JP2000122509A - カラープリンタにおけるベルト蛇行制御方法及びその装置 - Google Patents

カラープリンタにおけるベルト蛇行制御方法及びその装置

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JP2000122509A JP10303208A JP30320898A JP2000122509A JP 2000122509 A JP2000122509 A JP 2000122509A JP 10303208 A JP10303208 A JP 10303208A JP 30320898 A JP30320898 A JP 30320898A JP 2000122509 A JP2000122509 A JP 2000122509A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラープリンタにおけるベルトの蛇行を最小
に抑えることができる制御方法を提供する。 【解決手段】 ベルトエッジを、ベルトの所定位置から
微少区間毎に1周分を計測し、所定位置に対応した1回
目のベルトエッジ位置データと2回目のベルトエッジ位
置データとの差により全スキュー量を算出し、この全ス
キュー量から区間毎のスキュー補正量を算出し、このス
キュー補正量で補正された補正ベルトエッジ位置データ
によりベルト1周全体での平均ベルトエッジ位置を算出
し、この平均ベルトエッジ位置と所望のベルトエッジ位
置データとの差を、微少区間毎の補正ベルトエッジ位置
データから差し引いて、前記測定された微少区間毎のベ
ルトエッジ位置データをオフセット補正してベルトエッ
ジ学習値とし、各区間毎のベルトエッジ学習値とベルト
エッジ位置データとに基づきステアリング機構の駆動を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体ベルト(転
写ベルトの場合も含む)を用いて、Y(イエロー)、M
(マゼンタ)、C(シアン)、BK(ブラック)の4色
の中間画像を、感光体ベルト上で重ね合わせてから記録
媒体に転写するようにした電子写真方式のカラープリン
タにおけるベルト蛇行制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラープリンタは、1本
の感光体ドラムに4色個々の現像器をメカニカル的駆動
手段で切り替えて接触させるようにし、感光体ドラムが
4周する間に4色のトナー画像を感光体上に形成する1
ドラム4回転転写プロセスに対し、図7に示すように、
感光体ドラム501を4色分並べ、各色ごとにレーザ等
の露光器502で静電潜像を形成し、これに各色の現像
器503によってトナーを感光体501上に形成し、こ
れを用紙搬送路504上を走行する記録媒体505の搬
送に合わせて、転写ローラ506を動作させることで記
録媒体505に転写していき、最後に熱ローラ507と
加圧ローラ508によって定着させるタンデム方式があ
る。また、このタンデム方式でも、図8のように、感光
体が形成された感光体ベルト601にレーザ等の露光器
602を4色分並べ、この並べられた各露光器602の
間に各色の現像器603を配置させ、感光体ベルト60
1に形成された静電潜像に順番にトナーを乗せていき、
用紙搬送路604を走行する記録媒体605には、1点
で接触する転写ローラ606を動作させることで転写さ
せ、最後に熱ローラ607と加圧ローラ608によって
定着させる方式がある。前者の感光体ドラム501を用
いた方式でも、感光体ドラム501上のトナー像を記録
媒体505に直接転写するのではなく、転写条件の安定
化から、一度中間媒体である転写ベルトに転写させる図
7と図8の複合構造の方式もある。
【0003】カラープリンタの性能で重要なのは、4色
別々に形成されるトナー像の位置を、プリンタとしての
解像度から決まるドットサイズの1/2以下に抑えなけ
ればならないことにあり、前者の感光体ドラム方式で
は、用紙の走行精度が影響し、後者の感光体ベルト方式
では、感光体ベルトの走行精度が影響するものであり、
また、複合の転写ベルトの場合にも、転写ベルトの走行
精度が影響するものである。
【0004】本発明では、後者の感光体ベルトを用いた
構造での精度向上を主目的としているため、以下、後者
のベルト方式についてのみの従来の問題点を説明する。
【0005】感光体ベルト方式(以下転写ベルトはベル
ト駆動構造自体で見れば同様なので省略)では、図9に
示すように、感光体ベルト701が、これを回転駆動す
る駆動ローラ702と、このベルトの回転を支持する複
数の補助ローラ703で保持され、前記感光体ベルト7
01の両端部の長さの違いや駆動ローラ702及び補助
ローラ703等の機械的平行度の狂いによって生じるベ
ルトの横方向へのずれ(以下これをスキューとして表
現)を防止しなければならず、このスキューを防止する
ためにベルト幅方向の中心付近で傾き角が制御できるス
テアリングローラ704で保持されている。ステアリン
グローラ704は、ステアリングアーム705で角度が
変化できる状態で支持され、他のローラとの設計上の機
械的平行点を中心に、減速ギヤ706等の伝達媒体を介
してパルスモータ707で傾き角が変化できるように、
カム708と戻しスプリング709が付加されている。
感光体ベルト701が前記ローラの所定位置を走行して
いるかは、感光体ベルト701を挟み込むように取り付
けたベルトエッジセンサ710の出力を監視することで
行っており、感光体ベルト701が所定位置より一方へ
より始めたことをベルトエッジセンサ710が検出した
ら、その反対方向へ感光体ベルト701が移動するよう
にステアリングローラ704を傾け、これとは反対方向
に移動し始めたことを検出したら、この逆方向にステア
リングローラ704を傾けることで、ベルトを一定個所
に回転させようとするものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなステアリング機構を付加したベルト駆動の構成で
は、ベルトエッジセンサ710が感光体ベルト701の
ずれを検知して、それをステアリングローラ704を傾
けることで修正しようとしても、ベルトエッジセンサ7
10とステアリングローラ704とが離間して設置され
ていることから、これらの間に時間的な遅れが存在し、
ベルトエッジセンサ710がベルト所定位置からのずれ
をゼロになったと判定しても、その時点では、すでにス
テアリングローラ704の傾きは、逆方向に大きく切り
過ぎた状態となっており、これが交互に繰り返されるた
め、感光体ベルト701は、ステアリングローラ704
から最も遠くなる駆動ローラ部702(図9の構成では
駆動ローラ702が最も遠い)を中心に、ステアリング
ローラ704部で最大の振れとなり、この振れ方向がベ
ルト回転中心に対して左右に振れる蛇行が発生してしま
う。感光体ベルト701に蛇行が生じても、蛇行の1サ
イクル内に1画像(例えばA4で1枚)しか形成しない
のであれば、ベルトエッジで画像形成のタイミングをと
ることで、その蛇行による各色間のドット位置ずれは生
じることなく、プリンタの性能としては大きな問題には
ならない。ところが、実際には、感光体ベルト701上
に、多数の色毎に複数の画像を形成する場合があり、各
色間の中間で蛇行方向が切り替わってしまうことが起こ
り得る。このため、画像を主走査方向で見ると書き出し
点では画像位置が合わせられても、書き終わり点では蛇
行差分だけ画像にずれが生じてしまうのが実状であっ
た。
【0007】このようなことから、前述のステアリング
機構による感光体ベルトでのプリンタ装置は、最大部分
で100〜200μm程度の位置ずれとなる性能までし
か実現できず、転写機能だけに特化させることで、ベル
ト保持機構自体の制限を取り除き、例えば、ローラの片
側に付き当てガイドを形成したり、ベルト自体にガイド
突起を形成したりして、ステアリング機構以外の方法で
ベルトを走行させる方式が実用化されている。しかし、
この方法を感光体ベルトに適用しようとすると、感光体
ベルトの場合には、その基材の関係から、シームレスの
構造を作ることは困難で、どうしてもつなぎ目を持たさ
なければならないが、張り合わせ精度の関係から、つな
ぎ目に段差を生じてしまう。この結果、つなぎ目の段差
を小さくするように製造工程を管理するなど、コストア
ップの要因となり、さらに感光体ベルトの基材の関係か
ら付き当て部で走行規制された状態で補助ローラ部で適
度な滑りを生じさせるような条件を見出すのは困難であ
り、この点からも感光体ベルトでの画像位置合わせ精度
を高めることが制限されている。
【0008】このような従来のステアリングローラ方式
での構成における課題についてまとめると、次のように
なる。ベルトエッジセンサで検出したベルトエッジの状
態が、ステアリングローラの制御の時間遅れで発生する
ため、ベルトエッジの位置が基準位置となったことを検
出してからステアリングを制御しても、すでにステアリ
ングローラの制御は行き過ぎた状態となっており、この
結果、ベルトに蛇行が発生してしまうことにある。
【0009】本発明の目的は、時間的遅れを持つベルト
エッジセンサとステアリングローラとを備えたカラープ
リンタにおけるベルトの蛇行を最小に抑えることができ
る制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のカラープリンタにおけるベルト蛇行制御方法は、前述
した目的を達成するために、環状に形成されたベルト上
にトナー像を形成し、前記ベルトを回転させるとともに
ベルトエッジ位置を検出し、その検出結果に基づいてス
テアリング機構の駆動を制御することにより、前記ベル
トの蛇行を抑制するようにしたカラープリンタにおける
ベルト蛇行制御方法であって、前記ベルトに回転基準位
置設定部を設けておき、このベルトを回転させつつ、そ
のベルトエッジを、前記回転基準位置設定部に対応する
位置から回転方向の微少区間毎に、かつ、前記回転基準
位置設定部に対応する位置に至るまでの1周分を計測
し、回転基準位置設定部に対応した1回目のベルトエッ
ジ位置データと2回目のベルトエッジ位置データとの差
により全スキュー量を算出し、この全スキュー量を前記
微少区間数で除することにより、各微少区間毎のスキュ
ー補正量を算出し、ついで、このスキュー補正量に基づ
いて補正された各微少区間毎の補正ベルトエッジ位置デ
ータを用いてベルト1周全体での平均ベルトエッジ位置
を算出し、さらに、この平均ベルトエッジ位置と所望の
回転位置設定部に対応するベルトエッジ位置データとの
差を求めるとともに、さらに、この差分を前記微少区間
毎の補正ベルトエッジ位置データから差し引くことによ
り、前記測定された微少区間毎のベルトエッジ位置デー
タをオフセット補正してベルトエッジ学習値とし、この
ベルトエッジ学習値と計測された微少区間毎のベルトエ
ッジ位置データとに基づき前記ステアリング機構の駆動
を制御するようにしたことを特徴とする。本発明の請求
項2に記載のカラープリンタにおけるベルト蛇行制御方
法は、請求項1に記載の前記ベルトエッジ位置を、各微
少区間内において所定周期で検出し、その平均値をベル
トエッジ位置データとすることを特徴とする。本発明の
請求項3に記載のカラープリンタにおけるベルト蛇行制
御方法は、請求項1または請求項2において、任意の微
少区間におけるベルトエッジ学習値と計測されたベルト
エッジ位置データとの差として得られる学習値偏差と、
この任意の微少区間の直前の微少区間における学習値偏
差とを比較し、その比較結果に基づき前記ステアリング
機構の駆動を制御するようにしたことを特徴とする。本
発明の請求項4に記載のカラープリンタにおけるベルト
蛇行制御方法は、請求項1ないし請求項3の何れかに記
載の前記ベルトエッジ学習値の算出を、カラープリンタ
の起動時に行うようにしたことを特徴とする。本発明の
請求項5に記載のカラープリンタにおけるベルト蛇行制
御装置は、環状に形成されたベルト上にトナー像を形成
し、前記ベルトを回転させるとともにベルトエッジ位置
を検出し、その検出結果に基づいてステアリング機構の
駆動を制御することにより、前記ベルトの蛇行を抑制す
るようにしたカラープリンタにおけるベルト蛇行制御装
置であって、前記ベルトに回転基準位置設定部を設けて
おき、このベルトを回転させつつ、そのベルトエッジ
を、前記回転基準位置設定部に対応する位置から回転方
向の微少区間毎に、かつ、前記回転基準位置設定部に対
応する位置に至るまでの1周分を計測し、回転基準位置
設定部に対応した1回目のベルトエッジ位置データと2
回目のベルトエッジ位置データとの差により全スキュー
量を算出し、この全スキュー量を前記微少区間数で除す
ることにより、各微少区間毎のスキュー補正量を算出
し、ついで、このスキュー補正量に基づいて補正された
各微少区間毎の補正ベルトエッジ位置データを用いてベ
ルト1周全体での平均ベルトエッジ位置を算出し、さら
に、この平均ベルトエッジ位置と所望の回転位置設定部
に対応するベルトエッジ位置データとの差を求めるとと
もに、さらに、この差分を前記微少区間毎の補正ベルト
エッジ位置データから差し引くことにより、前記測定さ
れた微少区間毎のベルトエッジ位置データをオフセット
補正してベルトエッジ学習値とし、このベルトエッジ学
習値と計測された微少区間毎のベルトエッジ位置データ
とに基づき前記ステアリング機構の駆動を制御する制御
手段を備えていることを特徴とする。本発明の請求項6
に記載のカラープリンタにおけるベルト蛇行制御装置
は、請求項5に記載の前記制御手段が、前記ベルトエッ
ジ位置を、各微少区間内において所定周期で検出し、そ
の平均値をベルトエッジ位置データとするようになされ
ていることを特徴とする。本発明の請求項7に記載のカ
ラープリンタにおけるベルト蛇行制御装置は、請求項5
または請求項6に記載の前記制御手段が、任意の微少区
間におけるベルトエッジ学習値と計測されたベルトエッ
ジ位置データとの差として得られる学習値偏差と、この
任意の微少区間の直前の微少区間における学習値偏差と
を比較し、その比較結果に基づき前記ステアリング機構
の駆動を制御するようになされていることを特徴とす
る。本発明の請求項8に記載のカラープリンタにおける
ベルト蛇行制御装置は、請求項5ないし請求項7の何れ
かに記載の前記制御手段が、カラープリンタの起動信号
を受けて前記ベルトエッジ学習値の算出を行うようにな
されていることを特徴とする。本発明の請求項9に記載
のカラープリンタにおけるベルト蛇行制御装置は、請求
項5ないし請求項7の何れかに記載の前記制御手段が、
カラープリンタの起動時におけるイニシャライズ信号を
受けて前記ベルトエッジ学習値の算出を行うようになさ
れていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の制御方法を説明する前
に、この制御方法での制御対象であるベルト構造につい
て説明し、この制御を行うマイクロコンピュータがどの
ようにインターフェースされているかを説明してから、
この制御方法での動きがどのようになるのか説明する。
まず、ベルト構造は、図9に示す従来の構造をそのまま
制御対象として用いるとして説明する。
【0012】感光体ベルト701のエッジの位置に応じ
て電圧の変化として取り出せるベルトエッジセンサ71
0は、感光体ベルトの内側(図の下側)にLED等の発
光素子が並べられ、感光体ベルトの外側(感光体形成面
側)に幅3mm長さ10mm程度のフォトダイオードと
この増幅回路を持っている。フォトダイオードからの出
力電圧は、LEDからの光照射面積の変化で電圧が変化
するように構成しており、図10に示すように、感光体
ベルト701のエッジ位置により作られるLED光の照
射面積の変化(つまりベルトエッジ位置)に比例する出
力電圧となるようになっている。
【0013】一方、感光体ベルト701のスキュー方向
及びこのスキュー量を変化させるステアリング機構は、
ステアリングローラ704を回転可能な状態で支持する
コの字型のステアリングアーム705が、感光体ベルト
の中心付近で機械的平行状態(駆動ローラ702及び他
の補助ローラに設計上の平行となる状態)に対して、傾
きが変化できるように支持されており、この傾きの発生
をギヤ706等の減速機構を付加したパルスモータ70
7の回転によって得られるようにカム708と戻しスプ
リング709で構成されている。このステアリングロー
ラ704の傾き角を変化させるパルスモータ707は、
カムに形成した図示しない原点を同じく図示しないフォ
トセンサで検出することで、この原点に対してのパルス
量増減によってステアリングローラ704の傾き状態を
変化できるようにしている。また、パルスモータ707
は、マイクロコンピュータからの信号に基づきモータド
ライバを介して駆動されており、本実施例ではパルスモ
ータ707の1パルスで、ステアリングローラが0.0
06度傾くようになっている。
【0014】さらに、感光体ベルト701について、詳
述すると、感光体ベルト701には回転基準点検出ホー
ル711(以下TOFとする)が形成されており、ベル
トつなぎ目712があり、このベルトつなぎ目は、所定
の幅と長さに形成された感光体シートを切断してから融
着するため、融着後の融着部ベルトエッジを拡大して見
ると、つなぎ目段差713が形成されている。感光体ベ
ルト701のTOF711は、透過型のフォトセンサ7
14によって、その通過が検知できるようになってお
り、このフォトセンサ714は、ベルト蛇行制御を行う
マイクロコンピュータに接続されている。
【0015】図1及び図2及び図3は、本発明のベルト
蛇行制御方法の一実施例を示した制御方法の核となる部
分の制御フローチャートである。制御は、大きく分けて
2つの部分で構成され、図1及び図2のフローチャート
が電源投入時のイニシャライズ動作や任意学習補正要求
により起動されるベルト蛇行学習処理であり、図3が通
常の画像形成プロセスでのステアリング制御を示してい
る。この2つの制御フローチャートの関係は、電源投入
時に必ず行われる図1及び図2の学習処理があり、この
学習処理の結果得られる学習値及びこの特性から、図3
のステアリング制御が行われるものであって、以下の動
作が本発明のベルト蛇行制御方法の核となっている。
【0016】まず、第1の動きは、図1及び図2のフロ
ーチャートに記載したベルト蛇行特性学習処理が行われ
ることであり、まず、ベルト蛇行特性学習処理について
以下説明する。このベルト蛇行特性学習処理は、ベルト
の回転が起動されると、感光体ベルト701にある回転
基準点検出ホール711がフォトセンサ714によって
検出されるまで待ち(ステップS1)、フォトセンサ7
14によって検出されたら開始されるようになってお
り、この回転基準点検出ホール711を起点として、ベ
ルトエッジの変化をベルトエッジセンサ710からの電
圧変化として捕らえ、マイクロコンピュータに内蔵され
たA/Dコンバータによってマイクロコンピュータ内で
のデジタル値として扱われる。この時、ベルト1周を微
少区間ごとのベルトエッジ平均位置データとして得られ
るように、例えば1msec周期で100サンプルづつ
の平均処理がなされ、2回目のベルト回転基準点が検出
されるまでの間、N個のデータが取得される(ステップ
S2〜ステップS8)。2回目のベルト基準点を検出し
た時点では、ベルト1周分で捕らえられた微少区間ごと
のベルトエッジ平均位置データの数Nが判っており、続
けてベルトのスキュー状態を検出するために、この2回
目のベルト回転基準点スタート部のベルトエッジ平均位
置データを取得する(ステップS9)。2回目のベルト
回転基準点スタート部のベルトエッジ平均位置データを
取得したらベルトの回転を停止し、この後は以下の演算
補正処理となる。
【0017】演算補正処理は、まず1回目のベルト基準
点スタート部と2回目のベルト基準点スタート部のベル
トエッジ平均位置データを用いることで、スキュー量
は、1回目のベルト基準点スタート部のベルトエッジ平
均位置データと2回目のベルト基準点スタート部のベル
トエッジ平均位置データの差から求められ(ステップS
10)、この差をベルト1周で取得されたデータ数Nで
割れば、ベルト1周の微少区間ごとのスキュー補正量が
求められるので、この値を用いてスキュー補正を行う
(ステップS11〜ステップS13)。スキュー補正は、
スタート点を基準に終了点に近づくほど補正量を多くし
て行くことでも、この逆でもどちらでも良く、このスキ
ュー補正によって1回目のスタート点と2回目のスター
ト点のベルトエッジ平均位置データを同じにしてあげれ
ば良い。次にスキュー補正したベルト1周分のN個のベ
ルトエッジ平均位置データを用いて、ベルト1周全体で
の平均ベルトエッジ位置を算出し(ステップS14)、
ベルトエッジ位置として所望のベルトエッジ基準点位置
との差を出し、この差をベルト1周分のN個のベルトエ
ッジ平均位置データより差し引くことで、ベルト1周の
変動した状態のベルトエッジ位置データをベルトエッジ
基準点位置データとしてオフセット補正することができ
る(ステップS15)。オフセット補正したベルト1周分
のN個のベルトエッジ平均位置データは、ベルトエッジ
基準点でのベルト固有の変動分(キズ等によるギザギ
ザ、つなぎ目の段差)となるので、これをベルトエッジ
変化の学習値として学習値メモリーに保持させて(ステ
ップS16)、このベルト蛇行特性学習処理を終了す
る。
【0018】次に通常の画像形成プロセスでのベルト蛇
行制御について説明する。図3は、ホストコンピュータ
から画像データが送られてきた時に起動される画像形成
プロセスでのベルト蛇行制御のフローチャートであり、
ここで示した画像形成プロセスでのベルト蛇行制御のフ
ローチャートは、画像形成中に必要な他の制御(例え
ば、記録紙の搬送やレーザ制御等)とマルチタスクで処
理される構造としているため、ベルト1周中の1微小区
間のベルトエッジ平均位置データDP(n)についての
処理が終了すると図示しないメイン制御に戻るようにな
っている。このため、この制御に入る前には、図示しな
いベルト回転制御で、ベルトの回転基準点を検出する部
分と、このベルトの回転基準点をスタート点としてのベ
ルト1周分の微小区間ごとのベルトエッジ平均位置デー
タDP(n)が得られていることにしている(ステップ
S21およびステップS22)。したがって、図3のフ
ローチャートでは、ベルトエッジ現在位置(現在位置と
してベルト回転制御から引き渡された微小区間のベルト
エッジ平均位置データDP(n))に、この現在位置の
学習値偏差と、1ポイント前の学習値偏差との差を算出
している(ステップS23)。現在位置の学習値偏差と1
ポイント前の学習値偏差との差の状態について見ると、
現在位置の学習値偏差では、この学習値偏差が(1)小
さい場合、(2)正に大きい場合、(3)負に大きい場
合があり、現在位置の学習値偏差と1ポイント前の学習
値偏差との差でも(1)小さい場合、(2)正に大きい
場合、(3)負に大きい場合があり、これらが3×3の
組み合わせとなるので、最低でも9通りのベルト走行状
態について想定する必要がある。このような9通りのベ
ルト走行状態に対して、その制御を確定するようにして
いるのが、その次に記載している現在位置の学習値偏差
と1ポイント前の学習値偏差との変化量から判定する部
分である(ステップS24およびステップS25)。そし
て、現在位置の学習値偏差の状態から、各領域ごとに決
まるステアリング変化オフセット定数Kを確定して、1
ポイント前の学習偏差値との差から、この差が規定範囲
外の時に求まるスキュー量ごとのスキュー補正定数Lを
確定するようにしており、先に確定されたステアリング
変化オフセット定数Kとスキュー補正定数Lに基づき、
パルスモータ707の変化パルス数STPを次式に基づ
き求め、このSTP値だけステアリングモータを回転さ
せるものである(ステップS26およびステップS2
7)。STP=L+2×K
【0019】画像形成プロセスでのベルト蛇行制御中に
ある現在位置と学習値との偏差及び1ポイント前の学習
値偏差に応じてステアリング量を制御する部分を詳細に
示したのが図4及び図5に示すフローチャートである。
このステアリング量を制御する部分では、まず始めに現
在位置の学習値偏差の状態から、各領域ごとに決まるス
テアリング変化オフセット定数Kを確定して(ステップ
S31〜ステップS39)、1ポイント前の学習偏差値
との差から、この差が規定範囲外の時に求まるスキュー
量ごとのスキュー補正定数Lを確定する(ステップS4
0〜ステップS51)ようにしており、先に確定された
ステアリング変化オフセット定数Kとスキュー補正定数
Lに基づき、パルスモータ707の変化パルス数STP
を次式に基づき求め、このSTP値だけステアリングモ
ータを回転させる(ステップS52〜ステップS55)。
STP=L+2×K一方、スキュー量が規定範囲内であ
る場合には、現在位置の学習値偏差によって確定するK
の値によって異なる処理になり、Kがゼロであった場合
には、スキュー量がスキュー量規定値を越えるまで加算
し、規定値を越えた時にそれぞれパルスモータ707の
変化量を+1または−1としてパルスモータ707を回
転させている。また、スキュー量が規定値内であって
も、学習値偏差が大きい時は、これを修正する必要があ
ることから、パスルモータ707の変化パルス数STP
を、STP=4×Kによって決め、このSTP値だけパ
ルスモータ707を回転させている(ステップS56,
ステップS57およびステップS63〜ステップS6
5)。
【0020】本実施形態の一例ではあるが、L及びKの
設定分岐中での各パラメータ値は、以下のようになって
いる。 DK1=−2、DK2=−1、DK3=2、D
K4=1、DK5=−6、DK6=−4、DK7=−
2、DK8=6、DK9=4、DK10=2、DK11
=−1、DK12=1、DK13=4
【0021】図6の(a)〜(e)は、ベルトエッジの
固有変動分の学習値に対する偏差の違いとスキューの発
生状態の違いを、ベルトエッジ所望の基準位置に対する
片方向のみについて示したものである。このような関係
について、上記、学習値偏差でのK値の確定及びスキュ
ー量によるL値の確定がなされ、この制御によって学習
値にほぼ等しい状態に収束し、安定なベルト回転が得ら
れるものである。
【0022】なお、先の実施例では、ベルト基準点から
のずれ量判定を規定内を含め5つの領域に設定してお
り、スキューの変化状態を規定内を含め7つの領域に設
定しているが、この領域設定は、限定されるものではな
く、より細かく分割しても良く、その場合には、より速
く制御状態に近づけることができる。ただし、この時
は、K値及びL値が先の実施例とは異なり、ステアリン
グモータのパルス数を確定する式も違うものになる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下のような優れた効果を奏する。第1の効果は、
ベルトエッジの現在位置と学習値との学習値偏差により
ベルト基準点からのずれ量を検知し、1ポイント前の学
習値偏差との差からベルトのスキュー状態を検知して、
この両方の検知状態を判定して、この判定量からステア
リングモータの動作量を確定しているので、ベルトがど
のような状態にあってもステアリングモータの変化量を
段階的に小さくさせて行くことができ、この結果、蛇行
量を±20μm以下の小さな値に抑えることができるこ
とにある。第2の効果は、電源投入時のイニシャライズ
動作でベルトを1周以上回転させることで、ベルトエッ
ジに固有変動として存在するキズやギザギザ及びつなぎ
目での段差を読みとり、これを用いてスキュー状態を補
正した後に基準点へのオフセット補正しているので、学
習値として得られている値が正確で、電源投入ごとに、
この学習処理が行われるのでベルトの劣化等による学習
値との不一致から誤制御となることを皆無にできること
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、ベルト蛇行
学習処理のフローチャートである。
【図2】図1に示すベルト蛇行学習処理のフローチャー
トの続きである。
【図3】本発明の一実施形態を示すもので、ベルト蛇行
制御のためのステアリング制御のフローチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施形態を示すもので、ステアリン
グ量の制御のためのフローチャートである。
【図5】図4に示すもテアリング量の制御のためのフロ
ーチャートの続きである。
【図6】本発明の一実施形態を示すもので、ベルトエッ
ジ固有の変動分の学習値に対する偏差の違いとスキュー
の発生状態の違いを示す図である。
【図7】電子写真方式のカラープリンタの一構造例を示
す概略図である。
【図8】電子写真方式のカラープリンタの他の構造例を
示す概略図である。
【図9】カラープリンタの一構造例を示す要部の斜視図
である。
【図10】出力電圧とベルトエッジ位置との関係を示す
図である。
【符号の説明】
501 感光ドラム 502 露光器 503 現像器 504 用紙搬送路 505 記録媒体 506 転写ローラ 507 熱ローラ 508 加圧ローラ 601 感光体ベルト 602 露光器 603 現像器 604 用紙搬送路 605 記録媒体 606 転写ローラ 607 熱ローラ 608 加圧ローラ 701 感光体ベルト 702 駆動ローラ 703 補助ローラ 704 ステアリングローラ 705 ステアリングアーム 706 減速ギヤ 707 パルスモータ 708 カム 709 戻しスプリング 710 ベルトエッジセンサ 711 回転基準点検出ホール(TOF) 712 ベルトつなぎ目 713 つなぎ目段差 714 フォトセンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月18日(1999.10.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA01 DA39 DE02 DE07 DE10 EA18 EB04 EC07 EC08 EC09 EC20 ED02 EE04 EE05 EE07 EE08 EE10 EF01 EF06 EG04 2H030 AB02 AD05 AD16 BB02 BB23 2H035 CA02 CA03 CB06 CD02 CD14 CE03 CF02 CG01 CG03 3F049 BB11 LA04 LB03 9A001 HH35 JJ35

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状に形成されたベルト上にトナー像を
    形成し、前記ベルトを回転させるとともにベルトエッジ
    位置を検出し、その検出結果に基づいてステアリング機
    構の駆動を制御することにより、前記ベルトの蛇行を抑
    制するようにしたカラープリンタにおけるベルト蛇行制
    御方法であって、前記ベルトに回転基準位置設定部を設
    けておき、このベルトを回転させつつ、そのベルトエッ
    ジを、前記回転基準位置設定部に対応する位置から回転
    方向の微少区間毎に、かつ、前記回転基準位置設定部に
    対応する位置に至るまでの1周分を計測し、回転基準位
    置設定部に対応した1回目のベルトエッジ位置データと
    2回目のベルトエッジ位置データとの差により全スキュ
    ー量を算出し、この全スキュー量を前記微少区間数で除
    することにより、各微少区間毎のスキュー補正量を算出
    し、ついで、このスキュー補正量に基づいて補正された
    各微少区間毎の補正ベルトエッジ位置データを用いてベ
    ルト1周全体での平均ベルトエッジ位置を算出し、さら
    に、この平均ベルトエッジ位置と所望の回転位置設定部
    に対応するベルトエッジ位置データとの差を求めるとと
    もに、さらに、この差分を前記微少区間毎の補正ベルト
    エッジ位置データから差し引くことにより、前記測定さ
    れた微少区間毎のベルトエッジ位置データをオフセット
    補正してベルトエッジ学習値とし、このベルトエッジ学
    習値と計測された微少区間毎のベルトエッジ位置データ
    とに基づき前記ステアリング機構の駆動を制御するよう
    にしたことを特徴とするカラープリンタにおけるベルト
    蛇行制御方法。
  2. 【請求項2】 前記ベルトエッジ位置を、各微少区間内
    において所定周期で検出し、その平均値をベルトエッジ
    位置データとすることを特徴とする請求項1に記載のカ
    ラープリンタにおけるベルト蛇行制御方法。
  3. 【請求項3】 任意の微少区間におけるベルトエッジ学
    習値と計測されたベルトエッジ位置データとの差として
    得られる学習値偏差と、この任意の微少区間の直前の微
    少区間における学習値偏差とを比較し、その比較結果に
    基づき前記ステアリング機構の駆動を制御するようにし
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカ
    ラープリンタにおけるベルト蛇行制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ベルトエッジ学習値の算出を、カラ
    ープリンタの起動時に行うようにしたことを特徴とする
    請求項1ないし請求項3の何れかに記載のカラープリン
    タにおけるベルト蛇行制御方法。
  5. 【請求項5】 環状に形成されたベルト上にトナー像を
    形成し、前記ベルトを回転させるとともにベルトエッジ
    位置を検出し、その検出結果に基づいてステアリング機
    構の駆動を制御することにより、前記ベルトの蛇行を抑
    制するようにしたカラープリンタにおけるベルト蛇行制
    御装置であって、前記ベルトに回転基準位置設定部を設
    けておき、このベルトを回転させつつ、そのベルトエッ
    ジを、前記回転基準位置設定部に対応する位置から回転
    方向の微少区間毎に、かつ、前記回転基準位置設定部に
    対応する位置に至るまでの1周分を計測し、回転基準位
    置設定部に対応した1回目のベルトエッジ位置データと
    2回目のベルトエッジ位置データとの差により全スキュ
    ー量を算出し、この全スキュー量を前記微少区間数で除
    することにより、各微少区間毎のスキュー補正量を算出
    し、ついで、このスキュー補正量に基づいて補正された
    各微少区間毎の補正ベルトエッジ位置データを用いてベ
    ルト1周全体での平均ベルトエッジ位置を算出し、さら
    に、この平均ベルトエッジ位置と所望の回転位置設定部
    に対応するベルトエッジ位置データとの差を求めるとと
    もに、さらに、この差分を前記微少区間毎の補正ベルト
    エッジ位置データから差し引くことにより、前記測定さ
    れた微少区間毎のベルトエッジ位置データをオフセット
    補正してベルトエッジ学習値とし、このベルトエッジ学
    習値と計測された微少区間毎のベルトエッジ位置データ
    とに基づき前記ステアリング機構の駆動を制御する制御
    手段を備えていることを特徴とするカラープリンタにお
    けるベルト蛇行制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記ベルトエッジ位置
    を、各微少区間内において所定周期で検出し、その平均
    値をベルトエッジ位置データとするようになされている
    ことを特徴とする請求項5に記載のカラープリンタにお
    けるベルト蛇行制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段が、任意の微少区間におけ
    るベルトエッジ学習値と計測されたベルトエッジ位置デ
    ータとの差として得られる学習値偏差と、この任意の微
    少区間の直前の微少区間における学習値偏差とを比較
    し、その比較結果に基づき前記ステアリング機構の駆動
    を制御するようになされていることを特徴とする請求項
    5または請求項6に記載のカラープリンタにおけるベル
    ト蛇行制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、カラープリンタの起動
    信号を受けて前記ベルトエッジ学習値の算出を行うよう
    になされていることを特徴とする請求項5ないし請求項
    7の何れかに記載のカラープリンタにおけるベルト蛇行
    制御装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段が、カラープリンタの起動
    時におけるイニシャライズ信号を受けて前記ベルトエッ
    ジ学習値の算出を行うようになされていることを特徴と
    する請求項5ないし請求項7の何れかに記載のカラープ
    リンタにおけるベルト蛇行制御装置。
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