JP2001313202A - 保護装置 - Google Patents

保護装置

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JP2001313202A
JP2001313202A JP2000134292A JP2000134292A JP2001313202A JP 2001313202 A JP2001313202 A JP 2001313202A JP 2000134292 A JP2000134292 A JP 2000134292A JP 2000134292 A JP2000134292 A JP 2000134292A JP 2001313202 A JP2001313202 A JP 2001313202A
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Japan
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lead
ptc element
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point alloy
melting point
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JP2000134292A
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Tokihiro Yoshikawa
時弘 吉川
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NEC Schott Components Corp
Original Assignee
NEC Schott Components Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
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  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷の異常時に電流を制限または停止し、し
かも導電体とリード間での短絡を防止する。 【解決手段】 絶縁材(絶縁基板)1の両端部に導電体
(電極)2、3を形成し、一方の導電体(電極)2にP
TC素子4を介してリード5を接続し、他方の導電体
(電極)3にリード6を接続し、導電体(電極)2、3
間にまたがって低融点合金7を接続し、低融点合金7を
フラックス8で覆って、その上から絶縁材(絶縁キャッ
プ)9を被せて封止樹脂10で固着封止した。そして、
前記PTC素子4を、前記リード5の周辺部から十分な
寸法だけ導電体(電極)2を覆ってはみ出して形成し、
導電体(電極)2とリード5との電気的絶縁距離を確保
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護装置に関し、
より詳細には、例えば過充電により危険状態となるリチ
ウムイオン二次電池のような負荷の異常時に電流を制限
したり、回路を遮断することにより、負荷を異常状態か
ら保護する保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯電話,PHS,ページャ,ハ
ンドヘルドコンピュータ等の各種携帯機器が広く用いら
れるようになってきた。この種の携帯機器には、電源と
して電池が搭載されているが、携帯機器の小型化に伴っ
て、電池も小型化が要求されており、さらに、携帯機器
の長時間使用のために、高エネルギー密度が要求されて
いる。このような小型かつ高エネルギー密度の電池とし
て、リチウムイオン二次電池が賞用されている。
【0003】ところが、リチウムイオン二次電池は、過
充電によりデンドライトが生成し、電池性能が大きく損
なわれたり、ガスの発生による爆発の危険性があるの
で、充電時に過充電を防止する必要がある。
【0004】そこで、例えば特開平7−153367号
公報や特開平8−161990号公報には、リチウムイ
オン二次電池の過充電を防止する保護装置が開示されて
いる。この保護装置は、低融点合金と抵抗体とを具備
し、リチウムイオン二次電池の充電完了時に、抵抗体へ
通電して抵抗体が発熱し、それによって低融点合金が溶
断するようにして、リチウムイオン二次電池の過充電を
防止するようになっている。
【0005】ところが、このような保護装置は、リチウ
ムイオン二次電池の過充電を防止するという所期の目的
は達成できるもののリチウムイオン二次電池の充電完了
時に、低融点合金の溶断によって、繰り返し使用ができ
なくなるという不便さがある。このため、低融点合金に
よるヒューズにPTC素子を直列接続して、負荷電流を
抑制する保護装置が提案されている。そのような保護装
置は、例えば、実開昭59−47954号公報や特開平
8−236305号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公昭
59−47954号公報に開示されているものは、PT
C素子と低融点合金が絶縁基板の表裏両面に分離形成さ
れているので、両者の接続が面倒であるという問題点が
ある。また、特開平8−236305号公報に開示され
ているものは、膜状PTC素子を電極と低融点合金間に
介在形成しているため、電極と低融点合金とが微小間隔
で接しているので、電極と低融点合金とと絶縁距離が不
足して、両者が短絡する恐れがあるという問題点があ
る。
【0007】そこで、本発明は、PTC素子と低融点合
金とを有する保護装置において、電極や中継リード等の
導電体と、他のリードとが短絡を生じない、リチウムイ
オン二次電池等の負荷の異常状態を自動的に回避し得る
保護装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明の保護装置は、少
なくとも2つの導電体と、これらの導電体間にまたがっ
て接続された低融点合金と、この低融点合金を被覆する
フラックスと、前記導電体の少なくとも一方に接続され
たPTC素子と、前記フラックスおよびその周辺部分を
上下から被覆封止する絶縁材と、前記PTC素子に接続
されたリードとを有し、前記PTC素子が前記導電体お
よびリードからはみ出していることを特徴とする保護装
置である。
【0008】以下、各種の態様について、作用効果とと
もに説明する。本発明の請求項1に記載された発明は、
少なくとも2つの導電体と、これらの導電体間にまたが
って接続された低融点合金と、この低融点合金を被覆す
るフラックスと、前記導電体の少なくとも一方に接続さ
れたPTC素子と、前記フラックスおよびその周辺部分
を上下から被覆封止する絶縁材と、前記PTC素子に接
続されたリードとを有し、前記PTC素子が前記導電体
およびリードからはみ出していることを特徴とする保護
装置である。上記の構成によれば、PTC素子と低融点
合金との二重保護機能が得られるのみならず、PTC素
子が導電体およびリードからはみ出して形成されている
ので、導電体およびリード間に十分な電気絶縁距離が確
保でき、両者間の短絡が防止できる。
【0009】本発明の請求項2に記載された発明は、前
記PTC素子が、前記低融点合金の溶融に先立って抵抗
値を増大させるように設定されていることを特徴とする
請求項1に記載の保護装置である。上記の構成によれ
ば、低融点合金の溶断前にPTC素子が抵抗値を増大す
るので、低融点合金を溶断させることなく一次保護がで
き、保護装置の繰り返し使用ができる。
【0010】本発明の請求項3に記載された発明は、前
記PTC素子の温度トリップが、前記低融点合金の溶融
温度よりも低く設定されていることを特徴とする請求項
2に記載の保護装置である。上記の構成によれば、低融
点合金の溶断前にPTC素子が抵抗値を増大するので、
低融点合金を溶断させることなく一次保護ができ、保護
装置の繰り返し使用ができる。
【0011】本発明の請求項4に記載された発明は、前
記絶縁材が絶縁基板であり、前記導電体の少なくとも一
方が絶縁基板に形成された電極であり、前記PTC素子
が前記電極とリード間に介在されていることを特徴とす
る請求項1ないし3に記載の保護装置である。上記の構
成によれば、従来の基板型保護装置と同様の製造方法が
採用できる。
【0012】本発明の請求項5に記載された発明は、前
記導電体の少なくとも一方が中継リードであり、前記P
TC素子が前記中継リードと他のリード間に介在されて
いることを特徴とする請求項1ないし3に記載の保護装
置である。上記の構成によれば、中継リードを利用し
て、PTC素子の取り付け位置の選択範囲が拡大され
る。
【0013】本発明の請求項6に記載された発明は、前
記導電体の少なくとも一方が中継リードであり、前記P
TC素子が前記絶縁材から離隔した位置で前記中継リー
ドと他のリード間に介在されていることを特徴とする請
求項5に記載の保護装置である。上記の構成によれば、
従来の基板型保護装置にPTC素子を外付けして製造で
きる。
【0014】本発明の請求項7に記載された発明は、前
記絶縁材がプラスチックフィルムであり、前記導電材の
少なくとも一方が中継リードであることを特徴とする請
求項1ないし6に記載の保護装置である。上記の構成に
よれば、セラミック製の絶縁基板を用いるものに比較し
て、薄型化ができる。
【0015】本発明の請求項8に記載された発明は、前
記絶縁材が絶縁基板であり、前記導電体の少なくとも一
方が絶縁基板に形成された電極であり、前記PTC素子
が前記電極とリード間に介在されており、前記絶縁基板
はさらに通電による発熱で前記低融点合金を溶断させる
抵抗体を備えることを特徴とする請求項1ないし7に記
載の保護装置である。上記の構成によれば、リチウムイ
オン二次電池の充電完了時に低融点合金を溶断させて過
充電を防止することができる。
【0016】本発明の請求項9に記載された発明は、前
記PTC素子が、セラミックまたは導電性ポリマーから
なることを特徴とする請求項1ないし8に記載の保護装
置である。上記の構成によれば、セラミックからなるも
のでは、特にPTC素子を外付けする場合に都合がよ
く、導電性ポリマーからなるものは、電極上にPTC素
子を取り付ける場合に都合がよい。
【0017】
【発明の実施形態】本発明の保護装置の実施態様につい
て、以下、図面を参照して説明する。
【0018】
【実施態様1】図1は本発明の第1実施態様における保
護装置Aの一部を除去した平面図を示し、図2は図1に
おけるA−A線の断面図を示す。図1において、1は絶
縁材の一例としてのアルミナセラミック等の矩形状の絶
縁基板であり、その長手方向の両端部に導電体の一例と
してのCu,Ag、Ag−Pd、Ag−Pt等の導電ペ
ーストを塗布焼成して電極2、3が形成されている。一
方の電極2の外方端上にはPTC特性を有する導電性ポ
リマーの塗布により、PTC素子4が形成されている。
このPTC素子4は、例えば不飽和ポリエステル樹脂ま
たはビニルエステル樹脂にカーボンブラックを配合した
導電性樹脂組成物で形成されている。そしてこのPTC
素子4の上に銅製,ニッケル製、はんだめっき銅製また
は鉄を主材料とするリード5がはんだ付け等により接続
されており、他方の電極3の外方端に前記同様のリード
6がはんだ付け等により接続されている。ここで、前記
PTC素子4は、図1の平面図から明らかなように、リ
ード5の周辺部からはみ出して電極2を覆い、電極2と
リード5との間の電気絶縁距離を大きくして、両者が短
絡しない構造になっている。前記電極2、3の内方端間
にまたがって、低融点合金7が溶接等により固着接続さ
れている。ここで、電極2、3の上にAg層やはんだめ
っき層等を形成しておくと、低融点合金7の接続性が向
上し、容易に固着強度の増大および接続抵抗の低減がで
きる。低融点合金7の上は、フラックス8で被覆され、
さらにセラミックまたは絶縁樹脂等の成形体よりなる絶
縁キャップ9が被せられ、封止樹脂10により固着封止
されている。
【0019】図3は、上記保護装置Aの等価回路図を示
す。図3において、11、12は端子であり、それぞれ
リード5、6に対応している。13はPTC素子で、前
記PTC素子4に対応している。14はヒューズで、前
記低融点合金7に対応している。
【0020】上記の保護装置Aを、例えば前記特開平8
−236305号公報に開示されているように、リチウ
ムイオン二次電池の充電回路に直列接続する。万一、リ
チウムイオン二次電池が短絡等の異常状態であると、過
電流によって前記PTC素子13(4)が自己発熱で抵
抗値を増大して、電流を低減する。また、リチウムイオ
ン二次電池が正常状態であると、電流が適正値でPTC
素子13(4)の抵抗値が小さいため、ヒューズ14
(7)を介してリチウムイオン二次電池が充電される。
リチウムイオン二次電池が充電されるに伴って、その端
子電圧が徐々に上昇する。そして、リチウムイオン二次
電池が過充電状態になり、温度が過昇すると、PTC素
子13(4)の抵抗値が急激に増大して、リチウムイオ
ン二次電池への充電電流を抑制する。PTC素子13
(4)の抵抗値が増大すると、その電圧降下によって、
リチウムイオン二次電池への供給電圧が低下するため
に、リチウムイオン二次電池の過充電を防止することが
できる。
【0021】そして、万一、PTC素子13(4)の繰
り返し動作による温度蓄積等の理由で温度が過昇する
と、ヒューズ14(7)が溶断して、リチウムイオン二
次電池への充電電流を停止して、火災等の危険を未然に
防止することができる。
【0022】すなわち、本発明の保護装置によれば、P
TC素子13(4)と、ヒューズ14(7)との二重保
護機能により安全を確保することができる。
【0023】ここで、PTC4がリード5の周辺に沿っ
て電極2上に寸法aだけはみ出すように形成されている
とともに、電極2は絶縁基板1の端部まで形成しない
で、絶縁基板1の端部から寸法bだけ入り込んだ位置ま
でしか形成されておらず、しかもPTC素子4が絶縁基
板1の端部まで形成されているので、電極2とリード5
との間の電気絶縁距離は十分であり、これら両者間で短
絡する恐れがない。上記実施態様の保護素子Aは、PT
C素子4を導電性ポリマーにより形成しているので、前
記の寸法a,bは、容易に十分な大きさに設定できる。
【0024】
【実施態様2】図4は本発明の第2実施態様における保
護装置Bの一部を除去した平面図を示し、図5は図4に
おける中心線に沿う断面図を示す。図4および図5にお
いて、21はアルミナセラミック等の矩形状の絶縁基板
であり、その長手方向の両端部に導電体の一例としてC
u,Ag、Ag−Pd、Ag−Pt等の導電ペーストを
塗布焼成して電極22、23が形成されている。一方の
電極22の外方端上にはPTC特性を有するセラミック
よりなるPTC素子24が接続されている。このPTC
素子24の上に銅製,ニッケル製,はんだめっき銅製ま
たは鉄を主成分とするリード25がはんだ付け等により
接続されている。また、他方の電極23の外方端上に前
記同様のリード25がはんだ付け等により接続されてい
る。ここで、前記PTC素子24は、図5の断面図から
明らかなように、リード25の周辺部の電極22から寸
法cだけはみ出すとともに、絶縁基板21に端部から寸
法dだけはみ出しているので、電極22とリード25と
が電気的に近接しない構造になっている。前記電極2
2、23の内方端間にまたがって、低融点合金27が溶
接等により固着接続されている。低融点合金27の上
は、フラックス28で被覆され、さらにセラミックまた
は絶縁樹脂等の成形体よりなる絶縁キャップ29が被せ
られ、封止樹脂30により固着封止されている。この実
施態様の保護装置Bにおいても、電極22とリード25
とは、PTC素子24によって、電気的に十分な絶縁距
離が確保され、両者間の短絡等は防止される。
【0025】上記の保護装置Bを、例えば前記特開平8
−236305号公報に開示されているように、リチウ
ムイオン二次電池の充電回路に直列接続し、リチウムイ
オン二次電池の短絡等の異常時に、前記PTC素子24
が過電流によってその抵抗値が増大する。また、リチウ
ムイオン二次電池が正常状態であれば、PTC素子24
の抵抗値が小さいため、程融点合金27を介してリチウ
ムイオン二次電池が充電される。リチウムイオン二次電
池が充電されるに伴って、その端子電圧が徐々に上昇す
る。そして、リチウムイオン二次電池が過充電状態等に
より温度過昇すると、前記PTC素子24が自己発熱に
よる温度上昇によって、抵抗値が急激に増大して、リチ
ウムイオン二次電池への充電電流を抑制する。PTC素
子24の抵抗値が増大すると、その電圧降下によって、
リチウムイオン二次電池への供給電圧が低下するため
に、リチウムイオン二次電池の過充電を防止することが
できる。さらに、リチウムイオン二次電池が温度過昇す
ると、低融点合金27が溶断して、火災等の危険を未然
に防止する。
【0026】
【実施態様3】図6は、本発明の第3実施態様における
保護装置Cの断面図を示す。図6において、31はセラ
ミック等よりなる絶縁基板で、長手方向の両端部にC
u,Ag、Ag−Pd、Ag−Pt等の導電ペーストを
塗布焼成して電極32、33が形成されている。これら
の電極32、33の上には、それぞれ導電体の他の例と
しての銅製,ニッケル製,はんだめっき銅製または鉄を
主成分とするリード34、35がはんだ付け等により接
続されている。ここで、一方のリード34は他方のリー
ド35よりも短い中継リードである。そして、この中継
リード34の絶縁基板31から外れた端部位置に、セラ
ミック製のPTC素子36がはんだ付け等により固着さ
れている。そして、このPTC素子36に銅製,ニッケ
ル製,ハンダメッキ銅製または鉄を主成分とするリード
37がはんだ付け等により接続されている。前記リード
34、35の内方端間には、低融点合金38が溶接等に
より接続されている。なお、図面では低融点合金38が
絶縁基板31の上面から浮き上がった状態になってい
る。このようにすると、低融点合金38が自重で溶断し
やすくなるが、絶縁基板の上面に接するようにしてもよ
い。この低融点合金38は、フラックス39により被覆
されており、フラックス39の上方からセラミックや絶
縁樹脂等の成形体よりなる絶縁キャップ40が被せられ
て、封止樹脂41によって固着封止されている。
【0027】この保護装置Cにおいても、中継リード3
4とリード37との間に、PTC素子36の一端(図示
右方)がリード37の一端(図示右方)から寸法eだけ
はみ出すとともに、他端(図示左方)が中継リード34
の他端(図示左方)から寸法fだけはみ出すように介在
されていることによって、中継リード34とリード37
とは、電気的に十分離隔しており、両者間の絶縁性が確
保されている。
【0028】しかも、リード34、35の内方端間にま
たがって低融点合金38を接続しているので、リード3
4、35およびPTC素子36と低融点合金38との熱
的結合性に優れ、リード34、35およびPTC素子3
6からの熱伝導によって低融点合金38が溶断しやすく
なる。
【0029】なお、電極32、33はリード34、35
をはんだ付けにより固着するために形成したものであ
り、リード34、35を例えば接着剤によって絶縁基板
31に固着する場合は、電極32、33を省略すること
ができる。
【0030】
【実施態様4】図7は、本発明の第4実施態様における
保護装置Dの断面図を示す。図7において、一部を除い
ては図6の第3実施態様の保護装置Cと同一であるた
め、同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。図6の保護装置Cとの相違点は、図6の保護装置C
では中継リード34の上面にPTC素子36およびリー
ド37を接続しているのに対して、本実施態様では中継
リード34の下面にPTC素子36aおよびリード37
aを接続していることである。
【0031】このような実施態様は、前記図6の実施態
様の保護装置Cと同一の効果が得られるのみならず、絶
縁キャップ40の高さ寸法に比較して絶縁基板31の厚
さが大きい場合に、保護素子全体の厚さ寸法を小さくで
きる特徴がある。
【0032】
【実施態様5】次に、抵抗付きヒューズの実施態様につ
いて説明する。図8ないし図11は本発明の第5実施態
様における抵抗付きヒューズよりなる保護装置Eを示
し、図8はその絶縁キャップ,フラックス等の一部を除
去した状態を示す平面図、図9は図8のA−A線に沿う
縦断面図、図10は図8のB−B線に沿う断面図、図1
1は一部を切り開いた下面図である。図8ないし図11
において、51はアルミナセラミック等よりなる略矩形
状の絶縁基板で、その長手方向の両端近傍の偏芯した位
置に透孔52,53が形成されている。絶縁基板51の
表面の前記透孔52,53を含まない位置,前記透孔5
2を含む位置,前記透孔53を含む位置に、それぞれC
u,Ag、Ag−Pd、Ag−Pt等の導電ペーストを
塗布焼成して電極54,55,56が形成されている。
また、絶縁基板51の裏面の前記透孔52,53を含む
位置に、それぞれCu、Ag、Ag−Pd、Ag−Pt
等の導電ペーストを塗布焼成して電極57,58が形成
されている。なお、これらの電極54,55,56およ
び57,58は、絶縁基板51に直接形成する場合の
他、予めMnMoペースト等を塗布焼成して下地層を形
成しておいて、その上に形成してもよい。このようにす
ると、絶縁基板51に対する電極54,55,56およ
び57,58の密着強度を大きくできる。ここで、図1
0から明らかなように、絶縁基板51の一方端側におけ
る表面の電極55と裏面の電極57とは、透孔52内に
充填された導電物質によって接続されており、絶縁基板
51の他方端側における表面の電極56と裏面の電極5
8とは、透孔53内に充填された導電物質によって接続
されている。前記絶縁基板51の裏面の電極57,58
間にまたがって、例えば酸化ルテニウム等の抵抗ペース
トを塗布焼成して抵抗体59が形成されており、これら
の電極57、58および抵抗体59はガラスまたは耐熱
性樹脂等の絶縁材料よりなる絶縁層60で被覆されてい
る。絶縁基板51の表面の前記透孔53を含まない位置
に形成された電極54の上には、PTC特性を有する導
電性樹脂物質を塗布形成したPTC素子61が形成され
ている。このPTC素子61の上に第1実施態様の保護
素子Aや第2実施態様の保護素子Bと同様に、銅製,ニ
ッケル製,はんだめっき銅製または鉄を主成分とするリ
ード62が、例えばはんだ付け等により接続されてい
る。また、他の電極55,56の上にも、それぞれ前記
同様のリード63,64が、例えばはんだ付け等により
接続されている。さらに、前記電極55,56の内方端
間にまたがって、低融点合金65が溶接等により接続さ
れている。この低融点合金65の上は、フラックス66
で覆われ、さらにその上方からセラミックまたは樹脂等
の成形体からなる絶縁キャップ67が被せられ、エポキ
シ樹脂等の封止樹脂68で固着封止されている。
【0033】次に、上記実施態様の抵抗付きヒューズよ
りなる保護装置Eの等価回路について説明する。図12
はその等価回路図を示す。図12において、70(6
2),71(63),72(64)は第1、第2、第3
端子で、それぞれリード62,63,64に対応してい
る。また、73(61)はPTC素子で、前記PTC素
子61に対応している。74(65)はヒューズで、前
記低融点合金65に対応している。これらは直列接続さ
れて、前記第1、第2端子70(62),71(63)
間に接続されている。さらに、75(59)は抵抗体
で、抵抗体59に対応しており、前記第2、第3端子7
1(63),72(64)間に接続されている。
【0034】次に、図8〜図11に示す抵抗付きヒュー
ズよりなる保護装置Eを、リチウムイオン二次電池の過
充電防止用保護装置として適用する場合について、図1
3により説明する。図13において、81,82は正負
直流入力端子で、83,84は正負直流出力端子であ
り、負直流入力端子82と負直流出力端子84とは接続
されている。また、抵抗付きヒューズよりなる保護装置
Eの第1端子70(62)を正直流入力端子81に接続
し、第2端子71(63)を正直流出力端子83に接続
されている。また、85は負荷の端子電圧を検知する電
圧検知手段で、図示例はツェナダイオード86と電流制
限抵抗87の直列接続で構成されており、前記ツェナダ
イオード86のカソードは前記正直流出力端子83に接
続されている。第3端子72(64)には、前記電圧検
知手段85による電圧検知によって導通状態となるスイ
ッチング手段、例えばトランジスタ88のコレクタが接
続され、そのエミッタは負直流入力端子82および負直
流出力端子84に接続され、ベースには前記電圧検知手
段85の電流制限抵抗87の他端が接続されている。
【0035】ここで、リード62、63が一直線状に導
出されており、リード64のみが異なる位置から導出さ
れているので、これらリード62,63,64、すなわ
ち,第1,第2,第3端子70(62),71(6
3),72(64)の判別が容易で、誤接続することが
ない。なお、リード64の幅を、他のリード62,63
の幅と異ならせれば、これらリード62,63,64、
すなわち,第1,第2,第3端子70(62),71
(63),72(64)の判別がより一層容易になる。
【0036】上記の構成において、正負直流入力端子8
1,82に電源,例えば充電器89を接続し、正負直流
出力端子83,84に負荷としてリチウムイオン二次電
池90を接続する。すると、PTC素子73(61)の
抵抗値が小さく、かつツェナダイオード86が非道通で
あるので、トランジスタ88は非道通状態であり、充電
器89−正直流入力端子81−第1端子70(62)−
PTC素子73(61)−ヒューズ74(65)−第2
端子71(63)−正直流出力端子83−負直流出力端
子84−負直流入力端子82−充電器89の経路で電流
が流れて、リチウムイオン二次電池90が充電され、そ
の端子電圧が徐々に上昇する。
【0037】リチウムイオン二次電池90の充電完了に
より、リチウムイオン二次電池90の端子電圧がツェナ
ダイオード86のツェナ電圧を超えると、ツェナダイオ
ード86が導通状態になり、トランジスタ88にバイア
ス電流が供給され、トランジスタ88が導通状態にな
る。それによって、充電器89−正直流入力端子81−
第1端子70(62)−抵抗体75(59)−第3端子
72(64)−トランジスタ88−負直流入力端子82
−充電器89の経路で電流が流れて、抵抗体59に通電
して発熱によりヒューズ74(65)が溶断して、リチ
ウムイオン二次電池90の充電電流を停止する。したが
って、リチウムイオン二次電池90の過充電が防止され
て、危険が未然に防止できるとともに、抵抗付きヒュー
ズEを繰り返し使用できる。
【0038】万一、リチウムイオン二次電池90が短絡
等の異常状態であれば、PTC素子73(61)に過電
流が流れてその抵抗値が増大する結果、電流を抑制して
火災等を未然に防止する。応答が遅延した場合は、抵抗
体75(59)が発熱し、それによってヒューズ74
(65)が溶断するので、安全である。
【0039】
【実施態様6】図14は本発明の題6実施態様の温度ヒ
ューズからなる保護装置Fの一部を切り開いた平面図
で、図15は図14の保護素子Eの断面図である。図1
4および図15において、91は導電体の一例としての
銅製,ニッケル製,はんだめっき銅製または鉄を主成分
とする中継リードであり、その一端側(図示左側)の上
面にこの中継リード91よりも幅広のセラミック製のP
TC素子92が高温はんだ付け等により接続されてお
り、PTC素子92の上面に前記同様のリード93が高
温はんだ付け等により接続されている。94は前記同様
のリードで、前記中継リード91とリード94の内方端
間には、低融点合金95が溶接等により接続されてい
る。前記低融点合金95の全面と、中継リード91およ
びリード94と低融点合金95の接続部分は、フラック
ス96によって被覆されている。そして、リード93、
94外方部分を除いて上下から、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)やポリエチレンナレフタレート(PE
N)等のフレキシブルなプラスチックフィルムからなる
絶縁材97、98を配置し、それら両者の接着または熱
圧着によって封止されている。
【0040】この実施態様によれば、第1〜第4実施態
様の保護装置A〜Dと同様の効果が得られるのみなら
ず、第1実施態様ないし第5実施態様の保護装置A〜E
に比較して、セラミック製の絶縁基板1、21、31、
51およびセラミック製の絶縁キャップ9、29、4
0、67が不要であり、製造が容易であるのみならず、
保護装置の厚さを小さくできるという特徴がある。
【0041】なお、本発明の上記第1〜第6実施態様の
保護装置A〜Fは、特定の構造のものについて説明した
が、本発明は上記実施態様に示した構造に限定されるも
のではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲で、各種の
変形が可能であることはいうまでもない。
【0042】すなわち、図1〜図11に示す温度ヒュー
ズによる保護装置A〜Dや抵抗付きヒューズによる保護
装置Eにおいて、リード5,6、25,26、35、3
7、62,63,64を省略して、電極2,3等を絶縁
基板1,21、31、51の端面を通って裏面に延長形
成することにより、表面実装タイプにすることもでき
る。
【0043】さらに、上記図8〜図11に示す抵抗付き
ヒューズよりなる保護装置Eにおいては、絶縁基板51
の裏面に抵抗体59を形成するとともに、絶縁基板51
の表面に低融点合金65を形成する場合について説明し
たが、絶縁基板51の表面または裏面に抵抗体59と低
融点合金65とを並置して形成することができる。その
ような構成によると、抵抗体59と低融点合金65との
形成が容易になる。あるいは、絶縁基板51の表面また
は裏面に抵抗体59を形成し、その上に絶縁層を介して
低融点合金65を積層形成するようにしてもよい。この
ように、抵抗体59と低融点合金65とを絶縁層を介し
て積層形成すると、抵抗体59と低融点合金65が近接
して、抵抗体59の発熱が迅速に低融点合金65に伝達
されるので、抵抗付きヒューズEの動作所要時間を短縮
することができる。また、絶縁基板を小型化できる。
【0044】また、上記各実施態様の保護装置A〜Fで
は、PTC素子を電極の一方または中継リードとの間に
介在する場合について説明したが、PTC素子を電極の
両方または中継リードとの間に介在させてもよい。ある
いは、電極と低融点合金との間に介在せるようにしても
よい。
【0045】さらに、第1〜第5実施態様の保護装置A
〜Dでは、フラックスの上から絶縁キャップを被せて封
止樹脂により固着封止するものを示したが、樹脂を塗布
またはポッチングして封止するようにしてもよい。さら
に、絶縁基板と絶縁キャップまたは封止樹脂を用いる代
わりに、上下から樹脂でモールドするようにしてもよ
い。
【0046】また、図14および図15の第6実施態様
の保護装置Fでは、リード93、94に低融点合金95
を直接接続する場合について説明したが、ポリエチレン
テレフタレート(PET)やポリエチレンナレフタレー
ト(PEN)等のフレキシブルなプラスチックフィルム
に、銅,ニッケル,銅合金,ニッケル合金等の導電材料
よりなる箔を接着しパターニングして形成した電極を導
電体として用いる温度ヒューズや抵抗付きヒューズとす
ることもできる。
【0047】本発明の保護装置は、リチウムイオン二次
電池の過充電状態を検知する検知手段を構成する電圧検
知素子として、ツェナダイオードのみならず、2方向性
2端子サイリスタを採用することができる。また、電圧
検知手段として、例えば分圧抵抗の直列接続を用いても
よいし、分圧抵抗と直列に電圧検知素子を接続してもよ
いし、分圧抵抗同士の接続点とトランジスタのベースと
の間に電圧検知素子を接続してもよい。
【0048】本発明の保護装置はまた、スイッチング手
段として、PNP型トランジスタや電界効果型トランジ
スタやサイリスタを採用することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上のように、少なくとも2つ
の導電体と、これらの導電体間にまたがって接続された
低融点合金と、この低融点合金を被覆するフラックス
と、前記導電体の少なくとも一方に接続されたPTC素
子と、前記フラックスおよびその周辺部分を上下から被
覆封止する絶縁材と、前記PTC素子に接続されたリー
ドとを有し、前記PTC素子が前記導電体およびリード
からはみ出していることを特徴とする保護装置であるか
ら、PTC素子の発熱による抵抗値の増大で負荷電流を
抑制できるので、例えばリチウムイオン二次電池等の保
護回路に用いることができ、リチウムイオン二次電池等
の過充電に起因する危険性を回避できるのみならず、P
TC素子を電極や中継リード等の導電体からはみ出させ
たので、電極や中継リード等の導電体と他のリードとの
電気絶縁距離が十分確保され、両者が短絡することが防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における第1実施態様の保護装置Aの
一部を切り開いた平面図
【図2】 本発明の第1実施態様の保護装置Aにおける
断面図
【図3】 本発明における第1実施態様の保護装置Aの
等価回路図
【図4】 本発明における第2実施態様の保護装置Bの
一部を切り開いた平面図
【図5】 本発明の第2実施態様の保護装置Bにおける
断面図
【図6】 本発明における第3実施態様の保護装置Cの
断面図
【図7】 本発明における第4実施態様の保護装置Dの
断面図
【図8】 本発明における第5実施態様の保護装置Eの
一部を切り開いた平面図
【図9】 本発明における第5実施態様の保護装置Eの
A−A線に沿う断面図
【図10】 本発明における第5実施態様の保護装置E
のB−B線に沿う断面図
【図11】 本発明における第5実施態様の保護装置E
の一部を切り開いた下面図
【図12】 本発明における第5実施態様の保護装置E
の等価回路図
【図13】 本発明における第5実施態様の保護装置E
をリチウムイオン二次電池の過充電防止装置に適用した
場合の回路図
【図14】 本発明における第6実施態様の保護装置F
の一部を切り開いた平面図
【図15】 本発明における第6実施態様の保護装置F
の断面図
【符号の説明】
A、B、C、D、F 保護装置(温度ヒューズ) E 保護装置(抵抗付きヒューズ) 1、21、31、51 絶縁材(絶縁基板) 2、3、22、23、54、55 導電体(電極) 4、13、24、36、36a、61、73 PTC素
子 5、6、25、26、62、63、64、93、94
リード 7、27、38、65、95 低融点合金 8、28、39、66、96 フラックス 9、29、40、67 絶縁キャップ 10、30、41、68 封止樹脂 11、12、70、71、72、 端子 14、74 ヒューズ 32、33、56、57、58 電極 34、91 導電体(中継リード) 52、53 透孔 59 抵抗体 60 絶縁層 75 抵抗体 81、82 正負直流入力端子 83、84 正負直流出力端子 85 電圧検知手段 86 電圧検知素子(ツェナダイオード) 87 電流制限抵抗 88 スィッチング手段(トランジスタ) 89 電源(充電器) 90 負荷(リチウムイオン二次電池) 97、98 絶縁材(プラスチックフィルム)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つの導電体と、これらの導電
    体間にまたがって接続された低融点合金と、この低融点
    合金を被覆するフラックスと、前記導電体の少なくとも
    一方に接続されたPTC素子と、前記フラックスおよび
    その周辺部分を上下から被覆封止する絶縁材と、前記P
    TC素子に接続されたリードとを有し、前記PTC素子
    が前記導電体およびリードからはみ出していることを特
    徴とする保護装置。
  2. 【請求項2】前記PTC素子が、前記低融点合金の溶融
    に先立って抵抗値を増大させるように設定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の保護装置。
  3. 【請求項3】前記PTC素子の温度トリップが、前記低
    融点合金の溶融温度よりも低く設定されていることを特
    徴とする請求項2に記載の保護装置。
  4. 【請求項4】前記絶縁材が絶縁基板であり、前記導電体
    の少なくとも一方が絶縁基板に形成された電極であり、
    前記PTC素子が前記電極とリード間に介在されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3に記載の保護装置。
  5. 【請求項5】前記導電体の少なくとも一方が中継リード
    であり、前記PTC素子が前記中継リードと他のリード
    間に介在されていることを特徴とする請求項1ないし3
    に記載の保護装置。
  6. 【請求項6】前記導電体の少なくとも一方が中継リード
    であり、前記PTC素子が前記絶縁材から離隔した位置
    で前記中継リードと他のリード間に介在されていること
    を特徴とする請求項5に記載の保護装置。
  7. 【請求項7】前記絶縁材がプラスチックフィルムであ
    り、前記導電材の少なくとも一方が中継リードであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし6に記載の保護装置。
  8. 【請求項8】前記絶縁材が絶縁基板であり、前記導電体
    の少なくとも一方が絶縁基板に形成された電極であり、
    前記PTC素子が前記電極とリード間に介在されてお
    り、前記絶縁基板はさらに通電による発熱で前記低融点
    合金を溶断させる抵抗体を備えることを特徴とする請求
    項1ないし7に記載の保護装置。
  9. 【請求項9】前記PTC素子が、セラミックまたは導電
    性ポリマーからなることを特徴とする請求項1ないし8
    に記載の保護装置。
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