JP2000131991A - 定着装置,定着装置のクリーニング手段及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置,定着装置のクリーニング手段及び画像形成装置

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JP2000131991A
JP2000131991A JP10322800A JP32280098A JP2000131991A JP 2000131991 A JP2000131991 A JP 2000131991A JP 10322800 A JP10322800 A JP 10322800A JP 32280098 A JP32280098 A JP 32280098A JP 2000131991 A JP2000131991 A JP 2000131991A
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Masaru Shimura
大 紫村
Hiroshi Kataoka
洋 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング手段から当接する定着部材への
回収した現像剤の逆流を防止し、定着部材上の現像剤の
汚れをクリーニングする。 【解決手段】 定着ローラ(第一定着部材)25と圧接
する加圧ローラ(第二定着部材)27に当接し、加圧ロ
ーラ27に転移したトナー28bを回収するクリーニン
グローラ(クリーニング手段)34を設ける。クリーニ
ングローラ34の表面に樹脂を少なくとも一層以上コー
ティングした。表面積を増大させる表面処理した後に樹
脂コーティングを行う。接着層上に樹脂コーティングを
行う。現像剤の成分と相溶性を有する樹脂をコーティン
グする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、レーザービームプリンタ(以下、LBP)におけ
る画像形成装置に備えられる定着装置,その定着装置に
備えられたクリーニング手段及びその定着装置を備えた
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やレーザービームプリンタ
等の電子写真方式を採る画像形成装置の定着装置は、通
常、金属ローラや耐熱フィルムに離型性の高いPTF
E、PFA等の層を形成して構成される定着ローラをヒ
ータ等で加熱し、該定着ローラと加圧ローラとの間に紙
を挾んで加圧しながらこれを搬送し、紙上のトナー像を
加熱溶融してこれを固着させる構成となっている。
【0003】ところで、斯かる定着装置においては、紙
上のトナー像を全て紙に固着させるのが理想であるが、
温度要因や静電的な要因でごく一部のトナーが紙から定
着ローラへ転移してしまうのが普通である。そして、定
着ローラに転移したトナーは次の紙に付着するが、通
常、そのトナーは極めて少量であるために画像品位を損
なう程ではない。
【0004】又、加圧ローラに再転移するトナーもあ
る。通常は、定着ローラ表面の方が加圧ローラ表面より
も離型性が高いため、紙に付着しなかったトナーは、加
圧ローラ表面に再転移して堆積していく。或る程度溜っ
たトナーやそのトナーに積もった紙粉等は、温度環境に
よっては、紙の表面に大量に付着して紙を著しく汚れて
しまう。
【0005】そこで、上記の不具合の発生を防ぐために
従来から加圧ローラの表面に布状のものを押し当てた
り、布状のもの或いは金属ローラ等のクリーニング部材
を当接させることによって、それらのクリーニング部材
側にトナーや紙粉を付着させて加圧ローラ表面をクリー
ニングするようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定着装置においては、紙上よりオフセットしたクリーニ
ング部材として例えば布状のものを使用した場合、この
クリーニング部材にすぐに汚れが堆積してしまうため、
クリーニング部材を頻繁に交換するか或いはこれを巻き
取り式にして常にきれいな布が加圧ローラ表面に当たる
ようにしなければならない。又、クリーニング部材とし
てブラシローラ等を用いる場合には、全ての汚れをクリ
ーニングできるために直に汚れが堆積してしまい、この
ために加圧ローラ上の汚れを掻き落とす機構が必要とな
ってしまう。
【0007】一方、クリーニング手段として金属ローラ
等の部材を加圧ローラに当接させる方式(クリーニング
ローラ方式)の場合、小サイズ紙等を通紙したとき、非
通紙域は、定着ローラにより供給される熱が紙に奪われ
ることなく直接加圧ローラに供給されるため、加圧ロー
ラの非通紙域相当部位は、通紙域より昇温する。この昇
温により、熱の勾配をもった加圧ローラに当接するクリ
ーニングローラ上も通紙域に対して非通紙域相当部位が
昇温する。そのため、大サイズ紙を通紙し、均一にオフ
セットトナーを回収し、堆積させたクリーニングローラ
は、その後、小サイズ紙を通紙した場合、前述の非通紙
域昇温により非通紙域相当部位の回収トナーは再溶融
し、加圧ローラ、定着ローラへ逆流する場合がある。そ
の後、大サイズ紙を通紙した場合、加圧ローラ及び定着
ローラ上の逆流トナーが紙上に汚れを発生させる場合が
ある。
【0008】本発明は上記従来技術の課題を解決し、ク
リーニング手段から当接する定着部材への回収した現像
剤の逆流を防止し、定着部材上の現像剤の汚れをクリー
ニングすることができる定着装置,クリーニング手段及
びこのような定着装置を備えた画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、互いに圧接する第一定着部材及び第二定着
部材と、前記第一定着部材と第二定着部材の少なくとも
いずれか一方を加熱するための加熱手段と、を備え、前
記第一定着部材と第二定着部材によって形成されるニッ
プ部で未定着の現像剤像を担持した転写材を挟持するこ
とによって前記現像剤像を熱定着させる定着装置であっ
て、前記第一定着部材と第二定着部材の少なくともいず
れか一方に当接して該定着部材上に転移した現像剤を取
り除くクリーニング手段を設けた定着装置において、前
記クリーニング手段の前記定着部材との当接面に、樹脂
を少なくとも一層以上コーティングしたことを特徴とす
る。
【0010】このとき、第一定着部材と第二定着部材の
少なくともいずれか一方に当接するクリーニング手段上
に樹脂をコーティングすることにより、回収される現像
剤とと樹脂の相溶性が、クリーニング手段単体に現像剤
が付着した場合に比べて良い。そのため、小サイズ転写
材の通紙による非通紙域昇温が発生しても、コーティン
グした樹脂も柔らかくなり、回収された現像剤を包み込
みクリーニング手段上より剥がれづらくなる。そのた
め、クリーニング手段上の非通紙域相当部位の回収現像
剤は再溶融され、クリーニング手段から第一定着部材又
は第二定着部材上へ逆流されることがなくなり、クリー
ニング手段上の回収現像剤の逆流による転写材上の現像
剤による汚れを防止することが可能となる。
【0011】さらには、クリーニング手段単体より、コ
ーティングした成分と回収された現像剤の成分では、樹
脂同士であるため、相溶性が良くなり、オフセットした
現像剤の回収力は向上する。
【0012】また、前記クリーニング手段の前記定着部
材との当接面に、接着層を設け、その上に少なくとも一
層以上の樹脂をコーティングするようにしてもよい。
【0013】このようにすれば、樹脂のコーティング層
と被コーティング面との接触面積が増大し、樹脂コーテ
ィング層の脱落を防止することができる。
【0014】また、前記クリーニング手段の前記定着部
材との当接面に、表面積を増大させる表面処理を施した
後に、前記樹脂をコーティングするようにしてもよい。
【0015】このようにすれば、樹脂のコーティング層
と被コーティング面との接触面積が増大し、樹脂コーテ
ィング層の脱落を防止することができる。
【0016】また、前記表面処理として、前記クリーニ
ング手段の表面をあらすようにしてもよい。
【0017】また、前記表面処理として、前記クリーニ
ング手段の表面を多孔質状に形成するようにしてもよ
い。
【0018】また、前記クリーニング手段の表面に多孔
質状の被膜を形成するようにしてもよい。
【0019】また、前記コーティングされる樹脂は、2
〜50μmの膜厚を有することが好適である。
【0020】このようにすることで、回収した現像剤を
包み込み、回収された現像剤の脱落,逆流を防止するこ
とができる。
【0021】また、前記コーティングされる樹脂は、ポ
リスチレン系樹脂であることが好適である。
【0022】また、前記コーティングされる樹脂は、ス
チレン−アクリル系樹脂であることが好適である。
【0023】また、前記コーティングされる樹脂は、前
記現像剤との間で相溶性を有する樹脂であることが好適
である。
【0024】このようにすれば、クリーニング手段に回
収、蓄積された現像剤は、コーティングされた樹脂と相
溶する。そのため、小サイズの転写材を通紙した場合の
非通紙部昇温が起こり非通紙域の回収現像剤が再溶融し
てもクリーニング手段上から当接する定着部材に転移し
ていくことがなくなる。
【0025】本発明は、互いに圧接してニップ部を形成
する第一定着部材及び第二定着部材と、前記第一定着部
材と第二定着部材の少なくともいずれか一方を加熱する
ための加熱手段と、を備え、前記ニップ部で未定着の現
像剤像を担持した転写材を挟持することによって前記現
像剤像を熱定着させる定着装置に設けられ、前記第一定
着部材と第二定着部材の少なくともいずれか一方に当接
して該定着部材上に転移した現像剤を取り除く定着装置
のクリーニング手段において、前記定着部材との当接面
に、樹脂を少なくとも一層以上コーティングしたことを
特徴とする。
【0026】このとき、第一定着部材と第二定着部材の
少なくともいずれか一方に当接するクリーニング手段上
に樹脂をコーティングすることにより、回収される現像
剤とと樹脂の相溶性が、クリーニング手段単体に現像剤
が付着した場合に比べて良い。そのため、小サイズ転写
材の通紙による非通紙域昇温が発生しても、コーティン
グした樹脂も柔らかくなり、回収された現像剤を包み込
みクリーニング手段上より剥がれづらくなる。そのた
め、クリーニング手段上の非通紙域相当部位の回収現像
剤は再溶融され、クリーニング手段から第一定着部材又
は第二定着部材上へ逆流されることがなくなり、クリー
ニング手段上の回収現像剤の逆流による転写材上の現像
剤による汚れを防止することが可能となる。
【0027】さらには、クリーニング手段単体より、コ
ーティングした成分と回収された現像剤の成分では、樹
脂同士であるため、相溶性が良くなり、オフセットした
現像剤の回収力は向上する。
【0028】また、前記定着部材との当接面に、接着層
を設け、その上に少なくとも一層以上の樹脂をコーティ
ングするようにしてもよい。
【0029】このようにすれば、樹脂のコーティング層
と被コーティング面との接触面積が増大し、樹脂コーテ
ィング層の脱落を防止することができる。
【0030】また、前記定着部材との当接面に、表面積
を増大させる表面処理を施した後に、前記樹脂をコーテ
ィングするようにしてもよい。
【0031】このようにすれば、樹脂のコーティング層
と被コーティング面との接触面積が増大し、樹脂コーテ
ィング層の脱落を防止することができる。
【0032】また、前記表面処理として、前記クリーニ
ング手段の表面をあらすようにしてもよい。
【0033】また、前記表面処理として、前記クリーニ
ング手段の表面を多孔質状に形成するようにしてもよ
い。
【0034】また、前記クリーニング手段の表面に多孔
質状の被膜を形成するようにしてもよい。
【0035】また、前記コーティングされる樹脂は、2
〜50μmの膜厚を有することが好適である。
【0036】このようにすることで、回収した現像剤を
包み込み、回収された現像剤の脱落,逆流を防止するこ
とができる。
【0037】また、前記コーティングされる樹脂は、ポ
リスチレン系樹脂であることが好適である。
【0038】また、前記コーティングされる樹脂は、ス
チレン−アクリル系樹脂であることが好適である。
【0039】また、前記コーティングされる樹脂は、前
記現像剤との間で相溶性を有する樹脂であることが好適
である。
【0040】このようにすれば、クリーニング手段に回
収、蓄積された現像剤は、コーティングされた樹脂と相
溶する。そのため、小サイズの転写材を通紙した場合の
非通紙部昇温が起こり非通紙域の回収現像剤が再溶融し
てもクリーニング手段上から当接する定着部材に転移し
ていくことがなくなる。
【0041】また、像担持体上に担持された現像剤像を
転写材上に転写する画像形成手段と、前記転写材上に転
写された未定着の現像剤像を定着させる定着手段と、を
備えた画像形成装置において、前記定着手段として本発
明に係る定着装置を備えるようにしてもよい。
【0042】このようにすれば、小サイズ転写材の通紙
による非通紙域昇温が発生しても、コーティングした樹
脂も柔らかくなり、回収された現像剤を包み込みクリー
ニング手段上より剥がれづらくなる。そのため、クリー
ニング手段上の非通紙域相当部位の回収現像剤は再溶融
され、クリーニング手段から第一定着部材又は第二定着
部材上へ逆流されることがなくなり、クリーニング手段
上の回収現像剤の逆流による転写材上の現像剤による汚
れを防止し、高品位の画像形成が可能となる。
【0043】さらには、クリーニング手段単体より、コ
ーティングした成分と回収された現像剤の成分では、樹
脂同士であるため、相溶性が良くなり、オフセットした
現像剤の回収力は向上するので、転写材上の現像剤によ
る汚れを防止し、一層高品位の画像形成が可能となる。
【0044】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1に本発明
を実施したレーザビームプリンタ(以下、LBPと呼
ぶ。)の画像形成装置の概略構成を示す。
【0045】図1において、画像形成装置は被帯電体た
る像担持体として導電性支持体11a上に感光層11b
を形成した感光ドラム11、直流電圧を重畳した交流電
圧を印加する帯電電源18に接続された帯電装置である
帯電ローラ12、露光光13、現像電源19に接続され
た現像装置14、転写電源20に接続された転写部材た
る転写ローラ15、除電針24、クリーナー16、紙搬
送ガイド21,22、定着装置17を主要素として構成
されている。本実施形態では、感光ドラム11,帯電ロ
ーラ12,現像装置14,転写ローラ15,除電針24
及びクリーナー16によって画像形成手段が構成されて
いる。
【0046】以上のように構成された画像形成装置にお
いて感光ドラム11は一定方向に回転し、帯電ローラ1
2は感光ドラム11に圧接従動しながら感光ドラム11
の表面を均一帯電し、その後、露光光13により露光さ
れ、感光ドラム11上に静電潜像が形成される。静電潜
像は、現像装置14により現像剤粉体であるトナーの像
として顕像化され、そのトナー像は搬送ガイド21によ
り感光ドラム11と転写ローラ15の間に搬送された転
写材23上に転写される。その後、転写材23はバイア
ス印加された除電針24により感光ドラム11より分離
され、搬送ガイド22上を移動し、定着装置17に導入
され、転写材23は定着装置17で加圧加熱されること
で永久画像となる。一方、感光ドラム11上に残った廃
トナーはクリーナー16により回収される。
【0047】ここで用いた画像形成装置の定着装置17
の構成の一例の詳細を以下に述べる。定着装置17は、
図2に示すような構成をとっている。紙などの転写材
は、第一定着部材としての定着ローラ25に搬送され、
定着ローラ25は、アルミニウム、鉄などの芯金25a
上にPFA、PTFE等のフッ素樹脂からなる離型層2
5bを設け、内部には加熱手段としてヒータ26を有し
ている。一方、第二定着部材としての加圧ローラ27は
不図示の加圧手段により定着ローラ25に押圧され定着
ニップNを形成している。加圧ローラ27はアルミニウ
ム、鉄などの芯金27a上に、耐熱性を有するシリコン
ゴムなどからなる弾性層27b、PFA、PTFEなど
のフッ素樹脂よりなる離型層27cから形成されてい
る。
【0048】また、トナー像28を担持した転写材22
は、入口ガイド29によって、温度検知素子31により
温度調整された定着ローラ25と加圧ローラ27の間の
ニップ部に導かれ、加熱かつ加圧されることで定着さ
れ、トナー像28を固着した転写材23は、定着ローラ
分離爪30により定着ローラ25から分離され、装置外
へ排出される。この入口ガイド29はPBT等の抵抗制
御材(10E8から10E10Ω)で作るか、もしくは
ステンレス等の金属でガイド面を構成し、定着フレーム
との接点に前記抵抗制御材を用いることが一般的であ
る。これは、絶縁物等で入口ガイド形成すると、転写材
23との摺擦によりガイド面が帯電し、トナーの飛び散
り等の弊害が生じるためである。また、転写材23がニ
ップ部を通過するときにシワが発生しないように、前記
定着ローラ25及び加圧ローラ27の長手方向に適正な
逆クラウン形状を付けるとともに、入口ガイド29によ
り定着ニップNへの侵入位置を適正化することが一般的
に行われている。
【0049】また、図3に示すように転写材23により
静電的にオフセットしたトナー像28の一部のトナー2
8aは、定着ローラ25に付着し、加圧ローラ25に転
移した後(トナー28b)、加圧ローラ25に当接され
るクリーニング手段としてのクリーニングローラ34に
より加圧ローラ25上から回収され、蓄積される(トナ
ー28c)。本実施形態では、マイナス極性のトナー像
28の定着ローラ25へのオフセットを低減させるた
め、定着ローラ25にマイナスバイアス32を印加し、
加圧ローラ27をダイオード33によりセルフバイアス
を印加して定着ローラ25表面と加圧ローラ芯金27a
間に電位差を作り、その電界を利用している。
【0050】本実施形態のクリーニングローラ34は、
芯金34aがアルミニウム、鉄、銅等の金属であり、表
層34bに樹脂をコーティングしている。表層34bに
用いられる樹脂は、スチレン−アクリル系樹脂、ポリス
チレン樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン−ブタジエ
ン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリイミド、ポリカーボネ
イト、ポリアミドなどであり、特にはトナーの成分に含
まれる樹脂、またはそれに類似した成分の樹脂が望まし
い。また、表層34bは、前述の樹脂をトルエン、キシ
レン等の溶媒に所定の粘度で溶かし、ディッピング、ス
プレーコートなどで芯金34a上に形成したのち、乾燥
させている。このとき、コーティングされる樹脂の膜厚
は、2〜50μmとするが、10〜40μmとすること
が望ましい。10μm以上とすることで、トナーの平均
粒径より樹脂層の膜厚が大きくなり、トナーを包み込む
効果をより発揮することができる。また、40μm以下
とすることで、膜厚の均一性を容易に達成することがで
きる。
【0051】図3に示すように、表面の離型性の違いに
より加圧ローラ27表面に付着したトナー28bはクリ
ーニングローラ34に回収され蓄積される。クリーニン
グローラ34は、加圧ローラ37の熱により約70〜1
00℃前後の温度になる。このとき、クリーニングロー
ラ34表面にコートした表層34bも有る程度軟化し、
トナーを回収する。加圧ローラ27上より回収したトナ
ー28cは、クリーニングローラ34の表層34bは相
溶し、包み込む。そのため、小サイズ紙等を通紙した場
合に生じる非通紙部の昇温が起こり、クリーニングロー
ラ34の非通紙域相当部位の回収トナーが再溶融されて
も、クリーニングローラ34の表層34b上に相溶して
いるトナー28cは、クリーニングローラ34から剥が
れることなく、加圧ローラ27、定着ローラ25上へ逆
流することがなくなる。そのため、小サイズ紙通紙後の
大サイズ紙を通紙した場合でも、クリーニングローラ上
の回収トナーの逆流による紙上の汚れトナーを防止でき
ることが可能となる。
【0052】これにより、クリーニングローラ34,3
5から加圧ローラ27、定着ローラ25への回収トナー
の逆流を防止し、加圧ローラ27上のトナー汚れをクリ
ーニングすることができる定着装置クリーニング部材を
提供することが達成できる。
【0053】本実施形態ではクリーニングローラは加圧
ローラに当接しているが、定着ローラに当接し、定着ロ
ーラ上に転移したトナーを回収するようにしてもよい。
以下の各実施形態でも同様である。
【0054】(第2の実施形態)本実施形態では、第一
の実施形態同様のレーザービームプリンタを用いた。た
だし、プロセススピードを約110mm/secとして
いる。
【0055】定着器の構成は、第1の実施形態と同様で
あり、クリーニングローラ34は、芯金34aがφ10
の無垢のAlローラで、表層34bは、スチレン−アク
リル系樹脂で構成されている。また、表層34bの厚み
は、10μm程度である。
【0056】このとき、クリーニングローラ34に回
収、蓄積されたトナー28cは、表層34bのスチレン
アクリル樹脂と相溶する。そのため、小サイズ紙を通紙
した場合の非通紙部昇温が起こって、非通紙域の回収ト
ナーが再溶融してもクリーニングローラ34上から加圧
ローラ27に転移していくことがなくなる。
【0057】本発明にかかる定着装置を用いることによ
り、クリーニングローラから加圧、定着ローラへの回収
トナーの逆流を防止し、加圧ローラ上のトナー汚れをク
リーニングすることができる定着装置のクリーニングロ
ーラを提供することが達成できる。
【0058】(第3の実施形態)本実施形態では、第一
の実施形態同様のレーザービームプリンタを用いた。た
だし、プロセススピードを約150mm/secとして
いる。
【0059】定着器の構成は、第1の実施形態と同様で
あり、クリーニングローラ34は、芯金34aがφ10
の無垢の鉄ローラで、表層34bは、ポリスチレン系樹
脂で構成されている。また、表層34bの厚みは、15
μm程度で、軟化点は140℃程度である。
【0060】このとき、クリーニングローラ34に回
収、蓄積されたトナー28cは、表層34bのポリスチ
レン樹脂と相溶する。そのため、小サイズ紙を通紙した
場合の非通紙部昇温が起こって、非通紙域の回収トナー
が再溶融してもクリーニングローラ34上の表層34b
の軟化し、トナー28cを包み込むため加圧ローラ27
に転移していくことがなくなる。
【0061】本発明にかかる定着装置を用いることによ
り、クリーニングローラから加圧、定着ローラへの回収
トナーの逆流を防止し、加圧ローラ上のトナー汚れをク
リーニングすることができる定着装置のクリーニングロ
ーラを提供することが達成できる。
【0062】(第4の実施形態)本実施形態では、第一
の実施形態同様のレーザービームプリンタを用いた。た
だし、プロセススピードを約150mm/secとして
いる。
【0063】定着器の構成は、第1の実施形態と同様で
あり、クリーニングローラ34は、図4に示すように芯
金34aがφ10の無垢のAlローラで、表層をブラス
トし、10点平均粗さRzで15μm程度とし、表面積
を増やしている。表層34bは、ポリスチレン系樹脂で
構成されており、表層34bの厚みは、30μm程度
で、軟化点は150℃程度である。
【0064】このとき、クリーニングローラ34に回
収、蓄積されたトナー28cは、表層34bのポリスチ
レン樹脂と相溶する。そのため、小サイズ紙を通紙した
場合の非通紙部昇温が起こって、非通紙域の回収トナー
が再溶融してもクリーニングローラ34上の表層34b
の軟化し、トナー28cを包み込むため加圧ローラ27
に転移していくことがなくなる。また、芯金34aの表
面積を増やすことで、表層34bと芯金34bの接触面
積が増大し、芯金34aからの表層34bの脱落を防止
できる。
【0065】本発明にかかる定着装置を用いることによ
り、クリーニングローラから加圧、定着ローラへの回収
トナーの逆流を防止し、加圧ローラ上のトナー汚れをク
リーニングすることができる定着装置のクリーニングロ
ーラを提供することが達成できる。
【0066】(第5の実施形態)本実施形態では、第一
の実施形態同様のレーザービームプリンタを用いた。た
だし、プロセススピードを約150mm/secとして
いる。
【0067】定着器の構成は、第1の実施形態と同様で
あり、クリーニングローラ34は、図5に示すように芯
金34aがφ10の無垢のAlローラで、表面をアルマ
イト処理し、多孔質状の被膜を形成し、表面積を増やし
ている。表層34bは、スチレン−アクリル系樹脂で構
成されており、表層34bの厚みは、20μm程度で、
軟化点は145℃程度である。
【0068】このとき、クリーニングローラ34に回
収、蓄積されたトナー28cは、表層34bのスチレン
−アクリル系樹脂と相溶する。そのため、小サイズ紙を
通紙した場合の非通紙部昇温が起こって、非通紙域の回
収トナーが再溶融してもクリーニングローラ34上の表
層34bの軟化し、トナー28cを包み込むため加圧ロ
ーラ27に転移していくことがなくなる。また、芯金3
4aの表面積を増やすことで、表層34bと芯金34b
の接触面積が増大し、芯金34aからの表層34bの脱
落を防止できる。
【0069】本発明にかかる定着装置を用いることによ
り、クリーニングローラから加圧、定着ローラへの回収
トナーの逆流を防止し、加圧ローラ上のトナー汚れをク
リーニングすることができる定着装置のクリーニングロ
ーラを提供することが達成できる。
【0070】(第6の実施形態)本実施形態では、第一
の実施形態同様のレーザービームプリンタを用いた。た
だし、プロセススピードを約150mm/secとして
いる。
【0071】定着器の構成は、第1の実施形態と同様で
あり、クリーニングローラ34は、図6に示すように芯
金34aがφ12の無垢のAlローラで、表層34b
は、2層構成である。接着層34cはポリアミド樹脂よ
り構成され、膜厚は2μm程度である。また、樹脂層3
4dは、スチレン−アクリル系樹脂で構成されており、
表層34bの厚みは、40μm程度で、軟化点は145
℃程度である。
【0072】このとき、クリーニングローラ34に回
収、蓄積されたトナー28cは、表層34bのスチレン
−アクリル系樹脂と相溶する。そのため、小サイズ紙を
通紙した場合の非通紙部昇温が起こって、非通紙域の回
収トナーが再溶融してもクリーニングローラ34上の表
層34bの軟化し、トナー28cを包み込むため加圧ロ
ーラ27に転移していくことがなくなる。また、芯金3
4aに接着層34cを設けその上に、樹脂層34dをコ
ートすることで芯金34aからの表層34bの脱落を防
止できる。
【0073】本発明にかかる定着装置を用いることによ
り、クリーニングローラから加圧、定着ローラへの回収
トナーの逆流を防止し、加圧ローラ上のトナー汚れをク
リーニングすることができる定着装置のクリーニングロ
ーラを提供することが達成できる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クリーニング手段は、当接する定着部材の熱により、ク
リーニング手段表面にコートした樹脂層も有る程度粘度
を持つため、回収した現像剤は樹脂層と相溶し、包み込
まれる。そのため、小サイズの転写材等を通した場合に
生じる非通紙部の昇温が起こった場合でも、クリーニン
グ手段の非通紙域相当部位の回収現像剤が再溶融されて
も、表層上に相溶している現像剤は、クリーニング手段
から剥がれることなく、第一定着部材又は第二定着部材
上へ逆流されることがなくなる。そのため、小サイズ転
写材通紙後の大サイズ転写材を通紙した場合でも、クリ
ーニング手段上の回収現像剤の逆流による転写材上の現
像剤による汚れを防止することが可能となる。
【0075】これにより、クリーニング手段から第一定
着部材、第二定着部材への回収された現像剤の逆流を防
止し、定着部材上の現像剤汚れをクリーニングすること
ができる定着装置,クリーニング手段及びこのような定
着装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に用いたLBPの概略図である。
【図2】図2は第1の実施形態で用いた定着装置であ
る。
【図3】図3は第1の実施形態を説明する図である。
【図4】図4は第4の実施形態を説明する図である。
【図5】図5は第5の実施形態を説明する図である。
【図6】図6は第6の実施形態を説明する図である。
【符号の説明】
17 定着装置 23 転写材 25 定着ローラ 27 加圧ローラ 28 トナー像 34 クリーニングローラ 34a 芯金 34b 表層 34c 接着層 38 ソレノイド

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接する第一定着部材及び第二定
    着部材と、 前記第一定着部材と第二定着部材の少なくともいずれか
    一方を加熱するための加熱手段と、 を備え、 前記第一定着部材と第二定着部材によって形成されるニ
    ップ部で未定着の現像剤像を担持した転写材を挟持する
    ことによって前記現像剤像を熱定着させる定着装置であ
    って、 前記第一定着部材と第二定着部材の少なくともいずれか
    一方に当接して該定着部材上に転移した現像剤を取り除
    くクリーニング手段を設けた定着装置において、 前記クリーニング手段の前記定着部材との当接面に、樹
    脂を少なくとも一層以上コーティングしたことを特徴と
    する定着装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング手段の前記定着部材と
    の当接面に、接着層を設け、その上に少なくとも一層以
    上の樹脂をコーティングしたことを特徴とする請求項1
    記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング手段の前記定着部材と
    の当接面に、表面積を増大させる表面処理を施した後
    に、前記樹脂をコーティングしたことを特徴とする請求
    項1記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記表面処理として、前記クリーニング
    手段の表面をあらしたことを特徴とする請求項3記載の
    定着装置。
  5. 【請求項5】 前記表面処理として、前記クリーニング
    手段の表面を多孔質状に形成したことを特徴とする請求
    項3記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記クリーニング手段の表面に多孔質状
    の被膜を形成したことを特徴とする請求項5記載の定着
    装置。
  7. 【請求項7】 前記コーティングされる樹脂は、2〜5
    0μmの膜厚を有することを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれかに記載の定着装置。
  8. 【請求項8】 前記コーティングされる樹脂は、ポリス
    チレン系樹脂であることを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれかに記載の定着装置。
  9. 【請求項9】 前記コーティングされる樹脂は、スチレ
    ン−アクリル系樹脂であることを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれかに記載の定着装置。
  10. 【請求項10】 前記コーティングされる樹脂は、前記
    現像剤の成分との間で相溶性を有することを特徴とする
    請求項1乃至7のいずれかに記載の定着装置。
  11. 【請求項11】 互いに圧接してニップ部を形成する第
    一定着部材及び第二定着部材と、 前記第一定着部材と第二定着部材の少なくともいずれか
    一方を加熱するための加熱手段と、を備え、 前記ニップ部で未定着の現像剤像を担持した転写材を挟
    持することによって前記現像剤像を熱定着させる定着装
    置に設けられ、 前記第一定着部材と第二定着部材の少なくともいずれか
    一方に当接して該定着部材上に転移した現像剤を取り除
    く定着装置のクリーニング手段において、 前記定着部材との当接面に、樹脂を少なくとも一層以上
    コーティングしたことを特徴とする定着装置のクリーニ
    ング手段。
  12. 【請求項12】 前記定着部材との当接面に、接着層を
    設け、その上に少なくとも一層以上の樹脂をコーティン
    グしたことを特徴とする請求項11記載の定着装置のク
    リーニング手段。
  13. 【請求項13】 前記定着部材との当接面に、表面積を
    増大させる表面処理を施した後に、前記樹脂をコーティ
    ングしたことを特徴とする請求項11記載の定着装置の
    クリーニング手段。
  14. 【請求項14】 前記表面処理として、前記クリーニン
    グ手段の表面をあらしたことを特徴とする請求項13記
    載の定着装置のクリーニング手段。
  15. 【請求項15】 前記表面処理として、前記クリーニン
    グ手段の表面を多孔質状に形成したことを特徴とする請
    求項13記載の定着装置のクリーニング手段。
  16. 【請求項16】 前記クリーニング手段の表面に多孔質
    状の被膜を形成したことを特徴とする請求項15記載の
    定着装置のクリーニング手段。
  17. 【請求項17】 前記コーティングされる樹脂は、2〜
    50μmの膜厚を有することを特徴とする請求項11乃
    至16のいずれかに記載の定着装置のクリーニング手
    段。
  18. 【請求項18】 前記コーティングされる樹脂は、ポリ
    スチレン系樹脂であることを特徴とする請求項11乃至
    17のいずれかに記載の定着装置のクリーニング手段。
  19. 【請求項19】 前記コーティングされる樹脂は、スチ
    レン−アクリル系樹脂であることを特徴とする請求項1
    1乃至17のいずれかに記載の定着装置のクリーニング
    手段。
  20. 【請求項20】 前記コーティングされる樹脂は、前記
    現像剤の成分との間で相溶性を有することを特徴とする
    請求項11乃至17のいずれかに記載の定着装置のクリ
    ーニング手段。
  21. 【請求項21】 像担持体上に担持された現像剤像を転
    写材上に転写する画像形成手段と、 前記転写材上に転写された未定着の現像剤像を定着させ
    る定着手段と、を備えた画像形成装置において、 前記定着手段として請求項1乃至10のいずれかに記載
    の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266746A (ja) * 2004-02-16 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置及びこれらに用いられるトナー
US7702271B2 (en) 2004-02-16 2010-04-20 Ricoh Company Limited Fixing device, and image forming apparatus using the fixing device

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