JP2000121334A - リード検査装置 - Google Patents

リード検査装置

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JP2000121334A
JP2000121334A JP10303321A JP30332198A JP2000121334A JP 2000121334 A JP2000121334 A JP 2000121334A JP 10303321 A JP10303321 A JP 10303321A JP 30332198 A JP30332198 A JP 30332198A JP 2000121334 A JP2000121334 A JP 2000121334A
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Kazunori Noso
千典 農宗
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Nidec Tosok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅寸法に関わらず検査することができるリー
ド検査装置を提供する。 【解決手段】 水平パネル31に、第1の平面画像用ハ
ーフミラー42と第2の平面画像用ミラー51を設け、
第2の平面画像用ミラー51上に、第2の平面画像用ミ
ラー51に投影されたIC4の平面画像41を撮像する
平面画像用CCDカメラ53を設ける。左右支持部材6
3,64に第1の左右斜視画像用ミラー66,68を設
け、筐体15の支持パネル71に、第2の左右斜視画像
用ハーフミラー81,82を有してなる斜視画像用ミラ
ー83を設ける。IC4の左右斜視画像65,67を、
斜視画像用ミラー83によって、一つの斜視画像91に
合成し、斜視画像用ミラー83上の斜視画像用CCDカ
メラ95により撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガルウィングタイ
プなどのリードを有した電子部品において、各リードに
おける浮き沈み(コプラナリティ)を検査する際に用い
られるリード検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICより側方へ延出したガルウィ
ングタイプのリードにおいて、各リードの浮き沈み(コ
プラナリティ)を検査する際には、図8に示すようなI
Cリード検査装置201が用いられていた(特開平10
−227622号公報参照)。
【0003】該ICリード検査装置201は、電子部品
としてのIC211がトレー212に収容された出荷直
前の状態において、各リード213a〜213g,21
4a〜214g(図8中には213g及び214gのみ
図示)の浮き沈みが検査できるように構成されており、
図中IC211の右側部を左斜め上方より投影する第1
のミラー215と、前記IC211の左側部を右斜め上
方より投影する第2のミラー216と、前記IC211
の上部に配置されたカメラ217とを備えている。
【0004】該カメラ217には、図9にも示すよう
に、前記IC211を上方より撮像した平面画像221
と、前記第1のミラー215を介して得られた前記IC
211の右斜視画像222と、前記第2のミラー215
を介して得られた前記IC221の左斜視画像223と
が撮像画角内に収まるように設定されており、撮像画面
224内には、中央部に前記平面画像221が、また左
側に前記右斜視画像222が、さらに右側に前記左斜視
画像223が写し出されるように構成されている。そし
て、前記カメラ217には、図外の画像処理装置が接続
されており、この画像処理装置によって、IC211の
リード213a〜213g,214a〜214gにおけ
る浮き沈み(コプラナリティ)が検査できるように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICリ
ード検査装置201にあっては、撮像画面224の中央
部にIC211の平面画像221が写し出されるように
構成されているとともに、該平面画像221の両側に、
左右斜視画像222,223が写し出されるように構成
されており、両斜視画像222,223には、IC21
1の左右側部のみが写し出されるように、つまりIC2
11の中心部が写し出されないように設定されている。
このため、幅寸法241の狭いIC211においては、
各リード213a〜213g,214a〜214gが、
当該IC211の中心線242側に寄るため、前記左右
斜視画像222,223に写し出されなくなる恐れが生
じてしまう。また、一枚の画面に、上方からの平面画像
221と左右斜視画像222,223との3つの画像を
写すため、画素分解能が悪くなり精度が低下してしま
う。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、電子部品の幅寸法に関わらず検査
を行うことができるリード検査装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のリード検査装置にあっては、電子部品の左側
部及び右側部から延出した複数のリードの各々が、それ
ぞれの延出方向へ向けて延在するリードの検査装置にお
いて、前記電子部品の真上に配置され、該電子部品の上
方より得られる平面画像を側方より認識可能に投影する
第1の平面画像投影手段と、該第1の平面画像投影手段
に投影された前記平面画像を上方より認識可能に投影す
る第2の平面画像投影手段と、該第2の平面画像投影手
段に投影された前記平面画像を撮像する平面画像撮像手
段と、前記電子部品の左斜め上方に配置され、該電子部
品の中心より右側の部位を右斜視画像として認識可能に
投影する第1の右斜視画像投影手段と、前記電子部品の
右斜め上方に配置され、該電子部品の中心より左側の部
位を左斜視画像として認識可能に投影する第1の左斜視
画像投影手段と、前記第1の右斜視画像投影手段に投影
された前記右斜視画像を投影する第2の右斜視画像投影
手段が右側に配置されるとともに、前記第1の左斜視画
像投影手段に投影された前記左斜視画像を投影する第2
の左斜視画像投影手段が左側に配置され、前記第2の右
斜視画像投影手段に投影される前記右斜視画像及び前記
第2の左斜視画像投影手段に投影される前記左斜視画像
を一つの斜視画像に合成して上方より認識可能に投影す
る斜視画像投影手段と、該斜視画像投影手段に投影され
た前記斜視画像を撮像する斜視画像撮像手段とを備えて
いる。
【0008】すなわち、左右側部から複数のリードが延
出した電子部品は、その上方より得られる平面画像が、
該電子部品の真上に配置された第1の平面画像投影手段
によって側方より認識可能に投影され、該第1の平面画
像投影手段に投影された前記平面画像は、第2の平面画
像投影手段を介して上方より認識可能に投影され、平面
画像撮像手段により撮像される。
【0009】また、前記電子部品の中心より右側の部位
は、該電子部品の左斜め上方に配置された第1の右斜視
画像投影手段によって右斜視画像として認識可能に投影
され、前記電子部品の中心より左側の部位は、該電子部
品の右斜め上方に配置された第1の左斜視画像投影手段
によって左斜視画像として認識可能に投影される。そし
て、前記第1の右斜視画像投影手段に投影された前記右
斜視画像と、前記第1の左斜視画像投影手段に投影され
た前記左斜視画像とは、右側に配置された第2の右斜視
画像投影手段及び左側に配置された第2の左斜視画像投
影手段を有した斜視画像投影手段によって、一つの斜視
画像に合成されるとともに上方より認識可能に投影さ
れ、この斜視画像は、斜視画像撮像手段により撮像され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態を図に従って説明する。図1は、
本実施の形態にかかるリード検査装置としてのICリー
ド検査装置1を示す図であり、トレー2の凹部3に収容
された電子部品としてのIC4のリードを検査している
状態が示されている。
【0011】このICリード検査装置1は、前記IC4
の左側部11及び右側部12より複数延出するととも
に、それぞれ延出方向へ延在したガルウィングタイプの
左右リード13a〜13g,14a〜14g(図1中に
は、左右リード13g,14gのみ図示)の検査を行う
装置であり、ICリード検査装置1の筐体15下部に
は、検査対象となるIC4がセットされた状態で、当該
IC4の真上に開口した検査用開口部16を有する下面
パネル17が設けられている。該下面パネル17には、
前記検査用開口部16の左右の縁部より上方へ起立した
後、左上方及び右上方へ斜めに延出した左右側壁部1
8,19が設けられており、両側壁部18,19には、
前記IC4に光りを照射する左右照明20,21が設け
られている。
【0012】前記筐体15には、前記下面パネル17に
平行した水平パネル31が、前記下面パネル17より上
方の部位に設けられており、この水平パネル31には、
前記下面パネル17に設けられた前記検査用開口部16
の真上に中央透孔32が開設されるとともに、該中央透
孔32の左右には、左右透孔33,34が開設されてい
る。前記水平パネル31の下面には、積層パネル35が
積層された状態で固定されており、該積層パネル35に
は、前記中央透孔32と一致する部位に、下方へ突出し
た筒状の筒状部36が形成され、前記左右透孔33,3
4と一致する部位には左右開口部37,38が設けられ
ている。
【0013】また、前記水平パネル31には、前記中央
透孔32の上部に、該中央透孔32及び前記検査用開口
部16を介して、前記IC4の真上より得られる平面画
像41を、左方より認識可能に投影する第1の平面画像
投影手段としての第1の平面画像用ハーフミラー42
が、垂線に対して45度傾斜した状態で固定されてい
る。そして、前記筐体15には、前記第1の平面画像用
ハーフミラー42の上部に、平板状の面照明43が設け
られており、該面照明43からの光りを、前記第1の平
面画像用ハーフミラー42を透過して、前記IC4に照
射できるように構成されている。
【0014】前記水平パネル31及び前記積層パネル3
5は、前記筐体15の左方へ延出するように構成されて
おり、前記筐体15より左方へ延出した前記水平パネル
31の部位には、前記第1の平面画像用ハーフミラー4
2に投影された前記平面画像41を、上方より認識可能
に投影する第2の平面画像投影手段としての第2の平面
画像用ミラー51が、アングル部材52によって、垂線
に対して45度傾斜した状態で固定されている。そし
て、前記第2の平面画像用ミラー51の真上には、該第
2の平面画像用ミラー51に投影された前記平面画像4
1を撮像する平面画像撮像手段としての平面画像用CC
Dカメラ53が設けられている。
【0015】また、前記筐体15の上部には、該筐体1
5より左方及び右方へ突出した左右突出部61,62が
設けられており、左右突出部61,62のそれぞれに
は、L字状の左右支持部材63,64の一端部が支持固
定されている。前記左支持部材63には、前記水平パネ
ル31及び前記積層パネル35に設けられた左透孔33
及び左開口部37を介して得られる前記IC4の中心よ
り右側の部位を右斜視画像65として認識可能に投影す
る第1の右斜視画像投影手段としての第1の右斜視画像
用ミラー66が固定されている。前記右支持部材64に
は、前記水平パネル31及び前記積層パネル35に設け
られた右透孔34及び右開口部38を介して得られる前
記IC4の中心より左側の部位を左斜視画像67とし
て、左斜め上方より認識可能に投影する第1の左斜視画
像投影手段としての第1の左斜視画像用ミラー68が固
定されている。
【0016】さらに、前記筐体15の上部には、支持パ
ネル71が前記水平パネル31に平行して設けられてお
り、この支持パネル71には、前記IC4の上部に位置
する中央部に、取付穴72が設けられている。前記支持
パネル71には、該支持パネル71に面接される基部7
3と、該基部73の中央にて上方へ突出された突出部7
4からなるミラー固定部材75が取り付けられており、
前記突出部74には、上下に貫通するとともに内部に左
右傾斜面76,77が形成された貫通穴78が設けられ
ている。
【0017】該貫通穴78の前記左傾斜面76には、前
記第1の左斜視画像用ミラー68に投影された前記左斜
視画像67を投影する第2の左斜視画像投影手段として
の第2の左斜視画像用ハーフミラー81の上部が接着さ
れており、前記右傾斜面77には、前記第1の右斜視画
像用ミラー66に投影された前記右斜視画像65を投影
する第2の右斜視画像投影手段としての第2の右斜視画
像用ハーフミラー82の上部が接着されている。前記第
2の左斜視画像用ハーフミラー81の下縁と、前記第2
の右斜視画像用ハーフミラー82の下縁とは、前記支持
パネル71の前記取付穴72を挿通するとともに、前記
IC4の中心線C上にて接合されており、前記第2の左
斜視画像用ハーフミラー81は、前記IC4の中心線C
より左側に配置された状態で固定されるとともに、前記
第2の右斜視画像用ハーフミラー82は、前記IC4の
中心線Cより右側に配置された状態で固定されている。
これら第2の左斜視画像用ハーフミラー81と第2の右
斜視画像用ハーフミラー82とによって、前記ミラー固
定部材75には、斜視画像投影手段としての斜視画像用
ミラー83が形成されている。
【0018】これにより、前記第1の左斜視画像用ミラ
ー68に投影された前記左斜視画像67は、前記第2の
右斜視画像用ハーフミラー82の下部を透過して、前記
第2の左斜視画像用ハーフミラー81に投影される一
方、前記第1の右斜視画像用ミラー66に投影された前
記右斜視画像65は、前記第2の左斜視画像用ハーフミ
ラー81の下部を透過して、前記第2の右斜視画像用ハ
ーフミラー82に投影されるように構成されている。ま
た、前記第2の左斜視画像用ハーフミラー81に投影さ
れる前記左斜視画像67と、前記第2の右斜視画像用ハ
ーフミラー82に投影される前記右斜視画像65とは、
前記第2の左右斜視画像用ハーフミラー81,82から
なる前記斜視画像用ミラー83によって、一つの斜視画
像91に合成され、上方より認識可能に投影されるよう
に構成されている。
【0019】前記斜視画像用ミラー83の真上には、斜
視画像撮像手段としての斜視画像用CCDカメラ95が
設けられており、前記斜視画像用ミラー83により合成
されるとともに投影された前記斜視画像91は、前記斜
視画像用CCDカメラ95によって撮像されるように構
成されている。
【0020】そして、前記平面画像用CCDカメラ53
及び前記斜視画像用CCDカメラ95には、図外の画像
処理装置が接続されており、該画像処理装置には、前記
各カメラ53,95にて得られた画像データが送られる
ように構成されている。この画像処理装置は、前記画像
データに含まれる前記各画像41,65,67を処理す
るとともに、それぞれに対応する各リード13a〜13
g,14a〜14gの長さの関係に基づき、各リード1
3a〜13g,14a〜14gの検査を行うように構成
されている。
【0021】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、トレー2の凹部3に収容されたIC4は、その上方
より得られる平面画像41が、セットされたIC4の真
上に配置された第1の平面画像用ハーフミラー42によ
って左方より認識可能に投影される。そして、該第1の
平面画像用ハーフミラー42に投影された前記平面画像
41は、第2の平面画像用ミラー51を介して上方より
認識可能に投影され、該第2の平面画像用ミラー51に
投影された前記平面画像41は、図2に示すように、平
面画像用CCDカメラ53により撮像される。これによ
り、平面画像用CCDカメラ53によって前記IC4の
平面画像41を得ることができるので、前記IC4の上
面に印刷された文字やマークからなる印刷部97の検査
や、パッケージの傷や割れの検査を行うことができる。
【0022】また、前記IC4の中心線Cより右側の部
位は、図1に示したように、該IC4の左斜め上方に配
置された第1の右斜視画像用ミラー66によって右斜視
画像65として認識可能に投影され、前記IC4の中心
線Cより左側の部位は、該IC4の右斜め上方に配置さ
れた第1の左斜視画像用ミラー68によって左斜視画像
67として認識可能に投影される。そして、前記第1の
右斜視画像用ミラー68に投影された前記右斜視画像6
5と、前記第1の左斜視画像用ミラー68に投影された
前記左斜視画像67とは、前記IC4の中心線Cより右
側に配置された第2の右斜視画像用ハーフミラー82及
び左側に配置された第2の左斜視画像用ハーフミラー8
1を有してなる斜視画像用ミラー83によって、一つの
斜視画像91に合成されるとともに上方より認識可能に
投影され、この斜視画像91は、図3に示すように、斜
視画像用CCDカメラ95により撮像される。
【0023】このため、撮像画面の中央部にIC4の平
面画像41が写し出されるとともに、該平面画像41の
左右側部に左右斜視画像65,67が分割して写し出さ
れるように構成され、両斜視画像65,67に、IC4
の中心部が写し出されず、左右の幅寸法の狭いIC4に
おいて、左右側部11,12から延出した各リード13
a〜13g,14a〜14gが左右斜視画像65,67
の画角から外れてしまい、両斜視画像65,67に写し
出されなくなる恐れのある従来と比較して、左右の幅寸
法の狭いIC4であっても、左右側部11,12から延
出する各リード13a〜13g,14a〜14gを、左
右斜視画像65,67に確実に写し出すことができる。
したがって、幅寸法の狭い小型のIC4であっても、各
リード13a〜13g,14a〜14gの検査を確実に
行うことができる。
【0024】また、前記平面画像41を得る平面画像用
CCDカメラ53と、前記左右斜視画像65,67を得
る斜視画像用CCDカメラ95とは、独立して設けられ
ており、各々の倍率調整を独立して行うことができるの
で、前述した幅寸法の狭い小型のIC4を検査する際
に、前記斜視画像用CCDカメラ95における倍率を大
きく設定することにより、写し出されるIC4の画像を
拡大することができる。そして、IC4の平面画像41
と左右斜視画像65,67とが一枚の画面に写し出され
るように構成され、総ての画像41,65,67が一台
のカメラの画角に収まるようにしなければならなかった
従来と比較して、撮像される各画像41,65,67
を、各カメラ53,95における画角一杯まで拡大する
ことができる。これにより、画素分解能を高めることが
でき、検査精度を向上させることができる。よって、小
型のIC4における検査時の信頼性を高めることができ
る。
【0025】さらに、前記平面画像41を得る平面画像
用CCDカメラ53と、前記左右斜視画像65,67を
得る斜視画像用CCDカメラ95とにおける各々のピン
ト調整を独立的に行うことができるとともに、前記両斜
視画像65,67が通過する光路距離は等しくなるよう
に設定できるので、前記各画像41,65,67が一台
のカメラによって得られる場合と比較して、各画像4
1,65,67におけるピント合わせを容易に行うこと
ができる。
【0026】加えて、前記平面画像41は、第1の平面
画像用ハーフミラー42と第2の平面画像用ミラー66
とによる二回の反射を経て得られており、前記左右斜視
画像65,67も、第1の左右斜視画像用ミラー66,
68と第2の左右斜視画像用ハーフミラー81,82と
による二回の反射を経て得られている。このため、図2
及び図3に示したように、各カメラ53,95の各画像
41,91より得られるIC4の向きを同一にすること
ができ、検査の容易性を向上させることができる。
【0027】一方、図4は、前記平面画像用CCDカメ
ラ53及び前記斜視画像用CCDカメラ95が接続され
た図外の画像処理装置における検査処理の動作を示すフ
ローチャートであり、前記各カメラ53,95より各画
像データが送られてきた際には、前記検査処理がメイン
ルーチンより呼び出される。すると、ステップS1に
て、図2に示した平面画像41、及び図3に示したよう
左右斜視画像65,67において、各リード13a〜1
3g,14a〜14gの先端位置を認識(テンプレート
マッチング)した後、各画像41,65,67における
各リード13a〜13g,14a〜14gの先端を結ぶ
直線近似を行うとともに、それぞれの画像41,65,
67において、近似直線101〜104を想定する(S
2)。
【0028】そして、平面画像41における近似直線1
01,102から各リード13a〜13g,14a〜1
4gの先端までの平面長さと、各斜視画像65,67に
おける近似直線103,104から当該斜視画像65,
67における各リード13a〜13g,14a〜14g
の先端までの左右斜視長さとを、それぞれ対応するリー
ド同士にて比較し、具体的には、平面画像41の左リー
ド13aと左斜視画像67における左リード13a、平
面画像41の右リード14aと右斜視画像65における
右リード14aを順次比較し、前記平面長さと左右いず
れかの斜視長さとの差が許容誤差範囲外であるか否かを
判断する(S3)。このとき、許容誤差範囲内である場
合には、異常無しと判定し(S4)、メインルーチンへ
戻る一方、許容誤差範囲を越えていた場合には、ステッ
プS5へ移行する。
【0029】該ステップS5では、左右いずれかの斜視
長さが、前記平面長さより長いか否かを判断し、長い場
合、例えば、右斜視画像65の右リード14eにおける
右斜視長さが、平面画像41の右リード14eにおける
平面長さより長い場合には、右リード14eが、上方に
浮いていると判断して(S6)、メインルーチンへ戻
る。また、左右いずれかの斜視長さが前記平面長さより
短い場合、例えば、左斜視画像67の左リード13gに
おける左斜視長さが、平面画像41の左リード13gに
おける平面長さより短い場合には、左リード13gが、
下方に沈んでいると判断して(S7)、メインルーチン
へ戻る。
【0030】このように、IC4上部の平面画像用CC
Dカメラ53からの平面画像41と、IC4の斜め上方
から得た斜視画像用CCDカメラ95からの左右斜視画
像65,67とによって、IC4の各リード13a〜1
3g,14a〜14gにおける浮き沈み(コプラナリテ
ィ)を検査することができるので、前記IC4がトレー
2の凹部3に収容された出荷直前の段階において、前記
各リード13a〜13g,14a〜14gの検査を行う
ことができる。よって、前記IC4をトレー2に収容す
る際に生じた前記各リード13a〜13g,14a〜1
4gの曲がりをも検査することができる。
【0031】なお、本実施の形態にあっては、IC4の
各リード13a〜13g,14a〜14gを検査する場
合を例に挙げて説明したが、ラダー抵抗等の他の電子部
品におけるリードの検査に用いても良い。
【0032】また、本実施の形態では、第1の右斜視画
像用ミラー66及び第2の右斜視画像用ハーフミラー8
2と、第1の左斜視画像用ミラー68及び第2の左斜視
画像用ハーフミラー81とを対向して設け、左右側部1
1,12から左右リード13a〜13g,14a〜14
gが延出したIC4の検査を行う場合についてのみ説明
したが、これに限定されるものではない。
【0033】(第2の実施の形態)すなわち、前記第1
の右斜視画像用ミラー66と第1の左斜視画像用ミラー
68に直交して、第1の前斜視画像用ミラーと第1の後
斜視画像用ミラーとを、さらに設けるとともに、図5に
示すように、前記第2の右斜視画像用ハーフミラー82
及び第2の左斜視画像用ハーフミラー81を三角板状に
形成し、かつ両ハーフミラー81,82の間に、三角板
状の第2の前斜視画像用ハーフミラー121及び第2の
後斜視画像用ハーフミラー122を設け、前記斜視画像
用のCCDカメラ95の下部に、下方へ突出するピラミ
ッド形状の斜視画像用ミラー123を形成する。
【0034】これにより、図6及び図7に示すように、
四辺より左リード131a〜131e、右リード132
a〜132e、前リード133a〜133e、及び後リ
ード134a〜134eが延出したIC135における
平面画像141と、左右斜視画像142,143及び前
後斜視画像144,145からなる斜視画像146とを
得ることができ、本IC135の検査を行うことも可能
となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明のリード検査
装置にあっては、電子部品の上方より得られる平面画像
を平面画像撮像手段により撮像することができる。ま
た、前記電子部品の左斜め上方より得られる当該電子部
品の中心より右側の部位の右斜視画像と、電子部品の右
斜め上方より得られる該電子部品の中心より左側の部位
の左斜視画像とを、右側に配置された第2の右斜視画像
投影手段及び左側に配置された第2の左斜視画像投影手
段を有した斜視画像投影手段によって一つの斜視画像に
合成した後、斜視画像撮像手段により撮像することがで
きる。
【0036】このため、撮像画面の中央部に電子部品の
平面画像が写し出されるとともに、該平面画像の両側に
左右斜視画像が分割して写し出されるように構成され、
両斜視画像に、電子部品の中心部が写し出されず、左右
の幅寸法の狭い電子部品において、左右側部から延出し
たリードが左右斜視画像の画角から外れてしまい、両斜
視画像に写し出されなくなる恐れのある従来と比較し
て、左右の幅寸法の狭い電子部品であっても、左右側部
から延出するリードを、左右斜視画像に確実に写し出す
ことができる。したがって、幅寸法の狭い小型の電子部
品であっても、リードの検査を行うことができる。
【0037】また、前記平面画像と前記左右斜視画像と
を、前記平面画像撮像手段と前記斜視画像投影手段とに
分けて撮像することができるので、電子部品の平面画像
と左右斜視画像とが一枚の画面に写し出されるように構
成され、総ての画像が画角に収まるようにしなければな
らなかった従来と比較して、撮像される各々の画像を、
各撮像手段における画角一杯まで拡大することができ
る。これにより、画素分解能を高めることができ、検査
精度を向上させることができる。
【0038】そして、前記平面画像撮像手段で撮像され
た前記平面画像と、前記斜視画像撮像手段にて撮像され
た前記斜視画像とにおける互いに対応するリードの長さ
の関係に基づき、各リードの検査、具体的には、前記平
面画像にて得られた複数のリードの長さが同じであっ
て、前記斜視画像にて得られた各リードの長さに変化が
ある場合、長さの変化が確認されたリードが、他のリー
ドの配列位置より上下方向にずれていることを認識する
ことができる。さらに、長さの変化が確認されたリード
にあっては、当該リードの長さと他のリードの長さとの
比較に基づき、当該リードが上下のいずれかにずれてい
る、つまり、リードが浮いているか沈んでいるかを確認
することができる。
【0039】また、前記平面画像撮像手段は、電子部品
上方からの平面画像を得るため、電子部品の上面に印刷
された文字やマークの検査や、パッケージの傷や割れの
検査も同時に行うことができる。
【0040】加えて、前記右斜視画像を、前記電子部品
の左斜め上方に配置された第1の右斜視画像投影手段に
より得るとともに、前記左斜視画像を、前記電子部品の
右斜め上方に配置された第1の左斜視画像投影手段によ
り得るように構成されているため、前記電子部品が凹部
に収容された状態で、前記電子部品の左右側部に起立壁
が近接して存在する場合であっても、該起立壁の影響を
受けることなく、前記両斜視画像を確実に得ることがで
きる。よって、電子部品が、トレーの凹部に収容された
出荷直前の段階における検査に適したリード検査装置と
なり得る。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】同実施の形態における平面画像用CCDカメラ
で得られた平面画像を示す図である。
【図3】同実施の形態における斜視画像用CCDカメラ
で得られた斜視画像を示す図である。
【図4】同実施の形態における画像処理装置の動作を示
すフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態を示す平面図である。
【図6】同実施の形態における平面画像用CCDカメラ
で得られた平面画像を示す図である。
【図7】同実施の形態における斜視画像用CCDカメラ
で得られた斜視画像を示す図である。
【図8】従来のICリード検査装置を示す模式図であ
る。
【図9】同従来例におけるカメラで得られた画像を示す
図である。
【符号の説明】
1 ICリード検査装置(リード検査装置) 2 トレー 3 凹部 4 IC(電子部品) 13a〜13g 左リード 14a〜14g 右リード 41 平面画像 42 第1の平面画像用ハーフミラー(第1の平面画
像投影手段) 51 第2の平面画像用ミラー(第2の平面画像投影
手段) 53 平面画像用CCDカメラ(平面画像撮像手段) 65 右斜視画像 66 第1の右斜視画像用ミラー(第1の右斜視画像
投影手段) 67 左斜視画像 68 第1の左斜視画像用ミラー(第1の左斜視画像
投影手段) 81 第2の左斜視画像用ハーフミラー(第2の左斜
視画像投影手段) 82 第2の右斜視画像用ハーフミラー(第2の右斜
視画像投影手段) 83 斜視画像用ミラー(斜視画像投影手段) 91 斜視画像 95 斜視画像用CCDカメラ(斜視画像撮像手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の左側部及び右側部から延出し
    た複数のリードの各々が、それぞれの延出方向へ向けて
    延在するリードの検査装置において、 前記電子部品の真上に配置され、該電子部品の上方より
    得られる平面画像を側方より認識可能に投影する第1の
    平面画像投影手段と、 該第1の平面画像投影手段に投影された前記平面画像を
    上方より認識可能に投影する第2の平面画像投影手段
    と、 該第2の平面画像投影手段に投影された前記平面画像を
    撮像する平面画像撮像手段と、 前記電子部品の左斜め上方に配置され、該電子部品の中
    心より右側の部位を右斜視画像として認識可能に投影す
    る第1の右斜視画像投影手段と、 前記電子部品の右斜め上方に配置され、該電子部品の中
    心より左側の部位を左斜視画像として認識可能に投影す
    る第1の左斜視画像投影手段と、 前記第1の右斜視画像投影手段に投影された前記右斜視
    画像を投影する第2の右斜視画像投影手段が右側に配置
    されるとともに、前記第1の左斜視画像投影手段に投影
    された前記左斜視画像を投影する第2の左斜視画像投影
    手段が左側に配置され、前記第2の右斜視画像投影手段
    に投影される前記右斜視画像及び前記第2の左斜視画像
    投影手段に投影される前記左斜視画像を一つの斜視画像
    に合成して上方より認識可能に投影する斜視画像投影手
    段と、 該斜視画像投影手段に投影された前記斜視画像を撮像す
    る斜視画像撮像手段と、 を備えたことを特徴とするリード検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100636576B1 (ko) * 2004-05-05 2006-10-19 봅스트 쏘시에떼 아노님 기판상의 패턴을 검출하는 방법 및 장치
JP2013257289A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Canon Inc 画像処理装置、及び画像処理方法

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