JP2000132029A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2000132029A
JP2000132029A JP10302378A JP30237898A JP2000132029A JP 2000132029 A JP2000132029 A JP 2000132029A JP 10302378 A JP10302378 A JP 10302378A JP 30237898 A JP30237898 A JP 30237898A JP 2000132029 A JP2000132029 A JP 2000132029A
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process cartridge
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photosensitive drum
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Jun Miyamoto
順 宮本
Susumu Shintani
進 新谷
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー像担持体に付着した不要トナーを飛散
させることなく回収可能な構成を実現する。 【解決手段】 回転可能なトナー像担持体と、前記トナ
ー像担持体にトナーを供給するためのトナー供給体と、
前記トナー像担持体とトナー供給体の間隔を適正に維持
するために、前記トナー像担持体に当接する間隔保持部
材と、前記間隔保持部材が当接するトナー像担持体部分
に当接する起毛状の清掃シール部材と、前記清掃シール
部材の下方に配設されたトナー受け手段とを設けてプロ
セスカートリッジを構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッ
ジ及びプロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画像
形成装置に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファク
シミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、クリーニング手段とトナー像担持体とを一体的にカ
ートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体
に対して着脱可能とするものである。使用者自身によっ
て装置本体に対する着脱を行うことができるから、装置
本体のメンテナンスを容易に行うことができるものであ
る。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、トナー像担持体及び前記ト
ナー像担持体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0005】トナー像担持体の寿命が延び、プリント可
能枚数が増えると、供給能力に制限の生じる現像手段を
独立なユニットとし、現像ユニットと画像形成プロセス
のトナー像担持体、帯電手段、クリーニング手段を一体
としたプロセスカートリッジに分け、装置本体への着脱
とメンテナンスを容易にし、なおかつそれぞれ主要部品
の寿命に則した使い方がなされるようになってきてい
る。
【0006】このプロセスカートリッジにおいてクリー
ニングによって発生した廃トナーはトナー像担持体の寿
命に見合って十分に収納しうる容積のクリーニング容器
内に蓄えられ、プロセスカートリッジ交換時に取り除か
れる。このようなクリーニング手段にあっては、クリー
ニング容器のトナー像担持体側開口部にトナー像担持体
からトナーを除去するクリーニング部材を取り付け、該
クリーニング部材で廃トナーを掻き取るようにしている
のが一般的である。
【0007】そして、前記クリーニング容器のトナー像
担持体側開口部端部から廃トナーが容器外へ漏れないよ
うにシール部材を配設し、これをトナー像担持体に当接
させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今日で
は画像形成装置が高速化且つ高寿命化しているために、
廃トナーの量も多くなり回収した廃トナーがクリーニン
グ容器から漏れないようにシール構成をより確実に行う
必要がある。
【0009】更に、非磁性トナーによる現像を行う装置
にあっては磁性シールを用いることができず、またトナ
ーをトナー供給体とトナー像担持体との間で往復させて
現像する所謂ジャンピング現像を行う装置では飛散した
トナーがトナー像担持体に付着し易くなる。
【0010】本発明は上記点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、トナー像担持体に付着した不要トナー
を飛散させることなく回収可能な構成を実現するもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、回転可能なトナー像担
持体と、前記トナー像担持体にトナーを供給するための
トナー供給体と、前記トナー像担持体とトナー供給体の
間隔を適正に維持するために、前記トナー像担持体に当
接する間隔保持部材と、前記間隔保持部材が当接するト
ナー像担持体部分に当接する起毛状の清掃シール部材
と、前記清掃シール部材の下方に配設されたトナー受け
手段とを有することを特徴とする。
【0012】上記構成にあっては、トナー像担持体に当
接する間隔保持部材に付着したトナーがトナー像担持体
に付着したとしても、該トナーは清掃シール部材によっ
て掻き取り除去される。また、前記掻き取りの際にトナ
ーが落下したとしても下方に位置するトナー受け手段で
受け止めることができるので、装置内へのトナーの飛散
を効果的に防止することができる。
【0013】また、前記トナー受け手段を上方が解放す
るようにシート部材をカートリッジ枠体に固定して構成
すれば、簡単に構成することができる。
【0014】また、前記シート部材のトナー像担持体長
手方向長さを、前記清掃シール部材のトナー像担持体長
手方向長さよりも長く構成すれば、清掃シール部材から
落下するトナーを確実に受けることができる。
【0015】また、前記トナー像担持体の回転方向を、
前記トナー受け手段の上方において、重力と反対方向に
すれば、清掃シール部材からこぼれたトナーを重力落下
により確実受けることができる。
【0016】また、前記シート部材としてポリエチレン
テレフタレートシートを使用し、これを一体成形したカ
ートリッジ枠体の一部である下斜面部に固定するように
すれば、トナー受け手段を安価に、且つ簡単に構成する
ことが可能となる。
【0017】従って、前記構成のプロセスカートリッジ
を装着して画像形成する装置にあっては、トナーが飛散
することなく、高品位の画像を得ることが可能となるも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
従って詳細に説明する。尚、以下の説明において、プロ
セスカートリッジの短手方向とは、プロセスカートリッ
ジを画像形成装置へ着脱する方向であり、記録媒体の搬
送方向と一致している。またプロセスカートリッジの長
手方向とは、プロセスカートリッジを画像形成装置へ着
脱する方向と交差する方向(略直交する方向)であり、
記録媒体の表面と平行であり、且つ記録媒体の搬送方向
と交差(略直交)する方向である。又、プロセスカート
リッジに関し左右とは記録媒体の搬送方向に従って記録
媒体を上から見て左右である。
【0019】{画像形成装置の全体構成}図1は本発明
に係る電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置とい
う)全体の概略構成を示す縦断面図である。
【0020】まず、図1を参照して、画像形成装置Aの
全体についての概略を説明する。なお、同図に示す画像
形成装置Aは4色フルカラーのレーザービームプリンタ
である。
【0021】同図に示す画像形成装置Aは、第一の像担
持体として、ドラム型のトナー像担持体(以下「感光体
ドラム」という)1を備えている。感光体ドラム1は、
駆動手段(不図示後述)によって、同図中、反時計回り
に回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回
転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電
する帯電装置2、画像情報に基づいてレーザービームを
照射し、感光体ドラム1上の静電潜像を形成する露光装
置3、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現
像する現像装置4、感光体ドラム1上のトナー像が一次
転写される第二の像担持体としての転写装置5、一次転
写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去
するクリーニング装置6等が配設されている。
【0022】ここで感光体ドラム1と帯電装置2、トナ
ーを除去するクリーニング装置6は一体的にカートリッ
ジ化されプロセスカートリッジBを形成し、画像形成装
置Aに着脱可能なものとなっている。
【0023】その他に、記録媒体(第三の像担持体)S
を転写装置5に向けて給送するとともに、記録媒体Sを
搬送する給搬送装置7、二次転写後の記録媒体Sにトナ
ー像を定着させる定着装置8が配設されている。以下、
感光体ドラム1から順に詳述する。
【0024】感光体ドラム1は、直径約47mmのアルミニ
ウムシリンダーの外周面に、有機光導電体層(OPC感
光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1
は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持され
ており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動
力が伝達されることにより、図1の矢印方向に回転駆動
される。
【0025】帯電装置2としては、例えば、特開昭63−
149669号公報に示すような、いわゆる接触帯電方式のも
のを使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形
成された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラ
ム1表面に当接させるとともに、このローラに電源(不
図示)によって帯電バイアス電圧を印加することによ
り、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものであ
る。
【0026】露光装置3は、ポリゴンミラー3aを有
し、このポリゴンミラー3aには、レーザーダイオード
(不図示)によって画像信号に対応する画像光が照射さ
れる。ポリゴンミラー3aはスキャナーモータ(不図
示)によって高速で回転され、反射した画像光を結像レ
ンズ3b、反射ミラー3c等を介して、帯電済の感光体
ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するよ
うに構成している。
【0027】現像装置4は、軸4dを中心に割出回転可
能な回転体4eと、これに搭載された4個の現像器、す
なわち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色
のトナーをそれぞれ収納した現像器4Y、4M、4C、
4Bkを備えている。これらのトナーのうち、イエロー、
マゼンタ、シアンのトナーは非磁性の球形トナーであ
る。感光体ドラム1上の静電潜像の現像時には、その静
電潜像に付着すべき色の所定の現像器が現像位置に配置
される。すなわち、所定の現像器が回転体4eの割出回
転によって感光体ドラム1に対向した現像位置に止ま
り、さらにその現像器のトナー供給体としての現像スリ
ーブ4bが感光体ドラム1に対して微小間隙(300 μm
程度)をもって対向するように位置決めされた後、感光
体ドラム1上の静電潜像を現像する。この現像は、次の
ようにして行う。
【0028】現像する色に対応する現像器の容器内のト
ナーを送り機構によって塗布ローラ4aへ送り込み、回
転する塗布ローラ4a及びトナー規制ブレード4cによ
って、回転する現像スリーブ4bの外周にトナーを薄層
塗布し、かつトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。こ
の現像スリーブ4bと、静電潜像が形成された感光体ド
ラム1との間に現像バイアスを印加することにより、静
電潜像にトナー像を付着させてトナー像として現像する
ものである。
【0029】また、各現像器4Y、4M、4C、4Bkの
現像スリーブ4bには、各現像器が現像位置に配置され
たときに、画像形成装置Aに設けられた各色現像用高圧
電源と接続されるようになっており、各色の現像毎に選
択的に電圧が印加される。尚、各現像器4Y、4M、4
C、4Bkは、回転体4eに対して個別に、また回転体4
eは画像形成装置Aに対してそれぞれ着脱可能に構成さ
れている。
【0030】第二の像担持体としての転写装置5は、感
光体ドラム1から順次に一次転写されて重ねられた複数
のトナー像を一括して記録媒体Sに二次転写するもので
ある。転写装置5は、図1の矢印R5方向に走行する中
間転写ベルト5aを備えている。本実施の形態の中間転
写ベルト5aは、周長約440mm のベルトであり、駆動ロ
ーラ5b、二次転写対向ローラ5c、従動ローラ5dの
3本のローラにより掛け渡されている。従動ローラ5d
に近接して中間転写ベルト5aを感光体ドラム1に押圧
する位置と中間転写ベルト5aが感光体ドラム1から離
れる位置をとるように後退する押えローラ5gを備えて
いる。中間転写ベルト5aは、駆動ローラ5bの回転に
よって、矢印R5方向に走行する。
【0031】さらに、前記中間転写ベルト5aの外側の
所定位置には、中間転写ベルト5aの表面に接離可能な
クリーニングユニット5eが設けてあり、記録媒体Sに
一括して二次転写後に残った転写残トナーを除去する。
このクリーニングユニット5eは帯電ローラ5fを中間
転写ベルト5aに当接させてトナーに転写時と逆の電荷
を与える。逆の電荷を付与されたトナーは、感光体ドラ
ム1に静電的に付着され、その後、感光体ドラム1用の
クリーニング装置6によって回収されるものである。
【0032】尚、中間転写ベルト5aのクリーニング方
法としては、上述の静電クリーニングに限らず、ブレー
ドやファーブラシなどの機械的な方法や、これらを併用
したもの等でもよい。
【0033】次にクリーニング装置6は、現像装置4に
よって感光体ドラム1上に現像されたトナーが中間転写
ベルト5aに一次転写された後、一次転写されないで感
光体ドラム1表面に残ったいわゆる転写残トナーを除去
するものである。本実施形態のクリーニング装置6では
除去した転写残トナーは、図2に示す回転可能な送り羽
根部材25によって容器内へ送り込まれ、このクリーニン
グ容器11の中に蓄積されていく。尚、このクリーニング
装置6については後でより具体的に説明する。
【0034】給搬送装置7は、画像形成部へ記録媒体S
を給送するものであり、複数枚の記録媒体Sが収納され
て、画像形成装置Aの下部に装填される給紙カセット7
aを備えている。画像形成時にはピックアップ部材7
e、搬送ローラ7bが画像形成動作に応じて駆動回転
し、給紙カセット7a内の記録媒体Sを1枚ずつ分離給
送するとともに、ガイド板7cによってガイドし、レジ
ストローラ7dを通り中間転写ベルト5aへと給送する
ものである。
【0035】定着装置8は、記録媒体Sに二次転写され
た複数のトナー画像を定着させるものである。これは、
図1に示すように、駆動回転する駆動ローラ8aと、こ
れに圧接して記録媒体Sに熱及び圧力を印加する定着ロ
ーラ8bとからなる。すなわち、中間転写ベルト5a上
のトナーを一括転写させる二次転写ローラ5hを通過し
た記録媒体Sは定着装置8を通過する際に駆動ローラ8
aで搬送されるとともに、定着ローラ8bによって熱及
び圧力を印加される。これにより複数色のトナー像が記
録媒体S表面に定着される。さらに、この記録媒体Sは
排紙装置により外部に排出される。
【0036】{プロセスカートリッジの構成}図2〜図
6を用いてプロセスカートリッジBの構成について説明
する。プロセスカートリッジBは、図2に示すように、
感光体ドラム1の周りに帯電装置(帯電ローラ)2、ク
リーニング装置6を配設し、これらを枠体でもって一体
化して後述する可動体50(図1参照)に着脱可能に構成
してある。
【0037】プロセスカートリッジBの枠体は、図4〜
図6に示すように、感光体ドラム1及び帯電装置2の長
手方向の両端部に延出されたドラム支持部11e、クリー
ニングブレード支持部11d及び帯電ローラ支持部11fを
一体的に有するカートリッジ枠体としてのクリーニング
容器11と、クリーニング容器11の後端部に超音波により
接合される後部容器12を備えている。
【0038】前記クリーニング容器11は、図2に示すよ
うに、第一枠体11Aと第二枠体11Bとを一体成形した樹
脂部材によって構成されており、第一枠体11Aには感光
体ドラム1や帯電装置2が取り付けられ、第二枠体11B
は廃トナーを収納するトナー収納部となる。
【0039】そして、前記クリーニング容器11、後部容
器12にわたり長手方向の駆動側にはギアカバー(一方の
サイドカバー)13が固定されており、長手方向の反駆動
側にはサイドカバー14が固定されている。そして、帯電
装置2の長手方向及びその両端部を蔽う帯電装置カバー
15が取り付けてある。
【0040】さらに感光体ドラム1を画像形成装置Aの
外部へ取り出した場合に感光体ドラム1を外光及び人が
触れること等から保護するため、ドラムシャッター18が
設けられている。
【0041】{プロセスカートリッジの画像形成装置へ
の着脱}次に前記プロセスカートリッジBを画像形成装
置Aへ着脱する装着手段の構成について、図5〜図8を
参照して説明する。
【0042】プロセスカートリッジBの一方側側面に
は、図5に示すように、感光体ドラム1へ駆動力を伝達
するために、感光体ドラム1の回転中心と同心のドラム
カップリング19が設けてあり、このドラムカップリング
19と軸方向に並列する円筒形の位置決めボス13aが設け
てある。更に、ギアカバー13の所定位置には回転決めダ
ボ11aを突出形成している。一方、プロセスカートリッ
ジBの他方側側面には、図6に示すように、前記ドラム
カップリング19と対向する位置に円筒部14bが設けてあ
り、前記位置決めボス13aの対向位置には位置決めボス
14aを、前記回転決めダボ11aの対向位置には回転決め
ダボ11bをそれぞれ設けている。
【0043】前記プロセスカートリッジBを装着する画
像形成装置Aは、図7に示すように、プロセスカートリ
ッジBを画像形成装置Aの内部へ導くための可動体50が
画像形成装置Aの中で移動可能な構成を有している。こ
の可動体50は、図8に示すように、第一ガイド面50aと
第二ガイド面50bとを有しており、引き出された可動体
50に対しプロセスカートリッジBは、第一ガイド面50a
に対してドラムカップリング19及び反対側のサイドカバ
ー14の円筒部14bが導かれ、且つ可動体50の第二ガイド
面50bに対してプロセスカートリッジBの回転決めダボ
11a,11bが導かれる。
【0044】そして、プロセスカートリッジBの位置決
めボス13a,14aが、図7に示すように、第一ガイド面
先端の仮受け部50fに入り、この仮受け部50fを中心に
プロセスカートリッジBが時計回りに揺動し、回転決め
ダボ11a,11bが図8に示す可動体50の回転決め部50e
に突き当たる。このとき、前記ダボ11a,11bが上方の
カートリッジ加圧部材54によって加圧されることによ
り、プロセスカートリッジBの可動体50への装着が完了
する。
【0045】尚、プロセスカートリッジBが装着される
と、該カートリッジBのROM用コネクタ23(図4参
照)が、可動体50に配置されている不図示のコネクタと
連結される。また、ドラムシャッタ18は図8に示す可動
体50のカム受け部50gにより途中まで開かれる。
【0046】更に、可動体50を画像形成装置Aの方向へ
移動し、プロセスカートリッジBの位置決めボス13aが
装置本体内のカートリッジ受け部材55(図1参照)に嵌
合し、可動体背面の押圧部51の引っ掛け部51bが装置本
体の側面に掛かり、背板51aに対して可動体50を加圧す
ることにより、可動体50の突き当て部50dがプロセスカ
ートリッジの円筒形状位置決めダボ12aに対して加圧位
置決めされ、プロセスカートリッジBの位置が装置本体
に対して決まり、図1に示すように、画像形成が可能な
状態となる。
【0047】尚、前記装着により、図7に示す装置本体
のドラム駆動カップリング52及び廃トナー搬送駆動カッ
プリング53スラスト方向に移動する。そして、前記ドラ
ム駆動カップリング52はプロセスカートリッジのドラム
カップリング19に連結して駆動可能な状態となる。ま
た、前記廃トナー搬送駆動カップリング53は可動体50の
切り欠き部50c(図8参照)を通り、クリーニング容器
11内へ廃トナーを送り込む送り羽根部材25へ駆動力を伝
達するための廃トナー搬送カップリング20(図5参照)
に連結して駆動可能な状態となる。
【0048】また、図7に示すプロセスカートリッジB
のレーザシャッタ開閉リブ11cが露光装置3のレーザシ
ャッタ3dを開く。また、感光体ドラム1をアースする
ためのドラムアース接点21(図4参照)、帯電装置2に
帯電バイアス電圧を印加するための一次バイアス接点22
(図3参照)が装置本体の不図示の高圧接点と電気的に
接続される。また、ドラムシャッタ18が装置本体の不図
示のシャッタ開閉リブにより完全に開かれる。
【0049】{画像形成動作}次に、上述構成の画像形
成装置の画像形成動作について、図1を参照して説明す
る。
【0050】中間転写ベルト5aの回転と同期して感光
体ドラム1を図1の矢印方向(反時計回り)に回転さ
せ、この感光体ドラム1表面を帯電装置2によって均一
に帯電するとともに、露光装置3によってイエロー画像
の光照射を行い、感光体ドラム1上にイエローの静電潜
像を形成する。この静電潜像形成と同時に現像装置4を
駆動してイエローの現像器4Yを現像位置に配置し、感
光体ドラム1上の静電潜像にイエロートナーが付着する
ように感光体ドラム1の帯電極性と同極性でほぼ同電位
の電圧を印加して静電潜像にイエローのトナーを付着さ
せて現像する。そして、一次転写ローラ(従動ローラ)
5dにトナーと逆極性の電圧を印加して感光体ドラム1
上のイエローのトナー像を中間転写ベルト5a上に一次
転写する。
【0051】上述のようにしてイエロートナー像の一次
転写が終了すると、次の現像器が回転移動し、感光体ド
ラム1に対向する現像位置に位置決めされ、イエローの
場合と同様にしてマゼンタ、シアン、そしてブラックの
各色について、静電潜像の形成、現像、一次転写を順次
に行い、中間転写ベルト5a上に4色のトナー像を重ね
合わせる。これらトナー像を、給搬送装置7から供給さ
れた記録媒体Sに一括して二次転写する。
【0052】そして二次転写後の記録媒体Sを定着装置
8に搬送して、ここで、トナー像の定着を行った後、図
示矢印方向に移動する排出ベルト9aと巻掛けたベルト
9aで駆動される排出ローラ9bによって画像形成装置
A外部の排紙トレイ10上に排出して画像形成を終了する
ものである。
【0053】{クリーニング装置}次に前記プロセスカ
ートリッジBにおけるクリーニング装置6について詳細
に説明する。
【0054】クリーニング装置6は、図2に示すよう
に、クリーニング部材としてのクリーニングブレード28
が感光体ドラム1に当接しており、このクリーニングブ
レード28が現像装置4によって感光体ドラム1に可視像
化されたトナーが中間転写ベルト5aに一次転写された
後の、感光体ドラム1上の残留トナーを除去する。そし
て、除去された廃トナーは可撓性のシート部材としての
スクイシート29でトナー収納部としてのクリーニング容
器11へ導かれ、送り羽根部材25によって容器内へ送り込
まれる。
【0055】尚、前記クリーニングブレード28やスクイ
シート29はクリーニング容器の開口部に取り付けられ、
ここに感光体ドラム1が当接して前記開口部を塞ぐよう
になっている。そして、開口部の長手方向端部から除去
トナーが漏れないように該部分をシールしている。以
下、クリーニング装置の各部材の取り付け構成について
具体的に説明する。
【0056】(クリーニングブレード構成)クリーニン
グブレード28は、図9に示すように、感光体ドラム1の
長手方向に平行して配置された板状であり、感光体ドラ
ム1の回転方向に対してカウンタ方向に先端を向けて圧
接されるゴムブレード28aとゴムブレード28aを接着、
溶着等で固定された支持板金28bを有する。
【0057】クリーニングブレード28の長手方向は帯電
装置2のローラ部材である導電性ゴム部とクリーニング
容器11の開口部11hよりやや長く、両端部はクリーニン
グ容器11の感光体ドラム側壁とオーバーラップしてい
る。そして、支持板金28bは断面L形に形成され、これ
が小ネジ(不図示)によってクリーニング容器11に固定
されている。
【0058】また、クリーニング容器11への取り付けに
おいては、自動調整組立によってクリーニングブレード
28の位置出しが行われる。クリーニングブレード28は、
図9の矢印y方向に加圧されながら支持板金28b両端の
L字曲げ根元部に設けられた切り欠き部28cを加圧して
矢印x方向の位置を調整し、クリーニングブレード28の
ゴムブレード28aの先端が所定の位置になったところ
で、小ネジでネジ止めされる。
【0059】{スクイシート構成}スクイシートは、図
9及び図10に示すように、弾性(可撓性)のあるシート
部材であり、感光体ドラム1の回転方向に対してクリー
ニング容器11の感光体ドラム側開口部11hをはさんでク
リーニングブレード28の上流側に配置されている。この
スクイシート29は転写後に感光体ドラム1上に残留した
トナーは通過させるが、感光体ドラム上から除去された
廃トナーが、クリーニング容器内11から感光体ドラム1
とスクイシート29の間から漏れ出さない程度に、感光体
ドラム1に軽く圧接している。
【0060】スクイシート29の貼り付け座面は、クリー
ニング容器11の感光体ドラム1側開口部11h下側のエッ
ジに両面テープで貼り付けられた薄板金70によって形成
されており、スクイシート29はその薄板金70に両面テー
プで貼り付けられる。
【0061】{開口部端部のシール構成}前記開口部11
hの長手方向は前述の如くクリーニングブレード28とス
クイシート29が感光体ドラムと当接しているために、ト
ナー漏れは生じない。しかし、開口部11hの長手方向両
端部においてはクリーニングブレード28等が感光体ドラ
ム1と当接していない部分があるために、そのままでは
トナー漏れが生じてしまう。そのため、該部分をシール
するものであるが、本実施形態では、図11及び図12に示
すように、クリーニング容器11の感光体ドラム1側開口
部11hの長手方向端部に第一シール部材として端部シー
ル部材71が設けてある。この端部シール部材71は、発泡
部材と起毛状の織布(パイル)部材を両面テープで貼り
合わせたシール部材である。
【0062】端部シール部材71は、図11に示すように、
クリーニングブレード28の短手方向先端部28dと長手方
向端部28eに合わせて切り欠きが設けられており、クリ
ーニングブレード28の長手方向外側と短手方向の感光体
ドラム1回転方向上流側を覆い、感光体ドラム1をクリ
ーニング容器11に取り付けた状態で、クリーニングブレ
ード28と隙間が生じない位置に、発泡部材側の面に貼っ
た両面テープを用いて貼り付けられる。
【0063】また、本実施形態では前記端部シール部材
71のシールを補助するために、図12に示すように、第二
シール部材として端部補助シール部材72が設けてある。
これはクリーニングブレード28とクリーニング容器11が
オーバーラップする位置のクリーニング容器側に両面テ
ープで貼り付けられた発泡部材である。
【0064】また、クリーニングブレード28のクリーニ
ングが精度よく確実に行われるよう前述したように、ク
リーニングブレード28をクリーニング容器11に取り付け
るとき、クリーニングブレード28を短手方向に動かして
微調整している。しかしながら、クリーニングブレード
28の組立に際して調整組立を行っていること、及び端部
シール部材71の貼り付け位置基準がクリーニングブレー
ド28先端であることから、端部シール部材71と、スクイ
シート29、クリーニング容器11の感光体ドラム側開口部
の下側エッジ11gとの間に、廃トナーが通り抜け得る間
隙80が生じる可能性がある。
【0065】そこで、本実施形態では第三シール部材と
して端部インサイドシール部材73を設けている。これ
は、図12に示すように、一面に両面テープ73bを貼り付
けた発泡部材73aであり、容器開口部11hの感光体ドラ
ム1の回転方向上流側の端部エッジにスクイシート29と
端部シール部材71の内側側面、すなわちスクイシート29
のトナー収納部側面と、端部シール部材71の開口部側面
に当接するように配置し、これを両面テープ73bによっ
て前記エッジに固定する。これにより、仮に端部シール
部材71の貼り付け位置によって間隙が発生しても、端部
インサイドシール部材73によってクリーニング容器の開
口部11hから廃トナーが漏れ出すことが確実に防止され
る。
【0066】{清掃シール部材}本実施形態にあって
は、図14に示すように、感光体ドラム1の両端を支持す
るクリーニング容器11の長手方向両端に、起毛状の清掃
シール部材74が取り付けられている。
【0067】この清掃シール部材74は、図14に示すよう
に、感光体ドラム1にトナーを供給する現像スリーブ4
bと感光体ドラム1との間隔を保持するために、現像ス
リーブ4bの長手方向両端に取り付けられ、感光体ドラ
ム1に当接する間隔保持部材81に対し、感光体ドラム1
の回転方向(矢印a方向)において異なる位置であっ
て、且つ感光体ドラム1の回転方向と交差する方向(矢
印b方向)においてオーバーラップするように配設され
ている。すなわち、清掃シール部材74は間隔保持部材81
が当接する感光体ドラム1の当接周面82(図14(a) の斜
線部分)に常に接触するように配設されている。
【0068】尚、本実施形態では前記清掃シール部材74
は、図14(b) に示すように、感光体ドラム1に当接する
側が起毛状部材74aであり、クリーニング容器11側がス
ポンジ等の弾性部材74bである二層構造となっている。
そして、弾性部材74bをクリーニング容器11に両面テー
プ74cによって貼り付け固定している。
【0069】上記のように清掃シール部材74を設けるこ
とにより、ジャンピング現像等においてトナーが間隔保
持部材81に付着し、これが感光体ドラム1の当接周面82
に付着したとしても、該トナーは感光体ドラム1の回転
するときに清掃シール部材74によって拭き取られる。こ
れにより、感光体ドラム1と現像スリーブ4bとの間隔
が常に適正に維持される。
【0070】ここで、前記清掃シール部材74の起毛の倒
れ方向は、感光体ドラム1の回転方向に対して垂直より
上流側に傾斜している。すなわち、感光体ドラム1の回
転方向に対して逆方向となるように構成されている。こ
のようにすると、感光体ドラム1の回転方向に対して起
毛が擬似的な壁となり、耐久が進んで拭き取ったトナー
が多量になっても、トナーは起毛内部で保持されて清掃
シール部材74の反対側(感光体ドラム1の回転方向下流
側)へ吹き出し難い構成となっている。
【0071】{トナー受け手段}また、本実施形態にあ
っては前記清掃シール部材74の下方(重力方向)にトナ
ー受け手段が設けられている。
【0072】前記清掃シール部材74が取り付けられてい
るクリーニング容器11は、図15及び図16に示すように、
清掃シール部材74の下方において感光体ドラム1方向へ
傾斜した下斜面部11iが一体的に形成されている。そし
て、前記下斜面部は傾斜した平面状のトナー受け面11i
1 と、該トナー受け面11i1 に対して角度をもったシー
ト取り付け面11i2 とを有している。
【0073】トナー受け手段は前記シート取り付け面11
i2 に対して、上方が解放するように安価なポリエチレ
ンテレフタレートからなるシート部材83の下端を両面テ
ープ83aによって固定して構成している。このため、下
斜面部11iとシート部材83とで上方が解放したV字状の
断面形状が形成され、ここにトナー受け部が形成され
る。
【0074】上記構成において、清掃シール部材74の起
毛は感光体ドラム1の回転方向に対して逆方向であるた
めに、感光体ドラム1の間隔保持部材81の領域に付着し
たトナーは、清掃シール部材74によって拭き取られる。
このとき、従来のジャンピング現像では磁性トナーを使
用していたため、ジャンピング現像によるトナー飛散量
は微少であった。このように拭き取ったトナーが微量で
あるときは拭き取られたトナーは起毛と起毛の間に格納
されて落下することはない。
【0075】しかし、非磁性トナーを使用してジャンピ
ング現像を行うと、磁性トナーの場合に比べてトナーの
飛散が多くなり、清掃シール部材74は感光体ドラム1に
付着したトナーt1 を積極的に掻き落とすようになる。
この掻き落とされたトナーt2 は、感光体ドラム1の回
転方向が、トナー受け手段の上方において、重力方向と
反対方向であるために、重力落下して下方に位置するシ
ート受け手段の開口部84を通過してトナー受け部に蓄え
られる。従って、トナーがトナー受け手段より下方へ落
下することはなく、形成画像を汚すことはない。
【0076】尚、前記シート部材83の感光体ドラム長手
方向長さは、図11に示すように、前記清掃シール部材74
の感光体ドラム長手方向長さよりも十分長く構成されて
いる。これにより、清掃シール部材74で掻き取り落下し
たトナーは確実にトナー受け部に格納される。
【0077】また、プロセスカートリッジBは、図17
(a) に示すように、後部に形成した把手85をもってぶら
下げ状態で画像形成装置Aに装着する。このぶら下げた
状態でも、図17(b) に示すように、トナー受け手段の開
口部84は上方を向いており、トナー受け部に格納したト
ナーtがこぼれない角度になるようにシート部材83がク
リーニング容器11に固定されている。
【0078】{他の実施形態}前述した実施形態では、
トナー受け手段のシート部材83の解放側先端が感光体ド
ラム1に当接しないようにしたが(図16参照)、長寿命
のプロセスカートリッジBを構成する場合には、図18に
示すように、シート部材83の解放側先端を感光体ドラム
1に当接させるように構成するとよい。
【0079】このようにすると、トナー受け部における
トナー格納量が増加し、長寿命のプロセスカートリッジ
Bであっても、トナーの落下を効果的に防止することが
できる。
【0080】前述した実施形態では感光体ドラム1と帯
電装置2とクリーニング装置6を有するプロセスカート
リッジBを例示したが、プロセスカートリッジの形態と
しては例えば感光体ドラムと、少なくともプロセス手段
の1つを備えたものである。従って、そのプロセスカー
トリッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外
にも、例えば感光体ドラムと帯電手段とを一体的にカー
トリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。感光体
ドラムと現像手段とを一体化的にカートリッジ化し、装
置本体に着脱可能にするもの。感光体ドラムとクリーニ
ング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に着
脱可能にするもの。更には感光体ドラムと、前記プロセ
ス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカート
リッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0081】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも一つと感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化
して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更
に少なくとも現像手段と感光体ドラムとを一体的にカー
トリッジ化して装置本体に着脱可能とするものをいう。
そして、このプロセスカートリッジは、使用者自身が装
置本体に着脱することができる。そこで、装置本体のメ
ンテナンスを使用者自身で行うことができる。
【0082】また、画像形成装置にあっても、前述した
実施形態にあってはフルカラープリンタを例示したが、
電子写真方式によって画像を形成する装置であれば、他
にも例えばモノクロプリンタに限らず、複写機やファク
シミリ装置等であってもよい。
【0083】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
感光体ドラムに当接する間隔保持部材に付着したトナー
が感光体ドラムに付着したとしても、該トナーは清掃シ
ール部材によって掻き取り除去される。また、前記掻き
取りの際にトナーが落下したとしても下方に位置するト
ナー受け手段で受け止めることができるので、装置内へ
のトナーの飛散を効果的に防止することができる。
【0084】また、前記トナー受け手段を上方が解放す
るようにシート部材をカートリッジ枠体に固定して構成
すれば、簡単に構成することができる。
【0085】また、前記シート部材の感光体ドラム長手
方向長さを、前記清掃シール部材の感光体ドラム長手方
向長さよりも長く構成すれば、清掃シール部材から落下
するトナーを確実に受けることができる。
【0086】また、前記感光体ドラムの回転方向を、前
記トナー受け手段の上方において、重力と反対方向にす
れば、清掃シール部材からこぼれたトナーを重力落下に
より確実受けることができる。
【0087】また、前記シート部材としてポリエチレン
テレフタレートシートを使用し、これを廃トナー収納部
等と一体成形したカートリッジ枠体の一部である下斜面
部に固定するようにすれば、トナー受け手段を安価に、
且つ簡単に構成することが可能となる。
【0088】従って、前記構成のプロセスカートリッジ
を装着して画像形成する装置にあっては、トナーが飛散
することなく、高品位の画像を得ることが可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の縦断面説明図である。
【図2】プロセスカートリッジの縦断面説明図である。
【図3】プロセスカートリッジの後右上から見る斜視説
明図である。
【図4】プロセスカートリッジを上下を逆にして左後か
ら見る斜視説明図である。
【図5】プロセスカートリッジの右側面説明図である。
【図6】プロセスカートリッジの左側面説明図である。
【図7】電子写真画像形成装置にプロセスカートリッジ
を着脱する状態の縦断面説明図である。
【図8】プロセスカートリッジの装着ガイドの説明図で
ある。
【図9】クリーニング容器へクリーニングブレードを取
り付ける説明図である。
【図10】クリーニング容器の開口部端部のシール構成
説明図である。
【図11】クリーニング容器の開口部端部のシール構成
を示す正面説明図である。
【図12】クリーニング容器の開口部端部のシール構成
を示す縦断面説明図である。
【図13】クリーニング容器の開口部端部シール部材と
開口部エッジ部分との隙間の説明図である。
【図14】清掃シール部材の取り付け状態を示すもので
あり、(a) は正面説明図であり、(b) は縦断面説明図で
ある。
【図15】清掃シール部材とトナー受け手段の構成説明
図である。
【図16】清掃シール部材で掻き落とされたトナーがト
ナー受け手段に格納される状態説明図である。
【図17】プロセスカートリッジを装置本体に装着する
ときの状態を示し、(a) はプロセスカートリッジをぶら
下げた状態説明図であり、(b) はぶら下げたときのトナ
ー受け手段の状態説明図である。
【図18】トナー受け手段のシート部材の解放側先端を
感光体ドラムに当接させた実施形態の説明図である。
【符号の説明】
A …画像形成装置 B …プロセスカートリッジ S …記録媒体 t1 ,t2 …トナー 1 …感光体ドラム 2 …帯電装置 3 …露光装置 3a …ポリゴンミラー 3b …結像レンズ 3c …反射ミラー 3d …レーザシャッタ 4 …現像装置 4a …塗布ローラ 4b …現像スリーブ 4c …トナー規制ブレード 4d …軸 4e …回転体 5 …転写装置 5a …中間転写ベルト 5b …駆動ローラ 5c …二次転写対向ローラ 5d …従動ローラ 5e …クリーニングユニット 5f …帯電ローラ 5g …押えローラ 5h …二次転写ローラ 6 …クリーニング装置 7 …給搬送装置 7a …給紙カセット 7b …搬送ローラ 7c …ガイド板 7d …レジストローラ 7e …ピックアップ部材 8 …定着装置 8a …駆動ローラ 8b …定着ローラ 9a …排出ベルト 9b …排出ローラ 10 …排紙トレイ 11 …クリーニング容器 11A …第一枠体 11B …第二枠体 11a,11b…回転決めダボ 11c …レーザシャッタ開閉リブ 11d …クリーニングブレード支持部 11e …ドラム支持部 11f …帯電ローラ支持部 11g …下側エッジ 11h …開口部 11i …下斜面部 11i1 …トナー受け面 11i2 …シート取り付け面 12 …後部容器 13 …ギアカバー 13a …位置決めボス 14 …サイドカバー 14a …位置決めボス 14b …円筒部 15 …帯電装置カバー 18 …ドラムシャッター 19 …ドラムカップリング 20 …廃トナー搬送カップリング 21 …ドラムアース接点 22 …一次バイアス接点 23 …ROM用コネクタ 25 …送り羽根部材 28 …クリーニングブレード 28a …ゴムブレード 28b …支持板金 28c …切り欠き部 28d …短手方向先端部 28e …長手方向端部 29 …スクイシート 50 …可動体 50a …第一ガイド面 50b …第二ガイド面 50c …切り欠き部 50d …突き当て部 50e …回転決め部 50f …仮受け部 50g …カム受け部 51 …押圧部 51a …背板 51b …引っ掛け部 52 …ドラム駆動カップリング 53 …廃トナー搬送駆動カップリング 54 …加圧部材 55 …カートリッジ受け部材 70 …薄板金 71 …端部シール部材 72 …端部補助シール部材 73 …端部インサイドシール部材 73a …発泡部材 73b …両面テープ 74 …清掃シール部材 74a …起毛状部材 74b …弾性部材 74c …両面テープ 80 …間隙 81 …間隔保持部材 82 …当接周面 83 …シート部材 83a …両面テープ 84 …開口部 85 …把手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 達也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H034 AA00 AA04 BA00 BF00 2H071 BA04 BA13 BA27 BA29 BA35 DA08 DA13 EA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能なトナー像担持体と、 前記トナー像担持体と該トナー像担持体にトナーを供給
    するためのトナー供給体の間隔を適正に維持するための
    間隔保持部材が前記トナー像担持体に当接するトナー像
    担持体部分に当接する起毛状の清掃シール部材と、 前記清掃シール部材の下方に配設されたトナー受け手段
    と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記トナー受け手段は、上方が解放する
    ようにシート部材をカートリッジ枠体に固定して構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】前記シート部材は、両面テープでカートリ
    ッジ枠体に固定されていることを特徴とする請求項2記
    載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記シート部材の材質はポリエチレンテ
    レフタレートであることを特徴とする請求項2記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記シート部材のトナー像担持体長手方
    向長さは、前記清掃シール部材のトナー像担持体長手方
    向長さよりも長いことを特徴とする請求項2記載のプロ
    セスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記清掃シール部材は、前記トナー像担
    持体の長手方向両側に当接するよう配置されていること
    を特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記トナー像担持体の回転方向は、前記
    トナー受け手段の上方において、重力方向と反対方向で
    あることを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  8. 【請求項8】 前記シート部材は、前記清掃シール部材
    の下方に形成されたカートリッジ枠体の一部である下斜
    面部に上方が解放するように固定されていることを特徴
    とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記カートリッジ枠体の一部である下斜
    面部は、トナー受け面と該トナー受け面に対して角度を
    もったシート取り付け面を有し、前記シート部材は前記
    シート取り付け面に固定されていることを特徴とする請
    求項8記載のプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記カートリッジ枠体は、前記トナー
    像担持体を支持するトナー像担持体支持部と、前記トナ
    ー像担持体に残留したトナーを除去するためのクリーニ
    ング部材のクリーニング部材支持部と、前記除去したト
    ナーを収納するトナー収納部と、前記下斜面部とを備
    え、これらが一体的に構成されていることを特徴とする
    請求項8記載のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    って、記録媒体に画像を記録する電子写真画像形成装置
    において、 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のプロセス
    カートリッジを着脱可能に装着するための装着手段と、 記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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