JP2000132103A - 複写式情報シールラベル - Google Patents
複写式情報シールラベルInfo
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- JP2000132103A JP2000132103A JP10300522A JP30052298A JP2000132103A JP 2000132103 A JP2000132103 A JP 2000132103A JP 10300522 A JP10300522 A JP 10300522A JP 30052298 A JP30052298 A JP 30052298A JP 2000132103 A JP2000132103 A JP 2000132103A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の情報シールラベルは、情報を書き込ん
だ場合、同じ内容が書き込まれたものは1枚しか存在し
ないので、複数の者が即座に又は時・所を変えて、別の
観点から並行して情報の交流,共有,整理,発想等に使
用することが出来なかった。 【解決手段】 本発明では、裏面に感圧複写の機能を果
たす加工がなされた最上層用紙2と、表面は感圧複写機
能,裏面は接着機能を有する最下層用紙4と、両面に感
圧紙として機能する加工がなされ、最上層用紙と最下層
用紙との間に積層される中間層用紙3と、最下層用紙が
貼り付けられる台紙Aとを積層した構造とする。各用紙
2,3,4の1辺は仮接着する(仮接着部5)。1回の
書き込み動作により同じ内容の情報ラベルが複数枚得ら
れるので、複数の者が正確に同じ内容の情報ラベルのセ
ットを即座に手にすることが出来、個別に並行して情報
の共有,交流,整理および発想等に使用することが出来
る。しかも、そのうち1セットは、従来の情報シールラ
ベルのように使用出来る。
だ場合、同じ内容が書き込まれたものは1枚しか存在し
ないので、複数の者が即座に又は時・所を変えて、別の
観点から並行して情報の交流,共有,整理,発想等に使
用することが出来なかった。 【解決手段】 本発明では、裏面に感圧複写の機能を果
たす加工がなされた最上層用紙2と、表面は感圧複写機
能,裏面は接着機能を有する最下層用紙4と、両面に感
圧紙として機能する加工がなされ、最上層用紙と最下層
用紙との間に積層される中間層用紙3と、最下層用紙が
貼り付けられる台紙Aとを積層した構造とする。各用紙
2,3,4の1辺は仮接着する(仮接着部5)。1回の
書き込み動作により同じ内容の情報ラベルが複数枚得ら
れるので、複数の者が正確に同じ内容の情報ラベルのセ
ットを即座に手にすることが出来、個別に並行して情報
の共有,交流,整理および発想等に使用することが出来
る。しかも、そのうち1セットは、従来の情報シールラ
ベルのように使用出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、何らかの目的のた
めに情報を収集したり、何らかの問題の解決策を見い出
したりする際に、集めた情報や思い浮かんだこと等を1
つ1つ書き出し、交流・処理するためのラベルに関する
ものである。なお、そのような情報の収集・整理、発想
作業に使用するラベルのことを、説明の便宜上、「情報
ラベル」と総称することにする。
めに情報を収集したり、何らかの問題の解決策を見い出
したりする際に、集めた情報や思い浮かんだこと等を1
つ1つ書き出し、交流・処理するためのラベルに関する
ものである。なお、そのような情報の収集・整理、発想
作業に使用するラベルのことを、説明の便宜上、「情報
ラベル」と総称することにする。
【0002】
【従来の技術】何人か集まって何らかの目的のために情
報を収集したり、何らかのテーマの下にアイデアを出し
たり、何らかの問題の解決策を見い出したりする際に、
1つ1つの情報を短く情報ラベルに書き出し、それらを
手で操作して、用紙などに貼りつけて図解化などして、
整理,検討を重ねれば、より良い発想を得たり、より良
い解決策が得られるということが、経験的に広く知られ
て来ている。これらの作業は、1人だけで行っても、効
果のあることが知られている。このような情報の収集・
整理,発想等の処理作業を能率よく行うため、従来、次
のような情報ラベルが考えられている。これを説明の便
宜上、「情報シールラベル」と呼ぶことにする。
報を収集したり、何らかのテーマの下にアイデアを出し
たり、何らかの問題の解決策を見い出したりする際に、
1つ1つの情報を短く情報ラベルに書き出し、それらを
手で操作して、用紙などに貼りつけて図解化などして、
整理,検討を重ねれば、より良い発想を得たり、より良
い解決策が得られるということが、経験的に広く知られ
て来ている。これらの作業は、1人だけで行っても、効
果のあることが知られている。このような情報の収集・
整理,発想等の処理作業を能率よく行うため、従来、次
のような情報ラベルが考えられている。これを説明の便
宜上、「情報シールラベル」と呼ぶことにする。
【0003】図2は、従来の情報シールラベルの1例を
示す図であり、7は情報シールラベル、8は剥離可能用
紙、9は印刷内容、Aは台紙である。図2(イ)は平面
図であり、図2(ロ)は一部拡大断面図である。従来の
情報シールラベル7は、台紙Aの上に剥離可能用紙8が
貼り付けられた2層構造とされている。台紙Aとして
は、剥離可能用紙8を容易に剥がし得るような、つるん
とした表面を有する紙が使用されている。剥離可能用紙
8の裏面には接着剤が塗布されており、糊などを用いる
手間がかからず、即座に任意のもの(例えば、大きな用
紙)に貼り付けることが出来る(シール機能を持つ)よ
うにされている。剥離可能用紙8の表面は、当然のこと
ながら、筆記具により文字等を書くのに適する表面とさ
れている。そして、必要に応じて枠線などの印刷内容9
が印刷されている。
示す図であり、7は情報シールラベル、8は剥離可能用
紙、9は印刷内容、Aは台紙である。図2(イ)は平面
図であり、図2(ロ)は一部拡大断面図である。従来の
情報シールラベル7は、台紙Aの上に剥離可能用紙8が
貼り付けられた2層構造とされている。台紙Aとして
は、剥離可能用紙8を容易に剥がし得るような、つるん
とした表面を有する紙が使用されている。剥離可能用紙
8の裏面には接着剤が塗布されており、糊などを用いる
手間がかからず、即座に任意のもの(例えば、大きな用
紙)に貼り付けることが出来る(シール機能を持つ)よ
うにされている。剥離可能用紙8の表面は、当然のこと
ながら、筆記具により文字等を書くのに適する表面とさ
れている。そして、必要に応じて枠線などの印刷内容9
が印刷されている。
【0004】このような情報シールラベル7を使用する
際は、収集した情報や思い浮かんだアイデアを1つ1
つ、情報シールラベル1枚づつに書き込んで行く。そし
て、それらを並べ換えたりグループ分けして整理した
後、台紙Aから剥離可能用紙8を剥がして、大きな用紙
に糊などを用いることなく即座に貼り付け、図解化する
などして、更に想を練り、問題を整理したり、問題解決
策を見い出すのに使用する。
際は、収集した情報や思い浮かんだアイデアを1つ1
つ、情報シールラベル1枚づつに書き込んで行く。そし
て、それらを並べ換えたりグループ分けして整理した
後、台紙Aから剥離可能用紙8を剥がして、大きな用紙
に糊などを用いることなく即座に貼り付け、図解化する
などして、更に想を練り、問題を整理したり、問題解決
策を見い出すのに使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】(問題点)しかしなが
ら、前記した従来の情報シールラベルは、それに書き込
んで、用紙などに貼りつけ図解化などする場合、同じ内
容が書き込まれたものはそれ1枚しか存在しないので、
複数の者が別の観点から即座に、あるいは、時・所を変
えて、並行して整理,発想に使用することが出来ないと
いう問題点があった。そのため、複数の観点から、これ
らの作業を行う場合、予め情報シールラベルの内容を書
き写したり、複写機を用いて複数セットを作成するなど
していたが、転記漏れや転記ミス等が発生するという問
題点があった。
ら、前記した従来の情報シールラベルは、それに書き込
んで、用紙などに貼りつけ図解化などする場合、同じ内
容が書き込まれたものはそれ1枚しか存在しないので、
複数の者が別の観点から即座に、あるいは、時・所を変
えて、並行して整理,発想に使用することが出来ないと
いう問題点があった。そのため、複数の観点から、これ
らの作業を行う場合、予め情報シールラベルの内容を書
き写したり、複写機を用いて複数セットを作成するなど
していたが、転記漏れや転記ミス等が発生するという問
題点があった。
【0006】(問題点の説明)例えば、学校や職場にお
いて何人かで情報シールラベルに書き込み図解等を作成
しながら会議をした場合、書き込んだ情報シールラベル
のセットは1つしか存在しない。従って、複数の者が、
即座に別の観点からその情報シールラベルのセットで整
理したり、更に想を練ろうとしても、それは不可能であ
った。どうしても複数のセットで図解等を作るという必
要がある場合には、図解等を行う前に1枚づつ情報シー
ルラベルに書き写すか、あるいは書き込んだ情報シール
ラベルを複写機に並べて所望の枚数だけ複写し、再度1
枚づつのラベル単位に裁断したりして、複数セットを作
るか、図解後に改めてラベルを書き写すのが実状であ
る。しかし、これらの作業は、即時性がなく、時間がか
かると共に、大変面倒な作業であった。また、書き写し
ても複写しても転記漏れ・転記ミス・複写ミス・分配ミ
スが発生することが、しばしばあった。その上、ラベル
数が少ない場合、複写機を用いると、大変無駄が多かっ
た。本発明は、以上のような問題点を解決することを課
題とするものである。
いて何人かで情報シールラベルに書き込み図解等を作成
しながら会議をした場合、書き込んだ情報シールラベル
のセットは1つしか存在しない。従って、複数の者が、
即座に別の観点からその情報シールラベルのセットで整
理したり、更に想を練ろうとしても、それは不可能であ
った。どうしても複数のセットで図解等を作るという必
要がある場合には、図解等を行う前に1枚づつ情報シー
ルラベルに書き写すか、あるいは書き込んだ情報シール
ラベルを複写機に並べて所望の枚数だけ複写し、再度1
枚づつのラベル単位に裁断したりして、複数セットを作
るか、図解後に改めてラベルを書き写すのが実状であ
る。しかし、これらの作業は、即時性がなく、時間がか
かると共に、大変面倒な作業であった。また、書き写し
ても複写しても転記漏れ・転記ミス・複写ミス・分配ミ
スが発生することが、しばしばあった。その上、ラベル
数が少ない場合、複写機を用いると、大変無駄が多かっ
た。本発明は、以上のような問題点を解決することを課
題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の複写式情報シールラベルは、筆記具により
表面に筆記することが出来、該筆記の筆圧により感圧複
写機能を有するよう裏面が加工されている最上層用紙
と、該最上層用紙と同サイズであって、表面は感圧複写
機能を有するよう加工され、裏面は後記する台紙から剥
離されると容易に接着する機能を有するよう加工された
最下層用紙と、前記最上層用紙と同サイズであって、両
面が感圧複写機能を有するよう加工された感圧紙よりな
り、前記最上層用紙と前記最下層用紙との間に積層され
る中間層用紙と、前記最下層用紙を剥離容易に仮に接着
しておく台紙とを積層した構造とされ、前記最上層用
紙,前記中間層用紙,前記最下層用紙が同じ側の1辺で
分離可能に仮接着された構造のものとした。
め、本発明の複写式情報シールラベルは、筆記具により
表面に筆記することが出来、該筆記の筆圧により感圧複
写機能を有するよう裏面が加工されている最上層用紙
と、該最上層用紙と同サイズであって、表面は感圧複写
機能を有するよう加工され、裏面は後記する台紙から剥
離されると容易に接着する機能を有するよう加工された
最下層用紙と、前記最上層用紙と同サイズであって、両
面が感圧複写機能を有するよう加工された感圧紙よりな
り、前記最上層用紙と前記最下層用紙との間に積層され
る中間層用紙と、前記最下層用紙を剥離容易に仮に接着
しておく台紙とを積層した構造とされ、前記最上層用
紙,前記中間層用紙,前記最下層用紙が同じ側の1辺で
分離可能に仮接着された構造のものとした。
【0008】(作用)1回の書き込み動作により、同じ
内容の情報シールラベルが複数枚得られる。そのため、
即座に複数の者が同じ内容の情報シールラベルのセット
を持ち、且つ、そのうちの1セット(最下層用紙のセッ
ト)は、従来の情報シールラベルとして用いることが出
来、複数の観点から個別に並行して整理,発想に使用す
ることが出来るようになる。書き写すとか複写機を用い
るという作業を必要としないから、転記漏れ・転記ミス
・複写ミスとかといった問題は、そもそも発生すること
がない。
内容の情報シールラベルが複数枚得られる。そのため、
即座に複数の者が同じ内容の情報シールラベルのセット
を持ち、且つ、そのうちの1セット(最下層用紙のセッ
ト)は、従来の情報シールラベルとして用いることが出
来、複数の観点から個別に並行して整理,発想に使用す
ることが出来るようになる。書き写すとか複写機を用い
るという作業を必要としないから、転記漏れ・転記ミス
・複写ミスとかといった問題は、そもそも発生すること
がない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は、本発明にかかわる複
写式情報シールラベルを示す図である。符号は図2のも
のに対応し、1は複写式情報シールラベル、2は最上層
用紙、3は中間層用紙、4は最下層用紙、5は仮接着
部、6は印刷内容、Bは切断用ミシン目である。図1
(イ)は複写式情報シールラベル1の平面図であり、図
1(ロ)は一部拡大断面図であり、図1(ハ)は各層の
用紙の一方の端部を少し持ち上げた状態の斜視図であ
る。
基づいて詳細に説明する。図1は、本発明にかかわる複
写式情報シールラベルを示す図である。符号は図2のも
のに対応し、1は複写式情報シールラベル、2は最上層
用紙、3は中間層用紙、4は最下層用紙、5は仮接着
部、6は印刷内容、Bは切断用ミシン目である。図1
(イ)は複写式情報シールラベル1の平面図であり、図
1(ロ)は一部拡大断面図であり、図1(ハ)は各層の
用紙の一方の端部を少し持ち上げた状態の斜視図であ
る。
【0010】本発明の複写式情報シールラベル1は、台
紙Aの上に複数枚の用紙を積層した構造とされている。
図1の例では、最上層用紙2から最下層用紙4まで合計
3枚(台紙Aも加えると4枚)ものを示したが、積層枚
数はこれに限られるものではない(例えば、4枚あるい
は5枚を積層したものとしてもよい)。台紙Aのすぐ上
に積層されている最下層用紙4は、表面は感圧複写機能
を有し、裏面は用紙等への接着機能を有するよう加工さ
れている紙である。つまり、従来の剥離可能用紙8と同
様、台紙Aに容易に剥がし得るよう貼り付けられている
と共に、最上層用紙2に加えられる筆圧により、表面に
文字等が現れる感圧紙とされている。
紙Aの上に複数枚の用紙を積層した構造とされている。
図1の例では、最上層用紙2から最下層用紙4まで合計
3枚(台紙Aも加えると4枚)ものを示したが、積層枚
数はこれに限られるものではない(例えば、4枚あるい
は5枚を積層したものとしてもよい)。台紙Aのすぐ上
に積層されている最下層用紙4は、表面は感圧複写機能
を有し、裏面は用紙等への接着機能を有するよう加工さ
れている紙である。つまり、従来の剥離可能用紙8と同
様、台紙Aに容易に剥がし得るよう貼り付けられている
と共に、最上層用紙2に加えられる筆圧により、表面に
文字等が現れる感圧紙とされている。
【0011】一般に感圧紙は、上側の用紙と下側の用紙
とから成り、上側の用紙の裏面と下側の用紙の表面と
に、感圧複写機能を有するような加工が施されている。
そして、上側の表面に筆圧が加えられると、その筆圧に
より上側用紙の裏面と下側用紙の表面の前記加工部分が
反応し合い、下側用紙の表面に文字等を発色する。本発
明に使用する用紙も、これと同様のものである。
とから成り、上側の用紙の裏面と下側の用紙の表面と
に、感圧複写機能を有するような加工が施されている。
そして、上側の表面に筆圧が加えられると、その筆圧に
より上側用紙の裏面と下側用紙の表面の前記加工部分が
反応し合い、下側用紙の表面に文字等を発色する。本発
明に使用する用紙も、これと同様のものである。
【0012】1番上の層の最上層用紙2の表面は通常の
用紙の表面と同じであり、裏面には中間層用紙3が感圧
複写紙の機能を果たすための加工が施される。ここに通
常の用紙の表面とは、筆記具により筆記し得る表面のこ
とである。中間層用紙3は、最下層用紙4と最上層用紙
2との間に積層される用紙であり、上層の用紙に加えら
れた筆圧により自らの表面に発色し、また次の下層の用
紙の表面に発色させるため、その表面および裏面には、
感圧紙として機能するための加工がそれぞれ施される。
用紙の表面と同じであり、裏面には中間層用紙3が感圧
複写紙の機能を果たすための加工が施される。ここに通
常の用紙の表面とは、筆記具により筆記し得る表面のこ
とである。中間層用紙3は、最下層用紙4と最上層用紙
2との間に積層される用紙であり、上層の用紙に加えら
れた筆圧により自らの表面に発色し、また次の下層の用
紙の表面に発色させるため、その表面および裏面には、
感圧紙として機能するための加工がそれぞれ施される。
【0013】このような積層構造としているので、最上
層用紙2の上から筆記具により文字等を書くと、その筆
圧により中間層用紙3,最下層用紙4にも同じ文字等が
現れる。それゆえ、1回の筆記作業により、同じ内容の
情報シールラベルを正確に複数枚得ることが出来、うち
1枚(最下層用紙4)は、従来の情報シールラベルの機
能(用紙等に貼りつけれるという機能)を有することに
なる。なお、積層枚数は特に限定されない旨述べたが、
少なくとも、最下層用紙4に文字等が現れ得るに充分な
筆圧が及ぶ範囲の枚数ということになる。その枚数は、
使用する用紙の厚さ,硬さ等により異なる。
層用紙2の上から筆記具により文字等を書くと、その筆
圧により中間層用紙3,最下層用紙4にも同じ文字等が
現れる。それゆえ、1回の筆記作業により、同じ内容の
情報シールラベルを正確に複数枚得ることが出来、うち
1枚(最下層用紙4)は、従来の情報シールラベルの機
能(用紙等に貼りつけれるという機能)を有することに
なる。なお、積層枚数は特に限定されない旨述べたが、
少なくとも、最下層用紙4に文字等が現れ得るに充分な
筆圧が及ぶ範囲の枚数ということになる。その枚数は、
使用する用紙の厚さ,硬さ等により異なる。
【0014】更に、図1(イ)に示すように、複写式情
報シールラベル1の1辺に沿って、仮接着部5が設けら
れる。1辺を仮接着する理由は、積層してある用紙が、
バラバラにならないようにするためである。しかし、複
写式情報シールラベル1に書き込んだ後は、積層用紙を
1枚1枚きれいにバラせることが望ましいから、接着は
容易に剥がせるところの仮接着とするか、各用紙の対応
する箇所に切断用のミシン目Bを入れて、ラベルに記入
後、ばらばらに切り離せるようにする。そして、各積層
用紙には、必要に応じて枠線とか罫線といった印刷内容
6が印刷される。複写式情報シールラベル1に書き込ん
だ後、各層の用紙を剥がし(またはミシン目Bで切り離
し)、各層用紙毎にまとめれば、同じ内容の情報シール
ラベルのセットが正確に複数個得られる(もし、3層
(台紙Aを入れると4層)ならば、3セット得られ
る)。うち1セットは、情報シールラベルとし使用可能
である。
報シールラベル1の1辺に沿って、仮接着部5が設けら
れる。1辺を仮接着する理由は、積層してある用紙が、
バラバラにならないようにするためである。しかし、複
写式情報シールラベル1に書き込んだ後は、積層用紙を
1枚1枚きれいにバラせることが望ましいから、接着は
容易に剥がせるところの仮接着とするか、各用紙の対応
する箇所に切断用のミシン目Bを入れて、ラベルに記入
後、ばらばらに切り離せるようにする。そして、各積層
用紙には、必要に応じて枠線とか罫線といった印刷内容
6が印刷される。複写式情報シールラベル1に書き込ん
だ後、各層の用紙を剥がし(またはミシン目Bで切り離
し)、各層用紙毎にまとめれば、同じ内容の情報シール
ラベルのセットが正確に複数個得られる(もし、3層
(台紙Aを入れると4層)ならば、3セット得られ
る)。うち1セットは、情報シールラベルとし使用可能
である。
【0015】図1では、複写式情報シールラベル1を1
個だけ示しているが、このように単独で存在する形態で
作ることも勿論可能であるが、A4サイズとかB4サイ
ズとかのサイズ内に、ミシン目等により容易に切り離せ
る形態で、複数個作り込むことも可能である。なお、用
途としては、図解化等による整理・発想以外に、情報を
記述した場所での、即時的な情報の正確な交流,共有,
確認を行うのに、使用することも出来る。
個だけ示しているが、このように単独で存在する形態で
作ることも勿論可能であるが、A4サイズとかB4サイ
ズとかのサイズ内に、ミシン目等により容易に切り離せ
る形態で、複数個作り込むことも可能である。なお、用
途としては、図解化等による整理・発想以外に、情報を
記述した場所での、即時的な情報の正確な交流,共有,
確認を行うのに、使用することも出来る。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の複写式情報シ
ールラベルによれば、次のような効果を奏する。 (1)1回の書き込み動作により、同じ内容の情報シー
ルラベルが複数枚得られるので、情報記入後、その場で
即座に複数の者が同じ内容の情報シールラベルのセット
を手にすることが出来る。即ち、情報を共有し、情報の
交流をすることが出来る。そのため、個別に並行して整
理・検討したり、発想に使用したりすることが可能とな
る。 (2)この情報ラベルのセットのうち、情報シールラベ
ルの機能を有する1セットを用いると、用紙などに糊な
どを用いずに貼り付けることが出来るので、即座に図解
等を作成することが出来る。 (3)同じ内容の情報シールラベルのセットを複数個作
るのに、転記・複写したり裁断したりといった面倒なこ
とをする必要がなく、また、転記漏れ・転記ミス・複写
ミス・分配ミスといった誤りの入り込む余地がなくな
る。
ールラベルによれば、次のような効果を奏する。 (1)1回の書き込み動作により、同じ内容の情報シー
ルラベルが複数枚得られるので、情報記入後、その場で
即座に複数の者が同じ内容の情報シールラベルのセット
を手にすることが出来る。即ち、情報を共有し、情報の
交流をすることが出来る。そのため、個別に並行して整
理・検討したり、発想に使用したりすることが可能とな
る。 (2)この情報ラベルのセットのうち、情報シールラベ
ルの機能を有する1セットを用いると、用紙などに糊な
どを用いずに貼り付けることが出来るので、即座に図解
等を作成することが出来る。 (3)同じ内容の情報シールラベルのセットを複数個作
るのに、転記・複写したり裁断したりといった面倒なこ
とをする必要がなく、また、転記漏れ・転記ミス・複写
ミス・分配ミスといった誤りの入り込む余地がなくな
る。
【図1】 本発明にかかわる複写式情報シールラベルを
示す図
示す図
【図2】 従来の情報シールラベルの1例を示す図
1…複写式情報シールラベル、2…最上層用紙、3…中
間層用紙、4…最下層用紙、5…仮接着部、6…印刷内
容、7…情報シールラベル、8…剥離可能用紙、9…印
刷内容、A…台紙、B…ミシン目
間層用紙、4…最下層用紙、5…仮接着部、6…印刷内
容、7…情報シールラベル、8…剥離可能用紙、9…印
刷内容、A…台紙、B…ミシン目
Claims (1)
- 【請求項1】 筆記具により表面に筆記することが出
来、該筆記の筆圧により感圧複写機能を有するよう裏面
が加工されている最上層用紙と、該最上層用紙と同サイ
ズであって、表面は感圧複写機能を有するよう加工さ
れ、裏面は後記する台紙から剥離されると容易に接着す
る機能を有するよう加工された最下層用紙と、前記最上
層用紙と同サイズであって、両面が感圧複写機能を有す
るよう加工された感圧紙よりなり、前記最上層用紙と前
記最下層用紙との間に積層される中間層用紙と、前記最
下層用紙を剥離容易に仮に接着しておく台紙とを積層し
た構造とされ、前記最上層用紙,前記中間層用紙,前記
最下層用紙が同じ側の1辺で分離可能に仮接着されてい
ることを特徴とする複写式情報シールラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10300522A JP2000132103A (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 複写式情報シールラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10300522A JP2000132103A (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 複写式情報シールラベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000132103A true JP2000132103A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17885839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10300522A Pending JP2000132103A (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 複写式情報シールラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000132103A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20311958U1 (de) | 2003-07-31 | 2003-10-09 | dataform dialogservices, 90614 Ammerndorf | Etikettenheft |
-
1998
- 1998-10-22 JP JP10300522A patent/JP2000132103A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20311958U1 (de) | 2003-07-31 | 2003-10-09 | dataform dialogservices, 90614 Ammerndorf | Etikettenheft |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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