JP2000122717A - モニタシステム - Google Patents

モニタシステム

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JP2000122717A
JP2000122717A JP29316698A JP29316698A JP2000122717A JP 2000122717 A JP2000122717 A JP 2000122717A JP 29316698 A JP29316698 A JP 29316698A JP 29316698 A JP29316698 A JP 29316698A JP 2000122717 A JP2000122717 A JP 2000122717A
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JP
Japan
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abnormality
machine
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JP29316698A
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English (en)
Inventor
Masahiro Koike
昌宏 小池
Kazuaki Serizawa
一明 芹沢
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械装置の異常解析を容易とするモニタシス
テムを提供する。 【構成】 トランスフアマシン1の自動運転中におい
て、工作機械M1、M2…Mnから異常データがモニタ
装置10に送られた時、判別手段13によってトランス
フアマシン1が稼働中であると判断された場合には、そ
の異常データaは、異常データ記録手段11に自動記録
される。一方、トランスフアマシン1を停止させた状態
で、オペレータの操作ミスで生じた異常などは、トラン
スフアマシン1が自動運転状態でないことから、この状
態で生じた異常データは、判別手段13により判別され
て、表示装置14に表示されるに留まり、異常データ記
録手段11には記録されない。こうして、異常データ記
録手段11には、トランスフアマシン1の稼働中に生じ
た異常データのみが記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トランスフアマ
シンなどの機械装置において、機械装置の異常をモニタ
し、表示するモニタシステムに関し、特に、機械装置の
稼働を停止させる原因となった異常のみを記録し、後の
分析を容易とするものに関する。
【0002】
【従来の技術】多数の工作機械M1、M2…Mnが並設
された前方を、ワークが移動して、順次加工が施される
トランスフアマシン1が公知である。各工作機械M1、
M2…Mnには、対応して制御装置C1、C2…Cnが
設けてあり、制御装置C1、C2…Cnは、各工作機械
の運転を予め定められた加工、あるいは、測定プログラ
ムにしたがって制御する制御手段2と、工作機械M1、
M2…Mnの稼働状態(工作機械の電源がONしている
か、加工等のプログラムのどの工程まで進んでいるかな
ど)を監視する稼働状態監視手段3と、工作機械で生じ
た各種の異常を検出する手段4(例えば、サイクルタイ
ムオーバー異常を検知する手段、加工中の工具折損を検
知する手段、あるいは、スプラッシュガードが閉じてい
ないのに、主軸を回転したことを検知する手段など)を
備えている。そして、これらの異常検出手段3や稼働状
態監視手段4で得られた異常データ、稼働状態データ
は、通信手段6を介してモニタ装置10Aへと送られ、
モニタ装置10A内の異常データ記録手段11と、稼働
データ記録手段12とに、夫々別別に(互いに何らの相
互作用を及ぼすこと無く)全て記録されると共に、各デ
ータは、常時、あるいは、必要に応じて表示装置に表示
されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記によれば、異常デ
ータ記録手段には、トランスフアマシンの実際の稼働中
に生じた異常も、トランスフアマシンに対する調整、メ
ンテナンス中における手動操作中のオペレータの操作ミ
ス(例えばスプラッシュガードを閉じないで、主軸を回
転させた、など)による異常も全て記録しており、トラ
ンスフアマシンの稼働を停止に導いた原因を分析する場
合に、異常データ記録手段にはそのような人為的に発生
した異常データ等も記録されているために、こうした稼
働時以外の異常データがノイズとなって、上記分析作業
が煩雑となる問題があった。本願発明の課題は、こうし
た問題を解決し、機械装置の自動稼働を停止に導いた異
常(故障)のみを記録して、より正確に機械装置の異常
(故障)分析を行いえるモニタシステムを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、
本願では、機械装置の異常検出手段と、機械装置の稼働
状態を監視する稼働状態監視手段と、検出された異常デ
ータを記録する記録手段と、異常データを表示する表示
手段を備えて成るようにしてあるモニタシステムにおい
て、異常検出手段で異常が検出された時に、稼働状態監
視手段で監視されている稼働状態データによって、機械
装置が稼働状態であるかどうか判別する判別手段を備
え、稼働状態である時に生じた異常データのみを記録手
段に記録させるように構成したことを特徴とする(請求
項1)。こうした構成では、機械装置が稼働していない
時には、異常データが発生しても記録手段にはその異常
データは記録されないため、例えば、機械停止時におけ
るオペレータの操作ミスによる異常などは、記録手段か
ら排除され、実際の機械装置の稼働時に発生した異常デ
ータのみが記録されることとなり、後に、機械装置の故
障解析を容易に行い得る。また、本願では、表示手段
は、機械装置の稼働状態に無関係に異常データを表示す
るようになっている(請求項2)。この構成では、例え
ば、オペレータの手動操作ミスによる異常も、表示はさ
れるので、手動操作後に自動起動をかけたときに、起動
できない場合など、画面の表示により手動操作による異
常が確認でき、オペレータが直ちに対応できる。
【0005】
【発明の実施の形態】トランスフアマシン1は、多数の
工作機械M1、M2…Mnが並設された前方を、ワーク
が移動して、順次加工が施されるようになっている。従
来同様に、各工作機械M1、M2…には対応して制御装置
C1、C2…Cnが設けてあり、制御装置C1、C2…
Cnは、各工作機械M1、M2…Mnの運転を予め定め
られた加工、あるいは、測定プログラムにしたがって制
御する制御手段2と、工作機械M1、M2…Mnの稼働
状態(工作機械の電源がONしているか、加工等のプロ
グラムのどの工程まで進んでいるかなど)を監視する稼
働状態監視手段3と、工作機械M1、M2…Mnで生じ
た異常を検出する手段4(例えば、1つの工作機械で実
行されるいくつかの工程の実作業時間を計測して、予定
されている設定時間をこえたかどうかを検知することで
サイクルタイムオーバー異常を検知する手段、あるい
は、加工中の工具折損を検知する手段、あるいは、リミ
ットスイッチの異常を検知する手段、スプラッシュガー
ドが閉じていないのに、主軸を回転したことを検知する
手段など)を備えている。また、従来と同様に、これら
の異常検出手段4や稼働状態監視手段3で得られた異常
データ、稼働状態データは、送受信手段5を含む通信手
段6を介してモニタ装置10へと送られるようになって
いる。
【0006】モニタ装置10内には、異常データ記録手
段11と、稼働状態データ記録手段12が含まれる。稼
働状態データ記録手段12には、トランスフアマシン1
の各工作機械M1,M2,…Mnの稼働状態データb
(信号cを含む)が全て記録される。モニタ装置10に
は、更に判別手段13が含まれ、この判別手段13に
は、具体的には、トランスフアマシン1が自動運転され
ているかどうか、の信号cが入力されるようになってい
て、異常データaが発生し、通信手段5を介して伝達さ
れた時に、トランスフアマシン1が稼働状態であるかど
うかを判別し、稼働状態であると判断したときにのみ、
前記異常データa(発生個所、発生時間、異常の内容)
を異常データ記録手段11に記録するようになっている
(図2のフローチャートを参照)。モニタ装置10は、
さらに表示手段14を備えており、表示手段14は、稼
働状態データb(信号cを含む)、異常データa共に、
トランスフアマシン1が稼働状態と無関係に、常時、あ
るいは、必要に応じて、表示するようになっている。ま
た、15は操作手段であり、例えば、前記各記録手段1
1,12から、特定の工作機械で発生した異常のみを表
示せよ、など、モニタ装置10に各種の指令を与えるも
のである。
【0007】トランスフアマシン1が自動運転されてい
る時には、各工作機械M1、M2…Mnからは、稼働状
態データb(信号cを含む)がモニタ装置10に送ら
れ、当然、自動運転しているという稼働状態データもモ
ニタ装置10に送られている。このような自動運転中に
おいて、いずれかの工作機械M1、M2…Mnからサイ
クルタイムオーバーなどの異常データaがモニタ装置1
0に送られると、図2に示すフローチャートにしたがっ
て、ステップS1を経て、判別手段13によってステッ
プS2で稼働中であると判断され、その異常データa
は、異常データ記録手段11に自動記録される(ステッ
プS3)。一方、稼働状態データb(信号cを含む)そ
のものは、全て稼働状態データ記録手段12に記録さ
れ、また、表示手段14には、異常データa、稼働状態
データb(信号cを含む)が表示される。
【0008】一方、トランスフアマシン1を停止させて
メンテナンスなどを行っている時、オペレータが手動運
転をかけることがあるが、そのオペレータの操作ミスで
生じた異常などは、トランスフアマシン1が自動運転状
態でないことから、自動運転しているという稼働状態デ
ータ(信号c)がモニタ装置10に送られていない。そ
のため、この状態で生じた異常データaは、判別手段1
3により判別されて、表示装置14に表示されるに留ま
り、異常データ記録手段11には、記録されない。ま
た、異常発生により、トランスフアマシン1が停止した
後に発生する二次的な異常も記録されない。こうして、
異常データ記録手段11には、トランスフアマシン1の
稼働中に生じた異常データのみが記録されることとな
り、後に、異常データを解析することが極めて容易とな
る。
【0009】具体的な例を示すと、図4のようになる。
最も上のデータは、稼働状態データ(自動運転データ)
であり、真中は、その稼働中に生じたモータの過負荷デ
ータであって異常データであり、この過負荷データは異
常データ記録手段11に記録される。ここでは一定時間
過負荷が発生したことで、トランスフアマシン1が停止
されている。そして、オペレータが点検のために、どこ
かのリミットスイッチを誤ってONしたことで、異常を
検知しているが、このリミットスイッチによる異常デー
タは、本願発明では記録されない。
【0010】
【発明の効果】以上のように本願発明では、機械装置が
稼働していない時には、異常データが発生しても異常デ
ータ記録手段に記録されないため、例えば、機械停止時
におけるオペレータの操作ミスによる異常などは、異常
データ記録手段から排除され、実際の機械装置の稼働時
に発生した異常データのみが記録されることとなり、後
に、機械装置の故障解析を容易に行い得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願のモニタシステムを示す図である。
【図2】異常データの処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】本願の具体例を示す、信号関係図である。
【図4】従来のモニタシステムを示す図である。
【符号の説明】
1 トランスフアマシン(機械装置) 3 異常検出手段 4 稼働状態監視手段 11 異常データ記録手段 13 判別手段 14 表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械装置の異常検出手段と、機械装置の
    稼働状態を監視する稼働状態監視手段と、検出された異
    常データを記録する記録手段と、異常データを表示する
    表示手段を備えて成るモニタシステムにおいて、異常検
    出手段で異常が検出された時に、稼働状態監視手段で監
    視されている稼働状態データによって、機械装置が稼働
    状態であるかどうか判別する判別手段を備え、稼働状態
    である時に生じた異常データのみを記録手段に記録させ
    るように構成したことを特徴とするモニタシステム。
  2. 【請求項2】 表示手段は、機械装置の稼働状態に無関
    係に異常データを表示するようになっている請求項1記
    載のモニタシステム。
JP29316698A 1998-10-15 1998-10-15 モニタシステム Pending JP2000122717A (ja)

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