JP2000121039A - 給油タンク装置 - Google Patents

給油タンク装置

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JP2000121039A
JP2000121039A JP10297803A JP29780398A JP2000121039A JP 2000121039 A JP2000121039 A JP 2000121039A JP 10297803 A JP10297803 A JP 10297803A JP 29780398 A JP29780398 A JP 29780398A JP 2000121039 A JP2000121039 A JP 2000121039A
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JP
Japan
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cap
rotation assisting
valve
assisting tool
auxiliary rotational
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JP10297803A
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English (en)
Inventor
Akio Matsuda
章夫 松田
Shigenori Hoshi
重則 星
Fumio Tajima
文夫 田島
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁付きキャップの開閉時に手が灯油で汚れな
いようにしかつ回転補助具がスムーズに作動するように
する。 【解決手段】 給油口口金2が上になるように給油タン
ク1を置き、コイルバネ13の力によって回転補助具1
1が覆筒7の最上端位置の覆筒フランジ9に押し付けら
れている状態において、弁付きキャップ3を取り外すた
めに回転補助具11を矢印Aの方向に回転させると、回
転補助具11の縦溝12、12が縦リブ8、8の上端部
の細首部8a、8aに回転力を作用させ、弁付きキャッ
プ3をその取り外しの方向に回転駆動する。この状態に
おいて回転補助具11に下向きの力が作用しても、回転
補助具11の縦溝12が縦リブ8の細首部8aに接して
いる間は、段差8bに阻まれて下降することができず、
回転補助具11をつかんでいる手に向かって弁付きキャ
ップ3が突き出してくることはなく、手が灯油で汚れる
ことはない。また、回転力が作用していないときには、
縦溝12、12と細首部8a、8aの係合が滑らかに解
除されて回転補助具11のスムーズな下降が促される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンヒーター等
の液体燃料燃焼器具に備えられる給油タンクの弁付きキ
ャップを、手を汚さずに開閉するための開閉支援装置の
設けられた給油タンク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給油タンク装置の弁付きキャップ
を開閉する際に、手が灯油で汚れないようにするため
に、図3のような開閉支援装置(開閉手掛かり装置)が
用いられている。
【0003】その図3において、1は給油のために上向
きにして置かれた給油タンクで、2は燃料油の供給口と
なる給油口口金、3はこの給油口口金2にねじ込んで取
り付けられる弁付きキャップであり、4はこの弁付きキ
ャップ3の上端部に設けられた燃料油吐出口の弁部、5
はこの弁付きキャップ2の給油タンク側つまり下端側に
形成されたフランジ、6はこのフランジ5面に等間隔に
4か所開設された角孔である。
【0004】7はこの弁付きキャップ3の外周に同軸状
に被せて取り付けられる覆筒で、8はこの覆筒7の4か
所において外側に向けて上下に連続して形成された縦リ
ブである。9は覆筒7の上端に形成されたフランジであ
り、10、10、・・・は覆筒下端に形成された止め爪
である。これらの爪は、上述キャップフランジ5の角孔
6、6、・・・に差し込むことによって覆筒7を弁付き
キャップ3へ固定するためのものである。
【0005】11は、弁付きキャップ3の下端のキャッ
プフランジ5と覆筒7の上端のフランジ9の間におい
て、縦リブ8、8、・・・にガイドされて昇降するとと
もに、覆筒7に対して回転力を伝える回転補助具で、1
2、12、・・・は縦リブ8、8、・・・が嵌まり込む
縦溝である。
【0006】そして13はキャップフランジ5と回転補
助具11間に設けられて回転補助具11を覆筒7の上端
フランジ9側へ押し付けるコイルバネである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述従来例において、
回転補助具11により弁付きキャップ3の脱着操作を行
なう際に、コイルバネ13の反発力を超えた力で回転補
助具11を上向きに押し込んでしまうと、回転補助具1
1が覆筒7の下端側へ下降してしまって、弁付きキャッ
プ3の一部が回転補助具11をつかんでいる手に触れて
しまう場合が発生し、手が灯油で汚れてしまうという問
題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するためになされたもので、給油タンクと、この給油
タンクへの燃料油の供給口となる給油口口金と、上端に
弁部が設けられるとともにこの給油口口金に対してねじ
構造により脱着される弁付きキャップと、この弁付きキ
ャップの外周に同軸状に取り付けられた覆筒と、この覆
筒の弁部側の上端側とその逆の下端側にそれぞれ同軸状
に設けられたフランジ部と、覆筒の各フランジ部に挟ま
れた外周に同軸状に嵌め込まれて設けられた回転補助具
と、覆筒の外周においてその下端側フランジ部とこの回
転補助具との間に設けられてこの回転補助具を覆筒の上
端側フランジ部に押し付けるバネ手段と、覆筒に対して
回転補助具を回転不可能にただし上下端方向に昇降可能
に案内する昇降案内手段と、そして回転補助具がこの昇
降案内手段の上端側にありかつ回転補助具に回転力が働
いているときには回転補助具がこの昇降案内手段に案内
されて降下するのを禁止し、他方回転補助具に回転力が
働いていないとき回転補助具に降下方向の力が働いた場
合には回転補助具がこの昇降案内手段に案内されて降下
するのを促す降下制御手段とで給油タンク装置を構成し
た。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は上述の構成であり、上端
に弁部が設けられるとともに給油タンクの給油口口金に
対してねじ構造により脱着される弁付きキャップの外周
に、同軸状に覆筒を取り付け、この覆筒の弁部側の上端
側とその逆の下端側にそれぞれ同軸状にフランジ部を設
け、覆筒のそれらフランジ部に挟まれた外周に回転補助
具を同軸状に嵌め込んで設け、また覆筒の外周において
その下端側フランジ部とこの回転補助具との間に回転補
助具を覆筒の上端側フランジ部に押し付けるバネ手段を
設け、さらに覆筒に対して回転補助具を回転不可能にた
だし上下端方向に昇降可能に案内する昇降案内手段を設
け、しかも降下制御手段を設けて、回転補助具がこの昇
降案内手段の上端側にあってなおかつ回転補助具に回転
力が作用しているときに回転補助具がこの昇降案内手段
に沿って降下するのが禁止され、他方、回転補助具に回
転力が働いていないとき回転補助具に降下方向の力が働
いた場合、すなわち、給油タンクが固定タンクのボスホ
ルダーに設置される際には、回転補助具がこの昇降案内
手段に案内されて降下するのがスムーズに促されるよう
にした。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1に従い説明
する。
【0011】この図1というのは、従来例として説明し
た図3の覆筒7と回転補助具11との係合構造を改良し
たものであり、覆筒7に形成された縦リブ8、8、・・
・のうちの向い合う2本の、その上端部に細首部8a、
8aを形成するとともに、その細首部8a、8aの付け
根の部分の両側に段差8b、8bがそれぞれ形成される
ようにしたものである。また、縦溝12、12、・・・
の下端部を、緩やかな広がりを有するベルマウス部12
aとしたものである。他の部分は、図3で既に説明した
ものと全て同一である。
【0012】このように構成された一実施例において、
図1のごとく給油口口金2が上になるように給油タンク
1を置き、コイルバネ13の力によって回転補助具11
が覆筒7の最上端位置の覆筒フランジ9に押し付けられ
ている状態において、弁付きキャップ3を取り外すため
にいま回転補助具11を矢印Aの方向に回転させると、
回転補助具11の縦溝12、12が縦リブ8、8の上端
部の細首部8a、8aに回転力を作用させ、弁付きキャ
ップ3をその取り外しの方向に回転駆動する。この状態
において回転補助具11に下向きの力が作用しても、回
転補助具11の縦溝12が縦リブ8の細首部8aに接し
ている間は、段差8bに阻まれて下降することができな
いので、回転補助具11をつかんでいる手に向かって弁
付きキャップ3が突き出してくることはなく、したがっ
て手が灯油で汚れることはない。
【0013】他方、給油が終わって弁付きキャップ3を
給油口口金2に取り付ける場合は、上述矢印Aとは逆の
矢印Bの締め込み方向へ回転させるわけだが、覆筒7の
縦リブ8特にその細首部8aと回転補助具11の縦溝1
2との関係は、キャップ取り外し時と同様、回転駆動中
に回転補助具11が下方へ押し下げられることがあって
も、段差8bに阻まれて下降することはできないように
なっている。
【0014】つまり、縦溝12と縦リブ細首部8aとが
係合状態にあるときには、AB両回転方向のいずれの場
合にも適度のバックラッシュが生じるようになってい
て、昇降動作無しで回転駆動ができるようになってい
る。
【0015】つぎに、給油口口金2への弁付きキャップ
3の取り付けが完了して給油タンク1を固定タンク(図
示せず)に設置しなおすときには、回転補助具11には
鉛直方向の力すなわち回転補助具11をキャップフラン
ジ5の側へ押し戻す力が働くことになるが、回転補助具
11へは回転力が作用しないので、回転補助具11の縦
溝12が縦リブ8の細首部8aと係合状態にあった場合
であっても、ベルマウス部12aの働きにより、縦溝1
2は細首部8aとの係合から滑らかに脱して縦リブ8本
体との係合に移行するようになっている。
【0016】このように、弁付きキャップ3の取り付け
時のみならず取り外し時のいずれの場合においても、回
転補助具11に回転力が働いている間は、回転補助具1
1が無闇にキャップフランジ5側へ下降することはな
く、不用意に手が弁付きキャップに触れることはない。
また、給油タンク1が固定タンクへ設置されるときに
は、回転力は伴わないので、回転補助具11は障害なく
滑らかにキャップフランジ5側へ押しもどされ、固定タ
ンクへの給油を開始することができる。つまり、回転補
助具11に回転力が作用しているのか否か、回転力が作
用していないときにコイルバネ13を押し戻す力が作用
したか否かに応じて、縦リブ8の細首部8aと縦溝12
との係合を維持するか否かが自動的に切り替え制御さ
れ、手の油汚れが確実に防止できるようになったととも
に、給油タンク1を固定タンクにセットする際にも、滑
らかにそれが行なえるのである。
【0017】ところで、以上の説明においては、キャッ
プフランジ5の形成された弁付きキャップ3に覆筒7を
被せた例を取り上げたが、覆筒7の下端に同様のフラン
ジを一体に形成したものを弁付きキャップ3に被せて取
り付けるようにしてもよいことは、言うまでもないこと
である。
【0018】また、弁付きキャップ3の回転駆動時に、
縦リブ8の細首部8aと回転補助具11の縦溝12との
係合によって、回転補助具11の降下が無闇に生じない
ようにした例を一実施例として説明したが、他の手法に
よってもよいことは、言うまでもないことである。例え
ば、図2のように、覆筒7の側に図示のような上端末広
がりの縦スリット14を開設し、そこへ回転補助具11
の掛り止め突起15を係合させ、回転力が作用している
間は回転補助具11の下降が容易に生じないようにして
もよい。
【0019】
【発明の効果】以上本発明により、弁付きキャップの取
り付け時のみならず取り外し時のいずれの場合において
も、回転補助具に回転力が働いている間は、回転補助具
が無闇にキャップフランジ側へ下降することがなくなっ
たので、不用意に手が弁付きキャップに触れないで済む
ようになり、灯油で手が汚れることがなくなった。
【0020】また、回転補助具に回転力が作用していな
いときにバネを押し戻す力が作用したときには、回転補
助具のスムーズな降下が促されるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明給油タンク装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例の要部断面図である。
【図3】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1:給油タンク、2:給油口口金、3:弁付きキャッ
プ、4:弁部、5:キャップフランジ、7:覆筒、8:
縦リブ、8a:細首部、8b:段差、9:覆筒フラン
ジ、11:回転補助具、12:縦溝、12a:ベルマウ
ス部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油タンク(1)と、この給油タンクへ
    の燃料油の供給口となる給油口口金(2)と、上端に弁
    部(4)が設けられるとともにこの給油口口金に対して
    ねじ構造により脱着される弁付きキャップ(3)と、こ
    の弁付きキャップの外周に同軸状に取り付けられた覆筒
    (7)と、この覆筒の前記弁部側の上端側とその逆の下
    端側にそれぞれ同軸状に設けられたフランジ部(9、
    5)と、前記覆筒の前記各フランジ部に挟まれた外周に
    同軸状に嵌め込まれて設けられた回転補助具(11)
    と、前記覆筒の外周においてその下端側フランジ部
    (5)とこの回転補助具との間に設けられてこの回転補
    助具を前記覆筒の上端側フランジ部(9)に押し付ける
    バネ手段(13)と、前記覆筒に対して前記回転補助具
    を回転不可能にただし上下端方向に昇降可能に案内する
    昇降案内手段(8、8、・・・、12、12、・・・)
    と、そして前記回転補助具がこの昇降案内手段の上端側
    にありかつ前記回転補助具に回転力が働いているときに
    は前記回転補助具がこの昇降案内手段に案内されて降下
    するのを禁止し、他方前記回転補助具に回転力が働いて
    いないとき前記回転補助具に降下方向の力が働いた場合
    には前記回転補助具がこの昇降案内手段に案内されて降
    下するのを促す降下制御手段(8a、8a、8b、8
    b、12a、12a)とで構成されていることを特徴と
    する給油タンク装置。
JP10297803A 1998-10-20 1998-10-20 給油タンク装置 Pending JP2000121039A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045838A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Dainichi Co Ltd 給液タンク並びに燃焼暖房機等の液消費機器
JP2012141130A (ja) * 2012-03-07 2012-07-26 Dainichi Co Ltd 給液タンク並びに燃焼暖房機等の液消費機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045838A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Dainichi Co Ltd 給液タンク並びに燃焼暖房機等の液消費機器
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