JP2000130645A - 配管取付装置 - Google Patents

配管取付装置

Info

Publication number
JP2000130645A
JP2000130645A JP10300462A JP30046298A JP2000130645A JP 2000130645 A JP2000130645 A JP 2000130645A JP 10300462 A JP10300462 A JP 10300462A JP 30046298 A JP30046298 A JP 30046298A JP 2000130645 A JP2000130645 A JP 2000130645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
connector
connectors
flat plate
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10300462A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Kumagai
俊博 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP10300462A priority Critical patent/JP2000130645A/ja
Publication of JP2000130645A publication Critical patent/JP2000130645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコネクターを保持でき、部品点数が少
なく経済的であって、コネクターの挿入嵌合が容易であ
ると同時に、嵌合されたコネクターが確実に保持されて
簡単に外れることのない配管取付装置を提供する。 【解決手段】 コネクター10は中央外周部に係止溝1
1bを有する。ホルダー20は、基部21から突出した
平板部22に形成された、基部21と反対側に開口24
aを有し且つ半円を越える弧状縁部24bを有する複数
の係止穴24と、各係止穴24の両側に残る平板部22
で形成された複数の突出部25と、複数の突出部25の
全ての交互の突出部25の先端に設けた切込み26とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブ等の配管
を両端に挿着するためのコネクターを複数個まとめて保
持し、自動車等の部材に取り付ける配管取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のエア配管や燃料配管などにおい
ては、それぞれ別の機器から導かれた2つの配管をコネ
クターを用いて接続することが行われている。例えばエ
ア配管では、運転台側の配管とシヤシー側の配管がコネ
クターで接続され、且つ片側又は両側の配管は束にして
シヤシー等に固定されている。
【0003】このようなエア配管は従来からスチールパ
イプ等の金属の配管が主流であったが、最近ではナイロ
ンチューブ等の合成樹脂の配管を用い、これをワンタッ
チ式のコネクターで接続することが検討されている。こ
れに伴って、従来は束にして固定されていた配管を接続
しやすいように分離し、しかも分離された各配管をばら
ばらにならないように集合して保持することが望まれて
いる。
【0004】一方、自動車の燃料配管の取付装置とし
て、特開平9−264456号公報には、フロアパネル
の両側に配管されたチューブを接続して保持し、複数本
まとめてフロアパネルに取り付ける装置が記載されてい
る。この配管取付装置は、チューブを接続するコネクタ
ーと、複数のコネクターを弾性脚部に嵌め込んで保持す
るコネクターホルダーと、コネクターホルダーをフロア
パネルに取り付けるリテナーとで構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平9−2
64456号公報に記載の配管取付装置では、コネクタ
ーの外周面をコネクターホルダーの弾性脚部に嵌合して
保持する。しかし、弾性脚部が概略半円弧状に成形され
た細い板状の弾性材料からなり、基部から突き出して設
けられているため、コネクターを挿入しやすい反面、一
旦挿入嵌合したコネクターが組み立て作業中に外れやす
かった。また、コネクターを嵌合したコネクターホルダ
ーをリテナーに組み付けて自動車の部材に取り付けるた
め、その後はコネクターが外れなくなるが、部品点数が
多く経済的ではなかった。
【0006】本発明は、このような従来の事情に鑑み、
複数のコネクターを集合的に保持でき、部品点数が少な
く経済的であって、コネクターの挿入嵌合が容易である
と同時に、一旦嵌合されたコネクターが確実に保持され
て簡単に外れることのない、信頼性の高い配管取付装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供する配管取付装置は、中央外周部に係
止溝を有するコネクターと、該コネクターを複数個互い
に平行に保持するホルダーとからなり、該ホルダーは両
端に取付部を有する基部と、基部から突出して一体的に
設けた平板部に形成され、基部と反対側に開口し且つ半
円を越える弧状縁部を有する複数の係止穴と、各係止穴
の両側に残る平板部で構成された複数の突出部と、複数
の突出部のうち少なくとも交互の突出部の先端に設けた
切込みとを備えることを特徴とする。
【0008】
【発明実施の形態】本発明の配管取付装置は、両端にチ
ューブやホースを接続するためのコネクターと、コネク
ターを複数個保持するためのホルダーとからなってい
る。また、ホルダーは充分な強度を備えた基部と、基部
から突出した平板部とで構成され、この平板部にコネク
ターの係止溝を嵌合するための複数の係止穴と突出部が
形成されている。尚、コネクターはホルダーの係止穴に
嵌合する係止溝を中央外周部に備えていればよく、その
他の構造やチューブやホースの接続方式などは何ら制限
されない。
【0009】即ち、本発明においては、ホルダーの基部
から突出した平板部には基部と反対側に開口した複数の
係止穴が設けてあり、この係止穴の両側には平板部が突
出部として残っている。そして、この係止穴の開口部分
を除き、コネクターの係止溝に沿って隣接又は当接すべ
き係止穴の弧状縁部が半円を越えるように形成してあ
る。また、各係止穴の間に存在する複数の突出部のう
ち、少なくとも交互の突出部の先端には、基部側に向か
って切込みが形成してある。
【0010】従って、ホルダーの係止穴の開口からコネ
クターを押し込むと、少なくとも片側の突出部が切込み
により二股に別れた先端が容易に弾性変形するので、コ
ネクターの係止溝が突出部の先端を押し開いて係止穴内
に簡単に嵌め込まれる。このようにしてホルダーの係止
穴に一旦嵌合されたコネクターは、係止穴の弧状縁部が
半円を越えるように形成してあるので、即ち係止穴の弧
状縁部によりコネクターの係止溝が円周に沿って半分以
上押えられているので、コルダーから簡単に外れること
がない。
【0011】好ましい形態としては、2個のコネクター
を一対として保持するように、ホルダーの平板部に2個
以上の偶数個の係止穴を形成し、且つ各係止穴の間にあ
る各突出部の交互に(一つおきに)、先端に切込みを設
ける。これによって、先端が切込みにより弾性変形しや
すい突出部と、切込みがなく弾性変形しにくい突出部と
が交互に存在することなるので、前記した係止穴へのコ
ネクターの嵌め込みやすさと、コネクターの嵌合保持の
確実性とのバランスが最良の状態となる。
【0012】また、このようにコネクターを嵌合保持し
たホルダーは、更に別の部品を用いることなく、ホルダ
ーの基部に設けた取付部をボルト等で自動車等の他の部
材に直接固定することができる。このため、部品点数が
非常に少なく、コストダウンが期待できる。しかも、1
つのホルダーに複数のコネクターを保持することができ
るから、複数のチューブが集合的に配管されている自動
車の配管系統等に使用する配管取付装置として特に有効
である。
【0013】
【実施例】本発明による配管取付装置の一具体例を、図
面を参照して説明する。図1は本発明のホルダーの平面
図及び図2はその正面図である。このホルダー20は、
幅が18mmで厚さが4mmの横長板状の合成樹脂板か
らなる基部21と、基部21から突出した厚さ5mmの
平板部22と、基部21の両端を約1/4円となるよう
に曲折して、平板部22の先端と面一になるように形成
した取付部23とを有し、両側の取付部23には平板部
22の突出方向と平行にボルト穴23aが設けてある。
【0014】基部21から突出した平板部22には、基
部21と反対側に開口24aを有する係止穴24が等間
隔に4個設けてあり、これらの係止穴24の両側に残っ
た平板部22によって突出部25が形成されている。た
だし、最も外側の突出部25は取付部23と一体になっ
ている。また、各係止穴24は、開口24aを除いた弧
状縁部24bが半円を越える大きさになっていて、弧状
縁部24bの内径は17mm及び開口24aの長さは1
5mmである。更に、突出部25の横幅は最大で9mm
であり、各係止穴24の間に存在する5個の突出部25
のうちの2番目と4番目の突出部25には、その先端に
基部21側に向かって長さ11mmで横幅4mmの切込
み26が形成してある。
【0015】一方、このホルダー20に嵌合保持される
コネクターは、特に限定されるものではないが、その中
央外周部にホルダーの係止穴24に嵌合できるように、
外径17mmの係止溝を備えている。この実施例では、
図3に示すように、一端にホース接続部11aを有し、
他端内部に合成樹脂製のチューブ30をワンタッチで接
続することができるように構成されたチューブ接続用の
ワンタッチ式コネクター10(特開平7−63291号
公報参照)を例にして説明する。
【0016】図3に示すコネクター10は、黄銅等の金
属製であり、筒状の本体部11の中央外周部に係止溝1
1bを備えている。本体部11の軸孔内に筒状の内筒1
2が嵌め込まれ、この本体部11と内筒12の間に、リ
ング状の締付部材13と、リング状のリブ部材14と、
一端側にあるリング状の第1リリース部材15及び他端
側にあるリング状の第2リリース部材16とが、軸方向
に移動可能に配置されている。また、第1及び第2リリ
ース部材15、16の間にはO−リング等のシールリン
グ17が配置され、本体部11の他端には内部に収納さ
れた上記各部材を保持するための固定リング18が固定
してある。
【0017】リング状の締付部材13は一端が内筒12
の鍔部12aに当接し、他端は軸方向にの切込みにより
複数に分割されていて、各分割他端の内周面には求心方
向に鋭く突き出た爪部13aがそれぞれ形成されてい
る。リブ部材14は内周面が他端側に向かって求心方向
に突き出た傾斜面となっていて、締付部材13の他端外
周面を押圧して弾性変形させることにより、爪部13a
を求心方向に縮径することができる。また、第1リリー
ス部材15は外周面が他端側に向かって求心方向と反対
側(外側)に突き出た傾斜面となっており、一端側に移
動したとき締付部材13の複数に分割された他端内周面
側に入り込んで弾性変形させ、爪部13aを外側に拡径
するようになっている。
【0018】このコネクター10の他端にチューブ30
を接続するには、チューブ30の先端を本体部11内に
嵌合された内筒12と第2リリース部材16との間に挿
入する。チューブ30の先端を内筒12の鍔部12aに
当接させた後、チューブ30を他端側に僅かに引き戻せ
ば、締付部材13の爪部13aがチューブ30の外周面
に引っ掛かると共に、リブ部材14によって求心方向に
縮径されるので、爪部13aがチューブ30に食い込
み、コネクター10にチューブ30を係止することがで
きる。
【0019】また、コネクター10からチューブ30を
外す際には、他端から露出している第2リリース部材1
6を一端側に押し込む。これにより、シールリング17
と共に押し込まれた第1リリース部材15の細い一端側
が締付部材13とチューブ30の間に侵入し、締付部材
13の他端側を拡径して爪部13aをチューブ30から
離脱させる。この状態で、チューブ30をコネクター1
0から引き抜くことができる。
【0020】次に、上記した本発明の配管取付装置の組
み立てと配管の方法を、図4を参照して説明する。ま
ず、4個のコネクター10のホース接続部11aに、片
側に配管された樹脂チューブやゴムホース等の4本の可
撓性ホース31をそれぞれ挿着する。その後、図1に示
すように、各コネクター10をホルダー20の開口24
aから押し込み、各コネクター10の係止溝11bをホ
ルダー20の各係止穴24に嵌合させる。4個のコネク
ター10を保持したホルダー20は、取付部23のボル
ト穴23aに通したボルト(図示せず)で他の部材に固
定する。最後に各コネクター10の他端に、他方側に配
管された4本のナイロン製のチューブ30を挿入して接
続する。
【0021】このようにして、複数のコネクター10と
1つのホルダー20を用いて、その両側に配管された複
数のチューブ30や可撓性ホース31を取りまとめて、
集合的に接続することができ、簡単に他の部材に取付固
定することができる。しかも、他の部材に固定した状態
では、各コネクター10をホルダー20からもはや取り
外すことができず、確実に保持することができる。尚、
ホルダー20の取付部23の形状や取付方向は、用途に
応じて定め得ることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、両端にチューブやホー
スを接続するコネクターを複数まとめて保持することが
でき、部品点数が少なく経済的であり、コネクターの挿
入嵌合が容易であると同時に、一旦嵌合されたコネクタ
ーが確実に保持されて簡単に外れることのない、信頼性
の高い配管取付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるホルダーの一具体例を示す概略
の平面図である。
【図2】本発明に係わるホルダーの一具体例を示す概略
の正面図である。
【図3】実施例で用いたコネクターを示す概略の一部切
欠側面図である。
【図4】実施例のコネクターとホルダーによる配管の取
付状態を示す概略の一部切欠背面図である。
【符号の説明】
10 コネクター 11 本体部 11a ホース接続部 11b 係止溝 20 ホルダー 21 基部 22 平板部 23 取付部 24 係止穴 24a 開口 24b 弧状縁部 25 突出部 26 切欠き 30 チューブ 31 可撓性ホース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央外周部に係止溝を有するコネクター
    と、該コネクターを複数個互いに平行に保持するホルダ
    ーとからなり、該ホルダーは両端に取付部を有する基部
    と、基部から突出して一体的に設けた平板部に形成さ
    れ、基部と反対側に開口し且つ半円を越える弧状縁部を
    有する複数の係止穴と、各係止穴の両側に残る平板部で
    構成された複数の突出部と、複数の突出部のうち少なく
    とも交互の突出部の先端に設けた切込みとを備えること
    を特徴とする配管取付装置。
  2. 【請求項2】 ホルダーの平板部に偶数個の係止穴を有
    し、各係止穴の間に先端に切込みを設けた突出部と切込
    みのない突出部とが交互に存在することを特徴とする、
    請求項1に記載の配管取付装置。
JP10300462A 1998-10-22 1998-10-22 配管取付装置 Pending JP2000130645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10300462A JP2000130645A (ja) 1998-10-22 1998-10-22 配管取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10300462A JP2000130645A (ja) 1998-10-22 1998-10-22 配管取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000130645A true JP2000130645A (ja) 2000-05-12

Family

ID=17885094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10300462A Pending JP2000130645A (ja) 1998-10-22 1998-10-22 配管取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000130645A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102927373A (zh) * 2012-10-24 2013-02-13 安徽誉丰汽车技术有限责任公司 一种组合式管夹总成及其装配方法
CN110783863A (zh) * 2019-09-26 2020-02-11 华为技术有限公司 线缆夹及电子设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102927373A (zh) * 2012-10-24 2013-02-13 安徽誉丰汽车技术有限责任公司 一种组合式管夹总成及其装配方法
CN110783863A (zh) * 2019-09-26 2020-02-11 华为技术有限公司 线缆夹及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0803677B1 (en) A connector device for connecting a plurality of hoses and a plurality of pipes
EP0990100B1 (en) Quick connector with snap-on retainer having enhanced engagement
JP3522765B2 (ja) スナップ止めリテーナ付きスクイズ解除クイックコネクタ
EP1033519B1 (en) Hose clamp with positioning function
KR0162154B1 (ko) 2개의 유체관을 연결하기 위한 압입 연결기
US5730481A (en) Quick connector with snap-on retainer
US6293596B1 (en) Quick connector with after incident indicator clip
JP4837458B2 (ja) クイックコネクタ
US7896400B2 (en) System for pre-positioning a hose clamp on a hose end
EP0944797A1 (en) Quick connector with snap-on frangible retainer
US7891380B2 (en) Protective cap for quick connector
JPH0650713Y2 (ja) ホースクランプ
EP1496270A2 (en) Radiator attachment and method of assembly
JP2009270718A (ja) 迅速連結装置、取り外し工具及びその方法
US6557908B2 (en) Exhaust system clamp assembly and associated method
SK158994A3 (en) Quick-fit union connector with indicator of connection
JPH066253Y2 (ja) クランプ装置
JP2000130645A (ja) 配管取付装置
JP3670191B2 (ja) コネクタ
EP1653143A1 (en) Fluid quick connector with adapter
JP2005282743A (ja) 管継手
JPH0636273Y2 (ja) 排気管継手
JP3148524B2 (ja) スタッド固定具
JPH04337104A (ja) 固定クリップ
JPH08282723A (ja) 結束バンド用留具及び結束装置