JP2000132356A - プリントシステム及び排紙ビン選択方法 - Google Patents

プリントシステム及び排紙ビン選択方法

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JP2000132356A
JP2000132356A JP10320000A JP32000098A JP2000132356A JP 2000132356 A JP2000132356 A JP 2000132356A JP 10320000 A JP10320000 A JP 10320000A JP 32000098 A JP32000098 A JP 32000098A JP 2000132356 A JP2000132356 A JP 2000132356A
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JP10320000A
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English (en)
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Yukihiko Suzuki
幸彦 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の所望とする排紙ビンに排紙
することができるプリントシステムを提供する。 【解決手段】 印刷クライアント装置1が各ユーザに設
定された印刷データを転送するプリンタ装置の設定情報
を管理する使用プリンタ管理部10を有し、プリンタ装
置がプリンタ装置の有する排紙ビンに設定されたユーザ
名情報の設定及び管理を行う排紙ビン情報管理部21を
有し、印刷クライアント装置は、入力されたユーザ名に
登録されたプリンタ装置からユーザ名情報を取得し、入
力されたユーザ名に設定された排紙ビンを指定して、印
刷データをユーザ名に登録されたプリンタ装置に転送す
ることにより、印刷先ユーザが所望とする排紙ビンに排
紙することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク上に印
刷要求を出力する印刷クライアント装置と、その印刷ク
ライアント装置からの印刷要求に従い画像の形成を行う
複数のプリンタ装置とがネットワークに接続されたプリ
ントシステム及び排紙ビン選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ではネットワーク化が当然のごとく
行われ、多数のプリンタをネットワークに接続し、ネッ
トワーク資源の一つとして共有利用することが多数行わ
れている。しかし、このような環境では、ネットワーク
に接続されているプリンタの構成を把握している必要が
あり、印刷時に適当なプリンタがどれなのか判りづら
く、印刷のための余計な時間の消費、ユーザへの負担な
どがあった。又、印刷結果が他の人の印刷結果と混在し
て、紛失したり、秘匿性が全く失われてしまう等の問題
があった。
【0003】本発明と技術分野が類似する従来例1とし
て、特開平8−123641号公報のネットワーク制御
装置がある。このネットワーク制御装置は、ドキュメン
トを複数の相手に送信し、送信相手の印刷装置として指
定した装置に印刷し、ドキュメントを配布するネットワ
ーク制御装置において、ドキュメントを出力配布する相
手に対して、印刷出力のための印刷手段および印刷物の
手段に同期してドキュメント配布情報を送信相手に通知
する通知手段を有することを特徴としている。
【0004】また、本発明と技術分野が類似する従来例
2として、特開平5−224837号公報の印刷データ
転送方法がある。この印刷データ転送方法は、少なくと
も各ユーザ毎の管理属性情報を登録して名前サービスを
行う名前サービス装置、データを受信してプリントアウ
ト可能なプリンタ装置、及び印刷すべきデータを送信処
理可能なデータ処理装置をネットワークに接続したシス
テムであって、名前サービス装置は、管理属性情報とし
てユーザ名毎にプリンタ装置に関する情報を登録し、デ
ータ処理装置は、ユーザ名によるデータの送信指示に対
し当該ユーザ名で指定したプリンタ装置を名前サービス
装置に問い合わせ、問い合わせ結果のプリンタ装置にデ
ータを送信するように構成したことを特徴としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷は
クライアント装置から出力プリンタを直接指定して行わ
れるので、複数のプリンタがネットワークに接続されて
いる場合を考えると、どのプリンタに出力するのが適切
なのか、又、印刷を行った時どのプリンタに出力したの
かわからなくなったり、あるいは、出力したプリンタが
複数の利用者によって共有されており、印刷結果が混在
するために、印刷したものが他人のものと一緒にどこか
へいってしまうという問題があった。
【0006】また、上述した従来例1及び2の装置で
は、印刷先ユーザ名を指定して印刷を行うことで各出力
プリンタの情報を把握しておく必要性をなくしている。
しかし、出力先の指定はあくまでも、プリンタであり、
そのプリンタを複数のユーザが共有する場面では、印刷
結果の混在による種々の不具合は解決できていない。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、印刷先ユーザの所望とする排紙ビンに排紙する
ことができ、あわせて簡易な秘匿性をも確保できるプリ
ントシステム及び排紙ビン選択方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明のプリントシステムは、複数のプリンタ装置
と、プリンタ装置に印刷データを転送して印刷要求を出
力する印刷クライアント装置とがネットワークに接続さ
れたプリントシステムであって、印刷クライアント装置
は、各ユーザに設定された印刷データを転送するプリン
タ装置の設定情報を記憶した第1の記憶手段と、ユーザ
名を入力する入力手段とを有し、複数のプリンタ装置
は、プリンタ装置の有する排紙ビンに設定されたユーザ
名情報の設定及び管理を行う排紙ビン情報管理手段を有
し、印刷クライアント装置は、入力手段より入力された
ユーザ名に登録されたプリンタ装置からユーザ名情報を
取得し、取得したユーザ名情報により、入力されたユー
ザ名に設定された排紙ビンを指定して、印刷データをユ
ーザ名に登録されたプリンタ装置に転送することを特徴
とする。
【0009】上記のプリントシステムは、ネットワーク
上に存在する排紙ビンの中から、ユーザ毎に所望とする
排紙ビンの排紙優先順位を設定し、優先順位を付けられ
た排紙ビンを有するプリンタ装置の排紙ビン情報管理手
段に、優先順位を付けられた排紙ビンとその優先順位を
記憶しており、印刷クライアント装置は、入力手段によ
り入力されたユーザ名で登録されたプリンタ装置のう
ち、最も優先順位が高く設定された排紙ビンを有するプ
リンタ装置に、排紙ビンへの出力を指定して印刷データ
を転送するとよい。
【0010】上記の印刷クライアント装置は、排紙ビン
を選択すると、排紙ビンを有するプリンタ装置に動作状
況を問い合わせ、印刷処理実行不可能である場合には、
選択した排紙ビンの次に優先順位の高い排紙ビンを有す
るプリンタ装置に動作状況を問い合わせるとよい。
【0011】上記の排紙ビン情報管理手段は、プリンタ
装置に設けられた排紙ビン毎に、その排紙ビンへの排紙
ができない場合に次の排紙先候補となる次候補排紙ビン
の設定及び管理を行い、プリンタ装置は、印刷クライア
ント装置からの要求に応じて排紙ビン情報管理手段に設
定したユーザ名情報及び次候補排紙ビンの設定情報を印
刷クライアント装置に転送し、印刷クライアント装置
は、選択した排紙ビンを有するプリンタ装置が印刷処理
を行えない時に、取得した次候補排紙ビンの設定情報に
より選択した排紙ビンの次候補に設定された排紙ビンを
有するプリンタ装置に、次候補に設定された排紙ビンへ
の出力指定情報と共に印刷データを転送するとよい。
【0012】上記の複数のプリンタ装置は、プリンタ装
置に設けられた排紙ビンのグループ設定及びその管理を
行うグループ設定管理手段を有し、印刷クライアント装
置より排紙ビンの指定情報及び印刷データを送られたプ
リンタ装置は、指定された排紙ビンへの出力ができなか
った場合に、グループ設定管理手段により指定された排
紙ビンのグループに設定された排紙ビンへ排紙するとよ
い。
【0013】上記の複数のプリンタ装置は、印刷クライ
アント装置から指定された排紙ビンへの排紙を行うこと
ができず、グループ設定管理手段により設定された指定
された排紙ビンのグループ設定が他のプリンタ装置の排
紙ビンであった場合に、他のプリンタ装置に排紙ビンを
指定して、印刷クライアント装置から転送された印刷デ
ータを転送するとよい。
【0014】上記の複数のプリンタ装置は、プリンタ装
置に設けられた排紙ビン毎にデフォルト時の排紙ビンの
設定及びその管理を行うデフォルト排紙ビン設定管理手
段を有し、プリンタ装置は、印刷クライアント装置によ
り指定された排紙ビンへの排紙ができない場合に、デフ
ォルト排紙ビン設定管理手段により設定されたデフォル
ト排紙ビンに排紙するとよい。
【0015】上記の複数のプリンタ装置は、デフォルト
排紙ビン設定管理手段により設定された排紙ビンへ排紙
した場合に、印刷要求者及び印刷先ユーザのアドレス
に、デフォルト排紙ビンに排紙した旨を通知するメール
通知手段を有するとよい。
【0016】上記の印刷クライアント装置は、印刷デー
タを縮小イメージデータに変換するイメージデータ変換
手段と、入力手段により指定されたユーザ名で登録され
た排紙ビンへの排紙ができない場合に、印刷要求者のア
ドレスにエラーの通知と共にイメージデータ変換手段に
より変換した縮小イメージデータを通知するメール通知
手段を有するとよい。
【0017】上記の印刷クライアント装置は、入力手段
により指定されたユーザ名で登録されたすべての排紙ビ
ンへの排紙ができない場合に、メール通知手段により印
刷先ユーザのアドレスにイメージデータ変換手段により
変換した縮小イメージデータをエラーの通知と共に送信
するとよい。
【0018】上記のプリントシステムは、ネットワーク
上に存在する排紙ビンの優先順位をプリンタ装置から設
定する際には、プリンタ装置に、すべてのプリンタ装置
の優先順位情報を取得させ、ネットワーク上に同一の優
先順位が付いた排紙ビンが存在しないように設定すると
よい。
【0019】本発明の排紙ビン選択方法は、複数のプリ
ンタ装置と、プリンタ装置に印刷データを転送して印刷
要求を出力する印刷クライアント装置とがネットワーク
に接続されたプリントシステムにおいて複数のプリンタ
装置に設けられた排紙ビンを選択する排紙ビン選択方法
であって、印刷クライアント装置に、登録されたユーザ
名毎に排紙するプリンタ装置の設定情報を記憶させ、複
数のプリンタ装置に、プリンタ装置の有する排紙ビンに
設定されたユーザ名情報を記憶させ、印刷クライアント
装置に、指定されたユーザ名に登録されたプリンタ装置
からユーザ名情報を取得させ、指定されたユーザ名に設
定された排紙ビンを指定して、印刷データをユーザ名に
登録されたプリンタ装置に転送させることを特徴とす
る。
【0020】上記の排紙ビン選択方法は、ネットワーク
上に存在する排紙ビンの中から、ユーザ毎に所望とする
排紙ビンの排紙優先順位を設定し、優先順位を付けられ
た排紙ビンを有するプリンタ装置に、優先順位を付けら
れた排紙ビンとその優先順位とを記憶させ、印刷クライ
アント装置に、指定されたユーザ名で登録されたプリン
タ装置のうち最も優先順位が高く設定された排紙ビンを
有するプリンタ装置へ排紙ビンへの出力を指定して印刷
データを転送させるとよい。
【0021】上記の印刷クライアント装置に、選択した
排紙ビンを有するプリンタ装置の動作状況を取得させ、
プリンタ装置が印刷処理実行不可能である場合に、選択
した排紙ビンの次に優先順位の高い排紙ビンを有するプ
リンタ装置の動作状況を取得させるとよい。
【0022】上記の複数のプリンタ装置に、プリンタ装
置に設けられた排紙ビン毎に、その排紙ビンへの排紙が
できない場合に次の排紙先候補となる次候補排紙ビンの
設定情報を登録させ、プリンタ装置に、印刷クライアン
ト装置からの要求に応じて排紙ビン情報管理手段に設定
したユーザ名情報及び次候補排紙ビンの設定情報を印刷
クライアント装置に転送させ、印刷クライアント装置
に、選択した排紙ビンを有するプリンタ装置が印刷処理
を行えない時に、取得した次候補排紙ビンの設定情報に
より選択した排紙ビンの次候補に設定された排紙ビンを
有するプリンタ装置へ次候補に設定された排紙ビンへの
出力指定情報と共に印刷データを転送させるとよい。
【0023】上記の複数のプリンタ装置に、プリンタ装
置に設けられた排紙ビンのグループ設定情報を記憶さ
せ、印刷クライアント装置より排紙ビンの指定情報及び
印刷データを送られたプリンタ装置に、指定された排紙
ビンへの出力ができなかった場合に、グループ設定情報
により指定された排紙ビンへ排紙させるとよい。
【0024】上記の複数のプリンタ装置に、印刷クライ
アント装置から指定された排紙ビンへの排紙を行うこと
ができず、グループ設定情報により指定された排紙ビン
のグループ設定が他のプリンタ装置の排紙ビンに設定さ
れていた場合に、他のプリンタ装置に排紙ビンを指定し
て、印刷クライアント装置から転送された印刷データを
転送させるとよい。
【0025】上記の複数のプリンタ装置に、プリンタ装
置に設けられた排紙ビン毎にデフォルト時の排紙ビンの
設定情報を記憶させ、プリンタ装置に、印刷クライアン
ト装置により指定された排紙ビンへの排紙ができない場
合に、デフォルト時の排紙ビンの設定情報に指定された
デフォルト排紙ビンに排紙させるとよい。
【0026】上記の複数のプリンタ装置に、排紙ビンへ
排紙した場合に、印刷要求者及び印刷先ユーザのアドレ
スに、デフォルト排紙ビンに排紙した旨を電子メールに
て通知させるとよい。
【0027】上記の印刷クライアント装置に、入力手段
により指定されたユーザ名で登録された排紙ビンへの排
紙ができない場合に、印刷要求者のアドレスにエラーの
通知と共に印刷データを縮小イメージデータに変換して
電子メールにて通知させるとよい。
【0028】上記の印刷クライアント装置に、指定され
たユーザ名で登録されたすべての排紙ビンへの排紙がで
きない場合に、印刷先ユーザのアドレスに印刷データを
縮小イメージデータに変換してエラーの通知と共に電子
メールにて通知させるとよい。
【0029】上記の排紙ビン選択方法は、ネットワーク
上に存在する排紙ビンの優先順位をプリンタ装置から設
定する際には、プリンタ装置に、すべてのプリンタ装置
の優先順位情報を取得させ、ネットワーク上に同一の優
先順位が付いた排紙ビンが存在しないように設定すると
よい。
【0030】次に本発明における作用を述べる。本発明
においては、印刷クライアント装置から印刷を行う時、
予め印刷クライアント装置上に登録されている印刷先ユ
ーザ名の一覧から印刷指示を行う。印刷先ユーザ名から
使用するプリンタを判別し、その印刷先ユーザ名で登録
された排紙ビンがそのプリンタ装置上に設定されている
かどうかを確認し、割り当てられている排紙ビンがあれ
ばその排紙ビンに対して印刷を行う。
【0031】また、指定ユーザが使用する排紙ビンがネ
ットワーク上に複数設定されている場合に、優先度の一
番高い排紙ビンに対して印刷を行う。
【0032】また、指定された排紙ビンに対して印刷を
行ったが、その排紙ビンが用紙で一杯になっており使え
ない等の状態の時、予め設定されているデフォルト排紙
ビンに対して印刷を行う。この際、印刷者、及び指定さ
れた印刷先のユーザへは、それを伝えるメールを通知す
る。
【0033】また、指定排紙ビンがエラー状態などで印
刷を行えない時、その指定排紙ビンの次候補の排紙ビン
指定を印刷クライアント装置が行い、次候補の排紙ビン
に対して印刷を行う。
【0034】また、プリンタ装置上の排紙ビンのグルー
プ設定管理手段によって、複数の排紙ビンを一人のユー
ザで使用するように設定されている状態で、印刷クライ
アント装置から印刷を行う。複数の排紙ビンを一人のユ
ーザが使用するので、一つの排紙ビンがエラー状態など
の場合でも、別の排紙ビンに対して印刷を行う。
【0035】また、どの排紙ビンに対しても印刷が行え
ず印刷要求が失敗した時、印刷クライアント装置上のメ
ール通知手段とイメージデータ作成手段を使用し、印刷
者に対してエラーになった印刷要求が何なのか一目でわ
かるように、印刷要求がエラーになったことと、その印
刷データの縮小イメージデータを一緒に送信する。
【0036】また、どの排紙ビンに対しても印刷が行え
ず印刷要求が失敗した時、印刷クライアント装置上のメ
ール通知手段を使用し、印刷先ユーザに対して印刷要求
がエラーになったことと、その印刷データを一緒に送信
する。
【0037】また、排紙ビン情報管理手段での排紙ビン
情報設定時に、ネットワーク上の他のプリンタ装置から
同一ユーザ名の排紙ビン情報が設定されていないか検索
し、存在する場合には、そこに設定されている排紙ビン
情報の優先度を取得することにより、同一の優先度での
設定をさせないようにする。
【0038】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
プリントシステム及び排紙ビン選択方法の実施の形態を
詳細に説明する。図1〜図13を参照すると本発明のプ
リントシステム及び排紙ビン選択方法の実施の形態が示
されている。
【0039】図1には本発明のプリントシステム及び排
紙ビン選択方法の実施の形態が示されている。図1に示
されるようにこの実施形態は、印刷要求を出力する印刷
クライアント装置1と、この印刷クライアント装置から
の印刷要求により印刷を行う複数のプリンタ装置2とが
ネットワーク上に接続されている。なお、各プリンタ装
置2は、フロントエンドパーソナルコンピュータ3とプ
リンタ4とにより構成されている。
【0040】図2には印刷クライアント装置1に備えら
れた機能が示されている。図2に示されるように印刷ク
ライアント装置1には、使用プリンタ管理部10、排紙
ビン情報取得部11、代替先選択部12、印刷先ユーザ
名指定部13、プリンタ状況照会部14、メール通知部
15、印刷データ作成部16、印刷データ転送部17、
印刷データ一時保存部18、縮小イメージ作成部19な
どが設けられている。
【0041】使用プリンタ管理部10は、図5に示され
た印刷先ユーザリストが記憶されている。この登録ユー
ザリストは、各ユーザに設定された印刷データを転送す
るプリンタ装置の設定情報である。排紙ビン情報取得部
11は、各プリンタ装置に保持される図6に示された排
紙ビン構成リスト情報を取得する機能部である。代替先
選択部12は、選択したプリンタ装置が正常に動作でき
ない時に、代わりとなるプリンタ装置を選択する機能部
である。印刷先ユーザ名指定部13は、印刷クライアン
ト装置の画面上から指定されたユーザ名により、そのユ
ーザ名がどのプリンタ装置に設定されているのかを検知
する機能部である。プリンタ状況照会部14は、指定さ
れたプリンタ装置の動作状況をそのプリンタ装置に問い
合わせる機能部である。メール通知機能15は、印刷デ
ータを転送するプリンタ装置が見つからなかった場合
に、印刷先ユーザに電子メールにてその旨を通知する機
能部である。印刷データ作成部16は、プリンタ装置に
て出力する印刷データを作成する機能部である。印刷デ
ータ転送部17は、印刷データ作成部16にて作成され
た印刷データを指定されたプリンタ装置に転送する機能
部である。印刷データ一時保存部18は、印刷データ作
成部にて作成された印刷データを一時的に保存しておく
記憶部である。縮小イメージ作成部19は、印刷データ
作成部16にて作成された印刷データの縮小イメージデ
ータを作成する。
【0042】また、図3には、ネットワーク上に接続さ
れた各プリンタ装置の構成が示されている。図3に示さ
れるようにプリンタ装置には、プリンタ構成管理部20
と、プリンタ状況管理部25と、印刷データ一時保存部
29と、縮小イメージ作成部30と、メール通知部31
とが設けられている。また、プリンタ構成管理部20に
は、排紙ビン情報管理部21と、排紙ビン情報問い合わ
せ応答部22と、排紙ビンのグループ設定管理部23
と、デフォルト排紙ビンの設定管理部24とを有してい
る。また、プリンタ状況管理部25には、プリンタ状況
問い合わせ応答部26と、プリンタのエラー状況通知部
27と、排紙ビン状況管理部28とを有している。
【0043】プリンタ構成管理部20に設けられた排紙
ビン情報管理部21は、プリンタに設けられた排紙ビン
がどの印刷先ユーザに割り当てられているかを記憶して
いる。排紙ビン情報問い合わせ応答部22は、印刷クラ
イアント装置からの排紙ビンの状態問い合わせに応じ
て、その応答を印刷クライアント装置に出力する。排紙
ビンのグループ設定管理部23は、プリンタ装置に設け
られた排紙ビンにグループ設定がなされていた場合に、
そのグループ情報を管理する。デフォルト排紙ビンの設
定管理部24は、印刷クライアント装置により指定され
た排紙ビンへの排紙が行えない場合に排紙するデフォル
ト排紙ビンの情報を管理する。
【0044】プリンタ状況管理機能部25に設けられた
プリンタのエラー状況通知部27は、プリンタ装置で発
生したエラーを検出して、プリンタ状況問い合わせ応答
部26に転送する。プリンタ状況問い合わせ応答部26
は、印刷クライアント装置1からのプリンタ状況問い合
わせに対し、プリンタのエラー状況通知部27から送ら
れたプリンタの状況を印刷クライアント装置に送る。排
紙ビン状況管理部28は、プリンタに設けられた各排紙
ビンの用紙出力状況を管理する。
【0045】印刷データ一時保存部29は、印刷クライ
アント装置から送られた印刷データを一時的に保存して
おく。縮小イメージ作成部30は、印刷データ一時保存
部に保存された印刷データの縮小イメージを作成する。
メール通知部31は、縮小イメージ作成部にて作成され
た印刷データの縮小イメージを電子メールにて転送す
る。
【0046】上記構成のプリントシステムによる排紙ビ
ンの選択方法を図4に示されたフローチャートを参照し
ながら説明する。まず、印刷先ユーザ名指定印刷を行う
場合には、初めに印刷クライアント装置1から印刷要求
の操作を行う。印刷要求者は、印刷クライアント装置に
登録されている印刷先ユーザリスト情報をもとに印刷先
ユーザの指定を印刷クライアント装置の画面上から行
う。
【0047】図5には、この予め登録された印刷先ユー
ザリスト情報の一例が示されている。この印刷先ユーザ
リスト情報は、図5に示されるように各ユーザ毎に設定
された出力先プリンタの設定情報と、そのプリンタのア
ドレス情報とからなる。例えば、この図5に示された印
刷先ユーザリスト情報では、ユーザ2に印刷データを転
送したい場合には、プリンタ4A,4B,4Cのうちの
何れかのプリンタに印刷データを転送すればよいことが
判る。そこで印刷クライアント装置1は排紙ビン情報取
得機能によりプリンタ4A,4B,4Cそれぞれに排紙
ビン構成リスト情報の出力要求を出す。
【0048】印刷クライアント装置より排紙ビン構成リ
スト情報の問い合わせを受けたプリンタ装置は、排紙ビ
ン情報問い合わせ応答部により問い合わせ先の印刷クラ
イアント装置にプリンタの排紙ビン構成リスト情報を送
信する。
【0049】図6には、各プリンタ装置に保持された排
紙ビン構成リスト情報の一例が示されている。図6に示
されるようにこの排紙ビン構成リスト情報は、プリンタ
の排紙ビン毎に設定される、ユーザ名情報、ユーザ名情
報に記されたユーザのメールアドレス情報、ユーザ名情
報に記載されたユーザにとってのこの排紙ビンの優先
度、この排紙ビンにデフォルトの設定がなされているか
否かを表すデフォルト排紙ビン情報、その排紙ビンにグ
ループ設定がなされているか否かを表すグループID設
定情報、このプリンタがエラー状態で印刷不可能な時
に、次候補としてリンク設定されたプリンタ名と、その
プリンタの排紙ビンナンバー情報とからなる。
【0050】印刷クライアント装置1は、印刷先ユーザ
に設定されたプリンタ装置から排紙ビン構成リスト情報
を取得し、取得した排紙ビン構成リスト情報により、優
先度が一番高く設定された排紙ビンと、その排紙ビンを
有するプリンタ装置とを検出する。そして、プリンタ状
況照会部14により検出したプリンタ装置の状況を問い
合わせる。そのプリンタ装置からの応答が印刷可能であ
れば、検出した優先度の高い排紙ビンを指定して印刷デ
ータの転送を行う。
【0051】印刷クライアント装置より印刷データ及び
排紙ビンの指定を受けたプリンタ装置は、その指定され
た排紙ビンへの出力が可能であれば、そのまま指定され
た排紙ビンに印刷した用紙を排紙する。
【0052】次に、上述した動作例において、印刷クラ
イアント装置により出力先に決定された排紙ビンに出力
不可能な状態にある場合のプリンタ装置の処理につい
て、図7に示されたシーケンス図を参照しながら説明す
る。なお、印刷クライアント装置が出力先の排紙ビン及
びその排紙ビンを有するプリンタ装置を決定するまでの
処理は上述した正常動作時の処理と同一であるため説明
を省略する。
【0053】印刷クライアント装置1は、印刷先ユーザ
にとって優先度の高い排紙ビンとその排紙ビンを有する
プリンタ装置とを検出すると、プリンタ状況照会部によ
り、そのプリンタ装置の状況を問い合わせる。そして、
そのプリンタ装置より印刷可能であるとの応答が返って
くると、優先度の高い排紙ビンを指定して検出したプリ
ンタ装置に印刷データの転送を行う。
【0054】印刷データ及び排紙ビンの指定を印刷クラ
イアント装置より受けたプリンタ装置は、排紙ビン状況
管理部28によりその指定された排紙ビンの状態を確認
する。この際、指定を受けた排紙ビンが印刷済用紙で一
杯等の状況によりその排紙ビンへの出力が行えない場合
には、プリンタ装置に設けられた排紙ビンのグループ設
定管理部23により、その指定された排紙ビンにグルー
プ設定がされているか否かを検索する。例えば、図6に
示された排紙ビン構成リスト情報では、ユーザ3に対し
て、排紙ビンNO.3,NO.4,NO.5がグループ
設定されている。プリンタ装置は、印刷クライアント装
置から指定された排紙ビンがこのグループ設定された排
紙ビンの何れかであり、その指定された排紙ビンへの出
力が不可能である場合には、グループ設定された排紙ビ
ンの何れかに印刷済の用紙を出力する。
【0055】また、上述の印刷クライアント装置により
指定された排紙ビンへの印刷済用紙の出力ができない場
合で、その排紙ビンにグループ設定がされていなかった
場合、プリンタ装置はその指定された排紙ビンにデフォ
ルト排紙ビンの設定がなされているか否かを検索する。
デフォルト排紙ビンの設定がなされていた場合には、そ
のデフォルト排紙ビンに印刷済用紙を出力し、印刷先ユ
ーザ及び印刷要求者のアドレスにデフォルト排紙ビンに
出力したことを電子メールにより通知する。
【0056】また、印刷クライアント装置により指定さ
れた排紙ビンにデフォルト排紙ビンの設定がなされてい
ない場合には、印刷要求者のアドレスに印刷データの縮
小イメージデータをエラーメールに添付して送信する。
また、印刷先ユーザのアドレスに印刷データをエラーメ
ールに添付して送信する。印刷先ユーザは再度印刷デー
タを作成する必要がなくなるので、再印刷を行う時に余
計な時間を必要としなくなる。
【0057】次に、排紙ビン構成リスト情報により、印
刷データを転送するプリンタ装置及び印刷済用紙を排紙
する排紙ビンを決定したが、そのプリンタ装置が印刷処
理動作を行えなかった場合の印刷クライアント装置の処
理動作について図8に示されたシーケンス図を参照しな
がら説明する。なお、印刷クライアント装置が、印刷先
ユーザ名により印刷した用紙を排紙する排紙ビンとその
プリンタを選択するまでの処理については説明済である
ので省略する。
【0058】印刷クライアント装置1は、プリンタ装置
より取得した排紙ビン構成リスト情報により用紙を排紙
する排紙ビンを決定すると、その排紙ビンを有するプリ
ンタ装置にプリンタ状況照会部により、プリンタ装置に
動作状況の出力要求を出す。プリンタ装置は、印刷クラ
イアント装置より動作状況問い合わせが送られてくる
と、プリンタ状況問い合わせ応答部26により自身の動
作状況を回答する。
【0059】印刷クライアント装置1は、プリンタ装置
からの回答がエラー状態で印刷不可能である場合には、
プリンタ装置から送られている排紙ビン構成リスト情報
を用いて決定した排紙ビンにリンク設定されている次候
補の排紙ビンを検索する。図6に示された排紙ビン構成
リスト情報では、例えば、決定していた排紙ビンがN
O.3であった場合、そのNO.3の排紙ビンのリンク
先プリンタはプリンタ3Bで、排紙ビンはNO.3とな
る。
【0060】印刷クライアント装置は、リンク設定され
ている排紙ビンを検出すると、プリンタ状況照会部によ
り、その排紙ビンを有するプリンタ装置にプリンタ装置
の動作状況を問い合わせる。そして、プリンタ装置から
動作状況正常との回答が返ってくると、プリンタ装置に
決定した排紙ビンを指定して印刷データを転送する。こ
のように代替の排紙ビンを決定する方法は、リンクして
いる排紙ビンだけでなく、取得したネットワーク上の複
数のプリンタ装置の排紙ビンの中から優先度の高い順で
行うことも可能である。
【0061】また、上述したリンク設定された排紙ビン
を検索して印刷データを転送する処理において、リンク
した排紙ビンが見つからなかった場合には、シーケンス
図9に示されるように印刷クライアント装置は、印刷先
ユーザに対して印刷データをエラーメールに添付して送
信する。また、印刷者に対しては印刷データの縮小イメ
ージデータをエラーメールに添付して送信する。
【0062】次に図10に示されたシーケンス図を参照
しながらプリンタ装置より、そのプリンタに設けられた
排紙ビンに優先度を設定する場合の処理いについて、図
10に示されたシーケンス図を参照しながら説明する。
【0063】図10に示されるように、印刷先ユーザ毎
にプリンタ装置の排紙ビン情報を設定する際には、ネッ
トワーク上に同一のユーザに関する同一の優先度を設定
することによる生じる不具合を防止するため、プリンタ
装置の排紙ビン情報を設定する際には、まずネットワー
ク上に存在するすべてのプリンタ装置から排紙ビン情報
を取得し、画面上からユーザ名、優先度等を入力し、そ
の入力した優先度がたのプリンタ上の優先度の設定と異
なるときにのみ設定を完了する。
【0064】次に図11に示されたフローチャートを参
照しながら印刷クライアント装置の処理フローを説明す
る。印刷先ユーザ名指定印刷を行う場合には、印刷要求
者は、印刷クライアント装置に登録されている印刷先ユ
ーザリスト情報をもとに印刷先ユーザの指定を印刷クラ
イアント装置の画面上から行う。
【0065】印刷要求者により印刷クライアント装置の
画面上から印刷先ユーザの指定が入力されると、印刷先
ユーザ名指定部13により、使用プリンタ管理部10に
記憶されている印刷先ユーザリスト情報から指定された
ユーザ名にて登録されているプリンタ装置を検出する
(ステップS1)。そして、そのプリンタ装置のアドレ
ス情報をプリンタ状況照会部14に転送する。プリンタ
状況照会部14は、印刷先ユーザ名指定部により送られ
たアドレスのプリンタ装置に、そのプリンタ装置の動作
状況を問い合わせる(ステップS2)。問い合わせたプ
リンタ装置より排紙ビン構成リスト情報を取得すると、
取得した排紙ビン構成リスト情報により優先度が最も高
く設定された排紙ビンを選択する(ステップS3)。そ
して、その排紙ビンを有するプリンタ装置の動作状況を
プリンタ状況照会部14により問い合わせる(ステップ
S4)。問い合わせたプリンタ装置より印刷可能の応答
があると(ステップS5/YES)、そのプリンタ装置
に検出した排紙ビンを指定して印刷データを転送し、印
刷を実行させる(ステップS7)。また、問い合わせた
プリンタ装置より印刷不可能との応答があると(ステッ
プS5/NO)、排紙ビン構成リスト情報により次に排
紙する排紙ビンを選択する(ステップS6)。
【0066】次に図12に示されたフローチャートを参
照しながら、印刷クリライアント装置より指定を受けた
プリンタ装置の処理フローを説明する。まず、印刷デー
タを転送されたプリンタ装置は、指定された排紙ビンへ
の排紙が可能であるか否かを排紙ビン状況管理部により
検出する(ステップS10)。指定された排紙ビンへの
排紙が可能である場合には、その排紙ビンに印刷済用紙
を排紙する(ステップS11)。指定された排紙ビンへ
の排紙が行えない場合には(ステップS11/NO)、
指定された排紙ビンにグループ設定された排紙ビンがあ
るか否かを検出する(ステップS12)。グループ設定
された排紙ビンがある場合には(ステップS12/YE
S)、そのグループ内の別の排紙ビンに排紙する(ステ
ップS13)。また、グループ設定された排紙ビンが存
在しない場合には(ステップS12/NO)、デフォル
ト排紙ビンの設定がなされているか否かを検出する(ス
テップS14)。デフォルト排紙ビンが設定されている
場合には(ステップS14/YES)、デフォルト排紙
ビンへ印刷済用紙を排紙し(ステップS15)、印刷者
と印刷先ユーザにデフォルト排紙ビンへ印刷出力を行っ
たことをメール通知する(ステップS16)。また、デ
フォルト排紙ビンの設定がなされていない場合には(ス
テップS14/NO)、印刷者に対して縮小イメージデ
ータをエラーメールに添付して送信する(ステップS1
7)。また、印刷先ユーザに対して印刷データをエラー
メールに添付して送信する(ステップS18)。
【0067】次に、図13に示されたフローチャートを
参照しながら、プリンタ装置上から優先度の設定を行う
場合の処理フローを説明する。まず、優先度の設定を行
うプリンタ装置は、ネットワーク上に存在するすべての
プリンタ装置の一覧を取得し(ステップS20)、すべ
てのプリンタ装置から排紙ビン構成リスト情報を取得す
る(ステップS21)。そして、排紙ビンを使用するユ
ーザ名、及び優先度を入力する(ステップS22)。取
得した排紙ビン構成リスト情報により入力したユーザ
名、及び優先度により、ネットワーク上に同一ユーザ名
で同一優先度の排紙ビンの設定がなされているか否かを
検出し(ステップS23)、同一ユーザ名で、同一優先
度が設定されていなかった場合には(ステップS23/
NO)、入力されたユーザ名及び優先度を登録する。ま
た、同一ユーザ名で、同一優先度が設定されていた場合
には(ステップS23/YES)、再度入力を行う(ス
テップS22)。
【0068】上述した実施形態は、印刷クライアント装
置上での印刷先指定をユーザ名にて行うことにより、ネ
ットワーク上のプリンタ構成を知る必要がなくなり、簡
単、確実に印刷を行うことができる。また、印刷クライ
アント装置上に表示されるプリンタ名がネットワーク上
のどのプリンタなのか判らなかった場合や、あるプリン
タに対して印刷させようとした時に、どのプリンタ名で
印刷すればよいのかわからないという不具合の発生を防
止することができる。また、印刷を行う時にプリンタの
構成を調べたりする無駄な時間を節約することができ
る。
【0069】また、ユーザが使用する排紙ビンがネット
ワーク上に複数設定されている場合、使用優先度が最も
高い排紙ビンに対して印刷を行うことができる。ユーザ
にとっては、印刷速度の早い順番、あるいは、印字品質
の高い順に優先度を付けておけば、仮に何れかのプリン
タが故障中であっても、その中で最適なプリンタに印刷
が行えるようになり、印刷を効率よく行うことができ
る。
【0070】また、排紙ビンがエラー状態の時には、別
のプリンタを探してそのプリンタに出力することとなる
が、デフォルト排紙ビンの設定をしておくことにより、
印刷者はなんら意識することなく確実に印刷を行うこと
ができ、急ぎの印刷も確実に行うことができる。
【0071】また、代替排紙ビンが設定されているの
で、1つのプリンタ装置で印刷が行えない場合でも、他
のプリンタ装置に出力させることができ、緊急時の印刷
であっても確実に印刷を行うことができる。
【0072】また、複数の排紙ビンをグループ設定する
ことにより、1つの排紙ビンが用紙フル等の状態で出力
することができなくても、グループ設定された別の排紙
ビンに出力することができるので、確実に印刷を行うこ
とができる。
【0073】また、印刷が行えなかった場合に、印刷者
に対して印刷データの縮小イメージデータをメール通知
することで、失敗した印刷要求がどのようなものであっ
たのかを判断することができ、再印刷の際に、印刷デー
タを間違えたりすることがなくなり、効率よく再印刷を
行うことができる。
【0074】また、印刷が行えなかった時に、印刷先ユ
ーザに対して、印刷データそのものをメール送信するこ
とで、印刷者が外出や帰宅してしまったりして印刷が完
了していない場合でも、印刷先ユーザは印刷を行うこと
ができるので、文書配布のような場合に、簡単、確実に
配布することができる。また、印刷データの再形成の手
間をかけずに再印刷を行うことができるので、時間の無
駄を省くことができる。
【0075】また、ネットワーク上で、一人のユーザに
対して複数の排紙ビンが存在する場合に、優先度が重複
していると、ユーザの期待した通りの処理が行われない
可能性がある。同一優先度の設定が行えないようにする
ことによりこれらのトラブルを回避することができる。
【0076】なお、上述した実施形態は、本発明の好適
な実施の一例である。但し、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、
プリント装置をフロントエンドパーソナルコンピュータ
とプリンタにより構成しているが、プリンタ内にフロン
トエンドパーソナルコンピュータの機能を持たせたプリ
ンタ単体の構成であってもよい。また、エラー時にのみ
メール通知を行っているが、正常に印刷処理が完了した
場合であってもメール通知を行ってもよい。また、印刷
要求者と印刷先ユーザとは同一ユーザであってもよく、
印刷クライアント装置上で印刷先ユーザ名の指定を複数
設定可能なように構成すれば、文書配布のために利用す
ることも可能である。
【0077】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、印刷クライアント装置が入力手段より入力されたユ
ーザ名に登録されたプリンタ装置からユーザ名情報を取
得し、取得したユーザ名情報により、入力されたユーザ
名に設定された排紙ビンを指定して、印刷データをユー
ザ名に登録されたプリンタ装置に転送することにより、
印刷要求者は、印刷先ユーザ名を印刷クライアント装置
から指定するだけで、印刷先ユーザの所望とする排紙ビ
ンに出力することができる。従って、ネットワーク上に
接続されたプリンタ装置の構成を知ることなく確実に印
刷を行うことができる。また、印刷クライアント装置上
に表示されるプリンタ名がネットワーク上のどのプリン
タ装置にあたるのか判らなかったり、所望とするプリン
タ装置に印刷させようとした時に、どのプリンタ名で印
刷すればよいのか判らないという不具合を防止すること
ができる。また、印刷を行う時にプリンタ装置の構成を
調べる無駄な時間を省くことができる。
【0078】また、プリントシステムがネットワーク上
に存在する排紙ビンの中から、ユーザ毎に所望とする排
紙ビンの排紙優先順位を設定し、優先順位を付けられた
排紙ビンを有するプリンタ装置の排紙ビン情報管理手段
に、優先順位を付けられた排紙ビンとその優先順位を記
憶しており、印刷クライアント装置が、入力手段により
入力されたユーザ名で登録されたプリンタ装置のうち、
最も優先順位が高く設定された排紙ビンを有するプリン
タ装置に、排紙ビンへの出力を指定して印刷データを転
送することにより、ユーザにとって最適なプリンタ装置
の排紙ビンに排紙することができる。
【0079】また、印刷クライアント装置が、排紙ビン
を選択すると、排紙ビンを有するプリンタ装置に動作状
況を問い合わせ、印刷処理実行不可能である場合には、
選択した排紙ビンの次に優先順位の高い排紙ビンを有す
るプリンタ装置に動作状況を問い合わせるにより、印刷
データを転送した転送先のプリンタ装置が印刷処理を行
うことができず、印刷が行えないという不具合を防止す
ることができる。
【0080】また、排紙ビン情報管理手段が、プリンタ
装置に設けられた排紙ビン毎に、その排紙ビンへの排紙
ができない場合に次の排紙先候補となる次候補排紙ビン
の設定及び管理を行い、プリンタ装置が印刷クライアン
ト装置からの要求に応じて排紙ビン情報管理手段に設定
したユーザ名情報及び次候補排紙ビンの設定情報を印刷
クライアント装置に転送し、印刷クライアント装置が、
選択した排紙ビンを有するプリンタ装置が印刷処理を行
えない時に、取得した次候補排紙ビンの設定情報により
選択した排紙ビンの次候補に設定された排紙ビンを有す
るプリンタ装置に、次候補に設定された排紙ビンへの出
力指定情報と共に印刷データを転送することにより、印
刷データの転送先でプリンタ装置が印刷処理を行うこと
ができず、印刷先ユーザのもとに印刷用紙が届かないと
いう不具合を防止することができる。
【0081】また、複数のプリンタ装置が、プリンタ装
置に設けられた排紙ビンのグループ設定及びその管理を
行うグループ設定管理手段を有し、印刷クライアント装
置より排紙ビンの指定情報及び印刷データを送られたプ
リンタ装置は、指定された排紙ビンへの出力ができなか
った場合に、グループ設定管理手段により指定された排
紙ビンのグループに設定された排紙ビンへ排紙すること
により、印刷クライアント装置より指定された排紙ビン
への排紙が行えない場合に、速やかに他の排紙ビンに排
紙することができる。従って、印刷データの転送先でプ
リンタ装置が印刷処理を行うことができず、印刷先ユー
ザに印刷用紙が届かないという不具合を防止することが
できる。
【0082】また、プリンタ装置が、印刷クライアント
装置から指定された排紙ビンへの排紙を行うことができ
ず、グループ設定管理手段により設定された指定された
排紙ビンのグループ設定が他のプリンタ装置の排紙ビン
であった場合に、他のプリンタ装置に排紙ビンを指定し
て、印刷クライアント装置から転送された印刷データを
転送することにより、印刷データの転送先でプリンタ装
置が印刷処理を行うことができず、印刷先ユーザに印刷
用紙が届かないという不具合を防止することができる。
【0083】また、プリンタ装置が、プリンタ装置に設
けられた排紙ビン毎にデフォルト時の排紙ビンの設定及
びその管理を行うデフォルト排紙ビン設定管理手段を有
し、プリンタ装置は、印刷クライアント装置により指定
された排紙ビンへの排紙ができない場合に、デフォルト
排紙ビン設定管理手段により設定されたデフォルト排紙
ビンに排紙することにより、印刷データの転送先でプリ
ンタ装置が印刷処理を行うことができず、印刷先ユーザ
に印刷用紙が届かないという不具合を防止することがで
きる。
【0084】また、複数のプリンタ装置が、デフォルト
排紙ビン設定管理手段により設定された排紙ビンへ排紙
した場合に、印刷要求者及び印刷先ユーザのアドレス
に、デフォルト排紙ビンに排紙した旨を通知するメール
通知手段を有することにより、印刷要求者及び印刷先ユ
ーザにどの排紙ビンに排紙したのかを通知することがで
きる。
【0085】また、印刷クライアント装置が、印刷デー
タを縮小イメージデータに変換するイメージデータ変換
手段と、入力手段により指定されたユーザ名で登録され
た排紙ビンへの排紙ができない場合に、印刷要求者のア
ドレスにエラーの通知と共にイメージデータ変換手段に
より変換した縮小イメージデータを通知するメール通知
手段を有することにより、印刷要求者は、印刷データが
印刷先ユーザに届いたか否か、また、印刷データが印刷
先ユーザに届かなかった場合に、どの印刷データの印刷
を行うことができなかったのかを認知することができ
る。
【0086】また、印刷クライアント装置が、入力手段
により指定されたユーザ名で登録されたすべての排紙ビ
ンへの排紙ができない場合に、メール通知手段により印
刷先ユーザのアドレスにイメージデータ変換手段により
変換した縮小イメージデータをエラーの通知と共に送信
することにより、再印刷を容易に行うことができる。
【0087】また、プリントシステムが、ネットワーク
上に存在する排紙ビンの優先順位をプリンタ装置から設
定する際には、プリンタ装置にすべてのプリンタ装置の
優先順位情報を取得させ、ネットワーク上に同一の優先
順位が付いた排紙ビンが存在しないように設定すること
により、印刷先ユーザの希望した処理が行えない等の不
具合の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を表す構成図である。
【図2】印刷クライアント装置の構成を表すブロック図
である。
【図3】プリンタ装置の構成を表すブロック図である。
【図4】正常動作時の排紙ビンの設定フローを表す図で
ある。
【図5】印刷先ユーザリスト情報を表す図である。
【図6】排紙ビン構成リスト情報を表す図である。
【図7】デフォルト排紙ビンに出力する時の処理フロー
を表す図である。
【図8】プリンタ装置がエラー状態である時の処理フロ
ーを表す図である。
【図9】出力先のプリンタ装置がなかった場合の処理フ
ローを表す図である。
【図10】排紙ビンの設定をプリンタ装置上から行う場
合の処理フローを表す図である。
【図11】印刷クライアント装置の処理手順を表すフロ
ーチャートである。
【図12】プリンタ装置の処理手順を表すフローチャー
トである。
【図13】プリンタ装置の処理手順を表すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 印刷クライアント装置 2 プリンタ装置 3 フロントエンドパーソナルコンピュータ 4 プリンタ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリンタ装置と、該プリンタ装置
    に印刷データを転送して印刷要求を出力する印刷クライ
    アント装置とがネットワークに接続されたプリントシス
    テムにおいて、 前記印刷クライアント装置は、 各ユーザに設定された印刷データを転送するプリンタ装
    置の設定情報を記憶した第1の記憶手段と、 ユーザ名を入力する入力手段とを有し、 前記複数のプリンタ装置は、 プリンタ装置の有する排紙ビンに設定されたユーザ名情
    報の設定及び管理を行う排紙ビン情報管理手段を有し、 前記印刷クライアント装置は、前記入力手段より入力さ
    れたユーザ名に登録されたプリンタ装置から前記ユーザ
    名情報を取得し、該取得したユーザ名情報により、前記
    入力されたユーザ名に設定された排紙ビンを指定して、
    前記印刷データを前記ユーザ名に登録されたプリンタ装
    置に転送することを特徴とするプリントシステム。
  2. 【請求項2】 前記プリントシステムは、 ネットワーク上に存在する排紙ビンの中から、ユーザ毎
    に所望とする排紙ビンの排紙優先順位を設定し、該優先
    順位を付けられた排紙ビンを有するプリンタ装置の前記
    排紙ビン情報管理手段に、前記優先順位を付けられた排
    紙ビンとその優先順位を記憶しており、 前記印刷クライアント装置は、前記入力手段により入力
    されたユーザ名で登録されたプリンタ装置のうち、最も
    優先順位が高く設定された排紙ビンを有するプリンタ装
    置に、該排紙ビンへの出力を指定して印刷データを転送
    することを特徴とする請求項1記載のプリントシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記印刷クライアント装置は、 排紙ビンを選択すると、該排紙ビンを有するプリンタ装
    置に動作状況を問い合わせ、印刷処理実行不可能である
    場合には、前記選択した排紙ビンの次に優先順位の高い
    排紙ビンを有するプリンタ装置に動作状況を問い合わせ
    ることを特徴とする請求項2記載のプリントシステム。
  4. 【請求項4】 前記排紙ビン情報管理手段は、 プリンタ装置に設けられた排紙ビン毎に、その排紙ビン
    への排紙ができない場合に次の排紙先候補となる次候補
    排紙ビンの設定及び管理を行い、 前記プリンタ装置は、前記印刷クライアント装置からの
    要求に応じて前記排紙ビン情報管理手段に設定した前記
    ユーザ名情報及び前記次候補排紙ビンの設定情報を前記
    印刷クライアント装置に転送し、 前記印刷クライアント装置は、選択した排紙ビンを有す
    るプリンタ装置が印刷処理を行えない時に、取得した前
    記次候補排紙ビンの設定情報により前記選択した排紙ビ
    ンの次候補に設定された排紙ビンを有するプリンタ装置
    に、該次候補に設定された排紙ビンへの出力指定情報と
    共に印刷データを転送することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のプリントシステム。
  5. 【請求項5】 前記複数のプリンタ装置は、 プリンタ装置に設けられた排紙ビンのグループ設定及び
    その管理を行うグループ設定管理手段を有し、 前記印刷クライアント装置より排紙ビンの指定情報及び
    印刷データを送られたプリンタ装置は、該指定された排
    紙ビンへの出力ができなかった場合に、前記グループ設
    定管理手段により前記指定された排紙ビンのグループに
    設定された排紙ビンへ排紙することを特徴とする請求項
    1から4のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  6. 【請求項6】 前記複数のプリンタ装置は、 前記印刷クライアント装置から指定された排紙ビンへの
    排紙を行うことができず、前記グループ設定管理手段に
    より設定された前記指定された排紙ビンのグループ設定
    が他のプリンタ装置の排紙ビンであった場合に、該他の
    プリンタ装置に該排紙ビンを指定して、前記印刷クライ
    アント装置から転送された印刷データを転送することを
    特徴とする請求項5記載のプリントシステム。
  7. 【請求項7】 前記複数のプリンタ装置は、 プリンタ装置に設けられた排紙ビン毎にデフォルト時の
    排紙ビンの設定及びその管理を行うデフォルト排紙ビン
    設定管理手段を有し、 前記プリンタ装置は、前記印刷クライアント装置により
    指定された排紙ビンへの排紙ができない場合に、前記デ
    フォルト排紙ビン設定管理手段により設定されたデフォ
    ルト排紙ビンに排紙することを特徴とする請求項1から
    4のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  8. 【請求項8】 前記複数のプリンタ装置は、 前記デフォルト排紙ビン設定管理手段により設定された
    排紙ビンへ排紙した場合に、前記印刷要求者及び印刷先
    ユーザのアドレスに、前記デフォルト排紙ビンに排紙し
    た旨を通知するメール通知手段を有することを特徴とす
    る請求項7記載のプリントシステム。
  9. 【請求項9】 前記印刷クライアント装置は、 印刷データを縮小イメージデータに変換するイメージデ
    ータ変換手段と、 前記入力手段により指定されたユーザ名で登録された排
    紙ビンへの排紙ができない場合に、印刷要求者のアドレ
    スにエラーの通知と共に前記イメージデータ変換手段に
    より変換した前記縮小イメージデータを通知するメール
    通知手段を有することを特徴とする請求項1から8のい
    ずれか1項に記載のプリントシステム。
  10. 【請求項10】 前記印刷クライアント装置は、 前記入力手段により指定されたユーザ名で登録されたす
    べての排紙ビンへの排紙ができない場合に、前記メール
    通知手段により印刷先ユーザのアドレスに前記イメージ
    データ変換手段により変換した縮小イメージデータをエ
    ラーの通知と共に送信することを特徴とする請求項9記
    載のプリントシステム。
  11. 【請求項11】 前記プリントシステムは、 ネットワーク上に存在する排紙ビンの優先順位をプリン
    タ装置から設定する際には、該プリンタ装置に、すべて
    のプリンタ装置の優先順位情報を取得させ、ネットワー
    ク上に同一の優先順位が付いた排紙ビンが存在しないよ
    うに設定することを特徴とする請求項1から10のいず
    れか1項に記載のプリントシステム。
  12. 【請求項12】 複数のプリンタ装置と、該プリンタ装
    置に印刷データを転送して印刷要求を出力する印刷クラ
    イアント装置とがネットワークに接続されたプリントシ
    ステムにおいて複数のプリンタ装置に設けられた排紙ビ
    ンを選択する排紙ビン選択方法であって、 前記印刷クライアント装置に、登録されたユーザ名毎に
    排紙するプリンタ装置の設定情報を記憶させ、 前記複数のプリンタ装置に、プリンタ装置の有する排紙
    ビンに設定されたユーザ名情報を記憶させ、 前記印刷クライアント装置に、指定されたユーザ名に登
    録されたプリンタ装置から前記ユーザ名情報を取得さ
    せ、前記指定されたユーザ名に設定された排紙ビンを指
    定して、前記印刷データを前記ユーザ名に登録されたプ
    リンタ装置に転送させることを特徴とする排紙ビン選択
    方法。
  13. 【請求項13】 ネットワーク上に存在する排紙ビンの
    中から、ユーザ毎に所望とする排紙ビンの排紙優先順位
    を設定し、該優先順位を付けられた排紙ビンを有するプ
    リンタ装置に、前記優先順位を付けられた排紙ビンとそ
    の優先順位とを記憶させ、 前記印刷クライアント装置に、指定されたユーザ名で登
    録されたプリンタ装置のうち最も優先順位が高く設定さ
    れた排紙ビンを有するプリンタ装置へ該排紙ビンへの出
    力を指定して印刷データを転送させることを特徴とする
    請求項12記載の排紙ビン選択方法。
  14. 【請求項14】 前記印刷クライアント装置に、選択し
    た排紙ビンを有するプリンタ装置の動作状況を取得さ
    せ、該プリンタ装置が印刷処理実行不可能である場合
    に、前記選択した排紙ビンの次に優先順位の高い排紙ビ
    ンを有するプリンタ装置の動作状況を取得させることを
    特徴とする請求項13記載の排紙ビン選択方法。
  15. 【請求項15】 前記複数のプリンタ装置に、プリンタ
    装置に設けられた排紙ビン毎に、その排紙ビンへの排紙
    ができない場合に次の排紙先候補となる次候補排紙ビン
    の設定情報を登録させ、 前記プリンタ装置に、前記印刷クライアント装置からの
    要求に応じて前記排紙ビン情報管理手段に設定した前記
    ユーザ名情報及び前記次候補排紙ビンの設定情報を前記
    印刷クライアント装置に転送させ、 前記印刷クライアント装置に、選択した排紙ビンを有す
    るプリンタ装置が印刷処理を行えない時に、取得した前
    記次候補排紙ビンの設定情報により前記選択した排紙ビ
    ンの次候補に設定された排紙ビンを有するプリンタ装置
    へ該次候補に設定された排紙ビンへの出力指定情報と共
    に印刷データを転送させることを特徴とする請求項12
    または13記載の排紙ビン選択方法。
  16. 【請求項16】 前記複数のプリンタ装置に、プリンタ
    装置に設けられた排紙ビンのグループ設定情報を記憶さ
    せ、 前記印刷クライアント装置より排紙ビンの指定情報及び
    印刷データを送られたプリンタ装置に、該指定された排
    紙ビンへの出力ができなかった場合に、前記グループ設
    定情報により指定された排紙ビンへ排紙させることを特
    徴とする請求項12から15のいずれか1項に記載の排
    紙ビン選択方法。
  17. 【請求項17】 前記複数のプリンタ装置に、前記印刷
    クライアント装置から指定された排紙ビンへの排紙を行
    うことができず、前記グループ設定情報により前記指定
    された排紙ビンのグループ設定が他のプリンタ装置の排
    紙ビンに設定されていた場合に、該他のプリンタ装置に
    該排紙ビンを指定して、前記印刷クライアント装置から
    転送された印刷データを転送させることを特徴とする請
    求項16記載の排紙ビン選択方法。
  18. 【請求項18】 前記複数のプリンタ装置に、該プリン
    タ装置に設けられた排紙ビン毎にデフォルト時の排紙ビ
    ンの設定情報を記憶させ、 前記プリンタ装置に、前記印刷クライアント装置により
    指定された排紙ビンへの排紙ができない場合に、前記デ
    フォルト時の排紙ビンの設定情報に指定されたデフォル
    ト排紙ビンに排紙させることを特徴とする請求項12か
    ら15のいずれか1項に記載の排紙ビン選択方法。
  19. 【請求項19】 前記複数のプリンタ装置に、排紙ビン
    へ排紙した場合に、前記印刷要求者及び印刷先ユーザの
    アドレスに、前記デフォルト排紙ビンに排紙した旨を電
    子メールにて通知させることを特徴とする請求項18記
    載の排紙ビン選択方法。
  20. 【請求項20】 前記印刷クライアント装置に、前記入
    力手段により指定されたユーザ名で登録された排紙ビン
    への排紙ができない場合に、印刷要求者のアドレスにエ
    ラーの通知と共に印刷データを縮小イメージデータに変
    換して電子メールにて通知させることを特徴とする請求
    項12から19のいずれかに記載の排紙ビン選択方法。
  21. 【請求項21】 前記印刷クライアント装置に、指定さ
    れたユーザ名で登録されたすべての排紙ビンへの排紙が
    できない場合に、印刷先ユーザのアドレスに印刷データ
    を縮小イメージデータに変換してエラーの通知と共に電
    子メールにて通知させることを特徴とする請求項20記
    載の排紙ビン選択方法。
  22. 【請求項22】 ネットワーク上に存在する排紙ビンの
    優先順位をプリンタ装置から設定する際には、該プリン
    タ装置に、すべてのプリンタ装置の優先順位情報を取得
    させ、ネットワーク上に同一の優先順位が付いた排紙ビ
    ンが存在しないように設定することを特徴とする請求項
    12から21のいずれか1項に記載の排紙ビン選択方
    法。
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