JP2000116172A - 多相モータ - Google Patents

多相モータ

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JP2000116172A
JP2000116172A JP10275961A JP27596198A JP2000116172A JP 2000116172 A JP2000116172 A JP 2000116172A JP 10275961 A JP10275961 A JP 10275961A JP 27596198 A JP27596198 A JP 27596198A JP 2000116172 A JP2000116172 A JP 2000116172A
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JP
Japan
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phase
pole
winding
magnetic pole
rotor
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JP10275961A
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English (en)
Inventor
Toshiyasu Takura
敏靖 田倉
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/14Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
    • H02K21/16Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures having annular armature cores with salient poles

Abstract

(57)【要約】 【課題】巻線への通電を制御するのに使用するスイッチ
ング素子の数を減らして回路部スペースの縮小及びコス
ト低下を図る。 【解決手段】ステータ21に対して、各相の巻線21
a,21b,21cを、例えば、A相については巻線2
1aを主磁極に反時計回りに巻装してN極とし、この主
磁極と隣接する一方の磁極にこの主磁極とは異なる極性
の磁極、すなわち、S極となるように時計回りに巻装す
る。また、対向する側の主磁極及び隣接した磁極につい
ても同様に巻装する。そして、この巻き方をB相、C相
についても同様に行う。各巻線の一端を+E電源端子に
接続し、他端をそれぞれトランジスタ32,33,34
を介して接地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、6個の磁
極を有するステータと永久磁石を備えた4個の磁極を有
するロータからなる3相モータや8個の磁極を有するス
テータと永久磁石を備えた4個の磁極を有するロータか
らなる4相モータ等の多相モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、任意の速度や出力での運転を目的
とした3相モータとしては、図15に示すように、6ポ
ールの磁極を有するステータ1の内部に円周方向に永久
磁石2を配置したロータ3を回転軸4に固定して配置
し、ステータ1のA相、B相、C相の各磁極の励磁極性
を変化させることでロータ3を回転させるものが知られ
ている。
【0003】そして、このような構成の3相モータを図
16に示す駆動装置で駆動制御していた。すなわち、+
E端子と接地間にトランジスタ5,6の直列回路、トラ
ンジスタ7,8の直列回路及びトランジスタ9,10の
直列回路をそれぞれ接続し、トランジスタ5,6の接続
点、トランジスタ7,8の接続点及びトランジスタ9,
10の接続点にそれぞれ3相モータ11の各相の巻線を
接続している。
【0004】一方、マイクロコンピュータ12を設け、
このマイクロコンピュータ12から回転速度を制御する
速度指令パルスをアンドゲート回路13に入力するとと
もに3相モータ11の回転位置をホール素子を備えた位
置検出信号発生回路14によりロータ3が30度回転す
る毎に検出し、その位置検出信号を遅延回路15を介し
てアンドゲート回路13に入力している。遅延回路15
は、位置検出信号を遅延制御してアンドゲート回路13
にその位置検出信号を供給するタイミングを調整するも
ので、その遅延量はマイクロコンピュータ12が負荷状
態や加速状態により制御するようになっている。
【0005】アンドゲート回路13は、マイクロコンピ
ュータ12からの速度指令パルスと遅延回路15からの
位置検出信号との論理積を取り、その論理積出力を6ス
テップリングカウンタ16に出力し、このリングカウン
タ16はアンドゲート回路13からの論理積出力の入力
に応じて6本の出力ラインへの出力を順次変化させ、こ
れを繰返すもので、その出力をインバータIC17に供
給している。インバータIC17はリングカウンタ16
からの出力を取込んで各トランジスタ5〜10を3相モ
ータ11が相励磁のステップ順序、又は逆のステップ順
序に従って動作するようにスイッチング制御するように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような3相モータ
では、A、B、C相の3相巻線をY又はΔ結線した3本
のリード線の各線間電圧を、6個のトランジスタ5〜1
0のスイッチング動作により正、逆方向に切換えてロー
タ3を回転駆動していた。このため、1回転当たりのス
イッチング回数が6回と多く、スイッチング回数が多い
ことはモータを高速駆動するうえで障害となっていた。
すなわち、トランジスタ5〜10によって構成されるト
ランジスタブリッジの短絡防止のために、ローサイドの
トランジスタ6,8,10が完全に遮断した後にハイサ
イドのトランジスタ5,7,9を動作させる必要があ
り、そのための待ち時間が必要となり、従って、高速駆
動するためにはトランジスタとして高価なスイッチング
速度の速いパワートランジスタを選ぶ必要があった。
【0007】このように、従来では、高速駆動するため
に高価なスイッチング速度の速いパワートランジスタを
多数使用しなければならず、回路部のスペースの増加や
コストアップとなる問題があった。そこで、各請求項記
載の発明は、巻線への通電を制御するのに使用するスイ
ッチング素子の数を減らすことができ、これにより、回
路部スペースの縮小及びコスト低下を図ることができる
多相モータを提供する。
【0008】また、請求項2記載の発明は、さらに、巻
線のインダクタンスによる転流時の電流の立上がりの遅
れを低減できてトルク変動を少なくできる多相モータを
提供する。また、請求項3記載の発明は、さらに、発生
する平均トルクを増加させることで、よりトルク変動を
低減できる多相モータを提供する。また、請求項4及び
5記載の発明は、さらに、効率を向上でき、高速駆動が
できる多相モータを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
n相(但し、n≧3の整数)で、n×m(但し、m≧1
の整数)個の磁極を有するステータと、永久磁石を備
え、2m個の磁極を有するロータからなる多相モータに
おいて、ステータは、各相毎に巻線を主磁極及びこの主
磁極と隣接する少なくとも一方の磁極に、主磁極に対し
て隣接する磁極が異なる極性の磁極となるように巻装
し、ステータの各相毎の巻線を個々にスイッチング素子
を介して駆動電源に接続し、各スイッチング素子を順次
スイッチング動作させることでステータの各磁極の励磁
極性を変化させてロータを回転することにある。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の多
相モータにおいて、各相毎に主磁極に巻装する巻線と隣
接する磁極に巻装する巻線を並列に接続したことにあ
る。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の多相モータにおいて、各相の励磁期間において次に
励磁すべき相と重複して励磁する期間を設定したことに
ある。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の多
相モータにおいて、各相の励磁期間における励磁開始後
の一定時間及び励磁終了前の一定時間、巻線への通電を
断続的に行うことにある。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか1記載の多相モータにおいて、1相の巻線のみ
で励磁したときのロータの平衡位置から、このロータの
回転方向とは逆方向に電気角で150°〜180°回転
した手前の位置にロータが達したとき、巻線への通電を
開始する制御を行うことにある。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (第1の実施の形態)なお、この実施の形態は多相モー
タとして3相モータを使用した場合について述べる。
【0015】図1は3相モータ全体の縦断面図、図2は
ロータの磁極とステータの励磁相との関係を示す平面図
で、21は6ポールの磁極を機械角で60度間隔に配置
し、各ポールにそれぞれ巻線をバイファイラ集中巻き
し、反時計方向にA相、B相、C相、A相、B相、C相
を形成した180度対称構造のステータで、このステー
タ21内に4ポールの凸極ロータ22を回転軸23に固
定して回転自在に配置している。
【0016】前記凸極ロータ22は、1対のI形積層コ
ア24,25を間に軸方向に着磁した円形のサマリウム
・コバルト磁石などの希土類の永久磁石26を介して十
字形状に重ねて回転軸23と一体に形成したもので、上
側のI形コア24はN極のポールを形成し、下側のI形
コア25はS極のポールを形成している。
【0017】前記ステータ21は円筒状の中央ケーシン
グ27の内部に収納固定され、前記凸極ロータ22は前
記ステータ21内に収納されるとともに、回転軸23の
一端が前記中央ケーシング27の一端に装着される凹状
の端部ケーシング28の中央部に取付けられた軸受29
に回転自在に軸支し、他端が前記中央ケーシング27の
他端に装着される凹状の端部ケーシング30の中央部に
取付けられた軸受31に貫通して回転自在に軸支してい
る。
【0018】前記ステータ21の各磁極に対する巻線の
巻き方は、図3に示すように、各相毎に巻線を主磁極及
びこの主磁極と隣接する一方の磁極に、主磁極に対して
隣接する磁極が異なる極性の磁極となるように巻装して
いる。
【0019】すなわち、A相の巻線21aは、図4の
(a) に示すように、主磁極である第1ポール21-1に対
してロータ側から見て反時計回りに巻装して同ポールが
N極となり、続いて、左側に隣接する第2ポール21-2
に対して時計回りに巻装して同ポールがS極となり、さ
らに、第2ポールと対向した第5ポール21-5に対して
ロータ側から見て時計回りに巻装して同ポールがS極と
なり、続いて、右側に隣接する主磁極である第4ポール
21-4に対して反時計回りに巻装して同ポールがN極と
なるようにしている。そして、この巻線21aの一端を
+E電源端子に接続し、他端をスイッチング素子である
第1のトランジスタ32を介して接地している。
【0020】また、B相の巻線21bは、図4の(b) に
示すように、主磁極である第2ポール21-2に対してロ
ータ側から見て反時計回りに巻装して同ポールがN極と
なり、続いて、左側に隣接する第3ポール21-3に対し
て時計回りに巻装して同ポールがS極となり、さらに、
第3ポールと対向した第6ポール21-6に対してロータ
側から見て時計回りに巻装して同ポールがS極となり、
続いて、右側に隣接する主磁極である第4ポール21-5
に対して反時計回りに巻装して同ポールがN極となるよ
うにしている。そして、この巻線21bの一端を+E電
源端子に接続し、他端をスイッチング素子である第2の
トランジスタ33を介して接地している。
【0021】また、C相の巻線21cは、図4の(c) に
示すように、主磁極である第3ポール21-3に対してロ
ータ側から見て反時計回りに巻装して同ポールがN極と
なり、続いて、左側に隣接する第4ポール21-4に対し
て時計回りに巻装して同ポールがS極となり、さらに、
第4ポールと対向した第1ポール21-1に対してロータ
側から見て時計回りに巻装して同ポールがS極となり、
続いて、右側に隣接する主磁極である第6ポール21-6
に対して反時計回りに巻装して同ポールがN極となるよ
うにしている。そして、この巻線21cの一端を+E電
源端子に接続し、他端をスイッチング素子である第3の
トランジスタ34を介して接地している。
【0022】このように巻装することで、A、B、Cの
各相の巻線21a,21b,21cは、図3に示すよう
に、各ポール21-1〜21-6に対して2相分づつ一体に
巻装されることになる。
【0023】このような3相モータに対し、表1あるい
は表2に示す励磁シーケンスで各相のトランジスタ3
2,33,34を順次選択的にオン、オフ制御すること
によりステータ21の各磁極の励磁極性を変化させてロ
ータ22を回転させることができる。
【0024】例えば、表1では、A相の第1のトランジ
スタ32をオンするときには他のトランジスタ33,3
4をオフし、B相の第2のトランジスタ33をオンする
ときには他のトランジスタ32,34をオフし、C相の
第3のトランジスタ34をオンするときには他のトラン
ジスタ32,33をオフする。
【0025】
【表1】
【0026】また、表2では、A相を励磁する期間にお
いて、次に励磁すべきB相を重複して励磁する制御を行
う。また、B相を励磁する期間において、次に励磁すべ
きC相を重複して励磁する制御を行う。さらに、C相を
励磁する期間において、次に励磁すべきA相を重複して
励磁する制御を行う。
【0027】
【表2】
【0028】この表1及び表2に励磁シーケンスにより
ロータ22は機械角で180°回転し、この励磁シーケ
ンスを2回繰返すことでロータ22は丁度1回転するこ
とになる。また、この表1及び表2に示す励磁シーケン
スに対し、励磁順序を反転すればロータ22を逆回転す
ることができる。
【0029】図5は、表2の励磁シーケンスにおけるス
テータ21とロータ22との平衡位置の変化を示すもの
で、(a) はA相の第1のトランジスタ32をオンして巻
線21aに通電したときの平衡位置を示し、(b) はB相
の第2のトランジスタ33をオンして巻線21bに通電
したときの平衡位置を示し、(c) はC相の第3のトラン
ジスタ34をオンして巻線21cに通電したときの平衡
位置を示している。このように平衡位置が機械角で60
°ずつステップしながらロータ22が回転する。
【0030】この回転において、例えば、A相からB相
に切換える場合には、A相の巻線21aの電流は、巻線
中に蓄えられた磁気エネルギーが巻線の両端間に接続し
たトランジスタ32の保護ダイオード(図示せず)を介
して巻線抵抗によって消費されるまでの期間流れ続け
る。また、B相の巻線21bの電流は、同一ポールに並
設して巻装されているA相の巻線21aの一部に流れる
電流のために立上がりが遅らされることになる。
【0031】すなわち、相切換え時には図6に示すよう
な過渡電流特性となり、転流期間Δtが発生する。この
期間では、図7に示すような磁極分布となるため、従来
の6個のトランジスタを使用した6ステップインバータ
駆動時と同様の励磁状態が自然に加わることになるた
め、トルク変動を軽減することができる。また、このと
きのA相とB相の切換えタイミングを表2に示すように
重複して励磁する期間を設定することで、使用するトラ
ンジスタが3個になっても6ステップインバータ駆動時
と同様に30°ステップのトルク発生状態を実現でき
る。
【0032】図8は、各相巻線を一定電流で励磁したと
きのロータ変位に対する発生トルクの関係を示す各相の
スティフネス特性で、はC相のスティフネス特性、
はA相とC相を同時に励磁した2相励磁状態でのスティ
フネス特性、はA相のスティフネス特性、はA相と
B相を同時に励磁した2相励磁状態でのスティフネス特
性を示している。
【0033】図9の(a) は、A相励磁状態でロータ22
が平衡位置となっている状態を示す図で、A相電流をい
くら流しても発生トルクがゼロとなるA相のスティフネ
ス特性の原点(0°)の状態を示している。図9の(b)
は、A相励磁時にロータ22が(a) のA相平衡点より電
気角で60°手前にあるときの状態を示す図で、この位
置よりさらに少し手前の時点でA相の励磁を停止すれば
図8のF点から立下がる点線のようにA相の発生トルク
が減少する。
【0034】図9の(c) は、ロータ22が(a) のA相平
衡点より電気角で120°手前にあるときの状態を示す
図で、A相励磁状態では発生トルクが最大のP3 点近傍
の位置となるときの状態を示している。図9の(d) は、
ロータ22が(a) のA相平衡点より電気角で150°手
前にあるときの状態を示す図で、この位置より以前に、
C相を励磁状態としたままA相を励磁すると、ステータ
21の磁極分布は図のような分布となり、A相の起磁力
による発生トルクが図8にE点への点線で示すように立
ち上がるので、C相の発生トルクと合成された、H−E
−P3 点を結んだトルクが得られる。
【0035】図9の(e) は、ロータ22が(a) のA相平
衡点より電気角で180°手前にあるときのC相ととも
にA相も励磁した2相励磁状態における磁極分布を示し
た図で、この位置での発生トルクは図8のP2 点の最大
トルクとなる。すなわち、A相とC相の2相励磁におけ
るスティフネス特性は図8の曲線のように曲線より
電気角で60°だけ位相の進んだ特性となる。図9の
(f) は、A相励磁開始前のC相だけを励磁したときの磁
極分布を示した図である。図9の(d) 、(e) 、(f) にお
いて丸で囲んだN、S極はC相巻線21cの励磁による
磁極を示し、その他はA相巻線21aの励磁による磁極
を示している。
【0036】図9の(f) は、関係位置を電気角で120
°(機械角で60°)早めた図9の(b) で示したものと
同一の状態となっているので、図8のG点と同じ大きさ
のG点のトルクが発生する。従って、A相の平衡位置か
らロータ22の回転方向とは逆方向に電気角で150°
〜180°手前にロータ22が来たときにC相励磁状態
からA相励磁状態に切換えることにより、図8のG″−
P3 間やH−E−P3 間を結んだような特性変化をす
る。また、この位置でA相とC相の2相励磁状態からA
相励磁の1相励磁状態に切換えると、図8のの曲線上
からF´−Eを経ての曲線上に切換わることになる。
【0037】このように、この3相モータにおいては、
1相励磁と2相励磁の切換えを適切に行えば、電気角6
0°毎に変化する図8のP1 −F″−E´−P2 −F´
−E−P3 のようなトルク変動の少ない大きなトルクが
得られる。また、その2相励磁期間を短縮すれば、の
曲線上からG″−P3 あるいはH−E−P3 のようにト
ルクを変化させることができる。
【0038】このように、3個のトランジスタ32,3
3,34の励磁及び休止タイミングを適宜に調整するこ
とによって広範囲なトルク変化を極めて簡単に作り出す
ことができ、しかも、トルクの発生効率が最もよい位置
で相切換えを行わせることができ、より高効率で高速駆
動に適した3相モータを得ることができる。また、使用
するトランジスタの数を3個に減らすことができるの
で、回路部スペースの縮小及びコスト低下を図ることが
できる。さらに、励磁相の切換え時に、A相とB相、B
相とC相及びC相とA相が重複して同時に励磁する期間
を設定することで、発生平均トルクを増加させることが
でき、トルク変動を低減できる。
【0039】図10は、ΦA、ΦB、ΦCで示すタイミ
ングの励磁相切換えによって変化する各相の発生トルク
を各相の切換え相電流iΦA1、iΦB1、iΦC1とともに
時間軸を横軸として示したもので、図中点線の波形TΦ
A1、TΦB1、TΦC1はそれぞれ各相を単独で励磁したと
きに発生するトルクを示し、図中実線の波形T01は実際
の励磁によって発生するトルクを示している。
【0040】また、図11は、ΦA、ΦB、ΦCの各相
の励磁期間において励磁開始後の一定時間及び励磁終了
前の一定時間、巻線への通電を断続的に行うようにした
もので、各相の発生トルクを各相の切換え相電流iΦA
2、iΦB2、iΦC2とともに時間軸を横軸として示した
もので、図中点線の波形TΦA2、TΦB2、TΦC2はそれ
ぞれ各相を単独で励磁したときに発生するトルクを示
し、図中実線の波形T02は実際の励磁によって発生する
トルクを示している。
【0041】このように、励磁期間の前後の一定時間、
電流を断続させることにより、発生トルクの低い位置関
係にあるときの電流を低く抑えることができ、単位入力
電流当たりの発生トルクを増加させることができる。す
なわち、図11の場合の電流は図10の場合の電流の略
半分に減少するが、平均トルクは10%程度減少するに
過ぎず、効率は改善されることになる。従って、より効
率を向上でき、高速駆動ができる。
【0042】(第2の実施の形態)この実施の形態も多
相モータとして3相モータを使用した場合について述べ
る。図12に示すように、この実施の形態においても第
1の実施の形態と同様、ステータ21の各磁極に対し
て、各相毎に巻線を主磁極及びこの主磁極と隣接する一
方の磁極に、主磁極に対して隣接する磁極が異なる極性
の磁極となるように巻装している。第1の実施の形態と
異なる点は、主磁極に巻装する巻線と、この主磁極と隣
接する一方の磁極に巻装する巻線とを並列に接続した点
である。
【0043】すなわち、A相の主磁極に巻装する巻線2
1a1は、第1ポール21-1に対して反時計回りに巻装す
るとともにこの第1ポールと対向した第4ポール21-4
に対しても反時計回りに巻装してこれらのポールがN極
となり、また、この巻線21a1と並列に接続する巻線2
1a2は、左側に隣接する第2ポール21-2に対して時計
回りに巻装するとともにこの第2ポールと対向した第5
ポール21-5に対しても時計回りに巻装してこれらのポ
ールがS極となるようにしている。
【0044】また、B相の主磁極に巻装する巻線21b1
は、第2ポール21-2に対して反時計回りに巻装すると
ともにこの第2ポールと対向した第5ポール21-5に対
しても反時計回りに巻装してこれらのポールがN極とな
り、また、この巻線21b1と並列に接続する巻線21b2
は、左側に隣接する第3ポール21-3に対して時計回り
に巻装するとともにこの第3ポールと対向した第6ポー
ル21-6に対しても時計回りに巻装してこれらのポール
がS極となるようにしている。
【0045】また、C相の主磁極に巻装する巻線21c1
は、第3ポール21-3に対して反時計回りに巻装すると
ともにこの第3ポールと対向した第6ポール21-6に対
しても反時計回りに巻装してこれらのポールがN極とな
り、また、この巻線21c1と並列に接続する巻線21c2
は、左側に隣接する第4ポール21-4に対して時計回り
に巻装するとともにこの第4ポールと対向した第1ポー
ル21-1に対しても時計回りに巻装してこれらのポール
がS極となるようにしている。
【0046】ステータ21に対して巻線をこのように巻
装することで、例えば、B相のN極ポールとS極ポール
の電流はそれぞれ独立して立ち上がることになるため、
A相の電流によりB相のS極ポールの電流の立上がりが
遅れるという事態を防止できる。すなわち、巻線のイン
ダクタンスによる転流時の電流の立上がりの遅れを低減
できてトルク変動を少なくできる。従って、指令速度へ
の応答性がよく、より高速回転での駆動が可能になる。
なお、その他については前述した第1の実施の形態と同
様の効果が得られるものである。なお、この実施の形態
では対向するポール間に巻装する巻線を直列接続とした
が、この巻線も並列接続にしてもよい。
【0047】(第3の実施の形態)この実施の形態も多
相モータとして3相モータを使用した場合について述べ
る。図13に示すように、この実施の形態は、ステータ
21の各磁極に対して、各相毎に巻線を主磁極に巻装す
るとともにこの主磁極と隣接する両方の磁極、さらにそ
の隣の磁極に、主磁極とは異なる極性の磁極となるよう
に巻装している。
【0048】すなわち、A相の主磁極に巻装する巻線2
1a1は、第1ポール21-1に対して反時計回りに巻装す
るとともにこの第1ポールと対向した第4ポール21-4
に対しても反時計回りに巻装してこれらのポールがN極
となり、また、この巻線21a1と並列に接続する巻線2
1a2は、左側に隣接する第2ポール21-2に対して時計
回りに巻装するとともにさらに左側に隣接する第2ポー
ル21-2に対して時計回りに巻装してこれらのポールが
S極となり、また、この巻線21a1と並列に接続する巻
線21a3は、右側に隣接する第6ポール21-6に対して
時計回りに巻装するとともにさらに右側に隣接する第5
ポール21−5に対して時計回りに巻装してこれらのポ
ールがS極となるようにしている。
【0049】なお、B相、C相についても巻き方は同様
である。ステータ21に対して巻線をこのように巻装す
ることで、引き戻しトルクの発生を抑えることができ
る。この場合も巻線のインダクタンスによる転流時の電
流の立上がりの遅れを低減できてトルク変動を少なくで
きる。なお、その他については前述した第1の実施の形
態と同様の効果が得られるものである。
【0050】(第4の実施の形態)この実施の形態は多
相モータとして4相モータを使用した場合について述べ
る。図14において、211は8ポールの磁極を機械角
で45度間隔に配置し、各ポールにそれぞれ巻線をバイ
ファイラ集中巻きし、反時計方向にA相、B相、C相、
D相、A相、B相、C相、D相を形成した180度対称
構造のステータで、このステータ211内に第1の実施
の形態と同一構成の4ポールの凸極ロータを回転軸に固
定して回転自在に配置している。
【0051】前記ステータ211の各磁極に対する巻線
の巻き方は、第1の実施の形態と同様、各相毎に巻線を
主磁極及びこの主磁極と隣接する一方の磁極に、主磁極
に対して隣接する磁極が異なる極性の磁極となるように
巻装している。
【0052】すなわち、A相の巻線211aは、図14
の(a) に示すように、主磁極である第1ポール211-1
に対して反時計回りに巻装して同ポールがN極となり、
続いて、左側に隣接する第2ポール211-2に対して時
計回りに巻装して同ポールがS極となり、さらに、第2
ポールと対向した第6ポール211-6に対して時計回り
に巻装して同ポールがS極となり、続いて、右側に隣接
する主磁極である第5ポール211-5に対して反時計回
りに巻装して同ポールがN極となるようにしている。そ
して、この巻線211aの一端を+E電源端子に接続
し、他端をスイッチング素子であるトランジスタ41を
介して接地している。
【0053】また、B相の巻線211bは、図14の
(b) に示すように、主磁極である第2ポール211-2に
対して反時計回りに巻装して同ポールがN極となり、続
いて、左側に隣接する第3ポール211-3に対して時計
回りに巻装して同ポールがS極となり、さらに、第3ポ
ールと対向した第7ポール211-7に対して時計回りに
巻装して同ポールがS極となり、続いて、右側に隣接す
る主磁極である第6ポール211-6に対して反時計回り
に巻装して同ポールがN極となるようにしている。そし
て、この巻線211bの一端を+E電源端子に接続し、
他端をスイッチング素子であるトランジスタ42を介し
て接地している。
【0054】また、C相の巻線211cは、図14の
(c) に示すように、主磁極である第3ポール211-3に
対して反時計回りに巻装して同ポールがN極となり、続
いて、左側に隣接する第4ポール211-4に対して時計
回りに巻装して同ポールがS極となり、さらに、第4ポ
ールと対向した第8ポール211-8に対して時計回りに
巻装して同ポールがS極となり、続いて、右側に隣接す
る主磁極である第7ポール211-7に対して反時計回り
に巻装して同ポールがN極となるようにしている。そし
て、この巻線211cの一端を+E電源端子に接続し、
他端をスイッチング素子であるトランジスタ43を介し
て接地している。
【0055】また、D相の巻線211dは、図14の
(d) に示すように、主磁極である第4ポール211-4に
対して反時計回りに巻装して同ポールがN極となり、続
いて、左側に隣接する第5ポール211-5に対して時計
回りに巻装して同ポールがS極となり、さらに、第5ポ
ールと対向した第1ポール211-1に対して時計回りに
巻装して同ポールがS極となり、続いて、右側に隣接す
る主磁極である第8ポール211-8に対して反時計回り
に巻装して同ポールがN極となるようにしている。そし
て、この巻線211dの一端を+E電源端子に接続し、
他端をスイッチング素子であるトランジスタ44を介し
て接地している。
【0056】このように巻装することで、A、B、C、
Dの各相の巻線211a,211b,211c,211
dは、各ポール211-1〜211-8に対して2相分づつ
一体に巻装されることになる。このような4相モータに
対し、表3に示す励磁シーケンスで各相のトランジスタ
41,42,43,44を順次選択的にオン、オフ制御
することによりステータ211の各磁極の励磁極性を変
化させてロータを回転させることができる。この励磁シ
ーケンスでは、A相を励磁する期間において、次に励磁
すべきB相を重複して励磁する制御を行う。また、B相
を励磁する期間において、次に励磁すべきC相を重複し
て励磁する制御を行う。また、C相を励磁する期間にお
いて、次に励磁すべきD相を重複して励磁する制御を行
う。さらに、D相を励磁する期間において、次に励磁す
べきA相を重複して励磁する制御を行う。
【0057】
【表3】
【0058】この表3の励磁シーケンスによりロータは
機械角で180°回転し、この励磁シーケンスを2回繰
返すことでロータは丁度1回転することになる。また、
この表3に示す励磁シーケンスに対し、励磁順序を反転
すればロータを逆回転することができる。
【0059】この4相モータにおいても、使用するトラ
ンジスタの数を従来の半分の4個にできる。しかも、従
来の8個のトランジスタを使用した8ステップインバー
タ駆動時と同様の励磁状態が自然に加わることになるた
め、トルク変動を軽減することができる。従って、4相
モータにおいても3相モータの場合と同様の効果が得ら
れるものである。
【0060】なお、前述した実施の形態では3相モータ
及び4相モータに本発明を適用したものについて述べた
が必ずしもこれに限定するものではなく、5相モータや
さらに多相のモータにも適用できるものである。
【0061】
【発明の効果】各請求項記載の発明によれば、巻線への
通電を制御するのに使用するスイッチング素子の数を減
らすことができ、これにより、回路部スペースの縮小及
びコスト低下を図ることができる。また、請求項2記載
の発明によれば、さらに、巻線のインダクタンスによる
転流時の電流の立上がりの遅れを低減できてトルク変動
を少なくできる。また、請求項3記載の発明によれば、
さらに、発生する平均トルクを増加させることで、より
トルク変動を低減できる。
【0062】また、請求項4及び5記載の発明によれ
ば、さらに、効率を向上でき、高速駆動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す3相モータ全
体の縦断面図。
【図2】同実施の形態におけるロータの磁極とステータ
の励磁相との関係を示す平面図。
【図3】同実施の形態におけるステータの各磁極に対す
る巻線の巻き方を説明するための図。
【図4】図3における巻線の巻き方を各相毎に分離して
説明するための図。
【図5】同実施の形態における各相でのステータとロー
タとの平衡位置を示す図。
【図6】同実施の形態における相切換え時の過渡電流特
性を示す図。
【図7】同実施の形態における2相励磁時の磁極分布を
示す図。
【図8】同実施の形態におけるロータの変位に対する発
生トルクの関係を示すスティッフネス特性図。
【図9】同実施の形態におけるロータの平衡位置及びそ
の手前の各位置での磁極分布と発生トルクとの関係を説
明するための図。
【図10】同実施の形態における各相の励磁切換えタイ
ミングと発生トルク、相電流との関係を示す波形図。
【図11】同実施の形態において励磁期間の前後で巻線
への通電を断続させたときの各相の励磁切換えタイミン
グと発生トルク、相電流との関係を示す波形図。
【図12】本発明の第2の実施の形態におけるステータ
の各磁極に対する巻線の巻き方を説明するための図。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるステータ
の各磁極に対する巻線の巻き方を説明するための図。
【図14】本発明の第4の実施の形態におけるステータ
の各磁極に対する巻線の巻き方を説明するための図。
【図15】従来の3相モータの構成を示す図。
【図16】従来の駆動回路の構成を示す図。
【符号の説明】
21…ステータ 22…凸極ロータ 26…永久磁石
フロントページの続き Fターム(参考) 5H019 AA07 CC02 CC03 DD01 DD09 DD10 5H560 BB04 BB12 EB01 EC02 EC09 UA02 XB01 5H576 BB03 DD02 DD05 HA02 HB01 5H580 BB10 CA02 CA08 EE02 5H621 BB10 GA01 GA04 GB10 HH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n相(但し、n≧3の整数)で、n×m
    (但し、m≧1の整数)個の磁極を有するステータと、
    永久磁石を備え、2m個の磁極を有するロータからなる
    多相モータにおいて、 前記ステータは、各相毎に巻線を主磁極及びこの主磁極
    と隣接する少なくとも一方の磁極に、主磁極に対して隣
    接する磁極が異なる極性の磁極となるように巻装し、 前記ステータの各相毎の巻線を個々にスイッチング素子
    を介して駆動電源に接続し、前記各スイッチング素子を
    順次スイッチング動作させることで前記ステータの各磁
    極の励磁極性を変化させて前記ロータを回転することを
    特徴とする多相モータ。
  2. 【請求項2】 各相毎に主磁極に巻装する巻線と隣接す
    る磁極に巻装する巻線を並列に接続したことを特徴とす
    る請求項1記載の多相モータ。
  3. 【請求項3】 各相の励磁期間において次に励磁すべき
    相と重複して励磁する期間を設定したことを特徴とする
    請求項1又は2記載の多相モータ。
  4. 【請求項4】 各相の励磁期間における励磁開始後の一
    定時間及び励磁終了前の一定時間、巻線への通電を断続
    的に行うことを特徴とする請求項3記載の多相モータ。
  5. 【請求項5】 1相の巻線のみで励磁したときのロータ
    の平衡位置から、このロータの回転方向とは逆方向に電
    気角で150°〜180°回転した手前の位置に前記ロ
    ータが達したとき、前記巻線への通電を開始する制御を
    行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1記載
    の多相モータ。
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