JP2000125921A - ヘアードライヤ - Google Patents
ヘアードライヤInfo
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Abstract
増す。 【解決手段】 吐風口1及び吸い込み口2を有するハウ
ジング3の内部に、ファン4とモータ5と整流翼6及び
ヒータ部7を主な構成部品として備えているヘアードラ
イヤである。吐風口1のノズル8を外側ノズル9と内側
ノズル10とで構成し、内側ノズル10の上流側部分1
0eが断面形状においてノズル中心軸Xに略平行となる
とともに下流側部分10fが断面形状においてノズル中
心軸Xに向けて傾斜させている。
Description
関し、詳しくは、ノズル形状によって、吐風口からの風
量の減少を抑えながら風速を増そうとする技術に係るも
のである。
を絞って毛髪のセット・乾燥をおこなうノズルを形成し
ている。そして、図9に示す実開昭58−143604
号のように、外側ノズル9と内側ノズル10を備えてノ
ズル面積を変化させているものもある。
を変化させて絞るだけでは風速の速い風を得ることがで
きるが、絞ることにより、風量が減少するのであり、風
の温度が上昇して毛髪を傷める等の問題があった。
り、外周部の風は絞らずに吐風することで、風量を減ら
さずに風速を上げる方法が考えられるが、図9の上記従
来例のように、内側ノズル10を絞ると内側ノズル10
の上流側端部10bのエッジおいて剥離が生じて風の流
れにロスが生じるものとなるのである。
るものであり、吐風口のノズルによって、風量の減少を
軽減しながら風速を増すことができ、良好なセット・乾
燥ができるヘアードライヤを提供することを課題とする
ものである。
口1及び吸い込み口2を有するハウジング3の内部に、
ファン4とモータ5と整流翼6及びヒータ部7を主な構
成部品として備えているヘアードライヤであって、吐風
口1のノズル8を外側ノズル9と内側ノズル10とで構
成し、内側ノズル10の上流側部分10eが断面形状に
おいてノズル中心軸Xに略平行となるとともに下流側部
分10fが断面形状においてノズル中心軸Xに向けて傾
斜させてあることを特徴とするものである。このような
構成によれば、風の流れが内側ノズル10の上流側部分
10eに沿ってノズル中心軸Xに略平行となり、その
後、内側ノズル10の下流側部分10fに沿ってノズル
中心軸X側に向くのであり、空気の粘性により内側ノズ
ル10の壁面に寄せられ、剥離し難くなり、結果とし
て、風量の減少を軽減しながら風速を増すことができ、
良好なセット・乾燥がおこなえるという利点がある。
とをノズル中心軸Xの長さ方向において重ねるのが好ま
しく、内側ノズル10の下流側端部10aが外側ノズル
9の下流側端部9aよりも下流側にあり、内側ノズル1
0の上流側端部10bが外側ノズル9の下流側端部9a
にノズル中心軸Xの長さ方向において重ねることで、請
求項1の作用がより効果的になるものである。
を重ねない場合には、図5に示すように、内側ノズル1
0の外周部から風が広がって内側ノズル10の壁面から
剥離しやすく、風速のロスが生じるのであり、又、図6
に示すように、外側ノズル9の下流側端部9aを内側ノ
ズル10の下流側に位置させる場合には、外側ノズル9
と内側ノズル10との下流側重なり部分イの断面積が増
大することになるので、圧力が低下し内側ノズル10の
壁面16からの剥離がしやすくなるものである。
ル片9c,9cにて挟み込む形状にすることで、内側ノ
ズル10の形状を横長に形成しやくすくなるのであり、
毛髪のセット性を向上させるものである。
aがその断面形状において、内側に凸になっているので
あり、内側ノズル10から出た風がスムーズに流れやす
くなるものである。ちなみに、図7のように、外側に凸
にする場合には、内外のノズル9,10から出た風が干
渉し、速度にロスが出るものである。
外側ノズル9の開口面積よりも大きくしてあって、外側
ノズル9からの風に比べて内側ノズル10からの風の勢
いが強くなるのであり、内側ノズル10からより強い風
が得やすくなるものである。
に基づいて説明する。図1は全体断面図、図2はノズル
の斜視図、図3はノズルの断面図、図4はノズルの正面
図である。
筒状のハウジング3の先端部には吐風口1を後端部には
吸い込み口2を形成してあり、ハウジング3の中央部の
下面部にはハンドル11を設けてある。ハウジング3の
内部には、モータ5とファン4更にモータ5の保持と整
流のための整流翼6から構成した送風装置12と、その
下流側にヒータ部7を内装してある。ハンドル11には
オンオフのためのスイッチ13を設けてあり、更に、下
部には電源供給用のコード14を取り付けている。
外側ノズル9と内側ノズル10とで構成してあり、吐風
口1のノズル8は本実施の形態のように、別部品にして
もよく、ハウジング3と一体化していてもよいものであ
る。
側部分10eが断面形状においてノズル中心軸Xに略平
行となるとともに下流側部分10fが断面形状において
ノズル中心軸Xに向けて傾斜させている。内側ノズル1
0の上流側部分10eと下流側部分10fとは円弧部
(R部)15にて緩やかにつながっていて、急激な変化
をなくしている。
側ノズル10の上流側部分10eに沿ってノズル中心軸
Xに略平行となり、その後、内側ノズル10の下流側部
分10fに沿ってノズル中心軸X側に向くのであり、空
気の粘性により内側ノズル10の壁面に寄せられ、剥離
し難くなり、結果として、風量の減少を軽減しながら風
速を増すことができ、熱風の温度を上げることなく良好
なセット・乾燥がおこなえるものである。
とをノズル中心軸Xの長さ方向において重なっているの
であり、かつ、内側ノズル10の下流側端部10aが外
側ノズル9の下流側端部9aよりも下流側にあり、内側
ノズル10の上流側端部10bが外側ノズル9の下流側
端部9aにノズル中心軸Xの長さ方向において重なって
いるのであり、上記の作用をより効果的になるものであ
る。
対向する外側ノズル片9c,9cにて挟み込む形状にし
てあって、内側ノズル10の形状を横長に形成しやくす
くなり、毛髪のセット性を向上させることができるもの
である。
面積が外側ノズル9の開口面積よりも大きくなってい
て、外側ノズル9からの風に比べて内側ノズル10から
の風の勢いが強くなるのであり、内側ノズル10からよ
り強い風が得やすくなるものである。外側ノズル9と内
側ノズル10との位置関係は、図8に示すように、外側
ノズル9が内側ノズル10の全外周を囲むようにしても
よいものである。
9と内側ノズル10を重ねなくてもよいが、この場合に
は、内側ノズル10の外周部から風が広がって内側ノズ
ル10の壁面から剥離しやすく、風速のロスが生じるの
である。又、図6に示すように、外側ノズル9の下流側
端部9aを内側ノズル10の下流側に位置させる場合に
は、外側ノズル9と内側ノズル10との下流側重なり部
分イの断面積が増大することになるので、圧力が低下し
内側ノズル10の壁面からの剥離がしやすくなるもので
ある。
の下流側端部10aがその断面形状において、内側に凸
になっているものであり、内側ノズル10から出た風が
スムーズに流れやすくなるものである。ところで、図7
のように、内側ノズル10を外側に凸にする場合には、
内外のノズル9,10から出た風が干渉し、速度にロス
が出るものである。
側ノズルと内側ノズルとで構成し、内側ノズルの上流側
部分が断面形状においてノズル中心軸に略平行となると
ともに下流側部分が断面形状においてノズル中心軸に向
けて傾斜させてあるから、風の流れが内側ノズルの上流
側部分に沿ってノズル中心軸に略平行となり、その後、
内側ノズルの下流側部分に沿ってノズル中心軸側に向く
のであり、空気の粘性により内側ノズルの壁面に寄せら
れ、剥離し難くなり、結果として、風量の減少を軽減し
ながら風速を増すことができ、良好なセット・乾燥がお
こなえるという利点がある。
ズル中心軸の長さ方向において重ねるのが好ましく、内
側ノズルの下流側端部が外側ノズルの下流側端部よりも
下流側にあり、内側ノズルの上流側端部が外側ノズルの
下流側端部にノズル中心軸の長さ方向において重なるの
が、より好ましく、より効果的になるものである。
にて挟み込む形状にするのが好ましく、内側ノズルの形
状を横長に形成しやくすくなり、毛髪のセット性を向上
させることができるものである。
面形状において、内側に凸になっていることが好まし
く、内側ノズルから出た風がスムーズに流れやすくなる
ものである。
ノズルの開口面積よりも大きくするのが好ましく、外側
ノズルからの風に比べて内側ノズルからの風の勢いが強
くなり、内側ノズルからより強い風が得やすくなるもの
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 吐風口及び吸い込み口を有するハウジン
グの内部に、ファンとモータと整流翼及びヒータ部を主
な構成部品として備えているヘアードライヤであって、
吐風口のノズルを外側ノズルと内側ノズルとで構成し、
内側ノズルの上流側部分が断面形状においてノズル中心
軸に略平行となるとともに下流側部分が断面形状におい
てノズル中心軸に向けて傾斜させて成ることを特徴とす
るヘアードライヤ。 - 【請求項2】 外側ノズルと内側ノズルとをノズル中心
軸の長さ方向において重なっていることを特徴とする請
求項1記載のヘアードライヤ。 - 【請求項3】 内側ノズルの下流側端部が外側ノズルの
下流側端部よりも下流側にあり、内側ノズルの上流側端
部が外側ノズルの下流側端部にノズル中心軸の長さ方向
において重なっていることを特徴とする請求項1記載の
ヘアードライヤ。 - 【請求項4】 内側ノズルを対向する外側ノズル片にて
挟み込む形状にして成ることを特徴とする請求項1記載
のヘアードライヤ。 - 【請求項5】 内側ノズルの下流側端部がその断面形状
において、内側に凸になっていることを特徴とする請求
項1記載のヘアードライヤ。 - 【請求項6】 内側ノズルの下流側の開口面積が外側ノ
ズルの開口面積よりも大きくして成ることを特徴とする
請求項1記載のヘアードライヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30400498A JP3570251B2 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | ヘアードライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30400498A JP3570251B2 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | ヘアードライヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000125921A true JP2000125921A (ja) | 2000-05-09 |
JP3570251B2 JP3570251B2 (ja) | 2004-09-29 |
Family
ID=17927911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30400498A Expired - Fee Related JP3570251B2 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | ヘアードライヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3570251B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6377749B2 (en) | 2000-01-27 | 2002-04-23 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Hairdryer with concentric nozzles |
JP2020146656A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 有限会社エアーリメイクス | ドライアイス洗浄機のノズル |
-
1998
- 1998-10-26 JP JP30400498A patent/JP3570251B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6377749B2 (en) | 2000-01-27 | 2002-04-23 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Hairdryer with concentric nozzles |
JP2020146656A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 有限会社エアーリメイクス | ドライアイス洗浄機のノズル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3570251B2 (ja) | 2004-09-29 |
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