JP2000126860A - 傾動機構付溶解保持炉 - Google Patents

傾動機構付溶解保持炉

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JP2000126860A
JP2000126860A JP10304502A JP30450298A JP2000126860A JP 2000126860 A JP2000126860 A JP 2000126860A JP 10304502 A JP10304502 A JP 10304502A JP 30450298 A JP30450298 A JP 30450298A JP 2000126860 A JP2000126860 A JP 2000126860A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶解室で発生するドロスやスラッヂの保持室
への移行を有効に阻止し、コールドチャージの有無に拘
わらず保持室内の湯温制御を精度良く行うこと。 【解決手段】 内部が仕切り部5でマグネシウム溶湯M
の相互移動可能に仕切られて保持室3と溶解室4とに分
かれており、かつ溶解室4の底部4aが保持室3の底部
3aより下位に位置するように形成されいる坩堝30
と、保持室3および溶解室4をそれぞれ専用に加熱する
電気ヒータ8、およびガスバーナ9とを備えて構成され
ている溶解保持炉1と、この溶解保持炉1を、水平に保
持すると共に、必要に応じて給湯装置2を伴って溶解室
4側を傾動支点Cとして上方へ傾動させて傾斜保持する
電気リフター13とを備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイカストマシ
ンの射出スリーブにマグネシウム溶湯を給湯する傾動機
構付溶解保持炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の溶解保持炉は、バスタブ形をした
1つの坩堝で仕切り板によって溶解室と保持室に分けて
いる。この場合は、溶解室でコールドチャージ(インゴ
ットを投入溶解させる方法のこと)し、前記2室の仕切
り板を経由して溶湯が保持室に移る。この保持室の下流
には移送管があり、この移送管に溶湯を充満させる構造
である。
【0003】また、特公平3−37462号公報には、
ダイカストマシンの射出スリーブに溶湯を給湯する移送
管を備えた保温炉が開示されている。この保温炉は、溶
湯を他の溶解炉からホットチャージさせる構造のもの
で、かつ炉自体を、ダイカスト作業中は水平に保持する
と共に、ダイカスト作業停止中は移送管を伴って傾斜保
持するように構成されている。
【0004】これらの場合、適用溶融金属が、マグネシ
ウム合金であるときは、空気に触れると簡単に酸化物を
作る性質をもつ金属であるので、溶解保持炉保温炉(又
は保温炉)および移送管の空間部を防燃ガスで充満させ
た状態にして該金属の酸化を抑制し、以てダイカスト製
品の品質の向上を図っている。
【0005】また、後者の保温炉の場合には、移送管を
伴った保温炉の傾斜保持により移送管内の溶湯を排出す
ることができ、これによりメンテナンス等の作業の容易
化を図ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の溶
解保持炉あるいは保温炉においては、コールドチャージ
あるいはホットチャージのとき、そのチャージ部のマグ
ネシウム溶湯部に擾乱が起き、この擾乱により空気が巻
き込まれて溶融マグネシウム金属が酸化し、この酸化に
起因してドロスやスラッヂが多く発生する。このドロス
やスラッヂを含んだ溶湯が、保持室を経て移送管部まで
送られ、移送管内部にトラブルが起きたり、品質不良製
品が出来たりする、と言う課題を有している。
【0007】また、従来の溶解保持炉は、移送管が、水
平状態で固定のため、メンテナンス等で管内溶湯の排出
の必要が生じたとき、溶湯の滞留を全くなくして完全排
出することが不可能であるばかりでなく、滞留する多少
のマグネシウム溶湯の取り扱いにも充分注意が必要とな
って、メンテナンス作業を困難なものとしている。
【0008】さらには、溶解保持炉は、一つの坩堝で溶
解室と保持室との両機能を持たせているので、溶解室側
ではコールドチャージ中のときとそうでないときがあ
り、この影響が出て、保持室内の湯温を制御するとき、
湯温変動を無くして一定温度に保持することが難しく、
この湯温変動に起因して溶湯の流動特性が変動して給湯
量が不安定となって、ひいてはダイカスト製品の品質の
安定化が図れない、と言う課題をも有している。
【0009】そこで、この発明は、メンテナンスの容易
化を図ることができ、かつ溶解室で発生するドロスやス
ラッヂの保持室への移行を有効に阻止することができる
と共に、コールドチャージの有無に拘わらず保持室内の
湯温制御を精度良く行うことができ、以て良品質のダイ
カスト製品を安定して得ることができる傾動機構付溶解
保持炉を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、内部が仕切り部でマグネシウム
溶湯の相互移動可能に仕切られて保持室と溶解室とに分
かれており、かつ前記溶解室の底部が前記保持室の底部
より下位に位置するように形成されいる坩堝と、前記保
持室および溶解室をそれぞれ専用に加熱する加熱手段と
を備えて構成されている溶解保持炉と、前記保持室に連
通させて設けられダイカストマシンの射出スリーブに前
記マグネシウム溶湯を給湯する給湯装置と、前記溶解保
持炉を、水平に保持すると共に、必要に応じて前記給湯
装置を伴って前記溶解室側を傾動支点として上方へ傾動
させて傾斜保持する傾動機構とを備えて構成されている
ことを特徴とする。
【0011】このため請求項1の発明では、溶解室内で
発生したドロスやスラッヂ、あるいはコールドチャージ
して溶落したばかりの比重の重い溶湯は、保持室と溶解
室の底部の高低差により、溶解室の底部に堆積しあるい
は滞留して保持室に移行するのを防ぐことができる。
【0012】また、保持室及び溶解室内の各湯温制御
は、それぞれ専用の加熱手段により、隣接する各室の湯
温とは無関係に行うことができる。
【0013】また、傾動機構により、溶解保持炉を給湯
装置を伴って傾斜保持したときには、給湯装置内のマグ
ネシウム溶湯を滞留させることなく坩堝内に排出するこ
とができる。
【0014】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の傾動機構付溶解保持炉であって、前記保持室は、その
底部が略平底で形成されると共に、前記溶解室は、その
底部が前記略平底を延設して下方に凸となるように設け
られる丸底で形成されており、前記加熱手段は、前記保
持室側を電気ヒータ、前記溶解室側をガスバーナでそれ
ぞれ構成したことを特徴とする。
【0015】このため請求項2の発明では、溶解室内で
発生したドロスやスラッヂ、あるいはコールドチャージ
して溶落したばかりの比重の重い溶湯は、保持室と溶解
室の底部の形状の相違により、溶解室の丸底に堆積しあ
るいは滞留し、保持室に移行するのを防ぐことができ
る。
【0016】また、保持室内の湯温は、制御の容易な電
気ヒータにより精度良く管理することができると共に、
溶解室に供給されるマグネシウムインゴットは、丸底に
対するガスバーナの効率の良い熱伝達により速やかに溶
解させることができる。
【0017】さらに、溶解室の底部を丸底に形成したの
で、給湯を伴わない溶解作業は、溶解保持炉を傾斜保持
したままの姿勢で行うことができ、これにより溶解作業
中に発生するドロスやスラッヂ、および溶落したばかり
の比重の重い溶湯の保持室への移行を防ぐことができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0019】図1は、この発明の一実施形態としての傾
動機構付溶解保持炉の水平保持状態を示し、図2は、そ
の傾斜保持状態を示す。
【0020】この傾動機構付溶解保持炉は、内部が仕切
り部5でマグネシウム溶湯Mの相互移動可能に仕切られ
て保持室3と溶解室4とに分かれており、かつ溶解室4
の底部4aが保持室3の底部3aより下位に位置するよ
うに形成されている坩堝30と、保持室3および溶解室
4をそれぞれ専用に加熱する加熱手段8,9とを備えて
構成されている溶解保持炉1と、保持室3に連通させて
設けられダイカストマシン(図示せず)の射出スリーブ
50にマグネシウム溶湯Mを給湯する給湯装置2と、溶
解保持炉1を、水平に保持すると共に、必要に応じて給
湯装置2を伴って溶解室4側を傾動支点Cとして上方へ
傾動させて傾斜保持する傾動機構13とを備えて構成さ
れている。
【0021】溶解保持炉1は、保持室3と溶解室4とに
跨る坩堝30の上部開放部が炉蓋10により閉塞されて
おり、かつこの炉蓋10と内部に保持されているマグネ
シウム溶湯Mの湯面Aとの間の空間部が防燃ガスで充満
している。この防燃ガスは、保持室3および溶解室4の
両室の前記空間部に充満している。炉蓋10の溶解室4
の対応部分には、保持室3からできるだけ離隔させた部
分に開閉可能にインゴット供給蓋10aが設けられてお
り、マグネシウムインゴット(図示せず)は、このイン
ゴット供給蓋10aを開放して溶解室4に供給できるよ
うになっている。
【0022】また、保持室3には、湯面レベル11が湯
面A上に浮かせて設置されており、マグネシウムインゴ
ットの供給は、この湯面レベル11の計測で一定湯面と
なるように管理されている。溶解された溶湯Mは、仕切
り部5を通り保持室3に移動する。
【0023】溶解室4は、その底部4aが保持室3の底
部3aより下位に位置するように形成される。好ましく
は本実施形態で示すように、保持室3は、その底部が略
平底3aで形成されると共に、溶解室4は、その底部が
略平底3aを延設して下方に凸となるように設けられる
丸底4aで形成されており、加熱手段は、保持室3側を
電気ヒータ8、溶解室4側をガスバーナ9でそれぞれ構
成される。電気ヒータ8は、略平底3aに良く対応する
平面ヒータを用いることができ、ガスバーナ9は、炉壁
1aの開口部分に臨ませて取り付けられている。これに
より保持室3内のマグネシウム溶湯Mの湯温は、溶解室
4内の湯温に影響されることなく電気ヒータ8により制
御され、溶解室4内に供給されたマグネシウムインゴッ
トは、ガスバーナ9の加熱により溶解される。
【0024】給湯装置2は、電磁ポンプ7を備え保持室
3に連通して設けられた移送管6と、この移送管6の出
湯端に連通し出湯口を射出スリーブ50の給湯口に対向
させて設けられた漏斗12とを備えて構成されている。
移送管6は、その外周部に設けられたヒータ20により
加熱されるようになっている。
【0025】移送管6内の湯面Bは、ダイカスト作業中
は溶解保持炉1を定湯面制御することにより漏斗12に
近付けて維持することができる。射出スリーブ50への
給湯は、移送管6に設けている電磁ポンプ7で移送管6
より漏斗12に吐出され、この吐出全量が漏斗12経由
で射出スリーブ50に注入されて行われる。このとき取
り扱う溶湯が、マグネシウム合金であるので、湯面Bか
ら出湯側の空間部を防燃ガスで充満させた状態にしてあ
る。なお、漏斗12の下部には開閉シャッタを設けて前
記給湯時以外は閉口されている。
【0026】傾動機構は、本実施形態では電気リフター
13で構成されている。この電気リフター13は、基端
部を接地させ、先端部を溶解保持炉1の保持室3側の炉
壁1aに枢支させて取り付けられている。溶解保持炉1
は、この電気リフター13と、溶解室4側の炉壁1aを
枢支する枢支部材(図示せず)とで、ダイカスト作業中
は水平に保持されており、メンテナンス作業等の必要が
生じたとき電気リフター13の伸長作動で溶解室4側の
枢支部位を傾動支点として傾動させて傾斜保持されるよ
うに構成されている。
【0027】本実施形態では、このときの傾動支点Cを
溶解室4の略中央部に設けている。したがって、溶解保
持炉1は、図2に示すように、給湯装置2を伴って傾動
し、傾動支点Cから遠い位置の移送管6ならびに漏斗1
2が、射出スリーブ50の位置から離れた状態で傾斜保
持される。この傾斜保持状態の傾斜角θは、給湯装置2
の移送管6、電磁ポンプ7等から溶湯Mを容易に坩堝3
0内に排出できるように設定されている。
【0028】以上のように構成された傾動機構付溶解保
持炉は、マグネシウムインゴットの溶解時に溶解室4内
で発生したドロスやスラッヂ、あるいはコールドチャー
ジして溶落したばかりの比重の重い溶湯Mは、保持室3
と溶解室4の底部の高低差並びに形状の相違により、溶
解室4の丸底4aに堆積しあるいは滞留し、保持室3に
移行するのを防ぐことができ、これにより移送管6の内
部で発生するトラブルをも抑制して良品質のダイカスト
製品を安定して得ることができる。
【0029】また、保持室3及び溶解室4内の各湯温制
御は、それぞれ電気ヒータ8及びガスバーナ9により、
隣接する各室4,3の湯温とは無関係に行うことがで
き、加えて保持室3内の湯温は、溶落したばかりの比重
の重い溶湯Mの流入阻止に加えて制御の容易な電気ヒー
タ8により精度良く管理することができると共に、溶解
室4に供給されるマグネシウムインゴットは、丸底4a
に対するガスバーナ9の効率の良い熱伝達により速やか
に溶解させることができる。特に、保持室3内の湯温を
一定に保つことにより移送管6内の溶湯Mの流動特性の
変動を抑えることができ、これにより給湯量の安定化を
図ることができ、ひいては良品質のダイカスト製品を安
定して得ることができる。
【0030】また、電気リフター13により、溶解保持
炉1を給湯装置2を伴って傾斜保持したときには、給湯
装置2内のマグネシウム溶湯Mを滞留させることなく坩
堝30内に排出することができ、これにより例えば移送
管6や、その外周のヒータ20等のメンテナンス作業が
容易になる。
【0031】さらに、溶解室4の底部を丸底4aに形成
したので、給湯を伴わない溶解作業は、溶解保持炉1を
傾斜保持したままの姿勢(図2参照)で行うことがで
き、これにより溶解作業中に発生するドロスやスラッ
ヂ、および溶落したばかりの比重の重い溶湯Mの保持室
3への移行をほぼ完全に防ぐことができ、これにより移
送管6の内部で発生するトラブルをも抑制してメンテナ
ンス作業の容易化を図ることができると共に、良品質の
ダイカスト製品を一層安定して得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、溶解室内で発生したドロスやスラッヂ、あ
るいはコールドチャージして溶落したばかりの比重の重
い溶湯は、保持室と溶解室の底部の高低差により、溶解
室の底部に堆積しあるいは滞留して保持室に移行するの
を防ぐことができると共に、専用の加熱手段によりコー
ルドチャージの有無に拘わらず保持室内の湯温制御を精
度良く行うことができ、以て良品質のダイカスト製品を
安定して得ることができる。
【0033】その上、傾動機構により、溶解保持炉を給
湯装置を伴って傾斜保持したときには、給湯装置内のマ
グネシウム溶湯を滞留させることなく坩堝内に排出する
ことができるので、メンテナンス作業の容易化を図るこ
とができる。
【0034】また、請求項2の発明によれば、溶解室内
で発生したドロスやスラッヂ、あるいはコールドチャー
ジして溶落したばかりの比重の重い溶湯は、保持室と溶
解室の底部の形状の相違により、溶解室の丸底に堆積し
あるいは滞留し、保持室に移行するのを防ぐことがで
き、かつ保持室内の湯温は、制御の容易な電気ヒータに
より精度良く管理することができると共に、溶解室に供
給されるマグネシウムインゴットは、丸底に対するガス
バーナの効率の良い熱伝達により速やかに溶解させるこ
とができるので、請求項1の発明の効果に加えて、良品
質のダイカスト製品を一層安定して得ることができる。
【0035】その上、溶解室の底部を丸底に形成したの
で、給湯を伴わない溶解作業は、溶解保持炉を傾斜保持
したままの姿勢で行うことができ、これにより溶解作業
中に発生するドロスやスラッヂ、および溶落したばかり
の比重の重い溶湯の保持室への移行をほぼ完全に防ぐこ
とができ、これにより給湯装置の内部で発生するトラブ
ルをも抑制してメンテナンス作業の容易化を図ることが
できると共に、良品質のダイカスト製品を一層安定して
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての傾動機構付溶解保
持炉の水平保持状態を示す模式図である。
【図2】図1の傾動機構付溶解保持炉の傾斜保持状態を
示す模式図である。
【符号の説明】
1 溶解保持炉 2 給湯装置 3 保持室 3a 保持室の底部(略平底) 4 溶解室 4a 溶解室の底部(丸底) 5 仕切り部 8 電気ヒータ(加熱手段) 9 ガスバーナ(加熱手段) 13 電気リフター(傾動機構) 30 坩堝 C 傾動支点 M マグネシウム溶湯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22D 45/00 B22D 45/00 B C F27B 3/04 F27B 3/04 3/20 3/20 (72)発明者 鈴木 一弘 神奈川県座間市ひばりが丘4丁目5676番地 東芝機械株式会社相模事業所内 (72)発明者 加藤 幸夫 神奈川県川崎市高津区二子5丁目17番10号 東京ファーネス工業株式会社内 Fターム(参考) 4E014 KA01 LA04 LA11 NA14 4K045 AA06 BA03 GA04 GA08 GB04 GB08 GD01 RB04 RB12 RC17 RC18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が仕切り部でマグネシウム溶湯の相
    互移動可能に仕切られて保持室と溶解室とに分かれてお
    り、かつ前記溶解室の底部が前記保持室の底部より下位
    に位置するように形成されている坩堝と、前記保持室お
    よび溶解室をそれぞれ専用に加熱する加熱手段とを備え
    て構成されている溶解保持炉と、 前記保持室に連通させて設けられダイカストマシンの射
    出スリーブに前記マグネシウム溶湯を給湯する給湯装置
    と、 前記溶解保持炉を、水平に保持すると共に、必要に応じ
    て前記給湯装置を伴って前記溶解室側を傾動支点として
    上方へ傾動させて傾斜保持する傾動機構とを備えて構成
    されていることを特徴とする傾動機構付溶解保持炉。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の傾動機構付溶解保持炉
    であって、 前記保持室は、その底部が略平底で形成されると共に、
    前記溶解室は、その底部が前記略平底を延設して下方に
    凸となるように設けられる丸底で形成されており、 前記加熱手段は、前記保持室側を電気ヒータ、前記溶解
    室側をガスバーナでそれぞれ構成したことを特徴とする
    傾動機構付溶解保持炉。
JP30450298A 1998-10-26 1998-10-26 傾動機構付溶解保持炉 Expired - Lifetime JP3330883B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254014A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Toyo Mach & Metal Co Ltd 溶融金属成形装置
KR101094382B1 (ko) * 2009-01-16 2011-12-15 한국마그네슘기술연구조합 슬러지와 드로스의 저감을 위한 마그네슘 리사이클링 장치

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KR101094382B1 (ko) * 2009-01-16 2011-12-15 한국마그네슘기술연구조합 슬러지와 드로스의 저감을 위한 마그네슘 리사이클링 장치

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