JP2000125642A - 収容効率を向上させた茶畝跨走型茶葉摘採機 - Google Patents

収容効率を向上させた茶畝跨走型茶葉摘採機

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JP2000125642A
JP2000125642A JP10308102A JP30810298A JP2000125642A JP 2000125642 A JP2000125642 A JP 2000125642A JP 10308102 A JP10308102 A JP 10308102A JP 30810298 A JP30810298 A JP 30810298A JP 2000125642 A JP2000125642 A JP 2000125642A
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tea leaves
leaf
machine
plucking
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Susumu Masuda
進 増田
Koji Watanabe
貢次 渡辺
Yoshimasa Suzuki
由昌 鈴木
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Kawasaki Giken KK
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Kawasaki Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 茶葉の摘採状況に応じて、限られた収容部ス
ペースにより多くの茶葉を収容し、収容効率を向上させ
た新規な茶畝跨走型茶葉摘採機を提供する。 【解決手段】 本発明の茶葉摘採機1は、茶畝Tを跨ぐ
ように走行する走行機体2と、茶葉Aの摘採を行う摘採
機体3とを具え、この摘採機体3は、その後方に茶葉A
を収容する収容部4を設けるとともに、走行機体2の進
行に伴い、摘採した茶葉Aを収容部4に送り込むように
し、収容部4には、収容した茶葉Aを押圧することによ
って、茶葉Aの嵩体積を減少させ、茶葉Aを密に詰まっ
た状態で収容する茶葉嵩体積減少装置7を設ける。また
この茶葉嵩体積減少装置7は、実質的な押圧部材が開閉
自在に構成され、傘状に開いた状態で茶葉Aを押圧する
とともに非押圧時には、閉鎖状態に設定され、更にまた
収葉袋6を取り付けた収容籠40が押圧動作に伴って、
間欠的あるいは連続的な回転運動を行うことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶畝を跨いで走行す
る走行機体に、茶葉の摘採を行う摘採機体を搭載した摘
採機に関するものであって、特に限られた収容部スペー
スに、より多くの摘採茶葉を収容し、収容効率を大幅に
向上させた新規な茶畝跨走型茶葉摘採機に係るものであ
る。
【0002】
【発明の背景】茶園における摘採作業の合理化の要請に
従い、乗用型、自走型等の茶葉摘採機が種々開発されて
いる。これらは基本的には茶畝を跨ぐように走行する走
行機体に対して、茶葉を摘採する摘採機体を茶畝上面に
位置するように設け、摘採した茶葉を収葉袋まで移送
し、収容するものである。そして実際の摘採作業におい
て例えば茶畝の途中で収葉袋がほぼいっぱいになった場
合等にあっては、その場で収葉袋が交換されることはほ
とんどなく、摘採機を操縦している作業者が、一旦摘採
作業を止め、茶葉を傷めない程度に手で押さえ、少なく
とも一畝の茶葉が収容できる程度に茶葉の体積を減少さ
せた後、再度摘採作業を開始する方法が採られている。
【0003】しかしながらこのような方法は、摘採作業
が度々中断され非効率的であることから、例えば摘採機
を操縦する作業者と、収葉袋内の茶葉を適当なタイミン
グで押さえ付ける作業者の二人一組による摘採方法等が
行われている。このような作業手法は、当然ながら例え
ば茶の最盛期等、茶の摘採時期がある程度限定され、摘
採効率を最優先する場合に適した方法であり、茶農家の
状況等によっては常時実施できない手法であった。この
ため茶葉を押さえ付ける専用の作業者を特に収容部に配
置することなく、摘採した茶葉の嵩体積を効率的に減少
させ、限られた収容部により多くの茶葉を収容し得る摘
採機の開発が求められていた。
【0004】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
認識してなされたものであって、茶葉の摘採状況に応じ
て、限られた収容部スペースにより多くの茶葉を収容
し、収容効率を大幅に向上させた新規な茶畝跨走型茶葉
摘採機の開発を試みたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
収容効率を向上させた茶畝跨走型茶葉摘採機は、茶畝を
跨ぐように走行する走行機体と、茶畝上面に位置するよ
うに前記走行機体に取り付けられて茶葉の摘採を行う摘
採機体とを具え、この摘採機体は、その後方に茶葉を収
容する収容部を設けるとともに、前記走行機体の進行に
伴い、摘採機体によって摘採した茶葉を収容部に送り込
むようにした茶葉摘採機において、前記収容部には、収
容した茶葉の嵩体積を減少させ、茶葉を密に詰まった状
態で収容する茶葉嵩体積減少装置が設けられることを特
徴として成るものである。この発明によれば、例えば摘
採作業中、茶畝の途中で収葉袋がいっぱいになっても、
茶葉嵩体積減少装置によって極めて簡単に、収容した茶
葉の嵩体積を減少させ得るため、新たな作業者や操縦者
の手間を省き、効率的に摘採作業が行える。また茶葉の
嵩体積を減少させる手法として押圧、吸引、振動等種々
の手法が採り得る。
【0006】また請求項2記載の収容効率を向上させた
茶畝跨走型茶葉摘採機は、前記請求項1記載の要件に加
え、前記茶葉嵩体積減少装置は、収容部に収容した茶葉
を押圧することを特徴として成るものである。この発明
によれば、摘採した茶葉を収容部に密に収容する具体的
構造を可能とする。
【0007】更にまた請求項3記載の収容効率を向上さ
せた茶畝跨走型茶葉摘採機は、前記請求項1または2記
載の要件に加え、前記茶葉嵩体積減少装置は、実質的な
押圧部材が開閉自在に構成され、傘状に開いた状態で茶
葉を押圧するとともに非押圧時には、閉鎖状態に設定さ
れることを特徴として成るものである。この発明によれ
ば、実質的な押圧部材が開閉自在に構成されるため、非
作動時には閉鎖状態で格納することが可能であり、摘採
作業中、摘採機の後方視界がより確保しやすい。また操
縦者が収容部における茶葉の収容状況を目視する際、よ
り確実に確認できる。
【0008】また請求項4記載の収容効率を向上させた
茶畝跨走型茶葉摘採機は、前記請求項1、2または3記
載の要件に加え、前記収容部は、複数の収葉袋を吊り下
げ状態に円状に取り付ける収容籠を具えて成り、且つこ
の収容籠が、前記茶葉嵩体積減少装置の押圧動作に伴っ
て、適宜の角度回転した後一旦停止を繰り返す間欠的な
回転運動を行うことを特徴として成るものである。この
発明によれば、例えば収容籠に四つの収葉袋を取り付け
た場合には、90°ずつ回転した後、一旦停止を繰り返
す間欠回転運動が行え、その停止時に収容した茶葉を適
宜の回数、押圧する形態が可能であり、収容部に収容し
た茶葉を効率良く押圧でき、限られた収容部スペースに
より多くの茶葉を収容し得る。また収葉袋の下方端を押
さえバネ等を適用して開閉自在に構成することによって
摘採した茶葉の移し替え作業もより効率的に行える。
【0009】また請求項5記載の収容効率を向上させた
茶畝跨走型茶葉摘採機は、前記請求項1、2または3記
載の要件に加え、前記収容部は、複数の収葉袋を吊り下
げ状態に円状に取り付ける収容籠を具えて成り、且つこ
の収容籠が、摘採作業中、連続した回転運動を行うこと
を特徴として成るものである。この発明によれば、収容
部に収容した茶葉を効率良く押圧でき、限られた収容部
スペースにより多くの茶葉を収容し得る。
【0010】また請求項6記載の収容効率を向上させた
茶畝跨走型茶葉摘採機は、前記請求項1、2、3、4ま
たは5記載の要件に加え、前記収容部は、収容籠に収容
した茶葉の量を検出するセンサーを設けることを特徴と
して成るものである。この発明によれば、センサーが検
出する茶葉収容量のデータに基づいて茶葉嵩体積減少装
置を作動させることが可能であるため、作業者が茶葉の
収容量を確認する必要がない。
【0011】また請求項7記載の収容効率を向上させた
茶畝跨走型茶葉摘採機は、前記請求項1、2、3、4、
5または6記載の要件に加え、前記走行機体は、クロー
ラ等により走行する乗用式であることを特徴として成る
ものである。この発明によれば、茶園農家の労力の軽減
が図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて説明する。なお本明細書に記載する嵩体積と
は、茶葉Aを集合体として捕らえた全体の体積を示し、
個々の茶葉Aの体積を示すものではない。従って茶葉A
の嵩体積の減少とは、茶葉A同士の間隙を狭め、見かけ
上の嵩体積を減少させることを意味するものである。本
発明の収容効率を向上させた茶葉摘採機1は、一例とし
て図1に示すように茶畝T上を跨ぐように走行する走行
機体2と、茶畝T上面に位置するように走行機体2に取
り付けられて茶葉Aの摘採を行う摘採機体3とを具えて
成るものであって、更にこの摘採機体3から離れた後方
に茶葉Aを収容する収容部4と、摘採機体3から収容部
4まで茶葉Aを移送する中継移送装置5とが設けられる
ものである。また収容部4には摘採した茶葉Aを収容す
る複数の収葉袋6が円状に吊り下げ状態に取り付けられ
る。なおこの実施の形態では、摘採した茶葉Aを収容す
るものとして収葉袋6を適用するものであるが、この他
にも例えばコンテナ等を適用してももちろん構わない。
以下各構成部について説明する。
【0013】まず走行機体2について説明する。この走
行機体2は一例として図1〜4に示すように茶畝Tを跨
ぐように概ね門形状に形成されたフレーム部21を骨格
部材とし、このフレーム部21に対し下方にクローラ2
2を設けるとともに、このクローラ22の上方に摘採機
体3が取り付けられる。そして摘採機体3を操作するた
めのコントロールユニット23、クローラ22等を駆動
させるためのエンジンユニット24、摘採機体3及び中
継移送装置5等の昇降に関与するスライダ25やウイン
チ26、作業者が座る操縦者用シート27等がフレーム
部21に設けられる。なおこの実施の形態では、茶葉摘
採機1として操縦者用シート27を設けた乗用式のもの
を適用するが、この他にも例えば作業者が搭乗すること
なく摘採作業が行えるいわゆるレール走行式の摘採機を
適用することも可能である。
【0014】次に摘採機体3について説明する。この摘
採機体3は、一例として図1〜4に示すようにその上方
に平行に二本の摘採機フレームパイプ31を配設すると
ともに、その下方に茶畝T上面の円弧に沿うような摘採
機フレーム基板32をほぼ平行に設け、更に摘採機フレ
ームパイプ31の片側の寄った位置に摘採機エンジン3
3を搭載する。そしてこの摘採機エンジン33によって
一例としてバリカン刃を適用した刈刃34が駆動される
とともに、摘採機エンジン33の下方に一体的に組み付
けたファンからの送風を摘採機フレーム基板32上に吹
き出すための送風ダクト35を刈刃34の斜め上前方に
配設する。なお刈刃34は、摘採機フレーム基板32の
前方ほぼ延長上に設けられるものである。そしてこの摘
採機体3における摘採機フレームパイプ31と摘採機フ
レーム基板32とにより区画され、摘採された茶葉Aが
中継移送装置5によって上昇移送されるまでの部分を摘
採作用部36とする。
【0015】次に収容部4について説明する。収容部4
は、摘採された茶葉Aを最終的に収容する部分であっ
て、一例として図1〜4に示すように摘採機の幅方向に
対し二つの収容籠40を具えて成るものである。そして
この収容籠40は、後述する中継移送装置5の吐出部5
3の下方に設けられ、個々の収容籠40は、複数の収葉
袋6を吊り下げ状態に保持する保持枠41と、この保持
枠41に固定される回転軸42とを具えて成るものであ
る。保持枠41は、一例として回転軸42に対して上下
に配される円状ステー43と、この二つの円状ステー4
3同士をほぼ鉛直方向に連結する連結ステー44と、回
転軸42と円状ステー43とを半径方向に連結する連結
ステー45と、複数の収葉袋6を仕切るように設けられ
る仕切りステー46とを具えて成るものである。なお仕
切りステー46は、上下の円状ステー43を適宜の角度
を有するように傾斜して連結される。また回転軸42
は、走行機体2の後部に回転自在に支持されるものであ
って、先端部分には一例としてベルト車47が設けられ
る。そしてこのベルト車47が、別途付設されるモータ
等によって回転駆動されることによって、前記収容籠4
0の回転を行うものである。なおこの回転運動は、一例
として後述する茶葉嵩体積減少装置7たる茶葉押圧装置
71の押圧作動に伴い、適宜の角度ずつ回転した後一旦
停止を繰り返す、間欠運動である。因みにこの実施の形
態では収容籠40に四つの収葉袋6を取り付けるため、
収容籠40を90°ずつ回転させた後一旦停止を繰り返
すものであり、この停止時に茶葉Aを適宜の回数、押圧
する形態を採る。しかしながら必ずしもこのような形態
に限ることなく、例えば摘採作業中は常に収容籠40
が、連続した回転運動を行うように設定することも可能
である。またその場合には、茶葉押圧装置71の押圧部
材が押圧作業中、収容籠40に接触することがないよう
に、収容籠40の回転速度を低速に設定することが好ま
しい。
【0016】次に収容部4に設けられるセンサー9につ
いて説明する。このものは、収容籠40に収容した茶葉
Aの収容量を検出するものであって、後述する茶葉嵩体
積減少装置7が摘採作業中、常時作動するのではなく、
摘採作業を開始し、収容籠40にある程度摘採した茶葉
Aが溜まった状態で作動する形態に因んで設けられるも
のである。そしてセンサー9は、一例として収容籠40
の上方に設けられ、設置位置から茶葉A上面までの距離
を測定することによって、茶葉Aの収容高さを測定する
赤外線反射タイプのものが適用される。しかしながらセ
ンサー9は、このようなものの他にも茶葉Aを収容した
収容籠40の重量を直接検出するロードセルタイプのも
のを適用することも可能であるし、あるいは収容籠40
をあらかじめスプリング等によって支持しておき、茶葉
Aの収容に伴うスプリング等の適宜の伸び量や縮み量な
どの変位量をリミットスイッチによって感知し、ある一
定値を超えた場合に茶葉嵩体積減少装置7を作動させる
ような形態も採り得る。
【0017】またこの実施の形態では、摘採作業に伴い
四つの収葉袋6にほぼいっぱいに収容される茶葉Aを新
たに別の袋やコンテナ等に一旦貯留する形態を採り、こ
の移し替え作業をより効率的に行う目的から、個々の収
葉袋6は、未取付状態においてその両端が開放された状
態であり、取付状態において上方の受入開放側が常時円
状ステー43に保持され、一方下方の開放端側が、図
3、5に示すように収容籠40の底板40aに押さえバ
ネS等によって掛止されるものである。なおこの収葉袋
6の下方開放端の閉鎖位置は、必ずしも収容籠40の底
部に限ることなく例えば図6に示すように収容籠40の
側部に収葉袋6の下方開放端を引き出して掛止すること
も可能である。また収葉袋6の下方開放端を必ずしも閉
じる必要はなく、例えば図7に示すように常時開放状態
に設定することも可能である。そしてこの場合には、図
7に併せて示すように収葉袋6を側部から抑える開閉扉
40bを収容籠40に設けることが望ましい。更に収葉
袋6は、収容部4に取り付ける前から一端のみが受け入
れ側としてあらかじめ開放されているものであってもも
ちろん構わず、その場合には茶葉Aをほぼいっぱいに収
容する度に収葉袋6毎交換する形態を採るものである。
更にまた収葉袋6の数も摘採する茶園の広さ等種々の環
境に応じて適宜変更可能である。
【0018】次に中継移送装置5について説明する。中
継移送装置5は、摘採機体3とともにスライダ25によ
って昇降自在に支持され、摘採された茶葉Aを収容部4
まで移送するためのものであり、一例として図1〜4に
示すように吹き上げファン51と、送風ダクト52と、
収容部4に向かって茶葉Aをほぼ自然落下させる吐出部
53とを具えて成るものである。吹き上げファン51
は、一例として走行機体2の上部に左右二基設けられ、
別途付設されるモータ等によって駆動され、送風ダクト
52内に風を送るものである。
【0019】送風ダクト52は、摘採した茶葉Aを摘採
作用部36たる刈刃34後方部から収容部4まで風送す
るものであり、具体的には吹き上げファン51から送り
出された風が、茶葉摘採機1の側部を回り込むようにし
て摘採作用部36に達し、この部分で茶葉Aと合流し、
合流後この茶葉Aを茶葉移送路52aを経由させて収容
部4まで風送するものである。なお送風ダクト52は、
一例として側傍部分が二重に構成され、摘採機体3の昇
降に伴い伸縮自在に設定され、またこのため吹き上げフ
ァン51は摘採機体3の昇降にかかわらず、常時走行機
体2に固定される。
【0020】茶葉移送路52aは、茶葉Aを吐出部53
まで上昇移送するものであり、移送路内の断面形状を茶
葉Aの移送に伴ってなめらかに変更させて成るものであ
る。この茶葉移送路52aは、一例として図3に示すよ
うに運転中の作業者が後方視界を充分確保できるような
形状を採る。なお茶葉移送路52a内面には、移送中の
茶葉Aの張り付き防止あるいは移送抵抗の軽減を図るた
めにメッキあるいはトリテトラフッ化エチレン(商品名
テフロン:デュポン社の登録商標)のコーティング等の
処理が施されている。また移送路の傾斜部上方あるいは
下方には、補助ファンを設けることが可能である。
【0021】吐出部53は、茶葉移送路52aの上端部
分に位置し、上昇移送されてきた茶葉Aを収葉袋6に向
かってほぼ自然落下させる部分である。なお移送風の作
用は、移送路内の上昇に伴い徐々に減少し、吐出部53
に至る部分では実質的にその移送効果はほとんどない状
態となる。従って例えばこの吐出部53を摘採機中央部
分に屈曲した状態に形成することが可能であり、この部
分で茶葉Aを傷めることがない。また吐出部53の周囲
には茶葉Aの落下をガイドするシュートや案内シート等
の案内部材あるいは移送風のみを外部に放出するガイド
部材等を設けることが可能である。またこの実施の形態
では、茶葉Aを収容部4まで移送するのに吹き上げファ
ン51により風送する移送形態をとるが、例えばコンベ
ヤ等により茶葉Aを上昇させる移送形態等が採り得る。
【0022】次に収容部4に構成される茶葉嵩体積減少
装置7について説明する。このものはセンサー9によっ
て茶葉Aが適量、収容部4に収容されたことを感知した
際に、茶葉Aを傷めないように嵩体積を減少させ、茶葉
Aを密に詰まった状態で収容するものであって、茶葉押
圧装置71を実質的な構成部材として、この茶葉押圧装
置71を取付けフレーム72によって走行機体2の後
方、具体的には収容籠40の上方に、ほぼ垂直に固定し
て成るものである。なおこの実施の形態では一例として
摘採状況に応じて茶葉押圧装置71を二基設けるもので
あるが、これは収容籠40の設置数等に応じて適宜変更
可能であるし、またその押圧位置も適宜変更可能であ
る。そしてこの茶葉押圧装置71は、一例として図8に
示すように油圧シリンダやパワーシリンダ等のシフト装
置73が適用され、このシフト装置73の内部を摺動子
74が摺動し、摺動子74の作用先端部に形成された押
圧部75が上下にシフトするものである。またこの実施
の形態では、上述した茶葉押圧装置71によって茶葉A
を押圧し、嵩体積を減少させるものであるが、この他に
も収容した茶葉Aを下方等から吸引したり、収容した茶
葉Aに茶葉同士の間隙を狭めるような振動を与える等適
宜の方法が採り得る。
【0023】押圧部75は、摺動子74の先端部におい
て開閉自在に構成され、作用時には傘状に開いた状態で
茶葉Aを押圧するものであって、摺動子74に対してス
ライド自在に設定されるスライド開閉板76と、摺動子
74の先端部に固定される固定開閉板77とが中折れ可
能に構成されたリンク部材78によって連結されて成る
ものであり、スライド開閉板76と固定開閉板77との
距離を変化させることによって押圧部75の開閉を行う
ものである。ここで二種のリンク部材78を各別に表示
する場合、固定開閉板77に連接されるものをリンク7
8A、スライド開閉板76に連接されるものをリンク7
8Bと符号を付して区別すれば、リンク78Aには直接
茶葉Aを押圧する押圧体79が取り付けられるものであ
る。この押圧体79は例えば塩化ビニール樹脂、布、ゴ
ム等のシート状部材が適用され、一例として図1、3に
示すように個々のものが概ね三角形状に形成され、開放
時に全体としてほぼ円状を呈するように構成される。そ
してスライド開閉板76と固定開閉板77との間には、
押圧体79の開放状態を維持するためのスプリング80
が設けられ、摺動子74にはスライド開閉板76を押す
ストッパー74aが付設される。なお図9に示すように
一つの押圧体79をほぼ鉛直状態からほぼ水平状態に回
動させ、この一つの押圧体79によって茶葉Aを押圧す
ることも可能であり、このような場合等には押圧体79
は矩形状、円状、長円形状等適宜の形状に形成すること
が可能であり、また材質として例えば鉄板等の金属板材
等を適用することも可能である。
【0024】次に以上のように構成された収容効率を向
上させた茶葉摘採機1の作動態様について説明する。 (1)収葉袋の装着 まず実質的な摘採作業に先立ち、一例として両端が開放
された四つの空の収葉袋6を収容籠40の円状ステー4
3に吊り下げ状態に取り付け、ここを受入開放とし、も
う一方の開放端側を一例として収容籠40の底板40a
に押さえバネS等によって掛止する。その際収葉袋6の
円状ステー43への取り付けは、紐やクリップ等適宜の
取り付け手段によって行うものであるが、例えば受入開
放側が最初から収容籠40の円状ステー43に固定され
ていれば、下方の開放端側のみを掛止すればよい。そし
て収葉袋6の装着作業に伴い、例えばスライダ25によ
る摘採機体3及び中継移送装置5等の高さ設定やウイン
チ26による刈刃34の最下点設定等、種々の設定が行
われる。
【0025】なおこの実施の形態では摘採作業に伴い四
つの収葉袋6にほぼいっぱいに収容された茶葉Aを新た
に別の袋やコンテナ等に一旦貯留する形態を採り、この
移し替え作業をより効率的に行う目的から、収葉袋6の
下方開放端を掛止している押さえバネSを一回の動作で
解除し得る構造を採るものである。しかしながらこの収
葉袋6の下方開放端の閉鎖位置は、必ずしも収容籠40
の底部に限ることなく収容籠40の側部に下方開放端を
引き出して掛止することも可能である。また収葉袋6の
下方開放端は、必ずしも閉じる必要はなく、常時開放状
態に設定することも可能である。この場合には、収葉袋
6を側部から抑える開閉扉40bを収容籠40に設ける
ことが望ましい。更に収葉袋6は、収容部4に取り付け
る前から一端のみが受け入れ側としてあらかじめ開放さ
れているものであってももちろん構わず、その場合には
茶葉Aをほぼいっぱいに収容する度に収葉袋6毎交換す
る形態を採るものである。
【0026】(2)茶葉摘採 以上のような装着作業が終了すると、作業者が操縦者用
シート27に座りエンジンユニット24を始動させ、コ
ントロールユニット23によってクローラ22や摘採機
エンジン33等を駆動させ、茶葉Aの摘採を開始する。
その際茶葉Aは、送風ダクト35から排出される風によ
って摘採作用部36の後方に送られ、次いで送風ダクト
52を介して吹き上げファン51から吹き出された風に
より茶葉移送路52a内を上昇移送される。その後茶葉
Aは、吐出部53からほぼ自然落下しながら収葉袋6に
徐々に収容される。ここで収容籠40が連続回転運動を
行うように設定した場合には、吐出部53と、収葉袋6
の上部受け入れ開放端とを常時合致させることは不可能
であるが、両者が合致していない場合であっても落下し
てくる茶葉Aは、収容籠40の保持枠41に接触し、回
転前方側及び回転後方側のどちらかの収葉袋6に収容さ
れ、収容籠40の外にこぼすことはほとんどない。なお
送風ダクト35から排出される風によって、茶葉Aを茶
葉移送路52aの上端部である吐出部53まで送り込む
ことが可能であれば、もちろん吹き上げファン51から
の送風を行わないことも可能である。
【0027】(3)茶葉押圧装置の初期状態 収容籠40にセットされた収葉袋6が、茶葉Aをある程
度収容した状態になると一例として赤外線反射タイプの
センサー9によって茶葉Aの収容高さからその収容量が
検出され、茶葉Aの押圧が行われる。その際茶葉押圧装
置71の初期状態は図8(a)に示すようにシフト装置
73の摺動子74が収縮しきった状態であり、一方押圧
部75においてはスライド開閉板76と、固定開閉板7
7とが最も接近し、リンク部材78をほぼ鉛直とし、押
圧体79を閉じた状態に設定されている。
【0028】(4)茶葉押圧装置の開放 上述した初期状態から茶葉押圧装置71を開放するに
は、まず摺動子74が徐々に伸長される。そしてこの伸
長作動に伴って図8(b)に示すように摺動子74の先
端部において、スライド開閉板76と、固定開閉板77
とが徐々に離反するため、リンク78Aが伸長方向に押
されながら、固定開閉板77との接続部を回動基端とし
てほぼ水平状態になるまで回動し、押圧体79をほぼ水
平状態すなわち開いた状態に設定する。なおこの摺動子
74の伸長作動は、シフト装置73内部のストッパー7
4aがスライド開閉板76に当接するまで行われ、当接
した状態で茶葉押圧装置71の開放を終了する。
【0029】(5)押圧部の押し下げ 押圧部75の開放を終了した後、シフト装置73の摺動
子74が更に伸長されて押圧部75が押し下げられる。
その際図10に示すようにストッパー74aによってス
ライド開閉板76が押され、またスプリング80、リン
ク部材78等によってスライド開閉板76と固定開閉板
77との間隔が一定に維持された状態すなわち押圧部7
5の開放状態が維持されたまま押圧体79を収容籠40
に向かって押し下げ、茶葉Aを押圧しその嵩体積を減少
させる。なおこのような押圧動作に伴い、収容籠40は
一例として90°ずつの間欠回転運動を行い、その停止
時に茶葉Aを適宜の回数、押圧するものであるが、摘採
作業中、常に収容籠40を低速で連続回転運動させるこ
とも可能である。また茶葉押圧装置71の始動は、例え
ば茶畝Tの途中において、収容籠40にある程度摘採し
た茶葉Aが溜まった状態をセンサー9によって感知して
開始されるものである。
【0030】(6)茶葉の移し替え 以上のように適宜必要な状況において摘採した茶葉Aの
押圧が行われ、枕地等適宜の移し替え位置に到達する
と、一旦摘採作業を中断し、収葉袋6に収容した茶葉A
を新たに別の貯留袋や貯留コンテナ等に移し替える。そ
の際収葉袋6の下方端側は、収容籠40の底板40aに
押さえバネS等によって掛止されているため、まずこの
押さえバネSを外すことによって掛止を解除し、開放さ
れた下方端側を収容籠40の外側に引き出すことによっ
て簡単に移し替えが行える。その後収葉袋6の下方開放
端を再度押さえバネS等によって収容籠40の底板40
aに掛止するものであり、このような茶葉Aの移し替え
作業は摘採作業中、断続的に繰り返される。
【0031】
【発明の効果】まず請求項1記載の収容効率を向上させ
た茶畝跨走型茶葉摘採機によれば、例えば摘採作業中、
茶畝Tの途中で収葉袋6がいっぱいになっても、茶葉嵩
体積減少装置7によって極めて簡単に、収容した茶葉A
の嵩体積を減少させ得るため、新たな作業者や操縦者の
手間を省き、効率的に摘採作業が行える。また茶葉Aの
嵩体積を減少させる手法として押圧、吸引、振動等種々
の手法が採り得る。
【0032】また請求項2記載の収容効率を向上させた
茶畝跨走型茶葉摘採機によれば、摘採した茶葉Aを収容
部4に密に収容する具体的構造を可能とする。
【0033】更にまた請求項3記載の収容効率を向上さ
せた茶畝跨走型茶葉摘採機によれば、押圧部75が開閉
自在に構成されるため、非作動時には閉鎖状態で格納す
ることが可能であり、摘採作業中、摘採機の後方視界が
より確保しやすい。また操縦者が収容部4における茶葉
Aの収容状況を目視する際、より確実に確認できる。
【0034】また請求項4または5記載の収容効率を向
上させた茶畝跨走型茶葉摘採機によれば、収容部4に収
容した茶葉Aを効率良く押圧でき、限られた収容部スペ
ースにより多くの茶葉Aを収容し得る。また収葉袋6の
下方端を押さえバネS等を適用して開閉自在に構成する
ことによって摘採した茶葉Aの移し替え作業もより効率
的に行える。
【0035】また請求項6記載の収容効率を向上させた
茶畝跨走型茶葉摘採機によれば、センサーが検出する茶
葉収容量のデータに基づいて茶葉嵩体積減少装置7を作
動させることが可能であるため、作業者が茶葉Aの収容
量を確認する必要がない。
【0036】また請求項7記載の収容効率を向上させた
茶畝跨走型茶葉摘採機によれば、茶園農家の労力の軽減
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収容効率を向上させた茶葉摘採機を示
す斜視図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上背面図である。
【図5】収葉袋の下方開放端を押さえバネを適用して収
容籠に掛止する状態を示す斜視図である。
【図6】収葉袋の下方開放端を収容籠の側部において掛
止する実施の形態を示す側面図である。
【図7】収葉袋の下方開放端を常時開放状態とした実施
の形態を示す説明図である。
【図8】茶葉押圧装置の閉鎖初期状態を示す説明図
(a)、並びに開放状態を示す説明図(b)である。
【図9】一つの押圧体によって茶葉を押圧する実施の形
態を示す説明図である。
【図10】茶葉の押圧態様を示す説明図である。
【符号の説明】
1 茶葉摘採機 2 走行機体 3 摘採機体 4 収容部 5 中継移送装置 6 収葉袋 7 茶葉嵩体積減少装置 9 センサー 21 フレーム部 22 クローラ 23 コントロールユニット 24 エンジンユニット 25 スライダ 26 ウインチ 27 操縦者用シート 31 摘採機フレームパイプ 32 摘採機フレーム基板 33 摘採機エンジン 34 刈刃 35 送風ダクト 36 摘採作用部 40 収容籠 40a 底板 40b 開閉扉 41 保持枠 42 回転軸 43 円状ステー 44 連結ステー 45 連結ステー 46 仕切りステー 47 ベルト車 51 吹き上げファン 52 送風ダクト 52a 茶葉移送路 53 吐出部 71 茶葉押圧装置 72 取付フレーム 73 シフト装置 74 摺動子 74a ストッパー 75 押圧部 76 スライド開閉板 77 固定開閉板 78 リンク部材 78A リンク 78B リンク 79 押圧体 80 スプリング A 茶葉 S 押さえバネ T 茶畝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茶畝を跨ぐように走行する走行機体と、
    茶畝上面に位置するように前記走行機体に取り付けられ
    て茶葉の摘採を行う摘採機体とを具え、この摘採機体
    は、その後方に茶葉を収容する収容部を設けるととも
    に、前記走行機体の進行に伴い、摘採機体によって摘採
    した茶葉を収容部に送り込むようにした摘採機におい
    て、前記収容部には、収容した茶葉の嵩体積を減少さ
    せ、茶葉を密に詰まった状態で収容する茶葉嵩体積減少
    装置が設けられることを特徴とする収容効率を向上させ
    た茶畝跨走型茶葉摘採機。
  2. 【請求項2】 前記茶葉嵩体積減少装置は、収容部に収
    容した茶葉を押圧することを特徴とする請求項1記載の
    収容効率を向上させた茶畝跨走型茶葉摘採機。
  3. 【請求項3】 前記茶葉嵩体積減少装置は、実質的な押
    圧部材が開閉自在に構成され、傘状に開いた状態で茶葉
    を押圧するとともに非押圧時には、閉鎖状態に設定され
    ることを特徴とする請求項1または2記載の収容効率を
    向上させた茶畝跨走型茶葉摘採機。
  4. 【請求項4】 前記収容部は、複数の収葉袋を吊り下げ
    状態に円状に取り付ける収容籠を具えて成り、且つこの
    収容籠が、前記茶葉嵩体積減少装置の押圧動作に伴っ
    て、適宜の角度回転した後一旦停止を繰り返す間欠的な
    回転運動を行うことを特徴とする請求項1、2または3
    記載の収容効率を向上させた茶畝跨走型茶葉摘採機。
  5. 【請求項5】 前記収容部は、複数の収葉袋を吊り下げ
    状態に円状に取り付ける収容籠を具えて成り、且つこの
    収容籠が、摘採作業中、連続した回転運動を行うことを
    特徴とする請求項1、2または3記載の収容効率を向上
    させた茶畝跨走型茶葉摘採機。
  6. 【請求項6】 前記収容部は、収容籠に収容した茶葉の
    量を検出するセンサーを設けることを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載の収容効率を向上させた茶
    畝跨走型茶葉摘採機。
  7. 【請求項7】 前記走行機体は、クローラ等により走行
    する乗用式であることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5または6記載の収容効率を向上させた茶畝跨走型
    茶葉摘採機。
JP10308102A 1998-10-29 1998-10-29 収容効率を向上させた茶畝跨走型茶葉摘採機 Pending JP2000125642A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003038018A (ja) * 2001-07-26 2003-02-12 Kawasaki Engineering Inc 茶畝跨走型茶葉摘採機
CN107155519A (zh) * 2017-06-16 2017-09-15 杨启再 一种新型便携式名优茶电动采摘机
CN112997688A (zh) * 2021-03-08 2021-06-22 南京信息职业技术学院 伞状收集遮挡装置
CN115250737A (zh) * 2022-08-24 2022-11-01 杭州茶否科技有限公司 用于茶叶鲜叶的采摘的修剪装置

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