること
    により第1の遅延部から遅延出力されるアナログデータ
    の補間アナログデータを出力する補間演算部と、 通常時は第1の遅延部から遅延出力されたアナログデー
    タを出力し、欠陥位置検出部からの検出出力に応じて欠
    陥位置に対応するアナログデータの代わりに、補間演算
    部から出力された補間アナログデータを切替出力する信
    号切替部をと備えることを特徴とする不揮発性半導体メ
    モリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の不揮発性半導体メモリ装
    置において、 メモリ部は、 メモリ制御部により任意のメモリセルが選択された場
    合、その選択メモリセルから読み出したアナログデータ
    を選択アナログデータとして出力するとともに、その選
    択メモリセルに対応する他のメモリセルから読み出した
    各アナログデータを訂正アナログデータとして別個に出
    力する手段を備え、 データ訂正部は、 通常時はメモリ部から読み出された選択アナログデータ
    を出力し、欠陥位置検出部からの検出出力に応じて欠陥
    位置に対応する選択アナログデータの代わりに、メモリ
    部から出力された訂正アナログデータを切替出力する信
    号切替部をと備えることを特徴とする不揮発性半導体メ
    モリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の不揮発性半導体メモリ装
    置において、 メモリ部は、 メモリ制御部により任意のメモリセルが選択された場
    合、その選択メモリセルから読み出したアナログデータ
    を選択アナログデータとして出力するとともに、その選
    択メモリセルに対応する他の複数のメモリセルから読み
    出した各アナログデータを訂正アナログデータとして別
    個に出力する手段を備え、 データ訂正部は、 メモリ部から読み出された訂正アナログデータを積和演
    算することにより選択メモリセルの補間アナログデータ
    を出力する補間演算部と、 通常時はメモリ部から読み出された選択アナログデータ
    を出力し、欠陥位置検出部からの検出出力に応じて欠陥
    位置に対応する選択アナログデータの代わりに、補間演
    算部から出力された補間アナログデータを切替出力する
    信号切替部をと備えることを特徴とする不揮発性半導体
    メモリ装置。
  7. 【請求項7】 多数のメモリセルを有し、画像信号など
    のアナログ信号をアナログ値のままアナログデータとし
    て個々のメモリセルに離散的に記憶するメモリ部と、 所定クロックに応じてメモリ部の読み出し対象となるメ
    モリセルを順次選択するメモリ制御部と、 メモリ部から読み出されるアナログデータに含まれる欠
    陥アナログデータの位置を示す欠陥位置情報に基づき、
    メモリ制御部によりその欠陥位置に対応するメモリセル
    が選択されたことを検出出力する欠陥位置検出部と、 メモリ制御部とメモリ部との間に設けられ、通常時はメ
    モリ部の各メモリのうちメモリ制御部により選択された
    メモリセルを選択し、欠陥位置検出部からの検出出力に
    応じて欠陥位置に対応する他のメモリセルを切替選択す
    るメモリ選択切替部とを備えることを特徴とする不揮発
    性半導体メモリ装置。
  8. 【請求項8】 カラーCCDなどの撮像素子で得られた
    カラー画像を示す画像信号であって、カラー画像の各画
    素位置ごとにそれぞれ異なる原色の輝度値を有し、これ
    ら輝度値がアナログ値のまま時間軸上に順に配置されて
    なる画像信号を記憶する不揮発性半導体メモリ装置にお
    いて、 多数のメモリセルを有し、画像信号上に配置されている
    各画素位置の輝度値をアナログ値のままアナログ輝度デ
    ータとして個々のメモリセルに離散的に記憶するメモリ
    部と、 所定クロックに応じてメモリ部の読み出し対象となるメ
    モリセルを順次選択するメモリ制御部と、 選択メモリセルに記憶されているアナログ輝度データの
    画素位置である選択画素位置とカラー画像上で近接する
    画素位置の他の複数のアナログ輝度データを演算処理す
    ることにより、選択画素位置における各原色のアナログ
    輝度データを算出し、カラー画像データとして出力する
    データ変換部と、 メモリ部から読み出されるアナログ輝度データに含まれ
    る欠陥データの位置を示す欠陥位置情報に基づき、デー
    タ変換部で用いられる各アナログ輝度データが欠陥デー
    タであるか否か検出出力する欠陥位置検出部とを備え、 メモリ部は、 メモリ制御部により任意のメモリセルが選択された場
    合、その選択メモリセルに記憶されているアナログ輝度
    データを選択アナログ輝度データとして出力するととも
    に、その選択アナログ輝度データに対応する選択画素位
    置とカラー画像上で近接する画素位置の他の複数のアナ
    ログ輝度データをそれぞれのメモリセルから読み出して
    出力する手段を有し、 データ変換部は、 通常時は演算処理に用いる複数のアナログ輝度データを
    それぞれ出力し、欠陥位置検出部からの検出出力に応じ
    て、その欠陥データの代わりに演算処理に用いる他のア
    ナログ輝度データのいずれかを切替出力するデータ選択
    部と、 データ選択部から出力された各アナログ輝度データを演
    算処理することにより各原色のアナログ輝度データを算
    出する演算処理部とを有することを特徴とする不揮発性
    半導体メモリ装置。
  9. 【請求項9】 カラーCCDなどの撮像素子で得られた
    カラー画像を示す画像信号であって、カラー画像の各画
    素位置ごとにそれぞれ異なる原色の輝度値を有し、これ
    ら輝度値がアナログ値のまま時間軸上に順に配置されて
    なる画像信号を記憶する不揮発性半導体メモリ装置にお
    いて、 多数のメモリセルを有し、画像信号上に配置されている
    各画素位置の輝度値をアナログ値のままアナログ輝度デ
    ータとして個々のメモリセルに離散的に記憶するメモリ
    部と、 所定クロックに応じてメモリ部の読み出し対象となるメ
    モリセルを順次選択するメモリ制御部と、 選択メモリセルに記憶されているアナログ輝度データの
    画素位置である選択画素位置とカラー画像上で近接する
    画素位置の他の複数のアナログ輝度データを演算処理す
    ることにより、選択画素位置における各原色のアナログ
    輝度データを算出し、カラー画像データとして出力する
    データ変換部と、 メモリ部から読み出されるアナログ輝度データに含まれ
    る欠陥データの位置を示す欠陥位置情報に基づき、デー
    タ変換部で用いられる各アナログ輝度データが欠陥デー
    タであるか否か検出出力する欠陥位置検出部とを備え、 メモリ部は、 メモリ制御部により任意のメモリセルが選択された場
    合、その選択メモリセルに記憶されているアナログ輝度
    データを選択アナログ輝度データとして出力するととも
    に、その選択アナログ輝度データに対応する選択画素位
    置とカラー画像上で近接する画素位置の他の複数のアナ
    ログ輝度データをそれぞれのメモリセルから読み出して
    出力する手段を有し、 データ変換部は、 演算処理に用いる複数のアナログ輝度データをそれぞれ
    個別のゲインで増幅した後に合成する合成部と、 通常時は演算処理に用いる複数のアナログ輝度データの
    各ゲインを等しく設定し、欠陥位置検出部からの検出出
    力に応じて、その欠陥データのゲインを低減するととも
    に、他の正常なアナログ輝度データのゲインを一律に大
    きく設定するゲイン設定部とを有することを特徴とする
    不揮発性半導体メモリ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の不揮発性半導体メモリ
    装置において、 メモリ部に入力されるアナログ信号に含まれる欠陥デー
    タの位置を示す入力欠陥位置情報に基づき、アナログ信
    号上の欠陥データを検出出力する入力欠陥位置検出部
    と、 この入力欠陥位置検出部からの検出出力に応じて、その
    欠陥位置に対応するアナログ信号上の他のアナログデー
    タを用いて欠陥位置のアナログデータを訂正する入力デ
    ータ訂正部とを備えることを特徴とする不揮発性半導体
    メモリ装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9の不揮発性半導体メモリ
    装置において、 欠陥検出部は、 欠陥位置情報として、メモリ部に入力されるアナログ信
    号に含まれる欠陥データの位置を示す情報を用いること
    を特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜9の不揮発性半導体メモリ
    装置において、 欠陥検出部は、 欠陥位置情報として、メモリ部内に存在する欠陥メモリ
    セルの位置を示す情報と、メモリ部に入力されるアナロ
    グ信号に含まれる欠陥データの位置を示す情報との両方
    を用いることを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
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