JP2000125684A - 動物の自動搾乳方法並びにこの方法を実施するのに適した搾乳ロボットを備えた全自動搾乳機械 - Google Patents

動物の自動搾乳方法並びにこの方法を実施するのに適した搾乳ロボットを備えた全自動搾乳機械

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JP2000125684A
JP2000125684A JP11291978A JP29197899A JP2000125684A JP 2000125684 A JP2000125684 A JP 2000125684A JP 11291978 A JP11291978 A JP 11291978A JP 29197899 A JP29197899 A JP 29197899A JP 2000125684 A JP2000125684 A JP 2000125684A
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milking
animal
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animals
automatic
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JP11291978A
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Der Lely Olaf Van
ヴァン デル レリイ オラフ
Franciscus J A De Groen
ヨハネス アドリアヌス デ グロエン フランシスクス
Ronald Maarten Pols
マールテン ポールズ ロナルド
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Maasland NV
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Maasland NV
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01J—MANUFACTURE OF DAIRY PRODUCTS
    • A01J5/00—Milking machines or devices
    • A01J5/007—Monitoring milking processes; Control or regulation of milking machines
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01J—MANUFACTURE OF DAIRY PRODUCTS
    • A01J5/00—Milking machines or devices
    • A01J5/017—Automatic attaching or detaching of clusters
    • A01J5/0175—Attaching of clusters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動物が、彼等の自由意志で、搾乳室をあまり
訪れなくなるようにして適正な頻度での搾乳を達成する
こと。 【解決手段】 彼等に割り当てられた領域を自由に移動
可能であり、搾乳ロボットを備えた全自動搾乳機械を含
む搾乳室を個別に訪れることの出来る動物を自動的に搾
乳する方法において、搾乳室が動物を搾乳する準備が出
来てさえいれば、いかなる時点でもいかなる動物も搾乳
室に入ることが許される。動物が搾乳室を訪れる毎に、
動物の乳房の洗浄及び／または動物の乳房を刺激するた
めにマッサージが行われ、そして／または搾乳ロボット
のティートカップを動物の乳房に連結して動物を搾乳し
ようという試みがなされる。こうして、動物が彼等の自
由意志で搾乳室をあまりに頻繁に訪れない方法を達成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、彼等に割り当てら
れた領域を自由に移動可能であり、搾乳ロボットを備え
た全自動搾乳機械を含む搾乳室を、個別に訪れることの
出来る動物を自動的に搾乳する方法に関する。本発明は
さらに、上記方法を実施するのに適した、搾乳ロボット
を備えた全自動搾乳機械に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような方法は既知である。上記方法
において、動物が搾乳室を訪れたいと欲した時、その動
物が搾乳されるべきか否かは入室基準（動物を搾乳室に
入らせるための）及び／または搾乳基準（搾乳ロボット
のティートカップを動物の乳房に連結するための）に基
づき決定される。この基準に適合しなければ、その動物
は搾乳室に入ることを許されず、そこから排除される。
【０００３】ヨーロッパ特許公開公報第００９１８９２
号は、乳牛が自分の最後の搾乳から所定の時間が経過し
た時のみ搾乳室で搾乳される方法を開示している。また
国際特許公表公報第９５／３５０２８号から、当該動物
の前回の搾乳以降に他の動物が搾乳された数を搾乳基準
として使用することが知られている。つまり、この数が
動物毎に変わる特定の最少数字に少なくとも等しくなっ
た時のみ、その動物が搾乳される。搾乳基準が適合しな
ければ、その動物は搾乳室から追い立てられる。別の既
知の方法では、その動物がごく最近に搾乳されたばかり
かどうかが、各動物について搾乳室の入り口ですでに確
認される。適応される入室基準が合致した時のみ、その
動物は搾乳室への入室を許される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】既知の方法は種々の欠
点をもっている。いかなる理由であれ、搾乳室へしばし
ば行きたいと願っても常に搾乳室への入室を許されず、
すぐにそこから排除される動物達はいらいらするように
なる。また、基準を適用する時に、動物識別装置ばかり
でなく基準に関する多数のデータ（例えば各動物につき
最後の搾乳が行われた時間）を記録するシステムが必要
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、改良された方
法を提供することを目的とする。本発明によれば、搾乳
室が動物を搾乳する準備が出来てさえいれば、いかなる
時点でもいかなる動物も搾乳室に入ることが許され、動
物が搾乳室を訪れる毎に、動物の乳房の洗浄及び／また
は動物の乳房を刺激するためにマッサージが行われ、そ
して／または搾乳ロボットのティートカップを動物の乳
房に連結して動物を搾乳しようとする試みがなされるこ
とを特徴とする、動物の自動搾乳方法によってこれは達
成される。
【０００６】本発明は、毎回洗浄されたりマッサージさ
れたり搾乳ロボットのティートカップに連結されるとい
う事実が、搾乳室をしばしば訪れる動物にとってだんだ
ん不快なものとして経験されるようになって、長い間に
は彼等の行動が変わって搾乳室を訪れる回数が減る、と
いう洞察に基づいている。
【０００７】搾乳ロボットが使用される場合、基準によ
って動物があまりにしばしば搾乳されるのを防ぐことが
絶対に必要であるという、専門家の間で優勢な且つ一般
に受け入れられている意見とは反対に、今では、動物を
洗浄及び／またはマッサージ及び／または搾乳のために
特にしばしば無制限に搾乳室に入れることが、良い結果
につながるということが判ってきた。搾乳ロボットが動
物に及ぼす魅力は、繰り返しによってだんだん弱まり、
長い間には、毎回洗浄されたり及び／またはマッサージ
されたり及び／または搾乳ロボットのティートカップを
乳房に連結されたりすることは不快な経験となる。こう
して、しばらくすると、動物毎の搾乳室への訪問回数が
それぼど多くならないという平衡状態が達成される。
【０００８】従って、入室基準によって搾乳室への入室
を管理したり、搾乳基準によって動物を搾乳するか搾乳
しないかを管理することは、もう必要ではない。搾乳室
を訪れたり搾乳されることの選択は、完全に動物側にあ
るので、この方法は動物にとって非常に優しいものとな
る。長い間には動物は、彼等の自由意志で、搾乳室をあ
まりに度々訪れることはなくなるであろう。さらに動物
識別装置や、使用する基準に関連する動物のデータを記
録する装置を設けることは、（別の目的のためには望ま
しいかもしれないが）もはや必要でなくなる。
【０００９】動物（例えば乳牛）が搾乳室を訪れると、
当然ながら搾乳ロボットがすでに別の動物によって占拠
されていたり洗浄または保守段階にある時以外は、この
動物はいつも入室を認められる。それから動物の乳房の
洗浄及び／または動物の乳房を刺激するためのマッサー
ジが行われ、そして／または動物の乳房に搾乳ロボット
のティートカップを連結して動物を搾乳する試みがなさ
れる。動物を洗浄及び／またはマッサージ及び／または
搾乳した後、または搾乳ロボットのティートカップを動
物の乳房に連結する空しい試みを特定の回数行った後、
搾乳室のドアが開けられ、動物は搾乳室を出ることが出
来るか、または（必要ならば）既知の方法で搾乳室から
追い立てられる。
【００１０】好適には、動物は少なくとも１つの誘引手
段によって搾乳室に誘引される。誘引手段としては、例
えば餌及び／または飲み物が使用される。この場合、動
物が搾乳室を訪れる毎に、一定量の餌及び／または飲み
物が動物に与えられる。また誘引手段として、乳牛等の
当該動物にとって快く魅力的な芳香物質を使うことも可
能である。さらに視覚及び／または音響手段（光、色、
絵、快い音、音楽等）を誘引手段として使用することも
可能である。
【００１１】搾乳室の設計（弾性マット、前足乗せ台
等）もまた誘引手段として役立つ。誘引手段を使用する
ことは、搾乳室で毎回洗浄及び／またはマッサージが行
われ、そして／または搾乳ロボットのティートカップが
乳房に連結されるにも拘わらず、動物が充分に頻繁に搾
乳室を訪れるための補助的な保証となるという利点があ
る。
【００１２】また搾乳されたばかりですぐにも搾乳ロボ
ットに戻る動物の場合には、ティートカップが連結され
た後、１つまたは複数の乳頭のミルク流量が１個または
複数のミルク流量センサによって測定される。ミルク流
量が調節可能な閾値以下であることが判明すると、その
ティートカップが直ちに取り外されるか、または調節可
能な一定時間後取り外される。特に搾乳ロボットに戻る
のが早すぎると判明した動物の場合は、彼等があまりに
早く搾乳ロボットに戻りたくなくなるように、搾乳を幾
分長く続けることにしてもよい。さらに、動物をもっと
思い止まらせるために搾乳の真空レベルを変えることも
可能である。
【００１３】本発明による搾乳ロボットを備える全自動
搾乳機械は、搾乳室が動物を搾乳する準備が出来てさえ
いれば（即ち、すでに占拠されていたり、または洗浄ま
たは保守段階でなければ）、いかなる時点でもいかなる
動物も搾乳室に入れる。動物が搾乳室を訪れる毎に、搾
乳ロボットは動物の乳房を洗浄及び／またはマッサージ
し、そして／またはティートカップを動物の乳房に連結
して動物を搾乳しようと試みる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、動物は誘引手段によっ
て搾乳室に誘引され、搾乳室が動物を搾乳する準備が出
来てさえいれば、いかなる時点でもいかなる動物も搾乳
室に入室出来る。しかし動物が搾乳室を訪れる毎に、搾
乳ロボットは動物の乳房を洗浄及び／またはマッサージ
し、そして／またはティートカップを動物の乳房に連結
して動物を搾乳しようと試みるので、動物はこれを不快
に感ずるようになる。こうして、動物が彼等の自由意志
で、搾乳室をあまりに頻繁に訪れない方法が達成され、
適正な頻度で搾乳が行われる。
フロントページの続き (72)発明者 フランシスクス ヨハネス アドリアヌス デ グロエン オランダ国 3225 シービー ヘレヴォエ ツルイス、コールヴィティエ 27 (72)発明者 ロナルド マールテン ポールズ イギリス国 ウォルサム オン ザ ウォ ールズ エルイー14 ４エーエッチ、 ハ イ ストリート 25エー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 彼等に割り当てられた領域を自由に移動
    可能であり、搾乳ロボットを備えた全自動搾乳機械を含
    む搾乳室を個別に訪れることの出来る動物を自動的に搾
    乳する方法において、搾乳室が動物を搾乳する準備が出
    来てさえいれば、いかなる時点でもいかなる動物も搾乳
    室に入ることが許され、動物が搾乳室を訪れる毎に、動
    物の乳房の洗浄及び／または動物の乳房を刺激するため
    にマッサージが行われ、そして／または搾乳ロボットの
    ティートカップを動物の乳房に連結して動物を搾乳しよ
    うとする試みがなされることを特徴とする動物の自動搾
    乳方法。
  2. 【請求項２】 少なくとも１つの誘引手段によって、動
    物が搾乳室に誘引されることを特徴とする請求項１に記
    載の動物の自動搾乳方法。
  3. 【請求項３】 誘引手段として餌が使用され、動物が搾
    乳室を訪れる毎に一定量の餌が動物に与えられることを
    特徴とする請求項２に記載の動物の自動搾乳方法。
  4. 【請求項４】 誘引手段として飲み物が使用され、動物
    が搾乳室を訪れる毎に一定量の飲み物が動物に与えられ
    ることを特徴とする請求項２または３に記載の動物の自
    動搾乳方法。
  5. 【請求項５】 誘引手段として芳香物質が使用されるこ
    とを特徴とする請求項２から４のいずれかに記載の動物
    の自動搾乳方法。
  6. 【請求項６】 誘引手段として視覚及び／または音響手
    段が使用されることを特徴とする請求項２から５のいず
    れかに記載の動物の自動搾乳方法。
  7. 【請求項７】 誘引手段として、弾性マット及び／また
    は前足用乗せ台等の搾乳室の設計が使用されることを特
    徴とする請求項２から６のいずれかに記載の動物の自動
    搾乳方法。
  8. 【請求項８】 動物の乳房を洗浄及び／またはマッサー
    ジし、及び／または搾乳した後、そして／または搾乳ロ
    ボットのティートカップを動物の乳房に連結する空しい
    試みを特定の回数行った後、動物が搾乳室を出ることが
    出来るか、または搾乳室から追い立てられることを特徴
    とする請求項１から７のいずれかに記載の動物の自動搾
    乳方法。
  9. 【請求項９】 １個または複数のティートカップが搾乳
    動物の乳頭に連結された後、１つまたは複数の乳頭のミ
    ルク流量が１個または複数のミルク流量センサによって
    測定され、このミルク流量の調節可能な閾値と比較さ
    れ、もしミルクの生産量が不足していることが判明する
    と、そのティートカップが直ちに取り外されるか、また
    は調節可能な一定時間後取り外されることを特徴とする
    請求項１から８のいずれかに記載の動物の自動搾乳方
    法。
  10. 【請求項１０】 もしミルクの生産量が不足しているこ
    とが判明すると、ミルクの真空レベルが変更されること
    を特徴とする請求項９に記載の動物の自動搾乳方法。
  11. 【請求項１１】 請求項１から１０のいずれかに記載の
    動物の自動搾乳方法を実施するのに適した、全自動搾乳
    機械。
JP11291978A 1998-10-15 1999-10-14 動物の自動搾乳方法並びにこの方法を実施するのに適した搾乳ロボットを備えた全自動搾乳機械 Withdrawn JP2000125684A (ja)

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NL1010323 1998-10-15
NL1010323A NL1010323C2 (nl) 1998-10-15 1998-10-15 Werkwijze voor het automatisch melken van dieren en volautomatische melkmachine met een melkrobot geschikt voor het uitvoeren van de werkwijze.

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EP (1) EP0993768B1 (ja)
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AT (1) ATE247379T1 (ja)
AU (1) AU5352099A (ja)
CA (1) CA2286459A1 (ja)
DE (1) DE69910516T2 (ja)
DK (1) DK0993768T3 (ja)
IL (1) IL132295A0 (ja)
NL (1) NL1010323C2 (ja)

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