JP2013257289A - 画像処理装置、及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2画像のエピポーララインの上で対象物の特徴点を探索する際の誤検出の防止を図り、第1カメラから対象物までの距離を精度良く算出すること。
【解決手段】画像処理装置は、主カメラ3aによりワークWを撮像した第1画像と、主カメラ3aと異なる視線を有する従カメラ3bでワークWを撮像した第2画像とを取得する。そして、第2画像のエピポーララインEPの上を探索することで第2画像の上におけるワークWの特徴点を特定し、ステレオ法によりワークWまでの距離Lを算出する。この際、予め記憶装置に記憶されたワークの特徴量の画素数及びそのワークとの距離に基づき、第1画像におけるワークの特徴量の画素数から主カメラ3aとワークWとの距離Lの概略値を算出する。そして、距離Lの概略値に応じて、第2画像のエピポーララインEPの上でワークWの特徴点を探索する際の探索範囲を位置A’B’に狭めるように設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、第1及び第2カメラにより対象物を撮像した第1及び第2画像からステレオ法により第1カメラから対象物までの距離を算出する画像処理装置、及び画像処理方法に関する。
従来、例えば2つのカメラを用いて2つの画像を撮像することで、三角測量の原理を用い、例えば1つのカメラから対象物までの距離を測量するものが提案されている(特許文献1参照)。このものは、主カメラで対象物が中心上になるように設置すると共に、従カメラの角度を調整して画像中心に対象物が映し出されるように調整し、主カメラと従カメラとの距離、及び従カメラの角度に基づき主カメラから対象物までの距離を算出している。
また、特許文献1では、予め記憶した基準対象物の水平方向の画素数に基づき、主カメラで撮像した対象物の有効画素数から、その対象物の大きさを測定することも提案されている。
特開平9−318351号公報
ところで、上記特許文献1のような距離の測量手法では、主カメラと従カメラとの距離設定や、特に従カメラの角度調整など、機構的な調整を作業者が行う必要があり、調整に手間がかかるという問題がある。そればかりか、機構的な誤差や作業における誤差なども発生するため、測量精度が良好でないという問題もある。
そこで近年、画像処理の分野で複数のカメラを用いて対象までの距離を測定する方法として、エピポーララインを用いたステレオ法が用いられている。詳細には、まず、主カメラの画像内における対象物の特徴点に対応する点を特定する。次に、主カメラと主カメラの画像内の特徴点と従カメラとを通るエピポーラ平面を設定し、従カメラの画像平面内にエピポーララインを設定する。続いて、主カメラの画像内における対象物の特徴点に対応する点を、従カメラの画像平面におけるエピポーラライン上を探索することで対応付けを行う。そして、主カメラ、従カメラ、特徴点、及びそれに対応するエピポーラライン上の点、の三次元仮想空間上の位置関係から三角測量の原理により、主カメラと対象物との距離を算出することができる。
しかしながら、例えば画像に複数の同じ形状の対象物が撮像されている場合は、従カメラの画像のエピポーラライン上において対象物の特徴点に対応する点を探索する際、エピポーラライン上に類似した物体が複数存在することがある。その際、他の対象物を、測定すべき対象物の特徴点に対応する点として誤検出すると、上述した主カメラと対象物との距離の算出も誤算出するという問題があった。
そこで本発明は、第2画像のエピポーララインの上で対象物の特徴点を探索する際の誤検出の防止を図り、第1カメラから対象物までの距離を精度良く算出することが可能な画像処理装置、及び画像処理方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係る画像処理装置は、第1カメラにより対象物を撮像した第1画像と、前記第1カメラと異なる視線を有する第2カメラで対象物を撮像した第2画像とを取得し、少なくとも前記第2画像の上にエピポーララインを生成し、前記エピポーララインの上を探索することで前記第2画像の上における対象物の特徴点を特定し、ステレオ法により前記第1カメラから対象物までの距離を算出する画像処理装置において、予め記憶部に記憶された対象物の特徴量の画素数及びその対象物との距離に基づき、前記第1画像における対象物の特徴量の画素数から前記第1カメラと前記対象物との距離の概略値を算出し、前記距離の概略値に応じて、前記第2画像の前記エピポーララインの上で対象物の特徴点を探索する際の探索範囲を狭めるように設定する制御部を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理方法は、制御部が、第1カメラにより対象物を撮像して第1画像を取得する第1画像取得工程と、前記制御部が、前記第1カメラと異なる視線を有する第2カメラで対象物を撮像して第2画像を取得する第2画像取得工程と、前記制御部が、少なくとも前記第2画像の上にエピポーララインを生成するエピポーラライン生成工程と、前記制御部が、予め記憶部に記憶された対象物の特徴量の画素数及びその対象物との距離に基づき、前記第1画像における対象物の特徴量の画素数から前記第1カメラと前記対象物との距離の概略値を算出する概算距離算出工程と、前記制御部が、前記算出された距離の概略値に応じて、前記第2画像の前記エピポーララインの上で対象物の特徴点を探索する際の探索範囲を狭めるように設定する探索範囲設定工程と、前記制御部が、前記設定された探索範囲で前記エピポーララインの上を探索することで前記第2画像の上における対象物の特徴点を特定し、ステレオ法により前記第1カメラから対象物までの距離を算出する距離算出工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によると、第1画像における対象物の特徴量の画素数から第1カメラと対象物との距離の概略値を算出し、距離の概略値に応じて、第2画像のエピポーララインの上で対象物の特徴点を探索する際の探索範囲を狭めるように設定することができる。これにより、第2画像のエピポーララインの上で、例えば類似した対象物が複数存在していたとしても、対象物の特徴点を探索する際の誤検出の防止が図られ、第1カメラから対象物までの距離を精度良く算出することができる。
本発明の実施の形態に係るロボット装置を示す模式図。 図1のロボットコントローラの構成を示す模式図。 主カメラ画像と従カメラ画像とエピポーラ平面との関係を示す図。 主カメラ画像におけるワークの有効画素数と距離との関係を示す図。 従カメラ画像のエピポーラライン上の探索範囲を示す図。 本実施の形態に係る距離算出制御を示すフローチャート。
以下、本発明に係る実施の形態を図1乃至図6に沿って説明する。まず、本発明に係る画像処理装置(ロボットコントローラ10)を備えたロボット装置1について、図1に沿って説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るロボット装置1は、複数のロボット装置と組み合わされて一連の生産ラインを構築する、いわゆるロボットセルと呼ばれる組立ロボットである。このロボット装置1は、フレーム状のブース7の内部にワーク(対象物)Wに対して組立などの作業を行うロボットアーム2が配設されて構成されている。このブース7の上部にはロボットアーム2の上方からワークWを撮像するためのカメラ3及び照明5が取り付けられている。
また、上記ロボットアーム2を支持する架台6の内側には、上記ロボットアーム2に対して駆動指令を与えるロボットコントローラ(画像処理装置、コンピュータ)10が設けられている。ロボットコントローラ10は、カメラ3によって撮像された画像からワークWとカメラ3との距離を算出し、その距離やカメラ3の視線等から3次元位置を認識し、ロボットアーム2に対して駆動指令を生成する。ロボット装置1は、これらロボットアーム2、カメラ3及びロボットコントローラ10を基本構成としており、カメラ3により撮像された画像を基にワークWを認識し、ロボットアーム2によってワークWを把持して組立などの作業を行うようになっている。
なお、上記カメラ3は、図2に示すように、カメラパラメータが校正された主カメラ(第1カメラ)3a及び従カメラ(第2カメラ)3bからなるステレオカメラによって構成されており、いわゆるステレオ法を用いてワークWの位置(距離)を認識する。
上記ロボットコントローラ10は、演算装置(制御部)102、記憶装置(記憶部)103、インターフェイス装置106、記録ディスク読取装置115、通信装置112等を有しており、それらがバス111を介して相互に通信可能に接続されている。また、バス111には、上述したロボットアーム2、ティーチングペンダント116などが接続されている。なお、ティーチングペンダント116とは、ロボットアーム2に動作指令を与えるための操作端末である。
演算装置102は、CPU102aを有しており、CPU102aは、詳しくは後述するように主カメラ3a及び従カメラ3bによってワークWが撮像されたステレオ画像からワークWの位置(距離)を算出し、ロボットアーム2に対して駆動指令を与える。また、演算装置102は、画像処理装置102bや音声処理装置102cを有しており、ディスプレイ107やスピーカ109に所望の画像や音声を出力可能に構成されている。
上記記憶装置103は、RAM103bやROM103aを有しており、例えばROM103aには、詳しくは後述する画像処理(距離の算出)を実行するための画像処理プログラムIPPが格納されている。また、詳しくは後述するように、予め基準となるワークWBASEを撮像した画像は、RAM103b等に一時的に格納される。なお、画像処理プログラムIPPは、例えば記録ディスクDiskなどに記録された情報から読み込んでROM103aに格納しても良く、又は通信装置112を介して外部ネットワークからダウンロードする形でROM103aに格納しても良い。
上記インターフェイス装置106には、インターフェイス106cを介して上述した主カメラ3a及び従カメラ3bからなるステレオカメラ3が接続されている。これにより、主カメラ3aにより撮像した画像G1や従カメラ3bにより撮像した画像G2を受信し、上記記憶装置103のRAM103b等に一時的に格納し得る。また反対に、主カメラ3aや従カメラ3bにCPU102a等から指令を送信し、露出やシャッター速度、ズーム等の撮像条件を変更することも可能である。なお、インターフェイス106cには、例えば作業者が情報入力を行うためのキーボード106aやマウス106bを接続してもよい。
ついで、エピポーララインを用いたステレオ法による距離算出の原理を図3に沿って説明する。まず、主カメラ3aにより撮像した第1画像G1と従カメラ3bにより撮像した第2画像G2とを取得する。すると、主カメラ3a、従カメラ3b、ワークW(カメラとワークとを結ぶ視線)を通るエピポーラ平面を三次元仮想空間上に設定することができる。このエピポーラ平面を通る線を、第2画像G2に投影し、エピポーララインEPとして設定できる。この第2画像G2のエピポーララインEPは、主カメラ3aからワークWの特徴点までの視線とも言える。なお、エピポーラ平面が求まるので、第1画像G1にもエピポーララインEPを設定することができる。
第1画像G1におけるエピポーララインEP上にはワークWの特徴点Pbが存在し、第2画像G2におけるエピポーララインEP上にはワークWの特徴点Prが存在するので、その特徴点Pb,Prを探索して求める。特徴点Prが求まると、従カメラ3bから、主カメラ3aとワークWの特徴点Prとの視野角が求まるので、その視野角と、既知の主カメラ3aと従カメラ3bとの距離とから三角測量の原理で、主カメラ3aとワークWとの距離Lを算出することができる。なお、同じ原理で、従カメラ3bとワークWとの距離も算出できるので、これらの距離や視野角の関係から、ワークWの三次元位置(三次元座標)を求めることが可能である。従って、カメラ3とワークWとの距離が算出できれば、ワークWの三次元位置も算出できることになる。
つづいて、本実施の形態に係る距離算出制御を図4乃至図6に沿って説明する。図6に示すように、本距離算出制御を開始(スタート)すると、まず、演算装置(制御部)102は、主カメラ3aよりワークWが撮影された第1画像G1を取得する(S1)(第1画像取得工程)。同様に、演算装置102は、従カメラ3bよりワークWが撮影された第2画像G2を取得する(S2)(第2画像取得工程)。
続いて、演算装置102は、上述したようにエピポーララインEPを算出し(S3)(図3参照)(エピポーラライン生成工程)、第1画像G1及び第2画像G2に投影する。第1画像G1にエピポーララインEPが投影されると、演算装置102は、第1画像G1(主カメラ画像)における特徴点Pbを算出する(S4)。
次に、ステップS5に進むと、主カメラ3aとワークWとの距離L(図3参照)の概略値の算出を行う。詳細には、まず、図4(c)に示すように、予め基準となるワークWBASEの水平方向の両端が主カメラ3aの画角いっぱいに丁度写るように、ワークWBASEと主カメラ3aの距離を調整して主カメラ3aで撮影する。その際に主カメラ3aからワークWBASEまでの距離Dを測定しておき、更に、ワークWBASEの画素数Pを測定しておく。そして、ワークWBASEの水平方向の既知の長さXと、画像上の水平方向の長さWID1と、画素数Pと、距離Dとの各値を、記憶装置103に記憶させておく。
この基準となるワークWBASEの水平方向の画像上の長さWID1と画素数Pとの対応関係は、ワークと主カメラ3aとの位置関係に変更がない限り、一度計測すれば足り、実際にワークWまでの距離Lを求める演算を行う際は、定数として扱うことができる。
上記で求めた各定数を用いて、第1画像G1上における水平方向の既知の長さXのワークWまでの距離Lを求めるためには、図4(a)に示すような相乗比を用いて、下記の数式(1)で求めることができる。なお、主カメラ3aから距離Lだけ離れた位置における、主カメラ3aの水平方向の第1画像G1上の長さを、「WID2」とする。
Figure 2013257289
また、長さWID2は、前述の水平方向の既知の長さXのワークWの画素数Pを計測すると、ワークWと基準となるワークWBASEのそれぞれの水平方向の長さと画素数の相乗比を用いて、下記の数式(2)で求められる。
Figure 2013257289
要するに、数式(1)及び数式(2)より、主カメラ3aからワークWまでの距離Lは、下記の数式(3)で求められる。
Figure 2013257289
なお、上記算出例では、ワークWの特徴量としてワークWの水平方向の長さを用いて算出したが、これに限らず、ワークWの垂直方向の長さや面積を特徴量として算出に用いてもよい。特徴量をワークWの垂直方向の長さとする場合は、上記数式(3)のPxをワークWの垂直方向の画素数、XをワークWの垂直方向の既知の長さ、WID1をワークWBASEの垂直方向の長さ、PwをワークWBASEの垂直方向の画素数とすることになる。また、特徴量をワークWの面積とする場合は、上記数式(3)のPxをワークWの面積の画素数、XをワークWの面積、WID1をワークWBASEの面積、PwをワークWBASEの面積の画素数とすることになる。
このように、演算装置102が、主カメラ3aの第1画像G1よりワークWの画素数Pxを測定し、記憶装置103に記憶された各定数を用いて、上記数式(3)より、主カメラ3aからワークWまでの距離Lの概略値を算出する(S5)(概算距離算出工程)。
次に、演算装置102は、算出された距離Lの概略値に応じて、第2画像G2のエピポーララインEPの上で対象物の特徴点Prを探索する際の探索範囲を狭めるように設定する(S6)(探索範囲設定工程)。詳細には、図5に示すように、主カメラ3aから算出した距離Lの概略値だけ離れた位置より、主カメラ3aの手前側に−d移動した位置A’と、奥側に+d移動した位置B’との間を探索範囲に設定(限定)する。なお、±dは、画像処理演算における画像認識誤差とワークWの寸法誤差を合わせたものの最大値に設定する。
続いて、演算装置102は、従カメラ3bの第2画像G2において、エピポーララインEP上の位置A’B’の間でワークWの特徴点の探索を行い、その探索範囲にある画像上の特徴から特徴点Prを特定するように算出する(S7)。
そして、上記ステップS4で求めた第1画像G1の特徴点Pbと、ステップS7で特定した特徴点Prとにより、上述したステレオ法を用いて、主カメラ3aからワークWまでの距離Lを算出する(S8)(距離算出工程)。以上により、本距離算出制御を終了する。
即ち、図5に示すように、例えば従カメラ3bの第2画像G2内における画角いっぱいであるエピポーララインEP上の位置ABで探索すると、例えば隣接するワークW+1やワークW−1における画像上の特徴を特徴点として誤検出してしまう虞があった。しかし、ワークWまでの距離Lの概略値を算出し、探索範囲をその近傍±dの範囲に限定することで、例えば隣接するワークW+1やワークW−1は探索範囲から除外できるため、特徴点の対応付けによる誤検出が防がれる。
以上のように、第1画像G1におけるワークWの特徴量の画素数Pから主カメラ3aとワークWとの距離Lの概略値を算出する。そして、距離Lの概略値に応じて、第2画像G2のエピポーララインEPの上でワークWの特徴点を探索する際の探索範囲を狭めるように設定することができる。これにより、第2画像G2のエピポーララインEPの上で、例えば類似したワークが複数存在していたとしても、ワークWの特徴点を探索する際の誤検出の防止が図られ、主カメラ3aからワークWまでの距離を精度良く算出することができる。
このようにワークまでの距離、即ちワークの三次元位置を精度良く算出できることで、ロボットアーム2でワークWに対して作業を行う際にも、精度の高い、正確な作業を施すことができる。
なお、本実施の形態においては、画像処理装置をロボットコントローラ10に搭載したものを一例に説明したが、これに限らず、対象物までの距離を正確に測量することが求められるものには、どのようなものでも用いることができる。即ち、例えば三次元形状計測器や、自動車の衝突防止装置など、画像を用いて対象物までの距離を検出することが求められるものに用いることができる。
3a…第1カメラ(主カメラ):3b…第2カメラ(従カメラ):10…画像処理装置、コンピュータ(ロボットコントローラ):102…制御部(演算装置):103…記憶部(記憶装置):D…距離:EP…エピポーラライン:G1…第1画像:G2…第2画像:L…距離:Pr…特徴点:P…画素数:P…画素数:W…対象物(ワーク)

Claims (4)

  1. 第1カメラにより対象物を撮像した第1画像と、前記第1カメラと異なる視線を有する第2カメラで対象物を撮像した第2画像とを取得し、少なくとも前記第2画像の上にエピポーララインを生成し、前記エピポーララインの上を探索することで前記第2画像の上における対象物の特徴点を特定し、ステレオ法により前記第1カメラから対象物までの距離を算出する画像処理装置において、
    予め記憶部に記憶された対象物の特徴量の画素数及びその対象物との距離に基づき、前記第1画像における対象物の特徴量の画素数から前記第1カメラと前記対象物との距離の概略値を算出し、前記距離の概略値に応じて、前記第2画像の前記エピポーララインの上で対象物の特徴点を探索する際の探索範囲を狭めるように設定する制御部を備えた、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1及び第2カメラと、
    前記第1カメラから対象物までの距離を算出する請求項1記載の画像処理装置と、
    前記算出した距離に基づき前記対象物に対して作業を行うロボットアームと、を備えた、
    ことを特徴とするロボット装置。
  3. 制御部が、第1カメラにより対象物を撮像して第1画像を取得する第1画像取得工程と、
    前記制御部が、前記第1カメラと異なる視線を有する第2カメラで対象物を撮像して第2画像を取得する第2画像取得工程と、
    前記制御部が、少なくとも前記第2画像の上にエピポーララインを生成するエピポーラライン生成工程と、
    前記制御部が、予め記憶部に記憶された対象物の特徴量の画素数及びその対象物との距離に基づき、前記第1画像における対象物の特徴量の画素数から前記第1カメラと前記対象物との距離の概略値を算出する概算距離算出工程と、
    前記制御部が、前記算出された距離の概略値に応じて、前記第2画像の前記エピポーララインの上で対象物の特徴点を探索する際の探索範囲を狭めるように設定する探索範囲設定工程と、
    前記制御部が、前記設定された探索範囲で前記エピポーララインの上を探索することで前記第2画像の上における対象物の特徴点を特定し、ステレオ法により前記第1カメラから対象物までの距離を算出する距離算出工程と、を備えた、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  4. 請求項3記載の各工程をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
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