JP2000131688A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2000131688A
JP2000131688A JP30047498A JP30047498A JP2000131688A JP 2000131688 A JP2000131688 A JP 2000131688A JP 30047498 A JP30047498 A JP 30047498A JP 30047498 A JP30047498 A JP 30047498A JP 2000131688 A JP2000131688 A JP 2000131688A
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JP
Japan
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light
sealed container
light source
lighting device
transparent liquid
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JP30047498A
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Kengo Hayashi
謙吾 林
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Advanced Display Inc
Original Assignee
Advanced Display Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源の光利用効率を向上させるとともに、光
源を冷却し、熱による温度ムラを防ぐことができる照明
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 下方の面に光反射面1を有し、光学的に
透明で空洞化した平板からなる密封容器2と、前記密封
容器2内に封入された透明液体3と、前記密封容器2の
側部2cのうち、少なくとも1つの側部2cの面と平行
に配置された光源4と、前記密封容器2の前記下方の面
の側に配設された光反射板5とからなり、前記光源4か
らの光を前記透明液体3を通して前記密封容器2内に導
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明装置に関する。
さらに詳しくは、平面状に発光する照明装置に関し、デ
ィスプレイなどの透過型液晶表示装置や広告表示システ
ムなどの、裏面側から光を照射する必要がある表示素子
のためのバックライトに適している面型の照明装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、従来の導光板方式の
面型照明装置として、導光板50の表面および裏面にそ
れぞれ光拡散板51および光拡散用のドットを有する光
散乱反射面52と反射板53が配設されるとともに、前
記導光板50の側部に光源54とカバー55が配設され
るものがある。かかる面型照明装置では、まず、光源5
4からの直接光およびカバー55内の反射光が側面から
導光板50の内部に入り、該導光板50内を全反射しな
がら進み、このあいだに反射光の大部分は、導光板50
の一方の面に配設された反射板52によって拡散反射し
て導光板50の表側から拡散される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、光源から出た光は導光板の内部に入ろうとす
るが、光源と導光板の側面とのあいだには空気が介在し
ているため、導光板の側面において光の反射が起こると
いう問題がある。また反射した光の一部はカバー内でさ
らに反射し、再度導光板側面に戻っていくが、他の光は
反射を繰り返すなどによって大きく減衰する。このた
め、光源から出た光は導光板内に有効に導入されず、光
の利用効率を低下させている。
【0004】さらに、導光板の内部に入った光は、反射
板により光が反射し導光板上部より発光するが、このと
き、反射板から反射する光は集光率がわるく、輝度が低
い結果となっている。
【0005】かかる光源の光利用効率を向上させるため
に、導光板の側部に、光源と透明液体とを封入した密封
容器を配設する装置がある(特開平5−289077号
公報参照)。この装置では、光源の光を透明液体を通し
て導光板に導入することにより、光源の光を効率よく導
光板の発光面に導くようにしている。
【0006】しかしながら、かかる装置では、導光板と
密封容器とが幅広のゴムパッキングでシールされている
ため、光源の発熱により、透明液体が熱膨張し、シール
部分から液洩れを起こす惧れがある。
【0007】一方、導光板は、光源から近いところと遠
いところでは温度差が生じ、光源に近いところでは液晶
素子の温度を高くし、遠いところでは低くする。この温
度差により、ディスプレイの表示特性が低下し、白抜け
などの問題が生じる。
【0008】このディスプレイの表示特性を向上させる
ために、液晶素子に、2枚のガラス板からなる容器内に
エチレングリコールまたはシリコーンオイルを充填した
熱拡散板または冷却パネルを密着させる装置がある(特
開昭62−159120号公報または特開平4−625
20号公報参照)。
【0009】しかしながら、かかる装置では、液晶素子
に熱拡散板または冷却パネルを密着させるため、ディス
プレイを小型にすることが難しい。
【0010】本発明は、叙上の事情に鑑み、光源の光利
用効率を向上させるとともに、光源を冷却し、熱による
温度ムラを防ぐことができる照明装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は、下
方の面に光反射面を有し、光学的に透明で空洞化した平
板からなる密封容器と、前記密封容器内に封入された透
明液体と、前記密封容器のうち、少なくとも1つの側部
の面と平行に配置された光源と、前記密封容器の前記下
方の面の側に配設された光反射板とからなり、前記光源
からの光を前記透明液体を通して前記密封容器内に導入
することを特徴とする。
【0012】前記密封容器が、前記下方の面の側に配設
された光反射板と、前記光源が発光する表面の外側の位
置にある密封容器の内面とを光反射面とするのが好まし
い。
【0013】前記透明液体が、前記光源の冷却に効果が
あり、かつ密封容器と屈折率が近い工業用の油脂である
のが好ましい。
【0014】前記工業用の油脂がエチレングリコールま
たはシリコーンオイルであるのが好ましい。
【0015】前記密封容器より上側に光拡散板を配置す
るのが好ましい。
【0016】前記光反射面が、全反射面により形成され
ているのが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の照明装置を説明する。
【0018】図1は本発明の照明装置の一実施の形態を
示す断面図、図2は図1における照明装置内での光の伝
播経路を説明するための図である。
【0019】図1に示されるように、本発明の一実施の
形態にかかわる照明装置は、下方の面に全反射面である
光反射面1を有し、光学的に透明で空洞化した平板から
なる密封容器2と、前記密封容器2内に封入された透明
液体3と、前記密封容器2の側部2cの面と平行に配置
された光源4と、前記密封容器2の前記下方の面の側に
配設された光反射板5とから構成されている。
【0020】前記密封容器2は、上部2a(光透過
部)、下部2bおよび四方の側部2cにより空洞化した
箱形状を呈している。前記上部2a、下部2bおよび側
部2cは透明な平板、たとえば透明体のガラス板などか
らなる。該密封容器2の下部2bの面は、印刷などによ
り形成された光拡散用のドット6を有する光反射面1に
されており、対向する側部2cの面側に発光素子または
蛍光管などの棒状光源からなる光源4を配置させてい
る。なお、本実施の形態では、光源を対向する側部の面
と平行にそれぞれ配置しているが、本発明においては、
これに限定されるものではなく、一方の側部と平行に配
置することもできる。また該光源4が発光する表面の外
側の位置にある密封容器2の内面は、全反射面するPE
T(ポリエチレンテレフタレート)樹脂などの膜により
光反射面7にされている。前記密封容器2の側部2cに
は、密封容器2の内部に透明液体3を注入するための孔
が形成されているとともに、該孔を密封し、透明液体3
の漏洩を防止するためのゴムパッキング8が配設されて
いる。
【0021】前記透明液体3としては、屈折率が密封容
器2、たとえばガラス板および光源4を構成するガラス
(透明体)に近い、たとえばエチレングリコールまたは
シリコーンオイルなどの工業用の油脂などの液体を用い
ることができる。
【0022】本実施の形態では、光源4から出た光は、
密封容器2のガラス板および光源4を構成するガラスと
同程度の屈折率をもつ透明液体3に直接入り、密封容器
2の下方の面の側に配置された光反射面1のドット6で
光が反射し、密封容器2の内側の表面に拡散される。こ
のとき、密封容器2の内部に封入する透明液体3とし
て、熱伝導率や屈折率などを考慮して、エチレングリコ
ールまたはシリコーンオイルなどを封入した場合、従来
に比べて密封容器2から出る光の集光性が高まる。その
結果、密封容器2より上側に配置される、集光シート
(プリズムシート)を積層した光拡散板9を省くことが
できる。なお、光拡散板9がない場合には、とくに、高
精度の表示特性を必要としないディスプレイや広告表示
システムなどに用いることができる。
【0023】また、光源4と透明液体3とは接触してい
ることから、該透明液体3が冷却液の役割を果たし、光
源4を冷却することにより、バックライト部である密封
容器2から出る熱を抑え、密封容器2の表面に隣接して
配置される表示素子に熱が伝わるのを防ぐことができ
る。
【0024】さらに、前記透明液体3は、密封容器2の
表面に静電気が発生するのを抑えることができるため、
密封容器2の表面に異物などを集まりにくくすることが
できる。
【0025】つぎに本実施の形態にかかわる照明装置内
での光の伝播経路を説明する。図2に示されるように、
光源4から出た光には、透明液体3を伝播し、直接上部
2a(光透過部)の内側へ行く光と、密封容器2の側部
2cの内面の光反射面6に向かうように外側に行く光と
がある。後者の光は、光反射面7で乱反射を繰り返し、
大部分は光透過部のある内側へ向かうため、光源から出
た光のロスはほとんどない。内側に向かった光は、密封
容器2の内面で全反射を繰り返しながら進み、大部分は
密封容器2の内部を進むが、光反射面1にある光拡散用
のドット6に当たると、乱反射し、散乱光となり、上部
2aより出光する。このとき、上部2aより出光する光
は、透明液体3と密封容器2の屈折率の関係から、該容
器2の内側での反射率が小さくなり、光利用効率が向上
する。また、内側に向かった光で、ドット6に当たらず
に密封容器2から出て行く光についても同様のことがい
える。上部2aから出て行く光は、同様に散乱が小さい
方向に進む。光反射面1から漏れた光は、光反射板5で
反射され、密封容器2内に戻される。なお、光反射面1
にあるドット6は、光の内面均一性を高めるためにあ
り、ドット6の形状、大きさ、密度などは任意に定めら
れる。
【0026】また、バックライト部である密封容器2に
は、光源4により熱が発生する。この熱は密封容器2内
の透明液体3に伝達し、透明液体3により熱が吸収され
ながら、結果的には密封容器2全体に均一になる。これ
により、密封容器2の上部にある表示素子への熱伝導を
抑制し、表示素子の温度ムラを解消することができる。
【0027】さらに、透明液体3を全体に注入している
ことにより、密封容器2の表面での静電気の発生が抑え
られ、異物などの付着を低減することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
以下に示す効果を奏することができる。
【0029】(1)光源の光を密封容器へ直接導入して
いるため、光源から密封容器までの減衰がほとんどなく
なり、光源の光を効率よく導入することができる。
【0030】また、(2)密封容器内部に透明液体を入
れることにより、反射板での光の乱反射を抑え、集光性
を高めることができる。この集光性が高いことにより、
密封容器より上側に配置される光拡散板などを省くこと
が可能となり、コストを低減することできる。
【0031】また、(3)光源を透明液体で冷却するこ
とにより、バックライト部である密封容器から出る熱を
抑え、さらに密封容器全体に透明液体を封入しているた
めに、密封容器全体の熱分布を均一にすることができ
る。
【0032】さらに、(4)密封容器表面での静電気の
発生が防止できるため、バックライト部である密封容器
の表面への異物などを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の一実施の形態を示す断面図
である。
【図2】図1における照明装置内での光の伝播経路を説
明するための図である。
【図3】従来の導光板方式の面型照明装置の一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 光反射面 2 密封容器 2a 上部 2b 下部 2c 側部 3 透明液体 4 光源 5 光反射板 6 ドット 7 光反射面 8 ゴムパッキング 9 光拡散板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方の面に光反射面を有し、光学的に透
    明で空洞化した平板からなる密封容器と、前記密封容器
    内に封入された透明液体と、前記密封容器の側部のう
    ち、少なくとも1つの側部の面と平行に配置された光源
    と、前記密封容器の前記下方の面の側に配設された光反
    射板とからなり、前記光源からの光を前記透明液体を通
    して前記密封容器内に導入することを特徴とする照明装
    置。
  2. 【請求項2】 前記密封容器が、前記下方の面の側に配
    設された光反射板と、前記光源が発光する表面の外側の
    位置にある密封容器の内面とを光反射面とする請求項1
    記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記透明液体が、前記光源の冷却に効果
    があり、かつ密封容器と屈折率が近い工業用の油脂を用
    いる請求項1または2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記工業用の油脂がエチレングリコール
    またはシリコーンオイルである請求項3記載の照明装
    置。
  5. 【請求項5】 前記密封容器より上側に光拡散板を配置
    してなる請求項1、2、3または4記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記光反射面が、全反射面により形成さ
    れてなる請求項1、2、3、4または5記載の照明装
    置。
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