JP2000117118A - 空気浄化用光触媒体 - Google Patents

空気浄化用光触媒体

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JP2000117118A
JP2000117118A JP10294952A JP29495298A JP2000117118A JP 2000117118 A JP2000117118 A JP 2000117118A JP 10294952 A JP10294952 A JP 10294952A JP 29495298 A JP29495298 A JP 29495298A JP 2000117118 A JP2000117118 A JP 2000117118A
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adsorbent
photocatalyst
powdery
hydrophobic zeolite
activated carbon
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Kunikazu Kuchino
邦和 口野
修三 ▲徳▼滿
Shuzo Tokumitsu
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、空気中の炭化水素、窒素化合物、
硫黄化合物などの悪臭物質を吸着する吸着剤と、紫外線
を当てることによってそれらを酸化分解する光触媒とを
組み合わせた空気浄化用光触媒体に関するものであり、
吸着剤に吸着した物質の光触媒による分解率を上げるこ
とを目的とする。 【解決手段】 粉末状光触媒粒子と、比表面積が400
2/g以下の粉末状吸着剤として粉末状活性炭を混合
してなる光触媒体で、前記光触媒粒子の重量をWt、吸
着剤の重量をWaとし、その比をWt/Waとした場
合、1≦Wt/Wa≦4となるように混合した空気浄化
用光触媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中の炭化水
素、窒素化合物、硫黄化合物などの悪臭物質を吸着する
吸着剤と、紫外線を当てることによってそれらを酸化分
解する光触媒とを組み合わせた空気浄化用光触媒体に関
するものであり、特に吸着剤と光触媒の混合比を重視し
た空気浄化用光触媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気浄化用光触媒体は、酸化チタンなど
の光触媒を単独で使用したものが一般的であり、その構
成や接合方法を工夫したものが従来から種々提案されて
いる。しかしながら光触媒を単独で使用したものでは、
その分解速度の遅さから悪臭物質をすぐに除去するのに
は不向きである。
【0003】またその中で最近、光触媒と吸着剤を組み
合わせたハイブリッド型の吸着再生型を用いて脱臭を行
うという空気浄化用光触媒体の提案がある。しかしなが
ら、この空気浄化用光触媒体は、吸着剤と光触媒を単純
に混ぜ合わせただけのものであり、悪臭物質が吸着剤に
吸着した後、表面拡散により光触媒へ移動し紫外線を照
射することで悪臭物質を分解するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の空気浄化用光触媒体は、通常の活性炭のような比表
面積が大きい吸着剤を使用すれば、その吸着力が強すぎ
て光触媒によって再生されない。さらに吸着剤と光触媒
を単純に混ぜ合わせただけのものであり、吸着剤の量と
光触媒の量が適当でないため、その作用が十分ではなく
吸着物質が吸着剤に吸着したままの状態になりやすく、
そのまま使用を続けると、吸着剤の劣化が起こり元に戻
らないという課題を有していた。そのためその使用は永
久的ではなく、結果的に空気浄化用光触媒体の交換をし
なければ使用できなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためのものであり、粉末状光触媒粒子と、比表面積
が400 m2/g以下の粉末状吸着剤として粉末状活性
炭を混合してなる光触媒体で、前記光触媒粒子の重量を
Wt、吸着剤の重量をWaとし、その比をWt/Waと
した場合、1≦Wt/Wa≦4となるように混合した空
気浄化用光触媒体とするものである。このように、吸着
剤の比表面積を限定し、さらに吸着剤と光触媒の量を調
整することで吸着剤の劣化を防ぐものである。それは粉
末状の光触媒と粉末状の吸着剤を混ぜ合わせるときに、
光触媒の量を多くなるように調製された空気浄化用光触
媒体とした。
【0006】上記発明によれば、吸着剤によって吸着さ
れた悪臭物質が光触媒の効果によって効率よく分解され
るように、吸着剤を比表面積が小さいものに限定し、粉
末状の光触媒の量と粉末状の吸着剤の量を最適化したた
め、単位時間当たりに光触媒によって分解される悪臭物
質の量が増加し、吸着剤に吸着されたままの悪臭物質の
残存量が少なくなり、吸着剤を再生させることができ
る。さらにこれを繰り返すことで永久的に使用すること
ができる。
【0007】この効果を詳細に説明する。一般的に吸着
剤の比表面積が小さければ吸着量は少ない。またその吸
着剤は悪臭物質と同時に水も吸着することができる。一
方光触媒は紫外線を照射することによって励起され、そ
の表面に正孔を生じる。この正孔は+3.0Vという非
常に高い酸化電位を持ち、さまざまな化合物を酸化する
ことができる。さらにこの光触媒の表面にわずかでも水
が存在すれば、その水が光励起でできた正孔と反応して
水酸ラジカルを生じる。この水酸ラジカルは短寿命では
あるが、いろいろなものを酸化できる活性化学種であ
る。この水酸ラジカルは、有機化合物と反応すると最終
的には二酸化炭素と水に分解される訳である。つまり光
触媒の表面には少なからず水が必要となる訳である。本
発明では光触媒と吸着剤を適度に混合することによっ
て、その水をより効率よく光触媒の表面にもってくるこ
とができるようにした。
【0008】一方、光触媒と吸着剤の混合物において、
吸着剤に吸着された物質は表面拡散により、光触媒上に
移動し分解される。しかし、吸着剤の比表面積が大きく
て吸着力が強すぎたり、光触媒の量と吸着剤の量を最適
なものでなければ、この表面拡散は起こらず吸着物質が
吸着剤に残ったままになる。さらにこの表面拡散を起こ
りやすくするためには、吸着剤と光触媒との間で吸着物
質の濃度勾配が大きくなければならない。例えば同じ量
の吸着物質を同じ空間で分解することにする。一方で、
吸着剤が多ければ広い空間に吸着物質が吸着され、光触
媒との濃度勾配は小さい。他方、吸着剤が少なければ狭
い空間に多くの吸着物質が吸着され、光触媒との間の濃
度勾配は大きくなる。このことから、吸着剤の再生を最
適にする条件として、光触媒の量と吸着剤の量の適当な
割合が条件となる。
【0009】すなわち、光触媒の効果により吸着されて
いた物質は徐々に分解されるため、吸着剤の吸着効果が
復活する。結果としてこの空気浄化用光触媒体は、永久
的に吸着再生を繰り返すことができる訳である。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、粉末状光
触媒粒子と、比表面積が400 m2/g以下の粉末状吸
着剤として粉末状活性炭を混合してなる光触媒体で、前
記光触媒粒子の重量をWt、吸着剤の重量をWaとし、
その比をWt/Waとした場合、1≦Wt/Wa≦4と
なるように混合した空気浄化用光触媒体である。
【0011】粉末状光触媒粒子と粉末状吸着剤としての
活性炭の混合する割合を最適化することにより、吸着剤
に吸着する物質が速やかに光触媒粒子の作用によって分
解されるようにした。しかも吸着剤としての活性炭は比
表面積の小さいものを使用しているので、吸着した物質
を脱着しやすいようにしている。
【0012】さらに粉末状吸着剤に活性炭を使用する
と、悪臭物質の吸着速度が速いため速やかに脱臭ができ
る。しかも活性炭は悪臭物質と同時に空気中の水分も吸
着することができ、この水分は光触媒にとって非常に有
効に働くことができるため、光触媒による再生を一層高
めることができる。
【0013】請求項2記載の発明は、粉末状吸着剤が疎
水性ゼオライトであることを特徴とする請求項1記載の
空気浄化用光触媒体である。
【0014】粉末状吸着剤に疎水性ゼオライトを使用す
ると、悪臭物質の大半を占める有機化合物に対する吸着
速度が速いため速やかに脱臭ができる。しかも疎水性ゼ
オライトは吸着物質の脱着も容易であるため、光触媒に
よっての再生を一層高めることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、粉末状吸着剤がシ
リカゲルであることを特徴とする請求項1記載の空気浄
化用光触媒体である。
【0016】粉末状吸着剤にシリカゲルを使用すると、
悪臭物質と同時に空気中の水分も多く吸着することがで
きる。この水分は光触媒にとって非常に有効に働くこと
ができるため、光触媒による再生を一層高めることがで
きる。
【0017】請求項4記載の発明は、粉末状吸着剤が活
性炭と疎水性ゼオライトを混合したものであることを特
徴とする請求項1記載の空気浄化用光触媒体である。
【0018】粉末状吸着剤に活性炭と疎水性ゼオライト
の混合物を使用すると、活性炭のどんな物質でも吸着す
る吸着力と疎水性ゼオライトが有機化合物を優先的に吸
着する吸着力を合わせることができる。しかも活性炭は
空気中の水分も吸着することができる。この水分は光触
媒にとって非常に有効に働くことができ、なおかつ疎水
性ゼオライトは吸着物質の脱着も容易であるため、光触
媒による再生をより一層高めることができる。
【0019】請求項5記載の発明は、粉末状吸着剤がシ
リカゲルと疎水性ゼオライトを混合したものであること
を特徴とする請求項1記載の空気浄化用光触媒体であ
る。
【0020】粉末状吸着剤にシリカゲルと疎水性ゼオラ
イトの混合物を使用すると、シリカゲルが悪臭物質と同
時に空気中の水分も多く吸着することができる吸着力と
疎水性ゼオライトが有機化合物を優先的に吸着する吸着
力を合わせることができる。この水分は光触媒にとって
非常に有効に働くことができ、なおかつ疎水性ゼオライ
トは吸着物質の脱着も容易であるため、光触媒による再
生をより一層高めることができる。
【0021】
【実施例】(実施例1)本実施例1の空気浄化用光触媒
体の製造法について説明する。まず粉末状光触媒粒子と
して粉末状の酸化チタンを準備し、さらに粉末状吸着剤
として粉末状活性炭を準備し、それらを乳鉢、乳棒を利
用してよく混合した空気浄化用光触媒体を形成する。
【0022】<実験1>本発明の効果を判定するため、
次の実験を行った。前記製造方法による光触媒と吸着剤
の混合比を一定にした上で、吸着剤として比表面積の異
なる活性炭を使った空気浄化用光触媒体を用いて、40
3のボックスに入れた。そのボックスにトルエンを1
00ppm入れ、触媒体に紫外線を照射しながら、18
0分後のトルエンの濃度から得られる、二酸化炭素への
転換率を調べた。この値は次式から求められる。
【0023】二酸化炭素への転換率(%)=[(120
分後の二酸化炭素の濃度)/{100−(180分後の
トルエンの濃度)×7}]×100
【0024】トルエンの減少量と二酸化炭素への転換率
から総合判断を行った。その結果を(表1)に示す。
【0025】
【表1】
【0026】<実験2>次に光触媒の重量をWt、吸着
剤の重量をWaとしたときに、それらの混合比Wt/W
aを変えて、前記製造方法により空気浄化用光触媒体を
用いた。評価方法は実験1と同様の方法で行った。その
結果を(表2)に示す。
【0027】
【表2】
【0028】本発明は、吸着剤の比表面積を最適化し、
さらに粉末状光触媒の量と粉末状活性炭の量からそれら
の混合比を最適化したために、活性炭に吸着された物質
が酸化チタンによって分解されやすくなり、二酸化炭素
への転換率を向上させ、活性炭を再生させることができ
た。
【0029】(実施例2)本発明の実施例2の空気浄化
用光触媒体は、粉末状吸着剤として粉末状の疎水性ゼオ
ライトを用いたもので、それ以外は実施例1と同様の方
法で試作した。ここで用いる疎水性ゼオライトとは、そ
の組成がNa2Oを5%以下、Al23 を10%以下、
MgOを5%以下含み、それ以外はSiO2 から成るも
ので、疎水性の有機化合物の吸着に優れている。評価方
法は実験1に示した方法と同様の方法で行い、それらか
ら総合判断を行った結果を(表3)に示す。
【0030】
【表3】
【0031】(表3)の結果から、吸着剤を疎水性ゼオ
ライトにしたものについては、活性炭よりも吸着保持力
が弱いために、光触媒によって分解されやすく、二酸化
炭素への転換率を向上させ、疎水性ゼオライトを再生さ
せることができた。
【0032】(実施例3)本発明の実施例3の空気浄化
用光触媒体は、粉末状吸着剤として粉末状のシリカゲル
を用いたもので、それ以外は実施例1と同様の方法で試
作した。ここで用いるシリカゲルは、吸着物質と同時に
水を吸着しやすいため、光触媒による再生に優れてい
る。評価方法は実施例1に示した方法と同様の方法で行
い、それらから総合判断を行った結果を(表4)に示
す。
【0033】
【表4】
【0034】(表4)の結果から、吸着剤をシリカゲル
にしたものについては、シリカゲルが活性炭や疎水性ゼ
オライトよりも水分を吸着しやすいため、光触媒によっ
て分解されやすく、二酸化炭素への転換率を向上させ、
シリカゲルを再生させることができた。
【0035】(実施例4)本発明の実施例4の空気浄化
用光触媒体は、粉末状吸着剤として活性炭と疎水性ゼオ
ライトを混合したものを用いたもので、それ以外は実施
例1と同様の方法で試作した。疎水性ゼオライトが疎水
性の有機化合物の吸着に優れており、また活性炭が水分
を吸着するため、光触媒活性が高められ再生に優れてい
る。この評価方法は実施例1に示した方法と同様の方法
で行い、それらから総合判断を行った結果を(表5)に
示す。
【0036】なお、本実験では、実施例1と実施例2で
総合評価が最も高かった、Wt/Wa=7/3のとき
で、前記活性炭の重量をWc、疎水性ゼオライトの重量
をWzとし、その比をWz/Wcとした数値で判断を行
った。
【0037】
【表5】
【0038】(表5)の結果から、吸着剤として活性炭
と疎水性ゼオライトの混合物を使うと光触媒によって分
解されやすく、二酸化炭素への転換率がさらに向上した
と判断できる。
【0039】(実施例5)本発明の実施例5の空気浄化
用光触媒体は、粉末状吸着剤としてシリカゲルと疎水性
ゼオライトを混合したものを用いたもので、それ以外は
実施例1と同様の方法で試作した。疎水性ゼオライトが
疎水性の有機化合物の吸着に優れており、またシリカゲ
ルが水分を吸着するため、光触媒活性が高められ再生に
優れている。評価方法は実施例1に示した方法と同様の
方法で行い、それらから総合判断を行った結果を(表
6)に示す。なお本実験では、実施例2と実施例3で総
合評価が最も高かった、Wt/Wa=7/3のときで、
前記シリカゲルの重量をWs、疎水性ゼオライトの重量
をWzとし、その比をWs/Wcとした数値で判断を行
った。
【0040】
【表6】
【0041】(表6)の結果から、吸着剤としてシリカ
ゲルと疎水性ゼオライトの混合物を使うと光触媒によっ
て分解されやすく、二酸化炭素への転換率がさらに向上
したと判断できる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の発
明によれば、粉末状光触媒粒子と、粉末状吸着剤として
の活性炭の混合において、それらの混合比について最適
化を行い、さらに粉末状の吸着剤としては、比表面積が
400 m2/g以下のものを用いることにより、吸着力
を必要最小限に抑えることで、吸着剤の光触媒による再
生を行いやすい。その結果吸着剤に吸着した物質の光触
媒による分解率を上げることができる。
【0043】本発明の請求項2記載の発明によれば、粉
末状吸着剤として疎水性ゼオライトを用いることで、悪
臭物質の大半を占める有機化合物に対する吸着が起こり
やすく速やかに脱臭ができる。しかも疎水性ゼオライト
は吸着物質の脱着も容易であるため、吸着した物質の光
触媒による分解率を一層高めることができる。
【0044】本発明の請求項3記載の発明によれば、粉
末状吸着剤としてシリカゲルを用いることで、悪臭物質
と同時に水分も多く吸着することができる。その結果こ
の水分は光触媒にとって非常に有効に働くことができる
ため、吸着した物質の光触媒による分解率を一層高める
ことができる。
【0045】本発明の請求項4記載の発明によれば、粉
末状吸着剤として活性炭と疎水性ゼオライトの混合物を
用いることで、活性炭のどんな物質でも吸着する吸着性
能と疎水性ゼオライトが有機化合物を優先的に吸着する
吸着性能を合わせることができる。しかも活性炭は水分
を吸着することができる。その結果この水分は光触媒に
とって非常に有効に働くことができ、なおかつ疎水性ゼ
オライトは吸着物質の脱着も容易であるため、吸着物質
の光触媒による分解率を一層高めることができる。
【0046】本発明の請求項5記載の発明によれば、粉
末状吸着剤としてシリカゲルと疎水性ゼオライトの混合
物を用いることで、シリカゲルは悪臭物質と同時に水分
も多く吸着することができる吸着性能と疎水性ゼオライ
トが有機化合物を優先的に吸着性能を合わせることがで
きる。その結果この水分は光触媒にとって非常に有効に
働くことができ、なおかつ疎水性ゼオライトは吸着物質
の脱着も容易であるため、吸着物質の光触媒による分解
率を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるホルムアルデヒド除
去フィルターの断面図
【図2】従来の除去フィルターの断面図
【符号の説明】
1 フェライト系ステンレス基材 2 金属酸化物系被膜 3 アルミナ系担体 4 酸化チタン 5 触媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 20/20 B01J 20/20 D 21/08 21/08 M 21/18 21/18 M 29/04 29/04 M Fターム(参考) 4C080 AA05 AA07 BB02 CC02 HH05 JJ04 JJ09 KK08 LL10 MM02 MM04 MM05 MM06 QQ03 4G066 AA05B AA22B AA61B BA26 CA02 CA51 CA52 DA03 FA02 FA37 GA40 4G069 AA01 AA08 BA02A BA02B BA04B BA07A BA07B BA48A CA01 CA07 CA10 CA12 CA13 CA15 CA17 CA18 DA06 FA01 FB07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末状光触媒粒子と、比表面積が400
    2/g以下の粉末状吸着剤として粉末状活性炭を混合
    してなる光触媒体で、前記光触媒粒子の重量をWt、吸
    着剤の重量をWaとし、その比をWt/Waとした場
    合、1≦Wt/Wa≦4となるように混合した空気浄化
    用光触媒体。
  2. 【請求項2】 粉末状吸着剤が疎水性ゼオライトである
    ことを特徴とする請求項1記載の空気浄化用光触媒体。
  3. 【請求項3】 粉末状吸着剤がシリカゲルであることを
    特徴とする請求項1記載の空気浄化用光触媒体。
  4. 【請求項4】 粉末状吸着剤が活性炭と疎水性ゼオライ
    トを混合したものであることを特徴とする請求項1記載
    の空気浄化用光触媒体。
  5. 【請求項5】 粉末状吸着剤がシリカゲルと疎水性ゼオ
    ライトを混合したものであることを特徴とする請求項1
    記載の空気浄化用光触媒体。
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