JP2000116228A - コンバインにおける穀粒貯留装置 - Google Patents

コンバインにおける穀粒貯留装置

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JP2000116228A
JP2000116228A JP11337658A JP33765899A JP2000116228A JP 2000116228 A JP2000116228 A JP 2000116228A JP 11337658 A JP11337658 A JP 11337658A JP 33765899 A JP33765899 A JP 33765899A JP 2000116228 A JP2000116228 A JP 2000116228A
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JP
Japan
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glen tank
tank
glen
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grain tank
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JP11337658A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Takeuchi
賢一朗 竹内
Masami Osaki
正美 大崎
Junji Doihara
純二 土居原
Hiroshi Kugimiya
釘宮  啓
Eiji Shinozaki
栄治 篠崎
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メンテナンスのため、しばしばグレンタンクを
外開きさせるが、そのときは、操作レバ−をグレンタン
クの傾斜部よりも下方の底部近くに設けていたので、グ
レンタンクの開閉を行なうときにおける作業姿勢が窮屈
であり作業が面倒である。 【解決手段】エンジンル−ムに対向するグレンタンク3
の前板20には、長手方向を縦方向に設け且つ自由端を
螺旋コンベア側に設けてグレンタンクを固定するロック
装置35の係合フック36を作動する操作レバ−40の
回動中心部をグレンタンク3の傾斜部より上方に位置す
るとともにグレンタンク3の開き方向側に偏倚し、グレ
ンタンク3の下部に機体フレ−ム1に係合する固定係合
用ピン43を設けてなるコンバインにおける穀粒貯留装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収穫機、例えばコンバ
インのグレンタンクに係るものである。
【0002】
【従来技術】下方に走行装置を有する車体の左右一側上
方位置に設けた脱穀装置と、車体の左右他側上方位置に
設けたグレンタンクと、前記グレンタンクを外開き回動
自在に取付けるための前記グレンタンクの後部側の外側
部分に設けた垂直軸支手段と、該グレンタンクの底部に
設け軸の端部が前側に突出している螺旋コンベアと、該
螺旋コンベア軸の前端突出部に固定された受動プ−リ
と、ベルトを介して受動プ−リを回転する構成とし、グ
レンタンクの底部近くに脱穀装置に設けた係合軸に係合
する係合フックの操作レバ−を位置させた収穫機のグレ
ンタンクは、実開平2−93936号公報、実開昭60
−36046号公報などにおいて部分的に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公知の手
段は、メンテナンスのため、しばしばグレンタンクを外
開きさせるが、そのときは、操作レバ−をグレンタンク
の傾斜部よりも下方の底部近くに設けていたので、グレ
ンタンクの開閉を行なうときにおける作業姿勢が窮屈で
あり作業が面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、グレンタン
クの開閉作業を容易に行い得る収穫機のグレンタンクを
提供するのであって、つぎのような技術的手段を講じ
た。
【0005】すなわち、下方に走行装置を設けた左右一
側上方位置に設けた脱穀装置2と、前記機体フレ−ム1
の左右他側上方位置で且つ機体フレ−ム1の前部に設け
たエンジンル−ム4の後方に設けて下部を下端に向かっ
て内側に傾斜した傾斜部を有するたグレンタンク3と、
前記グレンタンク3を外開き回動自在に取付けるための
グレンタンク3の後部側の外側部分に設けた縦軸支手段
と、グレンタンク3の底部に設けて軸52の端部が前側
に突出している螺旋コンベア46と、エンジンル−ム4
とグレンタンク3との間の空間部にエンジンから出力し
た動力を螺旋コンベア46に伝動する伝動手段とを設
け、エンジンル−ムに対向するグレンタンク3の前板2
0には、長手方向を縦方向に設け且つ自由端を螺旋コン
ベア側に設けてグレンタンクを固定するロック装置35
の係合フック36を作動する操作レバ−40の回動中心
部をグレンタンク3の傾斜部より上方に位置するととも
にグレンタンク3の開き方向側に偏倚し、グレンタンク
3の下部に機体フレ−ム1に係合する固定係合用ピン4
3を設けてなるコンバインにおける穀粒貯留装置とし
た。
【0006】
【作用】コンバインの脱穀装置2によって脱穀処理され
た穀粒は適宜の搬送手段によりグレンタンク3に供給さ
れて貯留される。このような収穫作業の前後あるいは途
中でグレンタンクや伝動手段を点検・調整する場合に
は、作業者は操作レバ−40を操作してロック装置35
の係合フック36を作動しグレンタンクの固定を解除す
る。また、作業者はグレンタンク3の下部に設けた固定
係合用ピン43を操作して機体フレ−ム1との係合を解
く。
【0007】
【効果】下方に走行装置を設けた左右一側上方位置に設
けた脱穀装置2と、前記機体フレ−ム1の左右他側上方
位置で且つ機体フレ−ム1の前部に設けたエンジンル−
ム4の後方に設けて下部を下端に向かって内側に傾斜し
た傾斜部を有するたグレンタンク3と、前記グレンタン
ク3を外開き回動自在に取付けるためのグレンタンク3
の後部側の外側部分に設けた縦軸支手段と、グレンタン
ク3の底部に設けて軸52の端部が前側に突出している
螺旋コンベア46と、エンジンル−ム4とグレンタンク
3との間の空間部にエンジンから出力した動力を螺旋コ
ンベア46に伝動する伝動手段とを設け、エンジンル−
ムに対向するグレンタンク3の前板20には、長手方向
を縦方向に設け且つ自由端を螺旋コンベア側に設けてグ
レンタンクを固定するロック装置35の係合フック36
を作動する操作レバ−40の回動中心部をグレンタンク
3の傾斜部より上方に位置するとともにグレンタンク3
の開き方向側に偏倚し、グレンタンク3の下部に機体フ
レ−ム1に係合する固定係合用ピン43を設けたもので
あるから、地面から比較的高い位置にある操作レバ−4
0を操作することにより、グレンタンク3と機体側との
間のロック装置35のロック解除を楽な姿勢で手際よく
行なえ、グレンタンク3の回動作業性を向上させること
ができる。また、グレンタンク3のふらつきがなく機体
に対して安定姿勢を保持することができ安全であり、さ
らに、エンジンル−ムとグレンタンク3とのあいだの空
間部を有効利用できるとともに操作レバ−40の自由端
を螺旋コンベア側に設けことにより、作業者は操作レバ
−の操作を行ない易い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明すると、1はコンバイン等の収穫機の機体
フレ−ムであり、図2において、2は前記機体フレ−ム
1の上方位置に設けた脱穀装置、3は前記脱穀装置2の
側部に設けたグレンタンク、4は前記グレンタンク3の
前側に空間26を置いて設けたエンジン、吸気装置等を
有するエンジンル−ム、5は前記エンジンル−ム4の前
側に設けた操縦席、6は前記脱穀装置2の後側に設けた
カッタまたは結束装置を有する排藁処理部であり、図示
は省略するが、前記機体フレ−ム1の下方には走行装置
を、前記脱穀装置2および前記操縦席5の前側には刈取
部をそれぞれ設けている。
【0009】前記グレンタンク3は下部を内側に向けて
傾斜部を形成するとともに、前記脱穀装置2内に設けた
一番コンベアの終端部に接続した穀物供給用揚穀装置の
上部を接続し、前記一番コンベアにより取出された穀物
を貯留する。前記グレンタンク3には外側に拡大するサ
ブタンク7を設ける(図1)。サブタンク7は側板8と
該側板8の前後に設けた前後板9、10により断面上向
きコ型形状に形成され(図3)、前記側板8の下部を回
動自在にグレンタンク3に取付ける。
【0010】即ち、サブタンク7は前記グレンタンク3
内に格納され、サブタンク7の上部を側方に引出すと前
記グレンタンク3の容積を拡大させる。前記側板8の上
縁は前記グレンタンク3の天板11の前縁よりも上方に
突出させて把持部12に形成し(図4)、該把持部12
に手を掛けてサブタンク7を手前に引き出す。そして、
前記サブタンク7とグレンタンク3との間には、前記サ
ブタンク7を格納時グレンタンク3側に固定するロック
装置13を設ける(図4、図5)。
【0011】ロック装置13は前記サブタンク7の側板
8の前後縁を内側に屈曲させて形成した屈曲部14、1
5のそれぞれの内面にグレンタンク3側に突出する係合
軸16、17の基部をそれぞれ固定し、前記係合軸1
6、17に係合する係合フック18、19を前記グレン
タンク3の前板20と後板21のそれぞれに設けて構成
する。
【0012】前記係合フック18、19は、その基部
を、前記サブタンク7の前後板9、10の上方であって
前記グレンタンク3内を前後に貫通する連結軸22の前
記グレンタンク3の前後板20、21より突出する突出
部にそれぞれ固定し、連結軸22の前端は前記係合フッ
ク18よりも前側に突出させ、該突出部に操作部材23
の中間部を固定する。
【0013】操作部材23は一軸形状に形成され、前記
連結軸22より上部は前記エンジンル−ム4の上部より
も上方に突出させて上部操作レバ−24に形成し、上部
操作レバ−24は前記操縦席5より手の届く範囲に臨ま
せ、前記操作部材23の下部は下部操作レバ−25に形
成し、下部操作レバ−25の下端は前記空間26内の下
方に臨ませ、圃場より操作可能に構成し、前記操作部材
23は操縦席5と圃場との二方向から操作可能に構成し
ている。
【0014】27は前記係合フック18、19が係合軸
15、16に係合するように付勢するバネ、28は係合
フック18、19のストッパ、30は前記空間26の側
面を包囲するカバ−であり、カバ−30には係合フック
31を設け、該係合フック31を前記グレンタンク3の
前板20側に設けた係合軸32に係合させて着脱自在に
取付ける。
【0015】しかして、前記グレンタンク3は機体側に
対して側方に回動するように上部軸33および下部軸3
4により取付けられ(図6)、前記脱穀装置2とグレン
タンク3との間にはロック装置35(ロック手段B)を
設けている(図4)。ロック装置35は前記空間26内
に設けられ、前記グレンタンク3の前板20の奥側上部
に係合フック36を設け、係合フック36を前記脱穀装
置2とグレンタンク3との間に設けたフレ−ム37側に
設けた係合軸38に係合させる。
【0016】39は前記係合フック36と操作レバ−4
0との間に設けたロッドである。該操作レバ−40は自
由端部を下方に位置し、回動中心部をグレンタンク3の
傾斜部よりも上方に位置するとともに外側に向けて回動
する側に偏倚して設け、前記空間26の下部手前側に位
置させる。
【0017】前記グレンタンク3の前部外側下面には係
合片41を設け、前記機体フレ−ム1には前記係合片4
1が挿入係合する係合板42を固定する。係合板41は
前記機体フレ−ム1の上面との間に隙間48を有して設
けられ、隙間48の奥側には突当面49を形成する。即
ち、係合片41は、グレンタンク3を格納させると、前
記係合板42と機体フレ−ム1との間の隙間48に挿入
され、突当面49に当接して、グレンタンク3の回動を
停止させる。
【0018】43は係合片41と係合板42とが係合し
た状態で前記機体フレ−ム1に係合する固定係合用ピン
であり、前記グレンタンク3の前板20の下部に支持部
材70を設け、該支持部材70に上下動自在に挿通して
いる。該固定係合用ピン43の上部は前記支持部材70
より上方に突出させて屈曲させて操作レバ−68を形成
する。固定係合用ピン43と操作レバ−68によりロッ
ク手段Aを構成する。
【0019】45は前記グレンタンク3内に設けた螺旋
コンベア46を駆動させるプ−リであり、プ−リ45は
前記螺旋コンベア46の螺旋コンベア軸52の前端に固
定する。前記機体フレ−ム1側には前記プ−リ45と対
をなすプ−リ67を設け、プ−リ45とプ−リ67との
間にベルト50を掛け回す。51はテンションプ−リで
ある。
【0020】しかして、前記グレンタンク3を回動させ
るときには、前記ロック装置35の操作レバ−40を操
作して係合フック36を係合軸38より離脱させ、前記
固定係合用ピン43を操作レバ−68により機体フレ−
ム1より抜き、前記プ−リ45よりベルト48を外す
が、ロック装置35の操作レバ−40および前記固定係
合用ピン43の操作レバ−68は前記空間26内の前記
プ−リ45の周辺に集中して配置し、グレンタンク3の
外開き回動作業を容易にしている。
【0021】しかして、前記グレンタンク3の後側に
は、前記螺旋コンベア46の後部を突出させ、これを排
出筒53により包囲し、排出筒53は機体フレ−ム1に
固定のオ−ガメタル54を接続し、オ−ガメタル54の
上側開口部55には排出揚穀装置47の縦筒部56の下
部を回転のみ自在に嵌合させる。前記縦筒部56の上部
には、図示は省略するが排出オ−ガを取付け、該排出オ
−ガは前記縦筒部56を回転させることにより旋回し
て、圃場近傍に待機中のトラックのタンクにグレンタン
ク3内の穀物を排出させる。
【0022】前記縦筒部56の下部外周には該縦筒部5
6を回転させるための受動ギヤ57を設け、受動ギヤ5
7には前記オ−ガメタル54側に設けたモ−タ58によ
り回転する駆動ギヤ59を噛合わせる。前記オ−ガメタ
ル54には抜け防止体60の下部を固定し、抜け防止体
60の上部は縦筒部56側に屈曲させて前記受動ギヤ5
7の上方に臨ませる。縦筒部56の下部はメンテナンス
等のため前記オ−ガメタル54に着脱自在に嵌合してい
るので、前記抜け防止体60により前記排出オ−ガを旋
回させたときの荷重により縦筒部56がオ−ガメタル5
4より抜けるのを防止する。抜け防止体60は前記モ−
タ58のステ−に取付けることもある。
【0023】前記縦筒部56の受動ギヤ57の上面また
は下面側にはストッパ61を設け、ストッパ61は前記
縦筒部56を回転させたとき、前記抜け防止体60に当
接するように構成し、前記排出オ−ガの旋回を規制す
る。したがって、通常は前記モ−タ58の回転をセンサ
等により制御して、前記排出オ−ガの旋回を規制してい
るが、この電気的制御が作動しないときでも、ストッパ
61と抜け防止体60との当接により排出オ−ガの旋回
を機械的に規制し、排出オ−ガが操縦席5の着座者に衝
突する等の危険を回避し、機体の損傷も防止する。
【0024】62は後部縦フレ−ムであり、その上部は
前記フレ−ム37に連結し、下部は機体フレ−ム1に固
定する。後部縦フレ−ム62の上部には前記縦筒部56
を支持する回転支持部材63を設け、後部縦フレ−ム6
2の中間部には前記排藁処理部6側の軸64を軸着する
軸着金具65を固定する。
【0025】即ち、前記フレ−ム37はその前端部は前
記脱穀装置2およびエンジンル−ム4に固定し、その中
間部は図示は省略するが穀物供給用揚穀装置に取付け、
その後部は屈曲させて前記回転支持部材63に固定する
とともに、フレ−ム37の後部に前記後部縦フレ−ム6
2の上部を固定し、フレ−ム37と後部縦フレ−ム62
は相互に支持する関係に構成し、前記排藁処理部6は後
部縦フレ−ム62を中心に回動自在に構成し、排藁処理
部6の回動とグレンタンク3の回動は相互に強固に支持
する関係に構成している。
【0026】図中、66は一端を前記フレ−ム37側に
係止し、他端を前記上部軸33近傍に係止したワイヤで
あり、前記グレンタンク3の外開き回動を規制する。つ
ぎに、前記構成に基づく作用を述べる。
【0027】操縦席5に着座して機体を前進させ、分草
体により穀稈を分草し、分草した穀稈を穀稈引起装置に
より引起して刈刃により刈取り、刈取った穀稈を脱穀装
置2へ供給して脱穀して風選し、一番物は一番コンベア
により取出され、穀物供給用揚穀装置により脱穀装置2
の側部に設けたグレンタンク3に貯留する。
【0028】前記グレンタンク3は、その容積を拡大す
るためにサブタンク7が設けられ、操作部材23を回動
操作すると、連結軸22が回転し、連結軸22の回転に
より前記係合フック18、19は連結軸22を中心に回
動して前記係合軸16、17より外れ、サブタンク7を
手前に引出すことができる。
【0029】この場合、操作部材23の上部は前記エン
ジンル−ム4の上部より上方に突出させて上部操作レバ
−24に形成し、上部操作レバ−24の上部は前記操縦
席5より手の届く範囲に臨ませ、操作部材23の下部は
下部操作レバ−25に形成し、下部操作レバ−25の下
端は前記グレンタンク3とエンジンル−ム4との間の空
間26内の下方に臨ませているから、操縦席5または圃
場から上部操作レバ−24または下部操作レバ−25を
操作すると、連結軸22が回転し、係合フック18、1
9は係合軸16、17より離脱し、ロック装置13を外
すことができる。したがって、前記操作部材23は操縦
席5と圃場からの二方向から操作可能であるから、種々
の作業状態に応じて、サブタンク7を引出すことがで
き、作業性を向上させている。
【0030】しかして、グレンタンク3およびサブタン
ク7内に穀物が一杯になると、機体を圃場近傍に待機さ
せたトラックの近傍にまで走行させ、モ−タ58により
駆動ギヤ59を回転させ、駆動ギヤ59が受動ギヤ57
を回転させて排出揚穀装置47の縦筒部56を回転させ
て排出オ−ガを旋回させて前記トラックのタンク上方に
位置させ、この状態で螺旋コンベア46および排出揚穀
装置47を作動させてグレンタンク3およびサブタンク
7内の穀物をトラックに設けたタンクに排出する。
【0031】しかして、排出作業の終了または前記グレ
ンタンク3と前記脱穀装置2の間の伝動装置が不具合に
なると、ロック装置35(ロック手段B)の操作レバ−
40を操作して係合軸38より係合フック36を離脱さ
せ、プ−リ45よりベルト50を外し、ロック手段Aの
操作レバ−68により固定係合用ピン43を上方に引く
と、前記グレンタンク3は上部軸33および下部軸34
を中心に外開き回動し、前記グレンタンク3と前記脱穀
装置2の間に空間が形成するから、容易にメンテナンス
が行なえる。
【0032】この場合、ロック装置35(ロック手段
B)の操作レバ−40と、前記固定係合用ピン43の操
作レバ−68(ロック手段A)と、グレンタンク3を引
き出すときのハンドル44は、前記プ−リ45の近傍に
配置させているから、螺旋コンベア46のプ−リ45か
らベルト50を外すとき、グレンタンク3と機体側との
間のロック装置35のロック解除および固定係合用ピン
43の係合解除を手際よく行なえ、グレンタンク3の回
動作業性を向上させる。
【0033】しかして、前記メンテナンス作業が終了す
ると、グレンタンク3を格納位置に回動させるが、グレ
ンタンク3の前部下面には係合片41を設け、前記機体
フレ−ム1には係合板42を機体フレ−ム1の上面との
間に隙間48を有して設け、隙間48の奥側には突当面
49を形成しているから、グレンタンク3を格納させる
と、係合片41は前記係合板42と機体フレ−ム1との
間の隙間48に挿入されて突当面49に当接して、グレ
ンタンク3の回動を所定の格納位置に正確に停止させ
る。したがって、前記固定係合用ピン43を機体フレ−
ム1に係合させるのが容易となるばかりでなく、係合片
41は前記係合板42と機体フレ−ム1とにより上下に
挟持されるので、グレンタンク3が上下振動するのも防
止する。
【0034】また、グレンタンク3は所定位置に確実に
格納されるので、螺旋コンベア46のプ−リ45と機体
フレ−ム1側に設けたプ−リ67との間の間隔は変化せ
ず、また、プ−リ45の上下振動も防止されるので、ベ
ルト48は確実に回転を伝達する。
【図面の簡単な説明】
【図1】サブタンクを拡大した状態の概略斜視図。
【図2】平面図。
【図3】グレンタンクとサブタンクの概略断面図。
【図4】グレンタンクの正面図。
【図5】作用状態図。
【図6】作用状態図。
【図7】平面図。
【図8】側面図。
【図9】平面図。
【図10】側面図。
【図11】背面図。
【図12】断面図。
【符号の説明】
1 機体フレ−ム 2 脱穀装置 3 グレンタンク 4 エンジンル−ム 20 前板 35 ロック装置 36 係合フック 40 操作レバ− 46 螺旋コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 釘宮 啓 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 篠崎 栄治 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に走行装置を設けた左右一側上方位
    置に設けた脱穀装置2と、前記機体フレ−ム1の左右他
    側上方位置で且つ機体フレ−ム1の前部に設けたエンジ
    ンル−ム4の後方に設けて下部を下端に向かって内側に
    傾斜した傾斜部を有するたグレンタンク3と、前記グレ
    ンタンク3を外開き回動自在に取付けるためのグレンタ
    ンク3の後部側の外側部分に設けた縦軸支手段と、グレ
    ンタンク3の底部に設けて軸52の端部が前側に突出し
    ている螺旋コンベア46と、エンジンル−ム4とグレン
    タンク3との間の空間部にエンジンから出力した動力を
    螺旋コンベア46に伝動する伝動手段とを設け、エンジ
    ンル−ムに対向するグレンタンク3の前板20には、長
    手方向を縦方向に設け且つ自由端を螺旋コンベア側に設
    けてグレンタンクを固定するロック装置35の係合フッ
    ク36を作動する操作レバ−40の回動中心部をグレン
    タンク3の傾斜部より上方に位置するとともにグレンタ
    ンク3の開き方向側に偏倚し、グレンタンク3の下部に
    機体フレ−ム1に係合する固定係合用ピン43を設けて
    なるコンバインにおける穀粒貯留装置。
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