JP2000119991A - 塩化ビニル系樹脂シートの製造方法 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂シートの製造方法

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JP2000119991A
JP2000119991A JP10288129A JP28812998A JP2000119991A JP 2000119991 A JP2000119991 A JP 2000119991A JP 10288129 A JP10288129 A JP 10288129A JP 28812998 A JP28812998 A JP 28812998A JP 2000119991 A JP2000119991 A JP 2000119991A
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Japan
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vinyl chloride
chloride resin
based resin
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resin sheet
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JP10288129A
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English (en)
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Naoya Tada
直哉 多田
Toshiyuki Miyake
敏之 三宅
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩化ビニル系樹脂粉体が均一に分散された塩
化ビニル系樹脂分散溶液を効率良く得ることができ、従
って該塩化ビニル系樹脂分散溶液をキャスティングする
ことにより外観性に優れた塩化ビニル系樹脂シートを効
率良くかつ安定に得ることができる製造方法を提供す
る。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部を、石油
由来のC9〜C10系芳香族化合物18〜90重量%及
びアルキル基の炭素数が1〜6であり、かつ沸点が10
0〜200℃であるジアルキルケトン82〜10重量%
からなる混合有機溶剤20〜90重量部中に添加し、混
合分散した後、工程紙上に塗布し、加熱乾燥する塩化ビ
ニル系樹脂シートの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば装飾用粘着
シートの基材として用いられる塩化ビニル系樹脂シート
の製造方法に関し、より詳細には、塩化ビニル系樹脂分
散溶液からゾルキャスティング法により外観品質に優れ
た塩化ビニル系樹脂シートを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外や屋内の装飾もしくはマーキング
に、装飾用粘着シートが用いられている。この種の装飾
用粘着シートとして、柔軟性に優れた塩化ビニル系樹脂
シート基材の片面に粘着剤層を形成したものが知られて
いる。
【0003】上記塩化ビニル系樹脂シートを用いた装飾
用粘着シートの製造方法の一例が、特開平10−644
2号公報の実施例に記載されている。ここでは、塩化ビ
ニル系樹脂粉体と、可塑剤、安定剤、顔料、溶剤及び炭
酸カルシウムなどの無機充填剤を含むPVCオルガノゾ
ルをキャスティング成形することにより塩化ビニル系樹
脂シートが得られている。
【0004】ところで、上記PVCオルガノゾル、すな
わち塩化ビニル系樹脂分散溶液の調製は、通常、C9〜
C10系芳香族石油留分からなる有機溶剤中に、塩化ビ
ニル系樹脂粉体、顔料、可塑剤、安定剤、無機充填剤な
どを順次投入し、分散させることにより得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記C
9〜C10系芳香族石油留分からなる有機溶剤に対する
塩化ビニル系樹脂粉体の初期浸透性が十分でないため、
分散性が悪く、塩化ビニル系樹脂粉体の分散に長時間を
要していた。加えて、上記初期浸透性が悪いため、液面
上に残った塩化ビニル系樹脂粉体による粉塵爆発の恐れ
もあり、作業管理に細心の注意を払わなければならなか
った。
【0006】また、塩化ビニル系樹脂粉体の分散性が良
好でないため、長時間の混合・攪拌作業を行わねばなら
ず、混合・攪拌作業が十分でない場合には、得られた塩
化ビニル系樹脂シート表面にスジやブツと称される外観
異常が生じがちであった。
【0007】さらに、有機溶剤と塩化ビニル系樹脂粉体
とを混合し、攪拌した際に、塩化ビニル系樹脂粉体がほ
とんど稀釈されずに膨潤しがちであった。そのため、粘
度が高くなり、攪拌したとしても、塩化ビニル系樹脂粉
体を均一に分散させることが非常に困難であった。ま
た、攪拌機の攪拌羽根に大きな負荷が掛かり、攪拌機の
耐用期間が短くならざるを得なかった。
【0008】本発明の目的は、上述した従来技術の欠点
を解消し、塩化ビニル系樹脂分散溶液のキャスティング
成形により塩化ビニル系樹脂シートを製造する方法であ
って、外観品質に優れた塩化ビニル系樹脂シートを効率
良くかつ安全に製造することを可能とする方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る塩化ビニル
系樹脂シートの製造方法は、塩化ビニル系樹脂100重
量部を、石油由来のC9〜C10系芳香族化合物18〜
90重量%及びアルキル基の炭素数が1〜6でありかつ
沸点が100〜200℃であるジアルキルケトン10〜
82重量%からなる混合有機溶剤20〜90重量部中に
添加し、混合分散させた後、工程紙上に塗布し、加熱乾
燥することを特徴とする。
【0010】以下、本発明の詳細を説明する。本発明に
係る塩化ビニル系樹脂シートの製造方法では、塩化ビニ
ル系樹脂分散溶液を用いてキャスティング成形するにあ
たり、上記塩化ビニル系樹脂分散溶液を得るのに用いら
れる溶剤として、石油由来のC9〜C10系芳香族化合
物と特定のジアルキルケトンとを上記特定の割合で含む
ものが用いられており、それによって、溶剤の塩化ビニ
ル系樹脂粉体への初期浸透性が高められて塩化ビニル系
樹脂粉体の分散性が高められる。
【0011】上記混合有機溶剤において用いられる石油
由来のC9〜C10系芳香族化合物としては、特に限定
されるわけではないが、イソプロピルベンゼン、1−メ
チル−2−エチルベンゼン、1−メチル−3−エチルベ
ンゼン、1−メチル−4−エチルベンゼン、1,2,3
−トリメチルベンゼン、1,2,4−トリメチルベンゼ
ン、1,3,5−トリメチルベンゼン、テトラメチルベ
ンゼン、イソプロピルメチルベンゼン、ナフタリンなど
を挙げることができる。
【0012】上記石油由来のC9〜C10系芳香族化合
物としては、より具体的には、例えばエクソン化学社
製、商品名:ソルベッソ100、丸善石油化学社製、商
品名:スワゾール1000、同スワゾール1500など
を用いることができる。
【0013】また、混合有機溶剤に用いられる上記ジア
ルキルケトンとしては、アルキル基の炭素数が1〜6で
あり、かつ沸点が100〜200℃である適宜のジアル
キルケトンを用いることができ、特に限定されるわけで
はないが、例えば、メチルイソブチルケトン(MIB
K、沸点118℃)、ジイソブチルケトン(DIBK、
沸点168.1℃)などを挙げることができる。
【0014】本発明においては、上記石油由来のC9〜
C10系芳香族化合物18〜90重量%、好ましくは2
0〜80重量%に対し、上記ジアルキルケトン82〜1
8重量%、好ましくは80〜20重量%を含む混合有機
溶剤が用いられる。C9〜C10系芳香族化合物の混合
割合が18重量%未満の場合には、ジアルキルケトンの
混合割合が高くなり、溶剤の塩化ビニル系樹脂粉体への
初期浸透性は高められるものの、混合有機溶剤の粘度が
高くなり、成形性が低下する。逆に、C9〜C10系芳
香族化合物の配合割合が90重量%を超えると、ジアル
キルケトンを添加した効果がほとんど得られず、塩化ビ
ニル系樹脂粉体への溶剤の浸透性が低下し、作業性及び
安全性が低下する。
【0015】本発明に係る塩化ビニル系樹脂シートの製
造方法では、上記特定の割合でC9〜C10系芳香族化
合物及びジアルキルケトンを含む混合有機溶剤20〜9
0重量部、好ましくは30〜80重量部中に、塩化ビニ
ル系樹脂100重量部が添加される。この場合、塩化ビ
ニル系樹脂としては、軟質塩化ビニル系樹脂粉体が好適
に用いられ、塩化ビニル系樹脂粉体の粒径については特
に限定されるわけではないが、1〜100μm程度のも
のが好適に用いられる。
【0016】また、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
し、上記混合有機溶剤を20〜90重量部の割合で用い
るのは、混合有機溶剤の容量が20重量部未満の場合に
は、粘度が高くなり、成形性が低下し、得られた塩化ビ
ニル系樹脂シートの表面の外観性状が低下する。逆に、
混合有機溶剤の使用割合が90重量部を超えると、塩化
ビニル系樹脂の含有量が少なくなり、成形時にクラック
が発生する。
【0017】なお、本発明においては、上記混合有機溶
剤に対し、塩化ビニル系樹脂粉体を添加し、混合分散さ
せることにより塩化ビニル系樹脂分散溶液を得るが、こ
の場合、塩化ビニル系樹脂以外に、必要に応じて、可塑
剤、顔料、熱安定剤、紫外線吸収剤あるいは他の添加剤
を添加してもよい。
【0018】上記可塑剤としては、特に限定されるわけ
ではないが、リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−エチ
ルヘキシル、リン酸トリフェニルなどのリン酸系可塑
剤;フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ
−2−エチルヘキシル、フタル酸ジイソノニルなどのフ
タル酸系可塑剤;アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジ−
n−ヘキシル、アジピン酸ジイソノニルなどのアジピン
酸系可塑剤などを挙げることができる。
【0019】上記顔料としては、レーキッドC、ハンザ
イエローなどのアゾ系顔料、フタロシアニンブルー、フ
タロシアニングリーンなどのフタロシアニン系顔料、イ
ンダスレンブルー、ペリレンオレンジなどのスレン系顔
料、ローダミンレーキ、エオシンレーキなどの染料レー
キ、キナクリドンレッド、キナクリドンマゼンタ、ジオ
キサンバイオレット、カドミニウムイエロー、クロムバ
ーミリオン、カーボンブラック、チタンホワイトなどの
適宜の顔料を用いることができる。
【0020】上記熱安定剤としては、例えばエポキシ化
大豆油、エポキシ化アマニ油などのエポキシ化植物油;
エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化テトラヒドロフ
タレートなどのエポキシ化脂環式化合物;ビスフェノー
ルA型ジグリシジルエーテル、エポキシ化ポリブタジエ
ン、トリブチルホスファイト、トリイソオクチルホスフ
ァイトなどの有機系安定剤;Ba/Zn系安定剤、Ba
/Pb系安定剤、Ca/Zn系安定剤などの金属系安定
剤を例示することができる。中でも、エポキシ化大豆油
が、熱安定剤としてだけでなく可塑剤としての作用をも
果たすため、成形性を高めることができ、好ましい。
【0021】上記紫外線吸収剤としては、特に限定され
るわけではないが、例えば、サリチレート系紫外線吸収
剤、o−ヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤、o
−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤を用いることができる。
【0022】本発明に係る塩化ビニル系樹脂シートの製
造方法では、上記混合有機溶剤に、塩化ビニル系樹脂並
びに必要に応じて上記各種成分を混合し、分散させるこ
とにより、塩化ビニル系樹脂分散溶液を得る。この混合
及び分散工程については、従来と同様に、適宜の混合容
器内において、攪拌機を用いて行うことができ、特に限
定されるものではない。
【0023】次に、上記のようにして得られた塩化ビニ
ル系樹脂分散溶液を、工程紙上に塗布する塗布方法につ
いては、特に限定されず、適宜の塗布装置を用いて行う
ことができ、かつ塗布厚みについても、目的とする塩化
ビニル系樹脂シートの厚みに応じて適宜調整すればよ
い。
【0024】工程紙上に塩化ビニル系樹脂分散溶液を塗
布した後、加熱乾燥することにより、塩化ビニル系樹脂
シートが得られる。加熱乾燥については、特に限定され
るわけではないが、上記混合有機溶剤の種類に応じて、
170〜230℃程度の温度で加熱することにより、行
い得る。
【0025】なお、上記のようにして得られた塩化ビニ
ル系樹脂シートの用途は特に限定されるわけではない
が、速乾性に優れているため、装飾用粘着シートの基材
として好適に用いることができる。装飾用粘着シートを
構成する場合、上記のようにして得られた塩化ビニル系
樹脂シートの少なくとも片面にアクリル系粘着剤やゴム
系粘着剤などの適宜の粘着剤からなる粘着剤層を形成す
ればよい。
【0026】(作用)本発明に係る塩化ビニル系樹脂シ
ートの製造方法では、塩化ビニル系樹脂分散溶液を得る
にあたり、上記特定の混合溶剤が塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対し20〜90重量部の割合で用いられる。
このことによって、塩化ビニル系樹脂粉体に対する溶剤
の初期浸透性が高められ、ひいては塩化ビニル系樹脂粉
体の分散性が高められる。
【0027】上記混合有機溶剤では、上記ジアルキルケ
トンが塩化ビニル系樹脂表面に対する初期浸透性に優れ
ているため、ジアルキルケトンが塩化ビニル系樹脂の溶
剤に対する濡れ性が高められ、それによって塩化ビニル
系樹脂の凝集が抑制されることによるものと考えられ
る。また、凝集が抑制されるので、細かな塩化ビニル系
樹脂粉体が、上記C9〜C10系芳香族化合物により膨
潤された状態で、混合有機溶剤中に均一に分散されるも
のと考えられる。従って、攪拌により、塩化ビニル系樹
脂粉体が均一に分散された塩化ビニル系樹脂分散溶液を
容易に得ることができる。
【0028】従って、塩化ビニル系樹脂に対する溶剤の
分散性が高められるため、混合分散に際しての作業性を
高めることができ、外観性に優れた塩化ビニル系樹脂シ
ートを効率良く得ることができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を挙げること
により、本発明をより詳細に説明する。なお、本発明
は、以下の実施例に限定されるものではない。
【0030】(実施例1)C9〜C10系芳香族化合物
としてエクソン化学社製、商品名:ソルベッソ100を
75重量%と、メチルイソブチルケトン(MIB系)2
5重量%とを含む混合有機溶剤を用意した。この混合有
機溶剤70重量部に対し、塩化ビニル系樹脂(三菱化学
社製、商品名:ビニカP540、重合度1200)10
0重量部、ポリエステル系可塑剤(旭電化社製、商品
名:PN250)30重量部、金属安定剤(旭電化社
製、商品名:MARK−AP551)5重量部、及びベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバガイギー社製、
商品名:Tinuvin P)1重量部を投入し、ディ
ゾルバーを用いて混合し、塩化ビニル系樹脂分散溶液を
得た。
【0031】上記塩化ビニル系樹脂分散溶液を、乾燥後
の厚みが50μmとなるように工程紙上に塗工し、20
0℃の温度で5分間加熱し、乾燥及び融着させることに
より、厚み50μmの塩化ビニル系樹脂シートを得た。
【0032】(実施例2〜4及び比較例1〜5)用いた
溶剤の種類及び使用割合を下記の表1に示したように変
更したことを除いては、実施例1と同様にして塩化ビニ
ル系樹脂シートを得た。
【0033】(実施例及び比較例の評価)実施例及び比
較例で塩化ビニル系樹脂分散溶液を得た際の該塩化ビニ
ル系樹脂溶液の粘度(23℃における値)をB型粘度計
を用いて測定した。結果を下記の表1に示した。
【0034】また、上記塩化ビニル系樹脂分散溶液にお
ける塩化ビニル系樹脂に対する溶剤の初期浸透性を目視
により評価した。結果を下記の表1に示す。なお、表1
における評価記号の意味は以下のとおりである。
【0035】○…塩化ビニル系樹脂投入直後に液面下に
沈んだ。 △…塩化ビニル系樹脂投入後、1時間後沈んだ。 ×…塩化ビニル系樹脂投入後、1時間放置したとして
も、塩化ビニル系樹脂がほとんど沈まなかった。
【0036】また、実施例及び比較例で得た塩化ビニル
系樹脂シート表面のスジやブツ等の有無を目視により評
価した。結果を下記の表1に示した。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明に係る塩化ビニル系樹脂シートの
製造方法では、塩化ビニル系樹脂分散溶液を得るにあた
り、上記特定の混合溶剤が塩化ビニル系樹脂100重量
部に対し20〜90重量部の割合で用いられる。従っ
て、塩化ビニル系樹脂に対する溶剤の初期浸透性が高め
られ、すなわち塩化ビニル系樹脂の溶剤に対する分散性
が高められる。よって、塩化ビニル系樹脂分散溶液を得
るにあたり、混合攪拌作業を効率良く行うことができ、
作業時間の短縮を図ることができる。また、液面上に塩
化ビニル系樹脂粉体が残存し難いため、粉塵爆発の危険
性も少ない。
【0039】さらに、塩化ビニル系樹脂の分散性が高め
られるため、攪拌装置などの負担を低減することがで
き、それによって攪拌装置などの耐用期間の延長を図り
得る。また、塩化ビニル系樹脂の分散性が高められるの
で、塩化ビニル系樹脂の混合有機溶剤に対する混合・分
散時間を従来に比べて短縮した場合であっても、表面に
スジやブツ等が生じ難く、外観性に優れた塩化ビニル系
樹脂シートを安定に得ることが可能となる。
【0040】よって、本発明によれば、塩化ビニル系樹
脂分散溶液をキャスティング成形して塩化ビニル系樹脂
シートを得るにあたり、作業性及び安全性を高め得ると
共に、外観性の良好な塩化ビニル系樹脂シートを安定に
得ることが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK02B AK02K AK15B AL05B BA02 DG10A EH462 EJ423 EJ863 GB08 GB81 JL00 4J038 CD021 JA04 JA06 JA33 KA06 MA07 MA10 NA01 NA23 PB05 PC10 4L055 AG33 AG34 AG68 AH48 AH50 AJ02 BE08 EA20 EA30 EA32 FA30 GA42

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部を、石油
    由来のC9〜C10系芳香族化合物18〜90重量%及
    びアルキル基の炭素数が1〜6でありかつ沸点が100
    〜200℃であるジアルキルケトン10〜82重量%か
    らなる混合有機溶剤20〜90重量部中に添加し、混合
    分散させた後、工程紙上に塗布し、加熱乾燥することを
    特徴とする塩化ビニル系樹脂シートの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015217640A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷方法及び印刷装置

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