JP2000132937A - ランプロード式磁気ディスク装置 - Google Patents
ランプロード式磁気ディスク装置Info
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/16—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
- G11B21/22—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
繰り返しロード/アンロード動作しても走行路や摺動タ
ブの摩耗粉が磁気ディスク上に落下することがなく、安
価で信頼性の高い高密度な磁気ディスク装置を提供す
る。 【解決手段】 アンロード動作後、磁気ヘッド支持手段
が退避している走行路1のホームポジションに溝部9を
設けた。また、溝部9で磁気ヘッド支持手段を低周波振
動させる。また、溝部9に堆積した摩耗粉を集積させる
領域を設けた。本発明によれば、繰り返し動作により発
生するランプや摺動タブの摩耗粉を、簡便な方法で除去
でき、摩耗粉の磁気ディスク上への落下を防止できる。
そのため、ロード/アンロード動作の信頼性や、磁気ヘ
ッドスライダの低浮上信頼性が向上する。したがって、
高記録密度の磁気ディスク装置を安価で供給できる。
Description
ディスク装置に係り、特に、走行路(ランプ)上の摺動
粉を処理するのに好適な磁気ディスク装置に関する。
際のスライダの扱いに関する方式は、現在でもCSS
(Contact Start Stop)方式が主流
である。つまり、磁気ヘッドを搭載したスライダは、装
置の停止中は磁気ディスク表面上に接触停止しており、
起動の際、磁気ディスクが回転を始めると磁気ディスク
表面上を滑走し、回転速度がある一定速度以上になると
空気浮上し、定常動作状態になる。停止の際は、磁気デ
ィスクの回転速度の低下にともない、磁気ディスク表面
を滑走し、やがて、磁気ディスク表面上に接触停止す
る。
るスライダと磁気ディスクの粘着を避けるために、磁気
ディスク表面にわずかな凹凸をつける加工(テクスチャ
加工)が施してある。しかし、記録密度を向上するため
には、スライダの浮上量を狭小化する必要があり、その
ためには、磁気ディスク表面をより平滑にする必要があ
る。そのため、現在では、もはや磁気ディスク面の凹凸
を許容できなくなってきている。
式である。これは装置の停止中は、スライダが磁気ディ
スク面外に退避しており、磁気ディスクが通常回転速度
になったら、スライダを退避場所から磁気ディスク表面
にロードし、停止の際は磁気ディスクの回転速度を低下
させる前に、スライダを退避場所にアンロードさせる方
式である。
上に接触停止することがないので、磁気ディスク表面に
凹凸を設ける必要が無く、浮上量の狭小化、高記録密度
化に有利である。ロード/アンロード方式の中でも、構
造が簡単で最も実現性が高いのがランプロード方式と呼
ばれるものである。
内周近傍に傾斜した部分を有する走行路(以下、ランプ
と称する)と呼ばれる部材を設け、ロード/アンロード
の際は、スライダを支持するサスペンションの一部がラ
ンプを走行し、下り上りすることにより、スライダをロ
ード/アンロードするものである。
特開平8−263946号公報に公開されている。この
従来技術によれば、サスペンションがランプ上を摺動す
る部分に、1個の凸状球体が設けられている。
A−24090(Travelstar 4GT)や、
DPLA−25120(Travelstar 5G
S)などは、ランプ上を摺動する部分は、1個の球体を
延伸した凸状の舟底形の形状をしたディンプルで、その
長手方向は、この摺動部が走行する方向と直角の方向に
配置されている。
する課題は、ランプを摺動する凸状部分(以下、摺動タ
ブと称する)がランプを摺動することにより発生する、
ランプや摺動タブの摩耗粉が、磁気ディスク上に落下す
るのを低減または防止することである。
圧縮応力と、摩擦力によるせん断応力を繰り返し受ける
ことで摩耗する。発生した摩耗粉はランプおよび摺動タ
ブに付着するが、摩耗粉が付着したままロード、アンロ
ード動作を行うと、摩耗粉が磁気ディスク上に落下する
可能性が非常に高く、落下した場合、スライダと磁気デ
ィスクの間に侵入し、装置全体が回復不可能な状態に陥
る可能性が高い。
ために、ランプ傾斜部に突起を設ける構造が、特開平5
−166322号公報に公開されている。しかし、この
場合、摺動タブに付着した摩耗粉は、突起により摺動タ
ブより落とされるものの、傾斜部は磁気ディスクに近い
位置にあるため、かき取られた摩耗粉が磁気ディスク上
に落下する可能性が非常に高い。また、傾斜部では摺動
速度を0に近くすることはできず、突起部分では接触応
力が大きくなるため、突起の摩耗が大きく、摩耗粉の発
生も増大する。
の磁気ディスク装置において、繰り返し動作により、ラ
ンプや摺動タブが摩耗して摩耗粉が発生しても、磁気デ
ィスク上に落下することが無く、安価で信頼性の高い高
密度なランプロード式磁気ディスク装置を提供すること
にある。
に本発明は、磁気ディスクの情報を記録または再生する
磁気ヘッドを支持する支持手段と、前記磁気ディスクに
対して前記磁気ヘッド支持手段がロードまたはアンロー
ドするために摺動する走行路とを備えたランプロード式
磁気ディスク装置において、前記走行路は、前記磁気ヘ
ッド支持手段との摺動によって生じる摩耗粉を除去する
除去手段を有することを特徴とするものである。
記磁気ディスクの情報を記録し再生する磁気ヘッドと、
前記磁気ヘッドを搭載したスライダと、前記スライダを
支持するサスペンションおよび前記サスペンションを支
持するアームからなる磁気ヘッド支持手段と、前記磁気
ヘッド支持手段を所定の位置に移動させる駆動手段と、
前記磁気ディスクに対して前記磁気ヘッド支持手段がロ
ードまたはアンロードするために摺動する走行路とを備
えたランプロード式磁気ディスク装置において、前記磁
気ヘッド支持手段と前記走行路との摺動により発生し、
前記磁気ヘッド支持手段の摺動部に付着する摩耗粉を除
去する除去手段と、前記摩耗粉が前記磁気ディスク上に
落下しないように集積する集積手段とを設けたことを特
徴とするものである。
気ヘッド支持手段が退避する走行路上のホームポジショ
ンに、溝部が設置されていることを特徴とするものであ
る。また、前記磁気ヘッド支持手段は、前記溝部で低周
波により振動されるものである。また、前記溝部の近傍
に摩耗粉を集積させる領域が設けられていることを特徴
とするものである。
粉が、溝部などの摩耗粉除去手段によって取り除かれ
る。さらに、振動によって効率的に除去され、また、溝
部に堆積した摩耗粉をさらに別の領域に集積することが
できる。
面を参照して説明する。図1は、本発明になる磁気ディ
スク装置の一実施形態を示す平面図、図2は、その要部
を示す斜視図である。
載したスライダ5(以下、磁気ヘッドスライダ5と称す
る)は、サスペンション3に支持され、それらはアーム
4に取り付けられている。これらの組立体である磁気ヘ
ッド支持手段6は、駆動手段7と組み合わせて回動型の
アクチュエータを構成している。
ン3の先端部が走行する場所に、走行路1(以下、ラン
プ1と称する)が設けられている。ランプ1は、摺動タ
ブ2が走行する走行部11と、それを支持して装置上に
取り付けるための支持部12とから構成されている。
上を摺動する舟底形凸状部である摺動タブ2が設けられ
ている。磁気ディスク8が回転中に、回動アクチュエー
タが回転動作することにより、磁気ヘッドスライダ5を
磁気ディスク8に対してロード/アンロードするもので
ある。
走行部11上で、前記磁気ヘッド支持手段がアンロード
動作した後、退避しているホームポジションに溝部9を
設けている。
形態の効果を説明する。ランプ1との摺動により発生
し、摺動タブ2に付着した摩耗粉20は、ホームポジシ
ョンに設置した溝部9で掻き取られ、取り込まれる。
は、再度、摺動タブ2に付着する可能性は殆ど無い。特
に、図4に示すように、溝部9の形状を、表面方向に狭
まる形状にすれば、掻き取り効果や、再付着防止効果な
どが、より向上される。
の速度は殆どゼロであるため、この溝部9では摩耗の発
生は殆どない。摩耗粉の大きさは、1〜数μm程度であ
り、溝部9の深さおよび幅を、それぞれ100〜200
μm程度にすれば、摩耗粉20の除去には充分である。
溝部9を設置する領域は、一例として数mm程度であ
る。
が形成される場合、金型の該当個所の表面に、凸状の粗
さ加工を施すか、あるいは突起を設ける等により、容易
に形成可能である。
とも摩耗粉が凝集して大きくなることは防げられる。凝
縮していない摩耗粉が、動作時に磁気ディスク上に落下
しても、凝集していない摩耗分は微小で極めて軽量であ
るため、磁気ディスク上に達することなく、磁気ディス
クの回転による空気流によって吹き飛ばされ、大きな傷
害には発展しない。
部9を設置すると同時に、ホームポジションに静止した
状態からロード動作を開始する際、あるいはアンロード
動作を終えてホームポジションに静止する際、溝部9で
摺動タブ2を数Hz以下の低周波で左右に2〜3回ほど
振動させることにより、摩耗粉の除去効果をさらに向上
することができる。
示す。これはあくまでも例であって、これに限定される
わけではない。図中ハッチング領域が溝部9である。図
5(a)に示す溝は、直線的な形状なので加工製作が容
易である。図5(b)に示す溝は、摺動タブに付着した
摩耗粉を一様に掻き取ることができる。図5(c)に示
す溝は、(a)(b)両者の中間的な作用効果がある。
を示す。これらの図に示すように、本例では、ランプ1
の走行路支持部12で、走行路上のホームポジションの
溝部9のそばに、摩耗粉を集積する切欠部13を設け
た。さらに、磁気ディスクの回転により発生する空気流
を案内する整流フィン30を設置する。
る。磁気ヘッドスライダが磁気ディスクにローディング
している間、磁気ディスクは回転しているので、磁気デ
ィスクの回転による空気流31が、磁気ディスク外側に
発生する。この空気流31を、整流フィン30により切
欠部13の方へ流すことにより、溝部9に掻き取られた
摩耗粉20が切欠部13に飛ばされて集積される。
し動作により発生するランプや摺動タブの摩耗粉の除去
ができ、摩耗粉の磁気ディスク上への落下を防止でき
る。そのため、ロード/アンロード動作の信頼性や、磁
気ヘッドスライダの低浮上信頼性が向上する。したがっ
て、高記録密度の磁気ディスク装置を安価に供給でき
る。
平面図である。
る。
す平面図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 磁気ディスクの情報を記録または再生す
る磁気ヘッドを支持する支持手段と、前記磁気ディスク
に対して前記磁気ヘッド支持手段がロードまたはアンロ
ードするために摺動する走行路とを備えたランプロード
式磁気ディスク装置において、前記走行路は、前記磁気
ヘッド支持手段との摺動によって生じる摩耗粉を除去す
る除去手段を有することを特徴とするランプロード式磁
気ディスク装置。 - 【請求項2】 情報を記録する磁気ディスクと、前記磁
気ディスクの情報を記録し再生する磁気ヘッドと、前記
磁気ヘッドを搭載したスライダと、前記スライダを支持
するサスペンションおよび前記サスペンションを支持す
るアームからなる磁気ヘッド支持手段と、前記磁気ヘッ
ド支持手段を所定の位置に移動させる駆動手段と、前記
磁気ディスクに対して前記磁気ヘッド支持手段がロード
またはアンロードするために摺動する走行路とを備えた
ランプロード式磁気ディスク装置において、前記磁気ヘ
ッド支持手段と前記走行路との摺動により発生し、前記
磁気ヘッド支持手段の摺動部に付着する摩耗粉を除去す
る除去手段と、前記摩耗粉が前記磁気ディスク上に落下
しないように集積する集積手段とを設けたことを特徴と
するランプロード式磁気ディスク装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のランプロード
式磁気ディスク装置において、前記摩耗粉除去手段とし
て、前記磁気ヘッド支持手段が退避する走行路上のホー
ムポジションに、溝部が設置されていることを特徴とす
るランプロード式磁気ディスク装置。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載のランプロード
式磁気ディスク装置において、前記摩耗粉除去手段とし
て、前記磁気ヘッド支持手段が退避する走行路上のホー
ムポジションに溝部が設置され、前記磁気ヘッド支持手
段は、前記溝部で低周波により振動されるものであるこ
とを特徴とするランプロード式磁気ディスク装置。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載のランプロード
式磁気ディスク装置において、前記摩耗粉除去手段とし
て、前記磁気ヘッド支持手段が退避する走行路上のホー
ムポジションに溝部が設置され、前記溝部の近傍に摩耗
粉を集積させる領域が設けられていることを特徴とする
ランプロード式磁気ディスク装置。
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JP30216098A JP3613610B2 (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | ランプロード式磁気ディスク装置 |
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1998
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-
1999
- 1999-10-21 US US09/422,351 patent/US6226155B1/en not_active Expired - Fee Related
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