JP2004171947A - バックライト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】出光面の全体にわたり色むらなく混光されるとともに輝度の均整度が向上したサイドライト式のバックライト装置を提供する。
【解決手段】バックライト装置BTは、多角形の出光面1aを備えた導光板1と、導光板1の出光面1aの各隅角部近傍から延在する複数の入光腕部2と、発光が入光腕部2へ入光するように配設された複数の発光ダイオード3とを具備している。
発光腕部2は、空気層を介さないで直接導光板1内へ入光すれば、導光板1に対する位置は自由であり、例えば折り曲げて導光板の側面に沿って平行に配置されたり、折り返して導光板1の背面側に配置されていたりしてもよい。
【選択図】図3
【解決手段】バックライト装置BTは、多角形の出光面1aを備えた導光板1と、導光板1の出光面1aの各隅角部近傍から延在する複数の入光腕部2と、発光が入光腕部2へ入光するように配設された複数の発光ダイオード3とを具備している。
発光腕部2は、空気層を介さないで直接導光板1内へ入光すれば、導光板1に対する位置は自由であり、例えば折り曲げて導光板の側面に沿って平行に配置されたり、折り返して導光板1の背面側に配置されていたりしてもよい。
【選択図】図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオードを光源としたバックライト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示用に用いるバックライト装置は、主として小径の冷陰極形蛍光ランプを光源としている。この蛍光ランプは、3波長発光形の蛍光体を主体とする蛍光体層を備え、その管軸方向に色度の均一な白色発光を行うので、カラー表示用として好適である。また、この種のバックライト装置には、主として直下式とサイドライト式とがある。直下式は、高輝度が得られるが、装置の奥行きサイズが相対的に大きくなる。これに対して、サイドライト式は、輝度はそれほど大きくならないが、導光板の側面から発光を入射して導光板の前面から出射するので、装置の奥行きサイズを相対的に小さくすることができることから多用されている。
【0003】
ところが、冷陰極形蛍光ランプは、発光媒体として水銀をガラスバルブの内部に封入している。水銀は、環境負荷が大きく、健康に与える影響が極めて大きいため、蛍光ランプの場合、地球環境保全の立場から使用を控えていくことが検討されている。
【0004】
また、冷陰極形蛍光ランプにおいても、水銀に代えてキセノンなどを放電媒体として用いることが知られているが、水銀に比較すると、発光量が少ないという問題があり、期待されるほど水銀の代替が進んでいない。
【0005】
一方、発光ダイオードは、水銀などの環境負荷の大きな物質を含まない光源であり、蛍光ランプにおけるような温度依存特性が少なくて光立上り特性に優れ、しかも、寿命も長く、点灯回路が比較的簡単な配線回路であり、ノイズレベルが低減し、耐衝撃性が強いことなどで知られている。しかも、発光ダイオードの発光色については、最初に開発された赤色発光形に加えて、近年、青色および緑色発光形のものが実用化され、年ごとにこれら各色発光形の発光ダイオードの発光効率および発光量が向上していて、さらに近い将来の一層の向上がほぼ確実視されている。
【0006】
また、青色発光形の発光ダイオードに青色と補色関係にある黄色光を発生する蛍光体を組合せ、青色光の一部を利用してこれを黄色光に波長変換することにより、青色光と黄色光を混光して白色発光が得られるように構成したものもある。さらに、近紫外線を発光する発光ダイオードも開発されていて、近紫外線を3波長発光形蛍光体を用いて白色発光に波長変換することができるようになった。
【0007】
均一肉厚の導光板や肉厚断面が楔状の導光板を用いる冷陰極蛍光ランプを光源とする従来のバックライト装置の蛍光ランプに代えてRGBの単色光を発光する発光ダイオードを配設すると、十分な混光が行われないで、出光面に色むらが生じる。これに対して、RGBの単色光を発光する発光ダイオードを配設するバックライト装置として図6に示すものがある。
【0008】
図6は、従来のバックライト装置における構造と光路を説明する略図的要部側面図である。このバックライト装置は、発光ダイオード104を光源とするもので、米国 LUMILEDS社から発表されている。このバックライト装置は、図に示すように、導光板101、混光ガイド部102、第1の樋状反射板103、発光ダイオード104、第2の樋状反射板105から構成されている。
【0009】
導光板101は、一般的な四角形をなしていて、肉厚が一定な板体からなり、対向する一対の側面の一方が入光部101aとなり、正面が出光部101bとなる。
【0010】
混光ガイド部102は、サブ導光板からなり、導光板101と同幅で、かつ、光の進行方向の長さが短くて導光板101の下に重ねられている。そして、対向する一対の側面の一方が入光部102a、他方が出光部102bとなり、この出光部102aが導光板101の入光部101bの下に位置するように重ねて配置されている。
【0011】
第1の樋状反射鏡103は、導光板101の入光部101aおよび混光ガイド部102の出光部102bを包囲して、混光ガイド部102の出光部102bから出光した光が第1の樋状反射鏡103に反射して導光板101の入光部101aからその内部へ入光するように配設されている。
【0012】
発光ダイオード104は、RGBの単色光を発生する3種の発光色の発光ダイオードの複数を線状に配列することにより構成されている。そして、混光ガイド部102の入光部102aに近接して配設されている。
【0013】
第2の樋反射板105は、発光ダイオード104を包囲して、その発光が混光ガイド部102の入光部102aから内部へ入光するように配設されている。
【0014】
RGBの単光色の発光ダイオードを複数備えた発光ダイオード104を光源とする上述のバックライト装置においては、発光ダイオード104から放射されたRGBの単色光が第2の樋状反射鏡105により反射して混光ガイド部102の入光部102aから内部へ入光する。入光したRGBの単色光は、混光ガイド部内を全反射しながら進行する間に混光して白色光になり、出光面102bから出光する。そして、第1の樋状反射鏡103により反射して導光板101の入光部101aからその内部へ入光する。その後は、一般の導光板と同様に全反射を繰り返しながら正面の出光部101bから面状に広がって外部へ導出されるとされている。
【0015】
したがって、以上説明したバックライト装置においては、混光ガイド部102およびRGBの単色光を発光する3種の発光色の発光ダイオード104を冷陰極形蛍光ランプと同様な光源として作用させようとするものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のバックライト装置では、混色は良好であるが、重量が大で、空気層中の反射鏡103、105を経由して入光するので、光損失が大きくなってしまうために、出光面に得られる輝度が低くなるばかりか、部品点数が多いという問題がある。
【0017】
本発明は、複数の発光ダイオードの発光が混光されて出光面の全体にわたり色むらなく出光するとともに、部品点数が比較的少なくて、しかも、色度および輝度の均整度が向上したサイドライト式のバックライト装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明のバックライト装置は、多角形の出光面を備えた導光板と;導光板の出光面の各隅角部近傍から延在する複数の入光腕部と;発光が入光腕部から入光するように配設された発光ダイオードと;を具備していることを特徴としている。
【0019】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0020】
<導光板について> 導光板は、透明な光学材料例えばアクリル樹脂、ガラスなどの板状体からなり、多角形例えば四角形の出光面を備えている。また、導光板は、出光面の各隅角部近傍の後述する入光腕部が延在する部位を除いて多角形の出光面の周縁辺に隣接する複数の側面および底面を備えた板状体として画成されている。
【0021】
出光面は、立方体としての正面の少なくとも中央部を表示に利用することができ、そこから出光した光がバックライトとして利用される。なお、出光面の中央部を表示用として利用する場合、出光面の周縁部から光が漏れないように額縁状に遮光することができる。したがって、出光面は、所要の広がりの表示面を得るのに必要な大きさに設定するものとする。また、出光面の色度および輝度分布の均整度を向上するために、所望により表面にサンドブラスト処理を施すことができる。
【0022】
側面は、後述する入光腕部が接続する部位を除いて単独で、または所要により別設の反射手段と協働して、反射面として機能するように構成される。
【0023】
背面は、主として内面が全反射する反射面として作用するか、別設の背面反射手段との協働により反射面として機能する用に構成される。また、背面における反射作用を確実に行わせたり、色度および輝度分布をより一層良好にするために、所望によりサンドブラスト処理を行ったり、円錐状の凹窪部(円錐突起)や半月状の凹窪部(ムーン突起)を形成したり、ドット状の白色被膜または鏡面性の金属被膜を印刷または蒸着などにより形成することができる。
【0024】
<入光腕部について> 入光腕部は、複数の発光ダイオードの発光を混光してから導光板の各隅角部から導光板の内部へ導入するための手段であり、導光板の出光面の各隅角部近傍から導光的に延在している。なお、本発明において、「隅角部近傍」とは、導光板の出光面の隅角部または隅角部近傍の側面のいずれでもよいという意味である。また、入光腕部は、導光板に比べて細長くて、先端が導光板の隅角部近傍に接続していて、入光腕部から直接導光板内へ入光が行われる。入光腕部の先端を導光板に導光可能に接続するための具体的な手段は特段限定されないが、例えば導光板における出光面の各隅角部の近傍から一体に入光腕部を形成したり、別設の入光腕部の基端を導光板における出光面の各隅角部の近傍に光学的に一体的に接合したりすることができる。
【0025】
後者の場合、光学的に一体的に接合するためには、入光腕部の材質を導光板のそれと等しいか近似の屈折率を有する透明な光学材料で形成するとともに、導光板および入光腕部のそれと等しいか近似の屈折率を有する透明な接合材を介して接合するように構成するのがよい。加えて、入光腕部を導光板と別体にする場合、導光板の光学材料より高い耐熱温度を有する光学材料を用いることができる。これにより、入光腕部内の温度が発光ダイオードの発熱のために、導光板内のそれより大きくなっても、熱的な問題を回避しやすくなる。
【0026】
また、入光腕部は、後述する発光ダイオードの発光をその内部へ入光するための適当な構成を備えているものとする。すなわち、後述する発光ダイオードがRGBの単光色の発光を行う少なくとも3種の発光ダイオードであるなど複数の発光ダイオードに対する入光部を備えているものとする。そのための具体的な構成は、特段限定されないが、例えば細長い入光腕部の側面に沿って複数の発光ダイオードが入光できるように構成したり、入光腕部の先端部を発光ダイオードの数に応じて分岐して、複数の分岐部を形成し、各分岐部の端面からそれぞれ入光するように構成したりすることができる。
【0027】
さらに、入光腕部は、発光ダイオードの入光部以外の部位を、内部を導光板に向けて進行する光が漏れないように、光が入光腕部の内面間で全反射するように構成したり、外面の反射手段により入光した光が入光腕部の周囲を包囲した反射手段により反射するように構成したり、あるいはこれらを組み合わせたりすることができる。反射手段としては、例えば反射シートを貼付したり、蒸着やめっきなどにより入光腕部の該当部位に直接反射性金属被膜を形成したりすることができる。
【0028】
さらにまた、入光腕部の導光板に対する相対位置は、自由に設定することができる。例えば、入光腕部を導光板とほぼ同一平面内で導光板の縁辺にほぼ平行に折り曲げて配置したり、導光板の裏側へ折り返して重ねるように配置したりすることができる。
【0029】
前者の場合、導光板を正面視したときのバックライト装置としての面積が若干大きくなるが、奥行きサイズを小さい状態に維持することができる。反対に、後者の場合、奥行きサイズが若干大きくなるが、導光板を正面視したときのバックライト装置としての面積を小さい状態に維持することができる。
【0030】
さらにまた、入光腕部の基部が導光板に接合する位置は、導光板の出光面の隅角部および縁辺部の隅角部に隣接する側面のいずれであってもよい。
【0031】
<発光ダイオードについて> 発光ダイオードは、その複数がそれぞれの入光腕部に配設されたバックライト装置の光源である。発光ダイオードは、RGBの単光色を発光する3種の発光ダイオード、複数の白色発光の発光ダイオードおよび所望の単光色を発光する複数の発光ダイオードのいずれであってもよい。前者の場合、一つの入光腕部に対してRGBの単光色を発光する3種の発光ダイオードを配設する。中者および後者の場合、一つの入光腕部に対して複数個の発光ダイオードを配設する。
【0032】
また、発光ダイオードには、バックライト装置として所要の輝度を得るために、消費電力が例えば1W程度またはそれ以上に大きなパワー発光ダイオードを用いることができるが、このような場合には、使用する数が少なくなり、実装が容易になる。しかし、一般に発光ダイオードの使用数が少なくなると、導光板内における混光が困難になり、色むらを生じやすくなる。しかしながら、本発明においては、後述するように、混光および導光板内への入光が適切に行われるために、色むらが生じない。
【0033】
<その他の構成について> 上述した本発明の必須構成要素ではないが、以下の構成を所望により選択的に付加することにより、バックライト装置の性能が向上したり、機能が追加されたりする。
1.背面および側面反射手段 背面および側面反射手段は、導光板の背面および側面に配設される。これにより、導光板の反射面となる背面や側面から不所望に漏れる光を反射して導光板内へ戻すことができ、そのため出光面の輝度向上に寄与させることができる。
2.拡散シート 拡散シートは、導光板の正面の出光面から出射した光がそこを通過するときに一旦拡散させてバックライト装置の輝度分布の均整度を良好にする手段である。
3.集光シート 集光シートは、マイクロレンズやマイクロプリズムなどを備えていて、導光板の出光面から出射した光を拡散シートを経由して、または直接入射させることにより、光の進行方向を屈折させて前方へ揃えるように作用するので、バックライトとして利用可能なバックライトの前方へ向かう光を多くする手段である。
4.放熱手段 発光ダイオードの温度上昇による発光特性低下を抑制する手段として、放熱手段を配設すると効果的である。放熱手段としては、既知の各種放熱手段を採用することができる。例えば、ヒートシンク、ヒートパイプ、送風ファンまたはペルチエ素子などの放熱手段を配設することができる。
【0034】
<本発明の作用について> 本発明は、以上説明した構成であるから、複数の発光ダイオードからの発光が入光腕部から入光し、入光腕部内を反射を繰り返しながら進行して、導光板の正面の隅角部近傍に配設された複数の入光腕部のそれぞれから導光板の内部へ導入される。そして、導光板内を反射を繰り返しながら進行し、やがて出光面から出光する。
【0035】
以上の動作の中で、混光は2段階にわたって行われる。すなわち、まず、第1段階の混光は、複数の発光ダイオード2から入光した光が入光腕部2内を導光板1に向かって進行する過程で行なわれる。第2の段階は、導光板1の内部で行われる。すなわち、それぞれの入光腕部2から導光板1の出光面1aのそれぞれの隅角部近傍を経由して導光板の四方から導光板1内に入光した光は、反射を繰り返しながらそれぞれ対角方向に進行する過程で、拡散して互いに混光しながら出光面1aの前面から均一に出光する。その結果、光の色むらがなくなるとともに、出光面全体にわたり色度および輝度の均整度が向上する。導光板が例えば四角形の場合、各隅角部近傍から導光板内に入光した光は、90°の角度範囲内で拡散すればよく、この程度の拡散は容易であるから、上記の良好な結果をもたらす。これに対して、導光板の側面から入光させる場合には、良好な混光のためには180°の角度範囲にわたり拡散する必要があるにもかかわらず、実際上は困難なため、所望の均整度が得られない。
【0036】
入光腕部に配設する発光ダイオードがRGBの単光色を発光する複数の発光ダイオードである場合、上記の混光によって白色光が得られるが、混光が十分に行われるので、RGBの色むらを生じるようなことがない。また、RGBの単色光を混光して白色光を形成するので、それぞれの単色光の発光量を制御することにより、バックライト装置に要求される所望の色度の白色光を容易に得ることができる。
【0037】
また、入光腕部に配設する発光ダイオードが白色発光や単光色を発光する発光ダイオードである場合であっても、発光ダイオード間の色度や発光量のばらつきがあるので、複数の発光ダイオードの発光を混光することにより、色むらのない光を得ることができる。
【0038】
さらに、本発明は、RGB単光色を発光する3種の発光ダイオードを発光色ごとの点灯時間をPWM制御などにより発光色別に制御しながら点灯することにより、所望の色度の白色光やその他の有色光を発生させていわゆる調色を行ったり、輝度を変化して調光したりすることが可能になる。
【0039】
なお、本発明のバックライト装置の光出力面に液晶表示ユニットなどの画像表示手段を載置することにより、画像表示装置を得ることができる。
【0040】
請求項2の発明のバックライト装置は、請求項1記載のバックライト装置において、入光腕部は、その先端が複数に分岐した分岐部を備えていて;複数の発光ダイオードは、それぞれの発光が入光腕部の分岐部から入光するように配設されている;ことを特徴としている。
【0041】
本発明は、発光ダイオードを干渉なく配置するのに好適な構成を規定している。
【0042】
すなわち、入光腕部は、その先端が分岐して形成された複数の分岐部を備えている。各分岐部は、同一平面内に展開していてもよいし、異なる平面内に位置するように構成してもよい。また、各分岐部は、これを扇状に広げて分岐させることができるし、各分岐部を異なる長さに設定することもできる。
【0043】
そうして、本発明においては、上記の構成を備えていることにより、各発光ダイオードを干渉なく入光腕部に配置することができる。そして、要すれば、発光ダイオードを分岐部の先端面から入光させるのが容易になる。これにより、入光効率を高くすることができる。
【0044】
また、各分岐部は、これを扇状に広げて分岐させることができる。これにより、各分岐部の先端部間の隣接距離を大きくすることができる。このため、発光ダイオードがヒートシンクなどの放熱手段を備えていることによって、大きくなっていたとしても、隣接する発光ダイオード間で干渉することなく配置することができる。
【0045】
さらに、本発明は、1個の入光腕部の先端に3個の分岐部を無理することなく容易に形成することができるので、RGBの単光色を発生する3種の発光ダイオードを分岐部に配設して、混光により白色光を発生させる場合に好適である。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0047】
図1は、本発明のバックライト装置における第1の実施の形態を示す要部正面図である。図において、バックライト装置BTは、導光板1、複数の入光腕部2および複数の発光ダイオード3を具備している。なお、導光板1の後述する出光面1aの前面に配置する拡散板および適数の集光板などを具備しているが、図示を省略している。
【0048】
導光板1は、無色透明のアクリル樹脂を成形してなり、ほぼ四角形の出光面1a、4つの側面および背面からなる直方体形状をなした肉厚の均一な板状体である。すなわち、導光板1は、その出光面1aがその中央部に表示面を形成するのに必要な大きさである。4つの側面は、出光面1aの4つの周側縁から垂直に図において背方へ延在している。背面は、出光面1aと平行に形成されている。
【0049】
入光腕部2は、無色透明のアクリル樹脂を成形してなり、細長くて導光板1の4つの隅角部からその4本が延在し、かつ、導光板1と同一面内で折り曲げられて、図において斜線を施して示しているように、出光面1aの図において左右の側縁に沿って平行に配置されている。また、各入光腕部2は、導光板1とは別体に形成され、導光板1の各隅角部に接合されることによって、導光板1の各隅角部から延在している。
【0050】
複数の発光ダイオード4は、RGBの単光色を発光する3種の発光ダイオードからなり、各入光腕部2の導光板1に対して外側に位置する側面に沿ってそれぞれが配設されて、それらからの発光が入光腕部2の内部へ入光する。
【0051】
そうして、複数の発光ダイオード4から発生するRGBの単光色の3種の発光が入光腕部2内で内面全反射を繰り返しながら導光板1側へ進行する過程で第1段階の混光が行われてから、導光板1の各隅角部から内部へ入光する。そして、各隅角部から入光した光は、導光板1内を反射し、かつ、導光板1の内部に拡散しながら対角方向へ。かつ、出光面1aの面内を拡散しながら進行して、異なる入光腕部2から入光した光と混光して第2段階の混光が行われてから出光面1aから外部へ出光し、バックライト装置として利用される。
【0052】
以下、図2ないし図5を参照して、本発明のバックライト装置のその他の実施の形態について説明する。各図において、図1ないし図3と同一部分について同一符号を付して説明は省略する。
【0053】
図2は、本発明のバックライト装置における第2の実施の形態を示す要部正面図である。本実施の形態は、各入光腕部2(斜線部)が導光板1と一体に形成されているとともに、導光板1の側面における隅角部の近傍位置からそれぞれ延在している点で第1の実施の形態と異なる。
【0054】
図3ないし図5は、本発明のバックライト装置における第3の実施の形態を示し、図3は側面図、図4は要部正面図、図5は要部背面図である。
【0055】
画像表示装置IDDは、後述するバックライト装置BTおよびバックライト装置BLの光出力面に重ねて配置した画像表示パネルIPからなる。画像表示パネルIPは、液晶表示パネルからなる。また、バックライト装置BLの光出力面に、液晶表示パネルIPが載置されることにより、画像表示装置IDDが構成されている。
【0056】
バックライト装置BTは、以下詳述する構成である。画像表示パネルIPは、液晶表示ユニットなどからなり、バックライト装置BTの光出力面に背面から光照射されて透過することにより、前面側に画像が表示されるように配置されている。
【0057】
本実施の形態において、バックライト装置BLは、導光板1、入光腕部2、発光ダイオード3、拡散シート4、第1および第2の集光シート5、6を具備して構成されている。
【0058】
すなわち、導光板1は、各隅角部がカットされて斜面1bが形成され、側面1cおよび背面1dを有している。斜面1bは、隅角部から背面方向へ延在する入光腕部2からの光がその内面で反射して導光板1の内部へ入光しやすくするように配慮されている。なお、出光面1aの点線で囲まれた中央部が表示面となる。
【0059】
入光腕部2は、導光板1の隅角部の斜面1bに接合して導光板1と導光的に、かつ、一体的に延在している。また、入光腕部2は、導光板1の斜面1bから90°屈曲して一旦垂直に延在し、次に裏面側へさらに90°屈曲していて、そのため先端部が導光板1の背面側に平行に延在している。なお、上記屈曲部には、斜面2dを形成して、入光腕部2の先端部から進行する光を斜面2dの内面で全反射させて導光板1の隅角部近傍へ誘導しやすくしている。
【0060】
また、入光腕部2の導光板1の背面1fに離間対向する先端部は、三つ又状に分岐して3個の分岐部2a、2b、2cを一体に形成している。そして、中央の分岐部2bがその左右の分岐部2a、2cより長くなっている。なお、図3においては、図示を簡単にするために、分岐部2aのみを描いてある。
【0061】
複数の発光ダイオード3は、RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードからなる組を入光腕部2の数だけ配設される。また、各発光ダイオード3は、図5に示すように、それぞれが発光ダイオード素体3aおよび放熱板3bからなる。発光ダイオード素体3aは、基板3a1および基板3a1の上にマウントされた発光ダイオード素子3a2からなる。放熱板3bは、良導電性金属基板からなり、発光ダイオード素体3aを絶縁して支持している。RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードとしては、例えば赤色発光形の発光ダイオードが定格電流350mA、定格電圧3Vのパワー発光ダイオードを用いる。緑色発光形および青色発光形の発光ダイオードがそれぞれ定格電流350mA、定格電圧3.5Vのパワー発光ダイオードを用いる。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、出光面を備えた導光板と、出光面の各隅角部近傍から延在する複数の入光腕部と、入光腕部へ入光する複数の発光ダイオードとを具備していることにより、出光面の全体にわたり色むらなく混光されて、色度および輝度の均整度が向上し、かつ、高い輝度が得られるとともに、部品点数が比較的少ないサイドライト式のバックライト装置を提供することができる。
【0063】
請求項2の発明のバックライト装置は、入光腕部の先端が複数に分岐した分岐部を備え、複数の発光ダイオードそれぞれの発光が入光腕部の分岐部から入光するように配設されていることにより、複数の発光ダイオードを干渉なく入光腕部に配置するのが容易なサイドライト式のバックライト装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックライト装置における第1の実施の形態を示す要部正面図
【図2】本発明のバックライト装置における第2の実施の形態を示す要部正面図
【図3】本発明のバックライト装置における第3の実施の形態を示す略図的側面図
【図4】同じく要部正面図
【図5】同じく背面図
【図6】従来のバックライト装置における構造と光路を説明する略図的要部側面図
【符号の説明】
1…導光板、1a…出光面、2…入光腕部、3…発光ダイオード、BL…バックライト装置、IDD…画像表示装置、IP…画像表示パネル
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオードを光源としたバックライト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示用に用いるバックライト装置は、主として小径の冷陰極形蛍光ランプを光源としている。この蛍光ランプは、3波長発光形の蛍光体を主体とする蛍光体層を備え、その管軸方向に色度の均一な白色発光を行うので、カラー表示用として好適である。また、この種のバックライト装置には、主として直下式とサイドライト式とがある。直下式は、高輝度が得られるが、装置の奥行きサイズが相対的に大きくなる。これに対して、サイドライト式は、輝度はそれほど大きくならないが、導光板の側面から発光を入射して導光板の前面から出射するので、装置の奥行きサイズを相対的に小さくすることができることから多用されている。
【0003】
ところが、冷陰極形蛍光ランプは、発光媒体として水銀をガラスバルブの内部に封入している。水銀は、環境負荷が大きく、健康に与える影響が極めて大きいため、蛍光ランプの場合、地球環境保全の立場から使用を控えていくことが検討されている。
【0004】
また、冷陰極形蛍光ランプにおいても、水銀に代えてキセノンなどを放電媒体として用いることが知られているが、水銀に比較すると、発光量が少ないという問題があり、期待されるほど水銀の代替が進んでいない。
【0005】
一方、発光ダイオードは、水銀などの環境負荷の大きな物質を含まない光源であり、蛍光ランプにおけるような温度依存特性が少なくて光立上り特性に優れ、しかも、寿命も長く、点灯回路が比較的簡単な配線回路であり、ノイズレベルが低減し、耐衝撃性が強いことなどで知られている。しかも、発光ダイオードの発光色については、最初に開発された赤色発光形に加えて、近年、青色および緑色発光形のものが実用化され、年ごとにこれら各色発光形の発光ダイオードの発光効率および発光量が向上していて、さらに近い将来の一層の向上がほぼ確実視されている。
【0006】
また、青色発光形の発光ダイオードに青色と補色関係にある黄色光を発生する蛍光体を組合せ、青色光の一部を利用してこれを黄色光に波長変換することにより、青色光と黄色光を混光して白色発光が得られるように構成したものもある。さらに、近紫外線を発光する発光ダイオードも開発されていて、近紫外線を3波長発光形蛍光体を用いて白色発光に波長変換することができるようになった。
【0007】
均一肉厚の導光板や肉厚断面が楔状の導光板を用いる冷陰極蛍光ランプを光源とする従来のバックライト装置の蛍光ランプに代えてRGBの単色光を発光する発光ダイオードを配設すると、十分な混光が行われないで、出光面に色むらが生じる。これに対して、RGBの単色光を発光する発光ダイオードを配設するバックライト装置として図6に示すものがある。
【0008】
図6は、従来のバックライト装置における構造と光路を説明する略図的要部側面図である。このバックライト装置は、発光ダイオード104を光源とするもので、米国 LUMILEDS社から発表されている。このバックライト装置は、図に示すように、導光板101、混光ガイド部102、第1の樋状反射板103、発光ダイオード104、第2の樋状反射板105から構成されている。
【0009】
導光板101は、一般的な四角形をなしていて、肉厚が一定な板体からなり、対向する一対の側面の一方が入光部101aとなり、正面が出光部101bとなる。
【0010】
混光ガイド部102は、サブ導光板からなり、導光板101と同幅で、かつ、光の進行方向の長さが短くて導光板101の下に重ねられている。そして、対向する一対の側面の一方が入光部102a、他方が出光部102bとなり、この出光部102aが導光板101の入光部101bの下に位置するように重ねて配置されている。
【0011】
第1の樋状反射鏡103は、導光板101の入光部101aおよび混光ガイド部102の出光部102bを包囲して、混光ガイド部102の出光部102bから出光した光が第1の樋状反射鏡103に反射して導光板101の入光部101aからその内部へ入光するように配設されている。
【0012】
発光ダイオード104は、RGBの単色光を発生する3種の発光色の発光ダイオードの複数を線状に配列することにより構成されている。そして、混光ガイド部102の入光部102aに近接して配設されている。
【0013】
第2の樋反射板105は、発光ダイオード104を包囲して、その発光が混光ガイド部102の入光部102aから内部へ入光するように配設されている。
【0014】
RGBの単光色の発光ダイオードを複数備えた発光ダイオード104を光源とする上述のバックライト装置においては、発光ダイオード104から放射されたRGBの単色光が第2の樋状反射鏡105により反射して混光ガイド部102の入光部102aから内部へ入光する。入光したRGBの単色光は、混光ガイド部内を全反射しながら進行する間に混光して白色光になり、出光面102bから出光する。そして、第1の樋状反射鏡103により反射して導光板101の入光部101aからその内部へ入光する。その後は、一般の導光板と同様に全反射を繰り返しながら正面の出光部101bから面状に広がって外部へ導出されるとされている。
【0015】
したがって、以上説明したバックライト装置においては、混光ガイド部102およびRGBの単色光を発光する3種の発光色の発光ダイオード104を冷陰極形蛍光ランプと同様な光源として作用させようとするものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のバックライト装置では、混色は良好であるが、重量が大で、空気層中の反射鏡103、105を経由して入光するので、光損失が大きくなってしまうために、出光面に得られる輝度が低くなるばかりか、部品点数が多いという問題がある。
【0017】
本発明は、複数の発光ダイオードの発光が混光されて出光面の全体にわたり色むらなく出光するとともに、部品点数が比較的少なくて、しかも、色度および輝度の均整度が向上したサイドライト式のバックライト装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明のバックライト装置は、多角形の出光面を備えた導光板と;導光板の出光面の各隅角部近傍から延在する複数の入光腕部と;発光が入光腕部から入光するように配設された発光ダイオードと;を具備していることを特徴としている。
【0019】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0020】
<導光板について> 導光板は、透明な光学材料例えばアクリル樹脂、ガラスなどの板状体からなり、多角形例えば四角形の出光面を備えている。また、導光板は、出光面の各隅角部近傍の後述する入光腕部が延在する部位を除いて多角形の出光面の周縁辺に隣接する複数の側面および底面を備えた板状体として画成されている。
【0021】
出光面は、立方体としての正面の少なくとも中央部を表示に利用することができ、そこから出光した光がバックライトとして利用される。なお、出光面の中央部を表示用として利用する場合、出光面の周縁部から光が漏れないように額縁状に遮光することができる。したがって、出光面は、所要の広がりの表示面を得るのに必要な大きさに設定するものとする。また、出光面の色度および輝度分布の均整度を向上するために、所望により表面にサンドブラスト処理を施すことができる。
【0022】
側面は、後述する入光腕部が接続する部位を除いて単独で、または所要により別設の反射手段と協働して、反射面として機能するように構成される。
【0023】
背面は、主として内面が全反射する反射面として作用するか、別設の背面反射手段との協働により反射面として機能する用に構成される。また、背面における反射作用を確実に行わせたり、色度および輝度分布をより一層良好にするために、所望によりサンドブラスト処理を行ったり、円錐状の凹窪部(円錐突起)や半月状の凹窪部(ムーン突起)を形成したり、ドット状の白色被膜または鏡面性の金属被膜を印刷または蒸着などにより形成することができる。
【0024】
<入光腕部について> 入光腕部は、複数の発光ダイオードの発光を混光してから導光板の各隅角部から導光板の内部へ導入するための手段であり、導光板の出光面の各隅角部近傍から導光的に延在している。なお、本発明において、「隅角部近傍」とは、導光板の出光面の隅角部または隅角部近傍の側面のいずれでもよいという意味である。また、入光腕部は、導光板に比べて細長くて、先端が導光板の隅角部近傍に接続していて、入光腕部から直接導光板内へ入光が行われる。入光腕部の先端を導光板に導光可能に接続するための具体的な手段は特段限定されないが、例えば導光板における出光面の各隅角部の近傍から一体に入光腕部を形成したり、別設の入光腕部の基端を導光板における出光面の各隅角部の近傍に光学的に一体的に接合したりすることができる。
【0025】
後者の場合、光学的に一体的に接合するためには、入光腕部の材質を導光板のそれと等しいか近似の屈折率を有する透明な光学材料で形成するとともに、導光板および入光腕部のそれと等しいか近似の屈折率を有する透明な接合材を介して接合するように構成するのがよい。加えて、入光腕部を導光板と別体にする場合、導光板の光学材料より高い耐熱温度を有する光学材料を用いることができる。これにより、入光腕部内の温度が発光ダイオードの発熱のために、導光板内のそれより大きくなっても、熱的な問題を回避しやすくなる。
【0026】
また、入光腕部は、後述する発光ダイオードの発光をその内部へ入光するための適当な構成を備えているものとする。すなわち、後述する発光ダイオードがRGBの単光色の発光を行う少なくとも3種の発光ダイオードであるなど複数の発光ダイオードに対する入光部を備えているものとする。そのための具体的な構成は、特段限定されないが、例えば細長い入光腕部の側面に沿って複数の発光ダイオードが入光できるように構成したり、入光腕部の先端部を発光ダイオードの数に応じて分岐して、複数の分岐部を形成し、各分岐部の端面からそれぞれ入光するように構成したりすることができる。
【0027】
さらに、入光腕部は、発光ダイオードの入光部以外の部位を、内部を導光板に向けて進行する光が漏れないように、光が入光腕部の内面間で全反射するように構成したり、外面の反射手段により入光した光が入光腕部の周囲を包囲した反射手段により反射するように構成したり、あるいはこれらを組み合わせたりすることができる。反射手段としては、例えば反射シートを貼付したり、蒸着やめっきなどにより入光腕部の該当部位に直接反射性金属被膜を形成したりすることができる。
【0028】
さらにまた、入光腕部の導光板に対する相対位置は、自由に設定することができる。例えば、入光腕部を導光板とほぼ同一平面内で導光板の縁辺にほぼ平行に折り曲げて配置したり、導光板の裏側へ折り返して重ねるように配置したりすることができる。
【0029】
前者の場合、導光板を正面視したときのバックライト装置としての面積が若干大きくなるが、奥行きサイズを小さい状態に維持することができる。反対に、後者の場合、奥行きサイズが若干大きくなるが、導光板を正面視したときのバックライト装置としての面積を小さい状態に維持することができる。
【0030】
さらにまた、入光腕部の基部が導光板に接合する位置は、導光板の出光面の隅角部および縁辺部の隅角部に隣接する側面のいずれであってもよい。
【0031】
<発光ダイオードについて> 発光ダイオードは、その複数がそれぞれの入光腕部に配設されたバックライト装置の光源である。発光ダイオードは、RGBの単光色を発光する3種の発光ダイオード、複数の白色発光の発光ダイオードおよび所望の単光色を発光する複数の発光ダイオードのいずれであってもよい。前者の場合、一つの入光腕部に対してRGBの単光色を発光する3種の発光ダイオードを配設する。中者および後者の場合、一つの入光腕部に対して複数個の発光ダイオードを配設する。
【0032】
また、発光ダイオードには、バックライト装置として所要の輝度を得るために、消費電力が例えば1W程度またはそれ以上に大きなパワー発光ダイオードを用いることができるが、このような場合には、使用する数が少なくなり、実装が容易になる。しかし、一般に発光ダイオードの使用数が少なくなると、導光板内における混光が困難になり、色むらを生じやすくなる。しかしながら、本発明においては、後述するように、混光および導光板内への入光が適切に行われるために、色むらが生じない。
【0033】
<その他の構成について> 上述した本発明の必須構成要素ではないが、以下の構成を所望により選択的に付加することにより、バックライト装置の性能が向上したり、機能が追加されたりする。
1.背面および側面反射手段 背面および側面反射手段は、導光板の背面および側面に配設される。これにより、導光板の反射面となる背面や側面から不所望に漏れる光を反射して導光板内へ戻すことができ、そのため出光面の輝度向上に寄与させることができる。
2.拡散シート 拡散シートは、導光板の正面の出光面から出射した光がそこを通過するときに一旦拡散させてバックライト装置の輝度分布の均整度を良好にする手段である。
3.集光シート 集光シートは、マイクロレンズやマイクロプリズムなどを備えていて、導光板の出光面から出射した光を拡散シートを経由して、または直接入射させることにより、光の進行方向を屈折させて前方へ揃えるように作用するので、バックライトとして利用可能なバックライトの前方へ向かう光を多くする手段である。
4.放熱手段 発光ダイオードの温度上昇による発光特性低下を抑制する手段として、放熱手段を配設すると効果的である。放熱手段としては、既知の各種放熱手段を採用することができる。例えば、ヒートシンク、ヒートパイプ、送風ファンまたはペルチエ素子などの放熱手段を配設することができる。
【0034】
<本発明の作用について> 本発明は、以上説明した構成であるから、複数の発光ダイオードからの発光が入光腕部から入光し、入光腕部内を反射を繰り返しながら進行して、導光板の正面の隅角部近傍に配設された複数の入光腕部のそれぞれから導光板の内部へ導入される。そして、導光板内を反射を繰り返しながら進行し、やがて出光面から出光する。
【0035】
以上の動作の中で、混光は2段階にわたって行われる。すなわち、まず、第1段階の混光は、複数の発光ダイオード2から入光した光が入光腕部2内を導光板1に向かって進行する過程で行なわれる。第2の段階は、導光板1の内部で行われる。すなわち、それぞれの入光腕部2から導光板1の出光面1aのそれぞれの隅角部近傍を経由して導光板の四方から導光板1内に入光した光は、反射を繰り返しながらそれぞれ対角方向に進行する過程で、拡散して互いに混光しながら出光面1aの前面から均一に出光する。その結果、光の色むらがなくなるとともに、出光面全体にわたり色度および輝度の均整度が向上する。導光板が例えば四角形の場合、各隅角部近傍から導光板内に入光した光は、90°の角度範囲内で拡散すればよく、この程度の拡散は容易であるから、上記の良好な結果をもたらす。これに対して、導光板の側面から入光させる場合には、良好な混光のためには180°の角度範囲にわたり拡散する必要があるにもかかわらず、実際上は困難なため、所望の均整度が得られない。
【0036】
入光腕部に配設する発光ダイオードがRGBの単光色を発光する複数の発光ダイオードである場合、上記の混光によって白色光が得られるが、混光が十分に行われるので、RGBの色むらを生じるようなことがない。また、RGBの単色光を混光して白色光を形成するので、それぞれの単色光の発光量を制御することにより、バックライト装置に要求される所望の色度の白色光を容易に得ることができる。
【0037】
また、入光腕部に配設する発光ダイオードが白色発光や単光色を発光する発光ダイオードである場合であっても、発光ダイオード間の色度や発光量のばらつきがあるので、複数の発光ダイオードの発光を混光することにより、色むらのない光を得ることができる。
【0038】
さらに、本発明は、RGB単光色を発光する3種の発光ダイオードを発光色ごとの点灯時間をPWM制御などにより発光色別に制御しながら点灯することにより、所望の色度の白色光やその他の有色光を発生させていわゆる調色を行ったり、輝度を変化して調光したりすることが可能になる。
【0039】
なお、本発明のバックライト装置の光出力面に液晶表示ユニットなどの画像表示手段を載置することにより、画像表示装置を得ることができる。
【0040】
請求項2の発明のバックライト装置は、請求項1記載のバックライト装置において、入光腕部は、その先端が複数に分岐した分岐部を備えていて;複数の発光ダイオードは、それぞれの発光が入光腕部の分岐部から入光するように配設されている;ことを特徴としている。
【0041】
本発明は、発光ダイオードを干渉なく配置するのに好適な構成を規定している。
【0042】
すなわち、入光腕部は、その先端が分岐して形成された複数の分岐部を備えている。各分岐部は、同一平面内に展開していてもよいし、異なる平面内に位置するように構成してもよい。また、各分岐部は、これを扇状に広げて分岐させることができるし、各分岐部を異なる長さに設定することもできる。
【0043】
そうして、本発明においては、上記の構成を備えていることにより、各発光ダイオードを干渉なく入光腕部に配置することができる。そして、要すれば、発光ダイオードを分岐部の先端面から入光させるのが容易になる。これにより、入光効率を高くすることができる。
【0044】
また、各分岐部は、これを扇状に広げて分岐させることができる。これにより、各分岐部の先端部間の隣接距離を大きくすることができる。このため、発光ダイオードがヒートシンクなどの放熱手段を備えていることによって、大きくなっていたとしても、隣接する発光ダイオード間で干渉することなく配置することができる。
【0045】
さらに、本発明は、1個の入光腕部の先端に3個の分岐部を無理することなく容易に形成することができるので、RGBの単光色を発生する3種の発光ダイオードを分岐部に配設して、混光により白色光を発生させる場合に好適である。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0047】
図1は、本発明のバックライト装置における第1の実施の形態を示す要部正面図である。図において、バックライト装置BTは、導光板1、複数の入光腕部2および複数の発光ダイオード3を具備している。なお、導光板1の後述する出光面1aの前面に配置する拡散板および適数の集光板などを具備しているが、図示を省略している。
【0048】
導光板1は、無色透明のアクリル樹脂を成形してなり、ほぼ四角形の出光面1a、4つの側面および背面からなる直方体形状をなした肉厚の均一な板状体である。すなわち、導光板1は、その出光面1aがその中央部に表示面を形成するのに必要な大きさである。4つの側面は、出光面1aの4つの周側縁から垂直に図において背方へ延在している。背面は、出光面1aと平行に形成されている。
【0049】
入光腕部2は、無色透明のアクリル樹脂を成形してなり、細長くて導光板1の4つの隅角部からその4本が延在し、かつ、導光板1と同一面内で折り曲げられて、図において斜線を施して示しているように、出光面1aの図において左右の側縁に沿って平行に配置されている。また、各入光腕部2は、導光板1とは別体に形成され、導光板1の各隅角部に接合されることによって、導光板1の各隅角部から延在している。
【0050】
複数の発光ダイオード4は、RGBの単光色を発光する3種の発光ダイオードからなり、各入光腕部2の導光板1に対して外側に位置する側面に沿ってそれぞれが配設されて、それらからの発光が入光腕部2の内部へ入光する。
【0051】
そうして、複数の発光ダイオード4から発生するRGBの単光色の3種の発光が入光腕部2内で内面全反射を繰り返しながら導光板1側へ進行する過程で第1段階の混光が行われてから、導光板1の各隅角部から内部へ入光する。そして、各隅角部から入光した光は、導光板1内を反射し、かつ、導光板1の内部に拡散しながら対角方向へ。かつ、出光面1aの面内を拡散しながら進行して、異なる入光腕部2から入光した光と混光して第2段階の混光が行われてから出光面1aから外部へ出光し、バックライト装置として利用される。
【0052】
以下、図2ないし図5を参照して、本発明のバックライト装置のその他の実施の形態について説明する。各図において、図1ないし図3と同一部分について同一符号を付して説明は省略する。
【0053】
図2は、本発明のバックライト装置における第2の実施の形態を示す要部正面図である。本実施の形態は、各入光腕部2(斜線部)が導光板1と一体に形成されているとともに、導光板1の側面における隅角部の近傍位置からそれぞれ延在している点で第1の実施の形態と異なる。
【0054】
図3ないし図5は、本発明のバックライト装置における第3の実施の形態を示し、図3は側面図、図4は要部正面図、図5は要部背面図である。
【0055】
画像表示装置IDDは、後述するバックライト装置BTおよびバックライト装置BLの光出力面に重ねて配置した画像表示パネルIPからなる。画像表示パネルIPは、液晶表示パネルからなる。また、バックライト装置BLの光出力面に、液晶表示パネルIPが載置されることにより、画像表示装置IDDが構成されている。
【0056】
バックライト装置BTは、以下詳述する構成である。画像表示パネルIPは、液晶表示ユニットなどからなり、バックライト装置BTの光出力面に背面から光照射されて透過することにより、前面側に画像が表示されるように配置されている。
【0057】
本実施の形態において、バックライト装置BLは、導光板1、入光腕部2、発光ダイオード3、拡散シート4、第1および第2の集光シート5、6を具備して構成されている。
【0058】
すなわち、導光板1は、各隅角部がカットされて斜面1bが形成され、側面1cおよび背面1dを有している。斜面1bは、隅角部から背面方向へ延在する入光腕部2からの光がその内面で反射して導光板1の内部へ入光しやすくするように配慮されている。なお、出光面1aの点線で囲まれた中央部が表示面となる。
【0059】
入光腕部2は、導光板1の隅角部の斜面1bに接合して導光板1と導光的に、かつ、一体的に延在している。また、入光腕部2は、導光板1の斜面1bから90°屈曲して一旦垂直に延在し、次に裏面側へさらに90°屈曲していて、そのため先端部が導光板1の背面側に平行に延在している。なお、上記屈曲部には、斜面2dを形成して、入光腕部2の先端部から進行する光を斜面2dの内面で全反射させて導光板1の隅角部近傍へ誘導しやすくしている。
【0060】
また、入光腕部2の導光板1の背面1fに離間対向する先端部は、三つ又状に分岐して3個の分岐部2a、2b、2cを一体に形成している。そして、中央の分岐部2bがその左右の分岐部2a、2cより長くなっている。なお、図3においては、図示を簡単にするために、分岐部2aのみを描いてある。
【0061】
複数の発光ダイオード3は、RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードからなる組を入光腕部2の数だけ配設される。また、各発光ダイオード3は、図5に示すように、それぞれが発光ダイオード素体3aおよび放熱板3bからなる。発光ダイオード素体3aは、基板3a1および基板3a1の上にマウントされた発光ダイオード素子3a2からなる。放熱板3bは、良導電性金属基板からなり、発光ダイオード素体3aを絶縁して支持している。RGBの単光色の発光を行う3種の発光ダイオードとしては、例えば赤色発光形の発光ダイオードが定格電流350mA、定格電圧3Vのパワー発光ダイオードを用いる。緑色発光形および青色発光形の発光ダイオードがそれぞれ定格電流350mA、定格電圧3.5Vのパワー発光ダイオードを用いる。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、出光面を備えた導光板と、出光面の各隅角部近傍から延在する複数の入光腕部と、入光腕部へ入光する複数の発光ダイオードとを具備していることにより、出光面の全体にわたり色むらなく混光されて、色度および輝度の均整度が向上し、かつ、高い輝度が得られるとともに、部品点数が比較的少ないサイドライト式のバックライト装置を提供することができる。
【0063】
請求項2の発明のバックライト装置は、入光腕部の先端が複数に分岐した分岐部を備え、複数の発光ダイオードそれぞれの発光が入光腕部の分岐部から入光するように配設されていることにより、複数の発光ダイオードを干渉なく入光腕部に配置するのが容易なサイドライト式のバックライト装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックライト装置における第1の実施の形態を示す要部正面図
【図2】本発明のバックライト装置における第2の実施の形態を示す要部正面図
【図3】本発明のバックライト装置における第3の実施の形態を示す略図的側面図
【図4】同じく要部正面図
【図5】同じく背面図
【図6】従来のバックライト装置における構造と光路を説明する略図的要部側面図
【符号の説明】
1…導光板、1a…出光面、2…入光腕部、3…発光ダイオード、BL…バックライト装置、IDD…画像表示装置、IP…画像表示パネル
Claims (2)
- 多角形の出光面を備えた導光板と;
導光板の出光面の各隅角部近傍から延在する複数の入光腕部と;
発光が入光腕部へ入光するように配設された複数の発光ダイオードと;
を具備していることを特徴とするバックライト装置。 - 入光腕部は、その先端が複数に分岐した分岐部を備えていて;
複数の発光ダイオードは、それぞれの発光が入光腕部の分岐部から入光するように配設されている;
ことを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
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