JP2000123844A - 薄型電池の組立装置及び組立方法 - Google Patents

薄型電池の組立装置及び組立方法

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JP2000123844A
JP2000123844A JP29255798A JP29255798A JP2000123844A JP 2000123844 A JP2000123844 A JP 2000123844A JP 29255798 A JP29255798 A JP 29255798A JP 29255798 A JP29255798 A JP 29255798A JP 2000123844 A JP2000123844 A JP 2000123844A
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separator
assembling
gasket
negative electrode
cup
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JP29255798A
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Masao Suzuki
雅夫 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質、高精度の薄型仕様の電池を効率的に
製造する。 【解決手段】 電極材3を装填した略浅皿状のケース体
2にセパレータ4とガスケット5とが組み付けられた薄
型仕様の電池1を組み立てる。ケース体2を保持してセ
パレータ組付部Sとガスケット組付部Gとの2位置に移
動動作するケース体保持機構13と、ケース体2に対し
て組み付けられたセパレータ4を押し付けて互いに芯出
しされた状態を保持するセパレータ保持機構14とを備
える。セパレータ保持機構14は、セパレータ組付部S
でケース体2にセパレータ4を組み付けてなる中間体7
を、ガスケット5の組み付けを行うガスケット組付部G
へと移送する間においてもケース体2とセパレータ4と
の芯出し状態を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボタン型電池やコ
イン型電池等の扁平な薄型電池の組立装置及び組立方法
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコイン型リチウム電池は、連続組
立装置によって、負極半体と正極半体との組立がそれぞ
れ行われるとともにこれら負極半体と正極半体とが結合
されて組み立てが行われる。コイン型リチウム電池は、
負極半体或いは正極半体の開口部に封口シール材(ガス
ケット)を組み付けた状態でこれら負極半体と正極半体
との結合が行われることによって、内部が密閉される。
【0003】従来の標準的な仕様のコイン型リチウム電
池においては、前工程で内部に負極材101が装填され
た負極カップ100に対して、図11に示すようにセパ
レータ組付部においてセパレータ102の組付が行われ
る。すなわち、負極カップ100は、底面部100aの
外周部に立上り周壁100bが形成された全体略浅皿状
を呈しており、底面部100a上に負極材101が装填
される。負極カップ100は、同図(A)に示すように
立上り周壁100bの内径d100がセパレータ102の
外径d102に対してやや小径とされる。
【0004】セパレータ102は、所定の形状にカッテ
ィングされた不織布からなり負極カップ100の開口部
を閉塞するようにして供給される。セパレータ102
は、負極カップ100に対して互いに中心軸が一致され
た芯出しされた状態で、図11(B)に示すようにプッ
シャ103によって負極カップ100の内部へと押し込
まれる。セパレータ102は、上述したように負極カッ
プ100よりも大径とされていることから、図12に示
すようにその外周部102aが立上り周壁100bの内
面に沿ってh100の絞込み量を以って絞り込まれて負極
半体の中間体104を構成する。
【0005】中間体104は、プッシャ103の復帰動
作に伴って、負極カップ100に対するセパレータ10
2の押付力が解除される。中間体104は、上述したよ
うにセパレータ102が負極カップ100に対してその
外周部102aを立上り周壁100bに沿ってh102
絞込み量を以って絞り込まれている。したがって、中間
体104は、セパレータ102に対するプッシャ103
の押付力が解除されても絞り込まれた外周部102aの
反力が立上り周壁100bに作用することから、図13
に示すようにこのセパレータ102と負極カップ100
との芯出し状態が保持される。
【0006】中間体104は、負極カップ100とセパ
レータ102とが互いに芯出しされた状態を保持され
て、セパレータ組付部から次工程のガスケット組付部へ
と供給される。中間体104には、ガスケット組付部に
おいて負極カップ100の立上り周壁100b上に図示
しないガスケットが組み付けられることによって負極半
体を構成する。
【0007】上述した標準仕様のコイン型リチウム電池
においては、例えば負極カップ100の厚み寸法、換言
すれば立上り周壁100bの高さ寸法が約20mmであ
る。したがって、中間体104は、負極カップ100に
対してセパレータ102がその外周部102aを立上り
周壁100bの内面に沿って充分な絞込み量を以って絞
り込まれている。かかる中間体104は、セパレータ組
付部からガスケット組付部へと搬送される際にも、負極
カップ100に対してセパレータ102がずれることは
無く互いに芯出し状態が保持される。中間体104は、
以降の工程においてガスケットが組み付けられて負極半
体を構成するとともに正極半体との組み合わせが行われ
て標準仕様のコイン型リチウム電池を完成させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電池は、電
子機器等の電源として用いられているが、本体機器の小
型化、多機能化等に伴う対応として高容量化或いは小型
化が図られている。例えば、コイン型リチウム電池にお
いては、薄型化の要求に対応するために、図14及び図
15に示したような薄形の負極カップ120が用いられ
る。負極カップ120は、その基本的な構成を上述した
標準仕様コイン型リチウム電池の負極カップ100と同
等とするが、薄型化に対応するためにその立上り周壁1
21の高さ寸法が小さく構成されている。なお、薄型仕
様リチウム電池は、図14に示すように、同一仕様のセ
パレータ102やガスケットが用いられるとともに、同
一仕様のプッシャ103によって薄形の負極カップ12
0に対してセパレータ102が組み付けられる。
【0009】負極カップ120は、その立上り周壁12
1の高さ寸法が例えば1.2mm程度とされ、図15に
示すようにプッシャ103によって内部に押し込まれる
セパレータ102の外周部102aの絞込み量h102
極めて僅かな中間体122を構成する。中間体122
は、このために立上り周壁121に対して外周部102
aの反力が作用される充分な領域が確保されないことか
ら、セパレータ組付部からガスケット組付部へと搬送さ
れる際に負極カップ120に対するセパレータ102の
移動や脱落といった現象が生じる虞があった。
【0010】薄型仕様リチウム電池は、負極カップ12
0に対してセパレータ102が移動したり脱落した場合
に、負極半体と正極半体との結合部位に間隙が生じて漏
液等が発生してしまう。したがって、薄型仕様リチウム
電池は、従来の標準仕様リチウム電池の製造工程をその
まま用いて製造することができなかった。
【0011】薄型仕様リチウム電池の製造工程について
は、例えばセパレータ組付部とガスケット組付部との間
に目視検査や画像処理検査等の中間体122の検査工程
を設けることによって、セパレータ102の移動や脱落
を検出する対応を図ることが考慮される。しかしなが
ら、かかる薄型仕様リチウム電池の製造工程は、中間体
122の検査工程を設けることによって工程数が多くな
るとともに高価な画像処理検査装置を備えることから、
標準仕様リチウム電池の製造工程と比較して製造コスト
が高くなるとともに生産性も悪くなるといった問題があ
った。また、薄型仕様リチウム電池の製造工程は、かか
る検査工程においてもセパレータ102の微少な移動を
検出することが困難であり、セパレータ102とガスケ
ットとの間に生じる微少な間隙からの漏液等を発生させ
る。薄型仕様リチウム電池の製造工程は、このために高
精度、高品質のリチウム電池の製造が困難であり、歩留
まりが悪いといった問題があった。
【0012】したがって、本発明は、薄型のケース体に
対してセパレータの反力を利用せずに保持機構によって
芯出し状態を保持しながらガスケットの組み付けを行う
ことで、高品質性かつ高信頼性の薄型仕様の電池を効率
的に製造する薄型電池の組立装置及び組立方法を提供す
ることを目的に提案されたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる薄型電池の組立装置は、電極材を装填し
た略浅皿状を呈するケース体にセパレータを組み付ける
とともに、ケース体に対してガスケットを組み付けるこ
とにより薄型電池の組み立てを行う。薄型電池の組立装
置は、ケース体を保持して少なくともセパレータ組付部
とガスケット組付部との2位置に亘って移動動作させる
ケース体保持機構と、ケース体に対してセパレータを押
圧して芯出状態に保持するセパレータ保持機構とを備え
て構成される。セパレータ保持機構は、ケース体保持機
構によってセパレータ組立部からガスケット組立部へと
移動される間においても、ケース体とセパレータとの芯
出状態を保持する。
【0014】以上のように構成された本発明にかかる薄
型電池の組立装置によれば、ケース体にセパレータを組
み付けた中間体が、セパレータ組立部からガスケット組
付部へと移送されてガスケットを組み付けるまでに、セ
パレータの反力によること無くケース体保持機構によっ
て互いに芯出し状態に保持される。したがって、薄型電
池の組立装置は、ケース体に対してセパレータの脱落や
移動による芯ズレの発生が確実に防止されることから、
工程内での検査工程を不要として高品質性かつ高信頼性
の薄型電池を効率的に製造する。
【0015】また、上述した目的を達成する本発明にか
かる薄型電池の組立方法は、少なくとも、セパレータ組
立部において電極材を装填した略浅皿状を呈するケース
体にセパレータを組み付けるセパレータ組付工程と、セ
パレータを組み付けたケース体をセパレータ組立部から
ガスケット組付部へと移送する移送工程と、ガスケット
組付部においてケース体の開口部にガスケットを組み付
けるガスケット組付工程とを有する。
【0016】以上の工程を有する本発明にかかる薄型電
池の組立方法によれば、ケース体とセパレータとの中間
体が、セパレータをケース体に押圧するセパレータ保持
機構によってセパレータ組立部からガスケット組付部へ
と移送する間においても互いに芯出しされた状態を保持
され、この状態でガスケットの組み付けが行われる。し
たがって、薄型電池の組立方法によれば、ケース体に対
してセパレータの脱落や移動による芯ズレの発生が確実
に防止され、工程内での検査工程を不要として高品質性
かつ高信頼性の薄型電池を効率的に製造する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態は、連
続組立装置によって組立が行われる薄型仕様のコイン型
リチウム電池を構成する負極半体1の組立装置10及び
その組立工程を示す。負極半体1は、負極カップ2に対
して、負極材3と、セパレータ4と、ガスケット5とが
組み付けられてなり、別工程によって組立が行われた図
示しない正極半体とガスケット5を介して組み合わされ
てコイン型リチウム電池を構成する。
【0018】組立装置10は、連続組立装置中に設置さ
れた個別組立装置であり、前工程から供給された負極カ
ップ2に対してセパレータ4を組み付けるセパレータ組
付部Sとガスケット5を組み付けるガスケット組付部G
とが構成されている。組立装置10は、図1において右
側の前工程から負極材3が装填された負極カップ2が供
給されるとともに、この負極カップ2に対してセパレー
タ4とガスケット5とを組み付けて負極半体1を組み立
てた後に左側の次工程へと搬送する。組立装置10は、
基台11を中心として負極カップ2の供給側にセパレー
タ組付部Sが構成され、搬送側にガスケット組付部Gが
構成されてなる。
【0019】組立装置10は、図1及び図2に示すよう
に、基台11と、この基台11の一方側面に設けられた
水平な移送テーブル12と、負極カップ保持機構13及
びセパレータ保持機構14と、セパレータ組付部Sを構
成するセパレータ供給機構15と、ガスケット組付部G
を構成するガスケット供給・セパレータ保持機構16と
を備えて構成されている。また、組立装置10は、カッ
プ保持機構13及びセパレータ保持機構14を搭載する
とともに移送テーブル12に沿ってセパレータ組付部S
とガスケット組付部Gとの2位置に往復移動される支持
台17と、この支持台17の駆動機構を構成するトラバ
ースシリンダ18とを備えて構成されている。さらに、
組立装置10は、セパレータ組付部Sを構成するホール
ドシリンダ19と、ガスケット組付部Gを構成するガス
ケット嵌合シリンダ20とを備えて構成される。
【0020】負極カップ保持機構13は、図1乃至図3
に示すように、カップホルダ部材21と、カップアッパ
部材22と、カップホルダ部材21と支持台17との間
に圧縮状態で装着されたコイルスプリング23等の部材
によって構成されている。カップホルダ部材21は、負
極カップ2の外径よりもやや大径とされ、上面に開口す
る円形の嵌合凹部21aが形成されるとともにこの嵌合
凹部21aの底面の中央部から底面部に貫通するガイド
孔21bが形成されている。嵌合凹部21aには、その
開口縁にすり鉢状を呈するガイドテーパ21cが形成さ
れている。
【0021】カップアッパ部材22は、カップホルダ部
材21の嵌合凹部21aに嵌合される円盤状のカップ装
着部22aと、このカップ装着部22aの底面の中央部
に位置して一体に形成された押上軸部22bとから構成
されている。カップアッパ部材22は、詳細を後述する
が押上軸部22bに連結されたホールドシリンダ19及
びガスケット嵌合シリンダ20によって昇降動作され
る。カップアッパ部材22は、カップ装着部22aがカ
ップホルダ部材21内に収納された下降位置において
は、カップホルダ部材21を介してコイルスプリング2
3を圧縮状態として弾性力を畜勢させる。カップアッパ
部材22は、カップ装着部22aがカップホルダ部材2
1から上方へと突出する上昇位置においては、カップホ
ルダ部材21を介してのコイルスプリング23の圧縮状
態を開放する。したがって、カップホルダ部材21は、
コイルスプリング23の弾性力によって上昇動作する。
【0022】カップ装着部22aは、負極カップ2の底
面部の外径とほぼ等しい外径を有するとともにカップホ
ルダ部材21の嵌合凹部21aに嵌合された状態におい
て、その上面がガイドテーパ21cの下端部と同一面を
構成する。押上軸部22bは、ガイド孔21bを貫通す
るとともに、さらに支持台17に形成したガイド孔17
aを貫通してその下方へと延在される。押上軸部22b
は、下端部が詳細を後述するトラバースシリンダ18及
びガスケット嵌合シリンダ20と連結されている。
【0023】以上のように構成された負極カップ保持機
構13には、詳細を後述するようにセパレータ組付部S
においてカップホルダ部材21上に負極カップ2が供給
される。負極カップ保持機構13は、負極カップ2をガ
イドテーパ21cによってその外周部を規制しながらカ
ップアッパ部材22上に位置決めした状態で装着させ
る。負極カップ保持機構13は、セパレータ組付部Sに
おいて負極カップ2に対してセパレータ4が組み合わさ
れる、このセパレータ4をセパレータ保持機構14によ
って保持した状態でガスケット組付部Gへと移送され
る。
【0024】セパレータ保持機構14は、セパレータ保
持部材24と、このセパレータ保持部材24をスライド
動作させるホールドシリンダ25と、支持台17に設け
られたスライドガイド台26等の部材によって構成され
ている。セパレータ保持部材24は、全体矩形を呈する
レバー部材であり、図4に示すように先端部の底面にセ
パレータ押圧部24aが一体に膨出形成されるととも
に、このセパレータ押圧部24aの先端から高さ方向の
ガイド切欠き部24bがU字状に切り欠かれている。
【0025】ホールドシリンダ25は、セパレータ保持
部材24の基端を連結して、このセパレータ保持部材2
4を後述するようにカップホルダ部材21に対向する位
置と退避する位置との2位置にスライド動作させる。ホ
ールドシリンダ25は、詳細には支持台17に沿ってス
ライドガイド台26をスライド動作させる。セパレータ
保持部材24は、カップホルダ部材21と対向位置され
た状態において、ガイド切欠き24bの中心が嵌合凹部
21aの中心と一致される。セパレータ保持部材24
は、カップホルダ部材21から退避位置された状態にお
いて、その先端部がカップホルダ部材21の外周部の外
側に位置される。勿論、ホールドシリンダ25は、セパ
レータ保持部材24を上述した2位置に切換動作させれ
ばよく、スライド動作に限定されず回動動作させるよう
にしてもよい。
【0026】以上のように構成されたセパレータ保持機
構14は、セパレータ供給機構15によって負極カップ
2に組み付けられたセパレータ4を押圧することによ
り、これら負極カップ2とセパレータ4とが互いに芯出
しされた状態に保持する。すなわち、負極カップ2は、
薄形であることからセパレータ4の外周部に充分な絞込
み部位を生じさせ得ない。セパレータ保持機構14は、
負極カップ保持機構13が、負極カップ2にセパレータ
4を組み付けた状態でセパレータ組付部Sからガスケッ
ト組付部Gへと移送される際に、セパレータ4を負極カ
ップ2に押圧することによって移動しないように保持す
る。
【0027】セパレータ供給機構15は、セパレータ組
付部Sに位置された負極カップ保持機構13の上方部に
対応位置して、基台11の一端側に形成した第1のアー
ム部11aに支持されている。セパレータ供給機構15
は、セパレータ押圧シリンダ27と、セパレータプッシ
ャ28と、セパレータホルダ部材29等の部材によって
構成されている。セパレータ押圧シリンダ27は、セパ
レータプッシャ28を図1及び図2において高さ方向に
昇降動作させる。セパレータプッシャ28は、負極カッ
プ保持機構13がセパレータ組付部Sに位置された状態
において、カップホルダ部材21と中心軸を一致され
る。なお、セパレータ供給機構15には、詳細を省略す
るがセパレータ形成機構が付設されている。
【0028】セパレータホルダ部材29は、セパレータ
4の外径とほぼ等しい開口径のガイド開口部29aが形
成されたリング状を呈している。セパレータホルダ部材
29は、ガイド開口部29aがその中心をセパレータプ
ッシャ28及びカップホルダ部材21の中心と一致され
ている。セパレータホルダ部材29には、供給されたセ
パレータ4を保持するために、図3に示すようにガイド
開口部29aの底部を縮径するセパレータ保持壁29b
が内周壁に突設されている。したがって、セパレータホ
ルダ部材29は、セパレータ保持壁29bによってセパ
レータ4の外周部を支持してこれをガイド開口部29a
内に保持する。
【0029】セパレータ供給機構15には、図3に示す
ようにセパレータプッシャ28とセパレータホルダ部材
29との間に、不織布等からなる帯状のセパレータ素材
6が図示しない供給・巻取機構により供給される。セパ
レータ素材6は、セパレータホルダ部材29に対応位置
して配置されたセパレータ形成機構を構成するポンチ3
0が動作することにより、所定の外径を有するセパレー
タ4が打ち抜き形成される。セパレータ4は、ポンチ3
0を介してセパレータホルダ部材29のガイド開口部2
9a内へと供給され、セパレータ保持壁29b上に保持
される。なお、セパレータ形成機構については、セパレ
ータ供給機構15とは別箇所に配設し、適宜の供給機構
によってセパレータ4を1個ずつセパレータホルダ部材
29に供給するようにしてもよい。
【0030】以上のように構成されたセパレータ供給機
構15には、ポンチ30によって打ち抜き形成されたセ
パレータ4がセパレータホルダ部材29に供給される。
セパレータ供給機構15は、負極カップ保持機構13が
セパレータ組付部Sに位置された状態において、セパレ
ータ押圧シリンダ27が駆動される。セパレータ供給機
構15は、セパレータ押圧シリンダ27によってセパレ
ータプッシャ28を下降動作させてセパレータホルダ部
材29に保持されたセパレータ4を負極カップ保持機構
13のカップホルダ部材21へと押し出する。セパレー
タ供給機構15は、かかる動作によってセパレータ4を
カップホルダ部材21に保持した負極カップ2に対して
組み付ける。
【0031】セパレータ供給機構15は、セパレータプ
ッシャ28とセパレータホルダ部材29とが、負極カッ
プ保持機構13側のカップホルダ部材21及びカップア
ッパ部材22と中心軸を一致されている。したがって、
セパレータ供給機構15は、カップホルダ部材21を介
してカップアッパ部材22に装着された負極カップ2に
対してセパレータ4を互いに中心軸を一致させて、換言
すれば負極カップ2とセパレータ4とを互いに芯出し状
態で組み付ける。
【0032】ガスケット供給・セパレータ保持機構16
は、ガスケット組付部Gに位置された負極カップ保持機
構13の上方部に対応位置して、基台11の他端側に形
成した第2のアーム部11bに支持されている。ガスケ
ット供給・セパレータ保持機構16は、セパレータ保持
シリンダ31と、セパレータ保持プッシャ32と、プッ
シャガイド33と、ガスケットキャリア部材34及び上
述したガスケット嵌合シリンダ20等の部材によって構
成されている。セパレータ保持シリンダ31は、セパレ
ータ保持プッシャ32を図1において上下方向に昇降動
作させる。セパレータ保持プッシャ32は、図6に示す
ように筒状のプッシャガイド33の内部を昇降動作さ
れ、負極カップ保持機構13がガスケット組付部Gに位
置された状態においてカップホルダ部材21と中心軸を
一致される。
【0033】プッシャガイド33には、図6に示すよう
に一端部を図示しない真空装置に接続された吸引孔33
aが設けられている。プッシャガイド33には、その下
端部にガスケットキャリア部材34が付設されている。
ガスケットキャリア部材34には、ガスケット装着開口
34aが設けられており、図示しないガスケット供給機
構から供給されたガスケット5が吸引孔33aに生成さ
れた真空吸着力によって装着保持される。なお、ガスケ
ット供給機構は、詳細を省略するがガスケット5を表裏
整列、位置出しする機構が設けられており、ガスケット
キャリア部材34に対して1個ずつガスケット5を供給
する。
【0034】以上のように構成されたガスケット供給・
セパレータ保持機構16は、負極カップ保持機構13が
ガスケット組付部Gに位置された状態において、セパレ
ータ保持シリンダ31が駆動される。セパレータ供給機
構15は、セパレータ保持シリンダ31によってセパレ
ータ保持プッシャ32を下降動作させてセパレータ4を
組み付けた負極カップ2をカップホルダ部材21に押し
付ける。ガスケット供給・セパレータ保持機構16は、
セパレータ保持機構14が駆動されてセパレータ保持部
材24による負極カップ2とセパレータ4との保持状態
が解除されているが、このセバレータ保持部材24に代
わってセパレータ保持プッシャ32により負極カップ2
とセパレータ4との芯出し状態を保持する。
【0035】ガスケット供給・セパレータ保持機構16
は、このようにしてセパレータ保持プッシャ32によっ
て負極カップ2とセパレータ4とを保持した状態で、ガ
スケット嵌合シリンダ20が駆動される。ガスケット供
給・セパレータ保持機構16は、ガスケット嵌合シリン
ダ20が押上軸部22bを介してカップアッパ部材22
を上方へと押上げ動作させることにより、ガスケットキ
ャリア部材34に装着されたガスケット5を負極カップ
2に嵌合させて負極半体1を組み立てる。
【0036】ホールドシリンダ19とガスケット嵌合シ
リンダ20とは、図1に示すように移送テーブル20の
下方部に位置された取付ブラケット35上にそれぞれ配
設されている。ホールドシリンダ19とガスケット嵌合
シリンダ20とは、連結部材36を介して支持台17の
ガイド孔17aを貫通して下方へと延在されたカップア
ッパ部材22の押上軸部22bにそれぞれ連結されてい
る。ホールドシリンダ19とガスケット嵌合シリンダ2
0とは、取付ブラケット35が連結ブラケット37によ
って支持台17と連結されることによって、この支持台
17のスライド動作と一体に図1において左右方向に移
動動作する。
【0037】ホールドシリンダ19は、上述したように
セパレータ組付部Sにおいて、負極カップ保持機構13
のカップアッパ部材22を昇降動作させる。ガスケット
嵌合シリンダ20は、上述したようにガスケット組付部
Gにおいて、負極カップ保持機構13のカップアッパ部
材22を昇降動作させる。
【0038】以上のように構成された組立装置10につ
いて、以下図3乃至図10を参照して負極半体1の組立
工程について説明する。負極半体1の組立工程は、図3
に示すように、負極カップ保持機構13のカップホルダ
部材21に対して負極カップ2を供給する負極カップ供
給工程を第1工程とする。負極カップ供給工程において
は、負極カップ保持機構13がセパレータ組付部Sに位
置されており、カップアッパ部材22がそのカップ装着
部22aをカップホルダ部材21内に位置させることで
カップホルダ部材21を介してコイルスプリング23を
圧縮状態に保持している。
【0039】負極カップ供給工程においては、前工程に
おいてその内部に負極材3が装填された負極カップ2が
図示しない整列・搬送機構等を介して負極カップ保持機
構13へと搬送され、図示しない供給・位置決め機構に
よってカップホルダ部材21へと供給される。負極カッ
プ2は、カップホルダ部材21のガイドテーパ21cに
外周部を規制されてカップアッパ部材22のカップ装着
部22a上に位置決め装着される。また、負極カップ供
給工程においては、セパレータ形成機構のポンチ30が
作動されてセパレータ素材6からセパレータ4が打ち抜
き形成されて、このセパレータ4がセパレータホルダ部
材29内に供給されている。
【0040】負極半体1の組立工程は、図4に示すよう
に、セパレータ供給機構15が駆動されてセパレータ4
を負極カップ2に組み付けることにより中間体7を組み
立てるセパレータ組付工程を第2工程とする。セパレー
タ組付工程においては、セパレータ押圧シリンダ27が
駆動されてセパレータプレッシャ27が同図矢印で示す
ように下降動作して、セパレータホルダ部材29内に装
填されたセパレータ4を負極カップ2に組み合わせる。
中間体7は、負極カップ保持機構13とセパレータ供給
機構15とが互いに位置決めされた状態にあることか
ら、負極カップ2とセパレータ4とが互いに芯出しされ
た状態とされている。
【0041】セパレータ組付工程においては、セパレー
タプレッシャ27がセパレータ4を負極カップ2に組み
合わせた状態でセパレータ保持機構14が駆動される。
セパレータ組付工程においては、セパレータ保持機構1
4のホールドシリンダ25により、セパレータ保持部材
24が図3(A)の矢印で示すようにセパレータホルダ
部材29側へと前進してその上方に位置された状態とさ
れる。セパレータ保持部材24は、同図(B)に示すよ
うに先端部に形成したガイド切欠き部24bからセパレ
ータプレッシャ27を貫通させている。
【0042】負極半体1の組立工程は、図5に示すよう
に、セパレータ保持機構14によって中間体7を保持す
る第1の中間体保持工程を第3工程とする。第1の中間
体保持工程でにおいては、セパレータ押圧シリンダ27
が駆動されてセパレータプレッシャ27が同図矢印で示
すように初期位置へと上昇動作することによって、この
セパレータプレッシャ27による中間体7の押圧状態が
解除される。第1の中間体保持工程においては、セパレ
ータプレッシャ27の復帰動作に連動してホールドシリ
ンダ19が駆動されることによって、カップアッパ部材
22がカップホルダ部材21から上昇動作される。
【0043】第1の中間体保持工程においては、このカ
ップアッパ部材22の上昇動作によって中間体7が押し
上げられ、セパレータ保持部材24のセパレータ押圧部
24aにセパレータ4が押し付けられる。したがって、
中間体7は、カップホルダ部材21とセパレータ保持部
材24とで挟み込まれることによって、負極カップ2と
セパレータ4との芯出し状態が保持される。
【0044】負極半体1の組立工程は、トラバースシリ
ンダ18が駆動されて中間体7をセパレータ組付部Sか
らガスケット組付部Gへと移送する中間体移送工程を第
4の工程とする。中間体移送工程においては、トラバー
スシリンダ18によって支持台17を移送テーブル12
に沿ってスライド動作させる。中間体移送工程において
は、支持台17のスライド動作に伴って、この支持台1
7に設けた負極カップ保持機構13及びセパレータ保持
機構14がセパレータ組付部Sからガスケット組付部G
へと移動する。中間体移送工程においては、支持台17
のスライド動作に伴って、ホールドシリンダ19とガス
ケット嵌合シリンダ20もセパレータ組付部Sからガス
ケット組付部Gへと移動する。
【0045】中間体移送工程においては、中間体7をカ
ップホルダ部材21とセパレータ保持部材24とで挟み
込んだ状態で移送することから、負極カップ2に対して
セパレータ4が移動したり脱落したりすることが防止さ
れ、芯出し状態で組み合わされた負極カップ2とセパレ
ータ4とが確実に保持されている。図6は、中間体7が
ガスケット組付部Gへと移送された状態を示しており、
負極カップ保持機構13がガスケット供給・セパレータ
保持機構16に対応位置している。中間体移送工程にお
いては、図示しないガスケット供給機構からガスケット
キャリア部材34のガスケット装着開口34a内にガス
ケット5が供給され、吸引孔33aに生成された真空吸
着力によって装着保持されている。
【0046】負極半体1の組立工程は、図7に示すよう
に、ガスケット供給・セパレータ保持機構16のセパレ
ータ保持プッシャ32によって中間体7を保持する第2
の中間体保持工程を第5の工程とする。第2の中間体保
持工程においては、セパレータ保持シリンダ31により
同図矢印で示すように下降動作されるセパレータ保持プ
ッシャ32によって、中間体7をカップアッパ部材22
に押圧する。セパレータ保持プッシャ32は、セパレー
タ保持部材24のガイド切欠き部24bを貫通する。
【0047】第2の中間体保持工程においては、上述し
たセパレータ保持プッシャ32の動作に連動してホール
ドシリンダ19が動作することによって、カップアッパ
部材22がカップホルダ部材21内に収納された状態と
なる。カップホルダ部材21は、カップアッパ部材22
によって押圧され、コイルスプリング23を圧縮して弾
性力を畜勢させる。セパレータ保持部材24は、カップ
ホルダ部材21の下降動作によって、図7に示すように
中間体7に対する押圧動作が開放される。
【0048】負極半体1の組立工程は、図8に示すよう
に、セパレータ保持部材24がガスケット組付部Gから
セパレータ組付部Sへと復帰するセパレータ保持部材復
帰工程を第6工程とする。セパレータ保持部材復帰工程
においては、ホールドシリンダ25が駆動されることに
よってスライドガイド台26が支持台17に沿って初期
位置へと復帰する。中間体7は、セパレータ保持部材2
4による保持状態から開放されるが、セパレータ保持プ
ッシャ32によってカップアッパ部材22に押圧されて
いることから、セパレータ保持部材復帰工程においても
負極カップ2とセパレータ4との芯出し状態が保持され
る。
【0049】負極半体1の組立工程は、図9に示すよう
に、中間体7に対してガスケット5を組み付けるガスケ
ット嵌合工程を第7工程とする。ガスケット嵌合工程に
おいては、ガスケット嵌合シリンダ20が駆動されるこ
とによってカップアッパ部材22がカップホルダ部材2
1から上昇動作される。ガスケット嵌合工程において
は、カップアッパ部材22をガスケットキャリア部材3
4に押し付けるまで上昇動作させることによって、この
ガスケットキャリア部材34に保持されたガスケット5
を中間体7を構成する負極カップ2に嵌合させて負極半
体1を組立てる。
【0050】中間体7は、カップアッパ部材22とセパ
レータ保持プッシャ32とによって挟持されていること
から、負極カップ2とセパレータ4との芯出し状態が確
実に保持されたままガスケット5の嵌合が行われる。な
お、ガスケット嵌合工程においては、カップホルダ部材
21がコイルスプリング23の弾性力によって上昇動作
して負極カップ2の芯ずれを防止する。
【0051】負極半体1の組立工程は、図10に示すよ
うに、組み立てられた負極半体1を負極カップ保持機構
13から取り出す負極半体取出工程を第8工程とする。
負極半体取出工程においては、上述した負極半体1の組
立が終了すると図示しない真空装置が停止されるととも
にガスケット嵌合シリンダ20の復帰動作によってカッ
プアッパ部材22が下降動作される。負極半体取出工程
においては、カップアッパ部材22を介してカップホル
ダ部材21も下降動作する。負極半体取出工程において
は、カップホルダ部材21中に落下した負極半体1を、
図示しないピックアップ機構によって取り出して次工程
へと供給する。
【0052】負極半体1の組立工程は、負極半体取出工
程が終了すると、トラバースシリンダ18が駆動され、
支持台17を移送テーブル12に沿って初期位置へとス
ライド動作させる復帰工程が行われる。復帰工程におい
ては、支持台17のスライド動作に伴って、この支持台
17に設けた負極カップ保持機構13及びセパレータ保
持機構14がガスケット組付部Gからセパレータ組付部
Sへと復帰して図3に示した状態となる。復帰工程にお
いては、支持台17の復帰動作に伴って、ホールドシリ
ンダ19とガスケット嵌合シリンダ20もガスケット組
付部Gからセパレータ組付部Sへと復帰して図3に示し
た状態となる。負極半体1の組立工程は、上述した一連
の工程を以って1サイクルを終了する。
【0053】なお、本発明は、上述したセパレータ組立
部Sとガスケット組立部Gとが基台11に搭載されて薄
型仕様のリチウム電池の負極半体1を組み立てる組立装
置10に限定されるものでは無い。組立装置は、例えば
連続自動組立装置の工程に沿ってセパレータ組立工程と
ガスケット組立工程とをそれぞれ担当する装置として構
成してもよい。また、対象とする電池については、コイ
ン形リチウム電池に限定されず、リチウムイオン電池や
その他の薄型仕様の電池であってもよく、正極半体の組
立に採用してもよい。
【0054】また、組立装置10は、各機構や各部材に
ついて、上述した構成に限定されるものでは無い。セバ
レータ保持機構14は、レバー状のセパレータ保持部材
24によって中間体の中心部を押圧するようにしたが、
例えばリング状に形成されることによって中間体7の外
周部を押圧保持するように構成してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる薄型電池の組立装置は、ケース体保持機構に保持さ
れたケース体とセパレータとの組立体がセパレータ組付
部からガスケット組付部へと移送される間においてもセ
パレータ保持機構によって芯出し状態に保持されること
から、ケース体に対してセパレータの脱落や移動による
芯ズレの発生が確実に防止される。したがって、薄型電
池の組立装置は、工程内での検査工程を不要として、高
品質性かつ高信頼性の薄型電池を効率的に製造すること
を可能とする。
【0056】また、本発明にかかる薄型電池の組立方法
によれば、ケース体とセパレータとの組立体をセパレー
タ組付部からガスケット組付部へと移送する移送工程中
においてもこの組立体をセパレータ保持機構によって保
持することから、ケース体に組み付けられたセパレータ
の脱落や移動による芯ズレの発生が確実に防止されるよ
うになる。したがって、薄型電池の組立方法は、工程内
での検査工程を不要とするとともに、高品質性かつ高信
頼性の薄型電池を効率的に製造する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す、薄型仕様リチ
ウム電池の組立装置の一部切欠き要部正面図である。
【図2】同組立装置の一部切欠き要部側面図である。
【図3】同組立装置に構成されるセパレータ組付部の構
成説明図であるとともに、負極カップ供給工程の説明図
である。
【図4】同組立装置におけるセバレータ組付工程の説明
図であり、同図(A)は縦断面図、同図(B)は要部平
面図である。
【図5】同組立装置における第1の中間体保持工程の説
明図である。
【図6】同組立装置に構成されるガスケット組付部の構
成説明図であるとともに、中間体移送工程の説明図であ
る。
【図7】同組立装置における第2の中間体保持工程の説
明図である。
【図8】同組立装置におけるセパレータ保持部材復帰工
程の説明図である。
【図9】同組立装置におけるガスケット嵌合工程の説明
図である。
【図10】同組立装置における負極半体取出工程の説明
図である。
【図11】標準仕様リチウム電池のセパレータ組付工程
説明図であり、同図(A)は組み付け前の状態を示し、
同図(B)は組付状態を示す。
【図12】同標準仕様リチウム電池のセパレータ組付工
程を説明する要部拡大図である。
【図13】同負極カップにセバレータを組み付けた中間
体の要部拡大図である。
【図14】薄型仕様リチウム電池のセパレータ組付工程
説明図であり、同図(A)は組み付け前の状態を示し、
同図(B)は組付状態を示す。
【図15】同薄型仕様リチウム電池のセパレータ組付工
程を説明する要部拡大図である。
【符号の説明】
1 負極半体、2 負極カップ(ケース体)、3 負極
材、4 セパレータ、5 ガスケット、7 中間体、1
0 組立装置、11 基台、12 移送テーブル、13
負極カップ保持機構(ケース体保持機構)、14 セ
パレータ保持機構、15 セパレータ供給機構、16
ガスケット供給・セパレータ保持機構、17 支持台、
18 トラバースシリンダ、19 ホールドシリンダ、
20 ガスケット嵌合シリンダ、21 カップホルダ部
材、22 カップアッパ部材、23 コイルスプリン
グ、24 セパレータ保持部材、25 ホールドシリン
ダ、26 スライドガイド台、27 セパレータ押圧シ
リンダ、28 セパレータプレッシャ、29 ホルダ部
材、31 セパレータ保持シリンダ、32 ガスケット
プレッシャ、34 ガスケットキャリア部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極材を装填した略浅皿状を呈するケー
    ス体にセパレータを組み付けるとともに、上記ケース体
    に対してガスケットを組み付けて薄型電池を組み立てる
    薄型電池の組立装置において、 上記ケース体を保持して少なくともセパレータ組付部と
    ガスケット組付部との2位置に亘って移動動作させるケ
    ース体保持機構と、上記ケース体に対して上記セパレー
    タを押圧して芯出状態に保持するセパレータ保持機構と
    を備え、 上記セパレータ保持機構は、上記ケース体保持機構によ
    って上記セパレータ組立部から上記ガスケット組立部へ
    と移動される間においても上記ケース体とセパレータと
    の芯出状態を保持することを特徴とする薄型電池の組立
    装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも、セパレータ組立部において
    電極材を装填した略浅皿状を呈するケース体にセパレー
    タを組み付けるセパレータ組付工程と、上記セパレータ
    を組み付けた上記ケース体を上記セパレータ組立部から
    ガスケット組付部へと移送する移送工程と、上記ガスケ
    ット組付部において上記ケース体の開口部にガスケット
    を組み付けるガスケット組付工程とを有し、 上記ケース体とセパレータとの組立体は、上記セパレー
    タを上記ケース体に押圧するセパレータ保持機構によっ
    て、上記移送工程の間においても芯出状態を保持される
    ことを特徴とする薄型電池の組立方法。
JP29255798A 1998-10-14 1998-10-14 薄型電池の組立装置及び組立方法 Withdrawn JP2000123844A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105977545A (zh) * 2016-07-24 2016-09-28 合肥国轩高科动力能源有限公司 一种锂离子扣式电池组装设备

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