JP2000123903A - モジュラーコネクタ - Google Patents

モジュラーコネクタ

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JP2000123903A JP10295378A JP29537898A JP2000123903A JP 2000123903 A JP2000123903 A JP 2000123903A JP 10295378 A JP10295378 A JP 10295378A JP 29537898 A JP29537898 A JP 29537898A JP 2000123903 A JP2000123903 A JP 2000123903A
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克也 江沢
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    • H01R13/646Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
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    • H01R13/6474Impedance matching by variation of conductive properties, e.g. by dimension variations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/941Crosstalk suppression

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 相手コネクタとの嵌合部を有する絶縁ハ
ウジングと、絶縁ハウジングに対として間隔を置いて並
設される複数の接触子とを備えたモジュラーコネクタに
おいて、接触子の各々は、嵌合部に配置される接触部
と、接触部に続いて絶縁ハウジングに固定される中間部
と、中間部に続く接続部とを有し、接触子の対のうち両
側に位置する対の接触子は、中間部において互いに交差
させられ、接触子の対のうち他のいずれかの対の接触子
は、中間部において互いに間隔が狭くなるようにされ且
つ接続部において互いに間隔が再び広くなるようにされ
ている。 【効果】 クロストーク特性の改善を、接触子の中間部
のみでなく、その後に長く続く接続部においても、接触
子間の間隔を適宜変更することにより、行っているの
で、設計の自由度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モジュラーコネク
タに関し、特に、モジュラージャック型コネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】モジュラーコネクタは、各種電子装置、
特に、通信装置において広く使用されるようになってき
ており、このモジュラーコネクタは、一般的に、相手コ
ネクタとの嵌合部を有する絶縁ハウジングと、この絶縁
ハウジングに対として間隔を置いて並設される複数の接
触子とを備えていて、非常に小型なものである。小型で
あるが故に、それらの接触子は、非常に接近して配設さ
れている。したがって、隣接する接触子間、特に、接触
子の細長い直線平行部分間にノイズまたはクロストーク
がどうしても生じてしまうという問題がある。
【0003】従来、このようなクロストークを排除また
は軽減するための種々な試みがなされてきている。この
ような試みとして、特開平7−106010号公報や特
開平8−64288号公報に開示されたようなものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら公報に開示され
た解決方法は、クロストークの軽減のためにグランドプ
レートとかキャパシタフィルタ等の付加的な部品を使用
しない点で、比較的に簡単で安価なものではあるが、次
のような点で問題のあるものであった。
【0005】これら従来のモジュラーコネクタにおいて
は、接触子の接触部と接続部との間の中間部の重なり程
度を調整することのみにより、クロストーク特性の最適
化を図っている。一方、モジュラーコネクタにおいて
は、接触子の中間部の寸法は、おおよそ一定である。寸
法変更できないような接触子の中間部のみでクロストー
ク特性を最適化しようとするのでは、モジュラーコネク
タ全体の大きさが大きく違ってくるような場合には、そ
の中間部の重なり程度を調整するだけでは、対応できな
くなってしまう。したがって、従来の解決方法では、ク
ロストーク特性の最適化のための設計の自由度が低いも
のであった。
【0006】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消し、クロストーク特性の最適化のための
設計に高い自由度を与えうるようなモジュラーコネクタ
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、相手コ
ネクタとの嵌合部を有する絶縁ハウジングと、該絶縁ハ
ウジングに対として間隔を置いて並設される複数の接触
子とを備えたモジュラーコネクタにおいて、前記接触子
の各々は、前記嵌合部に配置される接触部と、該接触部
に続いて絶縁ハウジングに固定される中間部と、該中間
部に続く接続部とを有しており、前記接触子の対のうち
両側に位置する対の接触子は、前記中間部において互い
に交差させられており、前記接触子の対のうち他のいず
れかの対の接触子は、前記中間部において互いに間隔が
狭くなるようにされ且つ前記接続部において互いに間隔
が再び広くなるようにされていることを特徴とする。
【0008】本発明の一つの実施の形態によれば、各対
をなしている接触子のうちの一方の接触子は、第1の種
類のリードフレームから与えられており、他方の接触子
は、第2の種類のリードフレームから与えられており、
前記第1の種類のリードフレームおよび第2の種類のリ
ードフレームのうちの一方のリードフレームは、実質的
に平板状である。
【0009】本発明の別の実施の形態によれば、前記各
接触子の中間部は、前記絶縁ハウジングに一体成形にて
固定されており、前記各接触子の接続部は、前記一体成
形の外部にて、L型に曲げられている。
【0010】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記他の対の接触子の接続部における間隔の広がりは、
前記L型の曲げの後で行われている。
【0011】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記接触子の接続部は、前記L型の曲げの近くまで取付
け基板を落とし込むことができるようにされている。
【0012】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記絶縁ハウジングは、前記嵌合部を少なくとも上下2
段に有しており、前記複数の接触子は、各段の嵌合部に
対応して設けられており、前記他の対の接触子の接続部
における間隔の広がりは、各段毎にクロストーク特性を
最適とするために変えられている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について、本発明をより詳細に説明す
る。
【0014】図1は、本発明の一実施例としてのモジュ
ラージャック型コネクタの部分を示す正面図であり、図
2は、図1のモジュラージャック型コネクタの拡大断面
図である。この実施例のモジュラージャック型コネクタ
の絶縁ハウジング100は、シールド板にて覆われてお
り、上下2段に複数個のジャック開口部110および1
20が並設されている。図1には、そのうちの下段のジ
ャック開口部110のうちの1つのみ、上段のジャック
開口部120のうちの1つのみ、がそれぞれ示されてい
る。これらジャック開口部110および120は、相手
コネクタであるモジュラープラグ型コネクタを嵌合させ
る嵌合部を構成している。図2は、各ジャック開口部1
10および120である嵌合部へ、モジュラープラグ型
コネクタ10を嵌合させた状態を示している。これらモ
ジュラープラグ型コネクタ10は、よく知られた通常の
ものであるので、ここでは、それら構造については詳述
しない。絶縁ハウジング100には、各ジャック開口部
110および120に対応する複数の接触子群200お
よび300が配設されている。この実施例では、高速伝
送を可能とするためにデータパルス信号およびその信号
に対して、同位相で逆パルスの反転した信号を1対とし
て、同時に伝送する差動伝送方式を採用しており、各接
触子群200および300は、8個の接触子からなって
いる。
【0015】次に、各段のモジュラーコネクタの詳細構
造について、特に、図3から図20を参照して説明す
る。
【0016】先ず、下段のモジュラーコネクタの詳細構
造について、特に、図3から図13を参照して説明す
る。図3は、そのモジュラーコネクタの平面図であり、
図4は、その右側面図であり、図5は、その底面図であ
り、図6は、その背面図であり、図7は、図3のA−A
線断面図であり、図8は、図5のB−B線断面図であ
る。これら図に示されるように、下段のモジュラーコネ
クタは、絶縁ハウジング部分101に、接触子群200
を配設してなっている。この実施例においては、接触子
群200は、端子No.1からNo.8とされた8個の接触子2
01から208からなっている。各接触子201から2
08は、それぞれ、図3から図8に示されるように、接
触部201Aから208A、中間部201Bから208
Bおよび接続部201Cから208Cを有している。
【0017】図9は、本発明によって絶縁ハウジング部
分101に配設された接触子群200の配列構成を分か
り易く示すため接触子のみを取り出して示す拡大斜視図
である。この図9に特によく示されるように、絶縁ハウ
ジング部分101の両側に位置する接触子対、すなわ
ち、端子No.1の接触子201と端子No.2の接触子202
は、対1とされ、および端子No.7の接触子207と端子
No.8の接触子208は、対4とされ、中間部において互
いに交差させられている。また、他の接触子対、すなわ
ち、端子No.3の接触子203と端子No.6の接触子206
は、対2とされ、および端子No.4の接触子204と端子
No.5の接触子205は、対3とされ、中間部において互
いに間隔が狭くなるように屈曲され且つ接続部において
互いに間隔が再び広くなるように屈曲されている。この
ように、本発明によれば、接触子同志の間隔を、それら
の中間部のみでなく、中間部および接続部の全体を通し
て適切に変更調整することにより、クロストークまたは
ノイズが最少となるようにしているのである。
【0018】次に、このような構造を有する下段のモジ
ュラーコネクタの製造方法の一例について、特に、図1
0から図13を参照しながら説明する。図10は、端子
No.2の接触子202、端子No.4の接触子204、端子N
o.6の接触子206および端子No.8の接触子208を与
えるための上側リードフレームの部分を示す平面図であ
り、図11は、その側面図である。これら図10および
図11に示されるように、上側リードフレーム210
は、バネ性のある導電金属シート材料から打ち抜き加工
により形成されたもので、送り孔212を有したフレー
ム部分211の間に、接触子202、204、206お
よび208をそれぞれ与えるための細長部分を有してい
る。図11によく示されるように、この上側リードフレ
ーム210は、全体として平板状である。
【0019】同様に、図12は、端子No.1の接触子20
1、端子No.3の接触子203、端子No.5の接触子205
および端子No.7の接触子207を与えるための下側リー
ドフレームの部分を示す平面図であり、図13は、その
側面図である。これら図12および図13に示されるよ
うに、下側リードフレーム220は、バネ性のある導電
金属シート材料から打ち抜き折り曲げ加工により形成さ
れたもので、送り孔222を有したフレーム部分221
の間に、接触子201、203、205および207を
それぞれ与えるための細長部分を有している。図13に
よく示されるように、この下側リードフレーム220
は、各接触子の中間部に相当する部分において折り曲げ
部223およびフレーム部分221と各接触子の接触部
に相当する部分との間において折り曲げ部分224を有
している。
【0020】これら上側リードフレーム210と下側リ
ードフレーム220とを、各接触子の接触部に相当する
部分を互いに1ピッチ分だけずれるようにして重ね合わ
せて、図10および図12に点線で示すように、また、
図7に示されるように、それらの各接触子の中間部に相
当する部分に対して絶縁ハウジング部分101を一体成
形する。このように絶縁ハウジング部分101を一体成
形した後、各接触子に相当する細長部分を各対応するフ
レーム部分211および221から切断分離する。その
後、図4および図9によく示されるように、一体成形
(絶縁ハウジング部分101)の外部にて、各接触子の
接触部201A〜208Aを下側に折り曲げ加工する。
また、一体成形(絶縁ハウジング部分101)の外部に
て、各接触子の接続部201C〜208Cを下側へL型
に折り曲げ加工する。
【0021】次に、上段のモジュラーコネクタの詳細構
造について、特に、図14から図20を参照して説明す
る。図14は、そのモジュラーコネクタの底面図であ
り、図15は、その左側面図であり、図16は、その背
面図である。これら図に示されるように、上段のモジュ
ラーコネクタは、絶縁ハウジング部分102に、接触子
群300を配設してなっている。この実施例において
は、接触子群300は、端子No.1からNo.8とされた8個
の接触子301から308からなっている。各接触子3
01から308は、それぞれ、図14から図16に示さ
れるように、接触部301Aから308A、中間部30
1Bから308Bおよび接続部301Cから308Cを
有している。
【0022】図9に関して下段のモジュラーコネクタに
ついて説明したのと同様に、本発明によって、絶縁ハウ
ジング部分102の両側に位置する接触子対、すなわ
ち、端子No.1の接触子301と端子No.2の接触子302
は、対1とされ、および端子No.7の接触子307と端子
No.8の接触子308は、対4とされ、中間部において互
いに交差させられている。また、他の接触子対、すなわ
ち、端子No.3の接触子303と端子No.6の接触子306
は、対2とされ、および端子No.4の接触子304と端子
No.5の接触子305は、対3とされ、中間部において互
いに間隔が狭くなるように屈曲され且つ接続部において
互いに間隔が再び広くなるように屈曲されている。この
ように、本発明によれば、接触子同志の間隔を、それら
の中間部のみでなく、中間部および接続部の全体を通し
て適切に変更調整することにより、クロストークまたは
ノイズが最少となるようにしているのである。
【0023】次に、このような構造を有する上段のモジ
ュラーコネクタの製造方法の一例について、特に、図1
7から図20を参照しながら説明する。図17は、端子
No.1の接触子301、端子No.3の接触子303、端子N
o.5の接触子305および端子No.7の接触子307を与
えるための上側リードフレームの部分を示す底面図であ
り、図18は、その側面図である。これら図17および
図18に示されるように、上側リードフレーム310
は、バネ性のある導電金属シート材料から打ち抜き加工
により形成されたもので、送り孔312を有したフレー
ム部分311の間に、接触子301、303、305お
よび307をそれぞれ与えるための細長部分を有してい
る。図18によく示されるように、この上側リードフレ
ーム310は、各接触子の中間部に相当する部分におい
て折り曲げ部313およびフレーム部分311と各接触
子の接触部に相当する部分との間において折り曲げ部分
314を有している。
【0024】同様に、図19は、端子No.2の接触子30
2、端子No.4の接触子304、端子No.6の接触子306
および端子No.8の接触子308を与えるための下側リー
ドフレームの部分を示す底面図であり、図20は、その
側面図である。これら図19および図20に示されるよ
うに、下側リードフレーム320は、バネ性のある導電
金属シート材料から打ち抜き折り曲げ加工により形成さ
れたもので、送り孔322を有したフレーム部分321
の間に、接触子302、304、306および308を
それぞれ与えるための細長部分を有している。図20に
よく示されるように、この下側リードフレーム320
は、全体として平板状である。
【0025】これら上側リードフレーム310と下側リ
ードフレーム320とを、各接触子の接触部に相当する
部分を互いに1ピッチ分だけずれるようにして重ね合わ
せて、図17および図19に点線で示すように、それら
の各接触子の中間部に相当する部分に対して絶縁ハウジ
ング部分102を一体成形する。このように絶縁ハウジ
ング部分102を一体成形した後、各接触子に相当する
細長部分を各対応するフレーム部分311および321
から切断分離する。その後、図15によく示されるよう
に、一体成形(絶縁ハウジング部分102)の外部に
て、各接触子の接触部301A〜308Aを上側に折り
曲げ加工する。また、一体成形(絶縁ハウジング部分1
02)の外部にて、各接触子の接続部301C〜308
Cを下側へL型に折り曲げ加工する。
【0026】前述したような各モジュラーコネクタにお
ける接触子群200および300の、本発明による配列
構成によって、各対間のクロストーク特性が改善される
理由について、図3に表れた例について説明しておく。
説明を簡単化するために、例えば、端子No.1の接触子2
01と端子No.2の接触子202との接触子対と、端子N
o.3の接触子203と端子No.6の接触子206との接触
子対との間のみでのクロストークについて述べる。接触
子203の接触部203Aに対しては、接触子配列ピッ
チをpとしたとき、1pの間隔をおいた接触子202の
接触部202Aから仮に負のクロストーク成分が誘起さ
れるとする。接触部203Aは、さらに2pの間隔をお
いた接触子201の接触部201Aからは先程とは逆で
微小な正のクロストーク成分が誘起される。接触子20
3の中間部203Bの屈曲部の前方部分に対しては1p
の間隔をおいた接触子202の中間部202Bの屈曲部
の前方部分から負のクロストーク成分、2pの間隔をお
いた接触子201の中間部201Bの屈曲部の前方部分
から微小な正のクロストークが誘起される。また、接触
子203の中間部203Bの屈曲部の後方部分に対して
は、約1pの間隔をおいた接触子201の中間部201
Bの屈曲部の後方部分から正のクロストーク成分、約3
pの間隔をおいた接触子202の中間部202Bの屈曲
部の後方部分から微小な負のクロストーク成分が誘起さ
れる。さらにまた、接触子203の接触部203CのL
型曲げの後の屈曲部までの部分に対しては、約1pの間
隔を置いた接触子201の接続部201CのL型曲げの
後の屈曲部までの部分から正のクロストーク成分が誘起
される。このように、接触子203について言えば、接
触子203の接触部203A、中間部203Bおよび接
続部203Cに対して誘起される他の接触子からのこれ
らのクロストーク成分の和ができるだけ零となるよう
に、接触子の各部分の長さおよび他の接触子の部分との
間の間隔を選定しておけばよい。他の接触子について
も、同様である。
【0027】前述したようなモジュラーコネクタの構成
によれば、クロストーク特性の改善だけでなく、基板上
にこのモジュラーコネクタを取付け実装したときの基板
上に表れる高さ寸法を小さくすることができる。すなわ
ち、本発明によれば、図6および図16に仮想線で示す
ように、L型曲げ部の広がり部分まで基板実装面1をも
ってくることができる。
【0028】
【発明の効果】クロストーク特性の改善を、接触子の中
間部のみでなく、その後に長く続く接続部においても、
接触子間の間隔を適宜変更することにより、行っている
ので、設計の自由度が高い。
【0029】ジャック開口部が上下2段となるようなも
のにおいても、各段のコネクタにおける各接触子の接続
部のL型曲げ部分における広がり部分を変えることによ
り、非常に容易に各段のコネクタにおけるクロストーク
特性を最適化することができる。
【0030】基板実装面を接触子のL型曲げ部の広がり
部分までもってくる(落とし込む)ことにより、基板実
装面上のコネクタの高さを小さくすることができる。
【0031】一体成形された絶縁ハウジングの外部で、
L型曲げを行うことにより、上下2列に配列するレセプ
タクルにおいて、上側下側の成形品を共用することがで
きる。
【0032】2種類のリードフレームを重ねて、絶縁ハ
ウジングを接触子部分の中間部のみにおいて一体成形す
ることにより、容易に製造することができる。この場合
において、少なくとも一方のリードフレームを略平板状
としたことにより、その一体成形も極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのモジュラージャック
型コネクタの部分を示す正面図である。
【図2】図1のモジュラージャック型コネクタの拡大断
面図である。
【図3】図1のモジュラージャック型コネクタの下段の
モジュラーコネクタの平面図である。
【図4】図3のモジュラーコネクタの右側面図である。
【図5】図3のモジュラーコネクタの底面図である。
【図6】図3のモジュラーコネクタの背面図である。
【図7】図3のA−A線断面図である。
【図8】図5のB−B線断面図である。
【図9】図3のモジュラーコネクタの絶縁ハウジング部
分に配設された接触子のみを取り出して示す拡大斜視図
である。
【図10】図3のモジュラーコネクタの接触子の一部分
を与えるための上側リードフレームの部分を示す平面図
である。
【図11】図10の上側リードフレームの側面図であ
る。
【図12】図3のモジュラーコネクタの接触子の残りの
部分を与えるための下側リードフレームの部分を示す平
面図である。
【図13】図12の下側リードフレームの側面図であ
る。
【図14】図1のモジュラージャック型コネクタの上段
のモジュラーコネクタの底面図である。
【図15】図14のモジュラーコネクタの左側面図であ
る。
【図16】図14のモジュラーコネクタの背面図であ
る。
【図17】図14のモジュラーコネクタの接触子の一部
分を与えるための上側リードフレームの部分を示す底面
図である。
【図18】図17の上側リードフレームの側面図であ
る。
【図19】図14のモジュラーコネクタの接触子の残り
の部分を与えるための下側リードフレームの部分を示す
底面図である。
【図20】図19の下側リードフレームの側面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板実装面 10 モジュラープラグ型コネクタ 100 モジュラージャック型コネクタの絶縁ハウジン
グ 101 絶縁ハウジング部分 102 絶縁ハウジング部分 110 ジャック開口部 120 ジャック開口部 200 接触子群 201〜208 接触子 201A〜208A 接触部 201B〜208B 中間部 201C〜208C 接続部 210 上側リードフレーム 211 フレーム部分 220 下側リードフレーム 221 フレーム部分 300 接触子群 301〜308 接触子 301A〜308A 接触部 301B〜308B 中間部 301C〜308C 接続部 310 上側リードフレーム 311 フレーム部分 320 下側リードフレーム 321 フレーム部分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手コネクタとの嵌合部を有する絶縁ハ
    ウジングと、該絶縁ハウジングに対として間隔を置いて
    並設される複数の接触子とを備えたモジュラーコネクタ
    において、前記接触子の各々は、前記嵌合部に配置され
    る接触部と、該接触部に続いて絶縁ハウジングに固定さ
    れる中間部と、該中間部に続く接続部とを有しており、
    前記接触子の対のうち両側に位置する対の接触子は、前
    記中間部において互いに交差させられており、前記接触
    子の対のうち他のいずれかの対の接触子は、前記中間部
    において互いに間隔が狭くなるようにされ且つ前記接続
    部において互いに間隔が再び広くなるようにされている
    ことを特徴とするモジュラーコネクタ。
  2. 【請求項2】 各対をなしている接触子のうちの一方の
    接触子は、第1の種類のリードフレームから与えられて
    おり、他方の接触子は、第2の種類のリードフレームか
    ら与えられており、前記第1の種類のリードフレームお
    よび第2の種類のリードフレームのうちの一方のリード
    フレームは、実質的に平板状である請求項1記載のモジ
    ュラーコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記各接触子の中間部は、前記絶縁ハウ
    ジングに一体成形にて固定されており、前記各接触子の
    接続部は、前記一体成形の外部にて、L型に曲げられて
    いる請求項1または2記載のモジュラーコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記他の対の接触子の接続部における間
    隔の広がりは、前記L型の曲げの後で行われている請求
    項3記載のモジュラーコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記接触子の接続部は、前記L型の曲げ
    の近くまで取付け基板を落とし込むことができるように
    されている請求項3または4記載のモジュラーコネク
    タ。
  6. 【請求項6】 前記絶縁ハウジングは、前記嵌合部を少
    なくとも上下2段に有しており、前記複数の接触子は、
    各段の嵌合部に対応して設けられており、前記他の対の
    接触子の接続部における間隔の広がりは、各段毎にクロ
    ストーク特性を最適とするために変えられている請求項
    3または4または5記載のモジュラーコネクタ。
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