JP2000124175A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000124175A JP29386298A JP29386298A JP2000124175A JP 2000124175 A JP2000124175 A JP 2000124175A JP 29386298 A JP29386298 A JP 29386298A JP 29386298 A JP29386298 A JP 29386298A JP 2000124175 A JP2000124175 A JP 2000124175A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学機械研磨を用いるプロセスでの、配線の
消失および抵抗増大を防止すること。 【解決手段】 配線材料を溶出しない研磨液で研磨を行
った後、還元剤で処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に係り、特に、薄膜を形成した半導体ウエハを化学
機械研磨法により研磨する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の高集積化に伴い、配線の多
層化やメモリLSIにおけるキャパシタセルの立体化に
よる、デバイス構造の3次元化が進みつつある。積層に
よる3次元化は結果として段差を生じるため、配線パタ
ーン切れやリソグラフィ工程における焦点深度マージン
不足の原因となる。これを防止するため、平坦化技術が
不可欠であるが、ミリメートルオーダの領域内を平坦化
するためには、化学機械研磨法(Chemical Mechanical
Polishing 、略してCMP)を用いる必要がある。この
手法については、例えば特開平8−216023号公報
等に記載がある。
【0003】化学機械研磨法を行うためには、スラリ
(微粒子)を含む研磨液を用いる必要がある。研磨液に
関しては、例えば特開平10−44047号公報等に記
載がある。研磨液中のスラリには、SiO2 ,Al
23,CeO2 等が用いられている。研磨対象としては
酸化膜および金属膜があるが、後者を研磨する場合、研
磨液中への酸化剤の配合が必須であり、このため金属が
腐食することがある。
【0004】腐食現象は金属の酸化としてとらえること
ができるが、金属が液中に溶出する場合と金属表面を酸
化膜とする場合とがある。前者は、金属が直接液中に溶
け出していく場合で、金属が液中で安定化されることが
必要である。このためには、当該金属と結合しキレート
等の液中で安定な物質を形成する物質の存在が必須であ
る。後者は、酸化剤の存在で反応が進むが、pHによっ
ては形成された酸化膜が液中に溶解するという現象が生
ずる。腐食が問題となるのは、金属配線が液中に溶出し
たり、表面が絶縁性の酸化膜となることで、抵抗値の増
大や断線等の致命的不良を生ずるためである。従って、
研磨液中に各種腐食防止剤を添加することで、腐食を防
止している場合が多い。例えば、銅の研磨を行う場合は
ベンゾトリアゾールが適量添加されることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、金属の
腐食を防止するため、前記したように腐食防止剤を添加
していることが多いが、より一層複雑なデバイス構造を
形成する場合、電池効果等により腐食の発生が散見され
るようになってきた。これを防止するため腐食防止剤の
過度の添加を行うと、研磨速度を著しく低下させるとい
う、新たな問題点が生ずる。すなわち、研磨速度等を考
慮すると、腐食防止剤添加による腐食防止には限界があ
ると言える。
【0006】本発明の解決すべき技術的課題は、上記し
た従来技術のもつ問題点を解消することにあり、その目
的とするところは、腐食による金属配線の消失あるいは
抵抗増大を防止する方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、化学機
械研磨法による研磨後に、還元剤を含む溶液に研磨面を
触れさせることにより達成できる。より好ましくは、研
磨する金属が溶出しない研磨液を用い、かつ、研磨後に
還元剤を含む溶液に研磨面を触れさせるようにする。研
磨する金属が溶出しない研磨液とは、金属とキレート等
を形成して溶出させるような物質を含まないものであ
る。さらには、対象金属により異なるが、金属酸化膜の
溶出しないpHにあり、かつ金属とキレート等を形成し
て溶出させるような物質を含まないものである。例えば
金属がタングステンの場合、研磨液のpHが4以下であ
り、タングステンと結合してキレート等を形成し水中で
安定化させる物質を含まないものである。銅の場合は、
研磨液のpHが7.5以上で11.5以下であり、銅と
結合してキレート等を形成し水中で安定化させる物質を
含まないものである。
【0008】ここで言う「溶出しない」の定量的定義
は、当該金属の当該研磨液中でのエッチングレートとし
て、多くとも0.1nm/分以下、好ましくは0.01
nm/分以下のものを指す。また、研磨後に用いる還元
剤については特に限定されるものではないが、当該金属
と結合してキレート等を形成し水中で安定化させるよう
な物質は含まれない。
【0009】また、本発明で言う「研磨後」とは、薄膜
の平坦化を目的とする研磨の後を指し、従ってその後に
行われることのある、表面を平滑にする研磨(バフ研磨
と呼ばれることもある)中に、研磨面を還元剤に触れさ
せること等も本発明に含まれる。
【0010】前述したように、腐食現象は、金属が液中
に溶出する場合と金属表面を酸化膜とする場合とがあ
る。酸化膜が形成される場合も、pHによっては形成さ
れた酸化膜が液中に溶解するという現象が生ずる。
【0011】本発明の主眼は、腐食(酸化)を完全に防
止することには限界があると考え、金属の溶出は防止す
るものの、金属表面への酸化膜の形成についてはできる
だけ少なくするが、防止しなくても良いというものであ
る。ただし、形成された酸化膜の溶解は防止することが
不可欠で、その後の還元剤での処理により、もとの金属
に戻すというものである。このようにすることで、結果
として特性上問題のない半導体装置が実現できる。本発
明は、従来の腐食発生を完全に防止しようというものに
比べ、はるかに実用的(実現可能)なプロセスである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
用いて説明する。図1は本発明による研磨のプロセスフ
ローの1例を示しており、本例は、下層配線層上に配線
層を形成する場合の例であり、図1に示す工程の繰り返
しで、多層配線が形成できる。
【0013】図1に示すように、下層配線層上に酸化膜
(層間絶縁膜)1を形成後、リソグラフィおよびドライ
エッチングにより、コンタクトホール2を形成する(図
1の(a))。コンタクトホール2の埋め込みメタルと
してタングステンを用い、タングステン膜3を成膜後
(図1の(b))、タングステン膜3を、本発明で示さ
れる研磨液を用いて化学機械研磨法により研磨する。そ
して、コントクトホール2内のみタングステンが残るま
で研磨し、研磨を終了する(図1の(c))。すると、
表面にタングステンの酸化膜4が形成されているので、
次の表1に示す還元剤にこの表面を触れさせることで、
タングステンの酸化膜4を金属に還元し、タングステン
埋め込み層5が形成される(図1の(d))。
【0014】
【表1】
【0015】引き続き、図1の(d)の工程の後に、酸
化膜1を成膜し(図1の(e))、リソグラフィおよび
ドライエッチングにより配線パターンの溝6を形成する
(図1の(f))。次に、配線材料として銅を用い、銅
膜7を成膜後(図1の(g))、銅膜7を本発明で示さ
れる研磨液を用いて化学機械研磨法により研磨する。そ
して、溝6内のみ銅が残るまで研磨し、研磨を終了する
(図1の(h))。すると、表面に銅の酸化膜8が形成
されているので、次の表2に示す還元剤にこの表面を触
れさせることで、銅の酸化膜8を金属に還元し、これに
より銅配線層9が完成される(図1の(i))。
【0016】
【表2】
【0017】上述した図1の例では、タングステンの化
学機械研磨および銅の化学機械研磨を行う際への適用に
ついて述べたが、本発明のよる手法は、タングステン、
銅以外のメタルについても、同様の効果が期待できる。
【0018】本発明による製造手法を実現する装置とし
ては、例えば図2に示すようなものがある。図2におい
て、12は定盤、13はパッド、14はリテーナリン
グ、15は処理基板、16はキャリア、17は研磨液、
18は液導入系、19は開閉器、20は研磨液供給系、
21は還元剤供給系である。
【0019】図2に示すように、定盤12とパッド13
を回転させながら、研磨液供給系20から液導入系18
を介してパッド13上に研磨液17を供給し、キャリア
16にリテーナリング14を介して取り付けた処理基板
15を、パッド13上に摺接させることで、処理基板1
5の表面を研磨する。そして、研磨終了後、パッド13
上への液の供給を、研磨液供給系20から還元剤供給系
21に切り変えることで、供給液を研磨液17から還元
剤に切り変え、引き続き、同一装置で還元処理を行うよ
うになっている。
【0020】なお、還元処理は、同一装置の他のプラテ
ンで行っても良いし、他の装置で行っても良い。その
際、装置の構造は限定されず、研磨面に還元剤を触れさ
れることができる機能を有すればよい。また、簡単な槽
に還元剤を満たし、処理基板15を浸漬するというもの
でもかまわない。
【0021】(実験例1)タングステンによるコンタク
トホール埋め込みプロセスでの実験例について述べる。
本例は、図1に示したプロセスフローのうち、タングス
テン(埋め込みメタル)3を成膜した後、化学機械研磨
法により研磨し、生成されたタングステンの酸化膜4
を、還元剤処理によりタングステン金属に還元する工程
(図1の(b)〜(d))に相当するものである。
【0022】研磨液には、従来品として、シリカ微粒子
を約10%含みpH2に調整された市販品に、過酸化水
素を約5%となるように加えたものを用いた(表1のN
o.18〜20および比較例)。また、pHによる差異
を調べるため、pH調整品として、シリカ微粒子約10
%、過酸化水素約5%からなる溶液に、硫酸あるいは水
酸化ナトリウムを加えてpH調整したものを用いた(表
1のNo.1〜17)。もちろん、本発明で有効なpH
とするために用いる薬液については、上記の例に限られ
るものではない。研磨対象がタングステンの場合、タン
グステンとキレートを形成する適当な物質が見あたらな
かったため、そのような観点からは検討しなかった(当
該金属とキレート等を形成する物質の影響については、
後記の実験例2で述べる)。
【0023】研磨後に用いた還元剤は、ジメチルアミン
ボラン(CH32NH・BH3 ,カテコールO−C64
(OH)2 ,ヒドロキノンP−C64(OH)2 ,硫酸
水素ナトリウムNaHSO3 であり、それぞれの0.2
wt%水溶液を用いた。濃度については、それぞれの物
質の飽和溶解度以下であれば特に限定されない。また、
もちろん本発明の効果はこれらの還元剤に限定されるわ
けではない。
【0024】本発明の効果の確認方法としては、電子顕
微鏡による試料の観察および試料を割っての断面観察に
より行った。そして、観察結果に応じて、金属溶出によ
る配線形状の異常がほとんど見られないもの、一部見ら
れるが軽微なもの、一部見られるもの、明らかに見られ
るものの4つに分類した。一部見られるが軽微なもので
あれば、現時点での設計ルールでは、デバイス特性上問
題は生じないと考えられる。
【0025】得られた結果を表1に示す。まず、No.
18〜20と比較例とを比べると、研磨液として従来品
を用いた場合でも、研磨後に還元剤処理を行うことで金
属溶出発生の防止できることがわかり、本発明の効果が
見られた。ただし、実験により結果にバラツキが見られ
た。
【0026】次に、研磨液のpHと金属溶出との関係を
見ると、pHが9以上で配線金属の一部溶出が見られ、
pHが4を超えて9未満で、一部溶出が見られたが軽微
であった。また、PH4以下では、金属の溶出はほとん
どなかった。
【0027】以上の結果から、まず、単純に還元剤処理
を行うことで、本発明の効果が見られた。さらに、本例
では当該金属と結合して液中で安定化させる物質を研磨
液に加えていないため、広いpH範囲で本発明の効果が
見られたが、特にタングステンの酸化膜が溶出しにくい
pH4以下で効果が大きかった。すなわち、当該金属と
結合して液中で安定化させる物質が存在しないことが、
本発明を実現する上で重要であり、さらに当該金属の酸
化膜が溶出しにくいpHでより大きな効果の得られるこ
とがわかった。
【0028】また、表1にそれぞれの研磨液によるタン
グステンベタ膜(ウエハ一面にタングステン膜を形成し
たものでパターニングを行っていないもの)のエッチン
グレートを示すが、本発明の効果が見られる研磨液のタ
ングステン膜エッチングレートの値は0.05nm/分
以下であり、より効果の大きいものは0.01nm/分
以下であった。
【0029】(実験例2)銅による配線形成プロセスで
の実験例について述べる。本例は、図1に示したプロセ
スフローのうち、銅膜(配線層メタル)7を成膜した
後、化学機械研磨法により研磨し、生成された銅の酸化
膜8を還元剤処理により銅金属に還元する工程(図1の
(g)〜(i))に相当するものである。
【0030】研磨液には、従来品として、アルミナ微粒
子を約10%含みpH3に調整された市販品に、過酸化
水素を約5%となるように加え、銅の防食剤として知ら
れるベンゾトリアゾールC643H を約0.01%添
加したものを用いた(表2の比較例)。また、pHによ
る差異を調べるため、pH調整品として、アルミナ微粒
子約10%、過酸化水素約5%、ベンゾトリアゾール約
0.01%からなる溶液に、硫酸あるいは水酸化ナトリ
ウムを加えてpH調整したもの(表2のNo.21〜2
7)を用いた。また、上記のpH調整品に、銅とキレー
トを形成する物質の1例としてアンモニアを添加したも
の(表2のNo.28〜30)を用いた。
【0031】研磨後に用いた還元剤は、ジメチルアミン
ボランである。対象金属が銅の場合、カテコール,ヒド
ロキノン等の銅とキレートを形成する還元剤は、銅を溶
出してしまうため用いなかった。
【0032】効果の評価法は、前記実験例1と同様であ
る。得られた結果を表2に示す。研磨液のpHと金属溶
出との関係を見ると、pHが6未満で配線金属の一部溶
出が見られ、pHが6以上でかつ7.5未満、および1
1.5を超える領域で一部溶出が見られたが軽微であっ
た。また、PH7.5以上でかつ11.5以下で、金属
の溶出は見られなかった。PH7.5以上でかつ11.
5以下は、銅の酸化膜の溶出しにくい領域と考えられ
る。また、アンモニア未添加で溶出が見られなかったp
Hでも、アンモニアを添加することで溶出するようにな
った(表2のNo.28〜30)。すなわち、当該金属
と結合して液中で安定化させる物質が存在しないこと
が、本発明を実現する上で重要であり、さらに当該金属
の酸化膜が溶出しにくいpHでより大きな効果の得られ
ることがわかった。
【0033】また、表2にそれぞれの研磨液による銅ベ
タ膜のエッチングレートを示すが、本発明の効果が見ら
れる研磨液の銅膜エッチングレートの値は、0.1nm
/分以下であり、より効果の大きいものは0.01nm
/分以下であった。
【0034】(実験例3)コンタクトホールと配線層を
同時に形成できる、デュアルダマシン法と呼ばれるプロ
セスでの実験例について述べる。
【0035】本例のプロセスは、図3に示すように、ま
ず、下層配線層上に酸化膜1を形成後、リソグラフィお
よびドライエッチングにより配線・コンタクトホールパ
ターンの溝10を形成する(図3の(a))。配線材料
として銅を用い、銅膜7を成膜後(図3の(b))、銅
膜7を本発明で示される研磨液を用いて化学機械研磨法
により研磨する。そして、溝10内のみに銅が残るまで
研磨し、研磨を終了する(図3の(c))。すると、表
面に銅の酸化膜8が形成されているので、次の表3に示
す還元剤にこの表面を触れさせることで、銅の酸化膜8
を銅金属に還元し、これにより銅配線・埋め込み層11
が完成される(図3の(d))。
【0036】
【表3】
【0037】先の実験例2と同様に評価した結果を表3
に示す。表3に示すように、実験例2で得られた結果と
同様のものが得られた。
【0038】
【発明の効果】以上の本発明によれば、化学機械研磨を
用いるプロセスで配線の消失および抵抗増大を防止する
ことができ、以って、製造歩留まりが大幅に向上し、半
導体製品を低コストで生産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプロセスフローの1
例を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るプロセスを実施する
ための装置の1例を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るプロセスフローの他
の1例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 酸化膜(層間絶縁膜) 2 コンタクトホール 3 タングステン膜 4 タングステンの酸化膜 5 タングステンの埋め込み層 6 配線パターンの溝 7 銅膜 8 銅の酸化膜 9 銅配線層 10 配線・コンタクトホールパターンの溝 11 銅配線・埋め込み層 12 定盤 13 パッド 14 リテーナリング 15 処理基板 16 キャリア 17 研磨液 18 液導入系 19 開閉器 20 研磨液供給系 21 還元剤供給系

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された金属薄膜層を
    化学機械研磨法により研磨する際、研磨後に、還元剤を
    含む溶液に上記半導体基板の研磨面を触れさせることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成された金属薄膜層を
    化学機械研磨法により研磨する際、研磨後、連続して同
    一装置内で、還元剤を含む溶液を上記半導体基板の研磨
    面に触れさせることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成された金属薄膜層を
    化学機械研磨法により研磨する際、当該金属と結合して
    液中で当該金属を安定化させる物質を含まない研磨液を
    用いて研磨を行い、かつ、研磨後に、還元剤を含む溶液
    に上記半導体基板の研磨面を触れさせることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に形成された金属薄膜層を
    化学機械研磨法により研磨する際、当該金属と結合して
    液中で当該金属を安定化させる物質を含まない研磨液を
    用いて研磨を行い、かつ、研磨後、連続して同一装置内
    で、還元剤を含む溶液に上記半導体基板の研磨面を触れ
    させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に形成された金属薄膜層を
    化学機械研磨法により研磨する際、当該金属の酸化膜の
    溶出しないpHにあると共に、当該金属と結合して液中
    で当該金属を安定化させる物質を含まない研磨液を用い
    て研磨を行い、かつ、研磨後に、還元剤を含む溶液に上
    記半導体基板の研磨面を触れさせることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に形成された金属薄膜層を
    化学機械研磨法により研磨する際、当該金属の酸化膜の
    溶出しないpHにあると共に、当該金属と結合して液中
    で当該金属を安定化させる物質を含まない研磨液を用い
    て研磨を行い、かつ、研磨後、連続して同一装置内で、
    還元剤を含む溶液に上記半導体基板の研磨面を触れさせ
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に形成された金属薄膜層を
    化学機械研磨法により研磨する際、当該金属のエッチン
    グレートが0.01nm/分以下である研磨液を用い、
    かつ、研磨後に、還元剤を含む溶液に上記半導体基板の
    研磨面を触れさせることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に形成された金属薄膜層を
    化学機械研磨法により研磨する際、当該金属のエッチン
    グレートが0.01nm/分以下である研磨液を用いて
    研磨を行い、かつ、研磨後、連続して同一装置内で、還
    元剤を含む溶液を上記半導体基板の研磨面に触れさせる
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項5または6記載において、研磨対
    象金属がタングステンの場合、研磨液のpHが4以下で
    あることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項5または6記載において、研磨
    対象金属が銅の場合、研磨液のpHが7.5以上で1
    1.5以下であることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れか1つに記載
    において、前記還元剤がジメチルアミンボランであるこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11の何れか1つに記載
    において、前記還元剤を含む溶液を前記半導体基板の研
    磨面に触れさせる際、研磨面を平滑にする等本来の平坦
    化を目的とする研磨とは異なる研磨を行うことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10054936C1 (de) * 2000-11-06 2002-04-25 Infineon Technologies Ag Herstellungsverfahren für eine integrierte Schaltung unter zumindest teilweisem Umwandeln einer Oxidschicht in eine leitfähige Schicht
JP4773370B2 (ja) * 2004-01-07 2011-09-14 キャボット マイクロエレクトロニクス コーポレイション 酸化型の金属類の化学機械研磨

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