JP2000116078A - コイル挿入装置 - Google Patents

コイル挿入装置

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JP2000116078A
JP2000116078A JP10280189A JP28018998A JP2000116078A JP 2000116078 A JP2000116078 A JP 2000116078A JP 10280189 A JP10280189 A JP 10280189A JP 28018998 A JP28018998 A JP 28018998A JP 2000116078 A JP2000116078 A JP 2000116078A
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Japan
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coil
stripper
slot
wedge
stator coil
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JP10280189A
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Inventor
Mitsumasa Hayashi
光征 林
Tetsuya Gorouhata
哲也 五郎畑
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度にステータコイルを挿入する場合にあ
っても、ウェッジが破損したり、スロットへの挿入姿勢
がずれる等の不具合を解消する。 【解決手段】 本発明のコイル挿入装置は、環体20の
軸心上部を上下自在に駆動でき、かつ半径方向放射状に
進退自在な複数の成形矢61を設けたもので、突子32
がウェッジ12とステータコイル11をスロット10の
奥に押しやると同時期に、成形矢を下降させ、溝カム6
4を作動させ、ブレード21の配設と均等配分に半径方
向外周側に放射状に、ストリッパ25の前進との干渉を
避けられる位置まで拡げることにより、ステータコア9
上面より延びるコイルを突子と同様にスロットの奥に押
しやるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機、コンプレ
ッサ、電動機等のステータコイルをステータコアのスロ
ット内に挿入する為のコイル挿入装置に関し、より詳し
くはステータコイルをステータコア内に固定する為のウ
ェッジを、ステータコイルと一緒にスロット内に挿入す
る機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転電機等のステータコイルをステータ
コア内に挿入する装置において、ステータコイルとウェ
ッジ間の摩擦抵抗を抑制し、ウェッジの破損を防止する
ために、コイルを挿入する工程の途中で、ストリッパの
中空溝内を半径方向に摺動自在に嵌合した突子でコイル
をスロット内に押し込むことによって、コイルとウェッ
ジの摩擦抵抗を低減させウェッジを所定の姿勢で挿入す
ることが出来るようにしたものは、本出願人による特公
平4−61584号公報により従来公知である。
【0003】図12にこの従来装置を示す。この従来装
置についてその作動に基づいて簡単に説明する。油圧シ
リンダ等によりシリンダケース43を上昇させるとこれ
に伴いストリッパ25も上昇し、ステータコイル11は
ストリッパ25の切欠コーナー部27に引っ掛けられ、
ブレード21に沿って押しあげられ、ステータコア9に
設けられたスロット10に挿入される。またウェッジ1
2もウェッジプッシャ40により押し上げられスロット
10に挿入される。
【0004】ステータコイル11のスロット10への挿
入がほぼ完了したときには、ストリッパ25の上昇を一
旦停止する。このときウェッジ12は、未だスロット1
0への挿入は完了せず、ステータコイル11と突子32
の外側端面33の間に挾持され、スロット10の入口付
近に位置している(図5を参照)。この時点までは、ス
テータコイル11とウェッジ12のスロット10への挿
入は並列的に同時進行するので両者間に摩擦抵抗は殆ど
発生せず円滑に挿入される。
【0005】ストリッパ25を停止した後、ピストンロ
ッド49を上昇させ、カム35をストッパ55により規
制される位置まで上方に変位させる。カム35の変位に
伴いカム面に摺接している突子がスプリング39の付勢
力に抗して押し広げられ、ストリッパ25の外周面から
突出する。突子32がスロット10内に進入し、ウェッ
ジ12をスロット10の奥へと押し付ける(図6を参
照)。その結果、ステータコイル11が塑性変形しスロ
ット10の奥に押しやられる。次いで、ピストンロッド
49を下降させ、カム35を元の位置まで戻すと、突子
32もスプリング39によって同じく元の位置に復帰す
る。
【0006】そこで再びストリッパ25を上昇させる。
すると内側に倒れているステータコイル11の上端は切
欠コーナー部27で外側に起こされる。同時にウェッジ
12がウェッジプッシャ40によって押し上げられ、ス
ロット10内への挿入が完了する。この間、ステータコ
イル11は塑性変形してスロット10の奥に片寄ってい
るのでステータコイル11とウェッジ12の間の摩擦抵
抗が非常に小さく、ウェッジ12は円滑にスロット10
に挿入される。ウェッジ12の挿入が完了した後、スト
リッパ25は下降して図12に示す位置まで復帰して1
工程が終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のコ
イル挿入装置が、コイル挿入途中で一端停止し、突子3
2に押圧力を加えることによりウェッジ12とコイル1
1とをスロット10の奥へ押し込むことが可能だったの
は、突子32が移動できる範囲が大きく、換言すればス
ロット10の領域にコイル11が複数本入る余地が残っ
ている為、突子32の押圧力によってステータコイル1
1が移動することができたからである。
【0008】しかしながら、ステータコア9のスロット
10にステータコイル11が入る余地がなくなり、即ち
さらに高占積率のステータコイル11を挿入すると、ス
トリッパ25の中空溝内を半径方向に摺動自在に嵌合さ
れている突子32で、ステータコイル11をスロット1
0内に押し込んでも突子32が元の位置に戻ると、図1
3に示されるようにストリッパ25の外側端面には再び
ステータコイル11の反力が加わり、突子32で押し込
んだ効果が無い。従ってこの状態でストリッパ25を再
度上昇させ、ウェッジ12の挿入を試みても、ステータ
コイル11とウェッジ12間の摩擦抵抗が大きくウェッ
ジ12が挿入できなくて、ステータコア9とステータコ
イル11の絶縁低下を起したり、ウェッジ12の座屈、
折れ、曲り等の破損や、ステータコイルの被膜に損傷を
与える等の問題が発生した。
【0009】上記の問題は、突子32でステータコイル
11を押し込み出来るのがステータコア9のスロット1
0内部であり、このスロット内部だけを押さえているた
めに、 スロット10以外のステータコイル11を押さえら
れない、 スロット10内のステータコイル11を押さえても
突子32を戻すと、ステータコイル自身の反力が大き
く、ウェッジ12とステータコイル11との摩擦が低減
できない、ということが原因で発生しているという点に
着目して、本発明は、 スロット10以外のステータコイル11をも押さえ
る、 突子32を戻してもスロット10内でのウェッジ1
2とステータコイル11との摩擦を低減出来る、ように
して、ステータコイルの高占積率に対してウェッジが大
きな摩擦抵抗を受けずにウェッジとステータコイルの挿
入を可能とするコイル挿入装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項
に記載されたコイル挿入装置及び該装置によって形成さ
れたステータコアを提供する。
【0011】請求項1及び2に記載されたコイル挿入装
置は、環体の軸心上部を上下自在に駆動でき、かつ半径
方向放射状に進退自在な複数の成形矢を設けたものであ
り、突子をストリッパの外周面から突出させて、突子の
外周端面がウェッジとステータコイルをスロットの奥に
押しやるのと同時期に、これらの成形矢を下降させ、溝
カムを作動させ、ブレードの配設と均等配分に半径方向
外周側に放射状に、ストリッパの前進との干渉を避けら
れる位置まで拡げることにより、ステータコアの上面よ
り延びるステータコイルを突子と同様にスロットの奥へ
押しやるようにしている。
【0012】このようにスロット内部とステータコア上
部の両者のコイルを塑性変形させてスロットの奥に押し
込んでおくことにより、引き続きカムを元の位置に戻し
て突子を元の位置に復帰させても、ステータコアの上面
より延びるステータコイルを成形矢が押し込んだままの
状態でいるため、ステータコイルとウェッジ間の圧力が
大きく減少する。次いで再びストリッパを前進駆動して
も、その間ウェッジだけがウェッジプッシャによって更
にステータコア上面側に挿入されるが、ウェッジとステ
ータコイルの間には殆ど摩擦抵抗が発生せず、ウェッジ
をスロットに円滑に挿入することができ、ウェッジの破
損が防止できかつスロットへの挿入姿勢のずれによるス
テータコイルとステータコア間の絶縁の低下を阻止でき
る。
【0013】請求項3に記載されたステータコアは、請
求項1又は2のコイル挿入装置によって形成されたステ
ータコアであり、ステータコイルの飛び出しやステータ
コイルとステータコア間の絶縁低下のない高品質のステ
ータコアを提供している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
により詳述する。図1は、本発明の実施の形態を示す縦
断面図であり、図2はその要部平面図である。20は1
2本のブレード21を環状に配設してなる環体で、各ブ
レード21は隣接するブレード間に所定幅の間隙22を
おいて、ブレードホルダー23によりベッドプレート2
4に固定されている。この環体20には多数のスロット
10を有するステータコア9が嵌着される。また間隙2
2にはステータコイル11が引っ掛けて挟持される。
【0015】25はストリッパで、外周にはブレード2
1間の間隙22に入り込む12本の突起部26が形成さ
れ、該突起部26の上端には切欠コーナー部27が形成
され、底面には足部28が垂設されている。またストリ
ッパ25の内部には中空部30と12本の溝31が形成
されている。この溝31はストリッパ25の半径方向に
放射状に走り、中空部30とストリッパ25の外周面と
を連通し、その延長線上に前記間隙22がある。そして
各溝31内には突子32が摺動自在に嵌合されている。
突子32の外側端面33の一部分は突起部26の端面に
整合し突起部26と一体となるように構成されている。
また中空部30内にはカム面として機能する斜辺34を
形成した断面台形のカム35がストリッパ25の軸心方
向に変位自在に配設され、ボルト36により後述するロ
ッド49に固着されている。前記各突子32の内側端面
には斜面37が形成されている。また上面には凹部38
が凹設され、ここにリング状のスプリング39が装着さ
れ、このスプリング39の付勢力で斜面37が常時カム
面34に圧接している。従ってカム35が上方に変位す
ると突子32は溝31に沿って摺動しストリッパ25の
外周面から突出する。
【0016】次に40はウェッジプッシャであり、スト
リッパ25の底面にボルト41で一体に固着され、その
外側端面はウェッジ12を載置できるようにストリッパ
25の外周面から若干突出している。そしてウェッジ1
2をウェッジプッシャ40に載置したとき、ウェッジ1
2の上端が突子32の上端面から若干下に位置するよう
に突子32とウェッジプッシャ40の高さ寸法が設定さ
れている。
【0017】43はシリンダケースであり、該シリンダ
ケース43の上端と前記フランジ29がボルト44によ
って固定され、下端はボルト45によってフレーム46
に固定されている。そしてフレーム46は油圧シリンダ
等により上下方向に往復動させることができる。シリン
ダケース43にはストリッパ25の足部28が嵌挿さ
れ、この足部28とシリンダケース43の下端開口に嵌
着したプラグ47により画設されたピストン室48にピ
ストン50が摺動自在に嵌着されている。そして足部2
8の下端にはロッド室51が穿設され、流路52を介し
て圧液が供給できる。またシリンダケース43の内壁と
プラグ47の周壁によって画設されるヘッド室53へは
流路54を介して圧液を供給できる。更に足部28には
ピストン50に連結されたピストンロッド49が摺動自
在に嵌挿され、前述したように該ピストンロッド49と
カム35がボルト36により固着されている。
【0018】また、ストリッパ25の上面に螺着したボ
ルト55はカム35の上昇高さ位置を規制するストッパ
であり、56,57,58,59,61は液漏れ防止用
の0リングである。また60は環体20の外周にステー
タコア9を嵌着したときステータコア9が抜け出るのを
阻止するための押さえ治具である。
【0019】上述した構成は、基本的には図12に示し
た従来公知のコイル挿入装置と同じであり、本発明は上
述の構成に更に以下に詳述する構成を加えることを特徴
とするものである。図1,3,8に示されるように、環
体20の軸心上部には、シリンダ等の駆動伝達により上
下動する上下バー68に固着されたベース66が設けら
れている。このベース66にはカムホルダ77がボルト
78で固定され、溝カム64が回転自在に内装されてい
る。溝カム64には駒65がボルト72とピン73とで
固定され、図には示されていないが外力にて溝カム64
に回転を伝達する。カムホルダには複数のスライダ62
が半径方向放射状に、かつ摺動自在に配設され、スライ
ダ62には溝カム64からの動作を伝達するためのカム
フォロア67がそれぞれのスライダ62に取り付けられ
る。さらにスライダ62の半径方向最内径側には複数個
の成形矢61が、ボルト70とピン69とでスライダ6
2に固定されている。またスライダ62はカバー63で
覆われた摺動面を得ている。
【0020】本発明のコイル挿入装置は以下の構成より
なり、次にその作動を図1〜8を参照して説明する。本
発明の実施の形態のコイル挿入装置によりステータコイ
ル11とウェッジ12とをステータコア9のスロット1
0に挿入するには、油圧シリンダ等によりシリンダケー
ス43を下降させ、ストリッパ25及びウェッジプッシ
ャ40を図1に示す位置に移動する。この位置でウェッ
ジ12をブレード21に沿って装填し、ウェッジプッシ
ャ40上に載置し、次いでステータコイル11を隣接す
るブレード21の間隙に引っ掛けて挟持し、ステータコ
ア9を環体20の外周に嵌合させて押さえ治具60で抜
け出ることのないように保持する。
【0021】以上の準備の後、油圧シリンダ等によりシ
リンダケース43を上昇させるとこれに伴いストリッパ
25も上昇し、図3に示すように、ステータコイル11
はストリッパ25の切欠コーナー27部に引っ掛けら
れ、ブレード21に沿って押し上げられ、スロット10
に挿入される。またウェッジ12もウェッジプッシャ4
0により押し上げられスロット10に挿入される。そし
て切欠コーナー部27がステータコア9の上面付近に達
しステータコイル11のスロット10への挿入がほぼ完
了したときストリッパ25の上昇を一旦停止する。これ
と同時にストリッパ25の軸心上部にある複数の成形矢
61が上下バー68のシリンダ等の駆動伝達による下降
により、成形矢61の最下端はブレード21の上端付近
まで下降する。
【0022】このときウェッジ12は図4に示すように
まだスロット9への挿入は完了せず、図5の平面図に示
すようにステータコイル11と突子32の外側端面の間
に挟持され、スロット9の入口付近に位置している。と
ころでこの時点まではステータコイル11とウェッジ1
2とのスロット9への挿入は並列的に同時進行するので
両者間に摩擦抵抗は殆んど発生せず円滑に挿入される。
【0023】ストリッパ25を停止させた後、流路54
を通して油圧等によりピストン50を作動させカム35
をストッパ(ボルト)55により規制される位置まで上
方に変位させる。カム35の変位に伴いカム面34に摺
接している突子32がスプリング39の付勢力に抗して
押し広げられ、ストリッパ25の外周面から突出する
と、突子32は、図6に示すようにスロット10内に進
入しウェッジ12をスロット10の奥へと押し付ける。
さらにブレード21上端付近まで下降させておいた複数
の成形矢61を、サーボ等の推力で駒65を動作させ溝
カム64を回転させることにより、図8に示すように溝
カム面64aに沿ってカムフォロア67が外周方向に移
動するに従い成形矢61もスロット10内に向って広が
って行く。
【0024】その結果、図7に示すように突子32と成
形矢61の両者でステータコイル11を塑性変形させス
ロット10の奥に押し込むことができる。次に成形矢6
1はこの状態で保持し、突子32だけをピストン50を
プラグ47に当接するまで下降させて、カム35を元の
位置まで戻し、突子32も元の位置に復帰させる。
【0025】この状態で再びシリンダケース43を上昇
させストリッパ25を上昇させる。このときステータコ
イル11とウェッジ12間の摩擦抵抗は、突子32が元
の位置に戻っても成形矢61は挿入されたスロット間の
ステータコイル11を保持しているため、非常に小さ
く、ウェッジ12はウェッジプッシャ40によって円滑
に押し上げられ、スロット10内への挿入が完了する。
ウェッジ12の挿入が完了した後、シリンダケース43
は下方駆動されストリッパ25は下降し、成形矢61は
内径側に戻った後上方に移動して、それぞれ図1に示す
位置まで復帰し、1工程が終了する。
【0026】この1相分のステータコイルのステータコ
アへの組付けが終ると、ステータコア搬送用コンベアが
動いて組付完了ステータコアを新しいステータコアと入
れ替える。2相分及び3相分のステータコイルはそれぞ
れ別のコイル挿入装置に移送されてそこで個々に組付け
が行われる。図9は1相分のコイルの組付けが完了した
状態を示しており、図10,11は3相分のコイルの組
付けが完了した状態を示している。
【0027】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によれば
ステータコイルとウェッジとの挿入工程の途中で、ステ
ータコイルをスロット内とステータコア上部との両側で
スロットの奥に押し込んだ後、さらにステータコア上部
のステータコイルを押さえたまま、ウェッジをステータ
コア上面まで挿入することが可能となり、挿入工程の全
てにわたってステータコイルとウェッジ間には摩擦抵抗
が殆んど発生せず、ウェッジをスロット内に円滑に挿入
することが可能となる。従って、高密度にステータコイ
ルを挿入する場合にあっても、ウェッジが、座屈、折
れ、曲がり等の破損をしたり、或いはスロットへの挿入
姿勢がずれるといった不具合が解消され、ステータコイ
ルの飛び出し及びステータコイルとステータコア間の絶
縁の低下を確実に防止できる。これにより製品の小型、
高出力化及び品質が一般と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのコイル挿入装置の
縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態としてのコイル挿入装置の
一部を断面で示した平面図である。
【図3】本発明のコイル挿入装置のステータコイルとウ
ェッジの挿入工程を示す縦断面図である。
【図4】図3と同じくステータコイルとウェッジの挿入
工程の一部を拡大して示した縦断面図である。
【図5】ステータコイルとウェッジの挿入工程の一部を
拡大して示した横断面図である。
【図6】図5と同じくステータコイルとウェッジの挿入
工程の一部を拡大して示した横断面図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるコイル挿入装置の
ステータコイルとウェッジの挿入工程の要部を拡大して
示した横断面図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるコイル挿入装置の
ベースの平面図である。
【図9】本発明のコイル挿入装置により1相分のステー
タコイルとステータコアに組付けた状態を示す斜視図で
ある。
【図10】本発明のコイル挿入装置により3相分のステ
ータコイルをステータコアに組付けた状態を示す斜視図
である。
【図11】本発明のコイル挿入装置により3相分のステ
ータコイルをステータコアに組付けた状態を示す平面図
である。
【図12】従来のコイル挿入装置の縦断面図である。
【図13】従来のコイル挿入装置のステータコイルとウ
ェッジの挿入工程の要部を拡大して示す横断面図であ
る。
【符号の説明】
9…ステータコア 10…スロット 11…ステータコイル 12…ウェッジ 20…環体 21…ブレード 22…間隙 25…ストリッパ 26…突起部 27…切欠コーナー部 28…足部 30…中空部 31…溝 32…突子 35…カム 39…スプリング 40…ウェッジプッシャ 43…シリンダケース 49…ロッド 50…ピストン 61…成形矢 62…スライダ 64…溝カム 65…駒 66…ベース 67…カムフォロア 68…上下バー 77…カムホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H603 AA00 AA09 BB01 BB12 CA01 CB02 CB26 CC05 CC07 CC17 CD22 CE01 EE22 5H615 AA01 BB01 BB14 PP01 PP08 PP13 PP19 QQ02 QQ13 QQ27 SS10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隙を保って環状に配設した複数のブレ
    ードからなり、前記間隙にステータコイルを挟持すると
    ともに外周にステータコアが嵌合される環体と、 該環体内でブレードに沿って進退駆動されるとともに、
    外周に前記間隙内に入り込む突起部が形成され、該突起
    部の上端に切欠コーナー部を形成し前進駆動によりステ
    ータコイルをステータコアのスロットに挿入するストリ
    ッパと、 ステータコイル固定用のウェッジを前記スロットに挿入
    するため、該ストリッパと一体的に駆動されるウェッジ
    プッシャと、 該ストリッパの内部に中空部およびストリッパの半径方
    向に走り該中空部とストリッパ外周面を連通しその延長
    線が前記間隙に達する溝を形成し、該溝に摺動自在に嵌
    合され外側端面が前記突起部と構成する突子と、 該突子の内側端面に摺接するカム面を有すると共に、ス
    トリッパの軸心方向に変位可能に該中空部内に配設され
    突子を摺動させるカムと、 該突子に装着され該突子の内側端面をカム面に圧接させ
    るスプリングと、を備えたコイル挿入装置において、 前記環体の軸心上部を上下自在に駆動させるとともに、
    前記ブレードの配設と均等配分に半径方向放射状に進退
    自在な複数の成形矢を設けたことを特徴とするコイル挿
    入装置。
  2. 【請求項2】 前記成形矢はステータコイルをステータ
    コアのスロットに挿入途中に、ステータコアの上部に挿
    入配列されたステータコイルを前記ストリッパの軸心側
    からステータコア外周側へ放射状に移動し、前記突子の
    移動量に合わせるようにステータコイルを成形する請求
    項1に記載のコイル挿入装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のコイル挿入装置
    によって形成され、複数相のステータコイルを備え、そ
    の各々の相のステータコイルが交互にそれぞれ異なるス
    テータコアのスロットに挿入されていることを特徴とす
    るステータコア。
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Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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