JP2000126117A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JP2000126117A
JP2000126117A JP10304844A JP30484498A JP2000126117A JP 2000126117 A JP2000126117 A JP 2000126117A JP 10304844 A JP10304844 A JP 10304844A JP 30484498 A JP30484498 A JP 30484498A JP 2000126117 A JP2000126117 A JP 2000126117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
flexible tube
optical fiber
fiber bundle
flexible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10304844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4241969B2 (ja
Inventor
Teruo Ouchi
輝雄 大内
Makoto Kobayashi
誠 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP30484498A priority Critical patent/JP4241969B2/ja
Publication of JP2000126117A publication Critical patent/JP2000126117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4241969B2 publication Critical patent/JP4241969B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】可撓管内にある光学繊維束の状態を外部から常
時確認できるようにして、光学繊維の折損が進行する前
に異常を発見できるようにした内視鏡を提供すること。 【解決手段】可撓管2,10内における光学繊維束12
の状態を可撓管2,10外から目視するための内部目視
窓Aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光学繊維束とそ
れ以外の内蔵物とが可撓管内に挿通配置された内視鏡に
関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の挿入部可撓管内には、一般に、
照明光を伝達するための照明用光学繊維束と長尺のチュ
ーブ等が並んで挿通配置され、さらに、光学式の内視鏡
の場合には像伝達用光学繊維束が挿通配置され、電子内
視鏡の場合には信号ケーブルが挿通配置されている。
【0003】また、光源装置やビデオプロセッサ等と内
視鏡操作部との間を連結するための連結可撓管内にも、
像伝達用光学繊維束を除いて挿入部可撓管内と同様のも
のが挿通配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、可撓管
内には、光学繊維束とそれ以外のチューブや信号線など
とが並んで挿通配置されており、可撓管が曲げられたり
捩じられたりしたときには各々が可撓管内で自由に移動
するようになっている。
【0005】しかし、外力などによって可撓管が小さな
曲率半径で繰り返して曲げられたり捩じられたりする
と、内部の配列状態が乱れて光学繊維束の動きが悪くな
り、光学繊維が次第に折損してしまう場合がある。
【0006】しかも、可撓管内の光学繊維束の状態は外
部からは判らないので、光学繊維の折損が著しく進むま
でそれに気づかず、気づいた時には大修理を必要とする
状態になっている場合が少なくない。
【0007】そこで本発明は、可撓管内にある光学繊維
束の状態を外部から常時確認できるようにして、光学繊
維の折損が進行する前に異常を発見できるようにした内
視鏡を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡は、光学繊維束と、上記光学繊維束
以外のチューブ又は信号線など長尺な内蔵物とが、並ん
で可撓管内に挿通配置された内視鏡において、上記可撓
管内における上記光学繊維束の状態を上記可撓管外から
目視するための内部目視窓を設けたことを特徴とする。
【0009】なお、上記可撓管の途中又は端部に設けら
れた可撓管接続部材に、上記内部目視窓が設けられてい
てもよく、上記可撓管の外皮の全部又は一部が透明部材
によって形成されていて、上記外皮の内側に配置された
可撓管構成部材の隙間を通して、上記可撓管内における
上記光学繊維束の状態を目視することができるようにし
てもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図4は電子内視鏡を示しており、操作部
1の下端部に基端が連結された挿入部可撓管2は、操作
部1からの遠隔操作によって任意の方向に任意の角度屈
曲する湾曲部3が外力によって自由に撓む軟質部4の先
端に連結されて構成されている。
【0011】操作部1には、挿入部可撓管2の先端側部
分を構成する湾曲部3を屈曲させる操作をするための湾
曲操作ノブ5の他、送気送水操作弁7や吸引操作弁8等
が配置されている。
【0012】湾曲部3の先端には、対物光学系等を内蔵
した先端部本体6が連結されており、対物光学系によっ
て結像された内視鏡観察像を撮像する固体撮像素子等も
先端部本体6に内蔵されている。
【0013】操作部1の後面上端部近傍に連結された連
結部可撓管10の先端には、光源装置(兼ビデオプロセ
ッサ)100に着脱自在に接続されるコネクター11が
設けられている。
【0014】対物光学系による観察視野を照明するため
の照明用光学繊維束12は、入射端部がコネクター11
に配置され、連結部可撓管10内から操作部1内を通
り、さらに挿入部可撓管2内を通って先端部本体6に射
出端部が配置されている。
【0015】コネクター11には送気送水口金13及び
吸引口金14が配置されており、それらと操作部1に設
けられた送気送水操作弁7及び吸引操作弁8との間を接
続する給気給水チューブ15(2本のチューブからな
る)及び吸引チューブ16が、連結部可撓管10内に照
明用光学繊維束12と並んで挿通配置されている。
【0016】そして、先端部本体6で外部に開口する送
気送水チューブ17と鉗子チャンネル兼吸引チューブ1
8は、照明用光学繊維束12と並んで挿入部可撓管2内
に挿通配置され、送気送水操作弁7と吸引操作弁8に接
続されている。
【0017】また、固体撮像素子に入出力される信号を
伝送するための信号ケーブル(図示せず)も、それらと
並んで挿入部可撓管2内から操作部1内を通って連結部
可撓管10内に挿通配置されている。
【0018】このように構成された実施の形態の内視鏡
には、可撓管2,10内にある照明用光学繊維束12の
状態を可撓管2,10の外から目視するための内部目視
窓が設けられている。
【0019】内部目視窓の設け方には種々の態様があ
り、以下にその幾つかの例を示すが、本発明は少なくと
も一つの内部目視窓を設ければよく、複数を組み合わせ
て設けてもよい。
【0020】図1は、挿入部可撓管2を構成する湾曲部
3と軟質部4との接続部を示しており、湾曲部3と軟質
部4とを接続する接続筒21が透明部材(例えばエポキ
シ樹脂又はポリサルホン等)によって形成されている。
【0021】接続筒21の両側部分は、湾曲部3と軟質
部4とに嵌挿されて接合されている。しかし、接続筒2
1の中央部分には湾曲部3と軟質部4のいずれも重ねら
れていないので、その部分が内部目視窓Aになり、挿入
部可撓管2内に通されている照明用光学繊維束12の状
態を外部から目視することができる。
【0022】したがって、操作部1の湾曲操作ノブ5を
操作して湾曲部3を例えば上下方向に繰り返し屈曲させ
たとき、或いは軟質部4を小さな曲率半径で曲げたり捩
じったりしたときに、照明用光学繊維束12がスムーズ
に動いているかどうかを内部目視窓Aを通して容易に確
認することができる。
【0023】その結果、照明用光学繊維束12の折損が
進行する前に動き不良発生の異常を発見して、照明用光
学繊維束12とそれに並んで配置されているチューブ類
17,18及び信号ケーブルなど内蔵物の配列を直すだ
けの簡単な修理で、正常な状態に復帰させることができ
る。
【0024】また、軟質部4或いは連結部可撓管10を
途中の部分22,23で分割接続して、その部分を同様
の構造にすることにより、同様の効果を得ることがで
き、また、軟質部4と操作部1との接続部分24に同様
の構造を設けることによっても、同様の効果を得ること
ができる。
【0025】図2は、外皮30だけを切除した状態の湾
曲部3を示している。湾曲部3は、複数(例えば5〜2
0個程度)の短筒状の節輪31をリベット32で回動自
在に連結して可撓筒を形成し、複数のステンレス鋼細線
等を編組して形成された網状管33でその可撓筒を被覆
し、さらにその外側を柔軟な透明部材(例えばエポキシ
樹脂又はポリサルホン等)からなる外皮30で被覆して
構成されている。
【0026】このような構成をとることにより、隣り合
う節輪31と節輪31との間の隙間部分に被覆されてい
る網状管33の隙間部分が内部目視窓Aになり、そこを
通して湾曲部3内に挿通配置されている照明用光学繊維
束12の状態を外部から目視し、照明用光学繊維束12
の動きを確認することができる。実体顕微鏡等を利用す
ると、よりよく確認することができる。
【0027】図3は、外皮40だけを切除した状態の軟
質部4を示している。軟質部4は、ステンレス鋼帯等を
一定の直径で螺旋状に巻いて形成された螺旋管41を網
状管42で被覆し、さらにその外側に上述の湾曲部3の
外皮30と同様の可撓性の透明部材からなる外皮40を
被覆して構成されている。
【0028】このような構成をとることにより、螺旋管
41の隙間部分に被覆されている網状管42の隙間部分
が内部目視窓Aになり、そこを通して軟質部4内に挿通
配置されている照明用光学繊維束12の状態を外部から
目視して照明用光学繊維束12の動きを確認することが
できる。螺旋管41が二重以上に重ねて配置されている
場合も同様である。
【0029】なお、連結部可撓管10もこれと同様の構
造をとることによって内部目視窓Aを設けることができ
る。また、軟質部4や連結部可撓管10の途中の部分2
2,23に局部的に同様の構造を採用してもよい。
【0030】このように本発明には種々の実施態様があ
り、イメージガイドファイババンドルによって内視鏡観
察像を伝達する光学式の内視鏡に本発明を採用してもよ
い。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、可撓管内にある光学繊
維束の状態を可撓管外から目視するための内部目視窓を
設けたことにより、可撓管内に挿通配置されている光学
繊維束の状態を外部から常時確認することができるの
で、光学繊維の折損が進行する前に異常を発見して簡単
な修理で正常な状態に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の挿入部可撓管の湾曲部と
軟質部との連結部の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の湾曲部の外皮だけを切除
した状態の部分断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の軟質部の外皮だけを切除
した状態の部分断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の内視鏡の側面図である。
【符号の説明】
A 内部目視窓 1 操作部 2 挿入部可撓管 3 湾曲部 4 軟質部 10 連結部可撓管 12 照明用光学繊維束 15,16,17,18 チューブ 21 接続筒 22,23 可撓管の途中の部分 24 操作部と軟質部との接続部 30,40 外皮 31 節輪 33,42 網状管 41 螺旋管
フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 CA11 CA27 DA03 DA14 DA15 DA16 GA02 4C061 AA00 BB01 CC06 DD03 FF26 FF34 HH51 JJ01 LL02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学繊維束と、上記光学繊維束以外のチュ
    ーブ又は信号線など長尺な内蔵物とが、並んで可撓管内
    に挿通配置された内視鏡において、 上記可撓管内における上記光学繊維束の状態を上記可撓
    管外から目視するための内部目視窓を設けたことを特徴
    とする内視鏡。
  2. 【請求項2】上記可撓管の途中又は端部に設けられた可
    撓管接続部材に、上記内部目視窓が設けられている請求
    項1記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】上記可撓管の外皮の全部又は一部が透明部
    材によって形成されていて、上記外皮の内側に配置され
    た可撓管構成部材の隙間を通して、上記可撓管内におけ
    る上記光学繊維束の状態を目視することができる請求項
    1記載の内視鏡。
JP30484498A 1998-10-27 1998-10-27 内視鏡 Expired - Fee Related JP4241969B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30484498A JP4241969B2 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30484498A JP4241969B2 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000126117A true JP2000126117A (ja) 2000-05-09
JP4241969B2 JP4241969B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=17937957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30484498A Expired - Fee Related JP4241969B2 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4241969B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010284436A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Fujifilm Corp 内視鏡用可撓管、及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010284436A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Fujifilm Corp 内視鏡用可撓管、及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4241969B2 (ja) 2009-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6471641B2 (en) Joint construction for connecting an angle section to a flexible body section of endoscopic insertion instrument
US5465710A (en) Endoscope
US8221312B2 (en) Endoscope
JPS63193120A (ja) 内視鏡
US6572535B2 (en) Endoscope
JPH0561605B2 (ja)
JP2002209832A (ja) 内視鏡
JP4017925B2 (ja) 超音波内視鏡
JP4017734B2 (ja) 内視鏡の挿入部
JPS62199057A (ja) 固体撮像素子を内蔵した内視鏡
JPH06285010A (ja) 内視鏡装置
JP2000126117A (ja) 内視鏡
JP2009028109A (ja) 超音波内視鏡
JPH1156763A (ja) 内視鏡
JP4056792B2 (ja) 内視鏡
JP3590199B2 (ja) 内視鏡
JP2836750B2 (ja) 内視鏡
US20190014978A1 (en) Endoscope
JP2000185013A (ja) 内視鏡
JPH04317622A (ja) 内視鏡の先端部
JP3542835B2 (ja) 内視鏡
JP3229709B2 (ja) 内視鏡の挿入部
JPH0434496Y2 (ja)
KR102468669B1 (ko) 경도 가변형 내시경
JP3220928B2 (ja) 内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050809

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081211

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees