JP2000117946A - インキ移しロ―ラインキ装置を有する印刷機、およびこれを運転するための方法 - Google Patents

インキ移しロ―ラインキ装置を有する印刷機、およびこれを運転するための方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転可能なカムプレート13を介しモータ11に
より動くことが可能なインキ移しローラ6を備えたイン
キ移しローラインキ装置を有する印刷機において、印刷
機速度が高速である場合でも確実に作動するようにする
とともに、このような印刷機を運転するための方法を提
供する。 【解決手段】 モータ11は、印刷機1の印刷速度が一定
の場合に、カムプレート13に周期的に角加速度を与えて
回転する状態で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前提項
に記載されたような、モータにより回転可能なカムプレ
ートを介して動くことが可能なインキ移しローラを備え
たインキ移しローラインキ装置を有する印刷機に関し、
そしてまた、このような印刷機を運転するための方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公開第4436102号では、印刷
インキを制御して転写するための装置および方法が記載
されている。この装置は、揺動機構により往復動可能な
インキ移しローラを備えており、そして、この揺動機構
の駆動装置は連続しない駆動装置である。この装置の構
成の変形例では、その構造について言及されていないモ
ータであって2つの異なる半径を備えるカムプレート円
弧部分に接続される回転可能なモータが備えられてい
る。
【0003】ドイツ特許明細書第4428403号では、イン
キ移しローラ駆動装置が記載されており、このインキ移
しローラ駆動装置のカムプレートには、回転数の制御が
可能で不ぞろいな状態に動くことが可能な駆動装置が備
えられている。このカムプレートは、印刷機の印刷速度
に相応する回転数で一時的に走行するようになってお
り、そしてまた、このカムプレート上を走行していく、
インキ移しローラのガイドベアリングのローラが、イン
キ移しローラに作用するカム部分の接触および退避によ
って走行する場合には、印刷速度に関係のない一定の回
転数で走行するようになっている。
【0004】この特許明細書では、ローラを遠心力に基
づきカムプレートから退避させることの問題性について
も、カムプレートにおける速度の減少についても言及し
ていない。
【0005】欧州特許公告公報第0623468号では、2つ
のカムプレートを備える印刷機用のインキ移しローライ
ンキ装置が記載されており、この2つのカムプレート
は、その外周輪郭のほとんどの部分には大きいカム半径
を有するとともに、その外周輪郭の残りの部分では小さ
い曲率半径を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】印刷インキを制御して
転写するためのこの装置も、そしてまた、インキ移しロ
ーラインキ装置も、それぞれ、このインキ装置もしくは
この装置の根本にある課題の、好ましい構造上の解決法
を提供している。しかし、これらのシステムは、他のケ
ースにとって好ましくない。特に、この記載されたカム
上を転がるカムローラは、印刷機速度が高速である場合
にはカムから外れることがあり、これによりインキ移し
ローラの位置が一時的に定義されなくなる。
【0007】本発明の目的は、印刷機速度が高速である
場合でも確実に作動するインキ移しローラインキ装置を
備える印刷機を提供することにある。さらに本発明の目
的は、このような印刷機を運転するための方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1記
載の特徴を有する印刷機によっても、そしてまた、請求
項4記載の特徴を有する印刷機によっても達成される。
この目的は、さらに請求項9の特徴を有する方法によっ
て、そしてまた、請求項10の特徴を有する方法によって
も達成される。従属項は、他の特徴を含んでいる。
【0009】モータにより回転可能なカムプレートを介
して動くことが可能なインキ移しローラを備えたインキ
移しローラインキ装置を有する、本発明による印刷機
は、印刷機が一定の印刷速度である場合に、モータがカ
ムプレートに周期的に角加速度を与えるとともに、交代
で双方の回転方向に回転する状態に形成されている、と
いう特徴を有している。
【0010】この印刷機を好適に構成する他の実施態様
にあっては、カムプレートが、異なる大きさの曲率半径
によって規定される円弧状の輪郭を有する2つの周囲領
域を備えている。
【0011】他の実施態様では、カムプレートは、周囲
側がらせん状の、もしくは実質的にらせん状の輪郭を有
している。
【0012】モータにより回転可能なカムプレートを介
して動くことが可能なインキ移しローラを備えたインキ
移しローラインキ装置を有する、本発明による他の印刷
機は、次のような特徴を有している。すなわち、カムプ
レートが、異なる大きさの曲率半径により規定される円
弧状の輪郭を有する2つの周囲領域を備えており、そし
て、印刷機が一定の印刷速度である場合に、モータがカ
ムプレートに周期的な角加速度を与えて駆動する状態に
形成されており、この場合、カム輪郭に基づきレバーロ
ーラがカムプレートから外れることを助けるような周囲
領域をレバーローラが走行するとき、カムプレートは、
減速された速度でモータにより回転させられる、という
特徴を有している。
【0013】本発明による他の印刷機を好適に構成する
実施態様は、モータが、カムプレートを(特に非連続的
に)単一の回転方向に回転させて駆動する状態で構成さ
れている、という特徴を有している。
【0014】他の実施態様は、モータが、カムプレート
を双方の回転方向へ交代で回転させる状態で構成されて
いる、という特徴を有している。
【0015】前述のような本発明による全ての印刷機を
構成する他の実施態様は、次のような特徴を有してい
る。すなわち、モータが、電子的な制御装置によって、
印刷速度を規定する印刷機駆動装置に依存して、そして
また周期的に角加速度を与えられて回転する状態で制御
可能であるような電動モータである、という特徴を有し
ている。
【0016】同じく前述のような本発明による全ての印
刷機の構成のために適した他の実施態様は、カムプレー
トがモータのモータ軸に対し同軸的に配置されていると
ともに、このモータ軸に固定されて接続されている、と
いう特徴を有している。
【0017】モータにより回転可能なカムプレートを介
して動くことが可能なインキ移しローラを備えたインキ
移しローラインキ装置を有する印刷機を運転するため
の、本発明による方法にあっては、印刷機の印刷速度が
一定に保たれる場合、カムプレートがモータにより周期
的に角加速度を与えられるとともに、双方の回転方向に
交代で回転させられる。
【0018】前述の方法と同一の原理に基づく、本発明
による他の方法にあっては、すなわち、モータにより回
転可能なカムプレートを介して動くことが可能なインキ
移しローラを備えたインキ移しローラインキ装置を有す
る印刷機を運転するための方法であって、カムプレート
が異なる大きさの曲率半径により規定される円弧状の輪
郭を有する2つの周囲領域を備えている方法にあって
は、カムプレートは、印刷機の印刷速度が一定に保持さ
れる場合、モータによって周期的に角加速度を与えられ
て駆動される。
【0019】この方法にあっては、モータは、電子的な
制御装置によって制御され、この結果、インキ移しロー
ラを動かすカム伝動装置の、ばねにより付勢された状態
でカムプレート上で回転するレバーローラは、常に確実
にカムプレートに接触した状態に保たれ、この場合、カ
ム輪郭に基づきレバーローラがカムプレートから外れる
ことを助けるような周囲領域をこのレバーローラが走行
するとき、カムプレートは、減速された速度でモータに
より回転させられる。
【0020】この印刷機は、面状の、または枚葉紙状の
印刷物を処理する輪転印刷機、そしてまた、直接的もし
くは間接的な凸版印刷法または平板印刷法によって、す
なわち例えば、凸版印刷法またはオフセット印刷法によ
って運転される輪転印刷機であることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら好適な
実施形態に基づいて本発明を説明する。
【0022】図1に示された印刷機1は、複数の印刷ユ
ニット2を備えており、この印刷ユニット2の各々は、版
胴8上の版に周囲側でインキ盛りを行うためのインキ装
置3を有している。インキ装置3は、インキつぼ4内に
貯蔵された印刷インキを版胴8へ運ぶための複数のイン
キ装置ローラ5〜7から構成されている。インキ装置ロ
ーラ5は、インキつぼ4に取り付けられたインキ出しロ
ーラとして形成されており、そしてまた、インキ装置ロ
ーラ7は、軸方向に往復動する横振りローラとして形成
されている。インキ装置ローラ6は、インキ装置ローラ
5とインキ装置ローラ7との間でこれらインキ装置ローラ
5、7に対しときどき接触しながら往復動するインキ移し
ローラであって、そしてこの際にインキ装置ローラ5か
ら印刷インキが受け取られインキ装置ローラ7に渡すイ
ンキ移しローラである。インキ移しローラ6のここで述
べた往復動は、電動モータとして構成されたモータ11に
よりカム機構(図2)を介して駆動される。版胴8の回転
は、駆動装置23によって駆動される。各々の印刷ユニッ
ト2における版胴8・ゴムブランケット胴9・逆圧胴1
0、そしてまた印刷ユニット2は、それぞれ互いに歯車伝
動装置24を介して相互に連結されており、この結果、全
ての印刷ユニット2は、駆動装置23によって例えば時間
あたり枚葉印刷物10000部のようなその同じ印刷速度で
駆動されることが可能となっている。モータ11は、電子
的な制御装置25により、印刷機1の主駆動装置である駆
動装置23にしたがって制御可能である。印刷機1の作業
者は、電子的な制御装置25を介して、駆動装置23を制御
することができ、そして、例えば時間あたり枚葉紙1000
0部の印刷速度を時間あたり枚葉紙15000部へ高めること
ができる。モータ11は、インキ移しローラ6の動きの回
数がインキ装置ローラ5からインキ装置ローラ7へ、そ
してまた印刷速度が変化する際に版胴8の回転毎に再び
逆に駆動装置23へ伝わることが可能となるように、制御
装置25を介して印刷機の駆動装置23に電子的に接続され
ている。モータ11の電子的な追従は、1つのモデル、す
なわち線形モデルでなくてもよい1つのモデルに相応す
ることが可能である。例えば、インキ移しローラ6が時
間あたり枚葉紙10000部の印刷速度であるときに、版胴
8の5回転毎に周期的に繰り返す往復動を実行する場
合、版胴8が3回転する毎に繰り返えされるインキ移し
ローラ6の動きは、例えば時間あたり枚葉紙15000部で
あるとき、印刷速度が高速である際に印刷ユニット2の
多大なインキ必要量に最も良好に相応するインキ移しロ
ーラ周期振動数として表わすことができる。インキ移し
ローラ6のインキ移しローラ周期は、印刷速度が異なる
場合にインキ必要量を記述する関数的な関係にしたが
い、印刷機の駆動装置23に追従して制御可能である。さ
らにモータ11は、制御装置25を介し、印刷機駆動装置23
から独立して制御可能であり、この結果、インキ移しロ
ーラ6によって運ばれる時間単位あたりのインキ量が多
すぎるかまたは少なすぎることを作業者が印刷画像に基
づき気づいた場合には、作業者は、モータ回転数または
インキ移しローラ周期を制御装置25において手動で調節
することにより変更することができる。参照符号29で示
された部分は、制御装置25でプログラム可能な相応する
関数形状を、もしくは、保存可能なデータレコードを表
わしており、これらの関数形状もしくはデータレコード
は、前述のような、インキ移しローラ6の駆動装置が追
従することに、そしてまたこの手動による調節に、さら
にまた特に、異なる速度での、場合によっては異なる方
向へのカムプレート13(図2、3、6)の回転に、根拠と
して用いられる。
【0023】図2では、インキ装置ローラ5〜7、およ
びインキ移しローラ6を往復動させるカム機構13〜19が
詳細に示されている。カム機構13〜19は、揺動機構とし
て構成されており、そしてまた、インキ移しローラ6を
インキ装置ローラ5、7の間で往復移動させる機構でも
あることができる。この後者の機構の場合、ローラレバ
ー14は、カムプレート13によって操作可能な、インキ移
しローラ6が支持されたローラシャフトによって置き換
えてもよい。ここに示したローラレバー14は、レバー支
持部材16のまわりに揺動可能であるとともに、2本アー
ム式のベル・クランク・レバーとして形成されている。
ばね19は、ローラレバー14内に回転可能に支持されたレ
バーローラ15がカムプレート13の周囲表面上で確実に保
持されるように作用する。インキ移しローラ6は、ロー
ラレバー14の一端で、このローラレバー14に回転可能に
支持されており、この場合、圧縮ばねとして構成された
ばね19がローラレバー14の他端でこのローラレバー14に
作用するようになっている。レバーローラ15は、ローラ
レバー14の回転軸受16とばね19の作用点との間のレバー
アーム17に支持されている。カムプレート13を回転させ
るモータ11は、そのモータ軸12上にカムプレート13が取
り付けられた電動モータとして構成されている。インキ
装置ローラ5、7の回転運動は、これらインキ装置ロー
ラと駆動装置23(図1)とを歯車伝動装置の技術で連結す
ることを介してこの駆動装置23によって行われ、そして
また、インキ移しローラ6の回転運動は、インキ移しロ
ーラ6が回転する各々のインキ装置ローラ5、7に接して
いる際に、摩擦で共に動かされることによって行われ
る。
【0024】図3では、カムプレート13が詳細に示され
ている。カムプレート13は、その垂直軸について鏡象対
称に形成されている。外周上の点A〜Hは、カムプレー
ト13の周囲側のカム形状21の様々な部分を示している。
カムプレート13は、点AとHとの間にある第1の円弧状
の周囲領域AHと、点DとEとの間にある第2の円弧状
の周囲領域DEとを備えている。周囲領域AHを規定す
る曲率半径Rは、周囲領域DEを規定する曲率半径rよ
りも大きい。この円弧状の領域AHおよびDEは、点A
およびDの間の、概ねS字形状の揺動される移行領域
と、点EおよびHの間の概ね鏡像的にS字形状を有する
移行領域とを通して互いに接続されている。移行領域A
DおよびEHは、それぞれ、凸状に曲折された領域AB
もしくはGH、準線形の領域BCもしくはFG、そして
また、実質的に凹状に曲折した領域CDもしくはEFを
備えている。図3で示された曲線領域ADおよびEH
は、これらの領域が円弧状の領域AHおよびDEへ滑ら
かに移行するように形成されている。インキ移しローラ
6は、レバーローラ15がカムプレート13の領域AHを通
って回転するかまたはこの領域内で停止しているとき、
インキ装置ローラ5または7の一方に接した接触位置に
ある。レバーローラ15が領域DEを通って回転するかま
たはこの領域内で停止しているとき、インキ移しローラ
6は、それぞれインキ装置ローラ5または7の他方に接
した接触位置にある。図2で示されたカム伝動装置にあ
っては、カムプレート13の領域DEを通って回転するレ
バーローラ15が示されており、この回転の間、インキ移
しローラ6はインキ装置ローラ5に接触しており、そし
てこのインキ装置ローラ5から印刷インキを受け取るよ
うになっている。レバーローラ15が移行領域ADおよび
EHを通って回転するとき、ローラレバー14は、レバー
支持部材16のまわりを動き、そして、インキ移しローラ
6は、インキ装置ローラ5からインキ装置ローラ7へ、
もしくはその反対へ動く。インキ移しローラ6によりイ
ンキ装置ローラ5から擦過して周囲に塗布された状態で
受け取られるインキ量は、いわゆる接触角に左右され
る。この接触角は、インキ移しローラ6がインキ装置ロ
ーラ5に接触している間にインキ装置ローラ5が回転す
る、インキ装置ローラ5の回転角である。例えば、イン
キ装置ローラ5の回転数が一定に保たれている場合、イ
ンキ装置ローラ5からインキ移しローラ6へ移されるイ
ンキ塗布部分の長さは、インキ装置ローラ5上のインキ
移しローラ6の接触時間の変化により、様々に変化しう
る。インキ移しローラ6がインキ装置ローラ5に長く接
触すればするほど、より多くのインキが移される。イン
キ移しローラ6がインキ装置ローラ5に接触する時間の
長さおよび接触角は、他方で、このインキ移しローラ6
のインキ装置ローラ5への接触を規定する円弧状の弓形
領域内すなわちここでは例えば領域DE内にレバーロー
ラ15が置かれている時間の長さに依存する。レバーロー
ラ15がカムプレート13の領域DE内にある時間の長さ
は、他方で、レバーローラ15が領域DE内にある間にカ
ムプレート13が回転する角速度もしくは回転数によって
規定される。例えば時間の長さを変更可能にするための
角速度は、値ゼロを有することが可能であり、の結果、
レバーローラ15は、この変更可能な時間の長さのため
に、領域DE内にある状態で停止する。前述のような、
カムプレート13の回転を停止させることの代わりとして
は、レバーローラ15が領域DEを走行する際に、カムプ
レート13をも、相応してより高速もしくはより低速で回
転させることができる。まさにこの同じ手法にあって
は、インキ装置ローラ7に接触するインキ移しローラ6
の接触時間は制御可能であり、この場合、ここではカム
プレート13の円弧状の領域AHは、そしてまた、レバー
ローラ15が領域AH内にある間に領域AHを通して、も
しくは事情によっては起こりうるカムプレート13の回転
が停止する時間を通してレバーローラ15が走行する時間
は、その規定要因である。カムプレート13は、レバーロ
ーラ15が領域ADまたはEH内で動く間、モータ11によ
り最大の速度で回転させられ、この際、レバーローラ15
は、圧縮ばね19およびレバーアーム17で構成される押圧
装置により、カムプレート13の外側輪郭21から外れるこ
となくこのレバーアーム上に確実に保持される。以下、
限界速度とも称するこの最大の速度は、押圧装置17、19
からレバーローラ15へ加えられる力の大きさによって、
そしてまた、カムプレート13の輪郭形状によって規定さ
れる。凸状の領域ABおよびGHは、特に重要な領域を
表わしている。図3で示された、カムプレート13の回転
方向にあっては、回転の許容限界速度が超過する場合、
次のような危険がある。すなわち、AからBの方向へ回
転するレバーローラ15が、押圧装置17、19の復元イナー
シャに基づき、そしてまた、GからHへ回転するレバー
ローラ15が、遠心力に基づいて、一時的にカムプレート
13から外れる、という危険がある。続く図4および図5
でさらに詳細に示すように、この危険は、概ねS字状の
移行領域ADおよびEHにおける、例えば部分領域AB
およびGHのような部分領域が、各々のS字状の移行領
域ADまたはEHのその他の領域として、相応するカム
プレートの挙動によって他の速度でレバーローラ15に沿
って動くことにより回避される。モータ11によるカムプ
レート13の駆動挙動は、一方では、レバーローラ15が円
弧状の領域AHまたはDE内にある間にカムプレート13
の回転を相応して加速するとともに減速させることによ
って、インキ移しローラ6の作用点でのインキ移しロー
ラ6の停留時間の影響を受けており、そしてまた他方で
は、最適の、つまり最大の速度で、S字状の領域ADま
たはEHを通って回転するようになっている。この手法
により、インキ移しローラ6は、最小の必要時間で1つ
の作用点から他の作用点へ切り替わり、この結果、例え
ばカム周期が版胴8の5回転毎であるような予め与えら
れたカム周期の場合、インキ移しローラ6が相応の作用
点にあるか、もしくは、インキ装置ローラ5、7に接触
する時間の長さが、最適な大きさの時間範囲内で変更可
能となっている。領域AD、EHが、この場合この領域
AD、EHを走行するレバーローラ15を、できるだけ速
い速度で回転して通過させていくことにより、印刷機周
期内で、最大の時間長さで、領域DE内でレバーローラ
15を停止させることが可能であるか、もしくは、この範
囲DEを通して、レバーローラ15が特にゆっくりと走行
することかである。レバーローラ15が少なくともS字状
の移行領域ADおよび/またはEHを走行する間、カム
プレート13は、同じく、例えば部分領域ABのような個
々の部分領域に適合する回転速度で回転させられ、この
場合、これらの部分領域は、それぞれ最適で、かつ、こ
れらの部分領域の様々な許容限界速度に相応する速度で
レバーローラ15によって通過される。
【0025】図4では、図3で示されたカムプレート13
のカム挙動を記載したダイアグラムが示されている。カ
ムプレート13は、この場合、非連続的に、つまり一時的
に停止する状態で、単一の回転方向に回転させられる。
横座標軸は、時間軸であり、そしてまた、記入された参
照符号によって補助的に示されており、カムプレート13
の外周上の点上には各々の時点におけるレバーローラ15
が存在している。縦座標軸は、カムプレート13の回転す
る角速度を表わしている。このダイアグラムで詳細が示
された速度曲線の上昇もしくは降下の勾配は、カムプレ
ート13の角加速度の大きさに対する基準であり、この場
合、参照符号+αにより正の角加速度が示されていると
ともに、参照符号-αにより負の角加速度、すなわち減
速が示されている。時点ゼロでは、レバーローラ15は、
点Aにある。カムプレート13は、続いて、このシステム
の最大の加速度で、レバーローラ15が外れる限界の速度
よりも低い限界速度ωgrenzへ加速され、これによりレ
バーローラ15はできるだけ速く領域ABを通過する。レ
バーローラ15が点Bを通過した後、カムプレート13は、
点Eに到達するために、再びこのシステムの最大の加速
度で、このシステムの最大の速度まで加速され、そし
て、今度はこのシステムの最大の減速により、カムプレ
ート13は停止状態にされる。点Eでは、必要なインキ量
がインキ移しローラ6により受け取られるまで留まる。
その後、カムプレート13は、再びこのシステムの最大の
加速度によりこのシステムの最大の速度へ加速される。
続いて、カムプレート13は、このシステムの最大の減速
により、レバーローラ15がまだ外れない限界速度へ減速
され、そして領域GHはこの限界速度で通過される。レ
バーローラ15が外周上の点Hに到達するとき、カムプレ
ート13は、点Aに到達するために、このシステムの最大
の加速度によりこのシステムの最大の速度ωmaxへ加速
され、そして、続いてカムプレート13は、このシステム
の最大の減速によって速度ゼロへ制動される。点Aにお
けるレバーローラ15の滞留時間は、所望の周期時間によ
る。この後、回転数の挙動は、次のようなときに最適と
なる。すなわち、印刷速度もしくは印刷機速度とは無関
係に加速度値および負の加速度値がそれぞれ最大限に可
能であるとき、そして、レバーローラ15が外れる直前
の、領域AB、GH内における限界速度ωgrenzが最大限に
可能であるとき、そしてまた、領域BE、EGおよびHA内部
で達成される速度ωmaxがこのシステムの最大の速度で
あるとき、最適となる。図4に関連して記載されたカム
挙動は、周期的に何回も繰り返す、カムプレート13の完
全な回転運動を基礎としている。
【0026】図5では、単一の移行領域ADだけを通るよ
うなカムプレート13の速度挙動を表わすダイアグラムが
示されている。カムプレート13は、この場合、弓形状に
形成することができ、完全な回転運動は行わない。点D
における、レバーローラ15の停止に至るまでの、図5で
示されたカム挙動の第1の部分には、図4に関連して記
載された速度挙動が実質的に当てはまる。図4で示され
た速度挙動における差異は、レバーローラ15が点Dに到
達するとともにこの点Dに留まることにより、インキ移
しローラ6がインキ装置ローラ5からインキ量を受け取る
ことができる場合、カムプレート13が停止状態になる、
ということである。図5で示された速度挙動の場合、カ
ムプレート13は、主に、インキを受け取った後、もしく
は点Dでレバーローラ15が停止した後、負の方向へ逆回
転させられ、この結果、レバーローラ15は、点Dから点A
へ逆に回転する。縦座標軸の負の方向に延びる、図5の
速度挙動における第2の部分は、横座標軸のまわりに、
そしてまた点Dを通って延びる垂直軸のまわりに2重化
して反転した形で、この速度挙動の第1の部分に相応し
ている。この詳細に示した角加速度および負の角加速度
は、それぞれこのシステムを考慮すると最大であり、ま
た、角速度+ωmax,-ωmaxは、同じく反対方向にあって
は、それぞれ大きさに関してはこのシステムの最大のも
のであり、さらにまた、ローラレバー14が外れる前で
は、限界速度+ωgrenz,-ωgrenzは、同じく反対方向の
場合、それぞれ最大の速度である。
【0027】図6では、周囲側がらせん状の輪郭を有し
ているとともに実質的にもっぱら凸状となっているカム
プレート13の構成における他の変形例が示されている。
異なる長さの曲率半径R,rによって規定される周囲領域
は、円弧状の輪郭を有しておらず、この場合、曲率半径
Rは、適した関数により、すなわち例えばアルキメデス
のらせん形の場合のように次第に降下する状態で曲率半
径rへ移行する。参照符号Xで示された作用点は、イン
キ移しローラ6がインキ渡し用のインキ装置ローラ7に接
触する点であり、そしてまた、参照符号Yで示された作
用点は、インキ移しローラ6がインキ装置ローラ5に接触
しているとともにこのインキ装置ローラ5から印刷イン
キを受け取るような点である。図6では、破線で表わす
ことにより、レバーローラ15の双方の位置がカム輪郭21
上で示されている。段状の移行部26は、レバーローラ15
用のストッパとして用いられる。
【0028】図7で示された速度挙動は、図6で示され
たカムプレート13の動きを表わしている。カムプレート
13は、レバーローラ15が点X、Yにある場合、交代で両回
転方向に回転させられるとともに、それぞれ一時的に停
止させられる。点Yにおける滞留時間は、必要なインキ
量がインキ移しローラ6により受け取られるまでの長さ
となっている。点Xにおけるレバーローラ15の滞留時間
は、所望の周期時間による。上昇しそして降下するカム
挙動の直線によって特徴付けられる加速度+αもしくは
負の加速度-αは、それぞれこのシステムの最大の加速
度または負の加速度である。水平に延びる直線により特
徴付けられる角速度は、このシステムの最大の速度+ω
max,-ωmaxである。図6で示されたカムプレート13は、
カムプレート13からレバーローラ15が外れることを助け
るような周囲領域をカム輪郭21が備えていない、という
長所を有している。
【0029】図4、5、7に示された速度挙動は、電子
的な制御装置25(図1)でプログラムされ、この結果、こ
の速度挙動は、これに相応してモータ11を制御すること
ができる。
【0030】図8では、少なくともインキ装置ローラ
5、7の1つがインキ搬送ベルト27によって代用されるこ
とができる、ということが示されている。インキ搬送ベ
ルト27は、無端式に回転しかつインキ装置ローラ28に巻
き付けられるゴムベルトとして構成されることが好まし
い。インキ移しローラ6は、インキ装置ローラ5から受
け取ることに代わり、この場合では、インキ搬送ベルト
27から印刷インキを受け取る。前述の説明部分では、イ
ンキ装置ローラ5およびインキ装置ローラ7の概念は、
インキ送り装置5もしくはインキ送り装置7の概念によっ
て置き換えられることが可能であることはもちろんであ
り、この場合、このようなインキ送り装置5、7は、イ
ンキ搬送ベルトであることが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明には以下の
効果がある。
【0032】モータにより回転可能なカムプレートを介
して動くことが可能なインキ移しローラを備えたインキ
移しローラインキ装置を有する、本発明による印刷機
は、印刷機が一定の印刷速度である場合に、モータがカ
ムプレートに周期的に角加速度を与えるとともに、交代
で双方の回転方向に回転する状態に形成されている、と
いう特徴を有することにより、印刷機速度が高速である
場合でも確実に作動するインキ移しローラを備えること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数のインキ移しローラインキ装置を有する枚
葉紙オフセット輪転印刷機を示す模式図である。
【図2】各々のインキ移しローラインキ装置のインキ移
しローラを駆動するためのカムプレートを有する、カム
機構を示す模式図である。
【図3】カムプレートの第1の構成における変形例を示
す模式図である。
【図4】第1の変形例にしたがって形成されたカムプレ
ートの周期的な挙動を示すダイアグラムである。
【図5】第1の変形例にしたがって形成されたカムプレ
ートの他の構成としての挙動を示すダイアグラムであ
る。
【図6】カムプレートの第2の構成における変形例を示
す模式図である。
【図7】第2の変形例にしたがって形成されたカムプレ
ートの挙動を示すダイアグラムである。
【図8】インキ移しローラが印刷インキをインキ搬送ベ
ルトから受け取るような、インキ移しローラインキ装置
を示す模式図である。
【符号の説明】
1 印刷機 2 印刷ユニット 3 インキ装置 4 インキつぼ 5 インキ出しローラ 6 インキ移しローラ 7 横振りローラ 8 版胴 9 ゴムブランケット胴 10 逆圧胴 11 電動モータ 12 モータ軸 13 カムプレート 14 ローラレバー 15,15.1,15.2 レバーローラ 16 レバー支持部材 17,18 レバーアーム 19 戻りばね 20 印刷機台 21 カム輪郭 22 カム回転軸 23 印刷機駆動装置 24 歯車 25 制御装置 26 段状の移行部 27 インキ搬送ベルト 28 インキ装置ローラ 29 制御機能 A〜H,X,Y 外周上の点 R,r 曲率半径 t 時間 +α 正の角加速度 −α 負の角加速度 ω,ωgrenzmax 角速度 ψ 回転角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 ベルンハルト ヴァゲンソマー ドイツ連邦共和国 69251 ガイベルク ハウプトシュトラーセ 132

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能なカムプレート(13)を介しモー
    タ(11)により動くことが可能なインキ移しローラ(6)を
    備えたインキ移しローラインキ装置(3)を有する印刷機
    (1)において、 前記モータ(11)が、前記印刷機(1)の印刷速度が一定の
    場合に、前記カムプレート(13)に、周期的に角加速度を
    与える状態で、そしてまた双方の回転方向に交代で回転
    させる状態で構成されていることを特徴とする印刷機。
  2. 【請求項2】 前記カムプレート(13)が、異なる大きさ
    の曲率半径(R,r)により規定される円弧状の輪郭を有す
    る2つの周囲領域(AH,DE)を備えている請求項1記載の
    印刷機。
  3. 【請求項3】 前記カムプレート(13)が、周囲側に実質
    的にらせん状の輪郭を有している請求項1記載の印刷
    機。
  4. 【請求項4】 回転可能なカムプレート(13)を介しモー
    タ(11)により動くことが可能なインキ移しローラ(6)を
    備えたインキ移しローラインキ装置(3)を有する印刷機
    (1)において、 前記カムプレート(13)が、異なる大きさの曲率半径(R,
    r)により規定される円弧状の輪郭を有する2つの周囲領
    域(AH,DE)を備えており、 そしてまた、前記モータ(11)が、前記印刷機(1)の印刷
    速度が一定の場合に、前記カムプレート(13)に周期的に
    角加速度を与えて駆動する状態で構成されており、 カム輪郭に基づきレバーローラ(15)が前記カムプレート
    (13)から外れることを助けるような周囲領域(AB,GH)を
    前記レバーローラ(15)が走行する際に、前記カムプレー
    ト(13)は、減速された速度で前記モータ(11)により回転
    させられることを特徴とする印刷機。
  5. 【請求項5】 前記モータ(11)が、前記カムプレート(1
    3)を、特に非連続的に、単一の回転方向に回転させて駆
    動する状態で構成されている請求項4記載の印刷機。
  6. 【請求項6】 前記モータ(11)が、前記カムプレート(1
    3)を双方の回転方向に交代で回転させる状態で構成され
    ている請求項4記載の印刷機。
  7. 【請求項7】 前記モータ(11)が、電子的な制御装置(2
    5)によって、前記印刷速度を規定する印刷機駆動装置(2
    3)に依存して、そしてまた、周期的に角加速度を与えら
    れて回転する状態で制御可能であるような電動モータで
    ある、請求項1〜6のいずれか1項に記載の印刷機。
  8. 【請求項8】 前記カムプレート(13)が、前記モータ(1
    1)のモータ軸(12)に対し同軸的に配置されているととも
    に、前記モータ軸(12)に固定されて接続されている請求
    項1〜7のいずれか1項に記載の印刷機。
  9. 【請求項9】 モータ(11)により回転可能なカムプレー
    ト(13)を介し動くことが可能なインキ移しローラ(6)を
    備えたインキ移しローラインキ装置(3)を有する印刷機
    (1)、特に請求項1〜3、7,8のいずれか1項にした
    がって構成された印刷機を運転するための方法であっ
    て、 前記印刷機(1)の印刷速度が一定に保たれる場合、前記
    カムプレート(13)が、前記モータ(11)により周期的に角
    加速度を与えられるとともに、双方の回転方向に交代で
    回転させられるようになっている、印刷機を運転するた
    めの方法。
  10. 【請求項10】 モータ(11)により回転可能なカムプレ
    ート(13)を介して動くことが可能なインキ移しローラ
    (6)を備えたインキ移しローラインキ装置(3)を有し、そ
    してまた、前記カムプレート(13)が、異なる大きさの曲
    率半径(R,r)により規定される円弧状の輪郭を有する2
    つの周囲領域(AH,DE)を備える印刷機(1)、特に請求項4
    〜8のいずれか1項にしたがって構成された印刷機を運
    転するための方法であって、 前記カムプレート(13)は、前記印刷機(1)の印刷速度が
    一定に保たれる場合に前記モータ(11)により周期的に角
    加速度を与えられて駆動され、 前記モータ(11)は、電子的な制御装置(25)によって制御
    されるようになっており、この結果、前記インキ移しロ
    ーラ(6)を動かすカム伝動装置(13-19)の、ばねにより付
    勢された状態で前記カムプレート(13)上で回転するレバ
    ーローラ(15)が、常に確実に前記カムプレート(13)に接
    触した状態に保たれるようになっており、この場合、カ
    ム輪郭に基づき前記レバーローラ(15)が前記カムプレー
    ト(13)から外れることを助けるような周囲領域(AB,GH)
    を前記レバーローラ(15)が走行するとき、前記カムプレ
    ート(13)は、減速された速度で前記モータ(11)により回
    転させられるようになっている、印刷機を運転するため
    の方法。
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