JP2000124172A - ウェーハ加工方法及びその装置 - Google Patents

ウェーハ加工方法及びその装置

Info

Publication number
JP2000124172A
JP2000124172A JP10296945A JP29694598A JP2000124172A JP 2000124172 A JP2000124172 A JP 2000124172A JP 10296945 A JP10296945 A JP 10296945A JP 29694598 A JP29694598 A JP 29694598A JP 2000124172 A JP2000124172 A JP 2000124172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
polishing
stage
polished
cassette
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10296945A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Inaba
高男 稲葉
Minoru Numamoto
実 沼本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP10296945A priority Critical patent/JP2000124172A/ja
Publication of JP2000124172A publication Critical patent/JP2000124172A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体ウェーハを円滑に連続して研磨すること
ができるウェーハ加工方法及びその装置を提供する。 【解決手段】本発明のウェーハ加工装置10は、ウェー
ハ28を加工するために必要なカセット設置部14、ア
ライナ16、ロードステージ18、ウェーハ研磨部2
0、アンロードステージ22、洗浄乾燥部24を設置
し、そして、これらを搬送用ロボット等によってインラ
インで接続し、このラインに沿ってウェーハ28を無駄
なく効率良く流して加工する。また、ウェーハ研磨部2
0には、第1の研磨定盤136Aと第2の研磨定盤13
6Bとが並設され、酸化膜を研磨するウェーハ28の場
合には第1の研磨定盤136Aのみで研磨し、金属膜を
研磨するウェーハ28の場合には、第1の研磨定盤13
6Aで1次研磨した後、第2の研磨定盤136Bで2次
研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウェーハ研磨装置に
係り、特に半導体ウェーハを化学的機械研磨法(CM
P:Chemical Mechanical Polishing )によって加工す
るウェーハ加工方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−168968号公報に開示さ
れた半導体ウェーハ加工装置は、研磨定盤、チャック、
アンロードステージ、及び洗浄装置等から構成されてい
る。このウェーハ加工装置によれば、まず、加工前のウ
ェーハをチャックで保持する。次に、前記チャックを研
磨定盤の上方に位置させ、この研磨定盤にウェーハをチ
ャックで押し付けて研磨する。次いで、研磨終了したウ
ェーハを再びチャックで保持し、このチャックをアンロ
ードステージに向けて移動させる。次いで、チャックに
よるウェーハの保持を解除し、このウェーハをアンロー
ドステージに排出する。そして、排出されたウェーハ
を、アンロードステージから洗浄装置に搬送し、ここで
洗浄する。前記ウェーハ加工装置は、以上の工程で1枚
のウェーハを加工している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体ウェ
ーハを円滑に連続して研磨することができる加工装置を
提供するためには、以下の点が要求されている。即ち、
ウェーハ収納用カセットから取り出したウェーハを、中
心出しした状態で各工程に搬送すること、研磨終了した
ウェーハを洗浄/乾燥した後、ウェーハ収納用カセット
に順次収納すること、そして、ウェーハには1次研磨で
研磨が終了する酸化膜が形成されたものと、2次研磨を
必要とする金属膜が形成されたものがあるが、このよう
な種類の異なるウェーハでも対応して研磨加工できるこ
と等が要求される。
【0004】しかしながら、特開平9−168968号
公報に開示された前記ウェーハ加工装置は、このような
要求を満足していないので、ウェーハを円滑に連続して
研磨することができないという欠点があった。本発明
は、このような事情に鑑みてなされたもので、ウェーハ
を円滑に連続して研磨することができるウェーハ加工方
法及びその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
するために、加工前のウェーハが収納されたカセットが
設置されるカセット設置部と、加工前のウェーハを所定
の位置に位置決めする位置決め部と、加工前のウェーハ
を受け取り一時ストックするロードステージと、ウェー
ハに形成された酸化膜を研磨すると共に、ウェーハに形
成された金属膜を1次研磨する第1の研磨定盤と、ウェ
ーハに形成された金属膜を2次研磨する第2の研磨定盤
と、研磨後のウェーハを受け取り一時ストックするアン
ロードステージと、前記ロードステージにストックされ
た加工前のウェーハを保持し、該ウェーハを前記第1の
研磨定盤、第2の研磨定盤に押し付けて研磨すると共
に、研磨後のウェーハを前記アンロードステージに排出
するチャックと、研磨後のウェーハを洗浄し乾燥する洗
浄乾燥部とを備え、前記カセット設置部に設置された前
記カセットからウェーハを取り出して、該ウェーハを位
置決め部で位置決めし、該位置決めされたウェーハをロ
ードステージに受け渡して一時ストックし、該ストック
されたウェーハが酸化膜を研磨するウェーハの場合に
は、該ウェーハを前記チャックで保持し、前記第1の研
磨定盤に押し付けて酸化膜を研磨し、一方、ストックさ
れたウェーハが金属膜を研磨するウェーハの場合には、
該ウェーハを前記チャックで保持し、第1の研磨定盤に
押し付けて金属膜を1次研磨した後、該ウェーハを前記
第2の研磨定盤に押し付けて金属膜を2次研磨し、研磨
終了したウェーハを前記チャックから前記アンロードス
テージに排出してアンロードステージで一時ストック
し、該アンロードステージでストックされたウェーハを
前記洗浄乾燥部に搬送して洗浄/乾燥し、該洗浄/乾燥
終了したウェーハを前記カセットに搬送して収納するよ
うにしたことを特徴としている。
【0006】本発明によれば、まず、カセット設置部に
設置されたカセットからウェーハを取り出し、このウェ
ーハを位置決め部で位置決めすることにより、ウェーハ
を中心出しする。これにより、本発明では、ウェーハを
中心出しした状態で各工程に搬送することが可能とな
る。そして、中心出しされたウェーハをロードステージ
に受け渡して一時ストックする。
【0007】次に、ストックされた前記ウェーハが酸化
膜を研磨するウェーハの場合には、このウェーハをチャ
ックで保持し、第1の研磨定盤に押し付けて酸化膜を研
磨する。これにより、酸化膜の研磨が終了する。一方、
ストックされたウェーハが金属膜を研磨するウェーハの
場合には、このウェーハをチャックで保持し、第1の研
磨定盤に押し付けて金属膜を1次研磨した後、このウェ
ーハを第2の研磨定盤に押し付けて金属膜を2次研磨す
る。これにより、金属膜の研磨が終了する。したがっ
て、本発明では、酸化膜が形成されたウェーハと金属膜
が形成されたウェーハを支障なく研磨加工することがで
きる。
【0008】次いで、研磨終了したウェーハを前記チャ
ックからアンロードステージに排出し、アンロードステ
ージで一時ストックする。そして、アンロードステージ
でストックされたウェーハを洗浄乾燥部に搬送して洗浄
/乾燥する。そして、洗浄/乾燥終了したウェーハを前
記カセットに搬送して収納する。したがって、本発明
は、以上の工程に従ってウェーハを加工するので、ウェ
ーハを円滑に連続研磨することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るウェーハ加工方法及びその装置の好ましい実施の形態
について詳説する。図1は、本発明の実施の形態のウェ
ーハ加工装置10の平面図である。同図に示すウェーハ
加工装置10の装置本体12には、カセット設置部1
4、アライナ16、ロードステージ18、ウェーハ研磨
部20、アンロードステージ22、及びウェーハ洗浄乾
燥部24等が設置されている。
【0010】前記カセット設置部14には、4台のカセ
ット26A、26B、26C、26Dが着脱自在にセッ
トされ、これらのカセット26A〜26Dには図1上二
点鎖線で示す加工前のウェーハ28が多数枚収納されて
いる。なお、本実施の形態では、カセット26Aに酸化
膜(SiO2 膜)が形成されたダミーウェーハが収納さ
れ、カセット26Bにはメタル膜(金属膜)が形成され
たダミーウェーハが収納され、カセット26Cには酸化
膜(SiO2 膜)が形成されたウェーハが収納され、カ
セット26Dにはメタル膜(金属膜)が形成されたウェ
ーハがそれぞれ収納されている。前記カセット26Aに
収納されたダミーウェーハは、カセット26Cに収納さ
れているウェーハの研磨量を予め確認するために研磨さ
れるダミーウェーハである。また、前記カセット26B
に収納されたダミーウェーハは、カセット26Dに収納
されているウェーハの研磨量を予め確認するために研磨
されるダミーウェーハである。
【0011】これらのカセット26A〜26Dに収納さ
れたウェーハ28は、カセット26A〜26Dの近傍に
設置された搬送用ロボット(第1の搬送手段に相当)3
0によって1枚ずつ取り出された後、仮置台32上に載
置される。そして、前記仮置台32上に載置されたウェ
ーハ28は、搬送用ロボット(第1の搬送手段に相当)
34によって前記アライナ16に搬送され、ここでウェ
ーハ28の中心出しが行われると共に、ウェーハ28の
厚みが測定される。そして、アライナ部16で中心出し
と厚み測定が終了したウェーハ28は、搬送用ロボット
(第2の搬送手段に相当)36に吸着保持されて前記ロ
ードステージ18に1枚ずつ搬送される。
【0012】前記カセット26A〜26Dは、図示しな
いエレベータ装置の昇降台上に載置されている。このエ
レベータ装置を駆動してカセット26A〜26Dの高さ
位置を調整することにより、搬送用ロボット30を昇降
させることなく、カセット26A〜26Dの所定の棚に
収納されたウェーハ28を搬送用ロボット30で取り出
すことができる。なお、搬送用ロボット30側に昇降機
構をもたせれば、前記エレベータ装置が不要になる。
【0013】ここで、前記搬送用ロボット30について
説明すると、この搬送用ロボット30はテーブル40上
に設置されている。前記テーブル40は、カセット26
A〜26Dの設置方向(図1中上下方向)に対して平行
に敷設された一対のレール42、42上に移動自在に設
けられると共に、図示しない駆動部からの駆動力によっ
てレール42、42に沿って往復移動される。これによ
り、前記搬送用ロボット30は、レール42、42に沿
って図1中上下方向に移動され、前記カセット26A〜
26Dのうち選択された1つのカセットに収納されたウ
ェーハ28を取り出すことができる位置に移動すること
ができる。そして、搬送用ロボット30は、取り出した
ウェーハ28を前記仮置台32上に載置する。
【0014】前記搬送用ロボット30は、汎用のロボッ
トであり、ウェーハ28を吸着保持する馬蹄形のアーム
44、及び3本のリンク46、48、50等から構成さ
れている。前記アーム44は、リンク46に回転自在に
支持され、図示しないモータからの駆動力で回転するこ
とができる。前記リンク46は、リンク48に軸52を
介して回動自在に連結され、図示しないモータからの駆
動力で軸52を中心に回転することができる。また、リ
ンク48は、軸54を介してリンク50に回動自在に連
結され、図示しないモータからの駆動力で軸54を中心
に回転することができる。さらに、リンク50は、軸5
6を介してモータ58の図示しない出力軸に連結されて
いるので、モータ58を駆動することにより軸56を中
心に回転することができる。したがって、前記ロボット
30によれば、アーム44及び3本のリンク46、4
8、50の各動作を各々のモータで制御することによ
り、前記カセット26A〜26Dに収納されたウェーハ
28を取り出して仮置台32に搬送することができる。
【0015】なお、前記搬送用ロボット34、36、そ
して、後述する2台の搬送用ロボット(第3の搬送手段
に相当)60、及び搬送用ロボット(第4の搬送手段に
相当)62は、前記搬送用ロボット30と同一構成なの
で、ここではその説明を省略する。前記ロードステージ
18は、アライナ16で中心出しされた研磨直前のウェ
ーハ28を中心出しした状態で一時ストックするステー
ジである。このロードステージ18を構成するステージ
本体19の上面には図2、図3に示すように、ウェーハ
28が載置される円形状の凹部64、64が所定の間隔
をもって形成されている。この凹部64、64に、前記
搬送用ロボット36で搬送されてきた円形のウェーハ2
8が載置される。前記凹部64の径は、ウェーハ28の
径よりも若干量大きめに形成され、また、凹部64の深
さはウェーハ28の厚みよりも若干量深く形成されてい
る。したがって、前記凹部64に載置されたウェーハ
は、凹部64に位置ズレすることなく、その全体が収納
されるので、ロードステージ18において、中心出しさ
れた状態で保持される。このように、ウェーハ研磨部2
0の直前に設置されている前記ロードステージ18によ
って、ウェーハ28を中心出しした状態で保持すること
により、ウェーハ28の研磨面がウェーハ研磨部20で
均等に研磨される。
【0016】ところで、前記凹部64にウェーハ28が
収納されたままの状態であると、このウェーハ28をウ
ェーハ研磨部20のチャックで吸着保持する際に、ウェ
ーハ28を吸着保持することができなくなるという不具
合が生じる。即ち、チャックの吸着面(下面)がウェー
ハ28に接触する前にステージ本体19の上面に衝突す
るからである。したがって、前記ロードステージ18に
よれば、ウェーハ28を中心出しした状態で保持する観
点から見ると凹部64をウェーハ28の厚みよりも深く
形成するのが好ましく、一方、ウェーハ28をチャック
で保持する観点から見ると凹部64をウェーハ28の厚
みよりも浅く形成するのが好ましいので、両者の利害が
相反している。
【0017】そこで、本実施の形態のロードステージ1
8には、前記不具合を解消するために、ウェーハ28を
フローティング支持するフローティング機構が設けられ
ている。このフローティング機構によって、ウェーハ2
8は、その上面がステージ本体19の上面から若干量突
出するようにフローティングされる。これにより、本実
施の形態のロードステージ18は、ウェーハ28の位置
ズレを防止しつつウェーハ28をチャックで保持させる
ことができる。
【0018】前記フローティング機構として本実施の形
態では、凹部64の底面から凹部64に純水を噴射して
ウェーハ28をフローティングさせる機構が採用されて
いる。即ち、前記凹部64の底面には、その中央部に噴
射口66が形成され、この噴射口66は図3に示すよう
に、ステージ本体19に形成された分岐水路68、及び
主幹水路70を介して図示しない給水ポンプにレギュレ
ータを介して接続されている。このレギュレータで給水
量を制御することにより、ウェーハ28が好適にフロー
ティング支持される。また、前記主幹水路70には、上
方に延出された水路80、80…が形成され、これらの
水路80の噴射口82は、ステージ本体19の上面に開
口されている。また、前記噴射口82の上方には整流板
84が設けられている。これによって、噴射口82から
噴射された純水は、整流板84によって凹部64に向け
て導かれる。したがって、噴射口82から噴射された純
水は、フローティング支持されているウェーハ28の上
面に沿って流れるので、ウェーハ28の上面に埃等が付
着するのを防止することができる。よって、ウェーハ2
8はクリーンな状態でチャックに吸着保持される。
【0019】前記噴射口66から噴射された純水は図4
上矢印で示すように、排水溝72を通過して排水口74
に流れる。前記排水溝72及び排水口74は図2に示す
ように、凹部64の周囲に90度間隔で形成されてい
る。前記排水口74に流れた純水は図3に示すように、
ステージ本体19に形成された分岐水路76、及び主幹
水路78を介してロードステージ18の外部に排水され
る。なお、前記噴射口82から噴射された純水も、同様
の経路で排水される。以上がロードステージ18の構成
である。
【0020】図1に示すウェーハ研磨部20は、4台の
チャック90、92、94、96と、2台の研磨ステー
ジ98、100から構成される。前記チャック90、9
2は支持部材104に所定の間隔をもって並設され、ま
た、前記チャック94、96は支持部材106に所定の
間隔をもって並設されている。このチャック94、96
の支持構造は、前記チャック90、92の支持構造と同
一なので、ここでは、チャック90、92の支持構造を
説明し、チャック94、96の支持構造についてはその
説明を省略する。
【0021】前記支持部材104は扇形状に形成され、
その基部104Aが図5に示す軸受108を介して軸1
10に回転自在に支持されている。また、図1に示すよ
うに前記軸110を中心とする円周上に、前記ロードス
テージ18、研磨ステージ98、100、及びアンロー
ドステージ22が所定の間隔で配置されている。したが
って、前記支持部材104を前記軸110周りに回転す
ることにより、前記チャック90、92をロードステー
ジ18、研磨ステージ98、100、及びアンロードス
テージ22に位置させることができる。
【0022】前記軸110にはギア112が設けられ、
このギア112は軸110と同軸上に固定されている。
前記ギア112にはギア114が噛合されており、この
ギア114は支持部材104に固定されたモータ116
の出力軸に取り付けられている。したがって、前記モー
タ116でギヤ114を回転させると、ギア114がギ
ア112の周りを回転しながら公転するので、その公転
力が支持部材104に伝達し、前記支持部材104が軸
110を中心に水平面内で回動する。
【0023】図5に示すように前記チャック90は、モ
ータ118の出力軸に取り付けられ、モータ118から
の駆動力によって回転される。前記モータ118は、支
持部材104に設けられたケーシング120内に複数の
直動ガイド122、122…を介して上下移動自在に支
持されている。また、前記モータ118の上部には、ね
じ棒124が上下方向に取り付けられ、このねじ棒12
4にはナット部材126が螺合されている。前記ナット
部材126は、ケーシング120の上部開口部に軸受1
28を介して回転自在に設けられると共に、その外周面
に無端状ベルト130が巻き掛けられている。前記ベル
ト130は図示しないプーリに巻き掛けられ、このプー
リは、ケーシング120上に設置されたモータ132の
出力軸134に取り付けられている。したがって、モー
タ132からの駆動力をベルト130を介してナット部
材126に伝達し、ナット部材126を回転させると、
ナット部材126とねじ棒124とによる送り作用、及
び直動ガイド122による直動作用によって、チャック
90がモータ118と一緒に上下移動する。これによ
り、チャック90を下降移動すれば、チャック90で保
持したウェーハ28を研磨定盤(第1の研磨定盤に相
当)136A、又は研磨定盤(第2の研磨定盤に相当)
136Bに押し付けて研磨することができる。
【0024】前記研磨定盤136Aは、回転板138
と、この回転板138上に設けられた研磨布140とか
ら構成される。また、回転板138の下面中央部には、
軸142が突設され、この軸142にモータ144の出
力軸146が連結されている。したがって、研磨定盤1
36Aは、前記モータ144の駆動力によって回転され
る。これにより、ウェーハ28は、研磨定盤136Aの
回転運動とチャック90の回転運動とが合成された回転
運動によって研磨される。なお、ウェーハ28の研磨中
には、図示しないノズルからスラリが研磨布140に供
給される。
【0025】前記研磨定盤136Aの研磨布140は、
酸化膜を研磨する研磨布であってメタル膜を1次研磨す
る研磨布である。また、研磨定盤136Bの研磨布14
0は、メタル膜を2次研磨する研磨布である。したがっ
て、酸化膜を研磨するウェーハ28は、研磨定盤136
A側でのみ研磨される。また、メタル膜を研磨するウェ
ーハ28は、研磨定盤136A側で1次研磨された後、
研磨定盤136B側で2次研磨される。
【0026】前記チャック90の下面には、多孔質材で
形成されたウェーハ吸着部材91が設けられており、ウ
ェーハ28はこの吸着部材91で吸着保持されてロード
ステージ18から研磨ステージ98、100に搬送さ
れ、また、研磨ステージ98、100からアンロードス
テージ22に搬送される。なお、前記ウェーハ28の研
磨方法は、ウェーハ28をチャック90の吸着部材91
で吸着した状態で研磨布140に押し付けて研磨する方
法でも良く、また、チャック90の下面からウェーハ2
8に向けてエアを吹き出し、チャック90とウェーハ2
8との間に圧力流体層を形成し、この圧力流体層を介し
てウェーハ28を研磨布140に押し付けて研磨する方
法でも良い。後者の研磨方法による加工圧の設定は、圧
力流体層の圧力で設定するものではなく、前者の研磨方
法と同様にチャック90の下降移動量で設定する。な
お、本実施の形態では、一つの支持部材104に2台の
チャック90、92を取り付けたが、3枚以上のウェー
ハ28を同時に研磨することができれば、3台以上のチ
ャックを支持部材104に取り付けても良い。また、研
磨定盤136や支持部材104、106も3台以上設置
しても良い。
【0027】一方、図1に示すウェーハ研磨部20に
は、環状のガイドレール148が軸110を中心に水平
方向に配設されている。このガイドレール148は、各
ステージ18、22、98、100を囲むように各ステ
ージ18、22、98、100の外側に配設されてい
る。前記ガイドレール148には、支持部材104の先
端部に設けられた一対の摺動用ガイドブロック150、
150が摺動自在に係合されている。これにより、支持
部材104は、軸110とガイドレール148とによっ
て両持ち支持された状態で軸110を中心に回転するこ
とができる。
【0028】また、図6に示すように、前記ガイドレー
ル148の両側面には凹条部149、149がガイドレ
ール148に沿って形成されており、この凹条部14
9、149に前記ガイドブロック150の凸部151が
噛み合った状態で係合されている。この係合によって、
支持部材104の上下移動が規制され、支持部材104
の反りが防止されている。
【0029】図7は、前記アンロードステージ22の平
面図であり、図8はアンロードステージ22の断面図で
ある。このアンロードステージ22は、チャック90〜
96から排出された研磨後のウェーハ28を一時受け取
り、そして、ウェーハ28が洗浄乾燥部24に搬送され
る前に、ウェーハ28をタッチアップ研磨した後、再度
中心出しするステージである。
【0030】アンロードステージ22を構成するステー
ジ本体23の上面には、タッチアップ研磨用の研磨布1
58、160が着脱自在に設けられている。なお、タッ
チアップ研磨を必要とするウェーハ28は、メタル膜が
形成されたウェーハ28であり、酸化膜が形成されたウ
ェーハ28はタッチアップ研磨を必要としない。このた
め、酸化膜が形成されたウェーハ28を加工する場合に
は、前記研磨布158、160に代えてスポンジ(スク
ラブ洗浄装置で使用されるスポンジ等)が設けられる。
【0031】ところで、前記研磨布158、160にウ
ェーハ28を押し付けると、ウェーハ28は研磨布15
8、160に接着してしまうので、ウェーハ28を研磨
布158、160から容易に取り外すことができなくな
るという不具合が生じる。そこで、本実施の形態のアン
ロードステージ22には、前記不具合を解消するため
に、ウェーハ剥離機構が設けられている。この剥離機構
として本実施の形態では、研磨布158、160の裏面
から純水を供給し、この純水を研磨布158、160の
表面から滲み出させることにより、ウェーハ28を研磨
布158、160から剥離させる機構が採用されてい
る。即ち、研磨布158、160が設けられるステージ
本体23の表面には水噴射口162、162…が形成さ
れ、この水噴射口162、162…は図8に示すよう
に、ステージ本体23に形成された分岐水路164、1
64、及び主幹水路166を介して図示しない給水ポン
プに接続されている。
【0032】また、研磨布158、160の側方には、
純水を噴射する複数本の噴射口174、174…が図7
の如く形成され、これらの噴射口174、174…は研
磨布158、160に向けて形成されている。これによ
って、噴射口174、174…から噴射された純水は、
研磨布158、160上に載置されているウェーハ28
の上面に沿って流れるので、ウェーハ28の上面に埃等
が付着するのを防止することができる。よって、ウェー
ハ28はクリーンな状態で搬送用ロボット60に吸着保
持される。
【0033】前記研磨布158、160から滲み出た前
記純水、及び前記噴射口174、174…から噴射され
た純水は、ステージ本体23に形成された排水口168
に流れる。前記排水口168に流れた純水は、ステージ
本体23に形成された分岐水路170、170及び主幹
水路172を介してアンロードステージ22の外部に排
水される。
【0034】また、前記アンロードステージ22には、
ウェーハ28を中心出しするための位置決め機構が設け
られている。この位置決め機構は図7に示すように、研
磨布158、160の外周部に等間隔で配設された3本
の位置決め用ピン176、176、176等から構成さ
れている。この位置決め用ピン176、176、176
にウェーハ28の外周縁が接触することにより、ウェー
ハ28の位置が修正されてウェーハ28の中心出しが行
われる。
【0035】前記位置決め用ピン176、176、17
6は図8に示すように、ステージ本体23内に貫通配置
され、その下端部が支持板178に固定されている。前
記支持板178の下面中央部には、シリンダ装置180
のロッド182が固定されている。したがって、前記シ
リンダ装置180でロッド182を伸縮させると、前記
位置決め用ピン176、176、176がステージ本体
23に没入した位置と図8上実線で示す突出した位置と
の範囲で上下移動される。
【0036】前記シリンダ装置180は、チャック9
0、92の上下移動の動作に連動して動作するように図
示しない制御装置によって制御されている。即ち、制御
装置は、チャック90、92が下降移動してウェーハ2
8を研磨布158、160に押し付ける時には、ロッド
182を収縮するようにシリンダ装置180を制御す
る。これにより、位置決め用ピン176、176、17
6で邪魔されることなく、ウェーハ28のタッチアップ
研磨が実施される。また、制御装置は、研磨が終了し
て、チャック90、92が上昇移動する時に、ロッド1
82を伸長するようにシリンダ装置180を制御する。
これにより、研磨布158、160上のウェーハ28が
位置決め用ピン176、176、176によって中心出
しされる。なお、ロッド182の伸長時に連動して、噴
射口162、162…及び噴射口174、174…から
純水を噴射するように制御することが好ましい。以上が
アンロードステージ22の構造である。
【0037】前記アンロードステージ22で中心出しさ
れ、研磨布158、160から剥離されたウェーハ28
は、搬送用ロボット60によって1枚ずつ洗浄乾燥部2
4に搬送される。前記洗浄乾燥部24は、スクラブ洗浄
装置184、スピン洗浄装置186、及びスピン乾燥装
置188から構成されている。前記搬送用ロボット60
に吸着保持されたウェーハ28は、まず、スクラブ洗浄
装置184に搬送され、ここで洗浄される。そして、ウ
ェーハ28は、搬送用ロボット62でスクラブ洗浄装置
184からスピン洗浄装置186に搬送されてスピン洗
浄された後、前記搬送用ロボット62でスピン乾燥装置
188に搬送され、ここでスピン乾燥される。そして、
乾燥されたウェーハ28は、搬送用ロボット62でアラ
イナ190に搬送された後、このアライナ190で再度
の中心出しと厚み測定が実施される。そして、ウェーハ
28は、搬送用ロボット30で保持されて、アライナ1
90から元のカセット26A〜26Dの所定の棚に収納
される。なお、前記アライナ190で測定された厚み情
報は、ウェーハ研磨部20をフィードバックするための
情報として利用される。例えば、前記厚み情報に基づい
て、研磨時間がフィードバック制御される。また、前記
厚み情報に基づいて、研磨布ドレッシング時期、研磨布
交換時期等も判断される。
【0038】次に、前記の如く構成されたウェーハ加工
装置10の作用について説明する。まず、メタル膜が形
成されているウェーハ28の研磨工程について説明す
る。メタル膜が形成された前記ウェーハ28は、搬送用
ロボット30によってカセット26Dから1枚ずつ取り
出され、仮置台32上に載置される。そして、そのウェ
ーハ28は、搬送用ロボット34によって仮置台32か
らアライナ16に搬送され、このアライナ16で厚み測
定と中心出しが実施される。
【0039】次に、中心出しされたウェーハ28は、搬
送用ロボット36によってロードステージ18の凹部6
4、64に1枚ずつ搬送される。次いで、2枚のウェー
ハ28、28が前記凹部64、64に載置されると、ロ
ードステージ18のフローティング機構が駆動される。
これによって、前記ウェーハ28は凹部64においてフ
ローティング支持される。そして、フローティング機構
の駆動に連動させてロードステージ18の噴射口82、
82…から純水が噴射される。これによって、ウェーハ
28の上面に埃等が付着するのが防止される。
【0040】この状態を維持しつつ、モータ116が駆
動されて支持部材104がアンロードステージ22の位
置から時計周り方向に回動され、ロードステージ18の
上方に位置される。次に、チャック90、92が下降移
動されて、1枚目のウェーハ28がチャック90に吸着
保持され、2枚目のウェーハ28がチャック92で吸着
保持される。これにより、2枚のウェーハ28がロード
ステージ18によって中心出しされた状態で前記チャッ
ク90、92に保持される。
【0041】チャック90、92で2枚のウェーハ2
8、28が保持されると、モータ116が駆動されて支
持部材104がロードステージ18の位置から時計周り
方向に回動され、研磨ステージ98の上方に位置され
る。この研磨ステージ98の研磨定盤136Aで、前記
ウェーハ28、28の1次研磨が開始される。次に、前
記1次研磨が終了すると、モータ116が駆動されて支
持部材104が研磨ステージ98の位置から時計周り方
向に回動され、研磨ステージ100の上方に位置され
る。この研磨ステージ100の研磨定盤136Bで、前
記ウェーハ28、28の2次研磨が開始される。また、
この時、3枚目及び4枚目のウェーハ28、28がチャ
ック94、96に保持され、研磨ステージ98の研磨定
盤136Aで1次研磨される。
【0042】次いで、2次研磨が終了すると、モータ1
16が駆動されて支持部材104が研磨ステージ100
の位置から時計周り方向に回動され、アンロードステー
ジ22の上方に位置される。そして、2次研磨終了した
ウェーハ28、28がアンロードステージ22に受け渡
され、アンロードステージ22の研磨布158、160
によってタッチアップ研磨される。また、この時、3枚
目及び4枚目のウェーハ28、28が研磨ステージ10
0の研磨定盤136Bで2次研磨される。
【0043】前記タッチアップ研磨が終了すると、チャ
ック90、92の吸着が解除される。そして、チャック
90、92が研磨布158、160から上昇移動される
と共に、位置決め用ピン176、176、176が突出
され、そして、噴射口162、162…から純水が研磨
布158、160に噴射される。これによって、研磨布
158、160上のウェーハ28が、研磨布158、1
60から剥離されながら中心出しされる。
【0044】前記ウェーハ28を離した前記チャック9
0、92は、次の加工前のウェーハ(5枚目と6枚目の
ウェーハ)28、28を受け取るためにロードステージ
18に向けて移動される。そして、前記ウェーハ28、
28がチャック90、92で保持されると、前述した動
作が繰り返し実施される。一方、アンロードステージ2
2で剥離され、中心出しされたウェーハ28は、搬送用
ロボット60によってスクラブ洗浄装置184に搬送さ
れる。ここでウェーハ28は、スクラブ洗浄装置184
のスポンジで洗浄される。そして、洗浄されたウェーハ
28は、搬送用ロボット62でスクラブ洗浄装置184
からスピン洗浄装置186に搬送され、ここでスピン洗
浄される。これにより、研磨後のウェーハ28が確実に
洗浄される。そして、スピン洗浄されたウェーハ28
は、搬送用ロボット62でスピン乾燥装置188に搬送
され、ここで乾燥される。そして、乾燥されたウェーハ
28は、搬送用ロボット62でアライナ190に搬送さ
れる。そして、アライナ190で再度の中心出しと厚み
測定が実施された後、搬送用ロボット30で保持され、
元のカセット26A〜26Dの所定の棚に収納される。
以上が、メタル膜が形成されたウェーハ28の加工工程
である。
【0045】次に、酸化膜が形成されているウェーハ2
8の研磨工程について説明する。酸化膜が形成されたウ
ェーハ28は、搬送用ロボット30によってカセット2
6Cから1枚ずつ取り出された後、仮置台32上に載置
され、そして、搬送用ロボット34によってアライナ1
6に搬送され、ここで厚み測定と中心出しが実施され
る。
【0046】次に、中心出しされたウェーハ28は、搬
送用ロボット36によってロードステージ18の凹部6
4、64に1枚ずつ搬送され、この凹部64、64に載
置される。次いで、ロードステージ18のフローティン
グ機構が駆動され、これによって、ウェーハ28は凹部
64においてフローティング支持される。そして、ロー
ドステージ18の噴射口82、82…から純水が噴射さ
れ、これによって、ウェーハ28の上面に埃等が付着す
るのが防止される。
【0047】この状態を維持しつつ、モータ116が駆
動されて支持部材104がアンロードステージ22の位
置から時計周り方向に回動され、ロードステージ18の
上方に位置される。次に、チャック90、92が下降移
動されて、1枚目のウェーハ28がチャック90に吸着
保持され、2枚目のウェーハ28がチャック92で吸着
保持される。これにより、2枚のウェーハ28がロード
ステージ18によって中心出しされた状態で前記チャッ
ク90、92に保持される。
【0048】チャック90、92で2枚のウェーハ2
8、28が保持されると、モータ116が駆動されて支
持部材104がロードステージ18の位置から時計周り
方向に回動され、研磨ステージ98の上方に位置され
る。この研磨ステージ98の研磨定盤136Aで、前記
ウェーハ28、28の研磨が開始される。ここまでの加
工工程は、メタル膜が形成されたウェーハ28と同様で
ある。
【0049】ウェーハ28の研磨が終了すると、このウ
ェーハ28は、酸化膜が形成されたウェーハ28であり
2次研磨をする必要がないため、研磨ステージ100に
は移動されず、アンロードステージ22に向けて移動さ
れる。即ち、駆動モータ116が駆動され、支持部材1
04が研磨ステージ98の位置から時計周り方向に回動
され、アンロードステージ22の上方に位置される。ま
た、この時、3枚目及び4枚目のウェーハ28、28が
チャック94、96に保持され、研磨ステージ98の研
磨定盤136Aで研磨される。
【0050】研磨終了したウェーハ28、28は、アン
ロードステージ22に受け渡される。なお、前記ウェー
ハ28は、酸化膜が形成されたウェーハ28でありタッ
チアップ研磨をする必要がないため、アンロードステー
ジ22では、研磨布158、160に代えて設けられた
スポンジで洗浄される。スポンジによる洗浄が終了する
と、チャック90、92の吸着が解除される。そして、
チャック90、92が研磨布158、160から上昇移
動されると共に、位置決め用ピン176、176、17
6が突出される。これによって、ウェーハ28がスポン
ジ上で中心出しされる。そして、このウェーハ28は、
搬送用ロボット60によってスクラブ洗浄装置184に
搬送される。これ以降の工程は、前記メタル膜が形成さ
れたウェーハ28と同一の工程なので、ここではその説
明を省略する。以上が、酸化膜が形成されたウェーハ2
8の加工工程である。
【0051】したがって、本実施の形態のウェーハ加工
装置10によれば、ウェーハ28の研磨加工に必要な各
装置、及び複数のステージを搬送用ロボット等によって
インラインで接続し、このラインに沿ってウェーハ28
を無駄なく効率良く流して加工するようにしたので、多
数枚のウェーハ28を円滑に連続して研磨することがで
きる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るウェー
ハ加工方法及びその装置によれば、カセット設置部に設
置されたカセットからウェーハを取り出し、このウェー
ハを位置決め部で中心出しし、中心出しされたウェーハ
をロードステージに受け渡して一時ストックし、ストッ
クされたウェーハが酸化膜を研磨するウェーハの場合に
は、このウェーハをチャックで保持し、第1の研磨定盤
に押し付けて酸化膜を研磨し、一方、ストックされたウ
ェーハが金属膜を研磨するウェーハの場合には、このウ
ェーハをチャックで保持し、第1の研磨定盤に押し付け
て金属膜を1次研磨した後、このウェーハを第2の研磨
定盤に押し付けて金属膜を2次研磨し、そして、研磨終
了したウェーハをチャックからアンロードステージに排
出してアンロードステージで一時ストックし、アンロー
ドステージでストックされたウェーハを洗浄乾燥部に搬
送して洗浄/乾燥し、洗浄/乾燥終了したウェーハを前
記カセットに搬送して収納するようにしたので、ウェー
ハを円滑に連続して研磨することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態が適用されたウェーハ加工
装置の平面図
【図2】図1のウェーハ加工装置に適用されたロードス
テージの平面図
【図3】図2に示したロードステージの断面図
【図4】図2に示したロードステージの要部拡大断面図
【図5】図1に示したウェーハ加工装置のウェーハ研磨
部の要部断面図
【図6】図1のウェーハ加工装置に適用されたガイドレ
ールの拡大断面図
【図7】図1のウェーハ加工装置に適用されたアンロー
ドステージの平面図
【図8】図7に示したアンロードステージの断面図
【符号の説明】
10…ウェーハ加工装置 14…カセット設置部 16、190…アライナ部 18…ロードステージ 20…ウェーハ研磨部 22…アンロードステージ 24…洗浄乾燥部 28…ウェーハ 90、92、94、96…チャック 98、100…研磨ステージ 136A、136B…研磨定盤 148…ガイドレール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工前のウェーハが収納されたカセットが
    設置されるカセット設置部と、 加工前のウェーハを所定の位置に位置決めする位置決め
    部と、 加工前のウェーハを受け取り一時ストックするロードス
    テージと、 ウェーハに形成された酸化膜を研磨すると共に、ウェー
    ハに形成された金属膜を1次研磨する第1の研磨定盤
    と、 ウェーハに形成された金属膜を2次研磨する第2の研磨
    定盤と、 研磨後のウェーハを受け取り一時ストックするアンロー
    ドステージと、 前記ロードステージにストックされた加工前のウェーハ
    を保持し、該ウェーハを前記第1の研磨定盤、第2の研
    磨定盤に押し付けて研磨すると共に、研磨後のウェーハ
    を前記アンロードステージに排出するチャックと、 研磨後のウェーハを洗浄し乾燥する洗浄乾燥部とを備
    え、 前記カセット設置部に設置された前記カセットからウェ
    ーハを取り出して、該ウェーハを位置決め部で位置決め
    し、 該位置決めされたウェーハをロードステージに受け渡し
    て一時ストックし、 該ストックされたウェーハが酸化膜を研磨するウェーハ
    の場合には、該ウェーハを前記チャックで保持し、前記
    第1の研磨定盤に押し付けて酸化膜を研磨し、一方、ス
    トックされたウェーハが金属膜を研磨するウェーハの場
    合には、該ウェーハを前記チャックで保持し、第1の研
    磨定盤に押し付けて金属膜を1次研磨した後、該ウェー
    ハを前記第2の研磨定盤に押し付けて金属膜を2次研磨
    し、 研磨終了したウェーハを前記チャックから前記アンロー
    ドステージに排出してアンロードステージで一時ストッ
    クし、 該アンロードステージでストックされたウェーハを前記
    洗浄乾燥部に搬送して洗浄/乾燥し、 該洗浄/乾燥終了したウェーハを前記カセットに搬送し
    て収納するようにしたことを特徴とするウェーハ加工方
    法。
  2. 【請求項2】加工前のウェーハが収納されたカセットが
    設置されるカセット設置部と、 加工前のウェーハを所定の位置に位置決めする位置決め
    部と、 前記カセット設置部に設置されたカセットから加工前の
    ウェーハを取り出し、該ウェーハを前記位置決め部に搬
    送する第1の搬送手段と、 加工前のウェーハを受け取り一時ストックするロードス
    テージと、 前記位置決め部で位置決めされた加工前のウェーハを前
    記ロードステージに搬送する第2の搬送手段と、 ウェーハに形成された酸化膜を研磨すると共に、ウェー
    ハに形成された金属膜を1次研磨する第1の研磨定盤
    と、 ウェーハに形成された金属膜を2次研磨する第2の研磨
    定盤と、 研磨後のウェーハを受け取り一時ストックするアンロー
    ドステージと、 前記ロードステージにストックされた加工前のウェーハ
    を保持し、該ウェーハを前記第1の研磨定盤、第2の研
    磨定盤に押し付けて研磨すると共に、研磨後のウェーハ
    を前記アンロードステージに排出するチャックと、 前記チャックを前記第1の研磨定盤及び第2の研磨定盤
    に向けて移動させると共に、前記アンロードステージに
    向けて移動させる駆動部と、 研磨後のウェーハを洗浄し乾燥する洗浄乾燥部と、 前記アンロードステージにストックされた研磨後のウェ
    ーハを前記洗浄乾燥部に搬送する第3の搬送手段と、 前記洗浄乾燥部で洗浄乾燥されたウェーハを前記カセッ
    トに向けて搬送し、該カセットに収納する第4の搬送手
    段と、 を備えたことを特徴とするウェーハ加工装置。
JP10296945A 1998-10-19 1998-10-19 ウェーハ加工方法及びその装置 Pending JP2000124172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10296945A JP2000124172A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 ウェーハ加工方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10296945A JP2000124172A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 ウェーハ加工方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000124172A true JP2000124172A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17840224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10296945A Pending JP2000124172A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 ウェーハ加工方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000124172A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6494768B2 (en) 2000-03-23 2002-12-17 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Wafer polishing apparatus
EP1291132A2 (en) * 2001-09-06 2003-03-12 Speedfam Co., Ltd. Semiconductor wafer polishing apparatus and polishing method
JP2011519166A (ja) * 2008-04-25 2011-06-30 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 高スループット化学機械研磨システム
KR20110081024A (ko) * 2010-01-07 2011-07-13 가부시키가이샤 오카모도 코사쿠 기카이 세이사쿠쇼 반도체 기판의 평탄화 가공 장치 및 평탄화 가공 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6494768B2 (en) 2000-03-23 2002-12-17 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Wafer polishing apparatus
EP1291132A2 (en) * 2001-09-06 2003-03-12 Speedfam Co., Ltd. Semiconductor wafer polishing apparatus and polishing method
EP1291132A3 (en) * 2001-09-06 2004-03-31 Speedfam Co., Ltd. Semiconductor wafer polishing apparatus and polishing method
JP2011519166A (ja) * 2008-04-25 2011-06-30 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 高スループット化学機械研磨システム
KR20110081024A (ko) * 2010-01-07 2011-07-13 가부시키가이샤 오카모도 코사쿠 기카이 세이사쿠쇼 반도체 기판의 평탄화 가공 장치 및 평탄화 가공 방법
JP2011142201A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Okamoto Machine Tool Works Ltd 半導体基板の平坦化加工装置および平坦化加工方法
KR101700964B1 (ko) * 2010-01-07 2017-01-31 가부시키가이샤 오카모도 코사쿠 기카이 세이사쿠쇼 반도체 기판의 평탄화 가공 장치 및 평탄화 가공 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100804715B1 (ko) 반도체기판회전유지장치 및 반도체기판처리장치
JP2655975B2 (ja) ウェーハ研磨装置
KR100876508B1 (ko) 기판처리장치
CN107818928B (zh) 基板清洗装置、基板处理装置、基板清洗方法及基板处理方法
EP1174912A1 (en) Semiconductor wafer processing apparatus and processing method
US6929529B2 (en) Polishing apparatus
US20070238399A1 (en) Chemical mechanical polishing system having multiple polishing stations and providing relative linear polishing motion
KR100619383B1 (ko) 스크러브 세정장치 및 스크러브 세정방법
JP2014082470A (ja) 基板処理装置
JP3048142B2 (ja) ウェーハ加工装置
JP2019216207A (ja) 基板処理方法
JP2008013851A (ja) 回転保持装置及び半導体基板処理装置
JP2006319249A (ja) 研磨装置、この研磨装置を用いた半導体デバイス製造方法及びこの製造方法により製造された半導体デバイス
JP3730829B2 (ja) 現像処理方法及び現像処理装置
JP2000124172A (ja) ウェーハ加工方法及びその装置
JP7359583B2 (ja) 加工装置
JP2001038615A (ja) ポリッシング装置
JPH10256345A (ja) 基板処理装置および基板搬送方法
JP2000127027A (ja) ウェーハ加工装置
JP2003100687A (ja) 基板処理装置及びその洗浄方法
US6547650B2 (en) Polishing apparatus
JP2000183020A (ja) 洗浄装置
US6494768B2 (en) Wafer polishing apparatus
JPH11274283A (ja) 搬送方法及び搬送装置
JPH08250457A (ja) 縦型ウエハ研磨装置