JP2000121485A - 気密性検査方法 - Google Patents

気密性検査方法

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JP2000121485A
JP2000121485A JP10296436A JP29643698A JP2000121485A JP 2000121485 A JP2000121485 A JP 2000121485A JP 10296436 A JP10296436 A JP 10296436A JP 29643698 A JP29643698 A JP 29643698A JP 2000121485 A JP2000121485 A JP 2000121485A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気密性適否の判定精度を高める。 【解決手段】 内部が三つの空間に区画されながらそれ
らの区画が内部の微細な連通路で相互に連通しているワ
ークについて、空間ごとに独立した圧縮空気導入経路を
もって各空間が圧力平衡するまで圧縮空気を導入する。
そのときの各空間の流量Q1〜Q3と圧力P1〜P3と
を測定する。各空間ごとにP1/Q1、P2/Q2、P
3/Q3もしくはそれらの逆数を算出し、予め設定され
ている基準値と比較して各空間の気密性の適否判定を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用エンジン
に代表されるような構造物について水漏れ,油漏れチェ
ック等のために行われる気密性検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、内部が複数の空間
(ブロックもしくは室)S1〜S3に区画され且つ各区
画S1〜S3が微細な通路A1,A2で相互に連通され
たワークWのリークテスト方法として、各区画S1〜S
3ごとに空気圧力源51に接続されるエアレギュレータ
52〜54、圧力計55〜57および流量計58〜60
等を独立して設け、各空間S1〜S3にエアレギュレー
タ52〜54で設定された所定圧力の圧縮空気を導入し
たときの流量を個別に測定し、その実測流量値を予め設
定された基準値(しきい値)と比較して各空間S1〜S
3の気密性の適否を個別に判定するようにしたものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10の構造におい
て、特定の空間での漏れ量(ここではワーク外側への漏
れのみを問題としている)が比較的大きい不良発生時に
は、その漏れの発生した空間での流量が増加するだけで
なく通路A1もしくはA2をもって連通している他の空
間の流量もまた増加することになるため、実際に漏れが
発生している空間以外の空間までもが気密性不良と判定
されてしまうことがあり、結果として真に気密性不良が
発生している空間を正確に特定することができなくなっ
て、その後の気密性不良改善のための補修作業に長時間
を要する結果となって好ましくない。
【0004】また、各空間S1〜S3に導入すべき圧縮
空気の圧力調整ばらつきにより実際の流量が変動するこ
とになるため、検査結果の信頼性向上に限界がある。
【0005】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、検査精度の向上を図りながら、特に内部が
複数の空間に区画されているワークであっても漏れ欠陥
の発生部位を的確に特定できるようにした気密性検査方
法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、検査対象となるワークに所定圧力の圧縮空気を導入
しながらその圧縮空気導入系統での流量と圧力とを測定
し、前記実測圧力値を実測流量値で除した値もしくはそ
の逆数を漏れ抵抗値として算出した上、その漏れ抵抗値
を予め設定されている基準値と比較して前記ワークの気
密性の良否を判定することを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、内部が複数の空
間に区画されているとともに隣接する空間同士がそれぞ
れ微細な連通路で相互に連通しているワークの気密性を
検査する方法であって、各空間ごとに独立している圧縮
空気導入系統をもってそれぞれの空間にその空間相互が
圧力平衡するまで所定圧力の圧縮空気を導入し、その時
の流量と圧力とを各空間ごとに個別に測定する工程と、
各空間ごとに前記実測圧力値を実測流量値で除した値も
しくはその逆数を漏れ抵抗値として算出した上、その漏
れ抵抗値を予め設定されている基準値と比較して前記各
空間の連通路以外の部分での気密性の良否を判定する工
程と、前記圧力平衡状態で相互に隣接する二つの空間の
うちいずれか一方を大気解放したときの他方の空間での
流量と圧力とを測定する工程と、この大気解放時の実測
圧力値を実測流量値で除した値もしくはその逆数を前記
二つの空間同士を連通している連通路の通路抵抗値とし
て算出するとともに、前記通路抵抗値と前記一方の空間
の漏れ抵抗値との合成抵抗値を算出し、この合成抵抗値
を予め設定されている基準値と比較して前記連通路の抵
抗の適否を判定する工程とを含むことを特徴としてい
る。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明における通路抵抗値と前記一方の空間の漏れ抵抗
値との合成抵抗値は、前記通路抵抗値から漏れ抵抗値を
減じた値もしくはその値の逆数であることを特徴として
いる。
【0009】請求項4に記載の発明は、内部が三つの空
間に区画されているとともに互いに隣接する第1,第2
の空間同士および第2,第3の空間同士がそれぞれ微細
な連通路で相互に連通しているワークの気密性を検査す
る方法であって、各空間ごとに独立している圧縮空気導
入系統をもってそれぞれの空間にその空間相互が圧力平
衡するまで所定圧力の圧縮空気を導入し、その時の流量
と圧力とを各空間ごとに個別に測定する工程と、各空間
ごとに前記実測圧力値を実測流量値で除した値もしくは
その逆数を漏れ抵抗値として算出した上、その漏れ抵抗
値を予め設定されている基準値と比較して前記各空間の
連通路以外の部分での気密性の良否を判定する工程と、
前記圧力平衡状態で第1の空間を大気解放したときの第
2の空間での流量と圧力とを測定するとともに、同じく
前記圧力平衡状態で第3の空間を大気解放したときの第
2の空間での流量と圧力とを測定する工程と、この第
1,第3の空間の大気解放時における第2の空間のそれ
ぞれの実測圧力値を実測流量値で除した値もしくはその
逆数を第1,第2の空間同士および第2,第3の空間同
士を連通している各連通路の通路抵抗値として算出する
とともに、該通路抵抗値と前記第1の空間の漏れ抵抗値
との合成抵抗値、および該通路抵抗値と前記第3の空間
の漏れ抵抗値との合成抵抗値を個別に算出し、これらの
各合成抵抗値を合成抵抗値ごとに予め設定されている基
準値と個別に比較して前記各連通路の抵抗の適否を判定
する工程とを含むことを特徴としている。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明における通路抵抗値と前記第1の空間の漏れ抵抗
値との合成抵抗値、および該通路抵抗値と前記第3の空
間の漏れ抵抗値との合成抵抗値は、前記通路抵抗値から
該当する空間の漏れ抵抗値を減じた値もしくはその値の
逆数であることを特徴としている。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の発明における検査対象ワークが自動車用エン
ジンであって、第1の空間が吸排気管を含む燃焼室であ
り、第2の空間がカムカバー室およびクランク室であ
り、第3の空間がオイル通路であって、さらに、前記連
通路がピストンリング隙間およびメインメタル部のオイ
ル通路開口部であることを特徴としている。
【0012】したがって、請求項1に記載の発明では、
漏れ欠陥の有無すなわち気密性判定の基準となる漏れ抵
抗値に圧縮空気導入時の圧力と流量との二つのパラメー
タが反映されているため、圧縮空気導入時の圧力調整ば
らつきにより流量が変動したとしても判定結果はこれら
の影響を受けにくいものとなる。
【0013】請求項2,3に記載の発明では、内部が複
数の空間に区画されているとともに隣接する空間同士が
微細な連通路で相互に連通しているワークの気密性を検
査するにあたり、各空間のうち連通路を除いた部分のい
わゆる外漏れの有無を検査する工程と、上記の連通路が
所定の流通抵抗を有しているか否かのいわゆる内漏れの
有無を検査する工程との二工程とに分けて検査すること
を前提としている。
【0014】そして、いわゆる外漏れの有無の検査にあ
たっては、各空間ごとに独立している圧縮空気導入系統
をもってそれぞれの空間にその空間相互が圧力平衡する
まで所定圧力の圧縮空気を導するとともに、その時の流
量と圧力とを各空間ごとに個別に測定し、請求項1に記
載の発明と同様に、各空間ごとに前記実測圧力値を実測
流量値で除した値もしくはその逆数を漏れ抵抗値として
算出した上、その漏れ抵抗値を予め設定されている基準
値と比較して前記各空間の連通路以外の部分での気密性
の良否を判定する。こうすることにより、漏れ欠陥の有
無すなわち各空間ごとの気密性判定の基準となる漏れ抵
抗値に圧縮空気導入時の圧力と流量との二つのパラメー
タが反映されているため、圧縮空気導入時の圧力調整ば
らつきにより流量が変動したとしても判定結果はこれら
の影響を受けにくいものとなり、各空間同士が相互に連
通していたとしてもそれぞれの空間の気密性を個別に適
否判定することができるとともに、気密性不良の空間を
的確に特定できる。
【0015】一方、内漏れ検査時には、前記圧力平衡状
態で相互に隣接する二つの空間のうちいずれか一方を大
気解放したときの他方の空間での流量と圧力とを測定
し、この大気解放時の実測圧力値を実測流量値で除した
値もしくはその逆数を前記二つの空間同士を連通してい
る連通路の通路抵抗値として算出するとともに、この通
路抵抗値と前記一方の空間の漏れ抵抗値との合成抵抗値
を算出し、この合成抵抗値を予め設定されている基準値
と比較して前記連通路の抵抗の適否を判定する。こうす
ることにより、実質的に連通路の通路抵抗値が外漏れ検
査時の漏れ抵抗値によって補正されるので、例えば先の
外漏れ検査の段階で特定の空間に漏れが発生していたと
しても、その外漏れの影響を受けることなく真に連通路
の流通抵抗の適否を的確に判定できる。
【0016】請求項4,5に記載の発明では、内部が三
つの空間に区画されているとともに互いに隣接する第
1,第2の空間同士および第2,第3の空間同士がそれ
ぞれ微細な連通路で相互に連通しているワークの気密性
を検査するにあたり、請求項2に記載の発明と同様の手
法を適用したものであって、いわゆる外漏れ検査は請求
項2に記載の発明と全く同様である。
【0017】一方、内漏れ検査時には、前記圧力平衡状
態で第1の空間を大気解放したときの第2の空間での流
量と圧力とを測定するとともに、同じく前記圧力平衡状
態で第3の空間を大気解放したときの第2の空間での流
量と圧力とを測定する。そして、この第1,第3の空間
の大気解放時における第2の空間のそれぞれの実測圧力
値を実測流量値で除した値もしくはその逆数を第1,第
2の空間同士および第2,第3の空間同士を連通してい
る各連通路の通路抵抗値として算出する。その上で、該
通路抵抗値と前記第1の空間の漏れ抵抗値との合成抵抗
値、および該通路抵抗値と前記第3の空間の漏れ抵抗値
との合成抵抗値を個別に算出し、これらの各合成抵抗値
を合成抵抗値ごとに予め設定されている基準値と個別に
比較して前記各連通路の抵抗の適否を判定する。これに
より、請求項2,3に記載の発明と同様に、連通路の通
路抵抗値が外漏れ検査時の漏れ抵抗値によって補正され
るので、例えば先の外漏れ検査の段階で特定の空間に漏
れが発生していたとしても、その外漏れの影響を受ける
ことなく真に各連通路の流通抵抗の適否を的確に判定で
きる。
【0018】請求項6に記載の発明では、前記請求項4
または5に記載の発明を自動車用エンジンの気密性検査
に適用したものであって、前記第1の空間が吸排気管を
含む燃焼室となり、第2の空間がカムカバー室およびク
ランク室となり、第3の空間がオイル通路となり、さら
に、前記連通路がピストンリング隙間およびメインメタ
ル部のオイル通路開口部に該当する。これにより、燃焼
室やクランク室さらにはオイル通路が必要十分な気密性
を有しているか否かが個別に判定され、同時にピストン
リング隙間やメインメタル部のオイル通路開口部が適切
な流通抵抗を有しているか否かが個別に判定される。こ
れは、特にピストンリングの破損の有無やメインメタル
部で開口しているオイル通路が閉塞されていないかどう
か把握する上できわめて有効である。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、気密性
の適否判定基準となる漏れ抵抗値には圧縮空気導入時の
圧力と流量の二つのパラメータが反映されているので、
判定結果への圧力調整ばらつきによる流量変動の影響が
なくなり、判定結果の信頼性が大幅に向上する。
【0020】請求項2,3に記載の発明によれば、内部
が複数の空間に区画されながらそれらの空間が微細な連
通路で相互に連通しているワークの気密性の検査にあた
り、各空間のうち連通路以外の部分の気密性を個別に検
査するいわゆる外漏れ検査と、上記各連通路の流通抵抗
を検査するいわゆる内漏れ検査との二工程に分けて検査
を行うことを前提としつつ、外漏れ検査時には請求項1
に記載の発明と同様の手法により各空間ごとに漏れ抵抗
値を算出して個別に適否判定を行う一方、いわゆる内漏
れ検査時には各連通路ごとに通路抵抗値と漏れ抵抗値と
の合成抵抗値を算出して適否判定を行うようにしたこと
から、気密性の適否判定基準となる漏れ抵抗値には圧縮
空気導入時の圧力と流量の二つのパラメータが反映され
ているので、判定結果への圧力調整ばらつきによる流量
変動や他の空間での気密性不良の影響がなくなり、各空
間ごとにその気密性の適否判定を正確に行うことができ
るほか、気密性不良と判定された場合に該当する空間を
的確に特定できる効果がある。また、内漏れ検査時に
は、実質的に連通路の通路抵抗値が特定の空間の漏れ抵
抗値によって補正されるので、特定の空間に気密性不良
が発生していたとしてもその影響を受けることなく、真
に連通路の流通抵抗の適否を正確に判定できる効果があ
る。
【0021】請求項4,5に記載の発明によれば、内部
が三つの空間に区画されながらそれら三つの空間が微細
な連通路で相互に連通しているワークの気密性の検査に
あたり、各空間のいわゆる外漏れに関する気密性検査お
よびいわゆる内漏れ検査としての各連通路の検査時に、
請求項2に記載の発明と同様の手法を適用したものであ
るから、各空間ごとの気密性の適否判定と気密性不良と
判定された場合に該当する空間の特定とを正確且つ的確
に行えるほか、内漏れ検査時には、実質的に連通路の通
路抵抗値が特定の空間の漏れ抵抗値によって補正される
ので、特定の空間に気密性不良が発生していたとしても
その影響を受けることなく、真に連通路の流通抵抗の適
否を正確に判定できる効果がある。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、上記請求
項4または5に記載の発明を自動車用エンジンの気密性
検査に適用したものであるから、内部構造が複雑であっ
ても、各空間ごとの気密性の適否判定と気密性不良と判
定された場合に該当する空間の特とを正確且つ的確に行
えるほか、各連通路の流通抵抗の適否を正確に判定でき
る効果がある。
【0023】
【発明の実施の形態】図1以下の図面は本発明の好まし
い実施の形態を示す図で、自動車用エンジンの気密性を
検査するためのリークテスタに適用した場合の例を示し
ている。
【0024】図2に示すように、検査対象となるエンジ
ンEは、周知のように大きく分けて、吸排気管を含む第
1の空間としての燃焼室1と、カムカバー室を含む第2
の空間としてのクランク室2と、エンジンオイルが循環
する第3の空間としてのオイル通路3とに区画されてお
り、燃焼室1とクランク室2とは図外のピストンの周囲
に装着されたピストンリング部の隙間4によって相互に
連通しているとともに、クランク室2とオイル通路3と
は図外のクランクシャフトを支えているメインメタル部
に開口するオイル通路開口部5をもって相互に連通して
いる。
【0025】エンジンE内の各空間である燃焼室1、ク
ランク室2およびオイル通路3はそれぞれに独立した圧
縮空気導入経路6,7,8を備えており、各圧縮空気導
入経路6,7,8は空気圧調整ユニット9や減圧弁10
およびソレノイドバルブ11等を介して空気圧力源12
に接続されている。そして、クランク室2系の圧縮空気
導入経路7にはその上流側から順に減圧弁13、流量計
14および圧力計15等が介装されているのに対して、
燃焼室1系及びオイル通路3系の圧縮空気導入経路6,
8には、それぞれに減圧弁16または17、流量コント
ローラ18または19、圧力計20または21、および
ソレノイドバルブ22または23が介装されている。さ
らに、上記各圧縮空気導入経路6,7,8は各圧力計1
5,20,21の上流側で連通経路24をもって相互に
連通されており、この連通経路24にはPID制御装置
25を上位にもつ一対の差圧計26,27が介装されて
いる。
【0026】上記の流量コントローラ18,19は流量
計14と同等の流量測定機能と可変絞りの機能と併せ持
っていて、PID制御装置25からの指示により絞りを
調節することになる。すなわち、PID制御装置25に
は差圧計26または27の出力が常時取り込まれてい
て、PID制御装置25は上記差圧計26または27で
の差圧がなくなるように流量コントローラ18,19に
対して絞り調節指令を出力する。そして、上記流量計1
4の流量指示値や流量コントローラ18,19の流量指
示値および各圧力計15,20,21の圧力指示値はA
/D変換装置28を介してパーソナルコンピュータをも
って構成された主制御装置29に取り込まれるようにな
っている。また、主制御装置29には、検査結果出力装
置30のほか、前記各ソレノイドバルブ11,22,2
3を駆動するためのソレノイドバルブ駆動装置31が接
続されている。
【0027】このように構成されたリークテスタでは、
図3,4,5に示すように、各空間であるところの燃焼
室1、クランク室2およびオイル通路3のそれぞれにつ
いて連通路4,5を除いた部分に漏れ欠陥がないかどう
か検査するいわゆる外漏れ検査と、クランク室2とオイ
ル通路3とを相互に連通しているメインメタル部のオイ
ル通路開口部5の通流抵抗が適切であるかどうか検査す
る第1内漏れ検査と、燃焼室1とクランク室2とを相互
に連通しているピストンリング隙間4の通流抵抗が適切
であるかどうか検査する第2内漏れ検査とに分けて検査
が行われる。
【0028】上記外漏れ検査時には、図2,4に示すよ
うに全てのソレノイドバルブ11,22,23がONと
され、燃焼室1やクランク室2およびオイル通路3の全
ての空間に一斉に圧縮空気が導入される。このとき、ク
ランク室2への導入空気圧が基準とされて、この基準空
気圧に対して燃焼室1への導入空気圧およびオイル通路
3への導入空気圧の差圧がなくなるように制御され、結
果として上記燃焼室1、クランク室2およびオイル通路
3は図5に示すように互いに圧力平衡することになる。
この圧力平衡状態で、図1に示すように各流量コントロ
ーラ18,19および流量計14の流量指示値や各圧力
計15,20,21の圧力指示値が主制御装置29に取
り込まれる。ここでは、燃焼室1の実測圧力と実測流量
とをP1,Q1とし、同じくクランク室2のそれをP
2,Q2とし、同じくオイル通路3のそれをP3,Q3
とする(図1のステップS1)。
【0029】主制御装置29では、上記各空間1,2,
3の実測圧力値と実測流量値とをもとに演算を行って、
実測圧力値を実測流量値で除した値もしくはその逆数を
各空間の外漏れ抵抗値として算出する。例えば、燃焼室
1の外漏れ抵抗値R1としてR1=P1/Q1を、クラ
ンク室の外漏れ抵抗値R2としてR2=P2/Q2を、
オイル通路の外漏れ抵抗値R3としてR3=P3/Q3
をそれぞれ算出する(ステップS2)。一方、主制御装
置29には上記燃焼室1等の各空間ごとの外漏れ抵抗値
の基準値が所定の許容幅をもって予め設定されているこ
とから、主制御装置29では上記の各外漏れ抵抗値R
1,R2,R3と該当する基準値とを個別に比較して、
上記燃焼室1、クランク室2およびオイル通路3ごとの
外漏れ欠陥の有無たる気密性の適否判定を行う(ステッ
プS3,S4,S5)。
【0030】図6は上記クランク室2の外漏れ検査にあ
たり従来法による流量のみで適否判定を行なった場合の
特性を、また図7は本発明の抵抗値にて適否判定を行な
った場合の特性をそれぞれ示している。図6から明らか
なように、従来法では測定ばらつきによって「気密性O
K」の領域に「気密性NG」のワークが一部混在してい
て誤判定する可能性があるのに対して、図7では「気密
性OK」領域と「気密性NG」領域とが明確に分離さ
れ、結果として誤判定がなくなって判定精度が向上する
ことが理解できる。
【0031】こうして、外漏れ検査が終了すると、図2
に示すようにオイル通路3の圧縮空気導入経路8のソレ
ノイドバルブ23がOFFに切り換えられて、そのオイ
ル通路3が大気解放される。オイル通路3が大気解放さ
れると、クランク室2からオイル通路3側へメインメタ
ル部のオイル通路開口部5を通して空気が流れ込むよう
になるとともに、燃焼室1とクランク室2との間では両
者の差圧がなくなるように制御されることから、図5に
示すように燃焼室1とクランク室2とはなおも圧力平衡
状態を保つことになる。
【0032】そこで、主制御装置29は、図8に示すよ
うに、上記オイル通路3の大気解放に伴うクランク室2
の流量Q23と圧力P23とを流量計14と圧力計20
の指示値をもって取り込み(ステップS11)、次式
(1)の演算を行う(ステップS12)。
【0033】 R23=1/{(Q23/P23)−(Q3/P3)}‥‥‥(1) すなわち、この実測流量値Q23を実測圧力値P23で
除した値もしくはその逆数を求める演算を行い、上記ク
ランク2室とオイル通路3とを連通しているメインメタ
ル部のオイル通路開口部5の通路抵抗値として例えばQ
23/P23として算出する。さらに、先の外漏れ検査
時のオイル通路3の実測流量値Q3と実測圧力値P3と
から外漏れ抵抗値Q3/P3を算出する。この場合、上
記通路抵抗値としてQ23/P23に代えてP23/Q
23を用いる場合には、オイル通路3の外漏れ抵抗値と
してはQ3/P3に代えてP3/Q3をそのまま使用し
てもよい。さらに、上記通路抵抗値Q23/P23と外
漏れ抵抗値Q3/P3との合成抵抗を求めるべく(Q2
3/P23)−(Q3/P3)の演算を行うとともにそ
の逆数を求め、最終的にクランク室2とオイル通路3と
を連通しているメインメタル部のオイル通路開口部5の
真の通路抵抗値R23としてR23=1/{(Q23/
P23)−(Q3/P3)}を算出する。
【0034】そして、前記主制御装置29には連通路で
あるところのメインメタル部のオイル通路開口部5に関
する基準抵抗値が所定の許容幅をもって予め設定されて
いることから、主制御装置29では上記の通路抵抗値R
23と基準値とを比較して(ステップS13)、上記メ
インメタル部のオイル通路開口部5に関する通路抵抗値
が適正であるかどうかその適否判定を行う(ステップS
14,15)。以上をもって第1内漏れ検査が終了す
る。
【0035】こうして第1内漏れ検査が終了すると、図
2,4に示すように上記とは逆にオイル通路3の圧縮空
気導入経路8のソレノイドバルブ23が再びONに切り
換えられるとともに、燃焼室1系の圧縮空気導入経路6
のソレノイドバルブ22がOFFに切り換えられて、そ
のカムカムカバー室を含む燃焼室1が大気解放される。
燃焼室が大気解放されると、クランク室2からその燃焼
室1側へ連通路4を通して空気が流れ込むようになると
ともに、図5に示すように、オイル通路3とクランク室
2との間では両者の差圧がなくなるように制御されるこ
とから、オイル通路3とクランク室2とはなおも圧力平
衡状態を保つことになる。
【0036】そこで、主制御装置29は、図9に示すよ
うに、上記燃焼室1の大気解放に伴うクランク室2の流
量Q12と圧力P12とを流量計14と圧力計15の指
示値をもって取り込み(ステップS21)、次式(2)
の演算を行う(ステップS22)。
【0037】 R12=1/{(Q12/P12)−(Q1/P1)}‥‥‥(2) すなわち、この実測流量値Q12を実測圧力値P12で
除した値もしくはその逆数を求める演算を行い、上記ク
ランク室2と燃焼室1とを連通している連通路としての
ピストンリング隙間4の通路抵抗値として例えばQ12
/P12として算出する。さらに、先の外漏れ検査時の
燃焼室1の実測流量値Q1と実測圧力値P1とから外漏
れ抵抗値Q1/P1を算出する。この場合、上記通路抵
抗値としてQ12/P12に代えてP12/Q12を用
いる場合には、燃焼室1の外漏れ抵抗値としてはQ1/
P1に代えてP1/Q1をそのまま使用してもよい。さ
らに、上記通路抵抗値Q12/P12と外漏れ抵抗値Q
1/P1との合成抵抗を求めるべく(Q12/P12)
−(Q1/P1)の演算を行うとともにその逆数を求
め、最終的にクランク室2と燃焼室1とを連通している
ピストンリング隙間4の真の通路抵抗値R12としてR
12=1/{(Q12/P12)−(Q1/P1)}を
算出する。
【0038】そして、前記主制御装置29には連通路で
あるところのピストンリング隙間4に関する基準抵抗値
が所定の許容幅をもって予め設定されていることから、
主制御装置29では上記の通路抵抗値R12と基準値と
を比較して(ステップS23)、上記ピストンリング隙
間4に関する抵抗値が適正であるかどうかその適否判定
を行う(ステップS24,S25)。以上をもって第2
内漏れ検査が終了する。
【0039】こうして、一連の外漏れ検査、第1内漏れ
検査および第2内漏れ検査が終了すると、図2,4に示
すように全てのソレノイドバルブ11,22,23がO
FFとなる一方、外漏れ検査、第1内漏れ検査および第
2内漏れ検査のそれぞれの検査結果が出力装置30から
出力されて、その検査結果の表示と記録とが行われる。
【0040】ここで、上記の第1,第2内漏れ検査に際
して、連通路であるところのメインメタル部のオイル通
路開口部5もしくはピストンリング隙間4の通路抵抗値
を、外漏れ検査時のオイル通路抵抗値もしくは燃焼室抵
抗値をもって補正しているのは、外漏れが発生している
状態で内漏れ検査に移行すると、流量測定時に実際には
内漏れが発生していないにもかかわらずその外漏れの影
響であたかも内漏れが発生しているかのような流量が検
出されて誤判定する可能性があるためである。
【0041】すなわち、例えば燃焼室1系で外漏れが発
生していると、燃焼室1を大気解放してクランク室2と
燃焼室1との連通路であるピストンリング隙間4の通路
抵抗を検査する際に、燃焼室1系の排気抵抗が小さくな
ることでクランク室2の流量が増加し、結果として連通
路であるピストンリング隙間4が適正でないと誤判定し
てしまうことから、上記のように内漏れの抵抗を外漏れ
抵抗値で補正することで、内漏れ検査時の判定精度が大
幅に向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の回路での外漏れ検査時の手順を示すフロ
ーチャート。
【図2】本発明の気密性検査方法が適用されるリークテ
スタの概略構成説明図。
【図3】気密性検査の全体の流れを示すフローチャー
ト。
【図4】図2の回路での各ソレノイドバルブの切換タイ
ミングを示すフローチャート。
【図5】気密性検査時の流量と圧力の変化を示す説明
図。
【図6】従来法での気密性適否判定結果を示す特性図。
【図7】本発明での気密性適否判定結果を示す特性図。
【図8】図3の第1内漏れ検査時の詳細な手順を示すフ
ローチャート。
【図9】図3の第2内漏れ検査時の詳細な手順を示すフ
ローチャート。
【図10】従来の気密性検査方法の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1…燃焼室(第1の空間) 2…クランク室(第2の空間) 3…オイル通路(第3の空間) 4…ピストンリング隙間(連通路) 5…メインメタル部のオイル通路開口部(連通路) 6,7,8…圧縮空気導入経路 14…流量計 15…圧力計 18,19…流量コントローラ 26,27…差圧計 20,21…圧力計 29…主制御装置 E…エンジン(検査対象ワーク)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象となるワークに所定圧力の圧縮
    空気を導入しながらその圧縮空気導入系統での流量と圧
    力とを測定し、 前記実測圧力値を実測流量値で除した値もしくはその逆
    数を漏れ抵抗値として算出した上、その漏れ抵抗値を予
    め設定されている基準値と比較して前記ワークの気密性
    の良否を判定することを特徴とする気密性検査方法。
  2. 【請求項2】 内部が複数の空間に区画されているとと
    もに隣接する空間同士がそれぞれ微細な連通路で相互に
    連通しているワークの気密性を検査する方法であって、 各空間ごとに独立している圧縮空気導入系統をもってそ
    れぞれの空間にその空間相互が圧力平衡するまで所定圧
    力の圧縮空気を導入し、その時の流量と圧力とを各空間
    ごとに個別に測定する工程と、 各空間ごとに前記実測圧力値を実測流量値で除した値も
    しくはその逆数を漏れ抵抗値として算出した上、その漏
    れ抵抗値を予め設定されている基準値と比較して前記各
    空間の連通路以外の部分での気密性の良否を判定する工
    程と、 前記圧力平衡状態で相互に隣接する二つの空間のうちい
    ずれか一方を大気解放したときの他方の空間での流量と
    圧力とを測定する工程と、 この大気解放時の実測圧力値を実測流量値で除した値も
    しくはその逆数を前記二つの空間同士を連通している連
    通路の通路抵抗値として算出するとともに、前記通路抵
    抗値と前記一方の空間の漏れ抵抗値との合成抵抗値を算
    出し、この合成抵抗値を予め設定されている基準値と比
    較して前記連通路の抵抗の適否を判定する工程と、 を含むことを特徴とする気密性検査方法。
  3. 【請求項3】 前記通路抵抗値と前記一方の空間の漏れ
    抵抗値との合成抵抗値は、前記通路抵抗値から漏れ抵抗
    値を減じた値もしくはその値の逆数であることを特徴と
    する請求項2に記載の気密性検査方法。
  4. 【請求項4】 内部が三つの空間に区画されているとと
    もに互いに隣接する第1,第2の空間同士および第2,
    第3の空間同士がそれぞれ微細な連通路で相互に連通し
    ているワークの気密性を検査する方法であって、 各空間ごとに独立している圧縮空気導入系統をもってそ
    れぞれの空間にその空間相互が圧力平衡するまで所定圧
    力の圧縮空気を導入し、その時の流量と圧力とを各空間
    ごとに個別に測定する工程と、 各空間ごとに前記実測圧力値を実測流量値で除した値も
    しくはその逆数を漏れ抵抗値として算出した上、その漏
    れ抵抗値を予め設定されている基準値と比較して前記各
    空間の連通路以外の部分での気密性の良否を判定する工
    程と、 前記圧力平衡状態で第1の空間を大気解放したときの第
    2の空間での流量と圧力とを測定するとともに、同じく
    前記圧力平衡状態で第3の空間を大気解放したときの第
    2の空間での流量と圧力とを測定する工程と、 この第1,第3の空間の大気解放時における第2の空間
    のそれぞれの実測圧力値を実測流量値で除した値もしく
    はその逆数を第1,第2の空間同士および第2,第3の
    空間同士を連通している各連通路の通路抵抗値として算
    出するとともに、該通路抵抗値と前記第1の空間の漏れ
    抵抗値との合成抵抗値、および該通路抵抗値と前記第3
    の空間の漏れ抵抗値との合成抵抗値を個別に算出し、こ
    れらの各合成抵抗値を合成抵抗値ごとに予め設定されて
    いる基準値と個別に比較して前記各連通路の抵抗の適否
    を判定する工程と、 を含むことを特徴とする気密性検査方法。
  5. 【請求項5】 前記通路抵抗値と前記第1の空間の漏れ
    抵抗値との合成抵抗値、および該通路抵抗値と前記第3
    の空間の漏れ抵抗値との合成抵抗値は、前記通路抵抗値
    から該当する空間の漏れ抵抗値を減じた値もしくはその
    値の逆数であることを特徴とする請求項4に記載の気密
    性検査方法。
  6. 【請求項6】 検査対象となるワークが自動車用エンジ
    ンであって、第1の空間が吸排気管を含む燃焼室であ
    り、第2の空間がカムカバー室およびクランク室であ
    り、第3の空間がオイル通路であって、さらに、前記連
    通路がピストンリング隙間およびメインメタル部のオイ
    ル通路開口部であることを特徴とする請求項4または5
    に記載の気密性検査方法。
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