JP2000123914A - スライダ駆動コネクタ - Google Patents

スライダ駆動コネクタ

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JP2000123914A
JP2000123914A JP10297789A JP29778998A JP2000123914A JP 2000123914 A JP2000123914 A JP 2000123914A JP 10297789 A JP10297789 A JP 10297789A JP 29778998 A JP29778998 A JP 29778998A JP 2000123914 A JP2000123914 A JP 2000123914A
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一樹 西東
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悟 長瀬
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Corp
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化に対応し、かつスライダを遠隔操作で
きるスライダ駆動コネクタの提供。 【解決手段】 スライダ17の移動でピン側コネクタと
ソケット側コネクタとの嵌合又は抜去を起こす。スライ
ダの移動方向両端に夫々ワイヤー18,19を接続し、
ワイヤーの操作によりスライダを移動させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライダを移動さ
せることでコネクタ同士の嵌合又は抜去を行わせるスラ
イダ駆動コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスライダ駆動コネクタは例えば
特許第2722180号の特許公報に記載されている。
そのスライダ駆動コネクタにおいては、複数のコネクタ
をコネクタ収納体に収容し、そのコネクタ収納体に移動
自在にとりつけたスライダでコネクタ同士の嵌合又は抜
去を行わせる。具体的には、スライダに設けたカム溝に
コネクタを係合させ、スライダを移動させてカム溝にコ
ネクタを従動させ、これによりコネクタの嵌合又は抜去
を起こす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
被接続物である取付枠筐体間が狭ピッチ化されている。
これに応じ、スライダ駆動コネクタにも薄型化が要求さ
れている。しかし、薄型化が進むと、スライダ駆動コネ
クタにスライダを備えるためのスペースを設けるのが困
難になる。
【0004】また、従来のスライダ駆動コネクタは、ス
ライダの操作を遠隔的に行うことができないという欠点
をもつ。
【0005】それ故に本発明の課題は、薄型化に対応
し、かつスライダを遠隔操作できるスライダ駆動コネク
タを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、互いに
嵌合する複数のコネクタを収容するコネクタ収容体と、
前記コネクタ収容体に移動自在にとりつけられ、移動時
に前記コネクタ同士の嵌合又は抜去を起こすスライダと
を含むコネクタ装置において、前記スライダの移動方向
両端に夫々ワイヤーを接続し、前記ワイヤーの操作によ
り前記スライダを移動させるようにしたことを特徴とす
るスライダ駆動コネクタが得られる。
【0007】前記コネクタを嵌合状態でロックするロッ
ク部材を備えることは好ましい。
【0008】前記ロック部材は前記スライダに連動する
ことが好ましい。
【0009】好ましくは、前記ワイヤーを滑車を介して
一側に引き出す。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図4−図7を参照して、
本発明の実施の一形態に係るスライダ駆動コネクタを説
明する。
【0011】このスライダ駆動コネクタはコネクタ収容
体1を含んでいる。コネクタ収容体1は、第1の方向で
対向した対の取付枠2に取り付けられた対のブロック3
と、これらのブロック3間に空所を規定するようにネジ
4にて取り付けたフレーム5と、その空所を第1の方向
で多数に仕切るようにフレーム5に取り付けた多数の仕
切板6とを有する。なお図中では、仕切板6は第1の方
向での中間部分で図示を省略されている。
【0012】仕切板6の各相互間に対応して、ピン側コ
ネクタ7とソケット側コネクタ8が配設される。ピン側
コネクタ7とソケット側コネクタ8は、第1の方向に直
交する第2の方向で互いに対向し、かつその第2の方向
に移動可能である。ピン側コネクタ7及びソケット側コ
ネクタ8は、第1及び第2の方向に直交する第3の方向
における側面に突起又はボス7a,8aを備えている。
ピン側コネクタ7及びソケット側コネクタ8の各々に
は、ケーブル9が接続されている。なおピン側コネクタ
7は図8−図10に例示され、ソケット側コネクタ8は
図11−図13に例示されている。
【0013】第3の方向におけるフレーム5の外面側に
形成したレール部5aには、図14にも示すように、ロ
ック板11が備えられている。ロック板11は、図15
−図17にも示すように、ボス7a,8aに一対一で対
応して第2の方向にのびたキー溝12と、仕切板6に一
対一で対応した仕切板逃げ溝13とを有している。キー
溝12は一部がL字をなすように第1の方向に曲がって
ロック部14とされている。これらのキー溝12の各々
にボス7a,8aが挿入されている。ロック板11はさ
らに、第1の方向での一端に、外方に向けてL字状に曲
がって一方のブロック3のストッパー面3aに対向した
係合部15を備えている。なおロック板11は係合部1
5とブロック部3との間に介在したリターンバネ16の
復元力により第1の方向で一方に常時付勢されている。
【0014】フレーム5のレール部5aには、さらに、
スライダ17がロック板11に沿って第1の方向で端か
ら端までスライド可能に備えられている。勿論、スライ
ダ17の移動が仕切板6にて妨げられることはないよう
に作られている。スライダ17は、ロック板11に対向
した面に、ボス7a,8aを受け入れる一対のカム溝1
7aが後で明確になるようにテーパー状に形成されてい
る。
【0015】さらに、スライダ17の移動方向両端には
夫々ワイヤー18,19を接続し、これらのワイヤー1
8,19の操作によりスライダ17を第1の方向で移動
させるようにしている。ワイヤー18,19は、ブロッ
ク3に夫々設けた滑車21,22に掛け、このスライダ
駆動コネクタの一側に引き出している。ワイヤー18,
19には、図18及び図19に示すように、操作を容易
にするための取手23を取り付けているが、これは省略
可能である。係合部15にはワイヤー18を逃げるため
のワイヤー逃げ溝24が形成されている。なお25はネ
ジ穴、26はワイヤーレールである。
【0016】次に、上述したスライダ駆動コネクタの嵌
合及び抜去の動作について説明する。
【0017】図1はピン側コネクタ7とソケット側コネ
クタ8とが嵌合していない状態を示す。この時には、ス
ライダ17は図中の右端に位置している。一方のワイヤ
18を引くと、スライダ17がロック板11に沿って左
方へスライドする。その際、カム溝17aがボス7a,
8aに係合してこれらを互いに接近させ、結果として、
ピン側コネクタ7とソケット側コネクタ8とを順次嵌合
させる。したがってケーブル9間の接続がなされる。
【0018】図2のようにスライダ17が図中の左端に
達すると、ピン側コネクタ7とソケット側コネクタ8と
が嵌合し、嵌合状態になる。一方のワイヤー18をさら
に引くと、スライダ17がロック板11の係合部15を
押し、リターンバネ16に逆らってロック板11を左方
へ移動させる。すると、図3に示すように、キー溝12
のロック部14にボス7a,8aが入り込み、結果とし
て、ピン側コネクタ7とソケット側コネクタ8とが嵌合
状態にロックされる。さらに、一方のワイヤー18を、
このスライダ駆動コネクタの一部や取付枠2に引っ掛け
て止めるなどにより、この状態に保持するとよい。
【0019】一方のワイヤー18を引く力を解放する
と、リターンバネ16の復元力によりロック板11は右
方に押し動かされるので、キー溝12のロック部14か
らボス7a,8aが外れ、ピン側コネクタ7とソケット
側コネクタ8とが抜去可能になる。この状態で、他方の
ワイヤー19を引くと、スライダ17がロック板11に
沿って右方へスライドする。その際、カム溝17aがボ
ス7a,8aに係合してこれらを互いに離間させ、結果
として、ピン側コネクタ7とソケット側コネクタ8との
嵌合が順次抜去させる。したがってケーブル9間の接続
が開放される。図1のようにスライダ17が図中の右端
に達すると、ピン側コネクタ7とソケット側コネクタ8
とが全て抜去される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
薄型化に対応し、かつスライダを遠隔操作できるスライ
ダ駆動コネクタを提供することができる。しかも、ワイ
ヤーの操作によりスライダを移動させるため、冷却風の
妨げにもならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るスライダ駆動コネ
クタの非嵌合状態の正面図。
【図2】図1のスライダ駆動コネクタの嵌合状態の正面
図。
【図3】図1のスライダ駆動コネクタの嵌合ロック状態
の正面図。
【図4】図1のスライダ駆動コネクタの一部の部品を取
り外した状態の正面図。
【図5】図4の上面図。
【図6】図5の左側面図。
【図7】図5の VII−VII 線に沿って得られた断面図。
【図8】ピン側コネクタの正面図。
【図9】図8の左側面図。
【図10】図8の底面図。
【図11】ソケット側コネクタの正面図。
【図12】図11の左側面図。
【図13】図11の底面図。
【図14】図1のスライダ駆動コネクタの一部のみを示
した斜視図。
【図15】図1のスライダ駆動コネクタに含まれたロッ
ク板の正面図。
【図16】図15の右側面図。
【図17】図15の底面図。
【図18】図1のスライダ駆動コネクタに含まれたスラ
イダとワイヤーとを一方向から見た説明図。
【図19】図1のスライダ駆動コネクタに含まれたスラ
イダとワイヤーとを他方向から見た説明図。
【符号の説明】
1 コネクタ収容体 2 取付枠 3 ブロック 5 フレーム 5a レール部 6 仕切板 7 ピン側コネクタ 8 ソケット側コネクタ 7a,8a ボス 9 ケーブル 11 ロック板 12 キー溝 14 ロック部 15 係合部 16 リターンバネ 17 スライダ 17a カム溝 18,19 ワイヤー 21,22 滑車 23 取手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 悟 東京都港区五丁目7番1号 日本電気株式 会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA11 FB07 FC25 FC31 FC36 FC40 HB07 HB13 HC11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合する複数のコネクタを収容す
    るコネクタ収容体と、前記コネクタ収容体に移動自在に
    とりつけられ、移動時に前記コネクタ同士の嵌合又は抜
    去を起こすスライダとを含むコネクタ装置において、前
    記スライダの移動方向両端に夫々ワイヤーを接続し、前
    記ワイヤーの操作により前記スライダを移動させるよう
    にしたことを特徴とするスライダ駆動コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタを嵌合状態でロックするロ
    ック部材を備えた請求項1記載のスライダ駆動コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材は前記スライダに連動す
    る請求項2記載のスライダ駆動コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤーを滑車を介して一側に引き
    出した請求項1−3のいずれかに記載のスライダ駆動コ
    ネクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112886330A (zh) * 2021-01-13 2021-06-01 穆志鹏 一种带断开机构的网络插座

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112886330A (zh) * 2021-01-13 2021-06-01 穆志鹏 一种带断开机构的网络插座

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