JP2000127303A - 支持体および熱転写画像受容体 - Google Patents
支持体および熱転写画像受容体Info
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Abstract
かつ鮮明な画像を形成することができる熱転写画像受容
体を提供する。 【解決手段】無機微細粉末を含有する熱可塑性樹脂の二
軸延伸フィルムからなる基材層9の少なくとも片面上
に、三次元中心面平均粗さが0.3μm以下であり、入
射角60°の表面光沢度が80%以上である熱可塑性樹
脂の二軸延伸フィルムからなる表面層8を有する支持体
を含む熱転写画像受容体。
Description
いられる支持体に関するものである。また、本発明は、
光沢度が高くて表面の肌荒れ感が少なく、かつ鮮明な画
像を形成することができる熱転写画像受容体にも関す
る。
材層およびそれを支持する基体からなる熱転写インクリ
ボンを加熱して色材層に含まれる染料を昇華または気化
させ、該染料を熱転写画像受容体上に染着させることに
よって行なわれている。具体的には、図1に示すよう
に、昇華性または気化性染料を含有する色材層5および
それを支持する基体4からなる熱転写インクリボン1
と、熱転写画像受容層6およびその支持体7からなる熱
転写画像受容体2とを、電気信号にて制御可能な熱源
(例えばサーマルヘッド)3とドラム12との間に挟着
し、熱源3によって色材層5を加熱することによって色
材層5中に含まれる染料を昇華または気化させ、該染料
を熱転写画像受容体2の熱転写画像受容層6上に染着す
ることによって、感熱記録転写による画像形成が行なわ
れている。
持体7としては、パルプ紙、無機微細粉末を含有するプ
ロピレン系樹脂の延伸フィルムからなる不透明の合成紙
(特公昭46−40794号公報)、透明なポリエチレ
ンテレフタレートフィルムまたは透明なポリオレフィン
フィルムの表面にシリカや炭酸カルシウム等の無機化合
物をバインダーと共に塗布することによって白色度およ
び染着性を高めた塗工合成紙等が用いられている。
樹脂フィルムを延伸して得られる合成紙は、内部にマイ
クロボイドを多数有していて、強度、寸法安定性、印字
ヘッドとの密着性等が優れており、感熱転写後の複写
性、鉛筆筆記性、保存性等も良好であるため好ましい
(特開昭60−245593号、特開昭61−1126
93号、特開昭63−193836号各公報)。 この
種の合成紙は、ソフト感を出し、不透明性、印字ヘッド
との密着性、給排紙性を良好なものにするために、特に
ポリオレフィン樹脂の融点よりも低い温度で延伸してフ
ィルム内部にマイクロボイドを形成させている。
ムからなる合成紙は優れた特徴を有しているが、最近に
なって熱転写画像受容体として表面の光沢感が一段と強
いものが要求されるようになってきた。そこで、光沢度
を上げるために、実質的に無機充填剤を含まないフィル
ム層を支持体表面に設けた合成紙が提案されている。し
かしながら、この合成紙には、支持体表面の微少なうね
りによる肌荒れ感があるために熱転写記録された画像の
光沢感は損われてしまうという問題がある。
肌荒れ感が少なくて鮮明な画像を形成することができる
熱転写画像形成シートが提案されている(特開平7−7
6186号公報)。この公報に記載される熱転写画像形
成シートは、入射角75°の表面光沢度が93%以上で
あることを特徴としている。しかしながら、今日では表
面光沢度がさらに一段と高い熱転写画像受容体が求めら
れている。特に、画像を形成した受容体を人が視認した
ときに高い光沢感を得ることができる実際的な熱転写画
像受容体を提供することが強く求められている。
従来技術の問題点を解消することを解決すべき課題とし
た。すなわち、表面の微少なうねりによる肌荒れ感がな
く、光沢度が極めて高い熱転写画像受容体を提供するこ
とを解決すべき課題とした。特に本発明は、画像形成後
に人が視認したときに高い光沢感を得ることができる実
際的な熱転写画像受容体を提供することを解決すべき課
題とした。また本発明は、このような優れた熱転写画像
受容体を構成する支持体を提供することも解決すべき課
題とした。
解決するために鋭意研究を重ねた結果、人が視認したと
きに高い光沢感を得ることができる熱転写画像受容体
は、入射角60°の表面光沢度が高く、かつ三次元中心
面平均粗さが特定値以下であるという2つの条件を満た
す受容体であることを見出して、本発明を完成するに到
った。
する熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムからなる基材層
(B)の少なくとも片面上に、三次元中心面平均粗さが
0.3μm以下であり、入射角60°の表面光沢度が8
0%以上である熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムからな
る表面層(A)を有する支持体を提供するものである。
細粉末を5〜45重量%含有する熱可塑性樹脂の二軸延
伸フィルムであるのが好ましい。また、本発明の支持体
に使用する熱可塑性樹脂は、プロピレン単独重合体、エ
チレン・プロピレンランダム共重合体およびエチレン・
プロピレン・1−ブテンランダム共重合体からなる群か
ら選択される1以上の樹脂であるのが好ましい。また、
無機微細粉末は、比表面積が20,000cm2/g以
上であり、かつ粒径10μm以上の粒子を含まない炭酸
カルシウムであるのが好ましい。
写画像受容体を提供する。より具体的には、上記支持体
の表面層(A)の上に熱転写画像受容層を有する熱転写
画像受容体を提供する。本発明の熱転写画像受容体の表
面層(A)の肉厚は1.5μm以上であり、かつ熱転写
画像受容体の全厚の15%未満であるのが好ましい。
よび熱転写画像受容体について詳細に説明する。支持体 本発明の支持体は、基材層(B)の片面または両面に表
面層(A)を有する。表面層(A)は熱可塑性樹脂をニ
軸延伸したフィルムからなる。また、基材層(B)は、
無機微細粉末を含有する熱可塑性樹脂を二軸延伸したフ
ィルムからなる。
る熱可塑性樹脂の種類は特に制限されない。例えば、ポ
リオレフィン系樹脂;ナイロン−6、ナイロン−6,
6、ナイロン−6,T等のポリアミド系樹脂;ポリエチ
レンテレフタレートやその共重合体、ポリブチレンテレ
フタレートやその共重合体、脂肪族ポリエステル等の熱
可塑性ポリエステル系樹脂;ポリカーボネート、アタク
ティックポリスチレン、シンジオタクティックポリスチ
レン等を使用することができる。
いることが好ましい。ポリオレフィン系樹脂としては、
例えばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセ
ン、1−ヘプテン、1−オクテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、3−メチル−1−ペンテン等の炭素数2〜8の
α−オレフィンの単独重合体、およびこれらのα−オレ
フィン2〜5種の共重合体が挙げられる。共重合体は、
ランダム共重合体でもブロック共重合体でもよい。
cm3、メルトフローレート(190℃、2.16kg
荷重)が1〜10g/10分の分枝ポリエチレン、直鎖
状ポリエチレン;メルトフローレート(230℃,2.
16kg荷重)が0.2〜8g/10分のプロピレン単
独重合体、プロピレン・エチレン共重合体、プロピレン
・1−ブテン共重合体、プロピレン・エチレン・1−ブ
テン共重合体、プロピレン・4−メチル−1−ペンテン
共重合体、プロピレン・3−メチル−1−ペンテン共重
合体、ポリ(1−ブテン)、ポリ(4−メチル−1−ペ
ンテン)、プロピレン・エチレン・3−メチル−1−ペ
ンテン共重合体などが挙げられる。これらの中でも、プ
ロピレン単独重合体、エチレン含量が0.5〜8重量%
のエチレン・プロピレンランダム共重合体、エチレン含
量が0.5〜8重量%、1−ブテン含量が4〜12重量
%、プロピレン含量が80〜95.5重量%のエチレン
・プロピレン・1−ブテンランダム共重合体、高密度ポ
リエチレンが、安価で成形加工性が良好であるため好ま
しい。
記熱可塑性樹脂の中から1種類を選択して単独で使用し
てもよいし、2種以上を選択して組み合わせて使用して
もよい。また、表面層(A)および基材層(B)には同
一の熱可塑性樹脂を使用してもよいし、異なる熱可塑性
樹脂を使用してもよい。それぞれの層に求められる特性
に応じて、熱可塑性樹脂は適宜選択することができる。
類は特に制限されない。例えば炭酸カルシウム、焼成ク
レイ、ケイ藻土、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、
硫酸アルミニウム、シリカ等を使用することができる。
また、2種以上の無機微細粉末を混合して用いることも
できる。支持体を製造したときに表面層(A)の三次元
中心面平均粗さ(SRa)を0.3μm以下にするため
に、基材層(B)には平均粒径3μm以下の無機微細粉
末を使用するのが好ましい。
を得ることができる熱転写画像受容体を提供するため
に、入射角60°の表面光沢度を高くしている点に1つ
の特徴がある。本明細書において「入射角60°の表面
光沢度」という用語は、入射角を60°に変更してJI
S P−8142の試験を行うことによって得られた光
沢度を意味する。入射角が60°の場合は、入射角が7
5°の場合に比べて光の入射角度が小さいので、光沢度
を上げるためには入射角75°の場合とは異なるアプロ
ーチをする必要がある。本発明者らは、入射角60°の
表面光沢度を効果的に高める手段を種々検討した結果、
単に表面層(A)の表面の反射光を多くするだけでな
く、表面層(A)の中に入った光が基材層(B)との界
面で乱反射するのを極力抑え、二次反射を多くすること
が望ましいことを見出した。そして、二次反射を多くす
るためには、基材層(B)のマイクロボイドの形状を均
一かつ小さく制御するのが好ましいことを知得した。こ
のようなマイクロボイドを形成することによって、支持
体のクッション性も改善され、熱転写画像受容体とサー
マルヘッドとの接触が一段と良好になって、より高濃度
の画像を形成することができる。
機微細粉末と熱可塑性樹脂を含有する樹脂組成物を延伸
することによって形成することができる。好ましいマイ
クロボイドを形成するためには、例えば比表面積が2
0,000cm2/g以上で、かつ粒径10μm以上の
粒子を含まない無機微細粉末を基材層(B)に使用する
のが効果的である。特にこのような条件を満たす粒度分
布がシャープな炭酸カルシウムを使用するのが好まし
い。ただし、本発明の基材層(B)に使用する無機微細
粉末はこれらの条件を満たすものに限定されるものでは
ない。基材層(B)に含ませる無機微細粉末の量は、5
〜45重量%、好ましくは10〜30重量%である。
含ませてもよいし、含ませなくてもよい。すなわち、表
面層(A)は無機微細粉末を含まない樹脂フィルムのみ
でもよいし、必要に応じて無機微細粉末を混合した樹脂
フィルムでもよい。本発明では特に表面層(A)に無機
微細粉末を含ませない態様を選択することができる。表
面層(A)に無機微細粉末を含ませる場合は、上で例示
した無機微細粉末と同じものを使用することができる。
ただし、表面層(A)と同じ無機微細粉末を使用する必
要はなく、種類や粒径分布が異なる無機微細粉末を使用
してもよい。表面層(A)に含ませる無機微細粉末の量
は、0〜10重量%、好ましくは0〜8重量%である。
層(B)のみならず、さらに別の層を有するものであっ
てもよい。例えば、表面層(A)とは反対側の基材層
(B)上に裏面層(C)を有するものであってもよい。
裏面層(C)は、無機微細粉末を含まない樹脂フィルム
であってもよいし、必要に応じて無機微細粉末を混合し
た樹脂フィルムであってもよい。裏面層(C)に無機微
細粉末を使用する場合は、上で例示した無機微細粉末と
同じものを使用することができる。使用量は0〜45重
量%にするのが好ましい。樹脂フィルムとしては、二軸
延伸ポリプロピレン系樹脂フィルムを使用するのが好ま
しい。
接着剤層、下塗層、クッション層などを有するものであ
ってもよい。これらの層は、支持体の使用目的や使用環
境を考慮して形成することができる。使用する材料も、
目的とする機能に応じて適宜選択することができる。例
えば、バッキング層には、パルプ抄紙や透明または白色
不透明のポリエチレンテレフタレートフィルムなどを使
用することができる。
よび基材層(B)を有する限り特に制限されない。典型
的な構造例として、表面層(A)/基材層(B)/裏面
層(C)からなる支持体を挙げることができる。また、
このような3層構造を有する積層体2枚を裏面層(C)
側が背中合わせになるようにし、その間にバッキング層
を挟んだ支持体も例示することができる。すなわち、図
2に示すように、表面層(A)/基材層(B)/裏面層
(C)/バッキング層/裏面層(C)/基材層(B)/
表面層(A)の7層構造を有する支持体7を例示するこ
とができる。また、層の順序を変更して、表面層(A)
/基材層(B)/裏面層(C)/バッキング層/表面層
(A)/基材層(B)/裏面層(C)の7層構造を有す
る支持体を例示することもできる。さらに、これらの層
の間には、接着力を高めるために接着層を適宜設けても
よい。
法にしたがって製造することができ、その種類は特に限
定されない。いかなる製造方法によって製造した支持体
であっても、請求項1の条件を満たす限り、本発明の範
囲内に包含される。
まず各層を構成する材料を混合する。例えば、基材層
(B)を形成するための組成物は、無機微細粉末と熱可
塑性樹脂を混合することによって得ることができる。こ
のとき、これらの必須成分以外の成分として、分散剤、
酸化防止剤、相溶化剤、紫外線安定剤等を適宜添加する
ことができる。配合混錬して得られた各層形成用の組成
物は、例えば押出し等の方法によって層状に成形するこ
とができる。このとき、各層は共押出しすることによっ
て一度に積層してもよいし、各層を別々に押出してから
積層してもよい。各層を別々に押出してから積層する場
合は、例えば基材層(B)に表面層(A)を積層した後
に裏面層(C)を積層してもよいし、基材層(B)に裏
面層(C)を積層した後に表面層(A)を積層してもよ
い。また、表面層(A)、基材層(B)および裏面層
(C)を同時に積層してもよい。さらに、表面層(A)
および基材層(B)を共押出しした後に裏面層(C)を
積層してもよいし、基材層(B)および裏面層(C)を
共押出しした後に表面層(A)を積層してもよい。
伸を行うことが不可欠である。ニ軸延伸は、各層を積層
する前であっても後であってもよい。したがって、あら
かじめ延伸しておいてから各層を積層してもよいし、各
層を積層してからまとめて延伸してもよい。さらに、延
伸した層を積層後に再び延伸しても構わない。好ましい
製造方法は、表面層(A)、基材層(B)および裏面層
(C)を積層した後にまとめてニ軸延伸する工程を含む
ものである。別々に延伸して積層する場合に比べると簡
便でありコストも安くなる。
とができる。延伸の温度は、非結晶樹脂の場合は使用す
る熱可塑性樹脂のガラス転移点温度以上、結晶性樹脂の
場合には、非結晶部分のガラス転移転移点以上から結晶
部の融点以下に設定することができる。また、延伸に先
だって、共押出しした積層体をいったん熱可塑性樹脂の
融点より30〜100℃低い温度に冷却した後、再び融
点近傍の温度に再加熱するのが好ましい。
縦方向と横方向に同時に延伸してもよいし、縦方向に延
伸してから横方向に逐次延伸してもよい。具体的手段と
して、例えばロール群の周速差を利用したロール間延伸
やテンターを用いることができるが、これらに制限され
るものではない。また、延伸倍率も特に制限されず、例
えば縦方向に3〜8倍、横方向に3〜12倍に二軸延伸
することができる。延伸後には、必要に応じて加熱ロー
ルを用いた高温熱処理を施して熱セットすることもでき
る。
30〜300μm、好ましくは40〜150μmにする
ことができる。表面層(A)の肉厚は1.5μm以上で
あるのが好ましい。また、光沢度を高めるために表面層
(A)の肉厚は2〜10μmにするのが好ましい。特
に、表面層(A)の肉厚が支持体の全厚の15%未満で
あるのが好ましく、2〜14%であるのがより好まし
い。表面層(A)の厚さが支持体の全厚の15%以上に
なると、表面のウネリ感は無くなるが、スティッキング
が生じて発色濃度が低下することがある。
次元中心面平均粗さは0.3μm以下でなければならな
らず、0.05〜0.2μmであるのが好ましい。高い
表面光沢度を得るためには、表面層(A)の三次元中心
面平均粗さが小さい方が反射される光が多くなるため好
ましい。
であることが好ましい。不透明度が高い程、画像のコン
トラストが引き立ち、視覚に訴えやすい。しかし、用途
によっては半透明(不透明度が40〜65%)が好まれ
る場合もあるため、使用目的に応じて適宜不透明度を調
節するのが好ましい。
であるのが好ましく、20〜55%であるのがより好ま
しい。本明細書において「空孔率」とは、下記式(1)
にしたがって計算される値を意味する。式(1)のρ0
は支持体の真密度を表わし、ρ1は支持体の密度(JI
S P−8118)を表す。延伸前の材料が多量の空気
を含有するものでない限り、真密度は延伸前の密度にほ
ぼ等しい。本発明の支持体の密度は一般に0.55〜
1.20g/cm3の範囲内であり、マイクロボイドが
多いほど密度は小さくなり空孔率は大きくなる。また、
支持体の密度が小さくなる程、熱転写画像受容体とサー
マルヘッドとの当接性が良好になり、発色濃度は高ま
る。
とができる。熱転写画像受容体は、熱転写する色材を染
着させて、良質な画像を形成する機能を有するものでな
ければならない。このため、色材の種類に応じて、熱転
写画像受容体の構成を決定するのが望ましい。例えば、
熱溶融型の色材を使用する場合は、支持体そのものを熱
転写画像受容体として用いることができる。一方、昇華
性分散型の色材を使用する場合は、高分子材料からなる
熱転写画像受容層を支持体上に設けることが好ましい。
熱転写画像受容層を有する熱転写画像受容体を製造する
場合には、熱転写画像受容層として熱転写される色材の
受容性が高い材料を使用する。顔料を含む熱溶融型色材
に対する受容性が高い材料として、アクリル系樹脂およ
びポリオレフィン系の高分子材料を例示することができ
る。また、昇華性または気化性染料に対して高い可染性
を示す材料として、ポリエステル等の高分子材料や活性
白土の様な材料を例示することができる。具体的には以
下に示す材料を使用することができる。
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、ジブチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリルアミド、ジエチルアミノエチル(メタ)ア
クリルアミド等を単量体として重合した樹脂が挙げられ
る。これらの単量体と共重合させるビニル単量体とし
て、スチレン、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、t−ブチル(メタ)アクリレート、塩化ビニル、エ
チレン、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、アク
リロニトリル、メタクリルアミド等を用いることができ
る。なお、本明細書において「(メタ)アクリレート」
「(メタ)アクリルアミド」との表記は、それぞれメタ
アクリレートまたはアクリレート、メタアクリルアミド
またはアクリルアミドを意味する。
容層には、アクリル系共重合体樹脂、アミノ化合物およ
びエポキシ化合物の混合物を使用することもできる。ア
クリル系共重合体樹脂としては、上で例示した樹脂を使
用することができる。アミノ化合物としては、ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラクミン等のポリアル
キレンポリアミン、ポリエチレンイミン、エチレン尿
素、ポリアミンポリアミドのエビクロルヒドリン付加物
(例えばディックハーキュレス社製:カイメン−557
H、荒川林産化学工業(株)製:AF−100)、ポリ
アミンポリアミドの芳香族グリシジルエーテルまたはエ
ステル付加物(例えば三和化学(株)製:サンマイド3
52、351およびX−2300−75、シエル化学
(株)製:エピキュア−3255)等を使用することが
できる。また、エポキシ化合物としては、ビスフェノー
ルAのジグリシジルエーテル、ビスフェノールFのジグ
リシジルエーテル、フタル酸ジグリシジルエステル、ポ
リプロピレングリコールジグリシジルエーテル、トリメ
チロールプロパントリグリシジルエーテル等が利用でき
る。
アクリル系共重合体樹脂、アミノ化合物およびエポキシ
化合物の混合物には、さらに無機または有機微細粉末を
混合して熱転写画像受容層に用いることができる。使用
することができる無機微細粉末としては、平均粒径0.
5μm以下のホワイトカーボンなどの合成シリカ、炭酸
カルシウム、クレー、タルク、硫酸アルミニウム、二酸
化チタン、酸化亜鉛などの無機顔料を例示することがで
きる。中でも、ホワイトカーボンなどの合成シリカ、軽
質の炭酸カルシウムなどの無機顔料で平均粒径0.2μ
m以下のものを好ましく使用することができる。
子を使用することができるが、粒径が10μm以下であ
るものを使用するのが好ましい。有機微細粉末を構成す
る高分子としては、例えばメチルセルロース、エチルセ
ルロース、ポリスチレン、ポリウレタン、尿素・ホルマ
リン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、イソ(また
はジイソ)ブチレン・無水マレイン酸共重合体、スチレ
ン・無水マレイン酸共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩
化ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、ポリエス
テル、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エス
テル、スチレン・ブタジエン・アクリル系共重合体等を
例示することができる。
30重量%以下の割合で使用する。特に無機微細粉末は
その表面をロート油、ドデシル硫酸ナトリウム、有機ア
ミン、金属石鹸リグニンスルホン酸ナトリウムなどの非
イオン、陽イオンまたは両性の活性剤で処理しておくの
が好ましい。このような処理を行うことによって、熱転
写画像受容体のインクとの濡れが改善され、熱転写画像
受容層の機能をさらに良好にすることができる。
と塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体との混合樹脂を使用
することもできる。飽和ポリエステルとしては、例えば
バイロン200、バイロン290、バイロン600等
(以上、東洋紡(株)製)、KA−1038C(荒川化
学工業(株)製)、TP220、TP235(以上、日
本合成化学工業(株)製)等を用いることができる。塩
化ビニル・酢酸ビニル共重合体は、塩化ビニル成分含有
率が85〜97重量%で、重合度が200〜800程度
のものが好ましい。塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体は
必ずしも塩化ビニル成分と酢酸ビニル成分のみの共重合
体である必要はなく、ビニルアルコール成分、マレイン
酸成分等を含むものであってもよい。このような塩化ビ
ニル・酢酸ビニル共重合体としては、例えばエスレック
A、エスレックC、エスレックM(以上、積水化学工業
(株)製)、ビニライトVAGH、ビニライトVYH
H、ビニライトVMCH、ビニライトVYHD、ビニラ
イトVYLF、ビニライトVYNS、ビニライトVMC
C、ビニライトVMCA、ビニライトVAGD、ビニラ
イトVERR、ビニライトVROH(以上、ユニオンカ
ーバイト社製)、デンカビニル1000GKT、デンカ
ビニル1000L、デンカビニル1000CK、デンカ
ビニル1000A、デンカビニル1000LK2、デン
カビニル1000AS、デンカビニル1000MT2、
デンカビニル1000CSK、デンカビニル1000C
S、デンカビニル1000GK、デンカビニル1000
GSK、デンカビニル1000GS、デンカビニル10
00LT2、デンカビニル1000D、デンカビニル1
000W(以上、電気化学工業(株)製)等を例示する
ことができる。上記飽和ポリエステルと塩化ビニル・酢
酸ビニル共重合体との混合比は、塩化ビニル・酢酸ビニ
ル共重合体100重量部に対し飽和ポリエステル100
〜900重量部であることが好ましい。
(A)側に塗工し、乾燥することによって形成すること
ができる。塗工の方法は特に制限されず、ブレードコー
タ、エアーナイフコータ、ロールコータ、バーコータな
どの通常の塗工機、あるいはサイズプレス、ゲートロー
ル装置などを用いることができる。
0μm、好ましくは0.5〜10μmである。必要によ
り、熱転写画像受容体はさらにカレンダー処理により、
その表面6をより平滑にしてもよい。また、熱転写画像
受容層の上にさらにオーバーコート層を形成してもよ
い。本発明の熱転写画像受容体の形状は特に制限されな
い。通常はシート状であるが、使用目的や使用条件に応
じてテープ状や厚板状にすることもできる。
て、本発明をさらに具体的に説明する。以下に示す材
料、使用量、割合、操作等は、本発明の趣旨から免脱し
ない限り適宜変更することができる。従って、本発明の
範囲は以下に示す具体例に制限されるものではない。
(MFR:230℃、2.16kg荷重)が4g/10
分のプロピレン単独重合体(日本ポリケム(株)製)か
らなる材料(A);MFR(230℃、2.16kg荷
重)が0.8g/10分のプロピレン単独重合体(日本
ポリケム(株)製)、高密度ポリエチレン(日本ポリケ
ム(株)製)および重質炭酸カルシウムからなる組成物
(B);上記(A)で用いたプロピレン単独重合体およ
び重質炭酸カルシウムからなる組成物(C)を、それぞ
れ別々の3台の押出機を用いて250℃で溶融混練し
た。その後、一台の共押ダイに供給してダイ内で積層
後、シート状に押し出し、冷却ロールで約60℃まで冷
却することによって積層物を得た。この積層物を145
℃に再加熱した後、多数のロール群の周速差を利用して
縦方向に5倍延伸し、再び約150℃まで再加熱してテ
ンターで横方向に8.5倍延伸した。その後、160℃
でアニーリング処理した後、60℃まで冷却し、耳部を
スリットして多層構造の合成紙である支持体を得た。
(B)および(C)の各成分組成、使用した重質炭酸カ
ルシウムの種類、支持体の各層の肉厚は、実施例1〜
8、比較例1でぞれぞれ表1に示す通りに変更した。ま
た、実施例8では、上記(A)の代わりに、プロピレン
単独重合体からなる材料(A1)とプロピレン単独重合
体95重量%と酸化チタン5重量%の組成物(A2)を
調製し、最終的に4層構造(A1/A2/B/C=1.
5μm/1.5μm/54μm/3μm)の支持体を得
た。なお、比較例1は特開平7−76186号公報の実
施例1に記載される方法で製造したものと同一である。
ピレン単独重合体(A)を、押出機で250℃にて溶融
混練後、冷却ロールで約60℃まで冷却し、このシート
を145℃に加熱して縦方向に5倍延伸した。ついで、
テンターを用いて162℃で横方向に8.5倍延伸し、
耳をスリットして厚さ15μmのフィルム(A)を得
た。これとは別に、MFRが4g/10分のプロピレン
単独重合体65重量%と高密度ポリエチレン10重量%
との混合物に、重質炭酸カルシウム(a)25重量%を
添加混合した組成物(B)を、押出機で250℃で溶融
混練後、冷却ロールで約60℃まで冷却した。その後、
145℃に加熱して縦方向に5倍延伸し、テンターを用
いて152℃で横方向に8.5倍延伸した。耳をスリッ
トして、厚さ115μmのフィルム(B)を得た。次い
で、ポリエーテル・ポリオール/ポリイソシアネート接
着剤を用いて、フィルム(A)とフィルム(B)を貼り
合わせて、A/接着剤層/B=15μm/1μm/15
μmの支持体を得た。
表裏面に、実施例2で得られた支持体をそれぞれ支持体
の表面層(A)が外側となるようにポリエーテル・ポリ
オール/ポリイソシアネート接着剤を用いて、A/B/
C/上質紙/C/B/Aとなるように貼合し、支持体を
得た。
88g/cm3の白色ポリエステルフィルムを用いて実
施例10を繰り返し、支持体を得た。
表裏面に、実施例7で得られた支持体をポリエーテル・
ポリオール/ポリイソシアネート接着剤を用いて、A/
B/C/上質紙/A/B/Cとなるように貼合し、支持
体を得た。
比較例1の各支持体について、表面層(A)の表面の三
次元中心面平均粗さ(SRa)および入射角60°の表
面光沢度を測定した。SRaの測定は、三次元粗さ測定
機(小坂研究所:SE−3AK)と解析装置(小坂研究
所:Model SPA−11)を用いて行った。ま
た、入射角60°の表面光沢度は、測定装置(スガ試験
機(株)製:UGV−50)を用いて、入射角を60°
でJIS P−8142の試験を行うことによって測定
した。さらに、製造した支持体について、不透明度、密
度(JIS P−8118)および空孔率を測定した。
各測定結果をまとめて表1に示す。
た支持体の表面層(A)上に、下記組成の熱転写画像受
容層を、メイヤーバーコーティングにより乾燥時の厚さ
が4μmとなるように塗布し、80℃で3秒間乾燥させ
て、熱転写画像受容体を得た。
画像受容体の表面のウネリについて、目視で次の5段階
で評価した。表面のウネリが小さいほど、評価値は大き
い。 5: 大変良い 4: 良い 3: 実用上支障はない 2: 実用上問題がある 1: 不良
字装置((株)大倉電機製:ドット密度=6ドット/m
m、印加電圧=0.23W/ドット)を用いて印字パル
ス幅を変えて印字し、得られた印字の階調性について目
視で次の5段階で評価した。 5: 大変良い 4: 良い 3: 実用上支障はない 2: 実用上問題がある 1: 不良
3μm以下であり、入射角60°の表面光沢度が80%
以上である熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムからなる表
面層(A)を有する本発明の支持体を用いて製造した熱
転写画像受容体は、光沢が優れており、表面のウネリが
なく、かつ良好な画像を形成することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 無機微細粉末を含有する熱可塑性樹脂の
二軸延伸フィルムからなる基材層(B)の少なくとも片
面上に、三次元中心面平均粗さが0.3μm以下であ
り、入射角60°の表面光沢度が80%以上である熱可
塑性樹脂の二軸延伸フィルムからなる表面層(A)を有
する支持体。 - 【請求項2】 前記基材層(B)が、無機微細粉末を5
〜45重量%含有する熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルム
であることを特徴とする請求項1記載の支持体。 - 【請求項3】 前記熱可塑性樹脂が、プロピレン単独重
合体、エチレン・プロピレンランダム共重合体およびエ
チレン・プロピレン・1−ブテンランダム共重合体から
なる群から選択される1以上の樹脂であることを特徴と
する請求項1または2記載の支持体。 - 【請求項4】 前記無機微細粉末が、比表面積が20,
000cm2/g以上であり、かつ粒径10μm以上の
粒子を含まない炭酸カルシウムであることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の支持体。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の支持体
を有する熱転写画像受容体。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の支持体
の表面層(A)の上に熱転写画像受容層を有することを
特徴とする熱転写画像受容体。 - 【請求項7】 前記表面層(A)の肉厚が1.5μm以
上であり、かつ熱転写画像受容体の全厚の15%未満で
あることを特徴とする請求項5記載の熱転写画像受容
体。
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