JP2000123104A - 決算処理方法、利息額記帳方法、及び金融自動化システム - Google Patents

決算処理方法、利息額記帳方法、及び金融自動化システム

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JP2000123104A
JP2000123104A JP29804998A JP29804998A JP2000123104A JP 2000123104 A JP2000123104 A JP 2000123104A JP 29804998 A JP29804998 A JP 29804998A JP 29804998 A JP29804998 A JP 29804998A JP 2000123104 A JP2000123104 A JP 2000123104A
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幸雄 浅草
Akira Hatanaka
彰 畑中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ処理による決算処理に際して、
今日、銀行の店舗は休みであるものの、ATMなどの金
融自動化システムは日曜日でも稼働しており、従って、
一日をまるまる使っての決算処理を行うことが出来難い
ことから、その決算処理を容易にすることである。 【解決手段】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を持
つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにおい
て利息額を算出する決算処理方法であって、 前記端末
装置を用いての取り扱いが開始される第1工程と、前記
第1工程の後、該取り扱いの口座に関する識別情報が前
記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程
と、前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記
中央処理装置が、記憶手段から該口座における利息額の
算出に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基に
利息額を算出する決算処理工程とを具備する決算処理方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば銀行などの金融
機関、あるいはその他の会計機関によって行われる決算
処理方法に関する。更には、決算処理によって算出され
た利息額を記帳する利息額記帳方法に関する。又、前記
の方法が実施される金融自動化システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、普通預金、別
段預金、貯蓄預金などの預金(貯金)に対して預金利息
が発生する。又、貸している場合には、貸越利息が発生
する。これら預金利息や貸越利息は、決算日が来ると、
決算処理が行われている。例えば、普通預金や別段預金
にあっては、2月の第2土曜日の翌営業日、及び8月の
第2土曜日の翌営業日を決算元加日(決算処理により求
められた利息額を口座に元加(引き落とし)する日)と
し、その前日を決算基準日(決算日)としている。当座
預金にあっては、3月の第3土曜日の翌営業日、6月の
第3土曜日の翌営業日、9月の第3土曜日の翌営業日、
及び12月の第3土曜日の翌営業日を決算元加日(決算
処理により求められた利息額を口座に元加(引き落と
し)する日)とし、その前日を決算基準日(決算日)と
している。
【0003】この決算処理(預金利息や貸越利息の額の
算出)を、従来では、一度に行っていた。すなわち、決
算元加日の前日が休日(日曜日)である為、その一日を
まるまる使い、コンピュータ処理により決算処理を行っ
ていた。しかし、今日、銀行の店舗は休みであるもの
の、ATMなどの金融自動化システムは日曜日でも稼働
している。従って、従来のように、一日をまるまる使っ
ての決算処理を行うことが出来なくなり、決算処理に悲
鳴を挙げている。
【0004】従って、本発明が解決しようとする課題
は、決算処理を容易にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、決算処理を
決算元加日の前日(決算日)にしておかねばならない理
由についての検討を行った。その結果、理由の一つとし
て、例えば預金者が通帳を持って決算元加日の朝9時に
銀行に現れ、取引が行われたにもかかわらず、決算処理
が行われていないと、通帳に利息額を記帳できないから
であることに気付いた。この知見から、例えば通帳が使
われた時点において、決算処理が瞬時(短時間)のうち
に行われれば、決算元加日に決算処理が行われても良い
のではないかとの啓示を得るに至った。
【0006】この啓示を基にして本発明が達成されたも
のである。すなわち、決算処理をコンピュータで行え
ば、一つの口座における決算処理は瞬時(短時間)のう
ちに行える。すなわち、瞬時のうちに利息額の算出がな
される。従って、来店した預金者が取引を開始してから
決算処理しても充分間に合う。尚、一度に全預金者が来
店し、一度に取引が行われるのであれば、コンピュータ
を使っても決算処理に時間は掛かる。しかし、このよう
な事態は現実問題としてあり得ない。
【0007】従って、前記の課題は、記憶手段、演算手
段、及び制御手段を持つ中央処理装置と、端末装置とを
有するシステムにおいて利息額を算出する決算処理方法
であって、前記端末装置を用いての取り扱いが開始され
る第1工程と、前記第1工程の後、該取り扱いの口座に
関する識別情報が前記端末装置から前記中央処理装置に
送信される送信工程と、前記送信工程で送られた識別情
報に基づいて、前記中央処理装置が、記憶手段から該口
座における利息額の算出に必要な情報を読み出し、読み
出された情報を基に利息額を算出する決算処理工程とを
具備することを特徴とする決算処理方法によって解決さ
れる。
【0008】又、記憶手段、演算手段、及び制御手段を
持つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにお
いて利息額を算出する決算処理方法であって、 前記端
末装置を用いての取り扱いが開始される第1工程と、前
記第1工程の後、該取り扱いの口座に関する識別情報が
前記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信工
程と、前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前
記中央処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読
み出した該口座における前回決算日に関する情報と中央
処理装置の記憶手段から読み出した前回決算日に関する
情報とを対比し、該取り扱いが前回決算日の後の最初の
取り扱いであるか否かを判別し、該取り扱いが前回決算
日の後の最初の取り扱いであることが判明した場合、読
み出された該口座における利息額の算出に必要な情報を
基に利息額を算出する決算処理工程とを具備することを
特徴とする決算処理方法によって解決される。
【0009】又、記憶手段、演算手段、及び制御手段を
持つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにお
いて利息額を算出する決算処理方法であって、前記端末
装置を用いての取り扱いが開始される第1工程と、前記
第1工程の後、該取り扱いの口座に関する識別情報が前
記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程
と、前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記
中央処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み
出した前回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手
段から読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、
該取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであるか
否かを判別する判別工程と、前記判別工程により、該取
り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであることが
判明した場合、前記中央処理装置が、記憶手段から該口
座における利息額の算出に必要な情報を読み出し、読み
出された情報を基に利息額を算出する決算処理工程とを
具備することを特徴とする決算処理方法によって解決さ
れる。
【0010】又、記憶手段、演算手段、及び制御手段を
持つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにお
いて利息額を算出する決算処理方法であって、通帳(及
び/又はカード)が前記端末装置によって取り扱われる
状態に置かれる第1工程と、前記第1工程の後、該通帳
(及び/又はカード)の口座に関する識別情報が前記端
末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程と、
前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
処理装置が、記憶手段から該口座における利息額の算出
に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基に利息
額を算出する決算処理工程とを具備することを特徴とす
る決算処理方法によって解決される。
【0011】又、記憶手段、演算手段、及び制御手段を
持つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにお
いて利息額を算出する決算処理方法であって、通帳(及
び/又はカード)が前記端末装置によって取り扱われる
状態に置かれる第1工程と、前記第1工程の後、該通帳
(及び/又はカード)の口座に関する識別情報が前記端
末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程と、
前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
た該口座における前回決算日に関する情報と中央処理装
置の記憶手段から読み出した前回決算日に関する情報と
を対比し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱
いが前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否かを判
別し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが
前回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明した
場合、読み出された該口座における利息額の算出に必要
な情報を基に利息額を算出する決算処理工程とを具備す
ることを特徴とする決算処理方法によって解決される。
【0012】又、記憶手段、演算手段、及び制御手段を
持つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにお
いて利息額を算出する決算処理方法であって、通帳(及
び/又はカード)が前記端末装置によって取り扱われる
状態に置かれる第1工程と、前記第1工程の後、該通帳
(及び/又はカード)の口座に関する識別情報が前記端
末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程と、
前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
た前回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手段か
ら読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、該通
帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日
の後の最初の取り扱いであるか否かを判別する判別工程
と、前記判別工程により、該通帳(及び/又はカード)
の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いで
あることが判明した場合、前記中央処理装置が、前記記
憶手段から該口座における利息額の算出に必要な情報を
読み出し、読み出された情報を基に利息額を算出する決
算処理工程とを具備することを特徴とする決算処理方法
によって解決される。
【0013】尚、上記決算処理方法において、第1工程
の後、端末装置によって口座に関する識別情報が読み取
られ、この読み取られた識別情報が前記端末装置から中
央処理装置に送信されるようにしてなるのが好ましい。
又、上記決算処理方法において、口座における決算処理
が行われた旨の処理済情報として前回決算日が記憶手段
の口座情報ファイルに更新される記憶工程を具備するの
が好ましい。
【0014】又、上記決算処理方法において、端末装置
によって取り扱われる口座に関する識別情報に基づい
て、中央処理装置は、記憶手段の口座情報ファイルから
読み出した前回決算日の情報と中央処理装置の記憶手段
から読み出した前回決算日の情報とを対比し、口座情報
ファイルから読み出した前回決算日が中央処理装置の記
憶手段から読み出した前回決算日より前の場合には、該
取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであると判
別し、決算処理工程を行うようにするのが好ましい。
【0015】又、上記決算処理方法において、端末装置
によって取り扱われる口座に関する識別情報に基づい
て、中央処理装置は、記憶手段の口座情報ファイルから
読み出した前回決算日の情報と中央処理装置の記憶手段
から読み出した前回決算日の情報とを対比し、口座情報
ファイルから読み出した前回決算日が中央処理装置の記
憶手段から読み出した前回決算日より前の場合には、該
取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであると判
別し、決算処理工程を行い、口座情報ファイルから読み
出した前回決算日が中央処理装置の記憶手段から読み出
した前回決算日より前でない場合には、該取り扱いが前
回決算日の後の最初の取り扱いでないと判別し、決算処
理工程を行わないようにするのが好ましい。
【0016】又、上記決算処理方法において、多数の口
座における決算処理を一括して行う一括処理信号が中央
処理装置に入力される一括処理信号入力工程と、この一
括処理信号入力工程の後、前記中央処理装置が、記憶手
段から各口座における利息額の算出に必要な情報を読み
出し、読み出された情報を基に各口座における利息額を
算出する一括決算処理工程と、前記一括決算処理工程の
後、該口座における決算処理が行われた旨の処理済情報
として前回決算日が記憶手段の口座情報ファイルに更新
される記憶工程とを具備するのが好ましい。
【0017】又、上記決算処理方法において、決算処理
工程で得た結果が記憶手段の口座情報ファイルに更新さ
れる記憶工程を具備するのが好ましい。又、前記の課題
は、記憶手段、演算手段、及び制御手段を持つ中央処理
装置と、出力手段を持つ端末装置とを有するシステムに
おいて通帳に利息額を記帳する利息額記帳方法であっ
て、通帳が前記端末装置によって取り扱われる状態に置
かれる第1工程と、前記第1工程の後、該通帳の口座に
関する識別情報が前記端末装置から前記中央処理装置に
送信される送信工程と、前記送信工程で送られた識別情
報に基づいて、前記中央処理装置が、記憶手段から該通
帳の口座における利息額の算出に必要な情報を読み出
し、読み出された情報を基に利息額を算出する決算処理
工程と、前記決算処理工程で算出された利息額が前記中
央処理装置から前記端末装置に送信され、前記出力手段
により該通帳に記帳される記帳工程とを具備することを
特徴とする利息額記帳方法によって解決される。
【0018】又、記憶手段、演算手段、及び制御手段を
持つ中央処理装置と、出力手段を持つ端末装置とを有す
るシステムにおいて通帳に利息額を記帳する利息額記帳
方法であって、通帳が前記端末装置によって取り扱われ
る状態に置かれる第1工程と、前記第1工程の後、該通
帳の口座に関する識別情報が前記端末装置から前記中央
処理装置に送信される送信工程と、前記送信工程で送ら
れた識別情報に基づいて、前記中央処理装置が、記憶手
段の口座情報ファイルから読み出した該口座における前
回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手段から読
み出した前回決算日に関する情報とを対比し、該通帳の
今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであ
るか否かを判別し、該取り扱いが前回決算日の後の最初
の取り扱いであることが判明した場合、読み出された該
口座における利息額の算出に必要な情報を基に利息額を
算出する決算処理工程と、前記決算処理工程で算出され
た利息額が前記中央処理装置から前記端末装置に送信さ
れ、前記出力手段により該通帳に記帳される記帳工程と
を具備することを特徴とする利息額記帳方法によって解
決される。
【0019】又、記憶手段、演算手段、及び制御手段を
持つ中央処理装置と、出力手段を持つ端末装置とを有す
るシステムにおいて通帳に利息額を記帳する利息額記帳
方法であって、通帳が前記端末装置によって取り扱われ
る状態に置かれる第1工程と、前記第1工程の後、該通
帳の口座に関する識別情報が前記端末装置から前記中央
処理装置に送信される送信工程と、前記送信工程で送ら
れた識別情報に基づいて、前記中央処理装置が、記憶手
段の口座情報ファイルから読み出した前回決算日に関す
る情報と中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決
算日に関する情報とを対比し、該通帳の今回の取り扱い
が前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否かを判別
する判別工程と、前記判別工程により、該通帳の今回の
取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであること
が判明した場合、前記中央処理装置が、記憶手段から該
通帳の口座における利息額の算出に必要な情報を読み出
し、読み出された情報を基に利息額を算出する決算処理
工程と、前記決算処理工程で算出された利息額が前記中
央処理装置から前記端末装置に送信され、前記出力手段
により該通帳に記帳される記帳工程とを具備することを
特徴とする利息額記帳方法によって解決される。
【0020】尚、上記利息額記帳方法において、第1工
程の後、端末装置によって通帳の口座に関する識別情報
が読み取られ、この読み取られた識別情報が前記端末装
置から中央処理装置に送信されるようにしてなるのが好
ましい。又、上記利息額記帳方法において、口座におけ
る決算処理が行われた旨の処理済情報として前回決算日
が記憶手段の口座情報ファイルに更新される記憶工程を
具備するのが好ましい。
【0021】又、上記利息額記帳方法において、端末装
置によって取り扱われる状態に置かれた通帳の口座に関
する識別情報に基づいて、中央処理装置は、記憶手段の
口座情報ファイルから読み出した前回決算日に関する情
報と中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決算日
に関する情報とを対比し、口座情報ファイルから読み出
した前回決算日が中央処理装置の記憶手段から読み出し
た前回決算日より前の場合には、該取り扱いが前回決算
日の後の最初の取り扱いであると判別し、決算処理工程
を行うようにするのが好ましい。
【0022】又、上記利息額記帳方法において、端末装
置によって取り扱われる状態に置かれた通帳の口座に関
する識別情報に基づいて、中央処理装置は、記憶手段の
口座情報ファイルから読み出した前回決算日に関する情
報と中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決算日
に関する情報とを対比し、口座情報ファイルから読み出
した前回決算日が中央処理装置の記憶手段から読み出し
た前回決算日より前の場合には、該通帳の今回の取り扱
いが前回決算日の後の最初の取り扱いであると判別し、
決算処理工程を行い、口座情報ファイルから読み出した
前回決算日が中央処理装置の記憶手段から読み出した前
回決算日より前でない場合には、該取り扱いが前回決算
日の後の最初の取り扱いでないと判別し、決算処理工程
を行わないようにするのが好ましい。
【0023】又、上記利息額記帳方法において、多数の
口座における決算処理を一括して行う一括処理信号が中
央処理装置に入力される一括処理信号入力工程と、この
一括処理信号入力工程の後、前記中央処理装置が、記憶
手段から各口座における利息額の算出に必要な情報を読
み出し、読み出された情報を基に各口座における利息額
を算出する一括決算処理工程と、前記一括決算処理工程
の後、該口座における決算処理が行われた旨の処理済情
報として前回決算日が記憶手段の口座情報ファイルに更
新される記憶工程とを具備するのが好ましい。
【0024】又、上記利息額記帳方法において、決算処
理工程で得た結果が記憶手段の口座情報ファイルに更新
される記憶工程を具備するのが好ましい。又、上記利息
額記帳方法において、算出された利息額が通帳に記帳さ
れた旨の記帳済情報が記憶手段の口座情報ファイルに更
新される記憶工程を具備するのが好ましい。
【0025】又、上記利息額記帳方法において、算出さ
れた利息額が通帳に記帳された旨の記帳済情報が記憶手
段の口座情報ファイルに更新される記憶工程を具備し、
端末装置によって取り扱われる状態に置かれた通帳の口
座に関する識別情報に基づいて、中央処理装置は、前記
記憶手段の口座情報ファイルから読み出した情報の中に
記帳済情報が存在するか否かを判別し、存在する場合に
は、前記出力手段により該通帳に利息額を記帳する記帳
工程を行わないようにするのが好ましい。
【0026】又、前記の課題は、第1読取手段、第1出
力手段、第1通信手段、及び前記の手段を制御する第1
制御手段を有する端末装置と、第2通信手段、第2記憶
手段、第2演算手段、及び前記の手段を制御する第2制
御手段を有する中央処理装置とを具備してなる金融自動
化システムであって、前記端末装置の第1制御手段は、
前記第1読取手段で読み取った口座に関する識別情報を
前記第1通信手段から前記中央処理装置に送信し、前記
中央処理装置の第2制御手段は、前記端末手段から送ら
れて来た識別情報を前記第2通信手段から受信し、その
受信した識別情報に基づいて前記第2記憶手段から該口
座における利息額の算出に必要な情報を読み出し、読み
出された情報を基に前記第2演算手段で利息額を算出す
ることを特徴とする金融自動化システムによって解決さ
れる。
【0027】又、第1読取手段、第1出力手段、第1通
信手段、及び前記の手段を制御する第1制御手段を有す
る端末装置と、第2通信手段、第2記憶手段、第2演算
手段、及び前記の手段を制御する第2制御手段を有する
中央処理装置とを具備してなる金融自動化システムであ
って、前記端末装置の第1制御手段は、前記第1読取手
段で読み取った通帳(及び/又はカード)の口座に関す
る識別情報を前記第1通信手段から前記中央処理装置に
送信し、前記中央処理装置から送信されて来る利息額の
情報を前記第1通信手段を介して受信し、前記第1出力
手段より出力し、前記中央処理装置の第2制御手段は、
前記端末手段から送られて来た識別情報を前記第2通信
手段から受信し、その受信した識別情報に基づいて前記
第2記憶手段から該口座における利息額の算出に必要な
情報を読み出し、読み出された情報を基に前記第2演算
手段で利息額を算出し、その利息額の情報を前記第2通
信手段を介して送信することを特徴とする金融自動化シ
ステムによって解決される。
【0028】尚、上記金融自動化システムにおいて、前
記中央処理装置の第2制御手段は、前記端末手段から送
られて来た識別情報を前記第2通信手段から受信し、そ
の受信した識別情報に基づいて前記第2記憶手段の口座
情報ファイルから読み出した該口座における前回決算日
に関する情報と中央処理装置の第3記憶手段から読み出
した前回決算日に関する情報とを対比し、該通帳(及び
/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最
初の取り扱いであるか否かを判別し、該通帳(及び/又
はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の
取り扱いであることが判明した場合、読み出された該口
座における利息額の算出に必要な情報を基に前記第2演
算手段で利息額を算出するするよう構成されたものが好
ましい。
【0029】又、上記金融自動化システムにおいて、前
記中央処理装置の第2制御手段は、前記端末手段から送
られて来た識別情報を前記第2通信手段から受信し、そ
の受信した識別情報に基づいて前記第2記憶手段の口座
情報ファイルから読み出した該口座における前回決算日
に関する情報と中央処理装置の第3記憶手段から読み出
した前回決算日に関する情報とを対比し、該通帳(及び
/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最
初の取り扱いであるか否かを判別し、該通帳(及び/又
はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の
取り扱いであることが判明した場合、前記第2記憶手段
から該口座における利息額の算出に必要な情報を読み出
し、読み出された情報を基に前記第2演算手段で利息額
を算出するよう構成されたものが好ましい。
【0030】又、上記金融自動化システムにおいて、前
記中央処理装置の第2制御手段は、前記端末手段から送
られて来た識別情報を前記第2通信手段から受信し、そ
の受信した識別情報に基づいて通帳(及び/又はカー
ド)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱
いであるか否かを判別し、該通帳(及び/又はカード)
の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いで
ないことが判明した場合、前記第2演算手段による利息
額の算出を行わないよう構成されたものが好ましい。
【0031】又、上記金融自動化システムにおいて、前
記中央処理装置の第2制御手段は、前記端末手段から送
られて来た識別情報を前記第2通信手段から受信し、そ
の受信した識別情報に基づいて前記第2記憶手段の口座
情報ファイルから読み出した前回決算日に関する情報と
中央処理装置の第3記憶手段から読み出した前回決算日
に関する情報とを対比し、該通帳(及び/又はカード)
の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いで
あるか否かを判別し、該通帳(及び/又はカード)の今
回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いでない
ことが判明した場合、前記第2演算手段による利息額の
算出を行わないよう構成されたものが好ましい。
【0032】又、上記金融自動化システムにおいて、前
記中央処理装置の第2制御手段は、前記端末手段から送
られて来た識別情報を前記第2通信手段から受信し、そ
の受信した識別情報に基づいて前記第2記憶手段の口座
情報ファイルから読み出した前回決算日に関する情報と
中央処理装置の第3記憶手段から読み出した前回決算日
に関する情報とを対比し、口座情報ファイルから読み出
した前回決算日が第3記憶手段から読み出した前回決算
日より前の場合には、該通帳(及び/又はカード)の今
回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いである
と判別し、前記第2記憶手段から該口座における利息額
の算出に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基
に前記第2演算手段で利息額を算出し、口座情報ファイ
ルから読み出した前回決算日が第3記憶手段から読み出
した前回決算日より前でない場合には、該通帳(及び/
又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初
の取り扱いでないと判別し、利息額の算出を行わないよ
う構成されたものが好ましい。
【0033】又、上記金融自動化システムにおいて、前
記中央処理装置の第2制御手段は、前記第2演算手段で
利息額を算出したことを第2記憶手段に記憶させるよう
構成されたものが好ましい。又、上記金融自動化システ
ムにおいて、前記中央処理装置の第2制御手段は、前記
第2演算手段で利息額を算出した結果を第2記憶手段に
記憶させるよう構成されたものが好ましい。
【0034】又、上記金融自動化システムにおいて、前
記中央処理装置の第2制御手段は、前記第2演算手段で
利息額を算出した結果を前記第1出力手段より出力した
ことを第2記憶手段に記憶させるよう構成されたものが
好ましい。又、上記金融自動化システムにおいて、前記
中央処理装置の第2制御手段は、前記第2演算手段で利
息額を算出した結果を前記第1出力手段より出力した出
力済情報を第2記憶手段に記憶させ、前記第2記憶手段
から読み出した出力済情報の中に該口座の利息額につい
ての出力済情報が存在するか否かを判別し、存在する場
合には、前記第1出力手段による出力を行わないよう構
成されたものが好ましい。
【0035】又、上記金融自動化システムにおいて、前
記中央処理装置は第2入力手段を有しており、前記第2
入力手段により多数の口座における決算処理を一括して
行う一括処理信号が入力されると、前記中央処理装置の
第2制御手段は、前記第2記憶手段から該口座における
利息額の算出に必要な情報を読み出し、読み出された情
報を基に前記第2演算手段で利息額を算出するよう構成
されたものが好ましい。
【0036】そして、上記のように構成させていること
により、決算元加日前に全ての口座における決算処理が
終了していなくても済むようになる。すなわち、予め、
決算処理が完了しておらずとも、顧客の来店時における
取り扱い時(取引時)において、決算処理がコンピュー
タにより直ちに行われ、その結果が直ちに利用できるか
ら、決算元加日前に全ての口座における決算処理を終了
させておかねばと言う必要がなくなる。従って、一定時
点において、決算処理に多くの行員を割かねばならない
問題が解決される。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明になる決算処理方法は、記
憶手段、演算手段、及び制御手段を持つ中央処理装置
と、端末装置とを有するシステムにおいて利息額を算出
する決算処理方法であって、前記端末装置を用いての取
り扱いが開始される第1工程と、前記第1工程の後、該
取り扱いの口座に関する識別情報が前記端末装置から前
記中央処理装置に送信される送信工程と、前記送信工程
で送られた識別情報に基づいて、前記中央処理装置が、
記憶手段から該口座における利息額の算出に必要な情報
を読み出し、読み出された情報を基に利息額を算出する
決算処理工程とを具備する。又、記憶手段、演算手段、
及び制御手段を持つ中央処理装置と、端末装置とを有す
るシステムにおいて利息額を算出する決算処理方法であ
って、前記端末装置を用いての取り扱いが開始される第
1工程と、前記第1工程の後、該取り扱いの口座に関す
る識別情報が前記端末装置から前記中央処理装置に送信
される送信工程と、前記送信工程で送られた識別情報に
基づいて、前記中央処理装置が、記憶手段の口座情報フ
ァイルから読み出した該口座における前回決算日に関す
る情報と中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決
算日に関する情報とを対比し、該取り扱いが前回決算日
の後の最初の取り扱いであるか否かを判別し、該取り扱
いが前回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明
した場合、読み出された該口座における利息額の算出に
必要な情報を基に利息額を算出する決算処理工程とを具
備する。又、記憶手段、演算手段、及び制御手段を持つ
中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにおいて
利息額を算出する決算処理方法であって、前記端末装置
を用いての取り扱いが開始される第1工程と、前記第1
工程の後、該取り扱いの口座に関する識別情報が前記端
末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程と、
前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
た前回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手段か
ら読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、該取
り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否か
を判別する判別工程と、前記判別工程により、該取り扱
いが前回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明
した場合、前記中央処理装置が、記憶手段から該口座に
おける利息額の算出に必要な情報を読み出し、読み出さ
れた情報を基に利息額を算出する決算処理工程とを具備
する。又、記憶手段、演算手段、及び制御手段を持つ中
央処理装置と、端末装置とを有するシステムにおいて利
息額を算出する決算処理方法であって、通帳(及び/又
はカード)が前記端末装置によって取り扱われる状態に
置かれる第1工程と、前記第1工程の後、該通帳(及び
/又はカード)の口座に関する識別情報が前記端末装置
から前記中央処理装置に送信される送信工程と、前記送
信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央処理装
置が、記憶手段から該口座における利息額の算出に必要
な情報を読み出し、読み出された情報を基に利息額を算
出する決算処理工程とを具備する。又、記憶手段、演算
手段、及び制御手段を持つ中央処理装置と、端末装置と
を有するシステムにおいて利息額を算出する決算処理方
法であって、通帳(及び/又はカード)が前記端末装置
によって取り扱われる状態に置かれる第1工程と、前記
第1工程の後、該通帳(及び/又はカード)の口座に関
する識別情報が前記端末装置から前記中央処理装置に送
信される送信工程と、前記送信工程で送られた識別情報
に基づいて、前記中央処理装置が、記憶手段の口座情報
ファイルから読み出した該口座における前回決算日に関
する情報と中央処理装置の記憶手段から読み出した前回
決算日に関する情報とを対比し、該通帳(及び/又はカ
ード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り
扱いであるか否かを判別し、該通帳(及び/又はカー
ド)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱
いであることが判明した場合、読み出された該口座にお
ける利息額の算出に必要な情報を基に利息額を算出する
決算処理工程とを具備する。又、記憶手段、演算手段、
及び制御手段を持つ中央処理装置と、端末装置とを有す
るシステムにおいて利息額を算出する決算処理方法であ
って、通帳(及び/又はカード)が前記端末装置によっ
て取り扱われる状態に置かれる第1工程と、前記第1工
程の後、該通帳(及び/又はカード)の口座に関する識
別情報が前記端末装置から前記中央処理装置に送信され
る送信工程と、前記送信工程で送られた識別情報に基づ
いて、前記中央処理装置が、記憶手段の口座情報ファイ
ルから読み出した前回決算日に関する情報と中央処理装
置の記憶手段から読み出した前回決算日に関する情報と
を対比し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱
いが前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否かを判
別する判別工程と、前記判別工程により、該通帳(及び
/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最
初の取り扱いであることが判明した場合、前記中央処理
装置が、前記記憶手段から該口座における利息額の算出
に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基に利息
額を算出する決算処理工程とを具備する。上記決算処理
方法において、第1工程の後、端末装置によって口座に
関する識別情報が読み取られ、この読み取られた識別情
報が前記端末装置から中央処理装置に送信される。又、
口座における決算処理が行われた旨の処理済情報として
前回決算日が記憶手段の口座情報ファイルに更新される
記憶工程を具備する。又、端末装置によって取り扱われ
る口座に関する識別情報に基づいて、中央処理装置は、
記憶手段の口座情報ファイルから読み出した前回決算日
の情報と中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決
算日の情報とを対比し、口座情報ファイルから読み出し
た前回決算日が中央処理装置の記憶手段から読み出した
前回決算日より前の場合には、該取り扱いが前回決算日
の後の最初の取り扱いであると判別し、決算処理工程を
行う。又、端末装置によって取り扱われる口座に関する
識別情報に基づいて、中央処理装置は、記憶手段の口座
情報ファイルから読み出した前回決算日の情報と中央処
理装置の記憶手段から読み出した前回決算日の情報とを
対比し、口座情報ファイルから読み出した前回決算日が
中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決算日より
前の場合には、該取り扱いが前回決算日の後の最初の取
り扱いであると判別し、決算処理工程を行い、口座情報
ファイルから読み出した前回決算日が中央処理装置の記
憶手段から読み出した前回決算日より前でない場合に
は、該取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いでな
いと判別し、決算処理工程を行わない。又、多数の口座
における決算処理を一括して行う一括処理信号が中央処
理装置に入力される一括処理信号入力工程と、この一括
処理信号入力工程の後、前記中央処理装置が、記憶手段
から各口座における利息額の算出に必要な情報を読み出
し、読み出された情報を基に各口座における利息額を算
出する一括決算処理工程と、前記一括決算処理工程の
後、該口座における決算処理が行われた旨の処理済情報
として前回決算日が記憶手段の口座情報ファイルに更新
される記憶工程とを具備する。又、決算処理工程で得た
結果が記憶手段の口座情報ファイルに更新される記憶工
程を具備する。
【0038】本発明になる利息額記帳方法は、記憶手
段、演算手段、及び制御手段を持つ中央処理装置と、出
力手段を持つ端末装置とを有するシステムにおいて通帳
に利息額を記帳する利息額記帳方法であって、通帳が前
記端末装置によって取り扱われる状態に置かれる第1工
程と、前記第1工程の後、該通帳の口座に関する識別情
報が前記端末装置から前記中央処理装置に送信される送
信工程と、前記送信工程で送られた識別情報に基づい
て、前記中央処理装置が、記憶手段から該通帳の口座に
おける利息額の算出に必要な情報を読み出し、読み出さ
れた情報を基に利息額を算出する決算処理工程と、前記
決算処理工程で算出された利息額が前記中央処理装置か
ら前記端末装置に送信され、前記出力手段により該通帳
に記帳される記帳工程とを具備する。又、記憶手段、演
算手段、及び制御手段を持つ中央処理装置と、出力手段
を持つ端末装置とを有するシステムにおいて通帳に利息
額を記帳する利息額記帳方法であって、通帳が前記端末
装置によって取り扱われる状態に置かれる第1工程と、
前記第1工程の後、該通帳の口座に関する識別情報が前
記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程
と、前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記
中央処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み
出した該口座における前回決算日に関する情報と中央処
理装置の記憶手段から読み出した前回決算日に関する情
報とを対比し、該通帳の今回の取り扱いが前回決算日の
後の最初の取り扱いであるか否かを判別し、該取り扱い
が前回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明し
た場合、読み出された該口座における利息額の算出に必
要な情報を基に利息額を算出する決算処理工程と、前記
決算処理工程で算出された利息額が前記中央処理装置か
ら前記端末装置に送信され、前記出力手段により該通帳
に記帳される記帳工程とを具備する。又、記憶手段、演
算手段、及び制御手段を持つ中央処理装置と、出力手段
を持つ端末装置とを有するシステムにおいて通帳に利息
額を記帳する利息額記帳方法であって、通帳が前記端末
装置によって取り扱われる状態に置かれる第1工程と、
前記第1工程の後、該通帳の口座に関する識別情報が前
記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程
と、前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記
中央処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み
出した前回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手
段から読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、
該通帳の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り
扱いであるか否かを判別する判別工程と、前記判別工程
により、該通帳の今回の取り扱いが前回決算日の後の最
初の取り扱いであることが判明した場合、前記中央処理
装置が、記憶手段から該通帳の口座における利息額の算
出に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基に利
息額を算出する決算処理工程と、前記決算処理工程で算
出された利息額が前記中央処理装置から前記端末装置に
送信され、前記出力手段により該通帳に記帳される記帳
工程とを具備する。上記利息額記帳方法において、第1
工程の後、端末装置によって通帳の口座に関する識別情
報が読み取られ、この読み取られた識別情報が前記端末
装置から中央処理装置に送信される。又、口座における
決算処理が行われた旨の処理済情報として前回決算日が
記憶手段の口座情報ファイルに更新される記憶工程を具
備する。又、端末装置によって取り扱われる状態に置か
れた通帳の口座に関する識別情報に基づいて、中央処理
装置は、記憶手段の口座情報ファイルから読み出した前
回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手段から読
み出した前回決算日に関する情報とを対比し、口座情報
ファイルから読み出した前回決算日が中央処理装置の記
憶手段から読み出した前回決算日より前の場合には、該
取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであると判
別し、決算処理工程を行う。又、端末装置によって取り
扱われる状態に置かれた通帳の口座に関する識別情報に
基づいて、中央処理装置は、記憶手段の口座情報ファイ
ルから読み出した前回決算日に関する情報と中央処理装
置の記憶手段から読み出した前回決算日に関する情報と
を対比し、口座情報ファイルから読み出した前回決算日
が中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決算日よ
り前の場合には、該通帳の今回の取り扱いが前回決算日
の後の最初の取り扱いであると判別し、決算処理工程を
行い、口座情報ファイルから読み出した前回決算日が中
央処理装置の記憶手段から読み出した前回決算日より前
でない場合には、該取り扱いが前回決算日の後の最初の
取り扱いでないと判別し、決算処理工程を行わない。
又、多数の口座における決算処理を一括して行う一括処
理信号が中央処理装置に入力される一括処理信号入力工
程と、この一括処理信号入力工程の後、前記中央処理装
置が、記憶手段から各口座における利息額の算出に必要
な情報を読み出し、読み出された情報を基に各口座にお
ける利息額を算出する一括決算処理工程と、前記一括決
算処理工程の後、該口座における決算処理が行われた旨
の処理済情報として前回決算日が記憶手段の口座情報フ
ァイルに更新される記憶工程とを具備する。又、決算処
理工程で得た結果が記憶手段の口座情報ファイルに更新
される記憶工程を具備する。又、算出された利息額が通
帳に記帳された旨の記帳済情報が記憶手段の口座情報フ
ァイルに更新される記憶工程を具備する。又、算出され
た利息額が通帳に記帳された旨の記帳済情報が記憶手段
の口座情報ファイルに更新される記憶工程を具備し、端
末装置によって取り扱われる状態に置かれた通帳の口座
に関する識別情報に基づいて、中央処理装置は、前記記
憶手段の口座情報ファイルから読み出した情報の中に記
帳済情報が存在するか否かを判別し、存在する場合に
は、前記出力手段により該通帳に利息額を記帳する記帳
工程を行わない。
【0039】本発明になる金融自動化システムは、第1
読取手段、第1出力手段、第1通信手段、及び前記の手
段を制御する第1制御手段を有する端末装置と、第2通
信手段、第2記憶手段、第2演算手段、及び前記の手段
を制御する第2制御手段を有する中央処理装置とを具備
してなる金融自動化システムであって、前記端末装置の
第1制御手段は、前記第1読取手段で読み取った口座に
関する識別情報を前記第1通信手段から前記中央処理装
置に送信し、前記中央処理装置の第2制御手段は、前記
端末手段から送られて来た識別情報を前記第2通信手段
から受信し、その受信した識別情報に基づいて前記第2
記憶手段から該口座における利息額の算出に必要な情報
を読み出し、読み出された情報を基に前記第2演算手段
で利息額を算出する。又、第1読取手段、第1出力手
段、第1通信手段、及び前記の手段を制御する第1制御
手段を有する端末装置と、第2通信手段、第2記憶手
段、第2演算手段、及び前記の手段を制御する第2制御
手段を有する中央処理装置とを具備してなる金融自動化
システムであって、前記端末装置の第1制御手段は、前
記第1読取手段で読み取った通帳(及び/又はカード)
の口座に関する識別情報を前記第1通信手段から前記中
央処理装置に送信し、前記中央処理装置から送信されて
来る利息額の情報を前記第1通信手段を介して受信し、
前記第1出力手段より出力し、前記中央処理装置の第2
制御手段は、前記端末手段から送られて来た識別情報を
前記第2通信手段から受信し、その受信した識別情報に
基づいて前記第2記憶手段から該口座における利息額の
算出に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基に
前記第2演算手段で利息額を算出し、その利息額の情報
を前記第2通信手段を介して送信する。上記金融自動化
システムにおいて、前記中央処理装置の第2制御手段
は、前記端末手段から送られて来た識別情報を前記第2
通信手段から受信し、その受信した識別情報に基づいて
前記第2記憶手段の口座情報ファイルから読み出した該
口座における前回決算日に関する情報と中央処理装置の
第3記憶手段から読み出した前回決算日に関する情報と
を対比し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱
いが前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否かを判
別し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが
前回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明した
場合、読み出された該口座における利息額の算出に必要
な情報を基に前記第2演算手段で利息額を算出する。
又、前記中央処理装置の第2制御手段は、前記端末手段
から送られて来た識別情報を前記第2通信手段から受信
し、その受信した識別情報に基づいて前記第2記憶手段
の口座情報ファイルから読み出した該口座における前回
決算日に関する情報と中央処理装置の第3記憶手段から
読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、該通帳
(及び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の
後の最初の取り扱いであるか否かを判別し、該通帳(及
び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の
最初の取り扱いであることが判明した場合、前記第2記
憶手段から該口座における利息額の算出に必要な情報を
読み出し、読み出された情報を基に前記第2演算手段で
利息額を算出する。又、前記中央処理装置の第2制御手
段は、前記端末手段から送られて来た識別情報を前記第
2通信手段から受信し、その受信した識別情報に基づい
て通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決
算日の後の最初の取り扱いであるか否かを判別し、該通
帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日
の後の最初の取り扱いでないことが判明した場合、前記
第2演算手段による利息額の算出を行わないようにす
る。又、前記中央処理装置の第2制御手段は、前記端末
手段から送られて来た識別情報を前記第2通信手段から
受信し、その受信した識別情報に基づいて前記第2記憶
手段の口座情報ファイルから読み出した前回決算日に関
する情報と中央処理装置の第3記憶手段から読み出した
前回決算日に関する情報とを対比し、該通帳(及び/又
はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の
取り扱いであるか否かを判別し、該通帳(及び/又はカ
ード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り
扱いでないことが判明した場合、前記第2演算手段によ
る利息額の算出を行わないようにする。又、前記中央処
理装置の第2制御手段は、前記端末手段から送られて来
た識別情報を前記第2通信手段から受信し、その受信し
た識別情報に基づいて前記第2記憶手段の口座情報ファ
イルから読み出した前回決算日に関する情報と中央処理
装置の第3記憶手段から読み出した前回決算日に関する
情報とを対比し、口座情報ファイルから読み出した前回
決算日が第3記憶手段から読み出した前回決算日より前
の場合には、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り
扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであると判別
し、前記第2記憶手段から該口座における利息額の算出
に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基に前記
第2演算手段で利息額を算出し、口座情報ファイルから
読み出した前回決算日が第3記憶手段から読み出した前
回決算日より前でない場合には、該通帳(及び/又はカ
ード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り
扱いでないと判別し、利息額の算出を行わない。又、前
記中央処理装置の第2制御手段は、前記第2演算手段で
利息額を算出したことを第2記憶手段に記憶させる。
又、前記中央処理装置の第2制御手段は、前記第2演算
手段で利息額を算出した結果を第2記憶手段に記憶させ
る。又、前記中央処理装置の第2制御手段は、前記第2
演算手段で利息額を算出した結果を前記第1出力手段よ
り出力したことを第2記憶手段に記憶させる。又、前記
中央処理装置の第2制御手段は、前記第2演算手段で利
息額を算出した結果を前記第1出力手段より出力した出
力済情報を第2記憶手段に記憶させ、前記第2記憶手段
から読み出した出力済情報の中に該口座の利息額につい
ての出力済情報が存在するか否かを判別し、存在する場
合には、前記第1出力手段による出力を行わない。又、
前記中央処理装置は第2入力手段を有しており、前記第
2入力手段により多数の口座における決算処理を一括し
て行う一括処理信号が入力されると、前記中央処理装置
の第2制御手段は、前記第2記憶手段から該口座におけ
る利息額の算出に必要な情報を読み出し、読み出された
情報を基に前記第2演算手段で利息額を算出する。以
下、更に詳細に説明する。
【0040】図1は本発明になる金融自動化システムの
ブロック図を示し、図2は口座情報ファイルを示し、図
3はフローチャートを示す。先ず、図1を基にして本発
明を説明する。図1中、Aは、例えば銀行の支店あるい
は無人店舗などに設置されているATM端末装置であ
る。この端末装置Aは、リーダー(第1読取手段)1と
プリンタ(第1出力手段)2とモデム(第1通信手段)
3と前記の手段(第1読取手段1と第1出力手段2と第
1通信手段3)を制御する第1制御手段4とを有する。
【0041】そして、通帳(及び/又はカード)Yが端
末装置Aの挿入口から端末装置A内に挿入されると、通
帳(及び/又はカード)Yに書き込まれている口座番号
に関する情報(識別情報)が第1読取手段1で読み取ら
れる。第1読取手段1で口座番号に関する情報が読み取
られると、第1制御手段4は、読み取った口座番号に関
する情報を第1通信手段3から後述の中央処理装置Bに
送信させる。又、第1制御手段4は、中央処理装置Bか
ら送信されて来た利息額の情報を第1通信手段3を介し
て受信すると、第1出力手段2により利息額の情報を出
力し、通帳Yに記帳する。
【0042】Bは中央処理装置である。この中央処理装
置Bは、モデム(第2通信手段)5と第2記憶手段(外
部記憶手段)6aと第3記憶手段(内部記憶手段)6b
と第2演算手段7と第2入力手段8と前記の手段(第2
通信手段5と第2記憶手段6aと第3記憶手段6bと第
2演算手段7と第2入力手段8)を制御する第2制御手
段9とを有する。
【0043】そして、端末装置Aの第1通信手段3から
送信された口座番号に関する情報を第2通信手段5が受
信すると、第2制御手段9は、受信した口座番号に関す
る情報に基づいて第2記憶手段6aの該当する口座情報
ファイルから該口座における利息額の算出に必要な情報
を読み出す。そして、第2演算手段7で利息額を算出さ
せる。尚、利息額の算出は、第2記憶手段6aの該当す
る口座情報ファイルに記憶している残高積数を用いて算
出される。これは公知であるから詳細は省略する。第2
演算手段7により利息額の算出が行われると、第2制御
手段9は算出結果(利息額)の情報と利息額の算出が行
われた旨の情報とを第2記憶手段6aの該当する口座情
報ファイルに記憶させる。又、算出結果(利息額)の情
報を第2通信手段5を介して端末装置Aに送信する。
又、第2制御手段9は、端末装置Aから送られて来た口
座番号に関する情報を第2通信手段5から受信し、この
受信した口座番号に関する情報に基づいて通帳(及び/
又はカード)Yの今回の取り扱いが前回決算日の後の最
初の取り扱いであるか否かを判別し、該通帳(及び/又
はカード)Yの今回の取り扱いが前回決算日の後の最初
の取り扱いであることが判明した場合、読み出された該
口座における利息額の算出に必要な情報を基に第2演算
手段7で利息額を算出させる。或いは、第2制御手段9
は、端末装置Aから送られて来た口座番号に関する情報
を第2通信手段5から受信し、この受信した口座番号に
関する情報に基づいて通帳(及び/又はカード)Yの今
回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いである
か否かを判別し、該通帳(及び/又はカード)Yの今回
の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであるこ
とが判明した場合、第2記憶手段6aの該当する口座情
報ファイルから該口座における利息額の算出に必要な情
報を読み出し、読み出された情報を基に第2演算手段7
で利息額を算出させる。特に、第2制御手段9は、端末
装置Aから送られて来た口座番号に関する情報を第2通
信手段5から受信し、この受信した口座番号に関する情
報に基づいて第2記憶手段6aの該当する口座情報ファ
イルから読み出した前回決算日に関する情報と第3記憶
手段6bから読み出した前回決算日に関する情報とを対
比し、該通帳(及び/又はカード)Yの今回の取り扱い
が前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否かを判別
し、該通帳(及び/又はカード)Yの今回の取り扱いが
前回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明した
場合、第2記憶手段6aの該当する口座情報ファイルか
ら該口座における利息額の算出に必要な情報を読み出
し、読み出された情報を基に第2演算手段7で利息額を
算出させる。又、第2制御手段9は、端末装置Aから送
られて来た口座番号に関する情報を第2通信手段5から
受信し、この受信した口座番号に関する情報に基づいて
第2記憶手段6aから読み出した前回決算日に関する情
報と第3記憶手段6bから読み出した前回決算日に関す
る情報とを対比し、該通帳(及び/又はカード)Yの今
回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いである
か否かを判別し、該通帳(及び/又はカード)Yの今回
の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いでないこ
とが判明した場合、第2演算手段7による利息額の算出
を行わないようにする。又、第2制御手段9は、第2演
算手段7が該当する口座における利息額を算出する決算
処理が行われた旨の処理済情報として第3記憶手段6b
から読み出した前回決算日を第2記憶手段6aの該当す
る口座情報ファイルに記憶(更新)させる。端末装置A
から送られて来た口座番号に関する情報を第2通信手段
5から受信し、この受信した口座番号に関する情報に基
づいて第2記憶手段6aの該当する口座情報ファイルか
ら読み出した前回決算日と第3記憶手段6bから読み出
した前回決算日とを比較し、第2記憶手段6aの該当す
る口座情報ファイルから読み出した前回決算日が第3記
憶手段6bから読み出した前回決算日より前でない場合
には、該取り扱いが決算日の後の最初の取り扱いでない
と判別し、第2演算手段7による利息額の算出を行わな
いようにする。逆に、第2記憶手段6aの該当する口座
情報ファイルから読み出した前回決算日が第3記憶手段
6bから読み出した前回決算日より前の場合には、該取
り扱いが決算日の後の最初の取り扱いであると判別し、
第2演算手段7による利息額の算出を行わせる。又、第
2制御手段9は、端末装置Aから送られて来た口座番号
に関する情報を第2通信手段5から受信し、この受信し
た口座番号に関する情報に基づいて第2記憶手段6aの
該当する口座情報ファイルに記憶されている前回決算日
を読み出し、第2記憶手段6aの該当する口座情報ファ
イルから読み出した前回決算日と第3記憶手段6bから
読み出した前回決算日とを比較し、第2記憶手段6aか
ら読み出した前回決算日が第3記憶手段6bから読み出
した前回決算日より前でない場合には、該通帳(及び/
又はカード)Yの今回の取り扱いが決算日の後の最初の
取り扱いでないと判別し、利息額の算出を行わず、第2
記憶手段6aから読み出した前回決算日が第3記憶手段
6bから読み出した前回決算日より前の場合には、該通
帳(及び/又はカード)Yの今回の取り扱いが前回決算
日の後の最初の取り扱いであると判別し、第2記憶手段
6aの該当する口座情報ファイルから読み出された該口
座における利息額の算出に必要な情報を基に第2演算手
段7で利息額を算出させる。又、第2制御手段9は、第
2演算手段7で利息額を算出したことを第2記憶手段6
aの該当する口座情報ファイルに記憶させる。又、第2
制御手段9は、第2演算手段7での算出結果(利息額)
の情報を第2記憶手段6aの該当する口座情報ファイル
に記憶させる。又、第2制御手段9は、第2演算手段7
での算出結果(利息額)の情報を第1出力手段2から出
力したことを第2記憶手段6aの該当する口座情報ファ
イルに記憶させる。又、第2制御手段9は、第2演算手
段7での算出結果(利息額)の情報を第1出力手段2か
ら出力したことの出力済情報を第2記憶手段6aの該当
する口座情報ファイルに記憶させ、第2記憶手段6aの
該当する口座情報ファイルから読み出した出力済情報の
中に該口座の利息額についての出力済情報が存在するか
否かを判別し、存在する場合には、第1出力手段2によ
る出力を行わないようにする。又、第2入力手段8から
多数の口座における決算処理を一括して行う一括処理信
号が入力されると、第2制御手段9は、第2記憶手段6
aの該当する口座情報ファイルから該口座における利息
額の算出に必要な情報を読み出し、読み出された情報を
基に第2演算手段7で利息額を算出する。
【0044】次に、図3を基にして本発明を説明する。
顧客(預金者)Xが来店し、顧客X自ら、あるいは行員
を介して、取引が開始される。すなわち、設置されてい
るATM端末装置Aに預金通帳(及び/又はカード)Y
が挿入され、端末装置Aを用いての取り扱いが開始され
る。そうすると、預金通帳(及び/又はカード)Yに書
き込まれている口座番号に関する情報(識別情報)MM
MMMが第1読取手段1で読み取られる。
【0045】第1読取手段1でMMMMMが読み取られ
ると、第1制御手段4は、MMMMMを第1通信手段3
から中央処理装置Bに送信する。第2通信手段5がMM
MMMを受信すると、第2制御手段9は、今回の取り扱
い(取引)が前回決算日の後の最初の取り扱いであるか
否かを判別させる。すなわち、MMMMMに該当する第
2記憶手段6aの口座情報ファイルから読み出した前回
決算日と、第3記憶手段6bから読み出した前回決算日
とが第2演算手段7で比較される。
【0046】例えば、第2記憶手段6aの口座情報ファ
イルから読み出された前回決算日(D1 )が1996年
2月8日であるとし、第3記憶手段6bに保有され、こ
れから読み出された前回決算日(D2 )が1996年8
月8日であるとした場合、1996年2月8日と199
6年8月8日との前後関係が第2演算手段7で比較され
る。ここで、1996年2月8日は1996年8月8日
より前の日であるから、該当口座における前期の決算処
理が行われていないと考える。すなわち、口座情報ファ
イルの前回決算日が第3記憶手段6bに保有される前回
決算日に更新されていないことから、決算処理が行われ
ていないと考える。
【0047】逆に、第2記憶手段6aの口座情報ファイ
ルから読み出された前回決算日(D 1 )が1996年8
月8日であるとし、第3記憶手段6bから読み出された
前回決算日(D2 )が1996年8月8日であるとした
場合、1996年8月8日と1996年8月8日との前
後関係が第2演算手段7で比較される。ここで、口座情
報ファイルから読み出された前回決算日(1996年8
月8日)は第3記憶手段6bが保有する前回決算日(1
996年8月8日)より前の日では無いから、該当口座
における前期の決算処理が行われていると考える。すな
わち、口座情報ファイルの前回決算日が第3記憶手段6
bに保有される前回決算日に更新されていることから、
決算処理が行われていると考える。
【0048】第2記憶手段6aの口座情報ファイルから
読み出された前回決算日と第3記憶手段6bから読み出
された前回決算日とが第2演算手段7により比較され、
その前後関係により、今回の取り扱いが前回決算日の後
の最初の取り扱いであると判明した場合、利息額の算出
を行う。すなわち、第2制御手段9は、第2記憶手段6
aからMMMMMに該当する口座における利息額の算出
に必要な情報を読み出す。そして、第2演算手段7で利
息額を算出させる。利息額の算出は、第2記憶手段6a
が記憶している残高積数を用いて算出される。すなわ
ち、累積された残高積数×最新適用利率÷年日数によ
り、利息額は算出される。この利息額の算出に必要な情
報は第2記憶手段6aに記憶されている。
【0049】利息額の算出、すなわち決算処理が終了す
ると、第2制御手段9は、算出結果(利息額)の情報を
第2記憶手段6aの口座情報ファイルに記憶させる。
又、第2記憶手段6の口座情報ファイルの前回決算日を
第3記憶手段6bに保有される前回決算日に更新させ
る。これによって、決算処理が行われているか否かを判
別できるようになる。又、算出結果(利息額)の情報を
第2通信手段5を介して端末装置Aに送信する。
【0050】第1制御手段4は、中央処理装置Bから送
信されて来た利息額の情報を第1通信手段3を介して受
信すると、第1出力手段2から利息額の情報を出力し、
通帳に記帳する。第1出力手段2により利息額の情報が
出力された旨の情報が第1通信手段3から第2通信手段
5を介して中央処理装置Bに送信されると、第2制御手
段9は、利息額の情報を第1出力手段2から出力した旨
の出力済情報を第2記憶手段6aの口座情報ファイルに
記憶させる。
【0051】そして、出力済情報が口座情報ファイルに
有る場合には、決算処理は終了しており、かつ、記帳も
行われていることから、顧客が命令する本来の取引(処
理)を行う。逆に、出力済情報が口座情報ファイルに無
く、かつ、決算処理が既に行われている場合には、通帳
に利息額の記帳がされていないことであるから、第2記
憶手段6aの口座情報ファイルから利息額の情報を読み
出し、利息額の情報を第2通信手段5を介して端末装置
Aに送信し、第1出力手段2から利息額の情報を出力
し、通帳に記帳する。
【0052】この後、あるいは並列して、顧客が命令す
る本来の取引(処理)が実行される。但し、決算処理は
終了しているものの、利息額の記帳が行われていない場
合が考えられる。従って、決算処理が終了していること
が判明した場合、第2記憶手段6aの口座情報ファイル
に出力済情報が有るか否かを検知する。出力済情報が口
座情報ファイルに有る場合には、記帳が行われているこ
とから、顧客が命令する本来の取引(処理)を行う。逆
に、出力済情報が口座情報ファイルに無い場合には、通
帳に利息額の記帳がされていないことであるから、第2
記憶手段6aの口座情報ファイルから利息額の情報を読
み出し、利息額の情報を第2通信手段5を介して端末装
置Aに送信し、第1出力手段2により利息額の情報を出
力し、通帳に記帳する。
【0053】一方、第2入力手段8から全ての顧客の口
座における決算処理を一括して行う一括処理信号が入力
されると、第2制御手段9は、第2記憶手段6aから該
口座における利息額の算出に必要な情報を読み出し、読
み出された情報を基に第2演算手段7で利息額を算出す
る。すなわち、決算処理が行われていない口座について
の決算処理が行われる。つまり、上記した個別の決算処
理と同様なステップで進む。決算処理が行われている場
合も、上記した個別の決算処理と同様なステップで進
む。
【0054】
【発明の効果】決算処理が容易になる。すなわち、決算
処理を決算日にしなくても済むようになったから、決算
処理が容易になる。つまり、決算処理を決算日が過ぎて
から行っても、大きな問題が起きず、従って決算処理を
決算日にしなくても済むようになったから、決算処理が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金融自動化システムのブロック図
【図2】口座情報ファイル
【図3】フローチャート
【符号の説明】
A ATM端末装置 B 中央処理装置 Y 通帳 1 第1読取手段 2 第1出力手段 3 第1通信手段 4 第1制御手段 5 第2通信手段 6a 第2記憶手段 6b 第3記憶手段 7 第2演算手段 8 第2入力手段 9 第2制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 321C Fターム(参考) 3E040 AA03 AA07 CA14 CA20 CB04 3E042 CC10 EA01 5B055 CB13 CC04 EE03 FA01 9A001 JJ64 KK58

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を持
    つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにおい
    て利息額を算出する決算処理方法であって、 前記端末装置を用いての取り扱いが開始される第1工程
    と、 前記第1工程の後、該取り扱いの口座に関する識別情報
    が前記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信
    工程と、 前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
    処理装置が、記憶手段から該口座における利息額の算出
    に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基に利息
    額を算出する決算処理工程とを具備することを特徴とす
    る決算処理方法。
  2. 【請求項2】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を持
    つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにおい
    て利息額を算出する決算処理方法であって、 前記端末装置を用いての取り扱いが開始される第1工程
    と、 前記第1工程の後、該取り扱いの口座に関する識別情報
    が前記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信
    工程と、 前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
    処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
    た該口座における前回決算日に関する情報と中央処理装
    置の記憶手段から読み出した前回決算日に関する情報と
    を対比し、該取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱
    いであるか否かを判別し、該取り扱いが前回決算日の後
    の最初の取り扱いであることが判明した場合、読み出さ
    れた該口座における利息額の算出に必要な情報を基に利
    息額を算出する決算処理工程とを具備することを特徴と
    する決算処理方法。
  3. 【請求項3】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を持
    つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにおい
    て利息額を算出する決算処理方法であって、 前記端末装置を用いての取り扱いが開始される第1工程
    と、 前記第1工程の後、該取り扱いの口座に関する識別情報
    が前記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信
    工程と、 前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
    処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
    た前回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手段か
    ら読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、該取
    り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否か
    を判別する判別工程と、 前記判別工程により、該取り扱いが前回決算日の後の最
    初の取り扱いであることが判明した場合、前記中央処理
    装置が、記憶手段から該口座における利息額の算出に必
    要な情報を読み出し、読み出された情報を基に利息額を
    算出する決算処理工程とを具備することを特徴とする決
    算処理方法。
  4. 【請求項4】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を持
    つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにおい
    て利息額を算出する決算処理方法であって、 通帳(及び/又はカード)が前記端末装置によって取り
    扱われる状態に置かれる第1工程と、 前記第1工程の後、該通帳(及び/又はカード)の口座
    に関する識別情報が前記端末装置から前記中央処理装置
    に送信される送信工程と、 前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
    処理装置が、記憶手段から該口座における利息額の算出
    に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基に利息
    額を算出する決算処理工程とを具備することを特徴とす
    る決算処理方法。
  5. 【請求項5】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を持
    つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにおい
    て利息額を算出する決算処理方法であって、 通帳(及び/又はカード)が前記端末装置によって取り
    扱われる状態に置かれる第1工程と、 前記第1工程の後、該通帳(及び/又はカード)の口座
    に関する識別情報が前記端末装置から前記中央処理装置
    に送信される送信工程と、 前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
    処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
    た該口座における前回決算日に関する情報と中央処理装
    置の記憶手段から読み出した前回決算日に関する情報と
    を対比し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱
    いが前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否かを判
    別し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが
    前回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明した
    場合、読み出された該口座における利息額の算出に必要
    な情報を基に利息額を算出する決算処理工程とを具備す
    ることを特徴とする決算処理方法。
  6. 【請求項6】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を持
    つ中央処理装置と、端末装置とを有するシステムにおい
    て利息額を算出する決算処理方法であって、 通帳(及び/又はカード)が前記端末装置によって取り
    扱われる状態に置かれる第1工程と、 前記第1工程の後、該通帳(及び/又はカード)の口座
    に関する識別情報が前記端末装置から前記中央処理装置
    に送信される送信工程と、 前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
    処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
    た前回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手段か
    ら読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、該通
    帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日
    の後の最初の取り扱いであるか否かを判別する判別工程
    と、 前記判別工程により、該通帳(及び/又はカード)の今
    回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いである
    ことが判明した場合、前記中央処理装置が、前記記憶手
    段から該口座における利息額の算出に必要な情報を読み
    出し、読み出された情報を基に利息額を算出する決算処
    理工程とを具備することを特徴とする決算処理方法。
  7. 【請求項7】 第1工程の後、端末装置によって口座に
    関する識別情報が読み取られ、この読み取られた識別情
    報が前記端末装置から中央処理装置に送信されるように
    してなることを特徴とする請求項1〜請求項6いずれか
    の決算処理方法。
  8. 【請求項8】 口座における決算処理が行われた旨の処
    理済情報として前回決算日が記憶手段の口座情報ファイ
    ルに更新される記憶工程を具備することを特徴とする請
    求項1〜請求項7いずれかの決算処理方法。
  9. 【請求項9】 端末装置によって取り扱われる口座に関
    する識別情報に基づいて、中央処理装置は、記憶手段の
    口座情報ファイルから読み出した前回決算日の情報と中
    央処理装置の記憶手段から読み出した前回決算日の情報
    とを対比し、口座情報ファイルから読み出した前回決算
    日が中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決算日
    より前の場合には、該取り扱いが前回決算日の後の最初
    の取り扱いであると判別し、決算処理工程を行うことを
    特徴とする請求項1〜請求項8いずれかの決算処理方
    法。
  10. 【請求項10】 端末装置によって取り扱われる口座に
    関する識別情報に基づいて、中央処理装置は、記憶手段
    の口座情報ファイルから読み出した前回決算日の情報と
    中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決算日の情
    報とを対比し、口座情報ファイルから読み出した前回決
    算日が中央処理装置の記憶手段から読み出した前回決算
    日より前の場合には、該取り扱いが前回決算日の後の最
    初の取り扱いであると判別し、決算処理工程を行い、口
    座情報ファイルから読み出した前回決算日が中央処理装
    置の記憶手段から読み出した前回決算日より前でない場
    合には、該取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱い
    でないと判別し、決算処理工程を行わないことを特徴と
    する請求項1〜請求項9いずれかの決算処理方法。
  11. 【請求項11】 多数の口座における決算処理を一括し
    て行う一括処理信号が中央処理装置に入力される一括処
    理信号入力工程と、 この一括処理信号入力工程の後、前記中央処理装置が、
    記憶手段から各口座における利息額の算出に必要な情報
    を読み出し、読み出された情報を基に各口座における利
    息額を算出する一括決算処理工程と、 前記一括決算処理工程の後、該口座における決算処理が
    行われた旨の処理済情報として前回決算日が記憶手段の
    口座情報ファイルに更新される記憶工程とを具備するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項10いずれかの決算処
    理方法。
  12. 【請求項12】 決算処理工程で得た結果が記憶手段の
    口座情報ファイルに更新される記憶工程を具備すること
    を特徴とする請求項1〜請求項11いずれかの決算処理
    方法。
  13. 【請求項13】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を
    持つ中央処理装置と、出力手段を持つ端末装置とを有す
    るシステムにおいて通帳に利息額を記帳する利息額記帳
    方法であって、 通帳が前記端末装置によって取り扱われる状態に置かれ
    る第1工程と、 前記第1工程の後、該通帳の口座に関する識別情報が前
    記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程
    と、 前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
    処理装置が、記憶手段から該通帳の口座における利息額
    の算出に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基
    に利息額を算出する決算処理工程と、 前記決算処理工程で算出された利息額が前記中央処理装
    置から前記端末装置に送信され、前記出力手段により該
    通帳に記帳される記帳工程とを具備することを特徴とす
    る利息額記帳方法。
  14. 【請求項14】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を
    持つ中央処理装置と、出力手段を持つ端末装置とを有す
    るシステムにおいて通帳に利息額を記帳する利息額記帳
    方法であって、 通帳が前記端末装置によって取り扱われる状態に置かれ
    る第1工程と、 前記第1工程の後、該通帳の口座に関する識別情報が前
    記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程
    と、 前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
    処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
    た該口座における前回決算日に関する情報と中央処理装
    置の記憶手段から読み出した前回決算日に関する情報と
    を対比し、該通帳の今回の取り扱いが前回決算日の後の
    最初の取り扱いであるか否かを判別し、該取り扱いが前
    回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明した場
    合、読み出された該口座における利息額の算出に必要な
    情報を基に利息額を算出する決算処理工程と、 前記決算処理工程で算出された利息額が前記中央処理装
    置から前記端末装置に送信され、前記出力手段により該
    通帳に記帳される記帳工程とを具備することを特徴とす
    る利息額記帳方法。
  15. 【請求項15】 記憶手段、演算手段、及び制御手段を
    持つ中央処理装置と、出力手段を持つ端末装置とを有す
    るシステムにおいて通帳に利息額を記帳する利息額記帳
    方法であって、 通帳が前記端末装置によって取り扱われる状態に置かれ
    る第1工程と、 前記第1工程の後、該通帳の口座に関する識別情報が前
    記端末装置から前記中央処理装置に送信される送信工程
    と、 前記送信工程で送られた識別情報に基づいて、前記中央
    処理装置が、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
    た前回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手段か
    ら読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、該通
    帳の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱い
    であるか否かを判別する判別工程と、 前記判別工程により、該通帳の今回の取り扱いが前回決
    算日の後の最初の取り扱いであることが判明した場合、
    前記中央処理装置が、記憶手段から該通帳の口座におけ
    る利息額の算出に必要な情報を読み出し、読み出された
    情報を基に利息額を算出する決算処理工程と、 前記決算処理工程で算出された利息額が前記中央処理装
    置から前記端末装置に送信され、前記出力手段により該
    通帳に記帳される記帳工程とを具備することを特徴とす
    る利息額記帳方法。
  16. 【請求項16】 第1工程の後、端末装置によって通帳
    の口座に関する識別情報が読み取られ、この読み取られ
    た識別情報が前記端末装置から中央処理装置に送信され
    るようにしてなることを特徴とする請求項13〜請求項
    15いずれかの利息額記帳方法。
  17. 【請求項17】 口座における決算処理が行われた旨の
    処理済情報として前回決算日が記憶手段の口座情報ファ
    イルに更新される記憶工程を具備することを特徴とする
    請求項13〜請求項16いずれかの利息額記帳方法。
  18. 【請求項18】 端末装置によって取り扱われる状態に
    置かれた通帳の口座に関する識別情報に基づいて、中央
    処理装置は、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
    た前回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手段か
    ら読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、口座
    情報ファイルから読み出した前回決算日が中央処理装置
    の記憶手段から読み出した前回決算日より前の場合に
    は、該取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いであ
    ると判別し、決算処理工程を行うことを特徴とする請求
    項13〜請求項17いずれかの利息額記帳方法。
  19. 【請求項19】 端末装置によって取り扱われる状態に
    置かれた通帳の口座に関する識別情報に基づいて、中央
    処理装置は、記憶手段の口座情報ファイルから読み出し
    た前回決算日に関する情報と中央処理装置の記憶手段か
    ら読み出した前回決算日に関する情報とを対比し、口座
    情報ファイルから読み出した前回決算日が中央処理装置
    の記憶手段から読み出した前回決算日より前の場合に
    は、該通帳の今回の取り扱いが前回決算日の後の最初の
    取り扱いであると判別し、決算処理工程を行い、口座情
    報ファイルから読み出した前回決算日が中央処理装置の
    記憶手段から読み出した前回決算日より前でない場合に
    は、該取り扱いが前回決算日の後の最初の取り扱いでな
    いと判別し、決算処理工程を行わないことを特徴とする
    請求項13〜請求項18いずれかの利息額記帳方法。
  20. 【請求項20】 多数の口座における決算処理を一括し
    て行う一括処理信号が中央処理装置に入力される一括処
    理信号入力工程と、 この一括処理信号入力工程の後、前記中央処理装置が、
    記憶手段から各口座における利息額の算出に必要な情報
    を読み出し、読み出された情報を基に各口座における利
    息額を算出する一括決算処理工程と、 前記一括決算処理工程の後、該口座における決算処理が
    行われた旨の処理済情報として前回決算日が記憶手段の
    口座情報ファイルに更新される記憶工程とを具備するこ
    とを特徴とする請求項13〜請求項19いずれかの利息
    額記帳方法。
  21. 【請求項21】 決算処理工程で得た結果が記憶手段の
    口座情報ファイルに更新される記憶工程を具備すること
    を特徴とする請求項13〜請求項20いずれかの決算処
    理方法。
  22. 【請求項22】 算出された利息額が通帳に記帳された
    旨の記帳済情報が記憶手段の口座情報ファイルに更新さ
    れる記憶工程を具備することを特徴とする請求項13〜
    請求項21いずれかの利息額記帳方法。
  23. 【請求項23】 算出された利息額が通帳に記帳された
    旨の記帳済情報が記憶手段の口座情報ファイルに更新さ
    れる記憶工程を具備し、 端末装置によって取り扱われる状態に置かれた通帳の口
    座に関する識別情報に基づいて、中央処理装置は、前記
    記憶手段の口座情報ファイルから読み出した情報の中に
    記帳済情報が存在するか否かを判別し、存在する場合に
    は、前記出力手段により該通帳に利息額を記帳する記帳
    工程を行わないことを特徴とする請求項13〜請求項2
    1いずれかの利息額記帳方法。
  24. 【請求項24】 第1読取手段、第1出力手段、第1通
    信手段、及び前記の手段を制御する第1制御手段を有す
    る端末装置と、 第2通信手段、第2記憶手段、第2演算手段、及び前記
    の手段を制御する第2制御手段を有する中央処理装置と
    を具備してなる金融自動化システムであって、 前記端末装置の第1制御手段は、前記第1読取手段で読
    み取った口座に関する識別情報を前記第1通信手段から
    前記中央処理装置に送信し、 前記中央処理装置の第2制御手段は、前記端末手段から
    送られて来た識別情報を前記第2通信手段から受信し、
    その受信した識別情報に基づいて前記第2記憶手段から
    該口座における利息額の算出に必要な情報を読み出し、
    読み出された情報を基に前記第2演算手段で利息額を算
    出することを特徴とする金融自動化システム。
  25. 【請求項25】 第1読取手段、第1出力手段、第1通
    信手段、及び前記の手段を制御する第1制御手段を有す
    る端末装置と、 第2通信手段、第2記憶手段、第2演算手段、及び前記
    の手段を制御する第2制御手段を有する中央処理装置と
    を具備してなる金融自動化システムであって、 前記端末装置の第1制御手段は、前記第1読取手段で読
    み取った通帳(及び/又はカード)の口座に関する識別
    情報を前記第1通信手段から前記中央処理装置に送信
    し、前記中央処理装置から送信されて来る利息額の情報
    を前記第1通信手段を介して受信し、前記第1出力手段
    より出力し、 前記中央処理装置の第2制御手段は、前記端末手段から
    送られて来た識別情報を前記第2通信手段から受信し、
    その受信した識別情報に基づいて前記第2記憶手段から
    該口座における利息額の算出に必要な情報を読み出し、
    読み出された情報を基に前記第2演算手段で利息額を算
    出し、その利息額の情報を前記第2通信手段を介して送
    信することを特徴とする金融自動化システム。
  26. 【請求項26】 前記中央処理装置の第2制御手段は、
    前記端末手段から送られて来た識別情報を前記第2通信
    手段から受信し、その受信した識別情報に基づいて前記
    第2記憶手段の口座情報ファイルから読み出した該口座
    における前回決算日に関する情報と中央処理装置の第3
    記憶手段から読み出した前回決算日に関する情報とを対
    比し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが
    前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否かを判別
    し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが前
    回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明した場
    合、読み出された該口座における利息額の算出に必要な
    情報を基に前記第2演算手段で利息額を算出することを
    特徴とする請求項24又は請求項25の金融自動化シス
    テム。
  27. 【請求項27】 前記中央処理装置の第2制御手段は、
    前記端末手段から送られて来た識別情報を前記第2通信
    手段から受信し、その受信した識別情報に基づいて前記
    第2記憶手段の口座情報ファイルから読み出した該口座
    における前回決算日に関する情報と中央処理装置の第3
    記憶手段から読み出した前回決算日に関する情報とを対
    比し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが
    前回決算日の後の最初の取り扱いであるか否かを判別
    し、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが前
    回決算日の後の最初の取り扱いであることが判明した場
    合、前記第2記憶手段から該口座における利息額の算出
    に必要な情報を読み出し、読み出された情報を基に前記
    第2演算手段で利息額を算出することを特徴とする請求
    項24〜請求項26いずれかの金融自動化システム。
  28. 【請求項28】 前記中央処理装置の第2制御手段は、
    前記端末手段から送られて来た識別情報を前記第2通信
    手段から受信し、その受信した識別情報に基づいて通帳
    (及び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の
    後の最初の取り扱いであるか否かを判別し、該通帳(及
    び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の
    最初の取り扱いでないことが判明した場合、前記第2演
    算手段による利息額の算出を行わないようにすることを
    特徴とする請求項24〜請求項27いずれかの金融自動
    化システム。
  29. 【請求項29】 前記中央処理装置の第2制御手段は、
    前記端末手段から送られて来た識別情報を前記第2通信
    手段から受信し、その受信した識別情報に基づいて前記
    第2記憶手段の口座情報ファイルから読み出した前回決
    算日に関する情報と中央処理装置の第3記憶手段から読
    み出した前回決算日に関する情報とを対比し、該通帳
    (及び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の
    後の最初の取り扱いであるか否かを判別し、該通帳(及
    び/又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の
    最初の取り扱いでないことが判明した場合、前記第2演
    算手段による利息額の算出を行わないようにすることを
    特徴とする請求項24〜請求項28いずれかの金融自動
    化システム。
  30. 【請求項30】 前記中央処理装置の第2制御手段は、
    前記端末手段から送られて来た識別情報を前記第2通信
    手段から受信し、その受信した識別情報に基づいて前記
    第2記憶手段の口座情報ファイルから読み出した前回決
    算日に関する情報と中央処理装置の第3記憶手段から読
    み出した前回決算日に関する情報とを対比し、口座情報
    ファイルから読み出した前回決算日が第3記憶手段から
    読み出した前回決算日より前の場合には、該通帳(及び
    /又はカード)の今回の取り扱いが前回決算日の後の最
    初の取り扱いであると判別し、前記第2記憶手段から該
    口座における利息額の算出に必要な情報を読み出し、読
    み出された情報を基に前記第2演算手段で利息額を算出
    し、口座情報ファイルから読み出した前回決算日が第3
    記憶手段から読み出した前回決算日より前でない場合に
    は、該通帳(及び/又はカード)の今回の取り扱いが前
    回決算日の後の最初の取り扱いでないと判別し、利息額
    の算出を行わないことを特徴とする請求項24〜請求項
    29いずれかの金融自動化システム。
  31. 【請求項31】 前記中央処理装置の第2制御手段は、
    前記第2演算手段で利息額を算出したことを第2記憶手
    段に記憶させることを特徴とする請求項24〜請求項3
    0いずれかの金融自動化システム。
  32. 【請求項32】 前記中央処理装置の第2制御手段は、
    前記第2演算手段で利息額を算出した結果を第2記憶手
    段に記憶させることを特徴とする請求項24〜請求項3
    1いずれかの金融自動化システム。
  33. 【請求項33】 前記中央処理装置の第2制御手段は、
    前記第2演算手段で利息額を算出した結果を前記第1出
    力手段より出力したことを第2記憶手段に記憶させるこ
    とを特徴とする請求項24〜請求項32いずれかの金融
    自動化システム。
  34. 【請求項34】 前記中央処理装置の第2制御手段は、
    前記第2演算手段で利息額を算出した結果を前記第1出
    力手段より出力した出力済情報を第2記憶手段に記憶さ
    せ、前記第2記憶手段から読み出した出力済情報の中に
    該口座の利息額についての出力済情報が存在するか否か
    を判別し、存在する場合には、前記第1出力手段による
    出力を行わないようにすることを特徴とする請求項24
    〜請求項33いずれかの金融自動化システム。
  35. 【請求項35】 前記中央処理装置は第2入力手段を有
    しており、 前記第2入力手段により多数の口座における決算処理を
    一括して行う一括処理信号が入力されると、前記中央処
    理装置の第2制御手段は、前記第2記憶手段から該口座
    における利息額の算出に必要な情報を読み出し、読み出
    された情報を基に前記第2演算手段で利息額を算出する
    ことを特徴とする請求項24〜請求項34いずれかの金
    融自動化システム。
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JP2015014857A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 みずほ情報総研株式会社 金融取引管理システム及び金融取引管理方法
CN106355784A (zh) * 2016-08-24 2017-01-25 南京紫津融畅信息科技服务有限公司 一种用于atm设备的清机对账方法及系统

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