JP2000118304A - ネジ構造体及びそれを用いた自動車のミラーアクチュエータ - Google Patents

ネジ構造体及びそれを用いた自動車のミラーアクチュエータ

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JP2000118304A
JP2000118304A JP10294181A JP29418198A JP2000118304A JP 2000118304 A JP2000118304 A JP 2000118304A JP 10294181 A JP10294181 A JP 10294181A JP 29418198 A JP29418198 A JP 29418198A JP 2000118304 A JP2000118304 A JP 2000118304A
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JP
Japan
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screw
thread
claw
insertion part
threaded portion
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Application number
JP10294181A
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English (en)
Inventor
Norio Yoshida
憲生 吉田
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内挿部品の耐久性を高め、空回り音の発生を
抑制することができるネジ構造体及びそれを用いた自動
車のミラーアクチュエータを提供する。 【解決手段】 不完全ネジ部S2におけるネジ溝17の
深さは完全ネジ部S1と同様なので、不完全ネジ部S2
において内挿部品の爪部が内側に撓み過ぎることはな
い。また、不完全ネジ部S2のネジ溝17をこのように
深くしても、隣接するネジ山16aが低いため、内挿部
品の爪部はこのネジ山16aを越えて容易に逆戻りでき
る。従って、不完全ネジ部S2で内挿部品を空回りさせ
ても、爪部が内側に撓み過ぎることがないため、爪部が
変形して耐久性を低下させることはないし、空回り音が
大きくなることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネジ構造体及び
それを用いた自動車のミラーアクチュエータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車のバックミラーの角度を可変にす
るミラーアクチュエータには、外挿部品の内部に移動自
在な内挿部品を備えたネジ構造体が用いられている。外
挿部品の内部には、内ネジが形成され、内挿部品には、
その内ネジに係合する樹脂製の爪部が形成されている。
従って、内挿部品を非回転状態にして、外挿部品を回転
させれば、内挿部品が外挿部品に対して移動するため、
この内挿部品の先端を、センタピポッドで支持されたミ
ラーハウジングに連結することより、該ミラーハウジン
グの角度を可変できる。
【0003】そして、一般に、この種のネジ構造体にお
ける外挿部品の内ネジは、完全ネジ部の端末に、図6に
二点鎖線で示すように、不完全ネジ部を介して非ネジ部
が形成した構造になっている。非ネジ部は、内挿部品の
爪部が外挿部品の内ネジから抜けるのを防止するための
ストッパで、不完全ネジ部は、爪部を非ネジ部の手前で
空回り(スリップ)させるためのものである。非ネジ部
の構造は、ネジ溝が全くないフラット形状で、爪部は、
この部分を越えることはできない。また不完全ネジ部の
構造としては、ネジ溝を完全ネジ部よりも浅く形成して
いる。そのため、浅いネジ溝と隣接するネジ山との段差
が小さくなり、爪部は、そのネジ山を越えて逆戻りし易
くなっている。従って、非ネジ部の手前では、いくら外
挿部品を回転させても、内挿部品の爪部は、不完全ネジ
部で空回りするだけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、不完全ネジ部の構造とし
て、図6に二点鎖線で示すように、ネジ溝を浅く形成し
ているため、不完全ネジ部に係合している爪部は、完全
ネジ部の深い溝部に係合している場合に比べて、溝部が
浅い分だけ、内側へ撓ませられた状態になっている。従
って、その内側に撓ませられた状態で、内挿部品を繰り
返し空回りさせると、爪部が変形するおそがあり、内挿
部品の耐久性を低下させてしまう。また、内側へ大きく
撓んだ状態で、隣接するネジ山を越えるため、そのネジ
山を越える時に発生するカチカチという空回り音が大き
くなり、不快感を与える。
【0005】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、内挿部品の耐久性を高め、空
回り音の発生を抑制することができるネジ構造体及びそ
れを用いた自動車のミラーアクチュエータを提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外挿部品の内部に内ネジを形成すると共に該内ネジにお
ける完全ネジ部の端末に不完全ネジ部を介して非ネジ部
を形成し、外挿部品の内部に内ネジに係合する樹脂製の
爪部を有する内挿部品を挿入し、内挿部品を非回転状態
にして外挿部品を回転させることにより、内挿部品を外
挿部品に対して移動させるネジ構造体において、前記不
完全ネジ部では、ネジ山が完全ネジ部より低く形成され
且つネジ溝が完全ネジ部と同様に形成されている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、不完全ネジ
部におけるネジ溝の深さは、完全ネジ部と同様なので、
不完全ネジ部において内挿部品の爪部が内側に撓み過ぎ
ることはない。また、不完全ネジ部のネジ溝をこのよう
に深くしても、隣接するネジ山が低いため、内挿部品の
爪部は、このネジ山を越えて容易に逆戻りできる。従っ
て、不完全ネジ部で内挿部品を空回りさせても、爪部が
内側に撓み過ぎることがないため、爪部が変形して耐久
性を低下させることはないし、空回り音が大きくなるこ
ともない。
【0008】請求項2記載の発明は、外挿部品がヘリカ
ルギアで、内挿部品がロッドである。
【0009】請求項2記載の発明によれば、外挿部品が
ヘリカルギアで、内挿部品がロッドであるため、各種の
装置に適用することができる。
【0010】請求項3記載の発明は、前項のネジ構造体
を備え、ロッドの先端をセンタピポッドで支持されたミ
ラーハウジングに連結して、該ミラーハウジングの角度
を可変にした。
【0011】請求項3記載の発明によれば、前項のネジ
構造体を自動車のミラーアクチュエータに適用したた
め、ミラーアクチュエータの耐久性が向上し、作動音が
小さくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
1〜図6に基づいて説明する。この実施形態は、自動車
のバックミラーのミラーハウジング1の角度を変えるた
めのミラーアクチュエータ2に関するもので、図1は側
面図、図2は平面図、図3は横にした状態で分解した斜
視図を示している。
【0013】まず、図3に基づいて全体構造の説明をす
る。符号3、4はケースで、一方のケース3には、セン
タピポッド軸5が突出形成され、その先端に設定された
ボールジョイントによるセンタピポッドPで、後向き縦
状態のミラーハウジング1(図2参照)の略中央を支持
している。ミラーハウジング1にはミラー1aが一体的
に固定されている。
【0014】ケース3におけるセンタピポッド軸5の真
下位置及び真横位置には、それぞれ開口6、7が形成さ
れている。この開口6、7からは、先端がミラーハウジ
ング1の対応部に対して回転不能で且つ傾斜可能状態で
取付けられる樹脂製の「内挿部品」としてのロッド88
が突出している。このロッド8の下端には、4つの爪部
9が外向きに形成されている。ロッド8の下部には、少
なくとも対向する2つの爪部9を外向きへ付勢するスプ
リング10が嵌装されている。このロッド88は、ゴム
製のパッキン11を介して、開口6、7から突出してお
り、開口6、7での水密性が保たれている。
【0015】両ケース3、4間には、前記ロッド8に各
々対応する「外挿部品」としてのヘリカルギア12が設
けられている。このヘリカルギア12は、内部に内ネジ
Sが形成され、外部に外ネジTが形成されている。外ネ
ジTには各々モータ13にて回転するウォームギア14
が係合している。内ネジSには前記ロッド8の爪部9が
係合している。15は配線としてのターミナルを示して
いる。この実施形態では、前記ロッド8とヘリカルギア
12により「ネジ構造体」が構成される。
【0016】次に、ヘリカルギア12の内ネジSの構造
について説明する。内ネジSの大部分は通常のネジ山1
6とネジ溝17からなる完全ネジ部S1であるが、端末
にはネジ山16もネジ溝17もない非ネジ部S3となっ
ている。そして、この非ネジ部S3の手前に、完全ネジ
部S1と同じ深さを有するネジ溝17と、完全ネジ部S
1よりも低いネジ山16aから成る不完全ネジ部S2が
形成されている。
【0017】次に、この実施形態の作用を説明する。モ
ータ13でウォームギア14を回転させると、ヘリカル
ギア12も回転するが、ロッド8はミラーハウジング1
との結合状態により回転不能なため、ロッド8に対し
て、ヘリカルギア12だけが回転する。ヘリカルギア1
2が回転すると、ヘリカルギア12の完全ネジ部S1に
ロッド8の爪部9が係合しているため、ロッド8がヘリ
カルギア12に対して移動し、ケース3の開口6、7か
ら出没自在となる。ピボット軸5の真下の開口6にある
ロッド8が出没すれば、ミラーハウジング1の前後方向
での角度を変更でき、ピボット軸5の真横の開口7にあ
るロッド8が出没すれば、ミラーハウジング1の左右方
向での角度を変更できる。
【0018】また、ヘリカルギア12を回転し続けて、
ロッド8がヘリカルギア12の内ネジSから抜け出よう
としても、端末に非ネジ部S3が形成されているため抜
け出ることはないし、またその手前に不完全ネジ部S2
が形成されているため、ロッド8の爪部9は、いったん
不完全ネジ部S2のネジ溝17に達してから、隣接する
低いネジ山16aを越えて逆戻りし、この空回りを繰り
返す。従って、モータ13やヘリカルギア12の破損を
回避できる。
【0019】更に、不完全ネジ部S2におけるネジ溝1
7の深さは完全ネジ部S1と同様なので、不完全ネジ部
S2においてロッド8の爪部9が内側に撓み過ぎること
はない。従って、不完全ネジ部S2でロッド8を空回り
させても、爪部9が内側に撓み過ぎないため、爪部9が
変形して耐久性が低下することはないし、空回り音が大
きくなることはない。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、不完全ネ
ジ部におけるネジ溝の深さは完全ネジ部と同様なので、
不完全ネジ部において内挿部品の爪部が内側に撓み過ぎ
ることはない。また、不完全ネジ部のネジ溝をこのよう
に深くしても、隣接するネジ山が低いため、内挿部品の
爪部はこのネジ山を越えて容易に逆戻りできる。従っ
て、不完全ネジ部で内挿部品を空回りさせても、爪部が
内側に撓み過ぎることがないため、爪部が変形して耐久
性を低下させることはないし、空回り音が大きくなるこ
ともない。
【0021】請求項2記載の発明によれば、外挿部品が
ヘリカルギアで、内挿部品がロッドであるため、各種の
装置に適用することができる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、前項のネジ
構造体を自動車のミラーアクチュエータに適用したた
め、ミラーアクチュエータの耐久性が向上し、作動音が
小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミラーアクチュエータを示す側面図。
【図2】ミラーアクチュエータを示す平面図。
【図3】ミラーアクチュエータを示す分解斜視図。
【図4】ロッド及びヘリカルギアを示す断面図。
【図5】ヘリカルギアの断面図。
【図6】内ネジの拡大断面図。
【符号の説明】
1 ミラーハウジング 2 ミラーアクチュエータ 8 ロッド(内挿部品) 9 爪部 12 ヘリカルギア(外挿部品) 16、16a ネジ山 17 ネジ溝 P センタピポッド S 内ネジ S1 完全ネジ部 S2 不完全ネジ部 S3 非ネジ部 T 外ネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外挿部品の内部に内ネジを形成すると共
    に該内ネジにおける完全ネジ部の端末に不完全ネジ部を
    介して非ネジ部を形成し、外挿部品の内部に内ネジに係
    合する樹脂製の爪部を有する内挿部品を挿入し、内挿部
    品を非回転状態にして外挿部品を回転させることによ
    り、内挿部品を外挿部品に対して移動させるネジ構造体
    において、 前記不完全ネジ部では、ネジ山が完全ネジ部より低く形
    成され且つネジ溝が完全ネジ部と同様に形成されている
    ことを特徴とするネジ構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネジ構造体であって、 外挿部品がヘリカルギアで、内挿部品がロッドであるこ
    とを特徴とするネジ構造体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のネジ構造体を備え、ロッ
    ドの先端をセンタピポッドで支持されたミラーハウジン
    グに連結して、該ミラーハウジングの角度を可変にした
    ことを特徴とする自動車のミラーアクチュエータ。
JP10294181A 1998-10-15 1998-10-15 ネジ構造体及びそれを用いた自動車のミラーアクチュエータ Pending JP2000118304A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1279557A2 (en) 2001-07-23 2003-01-29 Ichikoh Industries, Ltd. Remote control mirror apparatus for automobile
DE10297225B4 (de) * 2001-09-17 2009-12-31 Dow Corning Corp., Midland Plättchenbefestigungsklebstoffe insbesondere für Halbleiteranwendungen
DE10258714B4 (de) * 2001-12-12 2009-12-31 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Spiegelvorrichtung für Fahrzeug
CN102817991A (zh) * 2012-02-17 2012-12-12 常熟市迅达粉末冶金有限公司 一种反光镜用输出齿轮

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US6769781B2 (en) 2001-07-23 2004-08-03 Ichikoh Industries, Ltd. Remote control mirror apparatus for automobile
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