JPH01210065A - 後発泡性エアゾール製品の製造方法 - Google Patents

後発泡性エアゾール製品の製造方法

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JPH01210065A
JPH01210065A JP63035074A JP3507488A JPH01210065A JP H01210065 A JPH01210065 A JP H01210065A JP 63035074 A JP63035074 A JP 63035074A JP 3507488 A JP3507488 A JP 3507488A JP H01210065 A JPH01210065 A JP H01210065A
Authority
JP
Japan
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emulsion
aerosol
water
gel
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP63035074A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Matsumura
敏郎 松村
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Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyo Aerosol Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Aerosol Industry Co Ltd filed Critical Toyo Aerosol Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は後発泡性エアゾール製品の製造方法、特に内容
物がゲル状物質として噴射され、噴射後当該ゲル状物質
が徐々に発泡してフオームを形成する、いわゆる後発泡
性のエアゾール製品の製造方法に関するものである。
〔発明の背景〕
一般に、人体に適用される各種のエアゾール製品の製剤
、例えば洗顔用として用いられる人体用クレンジングフ
オーム、ボディシャンプーなどの皮膚洗浄用剤、皮膚栄
養剤、シェービングクリーム、その他のエアゾール製品
の剤型としては、その使用における簡便性および使用感
、その他の点から、いわゆるゲル状物質として噴射され
てその後徐々に発泡してフオームを形成する、後発泡性
のものが好適である。
これは、噴射された内容物の状態がゲル状であるため、
皮膚上に延ばすことが容易であり、垂れたり流れたりす
ることがないからであり、またその後に発泡してフオー
ムが形成されるため、良好な使用感が得られるからであ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなゲル状物質が噴射されるエアゾール製品を製
造するためには、目的とするゲル状物質を調製し、これ
をいわゆる原液としてエアゾール容器内に充填すればよ
いが、ゲル状物質は流動性が著しく低いものであるため
、これをエアゾール容器内に充填することがきわめて困
難であって、その製造の効率が低いという問題点がある
この問題点は、勿論、原液の流動性を高める手段によっ
て解決することができるが、その場合には、使用におけ
る優れた簡便性や好ましい使用感など、ゲル状物質の流
動性が低いために得られる種々の利点が失われてしまう
本発明は以上のような欠点を除去し、内容物がゲル状物
質として噴射されて当該ゲル状物質がその後発泡してフ
オームが形成されると共に、きわめて高い効率で容易に
製造することのできる後発、泡性エアゾール製品の製造
方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による後発泡性エアゾール製品の製造方法は、水
中油型のエマルジョンを入れたエアゾール容器内に、水
に不溶性の低沸点有機液体を噴射剤以外の内容物の1〜
20重量%となる割合で充填して混合することにより、
前記エマルジョンをゲル化させることを特徴とする。
〔発明の作用および効果〕
このような方法によれば、水に不溶性の低沸点有機液体
が特定の割合で混合されることにより、エアゾール容器
内における水中油型のエマルジョンが当該低沸点有機液
体と共にゲル化され、従って当該内容物が噴射操作によ
ってゲル状物質として噴射されると共に、含有される低
沸点有機液体、が人体など外部の温度により気化するた
め徐々に発泡する。そしてエマルジョンおよび低沸点有
機液体などの内容物を組成する物質は、いずれも流動性
の高い液状物質としてエアゾール容器内に充填すること
ができるため、その充填作業の効率が高く、従ってきわ
めて容易にかつ高い効率で所期の後発泡性エアゾール製
品を製造することができる。
以下本発明について具体的に説明する。
本発明の好ましい一例をクレンジングフオーム形成用エ
アゾール製品について説明すると、例えば石鹸剤を形成
する高級脂肪酸とアルカリ剤および非イオン性界面活性
剤を、必要に応じて加えられる湿潤剤や改質剤、添加剤
などと共に水中に乳濁させ、これによって水中油型のエ
マルジョンを調製する。そしてここに得られたエマルジ
ョンをエアゾール容器内に充填し、その後このエアゾー
ル容器内に、水に不溶性で前記エマルジョンの油成分と
親和性を有する低沸点有機液体を充填し、これによって
当該エアゾール容器内において前記低沸点有機液体を前
記エマルジョンと混合してゲル化させ、以て後発泡性エ
アゾール製品を製造する。
本発明にふいて、エマルジョンを構成する油成分および
その他の成分のための物質としては、得られるエアゾー
ル製品の使用目的に応じて種々のものから選択すること
ができる。
例えば、クレンジングフオーム形成用エアゾール製品を
製造する場合には、石鹸剤、非イオン性界面活性剤、改
質剤、湿潤剤などを含有させることが必要である。この
石鹸剤としては、具体的には高級脂肪酸およびアルカリ
剤が用いられる。
ここに高級脂肪酸の具体例としては、例えばステアリン
酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、その他
が好適に使用され、その使用量1マ噴射剤以外の内容物
の2〜15重量%、好ましくは4〜10重量%である。
またアルカリ剤の具体例としては、例えばトリエタノー
ルアミン、水酸化カリウム、アミノメチルプロパツール
、その他が好適に使用され、その使用量は噴射剤以外の
内容物の0.5〜10重量%である。
非イオン性界面活性剤は、主として上記石鹸剤などを水
中に安定に乳濁させるための作用および湿潤剤としての
作用を得るために配合されるものであり、その具体例と
しては、例えば脂肪酸アルキロールアミド、ポリオキシ
エチレン脂肪酸アルキロールアミド、ポリオキシエチレ
ンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエー
テル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルノニルフェニルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルノニルオクチルフェニルエーテル
などのポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シェチレンソルビクンモノオレート、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノラウレートなどのポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタンモノオレート、
ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノパルミテートなどのソルビタン脂肪酸エステル
、グリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレング
リコールモノステアレート、その他を挙げることができ
る。
この非イオン性界面活性剤の使用量は、噴射剤以外の内
容物の3〜30重量%、好ましくは5〜20重量%であ
る。
改質剤の例としては例えばフオーム改質剤があり、その
具体例としては例えばセチルアルコールなどを挙げるこ
とができ、また湿潤剤の具体例としてはグリセリン、ソ
ルビトールなどの多価アルコール類などを挙げることが
できる。これらの使用量は、噴射剤以外の内容物の5〜
30重量%、好ましくは10〜20重量%である。
本発明において、エアゾール製品の内容物の成分として
含有される物質のうち後述する低沸点有機液体以外のも
のは、水中油型のエマルジョンを形成するものであれば
よく、従っである物質によって所要の油成分が形成され
るのであれば、他の物質が媒体である水中に存在しても
よい。
エマルジョンの媒体である水としては、イオン交換水な
どを用いるのが好ましく、その使用量は噴射剤以外の内
容物の30〜70重量%、好ましくは40〜60重量%
である。
水中油型のエマルジョンは、これを入れたエアゾール容
器内にふいて低沸点有機液体と混合されることによって
ゲル化される。ここに当該低沸点有機液体としては、当
該エマルジョンの油成分と親和性を有する水に不溶性の
ものでその沸点が30℃程度以下のもの、例えばインペ
ンタン、ノルマルペンタン、ノルマルブタン、フロン1
14 、その他が好適に使用される。その使用量は、目
的とするゲル状物質の状態、その他の条件によっても異
なるが、噴射剤以外の内容物の1〜20重量%、好まし
くは1〜10重量%である。
この低沸点を機液体は、エマルジョンの油成分と親和性
を有するが水には不溶性であるために、エマルジョンの
安定な乳濁状態が変化してゲル化し、このため当該内容
物がエアゾール容器から噴射された直後において当該噴
射物はゲル状物質となる。然るにこのゲル状物質中には
、前記低沸点有機液体が含有されているため、人体に適
用されたときにその体温によって、あるいは外気の温度
や摩擦熱などによって当該低沸点有機液体が徐々に気化
し、その結果、当該噴射されたゲル状物質が発泡してフ
オームを形成する。
本発明において使用されるエアゾール容器は特に制限さ
れるものではなく、通常のエアゾール容器を用いて上記
エマルジョンを充填し、その後当該容器内に低沸点有機
液体と共に噴射剤を充填してもよいし、あるいは二重容
器を用いてその内容器内にエマルジョンおよび低沸点有
機液体を充填してゲル状物質とし、外容器内に噴射剤を
充填するようにしてもよい。噴射剤も特に限定されるも
のではなく、通常この用途に使用されているものをその
まま適宜の量で用いることができる。その具体例として
は、例えば液化石油ガス、フロンガス、ジメチルエーテ
ルまたはこれらの混合物などを挙げることができる。
以上のような方法によれば、エアゾール容器内に充填さ
れた、水中油型のエマルジョンに対し、水に不溶性の低
沸点有機液体が充填されて混合され、このときに前記エ
マルジョンがゲル化して当該低沸点有機液体と共にゲル
状物質となるので、このゲル状物質が噴射操作によって
噴射されることとなり、従って、当該噴射されたゲル状
物質の使用における優れた簡便性や好ましい使用感など
の種々の利点が失われることがない。しかも、前記エマ
ルジョンおよび低沸点有機液体の各々は、それらをエア
ゾール容器内に充填する際には流動性の高い液状である
ため、エアゾール容器への充填をきわめて容易にかつ円
滑に行うことができ、結局、きわめて高い効率で目的と
するゲル状物質を噴射するエアゾール製品を製造するこ
とができる。
なお、本発明においては、外部で調製されたエマルジョ
ンをエアゾール容器内に充填する代わりに、エマルジョ
ンを組成する各成分物質を個々にエアゾール容器内に入
れて当該エアゾール容器内でエマルジョンを調製し、こ
のエマルジョンに低沸点有機液体を混合するようにして
もよい。
本発明微発泡性エアゾール製品の製造方法は、その内容
物の種類によらずに実施することができる。すなわち、
エマルジョンを構成する物質は、それが後に低沸点有機
液体によってゲル化するものであれば、特に制限される
ものではなく、従って種々の目的のエアゾール製品の製
造に適用することができ、例えば人体用の後発泡性エア
ゾール製品に限らず、各種のクリーナー用、被覆用、そ
の他の後発泡性エアゾール製品の製造に適用することが
できる。
〔実施例〕
第1表に本発明をクレンジングフオーム形成用エアゾー
ル製品の製造に適用する場合の処方例を示す。すなわち
、実施例1〜6において、高級脂肪酸、アルカリ、剤、
非イオン性界面活性剤、高級アルコールおよび多価アル
コールよりなるクレンジング剤用成分を水に乳濁させて
水中油型のエマルジョンを調製し、このエマルジョンを
エアゾール容器内に充填し、その後、低沸点有機液体を
充填して混合したところ内容物はゲル化し、その結果、
人体に適用されたときに発泡してフオームを形成する良
好なゲル状物質を噴射するエアゾール製品を製造するこ
とができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)水中油型のエマルジョンを入れたエアゾール容器内
    に、水に不溶性の低沸点有機液体を噴射剤以外の内容物
    の1〜20重量%となる割合で充填して混合することに
    より、前記エマルジョンをゲル化させることを特徴とす
    る後発泡性エアゾール製品の製造方法。
JP63035074A 1988-02-19 1988-02-19 後発泡性エアゾール製品の製造方法 Pending JPH01210065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09254U (ja) * 1996-11-12 1997-05-06 株式会社大阪造船所 押し出し容器製品

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49113780A (ja) * 1973-02-14 1974-10-30
JPS63230622A (ja) * 1987-03-20 1988-09-27 Kanebo Ltd オ−デコロン組成物

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