JP2000123694A - 薄型温度・電流ヒュ−ズ - Google Patents
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/0241—Structural association of a fuse and another component or apparatus
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H37/00—Thermally-actuated switches
- H01H37/74—Switches in which only the opening movement or only the closing movement of a contact is effected by heating or cooling
- H01H37/76—Contact member actuated by melting of fusible material, actuated due to burning of combustible material or due to explosion of explosive material
- H01H37/761—Contact member actuated by melting of fusible material, actuated due to burning of combustible material or due to explosion of explosive material with a fusible element forming part of the switched circuit
Abstract
(57)【要約】
【課題】定格電流の2倍未満の過電流でも、樹脂ベ−ス
フィルムの溶融破壊をよく防止しつつ安全に電流を遮断
できる薄型温度・電流ヒュ−ズを提供する。 【解決手段】樹脂ベ−スフィルム11に温度ヒュ−ズエ
レメント5と電流ヒュ−ズエレメント4とを直列に配設
し、これらを樹脂カバ−フィルム12で封止してなり、
定格電流の2倍以上の電流では電流ヒュ−ズエレメント
4をそれ自体のジュ−ル発生熱で溶断させ、定格電流の
2倍未満の定格電流よりも大なる電流では電流ヒュ−ズ
エレメント4のジュ−ル発生熱で温度ヒュ−ズエレメン
ト5を溶断させる作動特性を付与した。
フィルムの溶融破壊をよく防止しつつ安全に電流を遮断
できる薄型温度・電流ヒュ−ズを提供する。 【解決手段】樹脂ベ−スフィルム11に温度ヒュ−ズエ
レメント5と電流ヒュ−ズエレメント4とを直列に配設
し、これらを樹脂カバ−フィルム12で封止してなり、
定格電流の2倍以上の電流では電流ヒュ−ズエレメント
4をそれ自体のジュ−ル発生熱で溶断させ、定格電流の
2倍未満の定格電流よりも大なる電流では電流ヒュ−ズ
エレメント4のジュ−ル発生熱で温度ヒュ−ズエレメン
ト5を溶断させる作動特性を付与した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄型温度・電流ヒュ
−ズに関し、例えば、リチウムイオン二次電池等の小型
機器の保守に有用なものである。
−ズに関し、例えば、リチウムイオン二次電池等の小型
機器の保守に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】近来、携帯電話、PHS、ビデオカメ
ラ、携帯型パ−ソナルコンピュ−タ等の電源として、繰
返し充放電可能な二次電池が使用され、特にリチウムイ
オン二次電池がエネルギ−密度が高く、ライフサイクル
が長く、作動電圧が高いために多く使用されている。こ
のリチウムイオン二次電池では、万一内部短絡が生じる
とその高エネルギ−が一挙に放出されて危険な状態に曝
されるので、電池パック内に電流ヒュ−ズを組み込むこ
とが安全である。而るに、その電流ヒュ−ズは電池パッ
クの小型化を保証するために極力、薄型とすることが要
求され、この薄型電流ヒュ−ズとして、樹脂ベ−スフィ
ルムに一対の帯状リ−ド導体の先端部を固着し、これら
の導体先端部間に電流ヒュ−ズエレメントを接続し、こ
の温度ヒュ−ズエレメントを樹脂カバ−フィルムで封止
した構成が提案されている。
ラ、携帯型パ−ソナルコンピュ−タ等の電源として、繰
返し充放電可能な二次電池が使用され、特にリチウムイ
オン二次電池がエネルギ−密度が高く、ライフサイクル
が長く、作動電圧が高いために多く使用されている。こ
のリチウムイオン二次電池では、万一内部短絡が生じる
とその高エネルギ−が一挙に放出されて危険な状態に曝
されるので、電池パック内に電流ヒュ−ズを組み込むこ
とが安全である。而るに、その電流ヒュ−ズは電池パッ
クの小型化を保証するために極力、薄型とすることが要
求され、この薄型電流ヒュ−ズとして、樹脂ベ−スフィ
ルムに一対の帯状リ−ド導体の先端部を固着し、これら
の導体先端部間に電流ヒュ−ズエレメントを接続し、こ
の温度ヒュ−ズエレメントを樹脂カバ−フィルムで封止
した構成が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電流ヒュ−ズにおいて
は、通常定格電流の2倍以上の過電流に対し、1分以内
に作動させることが要求されている(例えば、UL規
格、CSA規格等)。しかし、定格電流の2倍未満の電
流に対し、電流ヒュ−ズエレメントを1分以内に溶断さ
せるには、電流ヒュ−ズエレメントを通常よりも細くす
る必要があり、機械強度上や電気抵抗上の問題が生じ、
1分以内での溶断を保証することは容易ではない。而る
に、上記薄型電流ヒュ−ズでは、定格電流の2倍未満の
でも通電時間が1分以上もの長時間になると、電流ヒュ
−ズが未溶断の状態でジュ−ル熱で樹脂ベ−スフィルム
の絶縁性が大きく低下されるので、地短の状態になり満
足に作動させ難い。
は、通常定格電流の2倍以上の過電流に対し、1分以内
に作動させることが要求されている(例えば、UL規
格、CSA規格等)。しかし、定格電流の2倍未満の電
流に対し、電流ヒュ−ズエレメントを1分以内に溶断さ
せるには、電流ヒュ−ズエレメントを通常よりも細くす
る必要があり、機械強度上や電気抵抗上の問題が生じ、
1分以内での溶断を保証することは容易ではない。而る
に、上記薄型電流ヒュ−ズでは、定格電流の2倍未満の
でも通電時間が1分以上もの長時間になると、電流ヒュ
−ズが未溶断の状態でジュ−ル熱で樹脂ベ−スフィルム
の絶縁性が大きく低下されるので、地短の状態になり満
足に作動させ難い。
【0004】本発明の目的は、定格電流の2倍未満の過
電流でも、樹脂ベ−スフィルムの溶融破壊をよく防止し
つつ安全に電流を遮断できる温度ヒュ−ズ付の薄型電流
ヒュ−ズを提供することにある。
電流でも、樹脂ベ−スフィルムの溶融破壊をよく防止し
つつ安全に電流を遮断できる温度ヒュ−ズ付の薄型電流
ヒュ−ズを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄型温度・
電流ヒュ−ズは、絶縁支持体に温度ヒュ−ズエレメント
と電流ヒュ−ズエレメントとを直列に配設し、これらを
封止材で封止してなり、定格電流の2倍以上の電流では
電流ヒュ−ズエレメントをそれ自体のジュ−ル発生熱で
溶断させ、定格電流の2倍未満の定格電流よりも大なる
電流では電流ヒュ−ズエレメントのジュ−ル発生熱で温
度ヒュ−ズエレメントを溶断させる作動特性を付与した
ことを特徴とする構成であり、樹脂ベ−スフィルムに一
対の帯状リ−ド導体の先端部を固着し、これらの導体先
端部間に中間電極を固着し、該中間電極と一方のリ−ド
導体先端部との間に電流ヒュ−ズエレメントを、同中間
電極と他方のリ−ド導体先端部との間に温度ヒュ−ズエ
レメントをそれぞれ接続し、温度ヒュ−ズエレメントに
フラックスを塗布し、電流ヒュ−ズエレメント及びフラ
ックス塗布温度ヒュ−ズエレメントを樹脂カバ−フィル
ムで封止してなる構成とすることができ、更に樹脂カバ
−フィルムに電流ヒュ−ズエレメント封止用容器部と温
度ヒュ−ズエレメント封止用容器部とを備えたものを使
用することができる。
電流ヒュ−ズは、絶縁支持体に温度ヒュ−ズエレメント
と電流ヒュ−ズエレメントとを直列に配設し、これらを
封止材で封止してなり、定格電流の2倍以上の電流では
電流ヒュ−ズエレメントをそれ自体のジュ−ル発生熱で
溶断させ、定格電流の2倍未満の定格電流よりも大なる
電流では電流ヒュ−ズエレメントのジュ−ル発生熱で温
度ヒュ−ズエレメントを溶断させる作動特性を付与した
ことを特徴とする構成であり、樹脂ベ−スフィルムに一
対の帯状リ−ド導体の先端部を固着し、これらの導体先
端部間に中間電極を固着し、該中間電極と一方のリ−ド
導体先端部との間に電流ヒュ−ズエレメントを、同中間
電極と他方のリ−ド導体先端部との間に温度ヒュ−ズエ
レメントをそれぞれ接続し、温度ヒュ−ズエレメントに
フラックスを塗布し、電流ヒュ−ズエレメント及びフラ
ックス塗布温度ヒュ−ズエレメントを樹脂カバ−フィル
ムで封止してなる構成とすることができ、更に樹脂カバ
−フィルムに電流ヒュ−ズエレメント封止用容器部と温
度ヒュ−ズエレメント封止用容器部とを備えたものを使
用することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る薄型温度・電流ヒュ−ズを示す図面、図1の(ロ)
は図1の(イ)におけるロ−ロ断面図である。図1にお
いて、11は樹脂ベ−スフィルムである。2,2は一対
の帯状リ−ド導体であり、各リ−ド導体先端部を樹脂ベ
−スフィルム11の裏面に固着すると共に局部21を表
面側に表出させてある。この各帯状リ−ド導体2の先端
部と樹脂ベ−スフィルム11との界面の固着は、接着剤
や熱融着によって行うことができる。3は樹脂ベ−スフ
ィルム表面のリ−ド導体先端表出部21,21の間に固
着した中間電極であり、導電ペ−ストの印刷焼付けや金
属泊の貼着(接着剤や熱融着による貼着)等により設け
ることができる。4は中間電極3と一方のリ−ド線先端
表出部21との間に溶接等により接続した電流ヒュ−ズ
エレメントである。5は中間電極3と他方のリ−ド線先
端表出部21との間に溶接等により接続した温度ヒュ−
ズエレメントであり、低融点可溶合金片が使用される。
6は温度ヒュ−ズエレメント5に塗布したフラックスで
ある。12は樹脂カバ−フィルムであり、電流ヒュ−ズ
エレメント封止用容器部aと温度ヒュ−ズエレメント封
止用容器部bとを有し、樹脂ベ−スフィルム11の周囲
部及び中間電極3を含む中間部への接着乃至は融着によ
り温度ヒュ−ズエレメント5と電流ヒュ−ズエレメント
4とを個別的に封止してある。
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る薄型温度・電流ヒュ−ズを示す図面、図1の(ロ)
は図1の(イ)におけるロ−ロ断面図である。図1にお
いて、11は樹脂ベ−スフィルムである。2,2は一対
の帯状リ−ド導体であり、各リ−ド導体先端部を樹脂ベ
−スフィルム11の裏面に固着すると共に局部21を表
面側に表出させてある。この各帯状リ−ド導体2の先端
部と樹脂ベ−スフィルム11との界面の固着は、接着剤
や熱融着によって行うことができる。3は樹脂ベ−スフ
ィルム表面のリ−ド導体先端表出部21,21の間に固
着した中間電極であり、導電ペ−ストの印刷焼付けや金
属泊の貼着(接着剤や熱融着による貼着)等により設け
ることができる。4は中間電極3と一方のリ−ド線先端
表出部21との間に溶接等により接続した電流ヒュ−ズ
エレメントである。5は中間電極3と他方のリ−ド線先
端表出部21との間に溶接等により接続した温度ヒュ−
ズエレメントであり、低融点可溶合金片が使用される。
6は温度ヒュ−ズエレメント5に塗布したフラックスで
ある。12は樹脂カバ−フィルムであり、電流ヒュ−ズ
エレメント封止用容器部aと温度ヒュ−ズエレメント封
止用容器部bとを有し、樹脂ベ−スフィルム11の周囲
部及び中間電極3を含む中間部への接着乃至は融着によ
り温度ヒュ−ズエレメント5と電流ヒュ−ズエレメント
4とを個別的に封止してある。
【0007】上記温度ヒュ−ズエレメント4と電流ヒュ
−ズエレメント5の融点または抵抗値あるいは両者間の
熱伝達性は、次の作動特性を充足させ得るように設定し
てある。すなわち、定格電流の2倍以上の電流では、電
流ヒュ−ズエレメント4をそれ自体のジュ−ル発生熱で
溶断させ、定格電流の2倍未満の定格電流よりも大なる
電流では、電流ヒュ−ズエレメント4は溶断させずに電
流ヒュ−ズエレメント4のジュ−ル発生熱で温度ヒュ−
ズエレメント5を溶断させるようにしてあり、電流ヒュ
−ズエレメント4と温度ヒュ−ズエレメント5とを良熱
伝導性の中間電極3で結合してあるので電流ヒュ−ズエ
レメント4から温度ヒュ−ズエレメント5への熱伝達が
迅速であり、前記電流ヒュ−ズエレメント4のジュ−ル
発生熱による温度ヒュ−ズエレメント5の溶断を短時間
で行わせることができる。
−ズエレメント5の融点または抵抗値あるいは両者間の
熱伝達性は、次の作動特性を充足させ得るように設定し
てある。すなわち、定格電流の2倍以上の電流では、電
流ヒュ−ズエレメント4をそれ自体のジュ−ル発生熱で
溶断させ、定格電流の2倍未満の定格電流よりも大なる
電流では、電流ヒュ−ズエレメント4は溶断させずに電
流ヒュ−ズエレメント4のジュ−ル発生熱で温度ヒュ−
ズエレメント5を溶断させるようにしてあり、電流ヒュ
−ズエレメント4と温度ヒュ−ズエレメント5とを良熱
伝導性の中間電極3で結合してあるので電流ヒュ−ズエ
レメント4から温度ヒュ−ズエレメント5への熱伝達が
迅速であり、前記電流ヒュ−ズエレメント4のジュ−ル
発生熱による温度ヒュ−ズエレメント5の溶断を短時間
で行わせることができる。
【0008】上記において、樹脂ベ−スフィルム11や
樹脂カバ−フィルム12には厚み0.1〜0.25mm
の熱可塑性樹脂フィルム、好ましくは、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレン
テレフタレ−ト、ポリサルホン等のエンジニアリングプ
ラスチックフィルムを使用でき、この樹脂ベ−スフィル
ムや樹脂カバ−フィルムの縦横寸法は、通常(3.0〜
7.0)mm×(6.0〜20.0)mmとされる。
樹脂カバ−フィルム12には厚み0.1〜0.25mm
の熱可塑性樹脂フィルム、好ましくは、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレン
テレフタレ−ト、ポリサルホン等のエンジニアリングプ
ラスチックフィルムを使用でき、この樹脂ベ−スフィル
ムや樹脂カバ−フィルムの縦横寸法は、通常(3.0〜
7.0)mm×(6.0〜20.0)mmとされる。
【0009】上記帯状リ−ド導体2や中間電極3には、
例えば、鉄ニッケル合金、銅、銅ニッケル合金、ニッケ
ル、銅めっきニッケル等の薄板を使用でき、その寸法
は、通常厚み(0.07〜0.12)mm×巾(2.0
〜5.0)mmとされる。
例えば、鉄ニッケル合金、銅、銅ニッケル合金、ニッケ
ル、銅めっきニッケル等の薄板を使用でき、その寸法
は、通常厚み(0.07〜0.12)mm×巾(2.0
〜5.0)mmとされる。
【0010】上記接着剤には、ポリアミド系、ゴム系、
アクリル系、エポキシ系、ポリエステル系、フェノ−ル
系、酢酸ビニル系等のホットメルト型または粘着型ある
いは熱硬化型接着剤を使用できる。
アクリル系、エポキシ系、ポリエステル系、フェノ−ル
系、酢酸ビニル系等のホットメルト型または粘着型ある
いは熱硬化型接着剤を使用できる。
【0011】上記電流ヒュ−ズエレメント4には、固相
線温度が600℃以上の金属、例えば、銀銅合金、銅、
銅ニッケル合金、ニクロム等を使用でき、その線径は通
常数100〜数10μmオ−ダとされる。上記温度ヒュ
−ズエレメント5には固相線温度が50〜200℃の低
融点可溶合金例えば鉛錫合金が使用され、その線径は通
常数100μmオ−ダとされる。上記フラックス6に
は、通常ロジンを主成分とするものを使用できる。
線温度が600℃以上の金属、例えば、銀銅合金、銅、
銅ニッケル合金、ニクロム等を使用でき、その線径は通
常数100〜数10μmオ−ダとされる。上記温度ヒュ
−ズエレメント5には固相線温度が50〜200℃の低
融点可溶合金例えば鉛錫合金が使用され、その線径は通
常数100μmオ−ダとされる。上記フラックス6に
は、通常ロジンを主成分とするものを使用できる。
【0012】上記実施例に対し、図2に示すように帯状
リ−ド導体2の先端部全体20を樹脂ベ−スフィルム1
1の表面側に熱融着または接着剤により固着することも
できる。また、温度ヒュ−ズエレメントへのフラックス
の塗布を省略すること、更には、樹脂カバ−フィルムに
より温度ヒュ−ズエレメントと電流ヒュ−ズエレメント
とを共に共通の容器部で封止することも可能である。
リ−ド導体2の先端部全体20を樹脂ベ−スフィルム1
1の表面側に熱融着または接着剤により固着することも
できる。また、温度ヒュ−ズエレメントへのフラックス
の塗布を省略すること、更には、樹脂カバ−フィルムに
より温度ヒュ−ズエレメントと電流ヒュ−ズエレメント
とを共に共通の容器部で封止することも可能である。
【0013】本発明に係る薄型電流ヒュ−ズにおいて、
上記の樹脂ベ−スフィルムに代えセラミックス基板、ガ
ラスエポキシ基板等の耐熱性絶縁基板を使用でき、また
上記の樹脂カバ−フィルムによる封止に代えセラミック
スカバ−や硬化性樹脂(エポキシ樹脂)等の封止材で封
止することもできる。
上記の樹脂ベ−スフィルムに代えセラミックス基板、ガ
ラスエポキシ基板等の耐熱性絶縁基板を使用でき、また
上記の樹脂カバ−フィルムによる封止に代えセラミック
スカバ−や硬化性樹脂(エポキシ樹脂)等の封止材で封
止することもできる。
【0014】本発明に係る薄型温度・電流ヒュ−ズ、例
えば図2に示す薄型温度・電流ヒュ−ズは次のようにし
て製作することができる。すなわち、樹脂ベ−スフィル
ム11に一対のリ−ド導体2の各先端部と中間電極3を
固着し、電流ヒュ−ズエレメント4及び温度ヒュ−ズエ
レメント5をそれぞれ接続し、温度ヒュ−ズエレメント
5にフラックスを塗布6したヒュ−ズ本体を製作してお
く。このヒュ−ズ本体の製作には、図3の(イ)に示
す、外枠aに帯状リ−ド導体部2,2をブリッヂb,b
で、中間電極部3を両サイドブリッヂc,cでそれぞれ
連結したリ−ドフレ−ムを用い、まず図3の(ロ)に示
すように一方の帯状リ−ド導体部2と中間電極部3との
間に温度ヒュ−ズエレメント5を接続し、次いで図3の
(ロ)における両サイドブリッヂc,cを切断し中間電
極部3を温度ヒュ−ズエレメント5により支持した状態
で図3の(ハ)に示すように両リ−ド導体先端部及び中
間電極部にわたり樹脂ベ−スフィルム11を接着剤また
は熱融着等により固着し、次いで中間電極部3と他方の
帯状リ−ド導体部2との間に電流ヒュ−ズエレメント4
を接続し、更に温度ヒュ−ズエレメント5にフラックス
6を塗布し、而るのち、ブリッヂb,bを切断する方法
を使用できる。
えば図2に示す薄型温度・電流ヒュ−ズは次のようにし
て製作することができる。すなわち、樹脂ベ−スフィル
ム11に一対のリ−ド導体2の各先端部と中間電極3を
固着し、電流ヒュ−ズエレメント4及び温度ヒュ−ズエ
レメント5をそれぞれ接続し、温度ヒュ−ズエレメント
5にフラックスを塗布6したヒュ−ズ本体を製作してお
く。このヒュ−ズ本体の製作には、図3の(イ)に示
す、外枠aに帯状リ−ド導体部2,2をブリッヂb,b
で、中間電極部3を両サイドブリッヂc,cでそれぞれ
連結したリ−ドフレ−ムを用い、まず図3の(ロ)に示
すように一方の帯状リ−ド導体部2と中間電極部3との
間に温度ヒュ−ズエレメント5を接続し、次いで図3の
(ロ)における両サイドブリッヂc,cを切断し中間電
極部3を温度ヒュ−ズエレメント5により支持した状態
で図3の(ハ)に示すように両リ−ド導体先端部及び中
間電極部にわたり樹脂ベ−スフィルム11を接着剤また
は熱融着等により固着し、次いで中間電極部3と他方の
帯状リ−ド導体部2との間に電流ヒュ−ズエレメント4
を接続し、更に温度ヒュ−ズエレメント5にフラックス
6を塗布し、而るのち、ブリッヂb,bを切断する方法
を使用できる。
【0015】そして、図4において、まずヒュ−ズ本体
Eの樹脂ベ−スフィルム11を基台7上にをセットし、
この樹脂ベ−スフィルム11上にヒュ−ズ本体Eのリ−
ド導体2の長手方向と直交する方向に、長尺の溝型成形
樹脂カバ−フィルム120(長尺樹脂カバ−フィルム1
20と樹脂ベ−スフィルム11とは等巾)を延在させて
載置し(図4では図示の便宜上間隔をおいて配してあ
る)、位置合わせ治具(図示していない)により長尺樹
脂カバ−フィルム120の位置合わせを行い、上記の電
流ヒュ−ズエレメント及びフラックス塗布温度ヒュ−ズ
エレメントをそれぞれ収容する凹部n及びmを有する加
熱金型8を降下させて長尺樹脂ベ−スフィルム120を
樹脂ベ−スフィルム11に熱融着する。上記加熱金型8
に、樹脂ベ−スフィルム11の巾の両端縁において樹脂
カバ−フィルム120を切断するようにトムソン刃を設
けておき前記の熱融着と同時に樹脂カバ−フィルム12
0を切断するか、または加熱金型8とは別体のカッタ−
で前記の熱融着後に樹脂カバ−フィルム120を切断
し、これにて本発明に係る薄型電流ヒュ−ズの製作を終
了する。
Eの樹脂ベ−スフィルム11を基台7上にをセットし、
この樹脂ベ−スフィルム11上にヒュ−ズ本体Eのリ−
ド導体2の長手方向と直交する方向に、長尺の溝型成形
樹脂カバ−フィルム120(長尺樹脂カバ−フィルム1
20と樹脂ベ−スフィルム11とは等巾)を延在させて
載置し(図4では図示の便宜上間隔をおいて配してあ
る)、位置合わせ治具(図示していない)により長尺樹
脂カバ−フィルム120の位置合わせを行い、上記の電
流ヒュ−ズエレメント及びフラックス塗布温度ヒュ−ズ
エレメントをそれぞれ収容する凹部n及びmを有する加
熱金型8を降下させて長尺樹脂ベ−スフィルム120を
樹脂ベ−スフィルム11に熱融着する。上記加熱金型8
に、樹脂ベ−スフィルム11の巾の両端縁において樹脂
カバ−フィルム120を切断するようにトムソン刃を設
けておき前記の熱融着と同時に樹脂カバ−フィルム12
0を切断するか、または加熱金型8とは別体のカッタ−
で前記の熱融着後に樹脂カバ−フィルム120を切断
し、これにて本発明に係る薄型電流ヒュ−ズの製作を終
了する。
【0016】上記において、長尺樹脂カバ−フィルム1
20を樹脂ベ−スフィルム11上の空間に延在させ、そ
の両端をクランプ等により一定の低把持力で支持し、上
記加熱金型を長尺樹脂カバ−フィルムの前記低把持力に
抗して低張力(長尺樹脂カバ−フィルムに実質上伸びを
生じさせない程度の低張力)のもとで降下させてもよ
い。また、上記フラックス塗布温度ヒュ−ズエレメント
及び電流ヒュ−ズエレメントをそれぞれ収容する各凹部
を有する超音波溶着工具ホ−ンを上記の加熱金型に代え
使用して超音波溶接することもできる。上記において、
ヒュ−ズ本体を複数個並列に配し、これらの上に長尺の
溝型成形樹脂カバ−フィルムを配し、この長尺樹脂カバ
−フィルムを用いて並列配置の全ヒュ−ズ本体を一挙に
封止することも可能である。
20を樹脂ベ−スフィルム11上の空間に延在させ、そ
の両端をクランプ等により一定の低把持力で支持し、上
記加熱金型を長尺樹脂カバ−フィルムの前記低把持力に
抗して低張力(長尺樹脂カバ−フィルムに実質上伸びを
生じさせない程度の低張力)のもとで降下させてもよ
い。また、上記フラックス塗布温度ヒュ−ズエレメント
及び電流ヒュ−ズエレメントをそれぞれ収容する各凹部
を有する超音波溶着工具ホ−ンを上記の加熱金型に代え
使用して超音波溶接することもできる。上記において、
ヒュ−ズ本体を複数個並列に配し、これらの上に長尺の
溝型成形樹脂カバ−フィルムを配し、この長尺樹脂カバ
−フィルムを用いて並列配置の全ヒュ−ズ本体を一挙に
封止することも可能である。
【0017】本発明に係る薄型温度・電流ヒュ−ズにお
いて、定格電流の2倍以上の過電流が流されると、電流
ヒュ−ズエレメント4が自己のジュ−ル発生熱で溶断さ
れ、その溶断に要する時間は電流値が大であるから充分
に短時間であり、通常の電流ヒュ−ズと同様、過電流通
電開始後1分以内で溶断させることができる。この際、
温度ヒュ−ズエレメント5は自己のジュ−ル発生熱や電
流ヒュ−ズエレメント4のジュ−ル発生熱では溶断され
ない。即ち、電流ヒュ−ズエレメント4の溶断による通
電遮断時までに温度ヒュ−ズエレメント5が自己ジュ−
ル発生熱により温度上昇されることと、その通電遮断時
までに電流ヒュ−ズエレメント4のジュ−ル発生熱によ
り温度ヒュ−ズエレメント5が加熱されることとに基づ
く温度ヒュ−ズエレメントの温度をTx、温度ヒュ−ズ
エレメントの融点をT0(固相線温度)とすると、Tx<
T0となるように、温度ヒュ−ズエレメント及び電流ヒ
ュ−ズエレメントの抵抗値や温度ヒュ−ズエレメントの
融点や電流ヒュ−ズエレメント−温度ヒュ−ズエレメン
ト間の熱伝達速度(熱抵抗と熱容量)を設定してある。
いて、定格電流の2倍以上の過電流が流されると、電流
ヒュ−ズエレメント4が自己のジュ−ル発生熱で溶断さ
れ、その溶断に要する時間は電流値が大であるから充分
に短時間であり、通常の電流ヒュ−ズと同様、過電流通
電開始後1分以内で溶断させることができる。この際、
温度ヒュ−ズエレメント5は自己のジュ−ル発生熱や電
流ヒュ−ズエレメント4のジュ−ル発生熱では溶断され
ない。即ち、電流ヒュ−ズエレメント4の溶断による通
電遮断時までに温度ヒュ−ズエレメント5が自己ジュ−
ル発生熱により温度上昇されることと、その通電遮断時
までに電流ヒュ−ズエレメント4のジュ−ル発生熱によ
り温度ヒュ−ズエレメント5が加熱されることとに基づ
く温度ヒュ−ズエレメントの温度をTx、温度ヒュ−ズ
エレメントの融点をT0(固相線温度)とすると、Tx<
T0となるように、温度ヒュ−ズエレメント及び電流ヒ
ュ−ズエレメントの抵抗値や温度ヒュ−ズエレメントの
融点や電流ヒュ−ズエレメント−温度ヒュ−ズエレメン
ト間の熱伝達速度(熱抵抗と熱容量)を設定してある。
【0018】上記通電電流が定格電流の2倍未満で定格
電流を越えると、通常の電流ヒュ−ズ(上記温度ヒュ−
ズエレメントを備えない通常の電流ヒュ−ズ)では、電
流ヒュ−ズエレメントの溶断に長時間(1分以上。この
時間をt’とする)を要する。しかしながら、本発明に
係る薄型温度・電流ヒュ−ズにおいては、通電電流が定
格電流の2倍未満のもとで定格電流を越えると、電流ヒ
ュ−ズエレメント4のジュ−ル発生熱で温度ヒュ−ズエ
レメント5を溶断させるようにしてあり、この過電流の
通電開始後、上記t’より短い時間tで温度ヒュ−ズエ
レメント5を溶断させて樹脂ベ−スフィルム11の熱破
壊を発生させることなく通電を遮断できる。例えば、融
点150℃の温度ヒュ−ズエレメント5を使用し、通電
電流が定格電流の2倍未満であって電流ヒュ−ズエレメ
ント4の自己ジュ−ル発生熱による加熱温度が樹脂ベ−
スフィルム11の融点250℃(ポリエチレンテレフタ
レ−トの場合)よりやや高い温度になるとすると、温度
ヒュ−ズエレメント5が温度250℃の自己発熱電流ヒ
ュ−ズエレメントにより融点150℃に加熱されるのに
要する時間を数秒程度にとどめ得ることは、中間電極3
の優れた熱伝導性から極めて容易乃至は必然的であり、
その加熱時間を極く短時間に抑えることができる。従っ
て、特に絶縁支持体が樹脂ベ−スフィルムの場合でも、
樹脂ベ−スフィルム11の熱的破壊を伴うことなしに通
電を遮断でき、その熱的破壊のもとでは避け難い地絡を
排除して機器の内絡過電流を確実に遮断できる。
電流を越えると、通常の電流ヒュ−ズ(上記温度ヒュ−
ズエレメントを備えない通常の電流ヒュ−ズ)では、電
流ヒュ−ズエレメントの溶断に長時間(1分以上。この
時間をt’とする)を要する。しかしながら、本発明に
係る薄型温度・電流ヒュ−ズにおいては、通電電流が定
格電流の2倍未満のもとで定格電流を越えると、電流ヒ
ュ−ズエレメント4のジュ−ル発生熱で温度ヒュ−ズエ
レメント5を溶断させるようにしてあり、この過電流の
通電開始後、上記t’より短い時間tで温度ヒュ−ズエ
レメント5を溶断させて樹脂ベ−スフィルム11の熱破
壊を発生させることなく通電を遮断できる。例えば、融
点150℃の温度ヒュ−ズエレメント5を使用し、通電
電流が定格電流の2倍未満であって電流ヒュ−ズエレメ
ント4の自己ジュ−ル発生熱による加熱温度が樹脂ベ−
スフィルム11の融点250℃(ポリエチレンテレフタ
レ−トの場合)よりやや高い温度になるとすると、温度
ヒュ−ズエレメント5が温度250℃の自己発熱電流ヒ
ュ−ズエレメントにより融点150℃に加熱されるのに
要する時間を数秒程度にとどめ得ることは、中間電極3
の優れた熱伝導性から極めて容易乃至は必然的であり、
その加熱時間を極く短時間に抑えることができる。従っ
て、特に絶縁支持体が樹脂ベ−スフィルムの場合でも、
樹脂ベ−スフィルム11の熱的破壊を伴うことなしに通
電を遮断でき、その熱的破壊のもとでは避け難い地絡を
排除して機器の内絡過電流を確実に遮断できる。
【0019】また、電流ヒュ−ズエレメント4とフラッ
クス塗布温度ヒュ−ズエレメント5とを個別的に封止し
てあるから電流ヒュ−ズエレメント4へのフラックスの
付着を防止でき、定格電流の2倍以上の過電流時に電流
ヒュ−ズエレメントが溶断する際でのア−クによるフラ
ッククの発火乃至は発煙を防止でき、その電流ヒュ−ズ
エレメントの溶断を安全に行わせ得る。
クス塗布温度ヒュ−ズエレメント5とを個別的に封止し
てあるから電流ヒュ−ズエレメント4へのフラックスの
付着を防止でき、定格電流の2倍以上の過電流時に電流
ヒュ−ズエレメントが溶断する際でのア−クによるフラ
ッククの発火乃至は発煙を防止でき、その電流ヒュ−ズ
エレメントの溶断を安全に行わせ得る。
【0020】上記において、機器の異常発熱が定格電流
〜無負荷の比較的小さな電流で生じたとき、温度ヒュ−
ズエレメントの溶断により通電遮断が行われ、温度ヒュ
−ズとしても作動させ得ることは云うまでもない。
〜無負荷の比較的小さな電流で生じたとき、温度ヒュ−
ズエレメントの溶断により通電遮断が行われ、温度ヒュ
−ズとしても作動させ得ることは云うまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る薄型温度・電流ヒュ−ズに
おいては、定格電流の2倍以上は勿論のこと2倍未満の
過電流でも通電を安全・確実に遮断でき、薄型であるた
めにリチウムイオン二次電池に装着して内部短絡等に基
づく過電流から生じる事故を未然に防止できる。
おいては、定格電流の2倍以上は勿論のこと2倍未満の
過電流でも通電を安全・確実に遮断でき、薄型であるた
めにリチウムイオン二次電池に装着して内部短絡等に基
づく過電流から生じる事故を未然に防止できる。
【図1】本発明に係る薄型温度・電流ヒュ−ズの実施例
を示す図面である。
を示す図面である。
【図2】本発明に係る薄型温度・電流ヒュ−ズの別実施
例を示す図面である。
例を示す図面である。
【図3】本発明に係る薄型温度・電流ヒュ−ズのヒュ−
ズ本体の製作方法を示す図面である。
ズ本体の製作方法を示す図面である。
【図4】本発明に係る薄型温度・電流ヒュ−ズの製作方
法を示す図面である。
法を示す図面である。
11 樹脂ベ−スフィルム 12 樹脂カバ−フィルム 2 帯状リ−ド導体 3 中間電極 4 電流ヒュ−ズエレメント 5 温度ヒュ−ズエレメント 6 フラックス
Claims (4)
- 【請求項1】絶縁支持体に温度ヒュ−ズエレメントと電
流ヒュ−ズエレメントとを直列に配設し、これらを封止
材で封止してなり、定格電流の2倍以上の電流では電流
ヒュ−ズエレメントをそれ自体のジュ−ル発生熱で溶断
させ、定格電流の2倍未満の定格電流よりも大なる電流
では電流ヒュ−ズエレメントのジュ−ル発生熱で温度ヒ
ュ−ズエレメントを溶断させる作動特性を付与したこと
を特徴とする薄型温度・電流ヒュ−ズ。 - 【請求項2】絶縁支持体一対の帯状リ−ド導体の先端部
を固着し、これらの導体先端部間に中間電極を固着し、
該中間電極と一方のリ−ド導体先端部との間に電流ヒュ
−ズエレメントを、同中間電極と他方のリ−ド導体先端
部との間に温度ヒュ−ズエレメントをそれぞれ接続し、
温度ヒュ−ズエレメントにフラックスを塗布し、電流ヒ
ュ−ズエレメント及びフラックス塗布温度ヒュ−ズエレ
メントを封止材で封止してなり、定格電流の2倍以上の
電流では電流ヒュ−ズエレメントをそれ自体のジュ−ル
発生熱で溶断させ、定格電流の2倍未満の定格電流より
も大なる電流では電流ヒュ−ズエレメントのジュ−ル発
生熱で温度ヒュ−ズエレメントを溶断させる作動特性を
付与したことを特徴とする薄型温度・電流ヒュ−ズ。 - 【請求項3】絶縁支持体が樹脂フィルム、セラミックス
基板、ガラスエポキシ基板の何れかであり、封止材が樹
脂カバ−フィルム、セラミックスカバ−、硬化性樹脂封
止剤の何れかである請求項1または2記載の薄型温度・
電流ヒュ−ズ。 - 【請求項4】樹脂カバ−フィルムが電流ヒュ−ズエレメ
ント封止用容器部と温度ヒュ−ズエレメント封止用容器
部とを備えている請求項3記載の薄型温度・電流ヒュ−
ズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10303375A JP2000123694A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 薄型温度・電流ヒュ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10303375A JP2000123694A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 薄型温度・電流ヒュ−ズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000123694A true JP2000123694A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17920256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10303375A Pending JP2000123694A (ja) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | 薄型温度・電流ヒュ−ズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000123694A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1748459A1 (en) * | 2005-07-29 | 2007-01-31 | Nec Schott Components Corporation | Electrical protection apparatus |
JP2012038638A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Kyocera Corp | セラミックヒューズおよびセラミックヒューズパッケージ |
WO2012144578A1 (ja) * | 2011-04-22 | 2012-10-26 | 双信電機株式会社 | 電力用ヒューズ |
-
1998
- 1998-10-09 JP JP10303375A patent/JP2000123694A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1748459A1 (en) * | 2005-07-29 | 2007-01-31 | Nec Schott Components Corporation | Electrical protection apparatus |
US7529072B2 (en) | 2005-07-29 | 2009-05-05 | Nec Schott Components Corporation | Protection apparatus |
JP2012038638A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Kyocera Corp | セラミックヒューズおよびセラミックヒューズパッケージ |
WO2012144578A1 (ja) * | 2011-04-22 | 2012-10-26 | 双信電機株式会社 | 電力用ヒューズ |
JP2012227077A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Soshin Electric Co Ltd | 電力用ヒューズ |
KR101522808B1 (ko) * | 2011-04-22 | 2015-05-26 | 소신 덴키 가부시키가이샤 | 전력용 퓨즈 |
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