JP2000131464A - 目覚まし時計のスイッチ構造 - Google Patents
目覚まし時計のスイッチ構造Info
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- JP2000131464A JP2000131464A JP10309080A JP30908098A JP2000131464A JP 2000131464 A JP2000131464 A JP 2000131464A JP 10309080 A JP10309080 A JP 10309080A JP 30908098 A JP30908098 A JP 30908098A JP 2000131464 A JP2000131464 A JP 2000131464A
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- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】枠体の上面に設けられた孔部2と、枠体の
内部に固設された案内突起3d,3dと、上面に球状の
突起35が形成され案内突起3d,3dに案内されて上
下方向に移動可能な移動台40と、枠体の内部に固定さ
れ移動台40の下面と接触係合するタクトスイッチ1
2,12と、下面中央部に形成されて前記球状の突起3
5と遊嵌する球状の凹部23と枠体2の内面に係合して
抜けを防止する抜け止め部22と孔部2を挿通して枠体
2の外方向に突出する押圧部21とを有するスヌーズボ
タン30とを備える。 【効果】押圧部21を押したとき、球状突起35が球状
凹部23上を滑り、案内突起3d,3dに案内されて移
動台40が下方向に移動するのでスヌーズボタン30と
移動台40の間に強い力が作用せずに、スイッチ構造の
破損がなくなる。
内部に固設された案内突起3d,3dと、上面に球状の
突起35が形成され案内突起3d,3dに案内されて上
下方向に移動可能な移動台40と、枠体の内部に固定さ
れ移動台40の下面と接触係合するタクトスイッチ1
2,12と、下面中央部に形成されて前記球状の突起3
5と遊嵌する球状の凹部23と枠体2の内面に係合して
抜けを防止する抜け止め部22と孔部2を挿通して枠体
2の外方向に突出する押圧部21とを有するスヌーズボ
タン30とを備える。 【効果】押圧部21を押したとき、球状突起35が球状
凹部23上を滑り、案内突起3d,3dに案内されて移
動台40が下方向に移動するのでスヌーズボタン30と
移動台40の間に強い力が作用せずに、スイッチ構造の
破損がなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目安設定時刻になると
目覚まし音(アラーム音)を鳴動する目覚まし時計に関
し、詳しくは目覚まし時計のスイッチ構造に関する。
目覚まし音(アラーム音)を鳴動する目覚まし時計に関
し、詳しくは目覚まし時計のスイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】目覚まし時計には、目覚まし音(アラー
ム音)鳴り止め用のプッシュボタン機構が設けてある。
このようなプッシュボタン機構としては、アラーム音を
完全に止める鳴り止めボタンとアラーム音を一時的に止
めるスヌーズボタンの2種類が知られている。このプッ
シュボタン機構は、例えば特開平9−292475号公
報に開示されているように、プッシュスイッチの可動部
に取り付けるボタン受けの凹部にプッシュボタンを接着
剤により固定しているものが知られている。また、実開
昭57−67337号公報に開示されているように、長
手両端に直立する案内棒を樹脂成形で一体的に有し中心
部にプッシュスイッチの軸部を保持すべく形成したプッ
シュボタンと、案内棒をガイドすべきガイド部を樹脂成
形で一体的に形成したケースとを有する構造が知られて
いる。
ム音)鳴り止め用のプッシュボタン機構が設けてある。
このようなプッシュボタン機構としては、アラーム音を
完全に止める鳴り止めボタンとアラーム音を一時的に止
めるスヌーズボタンの2種類が知られている。このプッ
シュボタン機構は、例えば特開平9−292475号公
報に開示されているように、プッシュスイッチの可動部
に取り付けるボタン受けの凹部にプッシュボタンを接着
剤により固定しているものが知られている。また、実開
昭57−67337号公報に開示されているように、長
手両端に直立する案内棒を樹脂成形で一体的に有し中心
部にプッシュスイッチの軸部を保持すべく形成したプッ
シュボタンと、案内棒をガイドすべきガイド部を樹脂成
形で一体的に形成したケースとを有する構造が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日、プッシュボタン
の位置がわかりやすいようにプッシュボタンを大きく設
定した目覚まし時計が望まれている。例えば特開平9−
292475号公報に開示された構造においては、プッ
シュボタンの中央付近を押圧した場合は、プッシュスイ
ッチの可動部がプッシュボタンに対し下方向に沈降する
も、プッシュボタンの端を押圧した場合は、プッシュス
イッチの可動部がプッシュボタンに対し下斜め方向に沈
降するのでプッシュスイッチが良好に作動しない可能性
があった。また、実開昭57−67337号公報に開示
された構造は、プッシュボタンの端を押圧した場合、プ
ッシュスイッチの可動部が良好に押圧されるも、案内棒
とガイド部に強い応力が発生して、案内棒又はガイド部
が破損する可能性があった。
の位置がわかりやすいようにプッシュボタンを大きく設
定した目覚まし時計が望まれている。例えば特開平9−
292475号公報に開示された構造においては、プッ
シュボタンの中央付近を押圧した場合は、プッシュスイ
ッチの可動部がプッシュボタンに対し下方向に沈降する
も、プッシュボタンの端を押圧した場合は、プッシュス
イッチの可動部がプッシュボタンに対し下斜め方向に沈
降するのでプッシュスイッチが良好に作動しない可能性
があった。また、実開昭57−67337号公報に開示
された構造は、プッシュボタンの端を押圧した場合、プ
ッシュスイッチの可動部が良好に押圧されるも、案内棒
とガイド部に強い応力が発生して、案内棒又はガイド部
が破損する可能性があった。
【0004】そこで本発明はかかる従来の問題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、プッシュボタンの端
を押圧したとき、プッシュスイッチが良好に作動して、
破損しにくい目覚まし時計のスイッチ構造を提供するこ
とにある。
なされたものであり、その目的は、プッシュボタンの端
を押圧したとき、プッシュスイッチが良好に作動して、
破損しにくい目覚まし時計のスイッチ構造を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、枠体の上面に設けられた孔部と、枠体の内部に固設
された案内突起と、上面に係合部が形成され案内突起に
案内されて上下方向に移動可能な移動台と、枠体の内部
に固定され移動台の下面と接触係合するプッシュスイッ
チと、下面中央部に形成された係合部と係合する係合部
と枠体の内面に係合して抜けを防止する抜け止め部と孔
部を挿通して枠体の外方向に突出する押圧部とを有する
プッシュボタンと、を備え、移動台に設けた係合部とプ
ッシュボタンに設けた係合部の一方は湾曲した凹部で構
成され、他方は湾曲した突起で構成され、湾曲した凹部
は湾曲した突起よりも曲率が緩やかに形成されている。
に、枠体の上面に設けられた孔部と、枠体の内部に固設
された案内突起と、上面に係合部が形成され案内突起に
案内されて上下方向に移動可能な移動台と、枠体の内部
に固定され移動台の下面と接触係合するプッシュスイッ
チと、下面中央部に形成された係合部と係合する係合部
と枠体の内面に係合して抜けを防止する抜け止め部と孔
部を挿通して枠体の外方向に突出する押圧部とを有する
プッシュボタンと、を備え、移動台に設けた係合部とプ
ッシュボタンに設けた係合部の一方は湾曲した凹部で構
成され、他方は湾曲した突起で構成され、湾曲した凹部
は湾曲した突起よりも曲率が緩やかに形成されている。
【0006】よって、プッシュボタンの端を押圧した場
合、プッシュボタンは枠体に対し、下斜め方向に沈降す
るが、プッシュボタンの下面に形成した係合部は移動台
の上面に形成した係合部に対し、滑りながら下方向に移
動するので、プッシュボタンと移動台の間に強い力が作
用せずに、スイッチ構造の破損がなくなる。
合、プッシュボタンは枠体に対し、下斜め方向に沈降す
るが、プッシュボタンの下面に形成した係合部は移動台
の上面に形成した係合部に対し、滑りながら下方向に移
動するので、プッシュボタンと移動台の間に強い力が作
用せずに、スイッチ構造の破損がなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の目覚まし時計に関
し、第1具体例を図1及び図5に基づいて説明する。図
1は本具体例の目覚まし時計を示し(A)は正面図,
(B)は平面図、図2は本具体例のスヌーズスイッチ機
構の要部正面図、図3は本具体例のスヌーズスイッチ機
構の要部側面図、図4は本具体例のスヌーズボタンを示
し(A)は斜視図,(B)は断面図、図5は本具体例の
スヌーズスイッチ部を示し(A)は正面図,(B)は断
面図である。本具体例の目覚まし時計10は、内部に図
示しない目安機構を備えたムーブメントを収納し、時計
正面側より時刻を表示する時刻表示部7と、目安設定時
刻になると図示しないモータの駆動により鳴動するベル
5,5と、鳴動するアラーム音を鳴り止める鳴り止めス
イッチ4と、アラーム音を一時的に鳴り止めるスヌーズ
スイッチ機構50と、から構成されている。
し、第1具体例を図1及び図5に基づいて説明する。図
1は本具体例の目覚まし時計を示し(A)は正面図,
(B)は平面図、図2は本具体例のスヌーズスイッチ機
構の要部正面図、図3は本具体例のスヌーズスイッチ機
構の要部側面図、図4は本具体例のスヌーズボタンを示
し(A)は斜視図,(B)は断面図、図5は本具体例の
スヌーズスイッチ部を示し(A)は正面図,(B)は断
面図である。本具体例の目覚まし時計10は、内部に図
示しない目安機構を備えたムーブメントを収納し、時計
正面側より時刻を表示する時刻表示部7と、目安設定時
刻になると図示しないモータの駆動により鳴動するベル
5,5と、鳴動するアラーム音を鳴り止める鳴り止めス
イッチ4と、アラーム音を一時的に鳴り止めるスヌーズ
スイッチ機構50と、から構成されている。
【0008】本具体例の枠体は、前枠3aと後枠3bを
結合することにより構成されており、枠体の正面側には
時刻を表示する時刻表示部7が形成され、側面側にはア
ラーム音を鳴り止める鳴り止めスイッチ4、上面側には
目安設定時刻になると枠体内部に収納されたモータ等の
駆動源によりアラーム音を発生するベル5,5及びアラ
ーム音を一時的に鳴り止めるスヌーズスイッチ機構50
が形成されている。
結合することにより構成されており、枠体の正面側には
時刻を表示する時刻表示部7が形成され、側面側にはア
ラーム音を鳴り止める鳴り止めスイッチ4、上面側には
目安設定時刻になると枠体内部に収納されたモータ等の
駆動源によりアラーム音を発生するベル5,5及びアラ
ーム音を一時的に鳴り止めるスヌーズスイッチ機構50
が形成されている。
【0009】スヌーズスイッチ機構50は、図2及び図
3に示すように、枠体と一体的に成形された基板支持部
3c,3cに固定されたスヌーズスイッチ部20と、ス
ヌーズスイッチ部の上方向に配置され、枠体と一体的に
形成された案内突起3d,3dに上下移動可能に支持さ
れた移動台40と、移動台40を上方向に付勢する付勢
バネ33と、移動台40の上方向に配置され、枠体の上
面に形成された孔部2から突出するスヌーズボタン30
とから構成されている。
3に示すように、枠体と一体的に成形された基板支持部
3c,3cに固定されたスヌーズスイッチ部20と、ス
ヌーズスイッチ部の上方向に配置され、枠体と一体的に
形成された案内突起3d,3dに上下移動可能に支持さ
れた移動台40と、移動台40を上方向に付勢する付勢
バネ33と、移動台40の上方向に配置され、枠体の上
面に形成された孔部2から突出するスヌーズボタン30
とから構成されている。
【0010】スヌーズスイッチ部20は、図5に示すよ
うに、基板15と、基板15の表面に取り付けられた2
個のタクトスイッチ12,12とから構成されている。
このタクトスイッチ12,12は、基板15に固定され
たスイッチ本体12a,12aと、押圧することにより
スイッチ本体の方向に移動して図示しない接点がオンす
る可動部12b,12bから構成されている。なお、2
個のタクトスイッチ12,12の一方はスヌーズスイッ
チであり、他方は照明用のスイッチを設けている。
うに、基板15と、基板15の表面に取り付けられた2
個のタクトスイッチ12,12とから構成されている。
このタクトスイッチ12,12は、基板15に固定され
たスイッチ本体12a,12aと、押圧することにより
スイッチ本体の方向に移動して図示しない接点がオンす
る可動部12b,12bから構成されている。なお、2
個のタクトスイッチ12,12の一方はスヌーズスイッ
チであり、他方は照明用のスイッチを設けている。
【0011】移動台40は、図2及び図3に示すよう
に、案内突起3d,3dに当接することにより移動台の
下方向の移動を規制するための左右に一対設けられたア
ーム32,32と、上面から突出して球状に形成された
突起35(以下、球状突起35)と、後述する付勢バネ
33を収納する収納部37と、収納部37の上面に付勢
バネ33を支持するバネ柱38とから構成されている。
この移動台40は図3に示すように、付勢バネ33の上
端をバネ柱38に引っ掛け、付勢バネ33の下端を支持
部3eに突設したバネ柱3fに引っ掛けることにより、
収納部37に付勢バネ33を収納している。このよう
に、移動台40に下方向の外力が作用していないとき
は、移動台40は上方向に付勢されており、球状突起3
5でスヌーズボタン30を押圧している。移動台40は
前述したように、案内突起3d,3dにより上下移動可
能に支持されており、移動台40が案内突起3d,3d
から脱落しないように、案内突起3d,3dの先端には
爪が設けられている。
に、案内突起3d,3dに当接することにより移動台の
下方向の移動を規制するための左右に一対設けられたア
ーム32,32と、上面から突出して球状に形成された
突起35(以下、球状突起35)と、後述する付勢バネ
33を収納する収納部37と、収納部37の上面に付勢
バネ33を支持するバネ柱38とから構成されている。
この移動台40は図3に示すように、付勢バネ33の上
端をバネ柱38に引っ掛け、付勢バネ33の下端を支持
部3eに突設したバネ柱3fに引っ掛けることにより、
収納部37に付勢バネ33を収納している。このよう
に、移動台40に下方向の外力が作用していないとき
は、移動台40は上方向に付勢されており、球状突起3
5でスヌーズボタン30を押圧している。移動台40は
前述したように、案内突起3d,3dにより上下移動可
能に支持されており、移動台40が案内突起3d,3d
から脱落しないように、案内突起3d,3dの先端には
爪が設けられている。
【0012】スヌーズボタン30は、図4に示すよう
に、枠体の上面に形成された孔部2から突出する押圧部
21と、側面から外方向に突出して、枠体の孔部近傍の
内面と当接して孔部2からスヌーズボタン30の脱落を
防止する抜け止め部22と、底面の中央部に設けられて
球状に形成された球状に形成された凹部23(以下、球
状凹部23)とから構成されている。この球状凹部23
の曲率半径は、前記球状突起35の曲率半径よりも大き
く設定されている。即ち、球状凹部23の湾曲は、球状
突起35の湾曲よりも曲率が緩やかに設定されている。
また、スヌーズボタン30に外力が作用していないと
き、該スヌーズボタンは移動台40に押圧されている
も、抜け止め部22の上面と枠体の孔部近傍の内面が当
接することにより、スヌーズボタンの脱落を防止してい
る。
に、枠体の上面に形成された孔部2から突出する押圧部
21と、側面から外方向に突出して、枠体の孔部近傍の
内面と当接して孔部2からスヌーズボタン30の脱落を
防止する抜け止め部22と、底面の中央部に設けられて
球状に形成された球状に形成された凹部23(以下、球
状凹部23)とから構成されている。この球状凹部23
の曲率半径は、前記球状突起35の曲率半径よりも大き
く設定されている。即ち、球状凹部23の湾曲は、球状
突起35の湾曲よりも曲率が緩やかに設定されている。
また、スヌーズボタン30に外力が作用していないと
き、該スヌーズボタンは移動台40に押圧されている
も、抜け止め部22の上面と枠体の孔部近傍の内面が当
接することにより、スヌーズボタンの脱落を防止してい
る。
【0013】本具体例の目覚まし時計10のスヌーズボ
タン30の押圧部21の端を押圧したときの各部の動作
について図2に基づいて説明する。押圧部21の端を押
圧すると、スヌーズボタン30は枠体に対して下斜め方
向に移動する。このときの枠体とスヌーズボタンの傾斜
角度は、押圧する場所によって異なる。スヌーズボタン
30が移動すると、スヌーズボタン30の底面に設けた
球状凹部23も下方向に移動するので、球状凹部23内
で接触係合している球状突起35が該球状凹部23内を
滑りながら、案内突起3d,3dにガイドされ下方向に
移動する。移動台40が下方向に移動すると、移動台4
0の下方向に配置されたタクトスイッチ12,12の可
動部12b,12bの上面が移動台40の下面に押圧さ
れて、可動部12b,12bがスイッチ本体12a,1
2aの方向に移動することによりスイッチがオンされ
る。
タン30の押圧部21の端を押圧したときの各部の動作
について図2に基づいて説明する。押圧部21の端を押
圧すると、スヌーズボタン30は枠体に対して下斜め方
向に移動する。このときの枠体とスヌーズボタンの傾斜
角度は、押圧する場所によって異なる。スヌーズボタン
30が移動すると、スヌーズボタン30の底面に設けた
球状凹部23も下方向に移動するので、球状凹部23内
で接触係合している球状突起35が該球状凹部23内を
滑りながら、案内突起3d,3dにガイドされ下方向に
移動する。移動台40が下方向に移動すると、移動台4
0の下方向に配置されたタクトスイッチ12,12の可
動部12b,12bの上面が移動台40の下面に押圧さ
れて、可動部12b,12bがスイッチ本体12a,1
2aの方向に移動することによりスイッチがオンされ
る。
【0014】また、押圧力を解除すると、前記付勢バネ
33の付勢力により、移動台40が案内突起3d,3d
にガイドされ上方向に移動する。従って、球状凹部23
は球状突起35に押圧され、該球状突起35としゅう動
しながら上方向に移動する。このとき、球状凹部23と
球状突起35は両者共、球面で圧接しているので、下斜
め方向に移動して傾いた状態から図2に示すような初期
の状態に戻るとき、球状凹部23の球面上を球状突起3
5の球面が滑るので、スヌーズボタンを正規な位置に戻
りやすくしている。
33の付勢力により、移動台40が案内突起3d,3d
にガイドされ上方向に移動する。従って、球状凹部23
は球状突起35に押圧され、該球状突起35としゅう動
しながら上方向に移動する。このとき、球状凹部23と
球状突起35は両者共、球面で圧接しているので、下斜
め方向に移動して傾いた状態から図2に示すような初期
の状態に戻るとき、球状凹部23の球面上を球状突起3
5の球面が滑るので、スヌーズボタンを正規な位置に戻
りやすくしている。
【0015】図6は、他の具体例を示すスヌーズスイッ
チ機構の要部正面図である。この図に示すように、スヌ
ーズボタン30の底面中央部に2個の球状凹部23,2
3及び各々の球状凹部に嵌合する2個の球状突起35,
35を形成してもよい。また、移動台40の下面に2つ
の傾斜面を形成して、その各々の傾斜面にそれぞれタク
トスイッチを接触係合させてもよい。
チ機構の要部正面図である。この図に示すように、スヌ
ーズボタン30の底面中央部に2個の球状凹部23,2
3及び各々の球状凹部に嵌合する2個の球状突起35,
35を形成してもよい。また、移動台40の下面に2つ
の傾斜面を形成して、その各々の傾斜面にそれぞれタク
トスイッチを接触係合させてもよい。
【0016】本具体例では、スヌーズボタン30の底面
に球状凹部23を設け、移動台40の上面に球状突起3
5を設け、球状凹部23と球状突起35を遊嵌させてい
るが、スヌーズボタン30の底面に球状突起35を設
け、移動台40の上面に球状凹部を設けて、両者を遊嵌
させてもよい。この場合、球状凹部23内で球状突起3
5がしゅう動しやすいように、球状凹部23の曲率半径
を、球状突起35の曲率半径よりも大きく設定すること
が必要である。また、球状凹部23や球状突起35を楕
円体状の曲面とすることもある。
に球状凹部23を設け、移動台40の上面に球状突起3
5を設け、球状凹部23と球状突起35を遊嵌させてい
るが、スヌーズボタン30の底面に球状突起35を設
け、移動台40の上面に球状凹部を設けて、両者を遊嵌
させてもよい。この場合、球状凹部23内で球状突起3
5がしゅう動しやすいように、球状凹部23の曲率半径
を、球状突起35の曲率半径よりも大きく設定すること
が必要である。また、球状凹部23や球状突起35を楕
円体状の曲面とすることもある。
【0017】また本具体例では、スヌーズボタンをプッ
シュボタンとして説明したが、鳴り止めボタンをプッシ
ュボタンとすることもある。また本具体例では、移動台
をスヌーズボタンのある方向に付勢バネにより付勢して
いるが、付勢バネは必ずしも必要ではない。例えば、特
開平9−147667号公報に開示されているようなプ
ッシュスイッチを用いてプッシュスイッチの可動部に外
力が作用していないときは、可動部の復帰力で移動台と
プッシュボタンを上方向に移動させてもよい。
シュボタンとして説明したが、鳴り止めボタンをプッシ
ュボタンとすることもある。また本具体例では、移動台
をスヌーズボタンのある方向に付勢バネにより付勢して
いるが、付勢バネは必ずしも必要ではない。例えば、特
開平9−147667号公報に開示されているようなプ
ッシュスイッチを用いてプッシュスイッチの可動部に外
力が作用していないときは、可動部の復帰力で移動台と
プッシュボタンを上方向に移動させてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
枠体の上面に設けられた孔部と、枠体の内部に固設され
た案内突起と、上面に係合部が形成され案内突起に案内
されて上下方向に移動可能な移動台と、枠体の内部に固
定され移動台の下面と接触係合するプッシュスイッチ
と、下面中央部に形成された係合部と係合する係合部と
枠体の内面に係合して抜けを防止する抜け止め部と孔部
を挿通して枠体の外方向に突出する押圧部とを有するプ
ッシュボタンとを備え、移動台に設けた係合部とプッシ
ュボタンに設けた係合部の一方は湾曲した凹部で構成さ
れ、他方は湾曲した突起で構成され、湾曲した凹部は湾
曲した突起よりも曲率を緩やかに形成されている。
枠体の上面に設けられた孔部と、枠体の内部に固設され
た案内突起と、上面に係合部が形成され案内突起に案内
されて上下方向に移動可能な移動台と、枠体の内部に固
定され移動台の下面と接触係合するプッシュスイッチ
と、下面中央部に形成された係合部と係合する係合部と
枠体の内面に係合して抜けを防止する抜け止め部と孔部
を挿通して枠体の外方向に突出する押圧部とを有するプ
ッシュボタンとを備え、移動台に設けた係合部とプッシ
ュボタンに設けた係合部の一方は湾曲した凹部で構成さ
れ、他方は湾曲した突起で構成され、湾曲した凹部は湾
曲した突起よりも曲率を緩やかに形成されている。
【0019】よって、プッシュボタンの端を押圧した場
合、プッシュボタンは枠体に対し、下斜め方向に沈降す
るが、プッシュボタンの下面に形成した係合部は移動台
の上面に形成した係合部に対し、滑りながら下方向に移
動するので、プッシュボタンと移動台の間に強い力が作
用せずに、スイッチ構造の破損がなくなる。また、案内
突起により移動台が下方向に移動するので、移動台の下
面でプッシュスイッチの上面を良好に押圧することがで
きる。
合、プッシュボタンは枠体に対し、下斜め方向に沈降す
るが、プッシュボタンの下面に形成した係合部は移動台
の上面に形成した係合部に対し、滑りながら下方向に移
動するので、プッシュボタンと移動台の間に強い力が作
用せずに、スイッチ構造の破損がなくなる。また、案内
突起により移動台が下方向に移動するので、移動台の下
面でプッシュスイッチの上面を良好に押圧することがで
きる。
【図1】本具体例の目覚まし時計を示し、(A)は正面
図,(B)は平面図。
図,(B)は平面図。
【図2】本具体例のスヌーズスイッチ機構の要部正面
図。
図。
【図3】本具体例のスヌーズスイッチ機構の要部側面
図。
図。
【図4】本具体例のスヌーズボタンを示し、(A)は斜
視図,(B)は断面図。
視図,(B)は断面図。
【図5】本具体例のスヌーズスイッチ部を示し、(A)
は正面図,(B)は断面図。
は正面図,(B)は断面図。
【図6】他の具体例のスヌーズスイッチ機構の要部正面
図。
図。
3a 前枠 3b 後枠 3c 基板支持部 3d 案内突起 3e 支持部 3f バネ柱 4 鳴り止めスイッチ 12 タクトスイッチ 12a スイッチ本体 12b 可動部 20 スヌーズスイッチ部 21 押圧部 22 抜け止め部 23 球状凹部 30 スヌーズボタン 33 付勢バネ 35 球状突起 37 収納部 38 バネ柱 40 移動台 50 スヌーズ機構
Claims (1)
- 【請求項1】 枠体の上面に設けられた孔部と、 前記枠体の内部に固設された案内突起と、 上面に係合部が形成され、前記案内突起に案内されて、
上下方向に移動可能な移動台と、 前記枠体の内部に固定され、前記移動台の下面と接触係
合するプッシュスイッチと、 下面中央部に形成された前記係合部と係合する係合部
と、前記枠体の内面に係合して抜けを防止する抜け止め
部と、前記孔部を挿通して該枠体の外方向に突出する押
圧部とを有するプッシュボタンと、を備え、 前記移動台に設けた係合部とプッシュボタンに設けた係
合部の一方は湾曲した凹部で構成され、他方は湾曲した
突起で構成され、該湾曲した凹部は該湾曲した突起より
も曲率が緩やかに形成されていることを特徴とする目覚
まし時計のスイッチ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10309080A JP2000131464A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 目覚まし時計のスイッチ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10309080A JP2000131464A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 目覚まし時計のスイッチ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000131464A true JP2000131464A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17988654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10309080A Pending JP2000131464A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 目覚まし時計のスイッチ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000131464A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010118297A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Rhythm Watch Co Ltd | スイッチ装置 |
-
1998
- 1998-10-29 JP JP10309080A patent/JP2000131464A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010118297A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Rhythm Watch Co Ltd | スイッチ装置 |
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