JP2001044835A - A/d変換装置 - Google Patents

A/d変換装置

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JP2001044835A
JP2001044835A JP11218242A JP21824299A JP2001044835A JP 2001044835 A JP2001044835 A JP 2001044835A JP 11218242 A JP11218242 A JP 11218242A JP 21824299 A JP21824299 A JP 21824299A JP 2001044835 A JP2001044835 A JP 2001044835A
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capacitor
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capacitors
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JP11218242A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Koshiba
寛和 小柴
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電荷再分配型のA/D変換装置において、補
正用コンデンサの構成を工夫し、非線形誤差の補正を最
小限の回路付加で、より簡潔に行えるようにすることを
目的とする。 【解決手段】 A/D変換の基準コンデンサ(CL〜C
0)各々に、基準コンデンサの容量値の定数分の1を基
準に逓増もしくは逓減できるように定数分の1の逓倍の
容量値に調整した複数の補正用コンデンサ(CL1+〜
CL4+、CL1−〜CL4−)と補正用コンデンサの
接続と非接続を切り替える電子スイッチ(SL1+〜S
L4+、SL1−〜SL4−)を備えた基準コンデンサ
容量補正ブロックを接続する。この構成により、補正手
順を一律に簡略化して行うことができ、補正値検出回路
も容易に実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサアレイ
を用いた電荷再分配型A/D変換装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】A/D変換装置のA/D変換精度を改善
する技術の一例が、特開平7−86947号公報に開示
されている。これは、逐次比較方式のA/D変換装置
に、同一形状のコンデンサアレイとこれに直列に接続し
た電子スイッチ群を付加し、電子スイッチ群の選択条件
を電子スイッチ制御回路で逐次設定することで、製造上
のバラツキを調整し、A/D変換値の精度の改善を行え
るようにしたものである。
【0003】従来の上記逐次比較方式A/D変換装置に
おけるA/D変換精度の改善方法を図11の構成図に基
づいて詳細に説明する。図11は8ビットの分解能を備
えるA/D変換装置の構成例である。図11において、
(C8〜C0)は一端が共通に接続された基準コンデン
サであり、この基準コンデンサ(C8〜C0)の共通接
続線7の電位(共通接続点の電位)を検出する増幅器1
が設けられている。
【0004】また一端が共通に接続された同一形状のセ
ルコンデンサ(C01〜Cn)と、これらセルコンデン
サ(C01〜Cn)を選択するスイッチ(S01〜S
n)が設けられており、前記セルコンデンサ(C01〜
Cn)の共通に接続された一端が増幅器1の入力端に接
続されている。またスイッチ(S01〜Sn)からなる
制御スイッチ群20を制御するスイッチ制御回路2が設
けられている。
【0005】また、アナログ信号入力端5より入力され
たアナログ信号Ain、および出力線8を介して増幅器1
により検出された共通接続線7の電位はコンデンサアレ
イコントロールスイッチ回路19へ入力され、このコン
デンサアレイコントロールスイッチ回路19により前記
基準コンデンサ(C8〜C0)への電圧印加が制御され
る。
【0006】上記基準コンデンサ(C8〜C0)のコン
デンサ容量値の比率は、基準コンデンサC0と基準コン
デンサC1の容量値は同一であり、基準コンデンサC2
は基準コンデンサC1の2倍のコンデンサ容量値を有
し、以下同様にコンデンサ容量値は2倍ずつ増加し、基
準コンデンサC3は基準コンデンサC1の4倍、基準コ
ンデンサC4は基準コンデンサC1の8倍、以下同様
に、最大容量値の基準コンデンサC8は基準コンデンサ
C1の128倍(2の8乗倍)の基準コンデンサ容量で
ある。2倍ずつの基準コンデンサ容量の構成を備えるこ
とにより、各デジタル変換ビットの基準コンデンサ容量
として作用し、アナログ電圧入力値に対して電圧判定さ
れ、A/D変換される。
【0007】以上のように構成されたA/D変換装置の
A/D変換動作について以下に説明する。アナログ信号
入力端5に入力されたアナログ信号Ainは、基準コンデ
ンサ(C8〜C0)に電荷を蓄え、前記基準コンデンサ
の共通接続線7と反対側のスイッチを逐次切り換えるこ
とにより各ビットの判定値を増幅器1の出力信号により
判定し、A/D変換データ格納レジスタ4にA/D変換
の判定結果を書き込む。
【0008】上記基準コンデンサ(C8〜C0)の製造
バラツキや増幅器1の特性変動が発生した場合、実際の
基準コンデンサ容量が理想のコンデンサ容量と異なった
場合と同様のA/D変換結果を出力し、変換値が理想値
から大きく外れてしまう場合がある。図11の従来例の
A/D変換装置では、基準コンデンサ(C8〜C0)に
対して、補正用コンデンサ(C01〜Cn)の接続と非
接続を制御スイッチ群20で設定することにより、逐次
比較の際にスイッチ制御回路2によりコンデンサ容量値
を逐次補正し、A/D変換の分解能を高めている。
【0009】近年、半導体集積回路はますますプロセス
の微細化が進んでおり、微細化の進行に伴ってA/D変
換精度の安定した維持が非常に困難になっている。変換
精度(変換分解能)の保証の方法の1つの手段として、
前記補正用コンデンサ(C01〜Cn)を用いた手段は
有効である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記同一形状
のセルコンデンサ(C01〜Cn)と制御スイッチ群2
0を組み合わせて補正する方法を各コンデンサに共通の
接地を持たない電荷再分配型のA/D変換装置に応用し
た場合、精度改善のために必要な補正用コンデンサが基
準コンデンサ個々に独立して必要となるため、回路的な
冗長度が非常に大きくなり、加えて、スイッチ制御回路
および調整方法が非常に煩雑になるという問題が発生す
る。
【0011】本発明は、このような電荷再分配型A/D
変換装置において、非線形誤差の補正を最小限の回路付
加で、より簡潔に行えることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電荷再分配型の
A/D変換装置においては、一端が共通に接続された複
数の基準コンデンサと、前記複数の基準コンデンサの共
通接続点の電位を検出する電位検出手段と、前記電位検
出手段により検出された前記共通接続点の電位に応じて
前記基準コンデンサへの電圧印加を制御する制御手段と
を備え、一端が共通に接続された複数の補正用コンデン
サと、これら補正用コンデンサの他端にそれぞれ一端が
接続され、他端が共通に接続された複数のスイッチ手段
からなる基準コンデンサ容量補正ブロックを、前記基準
コンデンサと同じ数だけ備え、各基準コンデンサ容量補
正ブロックの補正用コンデンサの一端とスイッチ手段の
他端を、それぞれ前記基準コンデンサの両端に接続し、
前記基準コンデンサの容量値を個別に前記複数の補正用
コンデンサで変化させることを特徴としたものである。
【0013】この本発明によれば、非線形誤差の補正を
最小限の回路付加で、より簡潔に行える電荷再分配型の
A/D変換装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一端が共通に接続された複数の基準コンデンサと、
前記複数の基準コンデンサの共通接続点の電位を検出す
る電位検出手段と、前記電位検出手段により検出された
前記共通接続点の電位に応じて前記基準コンデンサへの
電圧印加を制御する制御手段とを備え、一端が共通に接
続された複数の補正用コンデンサと、これら補正用コン
デンサの他端にそれぞれ一端が接続され、他端が共通に
接続された複数のスイッチ手段からなる基準コンデンサ
容量補正ブロックを、前記基準コンデンサと同じ数だけ
備え、各基準コンデンサ容量補正ブロックの補正用コン
デンサの一端とスイッチ手段の他端を、それぞれ前記基
準コンデンサの両端に接続し、前記基準コンデンサの容
量値を個別に前記複数の補正用コンデンサで変化させる
ことを特徴としたものであり、各基準コンデンサに対し
て、複数の補正用コンデンサがそれぞれスイッチ手段を
介して個別に並列に接続され、これら複数の補正用コン
デンサの接続あるいは非接続により、各基準コンデンサ
の容量値が個別に変化されるという作用を有する。よっ
て、電荷再分配型のA/D変換装置としての基本的な回
路構成を複雑にすること無く、A/D変換精度の改善を
はかることができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、複数の補正用コ
ンデンサの容量値を、接続する基準コンデンサの容量値
の定数分の1を基準に逓増もしくは逓減できるように定
数分の1の逓倍の容量値に調整したことを特徴としたも
のであり、基準コンデンサの容量値の違いに関わらず、
複数の補正用コンデンサの容量値は前記基準コンデンサ
の容量値の定数分の1を基準に逓増もしくは逓減できる
ように定数分の1の逓倍の容量値に調整されることによ
り、補正手順を各基準コンデンサに対して一律にできる
という作用を有する。よって、補正手順を一律に簡略化
して行うことができ、補正値設定を容易に行うことがで
きる。
【0016】請求項3に記載の発明は、スイッチ手段に
よる補正用コンデンサの接続と非接続の切り換えを設定
するスイッチ制御用レジスタと、基準コンデンサの容量
値を変更する補正値検出回路を備え、この補正値検出回
路を、外部信号入力で基準A/D変換値を出力する基準
A/D変換手段と、前記基準A/D変換手段より出力さ
れた基準A/D変換値と、基準アナログ信号入力のA/
D変換結果出力とを比較し、A/D変換誤差を極性も含
めて出力する比較手段と、前記比較手段より出力された
A/D変換誤差の総和を演算し、総加算減算結果極性を
出力する演算手段と、前記演算手段より出力された総加
算減算結果の出力により前記スイッチ制御用レジスタに
設定値を書込む書込み手段から構成し、前記スイッチ制
御用レジスタの設定により前記補正用コンデンサの接続
と非接続を切り換えて前記基準コンデンサ容量値の変更
することを特徴としたものであり、基準アナログ信号入
力と単純な外部信号入力のみで、変換精度(分解能)の
補正値の検出が行われ、補正用の設定データはスイッチ
制御用レジスタに格納され、スイッチ制御用レジスタの
設定により補正用コンデンサの接続と非接続が切り換え
られ基準コンデンサ容量値が変更されるという作用を有
する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図面
に基づいて説明する。なお、従来例の図11の構成と同
一の構成には同一の符号を付して詳細な説明を省略す
る。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
A/D変換装置の構成図である。本発明のA/D変換装
置には、A/D変換装置の基本構成要素である基準コン
デンサC0〜C8と、基準コンデンサ(C8〜C0)の
共通接続点の電位を検出する増幅器(電位検出手段の一
例)1と、後述する電子スイッチ群6を制御するスイッ
チ制御回路2と、A/D変換結果を格納するA/D変換
データ格納レジスタ4と、基準コンデンサ(C8〜C
0)への電圧印可を制御するコンデンサアレイコントロ
ールスイッチ回路(制御手段の一例)19が備えられて
おり、従来のセルコンデンサ(C01〜Cn)とスイッ
チ群(S01〜Sn)に代えて、各基準コンデンサ(C
8〜C0)に個別に並列に接続される、基準コンデンサ
と同数の基準コンデンサ容量補正ブロック18が設けら
れ、さらに補正値検出を実施した場合にスイッチ制御回
路2に制御用データを与える補正値検出回路3(詳細は
後述する)が設けられている。
【0018】前記基準コンデンサ容量補正ブロック18
は、基準コンデンサ(C8〜C0)の容量値を補正する
複数の補正用コンデンサ(詳細は後述する)とこれら補
正用コンデンサの接続と非接続を行う電子スイッチを内
蔵し、基準コンデンサ(C8〜C0)の容量値を補正す
る。図1において、6は前記基準コンデンサ容量補正ブ
ロック18内の電子スイッチ群を示している。
【0019】図1に示すA/D変換装置は、コンデンサ
容量値の基準コンデンサ(C8〜C0)を8種類備える
ことにより、基準電圧(Vref+、Vref−)に対
し8ビットのA/D変換分解能を実現している。具体的
には、基準電圧Vref+と基準電圧Vref−の間の
電位差を256(2の8乗)分割してデジタル値に変換
できる。基準コンデンサ(C8〜C0)の容量値の比率
は基準コンデンサC0と基準コンデンサC1は同一であ
り、基準コンデンサC2は基準コンデンサC1の2倍の
コンデンサ容量を持ち、以下同様にコンデンサ容量は2
倍ずつ増加してあり、基準コンデンサC3は基準コンデ
ンサC1の4倍、基準コンデンサC4は基準コンデンサ
C1の8倍、以下同様に、最大の基準コンデンサC8は
基準コンデンサC1の128倍(28-1倍)の基準コン
デンサ容量である。例えば、10ビットの分解能のA/
D変換装置を実現するときは、512倍(210-1倍)の
基準コンデンサが必要である。
【0020】図2に基準コンデンサ容量補正ブロック1
8の構成例を具体的に示す。図2に示すように、補正用
コンデンサとして、+補正用4個のコンデンサ(CL1
+〜CL4+)と−補正用4個のコンデンサ(CL1−
〜CL4−)の合計8個のコンデンサが設けられてい
る。”L”はビット数を示しており、8ビットの分解能
を持つA/D変換装置であればLの最大値は8である。
基準コンデンサC1には、補正用コンデンサ(C11+
〜C14+、C11−〜C14−)(図3参照)が設け
られている。
【0021】補正用コンデンサの最小容量値は、接続す
る各基準コンデンサ容量の1/N(定数分の1、またN
は任意の定数)とし、基準コンデンサの容量値に対し定
めた一定の割合で、容量値に一律の重み付けを行う。N
の値は任意であり、必要な補正能力を考慮のうえ決定す
る。基準コンデンサC1の補正用コンデンサ(C11+
〜C14+、C11−〜C14−)の構成例に着目した
場合、補正用コンデンサの最小容量値はC11+とC1
1−に設定し、コンデンサ容量値は基準コンデンサC1
の1/Nとする。補正用コンデンサ(C11+〜C14
+、C11−〜C14−)相互の重み付けは基準コンデ
ンサの1/Nのコンデンサ容量値を与えたC11+とC
11−に対し逓倍に、つまり、1倍と2倍と4倍と8倍
となるよう補正コンデンサ容量を構成し、+補正用4個
と−補正用4個の合計8個のコンデンサを並列に接続す
る。1倍、2倍、4倍、8倍というように逓倍に設定し
た補正コンデンサ容量の構成は、接続と非接続を組み合
わせることにより、補正用コンデンサの最小容量値の最
大16倍まで1倍ステップの逓増もしくは逓減の容量値
補正を行うことが可能な構成となっている。
【0022】図1に示す9個の基準コンデンサ(C8〜
C0)のそれぞれに対し、上記の如く並列接続する基準
コンデンサ容量の1/Nを基準とした8個の補正用コン
デンサを接続するように基準コンデンサ容量補正ブロッ
ク18内の補正用コンデンサの容量値を調整する。従来
例で同様の補正コンデンサ容量を確保するためには、各
基準コンデンサに対し、32個{16個×2組(+補正
用と−補正用)}以上の補正用コンデンサが必要であ
り、非常に冗長な回路構成になるが、本発明の形態にお
いては非常に簡潔な回路構成で収められる。また、補正
に必要な設定データ量も、従来例の場合であれば32ビ
ット×基準コンデンサ数分のビット数が必要であった
が、本実施の形態であれば8ビット×基準コンデンサ数
分のビット数であり、従来の1/4で設定可能である。
なお、補正用コンデンサの構成数は本実施の形態で示し
た8個より多くしても良いが、コントロールするスイッ
チ制御レジスタセット(後述する)が比例して多くなる
ので、必要十分な補正能力に合わせて構成する。
【0023】また電子スイッチ群6は、図2に示すよう
に、各補正用コンデンサ(CL1+〜CL4+、CL1
−〜CL4−)をそれぞれ、基準コンデンサCLに並列
に接続する電子スイッチ(SL1+〜SL4+、SL1
−〜SL4−)から構成されている。基準コンデンサC
1に着目した場合、基準コンデンサC1の電極の両端
に、接続と非接続を制御する電子スイッチ(S11+〜
S14+、S11−〜S14−)が直列に接続された補
正用コンデンサ(C11+、C12+、C13+、C1
4+、C11−、C12−、C13−、C14−)が並
列に接続される。
【0024】電子スイッチ群6のうち、SL1+〜SL
4+は回路リセット後の初期状態で電子スイッチが未接
続であり、SL1−〜SL4−は回路リセット後の初期
状態で電子スイッチが接続されている状態である。電子
スイッチが接続されている補正用コンデンサと未接続の
構成を用いて基準コンデンサの容量値の逓増もしくは逓
減を行える。
【0025】図3に電子スイッチ群6を駆動し、補正用
コンデンサ容量を調整するレジスタの構成図を示す。図
3は基準コンデンサC1の補正用コンデンサ容量調整レ
ジスタの構成を示している。図3において、21は8ビ
ットのスイッチ制御レジスタであり、各ビットを各電子
スイッチ(S11+〜S14+、S11−〜S14−)
に割り当てている。22〜25は極性反転回路である。
なお、他の基準コンデンサ(C0、C2〜C8)も同様
にスイッチ制御レジスタ21とは別のアドレス位置に制
御レジスタを割り当てて、基準コンデンサの容量値補正
を各基準コンデンサ毎にそれぞれ個別に制御可能な構成
としている。
【0026】図3に示すように、上位ビット(ビット7
〜ビット4)を+補正用の電子スイッチに割り当て、下
位ビット(ビット3〜ビット0)を−補正用の電子スイ
ッチに割り当てている。また、補正容量が最小の補正用
コンデンサをレジスタの+補正用もしくは−補正用の4
ビットの内のLSBに割り当てることにより、補正用コ
ンデンサの総容量値とレジスタの即値が相対的に1対1
に対応し、補正値の認識が簡単になる。例えば、ビット
7で制御する補正用コンデンサC14+は補正用コンデ
ンサC11+の8倍の補正コンデンサ容量を備えるの
で、+補正を設定する上位4ビットの値を10進数表現
した値の倍数分の容量値が補正される。例えば、ビット
7〜ビット4を”0001”と設定した場合は補正容量
値はC11+のみであるが、ビット7〜ビット4を”1
111”と設定した場合は、C11+〜C14+が全て
接続され補正容量値の合計はC11+の16倍となる。
−補正側も同様であり、最小の補正コンデンサの制御用
電子スイッチS11−は補正用レジスタビットのLSB
に割り当てる。1つの基準コンデンサに対し、8個の補
正用コンデンサを用意することにより、最小の補正コン
デンサ容量値C11+あるいはC11−の16倍まで、
補正用コンデンサ容量値増減の設定を行うことができ
る。前記基準コンデンサ容量補正ブロック18とスイッ
チ制御レジスタ21の構成により、各基準コンデンサに
対する補正手順を同一にできるので、手順を簡略化で
き、かつ調整用回路を簡略化できる。
【0027】以上のように構成されたA/D変換装置の
変換結果の補正方法について説明する。図4は上記補正
方法の第1の説明図であり、補正用コンデンサを全く使
用せずに基準コンデンサのみでA/D変換を行い、A/
D変換誤差が発生している場合のA/D変換誤差の一例
である。
【0028】Lビットの分解能を備えるA/D変換装置
の場合を想定して、横軸はデジタルビット値を示してお
り、最大値は「2L−1」である。例えば、8ビットの
A/Dであれば最大値255である。縦軸は入力電圧に
対する理想的なデジタル変換値と比較した、実際のA/
D変換値の誤差である。例えば、理想変換期待値が2ビ
ット表現で”00001111”の時に実際のA/D変
換値が”00010010”であれば、A/D変換誤
差”+3LSB”として誤差を表現する。図4の説明図
は、入力電圧の1/2までは理想デジタル値に対し大き
くデジタル値変換され、1/2以上の入力電圧では理想
デジタル値に対し小さくデジタル値変換されている例を
示している。また、横軸に対してA/D変換誤差の+側
(総和値M)と−側(総和値N)で非対称であり、変換
誤差値総和がA/D変換誤差の+側に偏っている場合で
ある。前記変換誤差値総和は1LSB単位(分解能8ビ
ットであれば256ステップ)でA/D変換誤差値を全
て加減算したものを示している。この場合、最初に、基
準コンデンサ容量が最大である、最上位ビットの基準コ
ンデンサの容量値を補正する。
【0029】図5は、補正方法の第2の説明図である。
本説明図では横軸に対してA/D変換誤差の+側(総和
値+M’)と−側(総和値−N’(=−M’))で対称
となっており、変換値の変換誤差値総和が”0”となっ
ている一例である。前記最上位ビットの基準コンデンサ
容量を+側へ補正することは、A/D変換の基準コンデ
ンサ容量の総容量値を増加させる+側に補正する状態と
なり、見かけ上のA/D変換基準値が下がるので、図4
の絶対的な変換誤差が大きな状態から、図5の絶対的な
変換誤差が少なくなる状態に補正をかけたことになる。
【0030】図6は、補正方法の第3の説明図である。
本説明図では入力電圧の1/2までに対して、横軸に対
してA/D変換誤差の+側(総和値+M’’)と−側
(総和値−N’’(=M’’))で対称となっており、
変換値の変換誤差値総和が”0”となっている一例であ
る。1LSB単位で変換誤差を判定し、入力電圧の1/
2までに対して変換値の変換誤差値総和が”0”となる
まで、(最上位−1)ビットの基準コンデンサ容量を補
正コンデンサを用いて補正する。以上の補正手順を基準
コンデンサの最下位ビットまで続けることにより、分解
能を補正することができる。
【0031】以上の補正方法はA/D変換装置の外部か
らの制御を用いても可能であるが、内部に、図1に示す
補正値検出回路3を持っていれば、より簡潔な手段を用
いて変換値の補正が可能である。以下、その構成と動作
について説明する。図7は前記補正値検出回路3の回路
内部構成図である。図7において、40は、コンデンサ
アレイコントロールスイッチ回路19において判定され
たA/D変換結果出力48(図1参照)と、後述する基
準A/D変換値カウンタ45から出力される基準A/D
変換値50を比較し、A/D変換誤差を極性(+側と−
側)も含めたA/D変換誤差結果出力51として、加算
減算器41へ出力する比較器(比較手段の一例)であ
る。
【0032】前記基準A/D変換値カウンタ(基準A/
D変換手段の一例)45は、外部からのサンプリング開
始信号49(図1参照)のクロック入力回数によりアナ
ログ信号入力端5に入力しているアナログ電圧に対応し
たデジタル変換の理想変換値(基準A/D変換値50)
を比較器40へ出力し、また補正値検出を行っている基
準コンデンサ容量値の補正コンデンサの接続と非接続を
切り替える設定レジスタが実装されているアドレスカウ
ント値55をレジスタ書込み回路46へ出力する。また
上記サンプリング開始信号49により、アナログ入力信
号をサンプリングしてA/D変換が開始される。
【0033】また前記加算減算器(演算手段の一例)4
1は、前記比較器40のA/D変換誤差結果出力51
を、サンプリング開始信号49に同期して1LSB毎に
全A/D変換誤差結果の加算減算を行い、加算減算の総
和の極性が+であるか−であるかを補正サイクルの1回
毎に、A/D変換誤差総加算減算結果極性出力52とし
てレジスタ書込み回路46へ出力する。
【0034】また47は前記スイッチ制御回路2に内蔵
した、スイッチ制御回路内レジスタセットである。スイ
ッチ制御回路内レジスタセット47は前記スイッチ制御
レジスタ21を含めて、電子スイッチの個数分のビット
数の制御用レジスタを内蔵した構成である。53はリセ
ット信号である。前記レジスタ書込み回路(書込み手段
の一例)46は、サンプリング開始信号49に同期して
補正サイクル一回毎の終了時に、アドレスカウント値5
5が示すアドレスに対し、レジスタ書込みデータ56を
スイッチ制御回路内レジスタセット47に書込みを行
い、A/D変換誤差総加算減算結果極性出力52が極性
反転したことを認識した場合にスイッチ制御回路内レジ
スタセット47へのデータの書込みをストップさせる。
【0035】以上のように構成された補正値検出回路3
について、以下、動作を示すタイムチャートを用いてそ
の動作を説明する。図8は補正値検出回路3の動作を示
す第1のタイムチャートである。補正値検出回路は、図
8に示したサンプリング開始信号49と、理想のアナロ
グ信号Ain(図1参照)の入力によりコンデンサアレイ
コントロールスイッチ回路19において判定されたA/
D変換結果出力48が入力されたときに動作する。アナ
ログ信号Ainは補正1回のサイクルに付き、入力アナロ
グ電圧の最低電圧から最大電圧まで一定増加で線形に電
圧を変化させて入力し、サンプリング開始信号49は補
正1回のサイクルに付き、2のL乗クロック(Lは分解
能のデジタルビット数)入力する。図3の各補正用コン
デンサ(CL1+〜CL4+、CL1−〜CL4−)と
スイッチ制御レジスタ21の関係から、1つの基準コン
デンサ(C8〜C0)に対して行える補正段階は最大1
6段階である。そのため、補正コンデンサを制御する電
子スイッチの接続を切り替えるスイッチ制御レジスタ2
1への書込みは、最大16回/1つの基準コンデンサと
なる。
【0036】図8は補正1回目のアナログ入力によって
変換値の変換誤差値総和が+側に偏っており、基準コン
デンサの+側補正を行った場合のタイムチャートの一例
である。補正1回目終了時に、+側補正が必要であると
認識したので、レジスタ書込み回路46でスイッチ制御
回路内レジスタセット47の現在補正中の基準コンデン
サに対応した制御レジスタのビット4に”1”を書き込
むことにより、現在補正中の基準コンデンサの容量値を
1/Nだけ+側に補正する。+側補正と−側補正データ
の書込み判別は、A/D変換誤差総加算減算結果極性出
力52を入力しているレジスタ書込み回路46で判別し
て書込みを行う。再度サンプリング開始信号に従って、
補正2回目以降を開始し、変換値の変換誤差値総和が+
側から−側に反転するまでレジスタへの書込みデータを
1ずつ増やして続ける。データ値を1増やす毎に、基準
コンデンサ容量値の1/Nの容量値ずつで逓増した容量
値補正が行われる。変換値の変換誤差値総和が+側から
−側に反転した時点でデータ書き込みストップが有効に
なるので以降は最後に書き込まれたデータを変更しな
い。レジスタ書込み回路46内でのA/D変換誤差総加
算減算結果極性出力52を用いたレジスタ書込みストッ
プ判定は補正1回目終了時は無視し、補正一回目終了時
はA/D変換誤差総加算減算結果極性出力52が+側か
−側かを判別して、補正用コンデンサの+側補正と−側
補正データの書込み判別のみを行う。一例として、図8
のタイムチャートでは補正14回目が終了した時点で、
以上の+補正するためのレジスタ書込みを中断してい
る。
【0037】図9は補正値検出回路3の動作を示す第2
のタイムチャートであり、補正1回目のアナログ入力に
よって変換値の変換誤差値総和が−側に偏っていた場合
の補正動作を示しており、スイッチ制御レジスタ21の
下位側に補正用データを書き込み、補正4回目で補正用
レジスタへの書込を中断していること以外は図8のタイ
ムチャートと動作は同様である。
【0038】以上の動作を基準コンデンサの個数分繰り
返すことにより、基準アナログ信号入力とアナログ信号
変換開始を指定する単純なサンプリング開始信号49入
力のみを外部から与えるという単純な動作で、A/D変
換装置の分解能を向上させる補正値検出を簡単に設定す
ることができる。以上のように本実施の形態1によれ
ば、電荷再分配型のA/D変換装置としての基本的な回
路構成を複雑にすること無く、A/D変換精度の改善を
はかることができ、よって偶発的に発生した、スライス
上の局所的なバラツキなどによる半導体製品の歩留り低
下を改善でき、半導体開発費用の増大を抑えることがで
きる。さらに、電荷再分配型のA/D変換装置の変換精
度はコンデンサアレイ各々の容量比率の状態により決定
されることから、補正用コンデンサの容量値構成に一定
の重み付けをしたことにより、補正手順を一律に簡略化
して行うことができ、補正値検出回路3、および検出方
法および補正の方法を非常に簡略化することができ、補
正値設定を容易に実現することができる。 (実施の形態2)補正値検出回路において、不揮発性メ
モリを搭載することにより最初から補正用のコンデンサ
容量の組み合わせを設定し、補正用の設定を記憶してお
くことや、ダイナミックに分解能を変更することも可能
である。以下、その実施の形態について説明する。
【0039】図10は本発明の実施の形態2によるダイ
ナミックに補正コンデンサ容量を変える補正値検出回路
の構成図である。図10において、60は不揮発性メモ
リデータ書き込み回路68によりアドレス線64を介し
て設定されたアドレスに対してデータ線65を介して補
正用の設定データが書き込みされる不揮発性メモリであ
る。
【0040】また61は設定データロード回路であり、
設定データロード回路61はモードコントロール線63
を介して入力されるモードが有効(不揮発性メモリ設定
データ書込みモード)になっている場合に、リセット後
に自動で不揮発性メモリ60に記録されている設定デー
タを、同じくモードが有効となっているセレクタ62を
介してスイッチ制御回路内レジスタセット47にロード
する。67はセレクタ62で信号選択後の設定データで
ある。
【0041】以上の構成により、任意のA/D変換結果
を補正用コンデンサの補正能力の範囲で初期からあたえ
ることができる。このように、不揮発性メモリデータ書
き込み回路68により不揮発性メモリ60に格納された
補正用データを、設定データロード回路61を介してス
イッチ制御回路内レジスタセット47へ書き込んでおけ
ば、初期状態から変換補正を実施した状態を実現でき
る。また書き込み可能な不揮発性メモリ60を内蔵する
ことにより、セットに組み付ける前の半導体製品単体と
してもA/D変換装置の精度を補正し変換精度を保証す
ることができる。
【0042】また不揮発性メモリ60の設定データを作
為的に変更し、補正用コンデンサの値を作為的に変更す
ることにより、A/D変換特性を変えることができる。
一例として、特定の電圧範囲で見かけ上の分解能を高く
することができる。例えば、初期状態であれば、入力ア
ナログ電圧の最低電圧から最大電圧までの電圧範囲を分
解能(8ビットであれば256ステップ)で等しい割合
で変換しているが、作為的な補正により、A/D変換電
圧の変換実効電圧範囲を狭くすることによって、設定し
た変換実効電圧範囲内のアナログ入力電圧の変換に限
り、見かけ上の精度を向上させることも可能である。ま
た、任意の電圧範囲でA/D変換の分解能特性を荒くし
たり細かくしたりすることが可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、非線形誤
差の補正を最小限の回路付加で、より簡潔に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるA/D変換装置
の構成図である。
【図2】同A/D変換装置の基準コンデンサ容量補正ブ
ロックの構成図である。
【図3】同A/D変換装置の補正用コンデンサ容量調整
レジスタの構成を示す構成図である。
【図4】同A/D変換装置における補正方法を説明する
第1の説明図である。
【図5】同A/D変換装置における補正方法を説明する
第2の説明図である。
【図6】同A/D変換装置における補正方法を説明する
第3の説明図である。
【図7】同A/D変換装置の補正値検出回路の構成図で
ある。
【図8】同A/D変換装置の補正値検出回路の動作を示
す第1のタイムチャートである。
【図9】同A/D変換装置の補正値検出回路の動作を示
す第2のタイムチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2におけるA/D変換装
置の補正値検出回路の構成図である。
【図11】従来のA/D変換装置の構成図である。
【符号の説明】
1 増幅器 2 スイッチ制御回路 3 補正値検出回路 4 A/D変換データ格納レジスタ 5 アナログ信号入力端 6 電子スイッチ群 7 コンデンサの共通接続線 8 出力線 18 基準コンデンサ容量補正ブロック 19 コンデンサアレイコントロールスイッチ回路 21 スイッチ制御レジスタ 22〜25 極性反転回路 40 比較器 41 加算減算器 45 基準A/D変換値カウンタ 46 レジスタ書込み回路 47 スイッチ制御回路内レジスタセット 60 不揮発性メモリ 61 設定データロード回路 62 セレクタ 63 モードコントロール線 64 アドレス線 65 データ線 68 不揮発性メモリデータ書き込み回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が共通に接続された複数の基準コン
    デンサと、 前記複数の基準コンデンサの共通接続点の電位を検出す
    る電位検出手段と、 前記電位検出手段により検出された前記共通接続点の電
    位に応じて前記基準コンデンサへの電圧印加を制御する
    制御手段と、を備え、 一端が共通に接続された複数の補正用コンデンサと、こ
    れら補正用コンデンサの他端にそれぞれ一端が接続さ
    れ、他端が共通に接続された複数のスイッチ手段からな
    る基準コンデンサ容量補正ブロックを、前記基準コンデ
    ンサと同じ数だけ備え、 各基準コンデンサ容量補正ブロックの補正用コンデンサ
    の一端とスイッチ手段の他端を、それぞれ前記基準コン
    デンサの両端に接続し、 前記基準コンデンサの容量値を個別に前記複数の補正用
    コンデンサで変化させることを特徴とする電荷再分配型
    A/D変換装置。
  2. 【請求項2】 複数の補正用コンデンサの容量値を、接
    続する基準コンデンサの容量値の定数分の1を基準に逓
    増もしくは逓減できるように定数分の1の逓倍の容量値
    に調整することを特徴とする請求項1記載の電荷再分配
    型A/D変換装置。
  3. 【請求項3】 スイッチ手段による補正用コンデンサの
    接続と非接続の切り換えを設定するスイッチ制御用レジ
    スタと、基準コンデンサの容量値を変更する補正値検出
    回路を備え、 この補正値検出回路を、 外部信号入力で基準A/D変換値を出力する基準A/D
    変換手段と、 前記基準A/D変換手段より出力された基準A/D変換
    値と、基準アナログ信号入力のA/D変換結果出力とを
    比較し、A/D変換誤差を極性も含めて出力する比較手
    段と、 前記比較手段より出力されたA/D変換誤差の総和を演
    算し、総加算減算結果極性を出力する演算手段と、 前記演算手段より出力された総加算減算結果の出力によ
    り前記スイッチ制御用レジスタに設定値を書込む書込み
    手段から構成し、 前記スイッチ制御用レジスタの設定により前記補正用コ
    ンデンサの接続と非接続を切り換えて前記基準コンデン
    サ容量値の変更することを特徴とする請求項2記載の電
    荷再分配型A/D変換装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308959A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Sharp Corp 検出装置及びそれを備えた表示装置
JP2019216450A (ja) * 2014-04-16 2019-12-19 富士電機株式会社 物理量センサ装置の調整方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006308959A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Sharp Corp 検出装置及びそれを備えた表示装置
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