JP2000131765A - 電動スクリーン昇降装置 - Google Patents

電動スクリーン昇降装置

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JP2000131765A
JP2000131765A JP10303799A JP30379998A JP2000131765A JP 2000131765 A JP2000131765 A JP 2000131765A JP 10303799 A JP10303799 A JP 10303799A JP 30379998 A JP30379998 A JP 30379998A JP 2000131765 A JP2000131765 A JP 2000131765A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】上限および下限の停止位置の調整が簡単な電動
スクリーン昇降装置を提供する。 【解決手段】モータの正逆出力によりスクリーンを昇降
する電動スクリーン昇降装置で、スクリーンの上限位置
から下限位置までの移動量を減速する減速手段と、減速
手段に接続されてスクリーンの上限から下限位置までの
移動量にその操作量を対応させて移動し、移動量に対応
した電圧値を出力するポテンショメータと、スクリーン
の上限位置に対応するポテンショメータの出力電圧値を
比較の設定値としてポテンショメータの電圧出力と比較
する上限比較手段と、スクリーンの下限位置に対応する
ポテンショメータの出力電圧値を比較の設定値としてポ
テンショメータの圧出力と比較する下限比較手段と、ポ
テンショメータの出力電圧を、上限比較手段または下限
比較手段が比較して、一致したときモータ出力を停止す
る停止手段とを備えた電動スクリーン昇降装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、画像を
映写するスクリーンやロールカーテンのようなスクリー
ンをモータの出力により昇降させる電動スクリーン昇降
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の電動スクリーン昇降装置
は、正逆転モータの正逆転出力によりスクリーンを昇降
するように設けているが、該スクリーンの上昇上限位置
(スクリーンの収納状態)と、下降下限位置(スクリー
ンの展開状態)での停止の制御手段は、例えば、スクリ
ーンの移動量をロータリーエンコーダで検出して、その
上限位置の検出および下限位置の検出で、モータの駆動
を停止させるように構成することができる。しかし、上
述のようにロータリエンコーダを使用すると精度の高い
位置制御で停止させることができる反面、ロータリーエ
ンコーダやそれに付随する制御回路部品が高騰化する問
題点を有する。
【0003】また、上述の停止の制御手段を安価にする
ために、スクリーンの移動に対応させてネジ軸を回動さ
せ、このネジ軸に螺合させた移動子のスクリーンの上昇
上限位置と、下降下限位置とに対応するそれぞれの位置
をリミットスイッチで検出し、この検出でモータの駆動
を停止させるように構成することができる。しかし、こ
の構成においても、前述のロータリエンコーダに比べて
安価にはなるが、リミットスイッチの位置設定や動作設
定の調整が困難な問題点を有する。
【発明が解決しようとする課題】この発明は、スクリー
ンを昇降させるモータの停止手段の構成を簡単で安価に
構成できると共に、上限および下限の停止位置の調整が
簡単な電動スクリーン昇降装置の提供を目的とするす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、モータの正逆出力によりスクリーンを昇降す
る電動スクリーン昇降装置であって、前記スクリーンの
上限位置から下限位置までの移動量をポテンショメータ
(potentiometer.電位差計)の操作移動量に対応させて
減速する減速手段と、上記減速手段に接続されてスクリ
ーンの上限位置から下限位置までの移動量にその操作量
を対応させて移動し、該移動量に対応した電圧値を出力
するポテンショメータと、前記スクリーンの上限位置に
対応する上記ポテンショメータの出力電圧値を比較の設
定値として上記ポテンショメータの電圧出力と比較する
上限比較手段と、前記スクリーンの下限位置に対応する
上記ポテンショメータの出力電圧値を比較の設定値とし
て上記ポテンショメータの圧出力と比較する下限比較手
段と、前記ポテンショメータの出力電圧を、上限比較手
段または下限比較手段が比較して、それぞれ一致したと
きモータ出力を停止する停止手段とを備えた電動スクリ
ーン昇降装置であることを特徴とする。
【0005】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成に併せて、前記ポテンショメー
タを、回転変位で電圧を出力する多回転型で形成した電
動スクリーン昇降装置であることを特徴とする。
【0006】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成に併せて、前記上限比較手段お
よび下限比較手段を可変抵抗器で構成した電動スクリー
ン昇降装置であることを特徴とする。
【0007】
【発明の作用・効果】この発明によれば、スクリーンの
上限位置から下限位置までの移動量にポテンショメータ
の操作量を対応させて、該スクリーンの移動量に対応し
た電圧値をポテンショメータから出力させるので、スク
リーンの上限位置および下限位置の位置信号が電圧値で
簡単に取出すことができ、これを上限および下限の比較
手段、すなわち、抵抗器ことに可変抵抗器で設定した比
較対象値と比較することにより、上限および下限のスク
リーン位置を簡単に検出することができ、正確に上限お
よび下限の位置でスクリーンを停止制御することができ
て、停止制御の構成が簡単で安価に構成することができ
る。また、前述のポテンショメータを回転変位で電圧を
出力する多回転型で構成すると、ポテンショメータの操
作量が多くなって、スクリーンの移動量の減速比が小さ
くて済むので、スクリーンの上限および下限の位置検出
の精度が高くなり、より精度の高い停止制御が得られ
る。また、上限および下限の比較手段を可変抵抗器で構
成するときはその停止位置の調整が簡単となる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面と共に説明す
る。図面は、画像を映写する映写スクリーンの電動スク
リーン昇降装置を示し、図1において、電動スクリーン
昇降装置10は、上部の収納ケース11内に巻取軸12
を回動自在に軸支しており、該巻取軸12にスクリーン
13の上端を固定し、また、このスクリーン13の下端
にはウエイトバー14を取付け、前述の巻取軸12を正
逆モータの正逆回転によりスクリーン13を上昇の上限
位置(収納状態)と下降の下限位置(展開状態)とに昇
降移動(巻取り、展開)する。
【0009】上述の巻取軸12の図面上左側の内部に
は、スクリーン13の昇降を電動で行うためのモータ駆
動部15を収納し、また、図面上右側の内部には、スク
リーン13の自重に対する上昇時の負荷軽減、下降時の
速度制御をスプリングの蓄積エネルギで行なう昇降コン
トロール部16を収納している。
【0010】図2は、上述の巻取軸12の左側内部に収
納されるモータ駆動部15を示し、該モータ駆動部15
はモータ21とポテンショメータ26とを収納したモー
タユニットAと該モータ21を駆動制御する制御ユニッ
トBとにより構成し、モータユニットAは円柱状のユニ
ットに形成して、筒状の巻取軸12の端部(図1、図2
において左端)からその内部に収納し、制御ユニットB
は巻取軸12の外部に配設している。
【0011】上述のモータユニットAは、外観的にユニ
ットケース20、中蓋24、インターナルギヤ29、外
蓋28を1組にしてユニット化している。
【0012】上述のモータユニットAのユニットケース
20は筒状で内奥側を底付きに形成され、該ユニットケ
ース20の内奥部には正逆転直流モータ21を収納し、
このモータ21の出力軸22をユニットケース20の内
端より外部に突出させて、この出力軸22の端部に出力
ホイール23を固定し、該出力ホイール23の外周を巻
取軸12の内周面にスプライン嵌合(図示省略)により
連結して、回転力が伝達されるように形成している。な
お、上述の出力ホイール23が巻取軸12の内周と嵌合
することによりユニットケース20の内端側が巻取軸1
2に支持されることになる。
【0013】前述のユニットケース20の外端側には中
蓋24が嵌着されて、複数のビス25によりユニットケ
ース20に固定されている。この中蓋24とモータ21
との間にはポテンショメータ26がその操作軸27を外
端側に向けて収納固定され、操作軸27は中蓋24より
も外部に突出している。
【0014】上述のポテンショメータ26は電位差計型
可変抵抗器であって、例えば、5回転の多回転ポテンシ
ョメータを使用し、スクリーン13の上限位置から下限
位置の移動量に対応する巻取軸12の回転量を電圧値の
変化として取出すことができ、この電圧値の変化を検知
してスクリーン13の上限位置および下限位置でのモー
タ21の停止を制御する。
【0015】前述の中蓋24の外側部には後述する減速
手段の収納空間を隔てて外蓋28が位置し、該外蓋28
は適宜の支柱40(図3参照)を介して中蓋24に、例
えば、ビスなどにより固定されている。
【0016】上述の中蓋24と外蓋28との相互が対向
する外周面部分にはインターナルギヤ29を回転可能に
軸受して保持し、このインターナルギヤ29の内周面に
は内歯車30を刻設し、また、このインターナルギヤ2
9の外周が巻取軸12の端部に挿入されたとき、その外
周は巻取軸12の内周面にスプライン嵌合(図示省略)
により連結して、巻取軸12の回転が伝達されるように
形成している。
【0017】前述中蓋24と外蓋28との間の収納空間
には、巻取軸12の回転量を減量(減速)してポテンシ
ョメータ26の操作軸28に伝達する減速機構(減速手
段)を構成している。
【0018】すなわち、図3にも示すように、上述のイ
ンターナルギヤ29の内歯車30に噛合する大歯車31
aと、次段に出力する小歯車31bとを備えた第1の2
連歯車31はポテンショメータ26の操作軸27に遊嵌
して支持し、この小歯車31bと噛合する大歯車32a
と、次段に出力する小歯車32bとを備えた第2の2連
歯車32は支持部材33の支軸34に遊嵌状態に支持
し、また、この小歯車32bと噛合する入力歯車35は
ポテンショメータ26の操作軸27に周り止めして取付
けており、前述のインターナルギヤ29の回転量は第
1、第2の2連歯車31,32により減量(減速)さ
れ、この減量された回転は入力歯車35を介してポテン
ショメータ26の操作軸27を正逆に回転操作する。
【0019】なお、前述の支持部材33は、これに形成
した遊嵌孔36が第1の2連歯車31の小歯車31bに
遊嵌されることで、大歯車31aの側面で支承され、ま
た、支持部材33に形成したピン37が中蓋24のピン
孔38に嵌合されることにより周りとめされて、支持部
材33の位置が確定し、第2の2連歯車32をその支軸
34で軸支することが可能となる。
【0020】また、中蓋24の取付け孔39…は該中蓋
24をユニットケース20にビス25で取付けるための
孔であり、支柱40…は前述の外蓋28をビスなどで螺
着固定するための部材である。
【0021】上述のように構成したモータユニットA
は、巻取軸12の端部に挿入されてその外蓋28がフラ
ンジ41に複数のビス42で固定され、さらに、このフ
ランジ41が収納ケース11にボルトアップされること
により、前述の巻取軸12のモータユニットA側端部が
軸支されることになる。
【0022】前述の制御ユニットBは基板43に制御回
路を搭載することにより構成しており、この基板43は
前述のフランジ41の外側(反モータユニットA側)に
取付ける。そのために、上述のフランジ41の外側面に
は基板取付け部材44をビス45で固定し、この基板取
付け部材44の上下縁部位に係止爪46,46を形成し
て、これに制御ユニットBの基板43を脱着可能に係止
している。
【0023】そして、この制御ユニットBの制御回路
と、前述のモータユニットAのモータ21およびポテン
ショメータ26とは、電気的に結線されて接続される
が、この結線は前述の基板43上に設けられたコネクタ
(図示省略)で脱着できるように接続している。これ
は、制御回路が故障して基板43を交換するとき、モー
タユニットAを取外す必要をなくして、作業性を良くす
るためである。
【0024】図4は、前述の巻取軸12の右側内部に収
納される昇降コントロール部16を示し、該昇降コント
ロール部16はスクリーン13が下降するときスプリン
グ50にエネルギを蓄積し、上昇時にそのエネルギを使
用するように構成したものである。
【0025】前述の巻取軸12の右側端部にはキャップ
51が嵌着固定されて一体回動し、このキャップ51の
中心部には固定軸52が相対回動可能に軸受されてい
る。この固定軸52の内端側と対向する巻取軸12の内
部には筒状の接続部材53が収納されていて、この接続
部材53の鍔部54が巻取軸12の内周と、例えば、ス
プライン嵌合(図示省略)により連結されて、回動する
ように設けられている。また、上述の接続部材53と前
述の固定軸52との対向端部間には、相対回動可能にガ
イドパイプ55が挿通されて両者の端部を支持する。そ
して、この外周部分に前述のスプリング50を嵌着し、
該スプリング50の両端をそれぞれ接続部材53と前述
の固定軸52とに固定する。
【0026】これによって、固定軸52が固定状態にあ
るとき、巻取軸12が下降方向に回動すると、接続部材
53が連動して回動し、スプリング50が巻き込まれて
エネルギを蓄積する。また、巻取軸12が上昇方向に回
動が許容されると、スプリング50の巻き込みが開放さ
れるので、蓄積されたエネルギが解放されて巻取軸12
の上昇方向の回動にエネルギを付加される。
【0027】したがって、昇降コントロール部16はス
クリーン13が下降するときの自重による下降に対して
制動を付与するように作用し、また、スクリーン13が
上昇するときの自重負荷を軽くするように作用する。
【0028】前述のスプリング50に蓄積されるエネル
ギの作用力は調整することができる。そのための機構と
して、ウォーム56とウォームホイール57を有し、こ
れらはケース58内に収納されている。上述のウォーム
ホイール57には前述の固定軸52の外側端部がネジ5
9により連結固定され、そのために、ウォーム56を正
逆回転すると、固定軸52を正逆に回転することがで
き、この回転でスプリング50の巻き込み量が正逆に調
整させて、そのエネルギの蓄積量が調整される。
【0029】前述のケース58はフランジ60に適宜の
固定手段(ボルトアップ、溶接など)で固定され、ま
た、該フランジ60は収納ケース11にボルトアップさ
れて固定される。
【0030】上述のように構成した昇降コントロール部
16が収納ケース11にボルトアップされたフランジ6
0に取付けられることにより、巻取軸12の昇降コント
ロール部16側が固定軸52に軸支されることになる。
【0031】図5は、前述した正逆転直流モータ21を
駆動するための制御回路を示し、モータ21とポテンシ
ョメータ26とを除いた回路部品は基板43に搭載さ
れ、また、モータ21とポテンショメータ26とは基板
43に搭載したコネクタ61,62を介して接続してい
る。この接続構成は基板43を交換するときに作業を容
易にすることができる。
【0032】モータ21の駆動制御はリモコン(リモー
トコントローラ、図示省略)から上昇、停止、下降の信
号が送信されることに基づいて実行されるように、受光
素子で構成したリモコン受信部63を備え、該リモコン
受信部63で受信した信号は解読部64により解読され
て、それぞれの信号に対応する上昇信号、停止信号、下
降信号がモータ駆動制御回路65に入力され、該回路6
5はそれぞれの信号に基づいて、モータ21を正転、停
止、逆転の駆動制御を行なう。
【0033】上述のポテンショメータ26は電位差計型
可変抵抗器であって、例えば、5回転の多回転ポテンシ
ョメータを使用し、スクリーン13の上限位置から下限
位置の移動量に対応する巻取軸12の回転量を電圧値の
変化として取出すことができる。
【0034】この電圧出力は上限用比較回路66と下限
用比較回路67とに入力される。上限用比較回路66は
設定器68で設定された比較の基準電圧値と比較し、ま
た、下限用比較回路67は設定器69で設定された比較
の基準電圧値と比較する。
【0035】上述の設定器68,69はそれぞれ可変抵
抗器で構成しており、上限用の設定器68の場合、例え
ば、ポテンションメータ26の上限に対応する電圧値が
5Vであるとすれば、その設定値を5.00Vに設定
し、また、ポテンションメータ26の下限に対応する電
圧値が1Vであるとすれば、その設定値を1.00Vに
設定する。
【0036】そして、それぞれの比較回路66,67が
比較の電圧値と一致することにより、上限検知信号およ
び下限検知信号を出力し、モータ駆動制御回路65は、
モータ21の駆動を停止制御する。なお、図中70,7
1は、スクリーン13の上限および下限を検知したこと
を報知するランプである。
【0037】このように構成した電動スクリーン昇降装
置10をスクリーン13の収納状態から展開させるに
は、リモコンにより下降動作を指令し、この下降指令を
リモコン受信部63が受信することにより、受信信号は
解読部64で解読され、モータ駆動制御回路65に下降
信号が入力されて、該回路65はモータ21を、例え
ば、正方向に回動させて、スクリーン13は下降する。
【0038】スクリーン13が下限位置に至ると、ポテ
ンショメータ26の出力電圧値が1.00Vになって、
これを下限用比較回路67が設定値との比較により検知
し、この下限検知信号がモータ駆動制御回路65に入力
され、該回路65はモータ21の正転を停止して、スク
リーン13の下降が停止する。
【0039】また、スクリーン13を上昇させて収納ケ
ース11に収納するときは、リモコンにより上昇動作を
指令し、この上昇指令をリモコン受信部63が受信する
ことにより、受信信号は解読部64で解読され、モータ
駆動制御回路65に上昇信号が入力されて、該回路65
はモータ21を、例えば、逆方向に回動させ、スクリー
ン13は上昇する。
【0040】スクリーン13が上限位置に至ると、ポテ
ンショメータ26の出力電圧値が5.00Vになって、
これを上限用比較回路66が設定値との比較により検知
し、この上限信号がモータ駆動制御回路65に入力さ
れ、該回路65はモータ21の逆転を停止して,スクリ
ーン13の上昇が停止する。
【0041】上述の実施例のように構成したときは、ス
クリーン13の上限位置から下限位置までの移動量にポ
テンショメータ26の操作量を対応させて、該スクリー
ン13の移動量に対応した電圧値をポテンショメータ2
6から出力させるので、スクリーン13の上限位置およ
び下限位置の位置信号が電圧値で簡単に取出すことがで
き、これを上限および下限の比較回路66,67で比較
し、また、設定器68,69を可変抵抗器で形成するこ
とにより、上限および下限のスクリーン位置を簡単に検
出することができて、正確に上限および下限の位置でス
クリーン13を停止制御することができ、停止制御の構
成が簡単で安価に構成することができる。 また、前述
のポテンショメータ26を回転変位で電圧を出力する多
回転型で構成しているので、ポテンショメータ26の操
作量が多くなって、スクリーン13の移動量の減速比
(減量比)が小さくて済み、スクリーン13の上限およ
び下限の位置検出の精度が高くなり、より精度の高い停
止制御が得られる。また、上限および下限の比較対象の
設定値を設定する設定器68,69を可変抵抗器で構成
しているので、停止位置の調整が抵抗値を可変すること
により簡単となる。
【0042】この発明の構成と、実施例との対応におい
て、この発明の減速手段は、実施例のインターナルギヤ
29、第1、第2の2連歯車31,32入力歯車35に
対応し、以下同様に、上限比較手段は、上限用比較回路
66、設定器68に対応し、下限比較手段は、下限用比
較回路67、設定器69に対応し、停止手段は、モータ
駆動制御回路65の停止機能に対応するも、この発明
は、実施例の構成のみに限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載の技術思想に沿って応用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電動スクリーン昇降装置の概略正面図。
【図2】 モータ駆動部の断面図。
【図3】 減速機構部分の分解斜視図。
【図4】 昇降コントロール部の断面図。
【図5】 制御ユニットの制御回路ブロック図。
【符号の説明】
10…電動スクリーン装置 12…巻取軸 13…スクリーン 15…モータ駆動部 21…モータ 26…ポテンショメータ 29…インターナルギヤ 31,32…2連歯車 35…入力歯車 A…モータユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの正逆出力によりスクリーンを昇降
    する電動スクリーン昇降装置であって、前記スクリーン
    の上限位置から下限位置までの移動量をポテンショメー
    タの操作移動量に対応させて減速する減速手段と、上記
    減速手段に接続されてスクリーンの上限位置から下限位
    置までの移動量にその操作量を対応させて移動し、該移
    動量に対応した電圧値を出力するポテンシメータと、前
    記スクリーンの上限位置に対応する上記ポテンショメー
    タの出力電圧値を比較の設定値として上記ポテンショメ
    ータの電圧出力と比較する上限比較手段と、前記スクリ
    ーンの下限位置に対応する上記ポテンショメータの出力
    電圧値を比較の設定値として上記ポテンショメータの電
    圧出力と比較する下限比較手段と、前記ポテンショメー
    タの出力電圧を、上限比較手段または下限比較手段が比
    較して、それぞれ一致したときモータ出力を停止する停
    止手段とを備えた電動スクリーン昇降装置。
  2. 【請求項2】前記ポテンショメータを、回転変位で電圧
    を出力する多回転型で形成した請求項1記載の電動スク
    リーン昇降装置。
  3. 【請求項3】前記上限比較手段および下限比較手段を可
    変抵抗器で構成した請求項1記載の電動スクリーン昇降
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103064243A (zh) * 2013-01-06 2013-04-24 南京芒冠光电科技股份有限公司 一种带磁性投影软幕系统
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