JP2000131814A - カラ―写真画像形成方法 - Google Patents

カラ―写真画像形成方法

Info

Publication number
JP2000131814A
JP2000131814A JP11298312A JP29831299A JP2000131814A JP 2000131814 A JP2000131814 A JP 2000131814A JP 11298312 A JP11298312 A JP 11298312A JP 29831299 A JP29831299 A JP 29831299A JP 2000131814 A JP2000131814 A JP 2000131814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
silver halide
photographic
sensitive
color developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11298312A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter J Twist
ジェイ.ツイスト ピーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JP2000131814A publication Critical patent/JP2000131814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/407Development processes or agents therefor
    • G03C7/413Developers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C2200/00Details
    • G03C2200/20Colour paper
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C2200/00Details
    • G03C2200/52Rapid processing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
    • G03C5/29Development processes or agents therefor
    • G03C5/30Developers
    • G03C5/3028Heterocyclic compounds
    • G03C5/3035Heterocyclic compounds containing a diazole ring

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速発色現像において、ハロゲン化銀カラー
写真ペーパーのねらった色バランスを提供する。 【解決手段】 像様露光したハロゲン化銀カラー写真ペ
ーパーを、発色現像主薬及び少なくとも0.2ミリモル
/Lの量の3−ピラゾリドン電子移動剤を含む発色現像
組成物と、最大25秒間接触させることを含んでなるカ
ラー写真画像を形成する方法であって、前記写真ペーパ
ーが、支持体上に順に、青感性ハロゲン化銀写真乳剤
層、緑感性ハロゲン化銀写真乳剤層、及び赤感性ハロゲ
ン化銀写真乳剤層を有する支持体を含んでなり、3層の
全てのハロゲン化銀乳剤層間に、所望の色バランスが維
持されるカラー写真画像を形成する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色記録間の色バラ
ンスを損なうことなしに、迅速様式でカラー写真ペーパ
ーを処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】写真の技術分野では、多色、多層写真要
素が知られている。一般的に、そのような材料は、単一
の支持体の一方の面に1層以上のハロゲン化銀乳剤層を
有する、選択的に増感された3種類の色記録を有してい
る。各色記録は画像に特定の色を形成するために有用な
部分を有している。典型的に、これらの材料は処理の際
に増感層中の色生成カプラー又は色素を利用する。
【0003】市販されている重要なタイプのカラー写真
要素はカラープリントとして知られている写真要素であ
る。これらの要素を用いて、カメラユーザーによって写
真用カラーネガフィルムに捕捉された画像を表示する。
写真業界では、カラーネガフィルムを処理してからカラ
ープリントを受け取るまでの時間をより短くするよう
に、さらに迅速にカラープリント画像を提供する問題が
従来からある。
【0004】カラーペーパー処理では、支持体上の感光
性色記録の伝統的な順序は、支持体に最も近くに青感性
ハロゲン化銀乳剤層、その次に緑感性ハロゲン化銀乳剤
層、そして最上部の感光性層として赤感性ハロゲン化銀
乳剤層の順である。青感性乳剤層が、目的のセンシトメ
トリーを達成するのに最も遅いことがわかっている。な
ぜなら、一般的に、青感性層が処理薬剤を受け取る最後
の層だからである。大部分のカラーペーパーは、この点
を考慮して、標準的な処理条件及び処理時間を用いて色
記録間の所望の色バランスを与えるように、種々の層が
設計されている。
【0005】ピラゾリドン化合物が、黒白現像主薬とし
て一般的に用いられている。また、これらの化合物は、
種々の目的、米国特許第4,266,002 号及び米国特許第4,
465,762 号明細書に記載されているような現像活性のた
めに、カラー写真材料中に電子移動剤として組み込まれ
ている。さらに、欧州特許出願公開公報第0561860 号B
1には、センシトメトリー特性のバラツキを減らすため
に、カラー写真材料又はカラー現像液にピラゾリドンを
使用することが記載されている。この文献では、処理は
標準的な時間と温度で行われる。例えば、発色現像は1
〜8分であった。米国特許第4,155,763 号明細書では、
迅速であると言われる発色現像を含む種々の目的のため
に、3−ピラゾリドン誘導体をカラー現像液に導入する
ことが記載されている。しかしながら、60秒という比
較的遅い発色現像法が示されているにすぎない。
【0006】しかし、上述したように、処理時間の短
縮、特に発色現像時間を短縮する要望がある。短い時
間、例えば25秒未満で従来のカラーペーパーを発色現
像すると、通常、赤感性色記録は現像オーバーとなり、
青感性色記録は現像不足となる。目的のセンシトメトリ
ーに向けて、赤感性色記録の活性を小さくするために従
来の発色現像試薬を再調合すると、青感性色記録がより
低い方に移動し、目的の色記録からさらに遠くなるだけ
である。目的のセンシトメトリーに向けて、青感性色記
録の活性を高めるために従来の発色現像試薬を再調合す
ると、赤感性色記録がより高い方に移動し、目的の色記
録からさらに遠くなるだけである。このように、従来の
発色現像試薬を再調合すると、この問題を解決する結果
とはならず、短時間の発色現像では、カラーペーパーは
容認できない色バランスのプリントを提供する。さら
に、特にカラーペーパーは数社の製造業者から入手でき
るので、この業界で出会うカラーペーパーを変えること
は現実的でない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、発色現像のた
めの時間にかかわらず、カラーペーパーを再設計しない
で、又は発色現像組成物に悪影響を与えないで、ハロゲ
ン化銀カラー写真ペーパーの目標とするの色バランスを
提供する要望がある。特に、迅速発色現像において、目
的の色バランスを達成することが望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】写真技術の進歩のため
に、像様露光したハロゲン化銀カラー写真ペーパーを、
発色現像主薬及び少なくとも0.2ミリモル/Lの量の
3−ピラゾリドン電子移動剤を含む発色現像組成物と、
最大25秒間接触させることを含んでなるカラー写真画
像を形成する方法であって、前記写真ペーパーが、支持
体上に順に、青感性ハロゲン化銀写真乳剤層、緑感性ハ
ロゲン化銀写真乳剤層、及び赤感性ハロゲン化銀写真乳
剤層を有する支持体を含んでなり、3層の全てのハロゲ
ン化銀乳剤層間に、所望の色バランスが維持されるカラ
ー写真画像を形成する方法を提供する。
【0009】発色現像組成物に3−ピラゾリドン化合物
を導入することによって、発色現像を25秒以内で実施
しても、所望の色バランスとセンシトメトリー特性が得
られたことは予想外であった。青感性乳剤層(即ち、色
記録)は好適に現像され、且つ最上部の赤感性乳剤層
(即ち、色記録)は現像過多ではない。3−ピラゾリド
ン化合物は現像促進剤として知られており、感光性色記
録の全てにおいて発色現像が促進されていると予想され
たので、このことは驚きであった。さらに、青感性色記
録では発色現像が促進されるが、同時に、赤感性色記録
では抑制されることがわかった。このように、カラーペ
ーパー自体を変えることなく、また発色現像組成物を大
きく再配合することなく、より迅速なカラー写真ペーパ
ーの処理において、好適な色バランスが達成された。
【0010】本発明は、現行の又は市販のカラー写真ペ
ーパーの効率の良い、且つ迅速な発色現像を提供する。
従って、現在市販されているハロゲン化銀カラーペーパ
ーを、従来の処理、又は本発明の迅速処理のどちらでも
処理することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に有用な3−ピラゾリドン
電子移動剤は次式Iによって表すことができる:
【0012】
【化2】
【0013】式中、R1 及びR2 は、独立に、水素又は
置換もしくは非置換の炭素数1〜6のアルキル基(例え
ば、メチル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、n−
ヘキシル、クロロメチル、ジクロロメチル、ヒドロキシ
メチル、2−ヒドロキシエチル、スルホメチル、及びス
ルホンアミド)である。好ましくは、R1 及びR2 の少
なくとも一方は炭素数1〜6の置換されたアルキル基で
あり、より好ましくは、少なくとも一方は炭素数1〜6
のヒドロキシアルキルである。最も好ましくは、これら
の少なくとも一方はヒドロキシメチルである。R1 及び
2 が置換された基である場合、有用な置換基には、ハ
ロ基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、
アリールオキシ基、ケト基、スルホンアミド基、カルボ
ンアミド基、カルバミル基、カルボキシ基及びスルホ基
が含まれる。
【0014】また、構造式Iでは、R3 、R4 、R5
6 及びR7 は、独立に、水素、ハロ、置換もしくは非
置換のアルキル基(例えば、上述のもの)、置換もしく
は非置換の炭素数1〜6のアルコキシ基、スルホンアミ
ド基(アルキルスルホンアミドを含む)、スルファモイ
ル基、ハロ基(例えば、クロロ)、アミノ基(アルキル
置換もしくはアセチル置換されたアミノ基並びにスルホ
アルキル及びカルボキシアルキルアミノ)、アシルオキ
シ基、アミド基、アリールオキシ基、ケト基、エステ
ル、カルボンアミド基、カルバミル基、カルボキシ基、
スルホ基、スルホアルキル基もしくはカルボキシアルキ
ル基であり、これらの基のアルキル部分は前に規定した
ものである。好ましくは、R3 〜R7 の1つ以上は、水
素、上記規定のアルキルもしくはアルコキシである。よ
り好ましくは、それらの少なくとも1つは水素である。
【0015】本発明の実施に有用な化合物には、次のも
のが含まれるがこれらの限定されない:4−メチル−4
−ヒドロキシメチル−1−フェニル−3−ピラゾリド
ン、1−フェニル−3−ピラゾリドン、4,4−ジメチ
ル−1−フェニル−3−ピラゾリドン、4,4−ジヒド
ロキシメチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン、4,
4−ジヒドロキシメチル−1−p−トリル−3−ピラゾ
リドン、4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−p−
トリル−3−ピラゾリドン、4−ヒドロキシメチル−4
−メチル−1−o−トリル−3−ピラゾリドン、4,4
−ジエチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン、4−メ
チル−4−プロピル−1−p−アミノフェニル−3−ピ
ラゾリドン、4−メチル−4−プロピル−1−p−クロ
ロフェニル−3−ピラゾリドン、4,4−ジエチル−1
−p−アセトアミドフェニル−3−ピラゾリドン、4,
4−ジメチル−1−p−β−ヒドロキシエチルフェニル
−3−ピラゾリドン、4,4−ジメチル−1−p−ヒド
ロキシフェニル−3−ピラゾリドン、4,4−ジエチル
−1−p−メトキシフェニル−3−ピラゾリドン、4,
4−ジメチル−1−p−トリル−3−ピラゾリドン、4
−メチル−4−ヒドロキシメチル−1−(3,5−ジメ
チル)フェニル−3−ピラゾリドン、1−(p−メトキ
シフェニル)−3−ピラゾリドン、4−メチル−4−ヒ
ドロキシメチル−1−(p−メトキシフェニル)−3−
ピラゾリドン、3−[3−(4−ヒドロキシメチル−4
−メチル−3−オキソピラゾリジン−1−イル)フェニ
ルアミノ]プロパンスルホン酸、又はテトラエチルアン
モニウム2−[4−(4−ヒドロキシメチル−4−メチ
ル−3−オキソピラゾリジン−1−イル)フェニルカル
バモイル]−ベンゼンスルホネート。
【0016】必要ならば、これらの化合物の混合物も発
色現像組成物に用いることができる。上記リストの1番
最初に記載した化合物が最も好ましい。
【0017】本発明の実施に有用な発色現像組成物は、
当該技術分野で周知であり、酸化形態で、処理される材
料中の色素生成カラーカプラーと反応する1種以上の発
色現像主薬を含む。そのような発色現像主薬には、アミ
ノフェノール類、p−フェニレンジアミン類(特に、
N,N−ジアルキル−p−フェニレンジアミン類)及び
当該技術分野で周知の、例えば欧州特許公開公報043409
7 号A1及び同0530921 号A1に記載の発色現像主薬が含ま
れるが、これらに限定するものではない。当該技術分野
で公知のように、発色現像主薬が1つ以上の水可溶化基
を有することが有用である。そのような材料の詳細は、
リサーチディスクロージャー(Research Disclosure
)、公報38957 、592-639 頁(1996年9 月)に記載さ
れている。リサーチディスクロージャーは、Kenneth Ma
son Publication Ltd., Dudley Annex,12a North Stree
t, Emsworth, Hampshire PO10 7DQ, England によって
出版されている(Emsworth Design Inc., 121 West 19t
h Street, New York, N. Y. 10011 でも入手できる)。
この文献を以下「リサーチディスクロージャー」とい
う。
【0018】好ましい発色現像主薬には、N,N−ジエ
チルp−フェニレンジアミン硫酸塩(コダック、発色現
像主薬CD−2)、4−アミノ3−メチル−N−(2−
メタンスルホンアミドエチル)アニリン硫酸塩、4−
(N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノ)−2
−メチルアニリン硫酸塩(コダック、発色現像主薬CD
−4)、p−ヒドロキシエチルエチルアミノアニリン硫
酸塩、4−(N−エチル−N−2−メタンスルホニルア
ミノエチル)−2−メチルフェニレンジアミンセスキ硫
酸塩(コダック発色現像主薬CD−3)、4−(N−エ
チル−N−2−メタンスルホニルアミノエチル)−2−
メチルフェニレン−ジアミンセスキ硫酸塩、及び当業者
に容易に明らかなその他のものが含まれるが、これらに
限定するものではない。
【0019】発色現像主薬を酸化防止するために、1種
以上の酸化防止剤を発色現像組成物に含有させる。無機
酸化防止剤も有機酸化防止剤も、どちらも用いることが
できる。有機酸化防止剤が好ましい。亜硫酸塩(例え
ば、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナト
リウム及びメタ重亜硫酸ナトリウム)、ヒドロキシルア
ミン(及びその誘導体)、ヒドラジン、ヒドラジド、ア
ミノ酸、アスコルビン酸(及びその誘導体)、ヒドロキ
サム酸、アミノケトン、モノサッカリド及びポリサッカ
リド、モノアミン及びポリアミン、第四級アンモニウム
塩、ニトロキシラジカル、アルコール、並びにオキシム
を含めた多くのクラスの有用な酸化防止剤が知られてい
るが、これらに限定されない。酸化防止剤として、1,
4−シクロヘキサジオンも有用である。必要ならば、同
じクラスの酸化防止剤又は別のクラスの酸化防止剤の化
合物の混合物も用いることができる。
【0020】特に有用な酸化防止剤は、例えば、米国特
許第4,892,804 号、同4,876,174 号、同5,354,646 号、
同5,660,974 号、及び同5,646,327 号に記載されている
ようなヒドロキシルアミン誘導体である。これらの酸化
防止剤の多くは、アルキル基の一方又は両方に、1種以
上の置換基を有するモノ及びジアルキルヒドロキシルア
ミン類である。特に有用なアルキル置換基には、スル
ホ、カルボキシ、アミノ、スルホンアミド、カルボンア
ミド、ヒドロキシ及び他の可溶化基が含まれる。
【0021】より好ましくは、上記ヒドロキシルアミン
誘導体は、1つ以上のアルキル基上に1つ以上のヒドロ
キシ置換基を有するモノ又はジアルキルヒドロキシルア
ミンとなることができる。このタイプの代表的な化合物
は、例えば、米国特許第5,709,982 号明細書に記載され
ており、次の構造式IIを有する:
【0022】
【化3】
【0023】上式中、Rは、水素、置換もしくは非置換
の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の
炭素数1〜10のヒドロキシアルキル基、置換もしくは
非置換炭素数5〜10のシクロアルキル基、又は置換も
しくは非置換の、芳香核中の炭素数6〜10のアリール
基である。
【0024】X1 は、−CR9 (OH)CHR8 −であ
り、X2 は、−CHR8 CR9 (OH)−であり、ここ
でR8 及びR9 は、独立に、水素、ヒドロキシ、置換も
しくは非置換の炭素数1もしくは2のアルキル基、置換
もしくは非置換の炭素数1もしくは2のヒドロキシアル
キル基であるか、R8 及びR9 は一緒になって、置換も
しくは非置換の5〜8員の飽和又は不飽和の炭素環構造
を完成するのに必要な炭素原子団を表す。
【0025】Yは、置換もしくは非置換の炭素数少なく
とも4のアルキレン基であって、偶数個の炭素原子を有
するか、又はYは鎖中の炭素原子及び酸素原子の合計が
偶数である置換もしくは非置換の二価の脂肪族基である
が、当該脂肪族基は鎖中に少なくとも4個の原子を有す
る。
【0026】また、構造式IIにおいて、m、n及びp
は独立に0又は1である。好ましくはm及びnはそれぞ
れ1であり、pは0である。具体的なジ置換されたヒド
ロキシルアミン酸化防止剤には、N,N−ビス(2,3
−ジヒドロキシプロピル)ヒドロキシルアミン、N,N
−ビス(2−メチル−2,3−ジヒドロキシプロピル)
ヒドロキシルアミン及びN,N−ビス(1−ヒドロキシ
メチル−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル)ヒド
ロキシルアミンが含まれるが、これらに限定されない。
最初に記載した化合物が好ましい。
【0027】上記酸化防止剤(有機又は無機)の多くは
市販されているか、又はヒドロキシルアミンを記載した
上記文献に開示されている出発原料及び手順を用いて調
製される。
【0028】好ましいアルカリ性pH7〜13、好まし
くは8〜12を提供するか、維持するために、一般的
に、発色現像組成物中に緩衝剤が存在する。そのような
有用な緩衝剤には、炭酸塩、ホウ酸塩、四ホウ酸塩、グ
リシン塩、トリエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、リン酸塩及びヒドロキシベンゾエートが含まれる
が、これらに限定されない。アルカリ金属炭酸塩(例え
ば、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、及び炭酸カリ
ウム)が好ましい。必要ならば、緩衝剤の混合物も用い
ることができる。
【0029】緩衝剤に加えて、1種以上の酸又は塩基を
用いて所望の値にpHを上げたり下げたりすることがで
きる。水酸化物(例えば、水酸化ナトリウム又は水酸化
カリウム)等の塩基を添加してpHを上げることが特に
好ましい。
【0030】本発明の発色現像組成物は、当業者に容易
に明らかなような、アルカリ金属ハロゲン化物(例え
ば、塩化カリウム、臭化カリウム、臭化ナトリウム及び
ヨウ化ナトリウム)、金属イオン封鎖組成物(例えば、
ポリカルボン酸もしくはアミノポリカルボン酸、又はリ
チウム、マグネシウムもしくは他の小さなカチオンを有
するポリホスホン酸塩)、カブリ防止剤、現像促進剤、
グリコール、アルコール、蛍光増白剤(例えば、トリア
ジニルスチルベン化合物)、湿潤剤、芳香剤、汚染減少
剤、界面活性剤、消泡剤、及び水溶性又は水分散性カラ
ーカプラーを含む、発色現像組成物に通常用いられる多
種多様の添加物のうち1種以上を含むこともできる。詳
細は上記リサーチディスクロージャーを参照されたい。
そのような添加物の有用且つ最適量は当該技術分野では
周知である。本発明の実施に有用な代表的な発色現像組
成物を次の例1〜3に記載する。
【0031】発色現像組成物は、単一成分又は複数成分
の組成物として提供することができ、また写真処理キッ
トの液体化合物又は固体化合物となることができる。
【0032】次の表Iは、本発明の発色現像組成物の必
須の成分の一般的な量と好ましい量を示す。好ましい範
囲をカッコ内に示した。これらのは範囲は、上限及び下
限は「約」で表すおおよその量である。発色現像中は、
実際の濃度は、組成物中に抽出される薬剤、補充速度、
蒸発並びに先行する処理浴からの持ち込み及び次の処理
浴への持ち出しによる水損失によって、広範に変わる。
【0033】
【表1】
【0034】本明細書に記載した発色現像組成物は、支
持体及び3種類の各色記録中に像様分布した現像可能な
ハロゲン化銀乳剤粒子を有する1層以上のハロゲン化銀
乳剤層を含んでなる像様露光された写真カラーペーパー
に、発色現像を提供するという実用性を有する。種々の
タイプの乳剤を含有する多種多様の写真ペーパーを本発
明を用いて処理することができる。これらの乳剤タイプ
は当該技術分野で周知である(リサーチディスクロージ
ャーを参照されたい)。特に、本発明をいわゆる「高塩
化物」及び「低塩化物」タイプ乳剤、並びにいわゆる
「平板状粒子」乳剤を含めた全てのタイプの乳剤のカラ
ー写真ペーパーを処理するのに用いることができる。
【0035】本発明は、カラー写真ペーパーの高塩化物
(総銀量に基づいて、塩化物70モル%超、好ましくは
塩化物90モル%超)乳剤を迅速様式で処理するのに特
に有用である。そのようなカラー写真ペーパーは、1層
以上の乳剤層中にコートされる有用ないずれの量の銀も
含有することができ、ある態様では、低銀量(即ち、銀
0.8g/m2 未満、好ましくは、銀0.6g/m2
満)要素が本発明を用いて処理される。当該写真要素の
層は、種々のゼラチン及び他のコロイド状材料を含め
た、当該技術分野で公知の有用なバインダー材料もしく
はベヒクルを有することができる。
【0036】像様露光されたハロゲン化銀写真ペーパー
の発色現像を、好ましい色バランス画像を生成するため
に、好適な迅速時間及び温度条件下、好適な処理装置内
で、本発明に従って調製された発色現像組成物と当該要
素を接触させて行う。その後、当該技術分野で公知のよ
うな特定の任意の所望の順序で、1つ以上の、現像停止
工程、漂白工程、定着工程、漂白/定着工程、洗浄(も
しくは、リンス)工程、及び乾燥工程(これらに限定さ
れない)を含む通常の操作を用いて、追加の処理を行う
ことができる。通常のプロセスRA−4を含む種々の処
理プロトコルの、有用な処理工程、それらの有用な条件
及び材料は周知である(例えば、上記リサーチディスク
ロージャー及びそこに引用されている文献、並びに上記
米国特許第4,892,804 号明細書を参照されたい)。
【0037】本発明を実施することによって処理される
写真ペーパーは、好ましくは、一般的に、可視スペクト
ルの三つの主領域のそれぞれに感度を有する色素像形成
色記録を有する多層カラー要素である。各色記録はスペ
クトルの所定の領域に感度を有する単独の乳剤層もしく
は複数の乳剤層を含むことができる。当該要素の色記録
は当該技術分野で公知の任意の順に配置することができ
る。また、これらの要素は他の通常の層、例えば、フィ
ルター層、中間層、下引き層、オーバーコート及び当業
者に容易に明らかな他の層も含むことができる。通常の
支持体の裏面に磁気バッキングを含んでもよい。
【0038】これらのカラーペーパー構造及び構成部品
の詳細は上記リサーチディスクロージャーに記載されて
いる。当該技術分野でのそのような教示には、本発明と
一緒に用いることができる種々のクラスのシアン、イエ
ロー及びマゼンタカラーカプラー(ピラゾロンタイプの
マゼンタ色素生成カプラーを含む)の使用が含まれる。
一般的に、そのようなペーパーは、通常の内部サイズ剤
及び外部サイズ剤(アルキルケテンダイマー及びより高
級な脂肪酸を含む)、補強剤並びに公知のペーパー添加
物及びコーティングを用いて調製された、着色樹脂コー
ト紙支持体を含む。
【0039】本明細書に記載した発色現像組成物は、例
えば、米国特許第5,723,268 号及び同5,702,873 号明細
書に記載されているような酸化還元増強処理として知ら
れている処理にも用いることができる。本発明に従う処
理を通常の処理溶液を入れたディープタンク用いて行っ
てもよい。あるいは、ラックアンドタンクもしくは自動
トレー設計を有する「低容量薄型タンク」処理システム
(LVTT)として当該技術分野で公知のタンクを用い
て行ってもよい。そのような処理方法及び装置は、例え
ば、米国特許第5,436,118 号明細書及びそこに記載され
た公報類に開示されている。
【0040】発色現像の後、通常、発色現像されたカラ
ーペーパーを脱銀するのに適した銀漂白剤を用いる漂白
工程及び定着工程、もしくは漂白/定着工程が続く。過
酸化水素及び他の過酸化合物、過硫酸塩、過ヨウ化物、
並びに第二鉄イオン塩もしくはポリカルボン酸キレート
リガンドとの第二鉄イオン錯体を含めた多くの漂白主薬
が等が技術分野では公知である。特に有用なキレートリ
ガンドには、エチレンジアミン四酢酸並びに上記リサー
チディスクロージャー、米国特許第5,582,958号及び同
5,753,423 号明細書に記載されている他のものを含めた
通常のポリアミノポリカルボン酸が含まれる。環境に与
える影響を少なくするために、生分解性キレートリガン
ドも好ましい。有用な生分解性キレートリガンドには、
イミノ二酢酸又はアルキルイミノ二酢酸(例えば、メチ
ルイミノ二酢酸)、エチレンジアミンコハク酸及び欧州
特許出願公開公報第0532003 号に記載の類似の化合物、
並びにエチレンジアミンモノコハク酸及び米国特許第5,
691,120 号明細書に記載の類似の化合物、又はそれらの
混合物が含まれるが、これらに限定されない。
【0041】本発明の各処理工程(発色現像を除く)に
用いられる処理時間及び処理温度は当該技術分野で用い
られる一般的な時間と温度である。一般的に、20〜6
0℃(好ましくは、30〜45℃)の温度で発色現像は
行われる。総発色現像時間は、一般的に少なくとも10
秒、好ましくは、少なくとも12秒であり、一般的に最
大25秒、好ましくは最大20秒である。
【0042】
【実施例】次の例は本発明を具体的に説明するために提
供するものであって、本発明を限定するように解釈する
ものではない。特に断らない限り、パーセンテージは質
量%である。
【0043】比較例1 表IIに示した現像組成物(D1)は、次に「通常処
理:45秒」として記載するEKTACOLOR RA-Prime現像剤
に通常用いられる発色現像組成物と比べて、KODAK EKTA
COLOR EDGE 5カラーペーパーの現像時間をより短縮でき
る。
【0044】
【表2】
【0045】表IIIに示した処理サイクルのセンシト
メトリー結果を表IVに示す。
【表3】
【0046】EKTACOLOR RA-4ブリーチフィックスを用い
て漂白−定着を行った。
【表4】
【0047】この例では、通常処理と比較すると、短縮
処理では、赤感性色記録と緑感性色記録のDmax 及びコ
ントラストが高いが、青感性色記録のDmax 及びコント
ラストは低い。これが本発明によって解決されるべき問
題点である。
【0048】比較例2 比較例1に記載した短縮処理サイクルにおける、赤感性
及び緑感性色記録のコントラスト、肩及びDmax を下げ
るために、表IIの現像剤D1に現像抑制剤を添加し
た。5−メチル−ベンゾトリアゾール(BTAZ)の濃
度範囲は次の通りである:0、5、20及び100mg
/L(0、0.037ミリモル/L、0.15ミリモル
/L、及び0.75ミリモル/L)を前記現像剤に添加
し、センシトメトリーを測定した。KODAK EKTACOLOR ED
GE 5カラーペーパーのサンプルを処理した結果を表Vに
示す。
【0049】
【表5】
【0050】表Vから、5−メチルベンゾトリアゾール
(BTAZ)が、求められている赤感性及び緑感性色記
録レスポンスを低下させるのに有効であり、5〜20m
g/Lの量では、これらのレスポンスがRA−参照のと
ころに挙げた目的とするレスポンスに近づくことがわか
る。しかし、同時に青感性色記録のレスポンスは、5−
メチルベンゾトリアゾールの量が最も低いところでも、
赤感性及び緑感性色記録よりもさらに抑制される。青感
性色記録レスポンスは、この短縮処理では既に活性不足
であり、通常使用される抑制剤下ではさらに容認できな
いセンシトメトリーを示すので、これは好ましくない。
【0051】この例は、通常用いられる抑制剤は、短縮
処理において、青感性色記録を大きく低下させることな
く且つ望ましくない性能を与えることなしに、赤感性及
び緑感性色記録の過度の活性を補正することができない
ことを示している。抑制剤として通常用いられる、例え
ば、6−ニトロ−ベンゾイミダゾール、1−フェニル−
5−メルカプトテトラゾール、臭化カリウム及びヨウ化
カリウム等の他の化合物も、5−メチル−ベンゾトリア
ゾールと同じ様に機能する。従って、青感性色記録の活
性を抑制することなしに、赤感性及び緑感性色記録の活
性を抑制する別の方法が必要である。本発明によってこ
の問題を解決する。
【0052】例1(発明例) この例では、4−メチル−4−ヒドロキシメチル−1−
フェニル−3−ピラゾリドン(MOP)0.5g/L
(2.4ミリモル/L)を、電子移動剤として現像剤に
添加した以外は、表IIに示したのと現像剤は同じであ
る。「通常処理」及びMOPを含まない「短縮処理」
(上記)と比較した、KODAK EKTACOLOR EDGE5カラーペ
ーパーのサンプルを処理した結果を表VIに示す。
【0053】
【表6】
【0054】MOPを含有しない短縮処理と比較する
と、MOPの効果は、赤感性及び緑感性色記録のDmax
と赤感性色記録のコントラストを低下させるので、これ
らのパラメータが通常処理の値に非常に良く接近するこ
とがわかる。MOPの第二の効果は、MOPを含有しな
い短縮処理と比較すると、Dmax (+19%)とコント
ラスト(+38%)に関して青感性色記録レスポンスが
増大することである。MOPの第三の効果は、短縮処理
における色バランスを修復することである。MOPのこ
の複合的且つ有益な効果は全く予想外の結果であり、発
色現像におけるMOP及び他の3−ピラゾリドンの既知
の挙動からは全く予想できない。
【0055】一般的に、MOP及び他の3−ピラゾリド
ンは、現像促進剤として作用し、カラーペーパーの底部
の、即ち青感性色記録のブースターとしてはたらくこと
がわかっている。この点は臭塩化銀系カラーペーパーで
はわかっていたが、同時に赤感性及び緑感性色記録のレ
スポンスを低下させることはわかっていなかった。この
点は、臭塩化銀とは対照的に本質的に純塩化銀乳剤系カ
ラーペーパーにおいて新たに明らかになった。
【0056】例2(発明例) この例では、表IIの現像剤D1を、10g/LのKoda
k 発色現像主薬CD-3を用いて再調合し、45℃で用い
た。MOPを含有する場合と含有しない場合の、赤感性
及び青感性色記録のセンシトメトリー結果を、それぞれ
図1及び2に示す。ダイヤのプロット点を伴う実線はR
A−参照の特性曲線であり、プロット点の無い実線はM
OPを含有していない短縮14秒発色現像の特性曲線で
あり、点線はMOPを含有した短縮14秒発色現像の特
性曲線である。
【0057】これらのグラフから、前記比較例1に記載
した赤感性色記録の高活性と青感性色記録の低活性が再
調合した発色現像剤を用いる本例においても存在してお
り、これらの好ましくない効果は両方ともMOPを0.
3g(1.46ミリモル/L)添加することによって補
正されることがわかる。短縮14秒発色現像から得られ
た特性曲線は、通常45秒発色現像の目的とする参照特
性曲線(RA−参照)とぴったりと一致する。このこと
は、本発明を実施すると、迅速処理においても通常処理
においても単一カラーペーパーを用いることができるこ
とを意味する。
【0058】例3(発明例) この例では、電子移動剤として、1−フェニル−ピラゾ
リドン(フェニドン(商標))を、0、0.1、0.2
及び0.5g/L(即ち、0、0.62ミリモル/L、
1.24ミリモル/L、3.1ミリモル/L)を添加し
た以外は、表IIに示したのと同じ現像剤を用いた。処
理したカラーペーパーは、KODAK EKTACOLOR EDGE 7カラ
ーペーパーであり、発色現像時間は16秒であった。低
レベルのフェニドンのところで、赤感性色記録(四角の
プロット)と緑感性色記録(三角のプロット)のDmax
濃度値が低下し、青感性色記録(ダイヤのプロット)D
max 濃度が増加するという点で、フェニドン電子移動剤
の効果はMOPの効果と同じであることが図3からわか
る。MOPを用いてわかったように、正味の効果は色バ
ランスを補正することがであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】例2に記載したように処理したカラーペーパー
の赤感性色記録のセンシトメトリー結果のグラフであ
る。
【図2】例2に記載したように処理したカラーペーパー
の青感性色記録のセンシトメトリー結果のグラフであ
る。
【図3】例3に記載した3種の色記録のDmax に関する
フェニドン濃度の影響を示すグラフである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像様露光したハロゲン化銀カラー写真ペ
    ーパーを、発色現像主薬及び少なくとも0.2ミリモル
    /Lの量の3−ピラゾリドン電子移動剤を含む発色現像
    組成物と、最大25秒間接触させることを含んでなるカ
    ラー写真画像を形成する方法であって、 前記写真ペーパーが、支持体上に順に、青感性ハロゲン
    化銀写真乳剤層、緑感性ハロゲン化銀写真乳剤層、及び
    赤感性ハロゲン化銀写真乳剤層を有する支持体を含んで
    なり、 3層の全てのハロゲン化銀乳剤層間に、所望の色バラン
    スが維持されるカラー写真画像を形成する方法。
  2. 【請求項2】 前記接触工程を10〜25秒間行う請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記電子移動剤が構造式I: 【化1】 (式中、R1 及びR2 は、独立に、水素又はアルキル基
    であり、そしてR3 、R4 、R5 、R6 及びR7 は、独
    立に、水素、アルキル基、アルコキシ基、スルホンアミ
    ド、スルファモイル、アミノ、アシルオキシ、アミド、
    アリールオキシ、ケト、ハロ、エステル、カルボンアミ
    ド、カルバミル、カルボキシ、スルホ、スルホアルキル
    もしくはカルボキシアルキルである)で表される請求項
    1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記発色現像主薬が発色現像組成物中1
    〜45ミリモル/Lの量で存在し、前記電子移動剤が
    0.2〜10ミリモル/Lの量で存在する請求項1に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記発色現像組成物が、さらに2〜90
    ミリモル/Lの量の酸化防止剤を含む請求項1に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記カラー写真ペーパーが、総銀量に基
    づいて少なくとも70モル%塩化物のハロゲン化銀乳剤
    を含む、総銀被覆量が銀0.8g/m2 以下である請求
    項1に記載の方法。
JP11298312A 1998-10-21 1999-10-20 カラ―写真画像形成方法 Pending JP2000131814A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/176,503 US6020112A (en) 1998-10-21 1998-10-21 Method for rapid photographic processing with maintained color balance
US09/176503 1998-10-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000131814A true JP2000131814A (ja) 2000-05-12

Family

ID=22644608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11298312A Pending JP2000131814A (ja) 1998-10-21 1999-10-20 カラ―写真画像形成方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6020112A (ja)
JP (1) JP2000131814A (ja)
DE (1) DE19950526A1 (ja)
GB (1) GB2343009B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6929905B2 (en) 2001-12-20 2005-08-16 Eastman Kodak Company Method of processing a photographic element containing electron transfer agent releasing couplers

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943735B2 (ja) * 1976-09-07 1984-10-24 富士写真フイルム株式会社 カラ−写真処理方法
US4266002A (en) * 1978-10-02 1981-05-05 Eastman Kodak Company Substituted 1-phenyl-3-pyrazolidinone electron transfer agents
JPS6024935B2 (ja) * 1979-05-18 1985-06-15 富士写真フイルム株式会社 カラ−写真処理方法
JPS57144547A (en) * 1981-03-03 1982-09-07 Fuji Photo Film Co Ltd Silver halide color photosensitive material and its processing method
US4394440A (en) * 1982-01-22 1983-07-19 Eastman Kodak Company Yellow-dye-forming photographic developing composition
JPS59121328A (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
US4546068A (en) * 1983-06-09 1985-10-08 Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. Method for processing of light-sensitive silver halide color photographic material
JPS60162253A (ja) * 1984-02-01 1985-08-24 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
JPH07113752B2 (ja) * 1986-02-01 1995-12-06 コニカ株式会社 ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
GB9027062D0 (en) * 1990-12-13 1991-02-06 Kodak Ltd Method of photographic silver halide processing,silver halide materials and solutions therefor
JPH06162253A (ja) * 1992-11-27 1994-06-10 Toshiba Corp 文字読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6020112A (en) 2000-02-01
GB2343009A (en) 2000-04-26
DE19950526A1 (de) 2000-04-27
GB9924300D0 (en) 1999-12-15
GB2343009B (en) 2003-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2801313B2 (ja) 漂白促進組成物およびハロゲン化銀カラー写真の処理方法
JP2859965B2 (ja) 写真要素の安定化方法
JPH06301166A (ja) 写真要素の処理方法
US4840879A (en) Direct positive image-forming process
US20010012602A1 (en) Calcium ion stable photographic color developing composition and method of use
US3832179A (en) Inhibition of fog in photographic color development
JPS61275837A (ja) 直接ポジカラ−画像の形成方法
JPH0528820B2 (ja)
JP2000131814A (ja) カラ―写真画像形成方法
EP0999471B1 (en) Lithium and magnesium ion free color developing composition and method of photoprocessing
JPH09106021A (ja) 感光性カラー写真要素およびその画像形成方法
US4898807A (en) Method for forming direct positive color image using an N-hydroxy alkyl-substituted-P-phenyldiamine derivative at elevated temperatures for a short period of time
US5652087A (en) Bleach regenerator composition and its use to process reversal color photographic elements
JP2000131813A (ja) カラ―写真画像形成方法
US6649331B2 (en) Developer composition and method of development for photographic color negative films
US6410215B1 (en) High temperature color development of photographic silver bromoiodide color negative films using pH stabilized color developer
US6174653B1 (en) Method for rapid photographic processing
US6599688B1 (en) Stable photographic color developing composition and method of use
US6958208B2 (en) Methods of providing color photographic image using acidic stop and rinse solutions
JPH0588812B2 (ja)
JPH0675178B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料用発色現像液
JPH01116544A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JPH05142718A (ja) カラー反転画像形成方法
JPH052241A (ja) ポジカラー画像形成方法
JPH0244348A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法