JP2000127713A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2000127713A
JP2000127713A JP10307373A JP30737398A JP2000127713A JP 2000127713 A JP2000127713 A JP 2000127713A JP 10307373 A JP10307373 A JP 10307373A JP 30737398 A JP30737398 A JP 30737398A JP 2000127713 A JP2000127713 A JP 2000127713A
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Tomekichi Matsushita
留吉 松下
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行中の気柱共鳴による騒音を低減する。 【解決手段】 トレッド10の中央に備えた縦リブ11
に左右の突隆部18L,18R及び左右のブロック13
L,13Rに突隆部19L,19Rを形成することによ
って左右の縦主溝15L,15Rによる気柱共鳴の波長
をカットしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤに
係り、より具体的には高出力・高性能の自動車又はレー
シングカー等のタイヤとして、気柱共鳴の低減を図った
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、空気入りタイヤ(空気入りラジ
アルタイヤ)のトレッドパターンを示している。図5に
おいて、トレッド1の中央部にはタイヤ周方向で連続す
る直線状の縦リブ2が突隆形成され、該縦リブ2の左右
外側方には、タイヤ周方向で直線状として連続する左右
の縦主溝3L,3Rを介してタイヤ周方向でブロック4
L,4Rを並べて構成した左右の中間ブロック列5L,
5Rが突隆形成され、該左右の中間ブロック列5L,5
Rの左右外側方には、タイヤ周方向で直線状として連続
する左右の縦副溝6L,6Rを介してタイヤ周方向でシ
ョルダーブロック7L,7Rを並べて構成した左右のシ
ョルダーブロック列8L,8Rを突隆形成したリブ・ブ
ロックパターンにおいて、タイヤ周方向のブロック配列
は例えば周波数分散理論によって構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した空気入り
タイヤを自動車等に装着して湿潤路面を高速走行すると
き、左右の縦主溝3L,3Rおよび左右の縦副溝6L,
6Rがいずれも直線形態であることから、タイヤ周方向
の排水性が良好でハイドロ・プレーニング現象を緩和で
きるものであった。
【0004】しかしながら図5に示した空気入りタイヤ
では、タイヤの低騒音化(騒音防止)の点で今ひとつで
あった。すなわち、縦溝(縦主溝,縦副溝)が発生する
騒音の一つに、気柱共鳴によるものである。この気柱共
鳴は、タイヤ接地面において、縦溝と路面との間で形成
される気柱内の空気が、タイヤ転動中におけるタイヤパ
ターンによる加振力、路面からの入力により共振し、気
柱の長さの約2倍の波長の音が発生し、乗用車用のタイ
ヤの場合、耳障な800Hz〜1KHzの騒音の主たる
音源となる。
【0005】この気柱共鳴音の波長は、タイヤの速度に
よらずほぼ一定周波数となり、車内音及び車外音を増加
させるのである。この気柱共鳴を防止するため縦溝の本
数,容積を減らすとウェットグリップ性特にウェット路
面を高速走行する際に発生するハイドロプレーニング現
象を防止する性能が低下する。
【0006】一方、ウェットグリップ性を向上させるた
めには、逆に縦溝の本数、容積を増加させればよいが、
これでは、前述したようにタイヤ騒音の増加を招くだけ
でなく接地面積の減少によるドライグリップ性能の低
下、トレッドパターンの剛性低下による操縦安定性能の
低下を招くものであった。従来、このような相反する性
能を、タイヤ(自動車)に要求されている性能に応じて
調整していたのである。
【0007】本発明は、前述した課題を解消した空気入
りタイヤ、特に、高出力・高性能タイヤにおいて、気柱
共鳴を抑制したことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、次のような技術的手段を講じている。
すなわち、請求項1に係る本発明では、トレッド10の
中央部にタイヤ周方向に連続する縦リブ11を突隆して
備え、該縦リブ11の左右外側方に、タイヤ周方向に連
続する左右の縦主溝12L,12Rを介してタイヤ周方
向にブロック13L,13Rを並べて構成した左右の中
間ブロック列14L,14Rを突隆して備え、該左右の
中間ブロック列14L,14Rの左右外側方に、タイヤ
周方向に連続する左右の縦副溝15L,15Rを介して
タイヤ周方向にショルダーブロック16L,16Rを並
べて構成した左右のショルダーブロック列17L,17
Rを突隆して備え、前記左右の縦主溝12L,12Rに
面する(相対する)縦リブ11の左右側立面および中間
ブロック13L,13Rの側立面に縦主溝12L,12
Rに向う突隆部18L,18R,19L,19Rを形成
し、かつ、該突隆部18L,18R,19L,19Rを
それぞれの縦主溝12L,12Rにおいて溝長手方向で
左右千鳥状に配置していることを特徴とするものであ
る。
【0009】このような構成を採用したことにより、乗
用車等に本発明に係る空気入りタイヤを装着して、湿潤
路面を高速走行するとき、左右の縦主溝12L,12R
および左右の縦副溝15L,15Rによる排水性能は確
保してハイドロ・プレーニング性能を維持(緩和)する
一方で、左右の縦主溝12L,12Rに面して突隆した
突隆部18L,18R,19L,19Rによって波長を
カットすることで気柱共鳴を抑制して騒音源を少なくし
てタイヤの騒音問題を解消したのである。
【0010】また、陸地面積は左右の中間ブロック列1
4L,14R及び左右のショルダーブロック列17L,
17Rによって充分に確保されてドライグリップ性能の
低下を防止し、操縦安定性を維持しているのである。更
に、請求項2に係る本発明の空気入りタイヤは、トレッ
ド10の中央部にタイヤ周方向に連続する縦リブ11を
突隆して備え、該縦リブ11の左右外側方に、タイヤ周
方向に連続する左右の縦溝12L,12Rを介してタイ
ヤ周方向にブロック13L,13Rを並べて構成した左
右の中間ブロック列14L,14Rを突隆して備え、該
左右の中間ブロック列14L,14Rの左右外側方に、
タイヤ周方向に連続する左右の縦副溝15L,15Rを
介してタイヤ周方向にショルダーブロック16L,16
Rを並べて構成した左右のショルダーブロック列17
L,17Rを突隆して備え、前記左右の縦副溝15L,
15Rに面する(相対する)中間ブロック13L,13
Rの側立面およびショルダーブロック16L,16Rの
側立面に縦副溝15L,15Rに向う突隆部20L,2
0R,21L,21Rを形成し、かつ、該突隆部20
L,20R,21L,21Rをそれぞれの縦副溝15
L,15Rにおいて溝長手方向で左右千鳥状に配置して
いることを特徴とするものである。
【0011】このような構成を採用したことにより、左
右の縦副溝15L,15Rによる気柱共鳴は、該溝15
L,15Rに面する突隆部20L,20R,21L,2
1Rが共鳴波長をカットすることによって抑制(低減)
されるのである。トレッド10の全体の気柱共鳴を抑制
するには、前述した請求項1と請求項2とを組み合わせ
た構成の空気入りタイヤにすることで解消できるのであ
る(請求項3)。
【0012】請求項4に係る空気入りタイヤは、前述し
た請求項1および請求項3において、左右の縦主溝12
L,12Rに向う突隆部18L,18R,19L,19
Rは、該縦主溝12L,12Rの断面視において溝長手
方向のシースルーゾーン22L,22Rが形成されるよ
うに突隆部18L,18R,19L,19Rが設定され
ていることを特徴とするものであり、このような構成を
採用したことによって、左右の縦主溝12L,12Rに
面して突隆した突隆部18L,18R,19L,19R
によって気柱共鳴の波長をカットして騒音源を少なくし
つつ、シースルーゾーン22L,22Rによって排水性
を確保しているのである。
【0013】請求項5に係る空気入りタイヤは、前述し
た請求項2および請求項3において、左右の縦副溝15
L,15Rに向う突隆部20L,20R,21L,21
Rは、該縦副溝15L,15Rの断面視において溝長手
方向のシースルーゾーン22L,22Rが形成されるよ
うに突隆部20L,20R,21L,21Rが設定され
ていることを特徴とするものであり、このような構成を
採用したことによって、左右の縦副溝15L,15Rに
面した突隆部20L,20R,21L,21Rによっ
て、トレッド10の左右側域(ショルダー近辺)におけ
る気柱共鳴の波長をカットして騒音源を少なくしつつシ
ースルーゾーン22L,22Rによってショルダー近辺
での排水性を確保しているのである。
【0014】請求項6に係る空気入りタイヤは、前述し
た請求項1〜5において、左右の縦主溝12L,12R
の溝巾に対して左右の縦副溝15L,15Rの溝巾が狭
くなっていることを特徴とするものであり、これによっ
て、湿潤路面を高速で直進走行しているときの排水性を
向上させつつ気柱共鳴の波長をカットできて騒音問題を
解決しているのである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1〜図3(A)(B)は、本
発明に係る空気入りタイヤ(空気入りラジアルタイヤ)
の第1の実施形態を示している。図1において、トレッ
ド10の中央部にはタイヤ周方向の直線形態で連続する
縦リブ11が突隆して備えられており、該縦リブ11の
左右外側方に、タイヤ周方向に直線形態で連続する左右
の縦主溝12L,12Rを介して左右のブロック13
L,13Rを周方向に並べて構成された左右の中間ブロ
ック列14L,14Rが突隆して備えられている。
【0016】左右の中間ブロック列14L,14Rの左
右外側方に、タイヤ周方向に直線形態で連続する左右の
縦副溝15L,15Rを介して左右のショルダーブロッ
ク16L,16Rを周方向に並べて構成された左右のシ
ョルダーブロック列17L,17Rが突隆して備えられ
ている。前記左右の縦主溝12L,12Rに面する(相
対する)縦リブ11の左右側立面および中間ブロック1
3L,13Rの側立面には左右の縦主溝12L,12R
に向う突隆部18L,18R,19L,19Rが周方向
に間隔をおいて形成されており、かつ、該突隆部18
L,19L,18R,19Rをそれぞれの縦主溝12
L,12Rにおいて溝長手方向で左右千鳥状に配置して
いる。
【0017】また、図1に示した第1実施の形態では、
前記左右の縦副溝15L,15Rに面する(相対する)
中間ブロック13L,13Rの側立面およびショルダー
ブロック16L,16Rの側立面にそれぞれの縦副溝1
5L,15Rに向って突出する突隆部20L,20R,
21L,21Rが形成され、かつ、それぞれの縦副溝1
5L,15Rの溝長手方向で前記突隆部20L,21
L,20R,21Rが左右千鳥状に配置されている。
【0018】左右の縦主溝12L,12Rに向う突隆部
18L,18R,19L,19Rおよび左右の縦副溝1
5L,15Rに向う突隆部20L,20R,21L,2
1Rのそれぞれの突隆形状は、図3(B)で示すように
斜辺bと突隆高さaとが同じで頂辺cがやや短いほぼ台
形状とされており、更に、左右の縦主溝12L,12R
の溝幅L1の対して左右の縦副溝15L,15Rの溝幅
L2が狭く形成されている。
【0019】具体的には、タイヤサイズ225/50R
16においては、L1が13.0mmで、L2が9.5
mmとされているとともに、a,bはそれぞれ3.0m
m、cは2.5mmとされているのである。但し、突隆
部18L,18R,19L,19R,20L,20R,
21L,21Rの前記した数値は一例であって、ハイド
ロ・プレーニング減少に悪影響を及ぼさないことを条件
としてその数値及び配置(配列)は適宜選択され得る
し、また、各突隆部の形状についても台形状の他、三角
形、半円孤形等であっても構わない。
【0020】また、図3(B)では突隆部18Lを代表
して例示しているだけであり、他の突隆部18R,19
L等についても同様である。更に、左右の縦主溝12
L,12Rに向う突隆部18L,18R,19L,19
Rは該縦主溝12L,12Rの断面視においてシースル
ーゾーン22L,22Rが形成されるように突隆部18
L,18R,19L,19Rの突隆長さが設定されてい
る。
【0021】すなわち、図2で縦主溝12Rについて代
表して示しているように、深さDの該主溝12Rの側立
面23に左右千鳥状の配列(図1参照)で突隆された突
隆部18R,19Rはその側立面24が垂直にそそり立
っており、左右の側立面24間が溝底を同一とするシー
スルーゾーン22Rに形成されていて、図1の矢示方向
F方向の回転中においての突隆部18R,19Rによる
気柱共鳴の波長をカットして騒音源を抑制しつつ縦主溝
12Rの排水性を確保してハイドロ・プレーニング現象
の悪影響を阻止しているのである。
【0022】なお、図2においては、縦主溝12Rにつ
いてシースルーゾーン(溝断面においてほぼ直線状の水
の通り道が形成される意味である)22Rを代表して示
しているが、縦主溝12L,左右の縦副溝15L,15
Rについても図3(A)で示すように、シースルーゾー
ン22が形成されている。更に、図1で示すように、左
右の中間ブロック13L,13Rは1ピッチP1に3個
のブロックが横溝25L,25Rを介して周方向に並べ
られて左右の中間ブロック列14L,14Rを構成して
おり、左右のショルダーブロック16L,16Rは1ピ
ッチP2に2個のブロックが横溝26L,26Rを介し
て周方向に並べられて左右のショルダーブロック列17
L,17Rを構成しており、これら左右のブロック列
は、周方向にSの範囲でオフセット(位相ズレ)され、
更には各ピッチP1,P2は周方向に長さの異なるピッ
チを不規則に配列している。これらよって、音の周波数
分散を図るとともにショルダーブロックの大型化によっ
て大舵角コーナリング性能を初め、ドライグリップ性能
を向上しているのである。
【0023】図4(A)(B)は本発明の第2実施形態
に示しており、基本構成および作用については、既述の
第1実施形態と共通するので、共通部分は共通符号で示
しており、以下、既述の第1実施形態との相違点につい
て説明する。図4(A)(B)において、縦リブ11の
左右に形成された突隆部18L,18R、左右の中間ブ
ロック13L,13Rに形成された突隆部19L,19
R,20L,20Rおよび左右のショルダーブロック1
6L,16Rに形成された突隆部21L,21Rはいず
れもタイヤ回転方向Fの前側の傾斜が急で後側の傾斜が
緩やかとされていて緩傾斜部(符号27を参照)によっ
て排水の乱流を防止しているとともに、横溝25L,2
5R,26L,26Rの集水部(符号28を参照)に面
して突隆部18L,18R等を位置させることによって
横溝を介しての排水性を良好にしているのである。
【0024】また、シースルーゾーン22R(22L)
を構成する側立面24は上方拡大状に形成されていて左
右の縦主溝12R,12L、左右の縦副溝15L,15
Rにおける排水性を良好にしている(図4(B)参
照)。なお、突隆部18R,19Rのエッジは、図4
(B)で示すようにテーパー面29を形成することによ
って、エッジの異常摩耗を防止しており、このテーパー
面29については第1実施形態の各突隆部についても採
用可能である。
【0025】更に、左右の中間ブロック列14L,14
Rにおける横溝25L,25Rについては、それぞれ後
退角θ1,θ2を有しており、θ1>θ2とすることに
よって排水性を良好にしており、左右のショルダーブロ
ック列17L,17Rに横溝26L,26Rについての
それぞれの後退角θ3,θ4についてもθ3>θ4とさ
れることによってショルダーでの排水性を良好にしてい
るのである。
【0026】具体的にはタイヤサイズ225/50R1
6において、θ1は65°、θ2は52°、θ3は76
°、θ4は67°とされている。また、横溝25L,2
5R,26L,26Rについては、溝長手方向に曲線形
態とされることによって、直線形態に比べてしなやかな
外観視を提供している。なお、図1および図4(A)で
示すように、左右のショルダーブロック16L,16R
については、独立サイプ30L,30Rを形成すること
によって、エッジ効果の増進とブロック剛性の過度な増
進を防止することが望ましい。
【0027】また、突隆部18L,18R,19L,1
9R,20L,20R,21L,21Rはトレッド10
の実接地面(走行中の接地面)について各主溝内に1ケ
以上あれば良いが、好ましくは2〜4ケが良い。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ハイグリップ性(高出力・高性能)タイヤにおいて騒音
源となる気柱共鳴を確実に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るトレッドの一部平面図であ
る。
【図2】図1の溝断面図である。
【図3】(A)は図1の一部平面図、(B)は拡大平面
図である。
【図4】第2実施形態を示し、(A)は平面図、(B)
は溝断面図である。
【図5】従来例の平面図である。
【符号の説明】
10 トレッド 11 縦リブ 12L,12R 縦主溝 13L,13R 中間ブロック 14L,14R 中間ブロック列 15L,15R 縦副溝 16L,16R ショルダーブロック 17L,17R ショルダーブロック列 18L,18R,19L,19R 突隆部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド(10)の中央部にタイヤ周方
    向に連続する縦リブ(11)を突隆して備え、該縦リブ
    (11)の左右外側方に、タイヤ周方向に連続する左右
    の縦主溝(12L)(12R)を介してタイヤ周方向に
    ブロック(13L)(13R)を並べて構成した左右の
    中間ブロック列(14L)(14R)を突隆して備え、
    該左右の中間ブロック列(14L)(14R)の左右外
    側方に、タイヤ周方向に連続する左右の縦副溝(15
    L)(15R)を介してタイヤ周方向にショルダーブロ
    ック(16L)(16R)を並べて構成した左右のショ
    ルダーブロック列(17L)(17R)を突隆して備
    え、 前記左右の縦主溝(12L)(12R)に面する(相対
    する)縦リブ(11)の左右側立面および中間ブロック
    (13L)(13R)の側立面に縦主溝(12L)(1
    2R)に向う突隆部(18L)(18R)(19L)
    (19R)を形成し、かつ、該突隆部(18L)(18
    R)(19L)(19R)をそれぞれの縦主溝(12
    L)(12R)において溝長手方向で左右千鳥状に配置
    していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 トレッド(10)の中央部にタイヤ周方
    向に連続する縦リブ(11)を突隆して備え、該縦リブ
    (11)の左右外側方に、タイヤ周方向に連続する左右
    の縦溝(12L)(12R)を介してタイヤ周方向にブ
    ロック(13L)(13R)を並べて構成した左右の中
    間ブロック列(14L)(14R)を突隆して備え、該
    左右の中間ブロック列(14L)(14R)の左右外側
    方に、タイヤ周方向に連続する左右の縦副溝(15L)
    (15R)を介してタイヤ周方向にショルダーブロック
    (16L)(16R)を並べて構成した左右のショルダ
    ーブロック列(17L)(17R)を突隆して備え、 前記左右の縦副溝(15L)(15R)に面する(相対
    する)中間ブロック(13L)(13R)の側立面およ
    びショルダーブロック(16L)(16R)の側立面に
    縦副溝(15L)(15R)に向う突隆部(20L)
    (20R)(21L)(21R)を形成し、かつ、該突
    隆部(20L)(20R)(21L)(21R)をそれ
    ぞれの縦副溝(15L)(15R)において溝長手方向
    で左右千鳥状に配置していることを特徴とする空気入り
    タイヤ。
  3. 【請求項3】 請求項1と請求項2とを組合せてなるこ
    とを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 請求項1および請求項3において、左右
    の縦主溝(12L)(12R)に向う突隆部(18L)
    (18R)(19L)(19R)は、該縦主溝(12
    L)(12R)の断面視において溝長手方向のシースル
    ーゾーン(22L)(22R)が形成されるように突隆
    部(18L)(18R)(19L)(19R)が設定さ
    れていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 請求項2および請求項3において、左右
    の縦副溝(15L)(15R)に向う突隆部(20L)
    (20R)(21L)(21R)は、該縦副溝(15
    L)(15R)の断面視において溝長手方向のシースル
    ーゾーン(22L)(22R)が形成されるように突隆
    部(20L)(20R)(21L)(21R)が設定さ
    れていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5において、左右の縦主溝
    (12L)(12R)の溝巾に対して左右の縦副溝(1
    5L)(15R)の溝巾が狭くなっていることを特徴と
    する空気入りタイヤ。
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