JP2000128773A - 人体用泡沫エアゾール組成物 - Google Patents

人体用泡沫エアゾール組成物

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JP2000128773A JP10304129A JP30412998A JP2000128773A JP 2000128773 A JP2000128773 A JP 2000128773A JP 10304129 A JP10304129 A JP 10304129A JP 30412998 A JP30412998 A JP 30412998A JP 2000128773 A JP2000128773 A JP 2000128773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーム状の水中油型エマルジョンを原液と
し、適用されたときに使用環境の温度に影響されること
なしに、安定した好適な泡沫を形成することができる人
体用泡沫エアゾール組成物を提供すること。 【解決手段】 本発明の人体用泡沫エアゾール組成物
は、クリーム状の水中油型エマルジョンよりなる原液
と、圧縮ガスよりなる噴射剤とを含有する。特に、原液
は、エアゾール組成物の全体に対する割合が3〜20重
量%の油脂類と、同じく3〜50重量%の炭化水素系溶
剤と、水とを含有することが好ましい。噴射剤とされる
圧縮ガスは、炭酸ガス、亜酸化窒素ガス、および炭酸ガ
スまたは亜酸化窒素ガスを主成分とする混合ガスの少な
くとも一種を含有し、35℃で0.6〜1.0MPaと
なる製品内圧を与えるものであることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体用泡沫エアゾ
ール組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、泡沫エアゾール組成物
は、脂肪酸または界面活性剤が水に溶解または分散され
た状態の原液と、噴射剤とから構成され、噴射剤として
は、主として液化石油ガス、ジメチルエーテルまたは両
者の混合ガスなどの可燃性の液化ガスが用いられてい
る。また、可燃性液化ガス以外には、例えば炭酸ガス、
亜酸化窒素ガス、窒素ガスなどの圧縮ガスが噴射剤とし
て有用であることが知られている。
【0003】また、化粧料などとして広く用いられるク
リーム状の水中油型エマルジョンの商品における包装形
態は、チューブやジャー(小瓶)を利用したものが一般
的であり、これを適用するときには、内容物を手に取っ
て、適用部に塗り広げるなどの方法が用いられている。
しかしながら、以上のような商品形態においては、使用
の度毎に容器内の内容物が大気に触れるために酸化が生
じやすく、また内容物に雑菌が入り込む可能性が大き
い。そして、これに対処するためには、酸化防止剤、安
定剤および殺菌剤などの添加剤を相当多量に添加する必
要がある。また、クリームを手に取って適用部に塗り広
げることは煩瑣であり、取り出し量を常に適量とするこ
とが困難な場合もある。
【0004】一方、噴射剤が可燃性液化ガスのみよりな
る泡沫エアゾール組成物においては、使用環境が低温の
ときには好適な泡沫状態の吐出物を得ることができず、
また、使用環境が高温のときには吐出された泡沫は嵩比
重が極度に小さいものになるなど、泡沫状態が大きく変
化してしまう。そして、噴射剤として圧縮ガスを用いる
と、使用環境の温度に比較的影響されにくい泡沫エアゾ
ール組成物が得られるが、圧縮ガスを単独で噴射剤とし
て用いた場合には、圧縮ガスの水に対する溶解量が小さ
いために、吐出物が好適な泡沫状態とならない場合があ
る、という問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
クリーム状の水中油型エマルジョンを原液とし、適用さ
れたときに使用環境の温度に影響されることなしに、安
定した好適な泡沫を形成することができる人体用泡沫エ
アゾール組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の人体用泡沫エア
ゾール組成物は、クリーム状の水中油型エマルジョンよ
りなる原液と、圧縮ガスよりなる噴射剤とを含有してな
ることを特徴とする。以上において、原液は、エアゾー
ル組成物の全体に対する割合が3〜20重量%の油脂類
と、同じく3〜50重量%の炭化水素系溶剤と、水とを
含有することが好ましい。
【0007】また、油脂類が、脂肪酸グリセリンエステ
ルであることが好ましく、炭化水素系溶剤が、流動パラ
フィン、ミネラルスピリッツおよびワセリンよりなる群
から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする。
そして、原液は、温度25℃における粘度が100〜1
0,000cpであることが好ましい。
【0008】また、本発明の人体用泡沫エアゾール組成
物は、圧縮ガスが、炭酸ガス、亜酸化窒素ガス、および
炭酸ガスまたは亜酸化窒素ガスを主成分とする混合ガス
の少なくとも一種を含有するものであり、噴射剤は、3
5℃において0.6〜1.0MPaとなる製品内圧を与
えるものであることが好ましい。
【0009】
【作用】上記の人体用泡沫エアゾール組成物によれば、
原液がクリーム状の水中油型エマルジョンであり、かつ
噴射剤が圧縮ガスよりなるものであることにより、クリ
ーム状の水中油型エマルジョンの適用がきわめて便利で
あり、しかも適用時の使用環境の温度に影響されずに、
安定した泡沫状態の吐出物が形成される。また、エアゾ
ール容器は、密閉されて内容物が大気に触れることがな
いため、それによる劣化が生ずることがない。また、原
液が、水と共に、油脂類と炭化水素系溶剤とが特定の割
合で含有されることにより、炭化水素系溶剤の作用によ
って圧縮ガスの少なくとも一部が原液中に溶解した状態
となるため、エアゾール組成物はエアゾール容器内で安
定な状態となり、その結果、安定した泡沫状態の吐出物
が形成される効果が確実に得られる。また、特定の圧縮
ガスよりなる混合ガスを噴射剤として用いることによ
り、好適な噴射特性を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の人体用泡沫エアゾール組
成物は、クリーム状の水中油型エマルジョンよりなる原
液と、噴射剤よりなるものである。この人体用泡沫エア
ゾール組成物は、噴射バルブを有する耐圧容器内に内容
物として密閉状態で充填されてエアゾール製品とされ
る。原液とされるクリーム状の水中油型エマルジョン
は、温度25℃における粘度が100〜10,000c
p、特に200〜4,000cpであることが好まし
い。
【0011】実際上、原液は、油脂類、炭化水素系溶剤
および水を必須成分として含有するものであり、その他
の成分を含有することができる。具体的な原液の構成成
分の種類並びにその各々の全体に対する含有割合は以下
のとおりである。これらの成分は、適宜の条件下におい
て混合乳化されることによってクリーム状の水中油型エ
マルジョンが調製され、これが原液として用いられる。 <油脂類>油脂類としては、脂肪酸グリセリンエステル
である、例えばモノステアリン酸ポリエチレングリセリ
ド、モノステアリン酸グリセリド、ヤシ油脂肪酸モノグ
リセリド、モノミリスチン酸グリセリド、モノオレイン
酸グリセリド、モノイソステアリン酸グリセリド、ジス
テアリン酸グリセリド、ジオレイン酸グリセリド、モノ
オレイン酸ポリエチレングリセリド、その他を挙げるこ
とができる。
【0012】この油脂類の含有割合は、人体用泡沫エア
ゾール組成物全体における3〜20重量%、好ましくは
5〜20重量%とされる。この含有割合が過小の場合に
は、泡沫の形成がされなくなり、一方、この含有割合が
過大の場合には、適用されたときに吐出物がベタツキ感
を有するものとなるので好ましくない。
【0013】<水>本発明の人体用泡沫エアゾール組成
物を構成する原液は、水を必須成分として含有する。水
としては、通常、精製水あるいはイオン交換水を用いる
ことが好ましい。水の含有割合は、エアゾール組成物全
体における30〜94重量%、特に75〜85重量%で
あることが好ましい。この範囲を外れる場合には、泡沫
形成性が低下するので好ましくない。
【0014】<炭化水素系溶剤>炭化水素系溶剤は、水
を含有する原液中に圧縮ガスを溶解させる作用を有する
成分である。この炭化水素系溶剤の具体例としては、脂
肪酸炭化水素化合物、芳香族炭化水素化合物およびテル
ペン炭化水素化合物から選ばれたものが用いられる。最
終的に得られる組成物が化粧品および医薬品として用い
られる組成物においては、流動パラフィン、ミネラルス
ピリッツまたはワセリンが好ましいが、特に限定される
ものではない。
【0015】炭化水素系溶剤の含有割合は、エアゾール
組成物全体における3〜50重量%であり、好ましくは
5〜30重量%、更に好ましくは5〜10重量%とされ
る。この含有割合が過大の場合には、泡沫の形成性が低
いものとなり、一方、炭化水素系溶剤の含有割合が過小
の場合には、噴射剤である圧縮ガスを十分な量で原液に
溶解させることができなくなり、その結果、十分な泡沫
の形成が得られなくなる。
【0016】<その他の添加成分>本発明のエアゾール
組成物を構成する原液中には、当該組成物の使用目的や
用途に応じて、種々の添加成分が含有されていてもよ
い。その具体例としては、例えば、薬剤などの各種の有
効成分、アルコール、界面活性剤、安定剤、香料、その
他を挙げることができる。
【0017】界面活性剤としては、上記油脂類として用
いられるもの以外の非イオン性界面活性剤、アニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤を用い
ることができる。界面活性剤は、得られるエアゾール組
成物の泡沫形成性を高める作用を有し、その含有割合
は、エアゾール組成物全体における0.1〜10重量%
とされることが好ましい。
【0018】本発明の人体用泡沫エアゾール組成物にお
いて、噴射剤としては、常温においてガス状の圧縮ガス
が用いられる。圧縮ガスとしては、水に対して溶解性を
有する炭酸ガス、亜酸化窒素ガス、また、水に対して不
溶性の窒素、ヘリウム、アルゴン、酸素、ネオンおよび
空気などが挙げられ、本発明においては、炭酸ガスまた
は亜酸化窒素ガスを単独で用いてもよいが、炭酸ガスと
窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス、酸素ガス、ネ
オンガスおよび空気のうちの少なくとも1種との混合ガ
ス、または亜酸化窒素ガスと、窒素ガス、ヘリウムガ
ス、アルゴンガス、酸素ガス、ネオンガスおよび空気の
うちの少なくとも1種との混合ガスを用いてもよい。こ
のような噴射剤は、不燃性であるので引火性がなくて、
極めて安全である。
【0019】以上の人体用泡沫エアゾール組成物は、エ
アゾール容器内に充填されて、エアゾール製品とされる
が、エアゾール容器の製品内圧が、35℃において0.
6〜1.0MPaとなるように噴射剤を含有させること
が好ましい。この製品内圧が過小の場合には、容器内に
充填された原液の残量が少なくなるに従って十分な泡沫
形成性が得られなくなる傾向にあり、一方、この製品内
圧が過大の場合には、特殊な耐圧容器が必要となる。
【0020】本発明の人体用泡沫エアゾール組成物は、
上記のように、クリーム状の水中油型エマルジョンより
なる原液と、圧縮ガスよりなる噴射剤とにより構成され
ているため、クリーム状の水中油型エマルジョンの適用
がきわめて便利であり、しかも圧縮ガスの圧力の温度依
存性が極めて低いことにより、適用時の使用環境の温度
に影響されずに、安定した泡沫状態の吐出物が形成さ
れ、しかもこの泡沫の状態が長い時間保持されるように
なる。また、エアゾール容器は、密閉されて内容物が大
気に触れることがないため、それによる劣化が生ずるこ
とがない。また、原液には、油脂類と共に炭化水素系溶
剤とが特定の割合で含有されることにより、水に対する
溶解性が小さい圧縮ガスが十分な量で原液に溶解された
状態が得られ、その結果、溶解された当該圧縮ガスの作
用により、好適な泡沫状態の吐出物が得られると共に、
泡沫の状態が常に安定したものとなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明はこれらにより限定されるものではない。 <実施例1〜5、比較例1〜4>表1に示す処方により
原液の各成分を混合乳化させてクリーム状の水中油型エ
マルジョンからなる原液を調製し、この原液を、噴射剤
と共に耐圧容器内に充填することにより、エアゾール製
品を作製した。ここに、比較例1および比較例2は、噴
射剤に液化石油ガスを用いた場合の例であり、比較例3
は、油脂類を含有しない原液を用いた場合の例であり、
比較例4は、製品内圧が過小の場合の例である。
【0022】以上の実施例1〜5および比較例1〜4の
組成物によるエアゾール製品の各々について、下記の事
項の評価を行った。結果を表1に示す。
【0023】<評価方法> (1)泡沫の形成性 エアゾール製品の各々を、25℃に設定した恒水槽内に
30分間以上浸漬した後、各エアゾール製品の内容物を
3秒間吐出させ、得られた吐出物における泡沫形成の有
無を目視にて確認し、下記のような評価をした。 :泡沫を形成する。 ×:泡沫を形成しない。
【0024】(2)泡沫の安定性 エアゾール製品の各々を、5℃、25℃および35℃の
各温度に設定した恒温槽内に30分間以上浸漬した後、
各エアゾール製品の内容物を容量25ミリリットルのメ
スシリンダー中に10ミリリットルの位置まで泡沫を吐
出させ、吐出された泡沫が消泡してその量が9ミリリッ
トルとなるまでの泡沫状態が保持される時間(保持時
間)を測定し、下記の基準で評価した。 A:保持時間が10分間以上であるもの。 B:保持時間が5分間以上、10分間未満であるもの。 C:保持時間が1分間以上、5分間未満であるもの。 D:泡沫を形成しないもの、または保持時間が1分間未
満であるもの。
【0025】(3)泡沫の嵩比重 エアゾール製品の各々を、5℃、25℃および35℃の
各温度に設定した恒温槽内に30分間以上浸漬した後、
各エアゾール製品の内容物を容量25ミリリットルであ
るメスシリンダー中に10ミリリットルの位置まで吐出
させ、得られた泡沫状態の吐出物の嵩比重を下記の式
(1)にて算出した。
【0026】
【数1】
【0027】
【表1】
【0028】表1の結果から、実施例1〜5のもので
は、泡沫の安定性が高く、泡沫の嵩比重が温度にかかわ
らずほぼ一定であることから、使用環境の温度に影響さ
れない安定性した泡沫状態の吐出物が得られることが明
らかである。これに対し、比較例1のエアゾール製品で
は、噴射剤に液化石油ガスが用いられているために、温
度が高くなるに従って泡沫の嵩比重が小さいものにな
り、一方、比較例2のエアゾール製品では、噴射剤に液
化石油ガスが用いられ、その含有割合が過小であるため
に、温度が高くなるに従って泡沫の嵩比重が小さくて、
特に低温で適用されたときに泡沫の安定性が得られるも
のでなく、また比較例3のものでは、油脂類が含有され
ていないために泡沫状態の吐出物が得られず、比較例4
のものでは、製品内圧が過小のために、低温で適用され
たときに安定な泡沫が得られなかった。
【0029】
【発明の効果】本発明の人体用泡沫エアゾール組成物に
よれば、クリーム状の水中油型エマルジョンよりなる原
液と、圧縮ガスよりなる噴射剤とにより構成されている
ため、クリーム状の水中油型エマルジョンの適用がきわ
めて便利であり、しかも圧縮ガスの圧力の温度依存性が
極めて低いことにより、適用時の使用環境の温度に影響
されずに、安定した泡沫状態の吐出物が形成され、しか
もこの泡沫の状態が長い時間保持されるようになる。ま
た、エアゾール容器は、密閉されて内容物が大気に触れ
ることがないため、それによる劣化が生ずることがな
い。
【0030】また、原液には、油脂類と共に炭化水素系
溶剤とが特定の割合で含有されることにより、水に対す
る溶解性が小さい圧縮ガスが十分な量で原液に溶解され
た状態が得られ、その結果、溶解された当該圧縮ガスの
作用により、好適な泡沫状態の吐出物が得られると共
に、泡沫の状態が常に安定したものとなる。さらに、吐
出物が泡沫状態であることから、適用部に吐出物を塗り
広げることが容易にかつ短時間に行うことができ、しか
も内容物がボタン操作により吐出されるので、吐出量の
制御を確実に行うことが容易であって、常に所要量だけ
吐出することができるなど、使用上の利点が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 猛 東京都千代田区内幸町1丁目3番1号 東 洋エアゾール工業株式会社内 Fターム(参考) 4C076 AA24 BB31 DD09 DD34 DD37 DD38 DD41 DD45 DD46 DD80 FF36 FF43 4C083 AB051 AB052 AB081 AB082 AB131 AB132 AC011 AC012 AC021 AC022 AC072 AC122 AC352 AC391 AC392 DD08 EE01 EE07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーム状の水中油型エマルジョンより
    なる原液と、圧縮ガスよりなる噴射剤とを含有してなる
    ことを特徴とする人体用泡沫エアゾール組成物。
  2. 【請求項2】 原液は、エアゾール組成物の全体に対す
    る割合が3〜20重量%の油脂類と、同じく3〜50重
    量%の炭化水素系溶剤と、水とを含有することを特徴と
    する請求項1に記載の人体用泡沫エアゾール組成物。
  3. 【請求項3】 油脂類が、脂肪酸グリセリンエステルで
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    人体用泡沫エアゾール組成物。
  4. 【請求項4】 炭化水素系溶剤が、流動パラフィン、ミ
    ネラルスピリッツおよびワセリンよりなる群から選ばれ
    る少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜請
    求項3のいずれかに記載の人体用泡沫エアゾール組成
    物。
  5. 【請求項5】 原液は、温度25℃における粘度が10
    0〜10,000cpであることを特徴とする請求項1
    〜請求項4のいずれかに記載の人体用泡沫エアゾール組
    成物。
  6. 【請求項6】 圧縮ガスが、炭酸ガス、亜酸化窒素ガ
    ス、および炭酸ガスまたは亜酸化窒素ガスを主成分とす
    る混合ガスの少なくとも一種を含有するものであること
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の人
    体用泡沫エアゾール組成物。
  7. 【請求項7】 噴射剤は、35℃において0.6〜1.
    0MPaとなる製品内圧を与えるものであることを特徴
    とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の人体用泡
    沫エアゾール組成物。
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