JP2000132310A - 入力処理装置 - Google Patents

入力処理装置

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JP2000132310A
JP2000132310A JP30297098A JP30297098A JP2000132310A JP 2000132310 A JP2000132310 A JP 2000132310A JP 30297098 A JP30297098 A JP 30297098A JP 30297098 A JP30297098 A JP 30297098A JP 2000132310 A JP2000132310 A JP 2000132310A
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JP30297098A
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Kiwa Terajima
喜和 寺島
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】故障が生じにくく、製造にかかる費用を削減で
きる入力処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】前記複数の選択対象を有するメニューを表
示すると共に、前記複数の選択対象のうちの現在選択さ
れている選択対象を識別可能状態に表示する表示部12
と、外部に信号を送信する送信機能を備える非接触IC
カード2と通信するアンテナ13と、アンテナ13と非
接触ICカード2との通信状態に応じて、表示部12に
表示される選択対象の選択及びメニューの表示を切換制
御する制御部11と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部と信号を通信
する通信機能を備える非接触媒体を用いて、選択対象及
びメニューの選択情報を入力処理する入力処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、商品の代金決済時等に使
用される入力処理装置は、複数の選択対象に対応する複
数の押しボタンが設けられた構造であることが一般的で
ある。
【0003】また、特開平9−237300号公報に
は、ICカードに格納される電子通貨を画面に表示し、
ペン等を用いて移動させることにより、押しボタンを用
いずに電子的に代金を決済する電子財布システムが開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、装置に押しボタンやペン等を設ける場合には、装
置の部品点数及び製造工数が増加するため、製造時の材
料費及び人件費等が増加する。
【0005】また、押しボタンやペンは故障の原因と成
り易いので、それらの構造を強固にする場合にも、費用
が増加する。そこで、本発明は、故障が生じにくく、製
造にかかる費用を削減できる入力処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明は、複数の選択対象を有するメニューを表示す
ると共に、前記複数の選択対象のうちの現在選択されて
いる選択対象を識別可能状態に表示する表示手段と、少
なくとも外部に信号を送信する送信機能を備える非接触
媒体と通信する通信手段と、前記通信手段と前記非接触
媒体との通信状態に応じて、前記表示手段に表示される
選択対象の選択及びメニューの表示を切換制御する制御
手段と、を備える。
【0007】かかる構成によれば、表示手段には、複数
の選択対象を有するメニューが表示されると共に、現在
選択されている選択対象が識別可能状態に表示される。
制御手段は、通信手段と非接触媒体との通信状態に応じ
て、表示手段に表示される選択対象を切換選択し、メニ
ューを切換表示する。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記制御手段
は、前記非接触媒体からの信号が停止してから所定時間
内に再度受信されたときには、選択対象を切り換え、前
記非接触媒体からの信号が所定時間以上継続して受信さ
れたときには、現在選択されている選択対象を確定し
て、前記確定された選択対象に応じたメニューを表示す
るものとする。
【0009】かかる構成によれば、通信手段が非接触媒
体からの信号が停止してから所定時間内に再度受信した
ときには、制御手段は、選択対象を切り換える。また、
通信手段が非接触媒体からの信号を所定時間以上継続し
て受信したときには、制御手段は、現在選択されている
選択対象を確定する。これにより、表示手段には、確定
された選択対象に応じたメニューが表示される。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記制御手段
は、前記非接触媒体からの信号が所定時間以上受信され
ないときには、選択対象を確定するか否かを確認するた
めの確定確認メニューを表示し、前記確定確認メニュー
の表示後、前記非接触媒体からの信号が所定時間内に受
信されたときには、現在選択されている選択対象を確定
して、前記確定された選択対象に応じたメニューを表示
し、前記確定確認メニューの表示後、前記非接触媒体か
らの信号が前記所定時間内に受信されないときには、現
在選択されている選択対象の選択を取り消すものとす
る。
【0011】かかる構成によれば、通信手段で非接触媒
体からの信号が所定時間以上受信されないときには、表
示手段には選択対象を確定するか否かを確認するための
確定確認メニューが表示される。表示手段に確定確認メ
ニューが表示されているときに、通信手段が非接触媒体
からの信号を所定時間内に受信したときには、制御手段
は、現在選択されている選択対象を確定する。これによ
り、表示手段には、確定された選択対象に応じたメニュ
ーが表示される。また、通信手段で非接触媒体からの信
号が所定時間内に受信されないときには、制御手段は、
現在選択されている選択対象の選択を取り消す。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記通信手段
は、選択対象の選択時に、前記非接触媒体と通信するた
めの選択用通信部と、選択対象の確定時に、前記非接触
媒体と通信するための確定用通信部と、を備え、前記制
御手段は、前記選択用通信部で前記非接触媒体からの信
号が受信されたときには、選択対象を切り換え、前記確
定用通信部で前記非接触媒体からの信号が受信されたと
きには、現在選択されている選択対象を確定して、前記
確定された選択対象に応じたメニューを表示するものと
する。
【0013】かかる構成によれば、表示手段に、複数の
選択対象を有するメニューが表示されているときに、選
択用通信部が非接触媒体からの信号を受信した場合に
は、制御手段は、選択対象を切り換える。また、確定用
通信部が非接触媒体からの信号を受信した場合には、制
御手段は、現在選択されている選択対象を確定する。こ
れにより、表示手段には、確定された選択対象に応じた
メニューが表示される。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記制御手段
は、前記選択用通信部で前記非接触媒体からの信号が前
記所定時間以上受信されないときには、選択対象を確定
するか否かを確認するための確定確認メニューを表示
し、前記確定確認用メニューの表示後、前記確定用通信
部で前記非接触媒体からの信号が所定時間内に受信され
たときには、現在選択されている選択対象を確定して、
前記確定された選択対象に応じたメニューを表示し、前
記確定確認用メニューの表示後、前記確定用通信部で前
記非接触媒体からの信号が前記所定時間内に受信されな
いときには、現在選択されている選択対象の選択を取り
消すものとする。
【0015】かかる構成によれば、選択用通信部で非接
触媒体からの信号が所定時間以上受信されないときに
は、表示手段には確定確認メニューが表示される。表示
手段に確定確認メニューが表示されているときに、確定
用通信部が非接触媒体からの信号を所定時間内に受信し
たときには、制御手段は、現在選択されている選択対象
を確定する。これにより、表示手段には、確定された選
択対象に応じたメニューが表示される。また、確定用通
信部で非接触媒体からの信号が所定時間内に受信されな
いときには、制御手段は、現在選択されている選択対象
の選択を取り消す。
【0016】請求項6に記載の発明は、前記非接触媒体
は、外部と信号を送受信する送受信手段と、該送受信手
段で受信した情報を記憶可能な記憶手段と、を備える非
接触ICカードであるものとする。
【0017】かかる構成によれば、通信手段は、非接触
ICカードと通信する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を用いて説明する。まず、本発明に係る入力処理装置の
第1実施形態について説明する。
【0019】図1は、本第1実施形態の入力処理装置の
概略的な構成を示す。図1に示す入力処理装置は、複数
の選択対象を有するメニューを表示すると共に、前記複
数の選択対象のうちの現在選択されている選択対象を識
別可能状態に表示する表示手段である表示部12と、少
なくとも外部に信号を送信する送信機能を備える非接触
媒体と通信する通信手段であるアンテナ13と、アンテ
ナ13と非接触媒体との通信状態に応じて、表示部12
に表示される選択対象の選択及びメニューの表示を切換
制御する制御手段である制御部11と、アンテナ13で
受信された信号を処理して制御部11に送ると共に、制
御部11からの情報を処理して送信可能な信号をアンテ
ナ13に送る非接触通信処理部14と、金銭投入口を備
え、投入された金銭の計算処理等を行う金銭処理部15
と、外部の機器との間で情報を通信するためのインタフ
ェース部である外部I/F部16と、を備える。
【0020】ここで、本実施形態の非接触媒体は、外部
と信号を送受信する送受信手段と、該送受信手段で受信
した情報を記憶可能な記憶手段と、を備えて非接触通信
する非接触ICカード2である。
【0021】制御部11は、時間をカウントするタイマ
を備え、アンテナ13による非接触カード2からの信号
の受信状態を判別する際には、タイマをリセットして、
所定時間分のカウント動作を行わせる。
【0022】アンテナ13で、非接触ICカード2から
の信号が停止してから所定時間内に再度受信されたとき
には、制御部11は、選択対象を切り換える。これによ
り、表示部12には、選択された選択対象を識別可能状
態に表示される。
【0023】また、アンテナ13で、非接触ICカード
2からの信号が所定時間以上継続して受信されたときに
は、制御部11は、現在選択されている選択対象を確定
する。これにより、表示部12には、確定された選択対
象に応じたメニューが表示される。
【0024】一方、アンテナ13で、非接触ICカード
2からの信号が所定時間以上受信されないときには、制
御部11の制御により、表示部12には、選択対象を確
定するか否かを確認するための確定確認メニューが表示
される。
【0025】確定確認メニューが表示された後、アンテ
ナ13で、非接触ICカード2からの信号が所定時間内
に受信されたときには、制御部11は、現在選択されて
いる選択対象を確定する。これにより、表示部12に
は、確定された選択対象に応じたメニューが表示され
る。
【0026】確定確認メニューの表示後、アンテナ13
で、非接触ICカード2からの信号が前記所定時間内に
受信されないときには、制御部11は、現在選択されて
いる選択対象の選択を取り消す。
【0027】上述の本第1実施形態の入力処理装置の処
理動作について、図2及び図3のフローチャートを用い
て具体的に説明する。まず、図2に示す処理により、選
択対象を有するメニューが表示部12に表示される場合
を判別する。表示部12には、例えば、図4に示すよう
な、支払い金額及び案内メッセージが表示される。
【0028】ここで、利用者が現金を現金投入口15a
に投入した場合には、金銭処理部15で処理されて、代
金支払い処理は終了する。一方、利用者が非接触ICカ
ード2を利用する場合には、非接触ICカード2がアン
テナ13の近くにかざされる。従って、ステップ1(図
中、S1で示し、以下同様とする)で、アンテナ13が
非接触ICカード2からの信号を受信したか否かが判別
される。
【0029】アンテナ13が非接触ICカード2からの
信号を受信したならば、ステップ2で、タイマをリセッ
トして、所定時間分のカウント動作を開始し、ステップ
3で、アンテナ13と非接触ICカード2との交信が正
常に完了したか否かを判別する。
【0030】アンテナ13と非接触ICカード2との交
信が異常であるとき、例えば、非接触ICカード2に記
憶される使用可能金額が支払い金額よりも少なくて残金
不足であったり、何らかのエラーが生じたりした場合に
は、図3のステップ11に進む。
【0031】ステップ3で、アンテナ13と非接触カー
ド2との交信が正常に完了したときには、さらに、ステ
ップ4で、アンテナ13と非接触ICカード2との交信
が所定時間内に終了したか否かが判別される。
【0032】交信が所定時間内に終了したならば、ステ
ップ5の通常処理を行う。通常処理では、アンテナ13
で受信された非接触ICカード2に記憶される使用可能
金額が、非接触通信処理部14を介して制御部11に送
られ、使用可能金額から支払い金額が減算される。さら
に、減算により得られた金額は、非接触通信処理部14
を介してアンテナ13から非接触ICカード2に送ら
れ、使用可能金額として記憶される。
【0033】一方、例えば、利用者が非接触ICカード
13をアンテナ13に対して意図的又は無意識的にかざ
し続けた場合には、ステップ4で、アンテナ13が非接
触ICカード2からの信号を所定時間以上継続して受信
したと判別され、図3のステップ11に進む。
【0034】ステップ11では、残金不足やエラー等の
場合に応じたメニューを表示部12に表示する。例え
ば、エラーが生じた場合には、図5に示すような、3つ
の選択対象を含むメニューが表示され、残金不足が生じ
た場合には、図6(A)に示すような、4つの選択対象
を含むメニューが表示される。
【0035】この後、ステップ12で、非接触ICカー
ド2がアンテナ13から離されて、アンテナ13が非接
触ICカード2からの信号の受信を終了したか否かを判
別する。
【0036】受信が終了したならば、ステップ13で、
表示されるメニューの1番目の選択対象が選択されたこ
とを認識可能な状態、例えば、色が反転された状態で表
示される。例えば、図6(A)のメニューにおいては、
「戻る」が反転表示される。
【0037】この後、ステップ14で、タイマがリセッ
トされて、所定時間t1、例えば、3秒分のカウント動
作が開始され、ステップ15で、所定時間t1内に、ア
ンテナ13が非接触ICカード2からの信号を受信した
か否かが判別される。これにより、選択するための短い
信号を受信したか否かが判別される。
【0038】アンテナ13が非接触ICカード2からの
信号を所定時間t1内に受信したならば、さらに、ステ
ップ16で、アンテナ13が非接触ICカード2からの
信号を所定時間t2、例えば、3秒以上継続して受信し
たか否かが判別される。
【0039】アンテナ13で非接触ICカード2からの
信号が所定時間t2以上継続して受信されないならば、
さらに、ステップ17で、選択すべき次の選択対象があ
るか否かが判別される。
【0040】次の選択対象があるならば、ステップ18
で、次の選択対象が反転表示される。例えば、図6
(A)のメニューで「戻る」が反転表示されている場合
には、図6(B)に示すように、次の「銀行口座から積
み増す」が反転表示される。
【0041】次の選択対象が反転表示されたならば、ス
テップ14に戻り、タイマをリセットして、所定時間t
1分のカウント動作を開始し、次の受信状態を判別す
る。ステップ17で、次の選択対象がないならば、ステ
ップ24で、現在選択されている選択対象をキャンセル
する取消処理を行う。取消処理後、ステップ11で、1
番目の選択対象が反転表示された1番目のメニューを表
示する。1番目のメニュー表示の代わりに、現在表示さ
れているメニューの1つ前のメニュー、又は、現在表示
されているメニューを、1番目の選択対象が反転表示さ
れた状態で表示するようにしてもよい。メニューが表示
されたならば、ステップ12以下の処理により、アンテ
ナ13の非接触ICカード2からの信号の受信状態の判
別を行う。
【0042】ステップ16で、アンテナ13が非接触I
Cカード2からの信号を所定時間t2以上継続して受信
したならば、ステップ22で、確定処理を行う。確定処
理では、現在選択されている選択対象の内容に応じた処
理を行い、ステップ23で、最後のメニューを表示し
て、全ての処理を終了したか否かを判別する。
【0043】最後のメニューが処理されたならば終了す
るが、最後のメニューが処理されていないならば、ステ
ップ11に戻り、次のメニューが表示される。例えば、
図6(B)のメニューで「銀行口座から積み増す」が選
択されている場合に、アンテナ13が非接触ICカード
2からの信号を所定時間t2以上継続して受信したなら
ば、次のメニュー、例えば、図7(A)に示すメニュー
が表示される。
【0044】一方、ステップ15で、アンテナ13が非
接触ICカード2からの信号を所定時間t1内に受信し
ないならば、ステップ19で、確定確認メニューが表示
される。確定確認メニューでは、現在選択されている選
択対象を確定処理することを確認するためのメッセージ
が表示される。
【0045】この後、ステップ20で、タイマがリセッ
トされて、所定時間t3、例えば、3秒分のカウント動
作が開始され、ステップ21で、アンテナ13が非接触
ICカード2からの信号を受信したか否かが判別され
る。
【0046】アンテナ13が所定時間t3内に非接触I
Cカード2からの信号を受信したならば、ステップ22
で、確定処理される。アンテナ13が所定時間t3内に
非接触ICカード2からの信号を受信しなかったなら
ば、ステップ24で、取消処理が行われる。
【0047】ステップ22の確定処理後は、ステップ2
3で、最後のメニューが表示されて処理されたか否かを
判別し、最後のメニューが処理されたならば終了する
が、最後のメニューが処理されていないならば、ステッ
プ11に戻り、次のメニューが表示されて、ステップ1
2以下の処理が行われる。
【0048】上述した処理動作により、例えば、図7
(A)のメニューにおいて、アンテナ13が、所定時間
t1内に受信すべき信号を2度受信したときには、3番
目の選択対象である「5,000円」が反転表示され
る。この後、アンテナ13が所定時間t2以上継続して
信号を受信したときには、例えば、図8(A)に示すメ
ニューが表示されて、図8(B)に示すように、1番目
の選択対象である「はい」が反転表示される。このメニ
ューにおいて、アンテナ13が所定時間t2以上継続し
て信号を受信したときには、「はい」の選択対象に応じ
た処理、即ち、銀行口座から非接触ICカード2への積
み増し処理が行われる。このとき、代金の支払い処理も
同時に行われて、例えば、図9に示すメッセージが表示
部12に表示される。
【0049】上述したように、本第1実施形態の入力処
理装置では、アンテナ13が非接触ICカード2からの
信号を所定時間内に再度受信したときには、メニュー内
の選択対象を切換選択し、所定時間以上継続して受信し
たときには、現在選択されている選択対象を確定して、
メニューの切換表示を行う。このように、利用者の選択
情報を非接触で入力処理するので、選択対象やメニュー
に対応する選択ボタン等の機構を設ける必要が無いた
め、機構的に簡素化でき、機構的な故障の発生率を低下
させられる。また、製造にかかる費用を削減できる。
【0050】次に、本発明に係る入力処理装置の第2実
施形態について説明する。図10は、本第2実施形態の
入力処理装置の概略的な構成を示す。図10に示す本第
2実施形態の入力処理装置の構成は、図1に示す本第1
実施形態の入力処理装置の構成と略同様であり、図1及
び図10において、同じ符号を付したものは同様の機能
を備えるので、詳細な説明は省略する。
【0051】図10の本第2実施形態の入力処理装置1
では、アンテナ13は、選択対象の選択時に、非接触I
Cカード2と通信するための選択用通信部としての選択
用アンテナ13aと、選択対象の確定時に、非接触IC
カード2と通信するための確定用通信部としての確定用
アンテナ13bと、を備える。
【0052】選択用アンテナ13aで、非接触ICカー
ド2からの信号が所定時間内に受信されたときには、制
御部11は、選択対象を切り換える。これにより、表示
部12には、選択された選択対象が識別可能状態に表示
される。確定用アンテナ13bで、非接触ICカード2
からの信号が所定時間内に受信されたときには、制御部
11は、現在選択されている選択対象を確定する。これ
により、表示部12には、確定された選択対象に応じた
メニューが表示される。
【0053】また、選択用アンテナ13aで、非接触I
Cカード2からの信号が前記所定時間以上受信されない
ときには、制御部11は、表示部12に、選択対象を確
定するか否かを確認するための確定確認メニューを表示
させる。
【0054】確定確認用メニューが表示された後、確定
用アンテナ13bで、非接触ICカード2からの信号が
所定時間内に受信されたときには、制御部11は、現在
選択されている選択対象を確定する。これにより、表示
部12には、確定された選択対象に応じたメニューが表
示される。また、確定用アンテナ13bで、非接触IC
カード2からの信号が前記所定時間内に受信されないと
きには、制御部11は、現在選択されている選択対象の
選択を取り消す。
【0055】上述の本第2実施形態の入力処理装置の処
理動作について、図11のフローチャートを用いて具体
的に説明する。例えば、代金支払い時には、図12に示
すような案内メッセージが表示部12に表示される。こ
こで、確定用アンテナ13bに非接触ICカード2がか
ざされて、確定用アンテナ13bで非接触ICカード2
からの信号が受信された場合に、非接触ICカード2に
記憶される利用可能金額が支払代金以上であるならば、
代金支払いが完了したことを示すメッセージが表示され
て、処理を終了する。
【0056】一方、非接触ICカード2が選択用アンテ
ナ13aにかざされて、選択用アンテナ13aで非接触
ICカード2からの信号が受信された場合には、ステッ
プ31で、例えば、図13(A)に示すようなメニュー
が表示される。
【0057】この後、ステップ32で、非接触ICカー
ド2が選択用アンテナ13aから離されて、選択用アン
テナ13aによる信号の受信が終了したか否かを判別す
る。受信が終了したならば、ステップ33で、表示され
るメニューの1番目の選択対象が反転表示される。例え
ば、図13(A)のメニューにおいては、「戻る」が反
転表示される。
【0058】この後、ステップ34で、タイマがリセッ
トされて、所定時間t4分のカウント動作が開始され、
ステップ35で、確定用アンテナ13bが非接触ICカ
ード2からの信号を所定時間t4内に受信したか否かが
判別される。
【0059】確定用アンテナ13bが非接触ICカード
2からの信号を所定時間t4内に受信したならば、ステ
ップ42で、確定処理を行う。そして、ステップ43
で、最後のメニューが表示されて処理されたか否かを判
別し、最後のメニューが処理されたならば終了するが、
最後のメニューが処理されていないならば、ステップ3
1に戻り、次のメニューが表示されてステップ32以下
の処理が行われる。
【0060】一方、ステップ35で、確定用アンテナ1
3bが非接触ICカード2からの信号を所定時間t4内
に受信していないならば、ステップ36で、選択用アン
テナ13aが非接触ICカード2からの信号を所定時間
t5内に受信したか否かが判別される。
【0061】選択用アンテナ13aが非接触ICカード
2からの信号を受信したならば、さらに、ステップ37
で、選択すべき次の選択対象があるか否かが判別され
る。次の選択対象があるならば、ステップ38で、次の
選択対象が反転表示される。さらに、ステップ34に戻
り、タイマをリセットして、所定時間t4分のカウント
動作を開始し、次の受信状態を判別する。
【0062】ステップ37で、次の選択対象がないなら
ば、ステップ44で、取消処理を行う。取消処理後、ス
テップ31で、1番目の選択対象が反転表示された1番
目のメニューを表示する。1番目のメニュー表示の代わ
りに、現在表示されているメニューの1つ前のメニュ
ー、又は、現在表示されているメニューを、1番目の選
択対象が反転表示された状態で表示するようにしてもよ
い。メニューが表示されたならば、ステップ32以下の
処理により、次の受信状態の判別を行う。
【0063】一方、ステップ36で、選択用アンテナ1
3aが非接触ICカード2からの信号を所定時間t5内
に受信していないならば、ステップ39で、確定確認メ
ニューが表示される。
【0064】この後、ステップ40で、タイマがリセッ
トされて、所定時間t6分のカウント動作が開始され、
ステップ41で、確定用アンテナ13bが非接触ICカ
ード2からの信号を受信したか否かが判別される。
【0065】確定用アンテナ13bが非接触ICカード
2からの信号を受信したならば、ステップ42で、確定
処理され、確定用アンテナ13bが非接触ICカード2
からの信号を受信しなかったならば、ステップ44で、
取消処理が行われる。
【0066】ステップ42の確定処理後は、ステップ4
3で、最後のメニューが表示されて処理されたか否かを
判別し、最後のメニューが処理されたならば終了する
が、最後のメニューが処理されていないならば、ステッ
プ13に戻り、次のメニューが表示されて、ステップ1
2以下の処理が行われる。
【0067】上述した処理動作により、図13(A)の
メニューにおいて、例えば、選択用アンテナ13aが非
接触カード2からの信号を2度受信したときには、図1
3(B)に示すように、「銀行口座から積み増す」が反
転表示される。この後、確定用アンテナ13bが非接触
ICカード2からの信号を受信したならば、確定処理さ
れて、図14(A)に示すようなメニューが表示され
る。さらに、図14(A)のメニューにおいて、選択用
アンテナ13aが非接触ICカード2からの信号を2度
受信したならば、「5,000円」が反転表示され、こ
の後、確定用アンテナ13bが非接触ICカード2から
の信号を受信したならば、確定処理されて、図15に示
すようなメニューが表示される。ここで、確定用アンテ
ナ13bが非接触ICカード2からの信号を受信したな
らば、銀行口座から非接触ICカード2への積み増し処
理が行われて、例えば、図16に示すメッセージが表示
部12に表示される。
【0068】上述したように、本第2実施形態の入力処
理装置では、選択対象を選択するための選択用アンテナ
13aと、選択対象を確定するための確定用アンテナ1
3bとを別に設けたので、確定時には確定用アンテナ1
3bを用いることにより、より確実に確定処理を行え
る。また、本第1実施形態の入力処理装置と比べて、確
定時には、所定時間以上継続して信号を受信する必要が
ないため、入力処理にかかる時間を短縮できる。
【0069】尚、本第1実施形態における所定時間t
1,t2,t3及び本第2実施形態における所定時間t
4,t5,t6は、全て同じ値又は異なる値に設定して
もよいし、2つ以上の値を同じ値に設定してもよい。
【0070】また、本第1実施形態及び第2実施形態で
は、非接触媒体として非接触ICカード2を例に挙げて
説明したが、非接触媒体としては、送信機能のみを有す
るものでもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、通信手段による非接触媒体からの信号の
受信状態に応じて、選択対象の選択及びメニューの表示
を切り換えて入力処理されるので、選択対象やメニュー
に対応するボタン等の機構を設ける必要が無い。これに
より、入力処理装置の機構を簡素化でき、機構的な故障
の発生率を低下させることができる。また、製造にかか
る費用を削減できる。
【0072】請求項2に記載の発明によれば、複数の選
択対象のうちの所望の選択対象を簡易に切換選択して、
確定できる。請求項3に記載の発明によれば、通信手段
で信号が受信できなかった場合にも、確定確認メニュー
が表示されるので、選択対象の確定又は取消を確実に行
える。
【0073】請求項4に記載の発明によれば、選択対象
を選択するための選択用通信部と、選択対象を確定する
ための確定用通信部とを別に設けたので、確定時には、
確定通信部で信号を受信することにより、選択対象の確
定をより確実に行える。また、本第1実施形態の入力処
理装置と比べて、確定時に、所定時間以上継続して信号
を受信する必要がなく、入力処理にかかる時間を短縮で
きる。
【0074】請求項5に記載の発明によれば、確定確認
メニューが表示されるので、選択対象の確定又は取消を
確実に行える。請求項6に記載の発明によれば、非接触
媒体として非接触ICカードを用いるので、通信手段か
らの情報を受信して記憶することが可能となる。これに
より、本発明に係る入力処理装置を電子マネーシステム
等に適用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入力処理装置の第1実施形態の概
略的な構成図
【図2】図1の入力処理装置によるメニュー表示前の処
理動作のフローチャート
【図3】図1の入力処理装置による入力処理動作のフロ
ーチャート
【図4】メニュー表示前の表示の一例を示す図
【図5】エラー発生時のメニューの一例を示す図
【図6】(A)は、残金不足時のメニューの一例を示
し、(B)は、(A)のメニューの2番目の選択対象の
選択状態を示す図
【図7】積み増し金額選択時のメニューの一例を示し、
(B)は、(A)のメニューの3番目の選択対象の選択
状態を示す図
【図8】(A)は、積み増し処理確認時のメニューの一
例を示し、(B)は、(A)のメニューの1番目の選択
対象の選択状態を示す図
【図9】積み増し処理及び減算処理後のメニューの一例
を示す図
【図10】本発明に係る入力処理装置の第2実施形態の
概略的な構成図
【図11】図10の入力処理装置による入力処理動作の
フローチャート
【図12】メニュー表示前の表示の一例を示す図
【図13】(A)は、所定時間以上継続して受信したと
きのメニューの一例を示し、(B)は、(A)のメニュ
ーの3番目の選択対象の選択状態を示す図
【図14】(A)は、積み増し金額選択時のメニューの
一例を示し、(B)は、(A)のメニューの3番目の選
択対象の選択状態を示す図
【図15】積み増し処理確認時のメニューの1番目の選
択対象の選択状態を示す図
【図16】積み増し処理後のメニューの一例を示す図
【符号の説明】
2 非接触ICカード 11 制御部 12 表示部 13 アンテナ 13a 選択用アンテナ 13b 確定用アンテナ 14 非接触通信処理部 15 金銭処理部 15a 金銭投入口 16 外部I/F
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/00 510 G09G 5/00 510H 5/08 5/08 M Fターム(参考) 3E042 CC02 CE06 EA01 5B020 CC12 DD01 FF53 GG05 5B058 CA17 KA02 YA01 5C082 AA14 AA21 BA02 BB32 CA03 CA76 CB01 DA01 DA87 MM03 MM07 MM09 5E501 AA09 AA13 AA20 AB22 AC07 AC35 AC36 CA01 EB01 EB05 FA05 FA24 FB28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の選択対象を有するメニューを表示す
    ると共に、前記複数の選択対象のうちの現在選択されて
    いる選択対象を識別可能状態に表示する表示手段と、 少なくとも外部に信号を送信する送信機能を備える非接
    触媒体と通信する通信手段と、 前記通信手段と前記非接触媒体との通信状態に応じて、
    前記表示手段に表示される選択対象の選択及びメニュー
    の表示を切換制御する制御手段と、を備えることを特徴
    とする入力処理装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記非接触媒体からの信
    号が停止してから所定時間内に再度受信されたときに
    は、選択対象を切り換え、 前記非接触媒体からの信号が所定時間以上継続して受信
    されたときには、現在選択されている選択対象を確定し
    て、前記確定された選択対象に応じたメニューを表示す
    ることを特徴とする請求項1に記載の入力処理装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記非接触媒体からの信
    号が所定時間以上受信されないときには、選択対象を確
    定するか否かを確認するための確定確認メニューを表示
    し、 前記確定確認メニューの表示後、前記非接触媒体からの
    信号が所定時間内に受信されたときには、現在選択され
    ている選択対象を確定して、前記確定された選択対象に
    応じたメニューを表示し、 前記確定確認メニューの表示後、前記非接触媒体からの
    信号が前記所定時間内に受信されないときには、現在選
    択されている選択対象の選択を取り消すことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の入力処理装置。
  4. 【請求項4】前記通信手段は、 選択対象の選択時に、前記非接触媒体と通信するための
    選択用通信部と、 選択対象の確定時に、前記非接触媒体と通信するための
    確定用通信部と、を備え、 前記制御手段は、前記選択用通信部で前記非接触媒体か
    らの信号が受信されたときには、選択対象を切り換え、 前記確定用通信部で前記非接触媒体からの信号が受信さ
    れたときには、現在選択されている選択対象を確定し
    て、前記確定された選択対象に応じたメニューを表示す
    ることを特徴とする請求項1に記載の入力処理装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記選択用通信部で前記
    非接触媒体からの信号が前記所定時間以上受信されない
    ときには、選択対象を確定するか否かを確認するための
    確定確認メニューを表示し、 前記確定確認用メニューの表示後、前記確定用通信部で
    前記非接触媒体からの信号が所定時間内に受信されたと
    きには、現在選択されている選択対象を確定して、前記
    確定された選択対象に応じたメニューを表示し、 前記確定確認用メニューの表示後、前記確定用通信部で
    前記非接触媒体からの信号が前記所定時間内に受信され
    ないときには、現在選択されている選択対象の選択を取
    り消すことを特徴とする請求項4に記載の入力処理装
    置。
  6. 【請求項6】前記非接触媒体は、外部と信号を送受信す
    る送受信手段と、該送受信手段で受信した情報を記憶可
    能な記憶手段と、を備える非接触ICカードであること
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載
    の入力処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218331A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Fujitsu Frontech Ltd 自動取引装置、自動取引システムおよび画面表示方法

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