JPH0638608A - 汎用形コンバイン - Google Patents

汎用形コンバイン

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JPH0638608A
JPH0638608A JP5173899A JP17389993A JPH0638608A JP H0638608 A JPH0638608 A JP H0638608A JP 5173899 A JP5173899 A JP 5173899A JP 17389993 A JP17389993 A JP 17389993A JP H0638608 A JPH0638608 A JP H0638608A
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rear cutting
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reaping
mowing
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千里 安楽
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東司 古田
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重人 衣川
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Yanmar Co Ltd
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YOUKA TEKKO KK
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈取部5による刈取時の前刈刃53の対地高
さ昇降調整時には、後刈刃10を昇降させず、後刈刃1
0による刈跡を低く揃えることができ、刈取作業終了時
など刈取部5を刈取時の昇降調整範囲を越えて上昇移動
させたときには、後刈刃10の駆動を停止して、後刈刃
10の駆動停止操作の忘れによる事故を防止する。 【構成】 前刈刃53を設けた刈取部5を第1昇降装置
6により昇降自由に支持した機体1に、該機体の前方
で、刈取部5の後方に第2昇降装置11を介して後刈刃
10を昇降自由に支持し、この後刈刃10への駆動系に
クラッチ33を設けると共に、刈取部5における刈取時
の昇降調整範囲を越えた上昇移動に連動してクラッチ3
3を切動作し、後刈刃10の駆動を停止する連動機構を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汎用形コンバイン、詳し
くは穀稈もろともに刈取り、この刈取った穀稈を脱穀装
置に送り脱穀処理する汎用形コンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種汎用形コンバインにあって
は、脱穀装置における扱胴の負荷を少なくして脱穀効率
を上げるため及び刈取部における刈刃をもつプラットホ
ームの土中への突込みを防止するために、前記刈取部の
対地高さ、つまり刈刃の対地高さを自脱形コンバインに
較べて高く設定して刈取作業を行なうように構成してい
る。
【0003】ところで、前記刈刃の対地高さを高く設定
すると、刈跡の切株の高さが高くなるために、穀稈刈取
後の圃場の後処理作業が行ないにくゝなる問題があっ
た。
【0004】この問題を解決する手段として、従来例え
ば実開昭49−70043号公報に示される如く刈取部
におけるプラットホームの前方部に前刈刃を設け、後方
部に後刈刃を前刈刃よりも低位置に配設して、前記前刈
刃で刈取られた切株を前記後刈刃でさらに低く刈取るべ
く構成したものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のものでは、前記前刈刃と後刈刃とを刈取部におけるプ
ラットホームに設けた構成となっているため、刈取部に
よる刈取時、穀稈の種類や高さなどに応じて前記刈取部
を昇降させて前刈刃の対地高さを調整すると、該前刈刃
と共に後刈刃も昇降することになり、このため、前記後
刈刃による切株の刈取り高さが変化することになり、刈
後を低く揃えることができない問題があった。
【0006】本発明の目的は、前刈刃をもつ刈取部と後
刈刃とを機体にそれぞれ独立して昇降自由に支持し、刈
取部による刈取時の前刈刃の対地高さ昇降調整時には、
前記後刈刃を昇降させず、その高さを一定に保って該後
刈刃による刈跡を低く揃えることができ、刈取作業終了
時など前記刈取部を刈取時の昇降調整範囲を越えて上昇
移動させたときには、後刈刃の駆動を停止して、該後刈
刃の駆動停止操作の忘れによる事故を確実に防止し得る
汎用形コンバインを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前刈刃53を
設けた刈取部5を機体1に第1昇降装置6により昇降自
由に支持すると共に、前記機体1の前方で、前記刈取部
5の後方に位置する後刈刃10を第2昇降装置11を介
して前記機体1に昇降自由に支持した汎用形コンバイン
であって、前記後刈刃10への駆動系にクラッチ33を
設けると共に、前記刈取部5における刈取時の昇降調整
範囲を越えた上昇移動に連動して前記クラッチ33を切
動作し、前記後刈刃10の駆動を停止する連動機構を設
けたのである。
【0008】
【作用】上記構成により、前記刈取部5による刈取時、
前刈刃53の対地高さを変更するための刈取部5を昇降
調整する場合、前記後刈刃10が前記刈取部5に連動し
て昇降させることがなく、前記後刈刃10の高さを一定
に保って該後刈刃10による刈跡を低く揃えて刈取るこ
とができ、また、刈取作業終了時など前記刈取部5を刈
取時の昇降調整範囲を越えて上昇移動させたときには、
前記連動機構により前記刈取部5の上昇移動に連動して
前記クラッチ33を切動作し、前記後刈刃10の駆動を
停止できるのであり、これにより前刈刃53の刈跡を低
く揃えることができる後刈刃10を備えた汎用形コンバ
インの利点を有しながら、更にその上で、前記後刈刃1
0の駆動停止操作の忘れによる事故を確実に防止できる
のである。
【0009】つまり、刈取部5に設ける前刈刃53とは
別に、機体1に後刈刃10を設けて、前刈刃53により
刈残された切株の高さをさらに低く刈取るようにした汎
用形コンバインにあっては、刈取部5を上昇させて上昇
退避位置に位置させたときには、機体側に設けた後刈刃
10は、刈取部5の上昇退避に伴い該刈取部5の後方に
収納するにしても依然として刈取部5の下方側において
露出することになる構造上、駆動状態にある後刈刃10
に誤って外物や作業者などが当たったり、接触したりす
ると極めて危険であり、かかる汎用形コンバイン特有の
問題を、前記のように刈取部5の刈取時の昇降調整範囲
を越えた上昇移動に連動してクラッチ33を切動作する
という手段により解決したのであって、前記後刈刃10
が駆動状態であることによる事故を未然に防止できるの
である。しかも、クラッチ33は、刈取部5の刈取時の
昇降調整範囲を越えた上昇移動に連動して切られ、後刈
刃10の駆動を停止するのであるから、汎用形コンバイ
ンにおける事故の防止を適切かつ確実に防止できるので
ある。
【0010】
【実施例】第4図は汎用形コンバインを示すもので、該
コンバインは、クローラ2により走行する如くした機体
1に、スクリュー形扱胴31をもち、該扱胴の下方にク
リンプ網32をもった脱穀装置3と揺動選別装置4とを
設けると共に、前記機体1の前方に刈取部5を油圧シリ
ンダから成る第1昇降装置6を介して上下昇降可能に支
持する一方、前記脱穀装置3の側方には、該脱穀装置3
で脱穀した穀粒を貯溜する穀粒タンク7を設け、このタ
ンク7の前方には運転席8及び運転操作部9を設け、前
記タンク7の後方にはエンジン(図示せず)を搭載した
ものである。
【0011】又、前記刈取部5は、未刈り穀稈を取入れ
るヘッダー51をもったプラットホーム52と、このプ
ラットホーム52の前部に取付ける往復駆動形の前刈刃
53とこの前刈刃53の後方に配設される穀稈掻込用ド
ラム54及び前記プラットホーム52の後部に連結さ
れ、前記前刈刃53が刈取つた穀稈を前記脱穀装置3に
搬送するコンベヤ56と該コンベヤ56を覆うフィーダ
ハウス57とをもつ搬送装置55とから成り、前記プラ
ットホーム52の後部上方には穀稈掻込リール58を油
圧シリンダ59を介して上下昇降可能に支持するのであ
る。
【0012】しかして、前記機体1の前方で前記刈取部
5の後方位置には、後刈刃10を第2昇降装置11を介
して前記機体1に昇降自由に支持し、上昇位置で前記刈
取部5の後方に収納する如く成す一方、前記後刈刃10
の収納位置への上昇時、前記後刈刃10の駆動を停止す
る如くなしたのである。
【0013】具体的には、前記後刈刃10の第2昇降装
置11として、第1図に示す如く、後刈刃10の受台1
0aの一側にヘ字形の第1取付アーム12を、他側に直
線状の第2取付アーム13をそれぞれ設けて、前記第1
取付アーム12の遊端部を前記機体1の前方一側に固定
したコ字形の第1支持フレーム14に、また第2取付ア
ーム13の遊端部を機体の前方他側に固定した第2支持
フレーム15に枢支軸16,17を介して枢着する一
方、前記第1取付アーム12と第2取付アーム13との
受台10a近くを連結杆18により連結して、該連結杆
18の中間部に頭付き引上杆19の下部を機体1の前後
方向に揺動自在に支持すると共に、該引上杆19に操作
レバー20を連結して、該レバー20による引上杆19
の引上操作により前記後刈刃10を機体1に対し前記枢
着軸16,17を中心として昇降自由に支持したのであ
る。又、第1図中、20a,20bは前記操作レバー2
0を後刈刃10の下降位置と上昇位置(収納位置)とに
おいて係止維持する係止具である。
【0014】又、図に示す実施例では、前記後刈刃10
と前記刈取部5のフィーダハウス57との間に、該刈取
部5における刈取時の昇降調整範囲を越えた上昇に連動
して前記後刈刃10を上昇させる連動手段を設けてお
り、該連動手段は、前記操作レバー20を、フィーダハ
ウス57の側壁に固定される支持軸21を介して機体1
の前後方向に揺動自由に支持すると共に、前記下降側係
止具20aをフィーダハウス57に、また上昇側係止具
20bを機体1側に取付け、前記レバー20の下端部を
前記引上杆19に、該引上杆19に対し摺動自在とした
摺動体22を介して連結し、かつ、該摺動体22と引上
杆19の頭部19aとの間にスプリング23を介装し
て、該スプリング23の弾性力により前記摺動体22を
頭部19aから離間させる如く成し、前記刈取部5にお
ける刈取時の昇降調整範囲内においては、フィーダハウ
ス57と共に下降側係止具20aに係止する前記レバー
20が上昇しても、前記摺動体22により前記スプリン
グ23が圧縮されるだけで、引上杆19の引上げによる
後刈刃10の上昇は行なわれず、また、前記刈取部5が
前記昇降調整範囲を越えて上昇したときに、前記スプリ
ング23が前記摺動体22により全圧縮して前記レバー
20と引上杆19とが一体化し、該引上杆19が引上げ
られることになり、これにより前記後刈刃10が前記刈
取部5に連動して上昇するようにしている。
【0015】また、前記後刈刃10の駆動は、第2図及
び第3図に示す如く、フィーダハウス57のPTO軸2
4からの動力を利用して行なうのであって、詳しくは、
前記枢着軸17に従動プーリ25を固定すると共に、該
プーリ25と前記PTO軸24との間に駆動プーリー2
6をもつ入力軸27を機体側支持部材に回転自由に設け
て、前記PTO軸24からの動力をチェン28を介して
入力軸27に伝達し、かつ、この動力を前記駆動プーリ
26から伝動ベルト29を介して従動プーリ25に伝達
して前記枢着軸17を回転駆動させる如く成す一方、前
記枢着軸17の外側端部に回転リンク30を設けると共
に、該リンク30に往復杆31をピボッタブルに連結
し、かつ、該往復杆31を前記受台10aに設けたベル
クランク32に連結して、前記枢着軸17の回転に伴な
う往復杆31の往復動作により該ベルクランク32を揺
動させ、該ベルクランク32の揺動により既知の通り後
刈刃10を往復駆動させるべく成している。
【0016】又、33は前記第2支持フレーム15にア
ーム34を介して揺動可能に設けた前記伝動ベルト29
のテンションクラッチであって、該クラッチ33のアー
ム34と前記操作レバー20との間に、アウターケーブ
ル35aとインナーワイヤ35bとからなる操作ワイヤ
35と、引張ばね36とによる連動機構を介装して前記
後刈刃10の降下位置側に位置し、前記操作レバー20
が下降側係止具20aに係止する場合においては、前記
インナーワイヤ35bを牽引して前記ばね36を介し前
記クラッチ33を前記ベルト29を緊張する下方向に付
勢し、また前記操作レバー20を上昇側係止具20bに
係止させて前記後刈刃10を収納位置に位置させたとき
には、前記インナーワイヤ35bが弛んで前記ばね36
が伸長し、前記クラッチ33が第2図仮想線に示す如く
上方向に揺動して前記入力軸27から枢着軸17に至る
動力を遮断し、前記後刈刃10の駆動を停止する如く構
成している。
【0017】本発明は以上の如く構成したもので、刈取
部5による刈取時、穀稈の種類やその高さなどにより前
刈刃53の対地高さを調整するため前記刈取部5を第1
昇降装置6により昇降調整する範囲内においては、前記
刈取部5のフィーダハウス27の上昇と共に操作レバー
20が上昇しても、該レバー20の下部に設けた摺動体
22が引上杆19に対し摺動して該摺動体22により前
記スプリング23を圧縮するだけで、引上杆19の引上
げによる後刈刃10の上昇は行なわれず、その高さを一
定に保って該後刈刃10による刈跡を低く揃えることが
できるのである。
【0018】また、前記刈取部が、その刈取時の昇降調
整範囲を越えて上昇したときには、前記摺動体22の摺
動により前記スプリング23が全圧縮して、前記レバー
20と引上杆19とが一体化し、これによりレバー20
の上昇に伴なって引上げられて後刈刃10が前記刈取部
5に連動して上昇し、該後刈刃10を上方退避位置へ移
動させられるのであり、これにより、刈取作業終了後に
おける前記後刈刃10への切藁の突込みや切株の突込み
及び外物との衝突による後刈刃10の破損を防止できる
のである。
【0019】そして、前記刈取部5が、その刈取時の昇
降調整範囲を越えて上昇したときには、前記レバー20
が上昇移動することに伴って該操作レバー20に連結し
たインナーワイヤ35bが弛んで前記ばね36が伸長す
るのであり、これによりテンションクラッチ33が第2
図仮想線に示す如く上方向に揺動して前記入力軸27か
ら枢着軸17に至る動力を遮断し、前記後刈刃10の駆
動を停止するのである。従って、刈取部5に設ける前刈
刃53とは別に、機体1に後刈刃10を設けて、前刈刃
53により刈残された切株の高さをさらに低く刈取るよ
うにした汎用形コンバインにあっては、刈取部5を上昇
させて上昇退避位置に位置させたとき、機体側に設けた
後刈刃10は、刈取部5の下方側において露出すること
になることから、該後刈刃10に誤って外物や作業者な
どが当たったり、接触したりした際に前記後刈刃10が
駆動状態であることによる事故を確実に防止できるので
ある。
【0020】また、前記後刈刃10の収納位置への移動
は、前記操作レバー20の下降側係止具20aから上昇
側係止具20bへの揺動操作により前記刈取部5の上昇
と連動した後刈刃10の上昇退避位置への移動とは別に
行なうことができ、この操作レバー20の揺動操作によ
れば、操作レバー20に連結したインナーワイヤ35b
が弛んで前記ばね36が伸長し、これによりテンション
クラッチ33が第2図仮想線に示す如く上方向に揺動し
て前記入力軸27から枢着軸17に至る動力を遮断し、
前記後刈刃10の駆動を停止するのであり、従って、前
記操作レバー20により後刈刃10を収納位置に移動さ
せた場合においても、後刈刃10の収納位置での駆動に
よる事故を防止できるのである。
【0021】尚、前記連動機構は、以上の実施例の如く
前記クラッチ33と操作レバー20との間に介装する
他、前記クラッチ33と前記第2昇降装置11の例えば
第1取付アーム12などとの間に介装してもよく、斯く
構成すれば、前記操作レバー20による後刈刃10の収
納位置への移動及び前記刈取部5の上昇による後刈刃1
0の上方退避位置への移動においても、前記後刈刃10
の駆動を停止させることができるのである。
【0022】又、以上の実施例では、引上杆19と操作
レバー20とを用いて行なうようにしたけれども、この
他例えば後刈刃10昇降用の油圧シリンダを用いて後刈
刃10を前記刈取部5の昇降と別個に行なう如く成して
もよい。
【0023】この場合、前記油圧シリンダは、油圧回路
に設ける電磁弁を押釦スイッチ等により操作して動作さ
せるのであるが、前記刈取部5の刈取時における昇降調
整範囲を越えた上昇時には前記刈取部5の昇降に機械的
に、又は油圧的に昇降動作に同調して前記油圧シリンダ
が動作する如く油圧的に連動させるように成すのであ
る。
【0024】
【発明の効果】以上の如く本発明は、前刈刃53をもつ
刈取部5と後刈刃10とを機体1に、第1及び第2昇降
装置6,11を介してそれぞれ独立して昇降自由に支持
したことにより、前記刈取部5による刈取時、前刈刃5
3の対地高さを変更するため刈取部5を昇降調整する場
合に、前記後刈刃10が前記刈取部5に連動して昇降す
ることがなく、前記後刈刃10の高さを一定に保って該
後刈刃10による刈跡を低く揃えることができ、できな
がら、しかも、前記後刈刃10への駆動系に、クラッチ
33を設けると共に、前記刈取部5における刈取時の昇
降調整範囲を越えた上昇移動に連動して前記クラッチ3
3を切動作し、前記後刈刃10の駆動を停止する連動機
構を設けたから、刈取作業終了時など前記刈取部5を刈
取時の昇降調整範囲を越えて上昇移動させたときには、
前記連動機構により前記刈取部5の上昇移動に連動して
前記クラッチ33を切動作し、前記後刈刃10の駆動を
停止できるのであり、これにより前刈刃53の刈跡を低
く揃える後刈刃10を備えた汎用形コンバイン特有の前
記後刈刃10の駆動停止操作の忘れによる事故を未然に
しかも適切かつ確実に防止できるのである。
【0025】つまり、刈取部5に設ける前刈刃53とは
別に、機体1に後刈刃10を設けて、前刈刃53により
刈残された切株の高さをさらに低く刈取るようにした汎
用形コンバインにあっては、刈取部5を上昇させて上昇
退避位置に位置させたとき、機体側に設けた後刈刃10
は、刈取部5の下方側において露出することになる構造
上、該後刈刃10に誤って外物や作業者などが当たった
り、接触したりした際に前記後刈刃10が駆動状態であ
ることによる事故を確実に防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す要部の斜視図
【図2】 要部の拡大側面図。
【図3】 第2支持フレームへの第2取付アームの枢着
状態を示す一部省略正面図。
【図4】 本発明コンバインの概略側面図。
【符号の説明】
1;機体、5;刈取部、6;第1昇降装置、10;後刈
刃、11;第2昇降装置、33;クラッチ、52;プラ
ットホーム、53;前刈刃、57;フィーダハウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衣川 重人 兵庫県養父郡八鹿町朝倉200番地 八鹿鉄 工株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前刈刃(53)を設けた刈取部(5)を
    機体(1)に第1昇降装置(6)により昇降自由に支持
    すると共に、前記機体(1)の前方で、前記刈取部
    (5)の後方に位置する後刈刃(10)を第2昇降装置
    (11)を介して前記機体(1)に昇降自由に支持した
    汎用形コンバインであって、前記後刈刃(10)への駆
    動系にクラッチ(33)を設けると共に、前記刈取部
    (5)における刈取時の昇降調整範囲を越えた上昇移動
    に連動して前記クラッチ(33)を切動作し、前記後刈
    刃(10)の駆動を停止する連動機構を設けたことを特
    徴とする汎用形コンバイン。
JP5173899A 1993-07-14 1993-07-14 汎用形コンバイン Expired - Lifetime JP2505697B2 (ja)

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